JPH09216468A - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
- Publication number
- JPH09216468A JPH09216468A JP8027095A JP2709596A JPH09216468A JP H09216468 A JPH09216468 A JP H09216468A JP 8027095 A JP8027095 A JP 8027095A JP 2709596 A JP2709596 A JP 2709596A JP H09216468 A JPH09216468 A JP H09216468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- general formula
- recording material
- alkyl group
- represented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
ジアゾ感熱記録材料を提供する。 【解決手段】 支持体上に、ジアゾニウム塩化合物とカ
プラーとを含有する感熱記録層を設けた感熱記録材料に
おいて、該感熱記録層中に、カプラーとして、一般式
(1)で表されるアニリド誘導体を含む。 一般式(1) 【化1】 (式中、R1 、R3 はそれぞれアルキル基またはアリー
ル基を、R2 は置換アミノ基またはグアニジノ基を、m
は2〜9の整数を、Wはハロゲン原子またはアルキル基
を、nは0〜3の整数を表す。)
Description
物の感光性を利用した記録材料に関する。更に詳しく
は、発色性及び記録前保存性を改良した黄発色型のジア
ゾ感熱記録材料に関する。
ゾニウム塩化合物とカプラーを用いたジアゾ感熱記録材
料において、黄発色性であり、記録前保存性、発色濃度
を向上した感熱記録材料が強く要請されている。ジアゾ
ニウム塩化合物の感光性を利用した記録材料としては大
別すると湿式現像型、乾式現像型、熱現像型の三つのタ
イプに分類でき、これらの特徴については特開平7−2
23368号等に詳しい。これらのタイプの中で熱現像
型は湿式現像型や乾式現像型と違い現像液不要のために
保守上のメリットを有している。
物、カプラーを含有する層を設けた材料を加熱して所望
の発色濃度を得るためには、加熱により各成分が瞬時に
溶融、拡散、反応して発色色素を生成させる必要がある
が、この反応時に系を塩基性にすることが反応を促進さ
せる効果があり好ましい。従って、加熱で実用上大きな
障害とならない程度の記録速度をもつ感熱記録材料を作
成するためには、塩基性物質を塗層中に含有させること
が必須要件となる。
に地肌部が着色してきたり、発色濃度が低下してきたり
することをできるだけ抑えることも必須条件である。こ
こで加熱温度が低くても十分に発色して高濃度が得られ
るような材料を設計すると、当然のことながら記録前に
室温に保存している間でも発色反応が起こる可能性があ
り、白くなければならない地肌部が着色してくる現象と
して現れる。この問題を解決するために本発明者らは鋭
意検討した結果、支持体上にジアゾニウム塩化合物、カ
プラー及び塩基性物質を含有する熱現像し得る感光層を
設けた記録材料において、該ジアゾニウム塩化合物をマ
イクロカプセルの中に含有させること、更に、塩基性物
質の探索、マイクロカプセルの作り方などの観点からも
検討を続け、記録前保存中の地肌着色を抑えることに成
功した(特開平2−54251号)。ところが、さらな
る発色性の向上を図ろうとすると記録前の地肌部の保存
性が悪化する欠点があった。例えば、黄〜橙色用アゾ色
素のカプラーとして、アシルアセトアニリド型の化合物
が広く用いられているが、この中で3−オキソブタン酸
2’,5’−ジメトキシ−4’−クロロアニリドは、発
色性の高いカプラーとして知られている。しかしなが
ら、このカプラーは塩基を共存させると記録前に一部が
発色反応を生じ、地肌部が着色する欠点を有していた。
またアシルアセトアニリド化合物として、特開平4−2
01483号公報記載の化合物が知られており、これら
の化合物は記録前の発色反応は起こさないものの、記録
時に十分な発色性を有してはいない。このように、黄発
色性を有し、記録前保存中の地肌着色を抑え、優れた発
色濃度を同時に満足する感熱記録材料は未だ得られてい
ないのが現状である。
鑑みてなされたもので、記録前の保存性(生保存性)が
改良され、発色性に優れた黄発色型のジアゾ感熱記録材
料を提供することを目的とする。
を達成するため、特にカプラー、さらにジアゾニウム塩
化合物に着目し、鋭意検討を行った結果、下記の手段に
より、得られる感熱記録材料は生保存性、発色性が改良
され、黄発色性に優れることを見出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち、(1)本発明の感熱記録材料
は、支持体上に、ジアゾニウム塩化合物と、該ジアゾニ
ウム塩化合物と熱時反応して発色するカプラーとを含有
する感熱記録層を設けた感熱記録材料において、該カプ
ラーとして下記一般式(1)で表されるアニリド誘導体
の少なくとも1種を含むことを特徴とする。 一般式(1)
またはアリール基を、R2 は下記一般式(2)または下
記一般式(3)で表される基を、mは2〜9の整数を、
Wはハロゲン原子またはアルキル基を、nは0〜3の整
数を表す。 一般式(2)
置換のアルキル基を表し、またはR 4 とR5 とが互いに
結合した5乃至6員環の基を表す。 一般式(3)
たはアリール基を表す。) (2)本発明の感熱記録材料は、前(1)項において、
前記ジアゾニウム塩化合物が下記一般式(4)で表され
ることを特徴とする。 一般式(4)
ルキル基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を、R
8 、R9 はそれぞれアルキル基を、X- はポリフルオロ
アルキルカルボン酸イオン、ポリフルオロアルキルスル
ホン酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン及びヘキサ
フルオロリン酸イオンから選ばれる対アニオンを表
す。) (3)本発明の感熱記録材料は、前(1)項または
(2)項において、前記ジアゾニウム塩化合物がマイク
ロカプセルに内包されていることを特徴とする。
ルキル基としては総炭素数1〜10のアルキル基であ
り、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、t−ブチル基、1−メチルシクロプロピル基、1−
エチルシクロプロピル基、トリフルオロメチル基等が挙
げられ、効果の点から好ましくはメチル基、t−ブチル
基、1−メチルシクロプロピル基、トリフルオロメチル
基が挙げられる。
リール基としては総炭素数6〜20のアリール基であ
り、例えばフェニル基、トリル基、メトキシフェニル基
等が挙げられ、効果の点から好ましくはフェニル基が挙
げられる。
される連結基としては以下に示す構造が挙げられる。
挙げられる。
ルキル基としては総炭素数1〜15のアルキル基であ
り、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ウンデシル
基等が挙げられ、効果の点から好ましくはブチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、ウンデシル基が挙
げられる。また、R3 で表されるアルキル基はさらに置
換基を有していてもよく、これら置換アルキル基として
は、アリル基、ベンジル基、アルコキシカルボニルアル
キル基、アミノスルホニルフェノキシアルキル基、ヒド
ロキシベンゾイルオキシアルキル基等が挙げられ、効果
の点から好ましくはアリル基、2−