JP2002538492A - 走査光学顕微鏡およびその使用方法 - Google Patents

走査光学顕微鏡およびその使用方法

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JP2002538492A JP2000601487A JP2000601487A JP2002538492A JP 2002538492 A JP2002538492 A JP 2002538492A JP 2000601487 A JP2000601487 A JP 2000601487A JP 2000601487 A JP2000601487 A JP 2000601487A JP 2002538492 A JP2002538492 A JP 2002538492A
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Abstract

(57)【要約】 検出器虹彩(36)のレベルで試料の拡大を変更する効果を有する、共焦点光学顕微鏡の検出光の経路に可逆的(31、32)に挿入可能な光学アタッチメントユニットを記載する。この変更は縮小の好ましい形に存することにより、多光子イメージングおよびその他の目的に必要とされるときに、共焦点機能と引き換えに高い感度が得られる。ユニットを挿入する動作によって光学望遠鏡(30)または共焦点機能に用いられるその他のイメージング手段が妨害または除去されることがないため、共焦点機能を再現性よくかつ迅速に復帰できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
この発明は一般的に共焦点光学顕微鏡と、そのアタッチメントと、その使用方
法とに関する。
【0002】
【発明の背景】
共焦点光学顕微鏡においては、照明の単一のスポットが試料上に焦点合わせさ
れ、光の検出器はそのスポットのみに由来する光を受取る。試料上のスポットを
走査することによって、または静止するスポットに対して試料を走査することに
よって、像が累進的に構築される。ミンスキー(Minsky)(米国特許第3 01
3 467号)が最初にこうした顕微鏡を記載し、この顕微鏡はピンホール開口
と、試料からの光をその開口上に焦点合わせするための光学手段との使用を含む
。これおよびその他の初期の装置は、最適な共焦点動作のためにピンホール開口
が非常に小さいことが要求されるという困難性を有した。たとえば、ウィルソン
およびカーリニ(Carlini)は、the Journal of Microscopy 149, pp51-66 (198
8)にて出版された記事において、一般的に用いられるタイプの顕微鏡の対物レン
ズに対する最適なピンホール直径は10μmであると算出した。このため、共焦
点顕微鏡の製造および正しい配列は困難であった。ホワイト(米国特許第5 0
32 720号)は、こうした顕微鏡において大幅に余分の光学拡大を用いるこ
とを教示し、それによって顕微鏡の共焦点機能の妥協なしに直径数ミリメートル
の開口の使用を可能にした。ホワイトの装置において、その余分の拡大は、顕微
鏡の接眼レンズを用いて非常に大きな距離(1メートル以上)を通じて実像を投
射することによって達成された。拡大は望遠鏡によっても達成できることが光学
の当業者に周知である。フクヤマ(米国特許第5 225 671号)は、この
目的のための2つのタイプの望遠鏡、すなわち正および負のレンズからなるガリ
レイ式望遠鏡と、凸状および凹状の反射要素からなる反射屈折の望遠鏡とを記載
した。バイオラッド社(Bio-Rad Ltd.)の出版した小冊子においては、2つの正
レンズからなる望遠鏡とともに共焦点走査ヘッド(マイクロラジアンス(microR
adiance))のモデルが示されている。
【0003】 余分な拡大を任意に取除くことによって走査ヘッドを非共焦点にできることが
望ましい。これはたとえば、検出器における信号強度を増加させ、または顕微鏡
の光学分割能を減少させて3次元における試料特性の探索を促進するために必要
とされる。別の重要な理由は、多光子エピ蛍光(epifluorescence)顕微鏡にお
いて共焦点ジオメトリによって収集できるよりも多くの信号を収集するためであ
る。後者の望ましさについては、デンク、ピストンおよびウェブによって、J.
ポーリー(Pawley)編集の生物共焦点顕微鏡のハンドブック(The Handbook of
Biological Confocal Microscopy)pp445-458 Plenum Press (1995)に考察され
ている。前述の望遠鏡に基づくシステムの不利な点は、望遠鏡のレンズまたは鏡
を非常に正確に位置決めする必要があるために、十分に再現性のある態様で望遠
鏡を取外し、より低い拡大を与える光学要素を置換し、望遠鏡を元に戻すことが
困難なことである。たとえば、バイオラッド社によって製造されるシステムにお
いて用いられる望遠鏡は約15倍の力を有する。検出器の虹彩にスポットを投射
する際の横向きの尤度は160mmの距離において0.2mmであり、これは1
.2mradの角度に相当する。望遠鏡軸の角位置における機械的尤度は1.2
/15または0.08mradであり、これは通常の機械的取付によって維持す
ることが困難である。
【0004】 この発明の適用は1つの局面において、望遠鏡を妨害することなく挿入または
除去することが可能な付加的な光学ユニットを導入することによって検出器ダイ
アフラムにおける拡大を変化させることのできる手段に関し、それによって共焦
点機能との迅速かつ正確な切換が可能となる。
【0005】
【この発明について】
この発明の1つの局面に従うと、検出器開口の面における試料の像の拡大を変
化させるために光検出器に通じる光の経路に挿入するための光学力を有するユニ
ットを含む、走査光学顕微鏡のためのアタッチメントが提供される。
【0006】 この発明の別の局面に従うと、検出器開口の面における試料の像の拡大を変化
させるために光の経路に挿入可能な光学力を有するユニットを含むアタッチメン
トと組合せて、光検出器と、使用中にそこを通じて試料からの光が検出器上に焦
点合わせされる検出器開口とを有する走査光学顕微鏡が提供される。
【0007】 よってこの発明は、挿入時には検出器開口または虹彩のレベルにおいて物体の
実像の拡大を変更する、検出器に続く共焦点顕微鏡の光の経路に可逆的に挿入で
きるアタッチメントユニットを提供する。このユニットは、検出器虹彩の面にお
ける像の拡大を変える正および負の力のレンズまたは反射器の集合からなる。望
遠鏡が存在するシステムにおいては、このユニットは望遠鏡に加えて用いられ、
望遠鏡の射出瞳の見かけの位置を一定に保つ。共焦点イメージングの際に検出器
と共焦点虹彩との間で集光レンズが用いられて検出器上に望遠鏡の射出瞳をイメ
ージングするとき、このユニットが挿入されたときにも集光レンズはこの態様で
機能し続けることが好ましく、ユニットの設計の特別な特徴によってそれを可能
にできる。このユニットの使用方法は、そのユニットが生成する拡大およびイメ
ージングのモードに従って変化する。共焦点性能なしに多光子イメージングにお
ける信号収集を最大化し、高感度のエピ蛍光イメージングを与えるために、好ま
しくは虹彩が最大限に開いた検出器とともに、負の拡大を与える(すなわち望遠
鏡の拡大を減少させる)形を用いてもよい。共焦点性能を改善するために、また
は特別の非標準的開口マスクの使用を可能にするために、制限された開口ととも
に、正の拡大を与える形を用いてもよい。
【0008】
【実施例の説明】
この発明は、共焦点光学顕微鏡の性能を変更したり、またはそれを非共焦点に
するためにそれに加え得る焦点合わせ光学アタッチメントユニットに関する。な
お、このユニットは色消しの性能という利点を有する反射光学要素によって構成
されてもよいが、以下の考察においては簡略化のためにレンズで構成される形の
みを参照する。またここでは、照明のためまたは照明光を顕微鏡に導入するため
に必要な、光源、レーザもしくはその他のもの、または入力開口もしくはあらゆ
る光学部品については参照しない。共焦点エピ蛍光および多光子エピ蛍光のため
の照明手段は現在周知であり、図1および図2においては省略されているが、以
下のすべての考察においてこれらの機能が存在していることが想定される。
【0009】 図1に、共焦点光学顕微鏡の先行技術を示す。顕微鏡試料内の面4中にある点
1、2および3は光線源であり、光線は6に示される面に射出瞳を有する対物レ
ンズ5を通る。簡略化の目的のため、射出瞳は対物レンズの後部焦点面中にある
と考える。点1、2および3は顕微鏡の中間像面7中のそれぞれ8、9および1
0にイメージングされる。接眼レンズまたは走査レンズ11は像点8、9および
10の各々を通る光を平行にし、その平行の光線束はすべていわゆるラムスデン
円、すなわち面12の中央領域を通り、これは実際には物体の射出瞳の像である
。前述の事柄はすべて全く通常の技術であり、一般的にあらゆる光学顕微鏡に当
てはまる。ホワイトによって教示され、ここに示した余分の拡大は、ホワイトの
元の設計においてはラムスデン円から放射する平行ビームが余分な光学部品なし
に接眼レンズから大きな距離を置いて像を形成できるようにすることによって達
成された。しかし図1には現在より一般的な設計を示しており、ここでは望遠鏡
が用いられる。ここに示す望遠鏡は、より長い焦点距離の正のレンズ13と、そ
れに続くより短い焦点距離の正のレンズ18とを含む。レンズ13は試料点1、
2および3を、15、16および17においてイメージングする。レンズ18は
これらの点の高度に拡大された実像を、虹彩24の形のさまざまな共焦点開口を
含む像面23中の20、21および22にそれぞれ生成する。なお、12のラム
スデン円と同様に、望遠鏡からのすべての光は面19における射出瞳を通り、こ
れは物体の射出瞳の像である。検出器開口24を通った光は集光レンズ25に入
り、これは望遠鏡の射出瞳19を、検出器26上、または光ファイバのコアもし
くは分光計の入口などのいくつかの同等の装置上にイメージングする。回折制限
される光のスポットによって軸点2のみが照らされると仮定するとき、図1に示
される顕微鏡が共焦点的に機能し得る態様が示されるであろう。検出はこの点お
よびそのすぐ周囲に限定され、点1または3を通って散乱するあらゆる光は20
および22に向けられて検出器を通ることができない。
【0010】 図2は図1と似ているが、この発明のアタッチメントユニットが望遠鏡と検出
器虹彩ダイアフラムとの間に挿入されていることが示される点が異なる。この好
ましい形において、このユニットは図中に単一のレンズ27として表わされる正
のレンズの集合と、それに続く単一のレンズ28として表わされる負のレンズの
集合とからなる。1つのユニットとして構成されるこれらの集合の効果により、
試料点1、2および3の像がともに近接するために検出器の虹彩内に入り、それ
らからの光が検出器を通る。また、望遠鏡の射出瞳は前述と同様に検出器上にイ
メージングされる。レンズ27および28に対して必要とされる焦点距離は、物
体および像の距離を焦点距離に関係づける周知のレンズの公式から算出できる。
レンズ27はレンズ28を越えて射出瞳をイメージングするために必要である。
その結果レンズ28に対する(負の)物体距離が得られ、レンズ28に対する焦
点距離は望遠鏡の射出瞳の元の位置に虚像を生成するために必要とされるもので
ある。
【0011】 図3は、バイオラッド社製のラジアンスプラス(Radiance Plus)モデルに対
応する共焦点走査ヘッドの工学的概略図である。この走査ヘッドを従来の光学顕
微鏡に取付けることによって、それを共焦点エピ蛍光顕微鏡に変える。走査接眼
レンズ29からの光は試料から複雑な走査装置を通って、最終的には管30中に
取付けられた望遠鏡中に静止ビームとして入り、この望遠鏡は長い焦点距離の下
側(図面を参照)レンズと、短い焦点距離の上側レンズとを含み、どちらのレン
ズも正である。前述のとおり、あらゆる角度の調整不良を避けるため、この管は
製造の際に走査ヘッドのフレームに永続的に固定される。この発明に従ったユニ
ットは光の経路31に置かれ、走査ヘッドを通常の共焦点機能に復帰させるため
にサーボモータによって外に揺らされて位置32に移動してもよい。31から放
射する光は反射器33によって再方向付けされ、その一部が色反射器34によっ
て反射されて偏光子35(経路中に任意に存在する)を通り、共焦点虹彩36、
集光レンズ37および多モード光ファイバ38を通り、この手段によって検出器
に導かれる。この発明のアタッチメントを光の経路の外に揺らすとき、望遠鏡は
固定されたままであるため、直ちに共焦点機能が復帰される。
【0012】 この発明に従ったユニットの動作方法は以下のとおりである。試料を最初に調
べるとき、または最高の光学感度および最低の深度の区別が必要とされるような
その他の状態において、このユニットは経路の中に揺らされ、好ましくは虹彩が
完全に開かれる。その結果、実験的な試験において、3xから8xの因子によっ
てエピ蛍光信号が増加する。イメージングのために共焦点開口が必要でなく、試
料中で散乱して焦点合せされた照明スポットから離れた領域に入った光を含むす
べての放射光を検出することが望ましい多光子蛍光イメージングにおいて、同じ
調整が行なわれる。
【0013】 またこの発明の範囲内で、前述とは逆の順序の正および負のレンズからなる取
外し可能なユニットが縮小ではなく拡大アクセサリを構成する形が考えられる。
この利点は、用いるより小さな開口の大きさに対して試料が十分に明るいときに
、理想的な共焦点性能により近づくことができる点である。つまり、最小限の有
効な開口の大きさが機械的虹彩の最小直径に制限されることがなくなる。別の利
点は、アポダイゼーション開口もしくはその他の特定化した開口、または四分円
ダイオードもしくはその他の検出器を、これらの構成要素の機械的設置および中
心合せにおいて挿入するときに要求される精度が低くなることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 先行技術に従った共焦点顕微鏡の光学的概略図である。この図面
および図2においては、図面を簡略化するため、光源、入力開口および光を顕微
鏡中に導入する手段はすべて省略している。
【図2】 図1の顕微鏡に挿入されたこの発明のアタッチメントユニットお
よびその光学的効果を示す図である。
【図3】 商業的に製造される共焦点顕微鏡の工学的構造の概略図であり、
光学縦列に挿入されたこの発明を示す図である。この図はバイオラッド社製の「
ラジアンスプラス」モデルに基づく。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月27日(2000.12.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 走査光学顕微鏡およびその使用方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
【発明の分野】 この発明は一般的に、共焦点能を有する走査光学顕微鏡と、その使用方法とに
関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 この発明の適用は、望遠鏡を妨害することなく挿入または除去することが可能
な付加的な光学ユニットを導入することによって検出器ダイアフラムにおける拡
大を変化させることのできる手段を有する走査光学顕微鏡に関し、それによって
共焦点機能との迅速かつ正確な切換が可能となる。 この発明は、米国特許第5334830号の開示に対する改善形として示すこ
とができ、この公知の特徴は添付の請求項1のプリアンブルに含まれる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
【この発明について】 この発明に従うと、望遠鏡と、使用中にそこを通って試料からの光が検出器上
に焦点合せされる検出器開口を有する光検出器とを有し、検出器開口の面におけ
る試料の像の拡大を変えるために、顕微鏡を通る光の経路に挿入可能な光学力を
有するユニットを含むアタッチメントと組合せられた走査光学顕微鏡が提供され
、この顕微鏡はユニットが光の経路に挿入されていないときには共焦点顕微鏡で
あり、ユニットが光の経路に挿入されているときには非共焦点顕微鏡であり、こ
のユニットは望遠鏡と光検出器との間の場所において光の経路に挿入可能である
ことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】 よってこの発明は、挿入時には検出器開口または虹彩のレベルにおいて物体の
実像の拡大を変更する、検出器に続く共焦点顕微鏡の光の経路に可逆的に挿入で
きるアタッチメントユニットを有する走査光学顕微鏡を提供する。このユニット
は、検出器虹彩の面における像の拡大を変える正および負の力のレンズまたは反
射器の集合からなることが好ましい。このユニットは望遠鏡に加えて用いられ、
望遠鏡の射出瞳の見かけの位置を一定に保つ。共焦点イメージングの際に検出器
と共焦点虹彩との間で集光レンズが用いられて検出器上に望遠鏡の射出瞳をイメ
ージングするとき、このユニットが挿入されたときにも集光レンズはこの態様で
機能し続けることが好ましく、ユニットの設計の特別な特徴によってそれを可能
にできる。このユニットの使用方法は、そのユニットが生成する拡大およびイメ
ージングのモードに従って変化する。共焦点性能なしに多光子イメージングにお
ける信号収集を最大化し、高感度のエピ蛍光イメージングを与えるために、好ま
しくは虹彩が最大限に開いた検出器とともに、負の拡大を与える(すなわち望遠
鏡の拡大を減少させる)形を用いてもよい。共焦点性能を改善するために、また
は特別の非標準的開口マスクの使用を可能にするために、制限された開口ととも
に、正の拡大を与える形を用いてもよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
【実施例の説明】 この発明は、共焦点光学顕微鏡の性能を変更したり、またはそれを非共焦点に
するためにそれに加えられる焦点合わせ光学アタッチメントユニットに関する。
なお、このユニットは色消しの性能という利点を有する反射光学要素によって構
成されてもよいが、以下の考察においては簡略化のためにレンズで構成される形
のみを参照する。またここでは、照明のためまたは照明光を顕微鏡に導入するた
めに必要な、光源、レーザもしくはその他のもの、または入力開口もしくはあら
ゆる光学部品については参照しない。共焦点エピ蛍光および多光子エピ蛍光のた
めの照明手段は現在周知であり、図1および図2においては省略されているが、
以下のすべての考察においてこれらの機能が存在していることが想定される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】 図2は図1と似ているが、この発明の一部を形成するアタッチメントユニット
が望遠鏡と検出器虹彩ダイアフラムとの間に挿入されていることが示される点が
異なる。この好ましい形において、このユニットは図中に単一のレンズ27とし
て表わされる正のレンズの集合と、それに続く単一のレンズ28として表わされ
る負のレンズの集合とからなる。1つのユニットとして構成されるこれらの集合
の効果により、試料点1、2および3の像がともに近接するために検出器の虹彩
内に入り、それらからの光が検出器を通る。また、望遠鏡の射出瞳は前述と同様
に検出器上にイメージングされる。レンズ27および28に対して必要とされる
焦点距離は、物体および像の距離を焦点距離に関係づける周知のレンズの公式か
ら算出できる。レンズ27はレンズ28を越えて射出瞳をイメージングするため
に必要である。その結果レンズ28に対する(負の)物体距離が得られ、レンズ
28に対する焦点距離は望遠鏡の射出瞳の元の位置に虚像を生成するために必要
とされるものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】 この発明に従った顕微鏡およびユニットの動作方法は以下のとおりである。試
料を最初に調べるとき、または最高の光学感度および最低の深度の区別が必要と
されるようなその他の状態において、このユニットは経路の中に揺らされ、好ま
しくは虹彩が完全に開かれる。その結果、実験的な試験において、3xから8x
の因子によってエピ蛍光信号が増加する。イメージングのために共焦点開口が必
要でなく、試料中で散乱して焦点合せされた照明スポットから離れた領域に入っ
た光を含むすべての放射光を検出することが望ましい多光子蛍光イメージングに
おいて、同じ調整が行なわれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出器開口の面における試料の像の拡大を変えるために、光
    検出器に導く光の経路に挿入するための光学力を有するユニットを含む、走査光
    学顕微鏡のためのアタッチメント。
  2. 【請求項2】 挿入されるユニットは、検出器開口の面における像の拡大を
    減少させるために作用する、請求項1に記載のアタッチメント。
  3. 【請求項3】 前記ユニットは正の力の光学要素および負の力の光学要素を
    含む、請求項1または2に記載のアタッチメント。
  4. 【請求項4】 使用中、試料からの光は正の力の要素から負の力の要素へと
    通過する、請求項2または3に記載のアタッチメント。
  5. 【請求項5】 その他の光学構成要素の位置決めを変えることなく前記ユニ
    ットを光の経路の中および外に任意に移動させるための手段と組合せた、請求項
    1から4のいずれかに記載のアタッチメント。
  6. 【請求項6】 拡大の変化は、顕微鏡の一部を形成する望遠鏡の射出瞳の見
    かけの位置をシフトすることなく達成され、前記射出瞳は検出器上に、または光
    を検出器に導く光ファイバのコア上に焦点合せされる、請求項1から5のいずれ
    かに記載のアタッチメント。
  7. 【請求項7】 光検出器および使用中に試料からの光をそこを通じて検出器
    上に焦点合せするための検出器開口を有する走査光学顕微鏡と、検出器開口の面
    における試料の像の拡大を変えるために光の経路に挿入可能な光学力を有するユ
    ニットを含むアタッチメントとの組合せ。
  8. 【請求項8】 光の経路への前記ユニットの挿入は、検出器開口の面におけ
    る像の拡大を減少させる働きをする、請求項7に記載の組合せ。
  9. 【請求項9】 前記ユニットは正の光学力を有する要素および負の光学力を
    有する要素を含む、請求項7または8に記載の組合せ。
  10. 【請求項10】 前記ユニットが光の経路に挿入されるとき、光は正の力の
    要素から負の力の要素へと通過する、請求項8または9に記載の組合せ。
  11. 【請求項11】 前記正および負の力の要素はレンズからなる、請求項8か
    ら10のいずれかに記載の組合せ。
  12. 【請求項12】 前記ユニットを光の経路に挿入することによって、顕微鏡
    の一部を形成するその他の光学構成要素の位置決めをシフトすることなく前記拡
    大の変化を起こす、請求項7から11のいずれかに記載の組合せ。
  13. 【請求項13】 前記光学走査顕微鏡は、前記アタッチメントユニットが光
    の経路に挿入されているときにもいないときにも、検出器上または検出器に導く
    光ファイバのコア上に焦点合せされる射出瞳を有する望遠鏡を含む、請求項7か
    ら12のいずれかに記載の組合せ。
  14. 【請求項14】 前記光学走査顕微鏡は前記ユニットが光の経路に挿入され
    ていないときには共焦点顕微鏡であり、前記ユニットが光の経路に挿入されてい
    るときには非共焦点顕微鏡である、請求項7から13のいずれかに記載の組合せ
  15. 【請求項15】 前記アタッチメントは、前記ユニットを光の経路の中およ
    び外に揺らすための手段を含む、請求項7から14のいずれかに記載の組合せ。
  16. 【請求項16】 検出器開口は虹彩ダイアフラムである、請求項7から15
    のいずれかに記載の組合せ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の組合せの使用方法であって、最大の光
    学感度および最小の深度の区別のために、または多光子蛍光イメージングのため
    に、この方法に従って前記ユニットが光の経路に挿入されかつ虹彩ダイアフラム
    が完全に開かれる、方法。
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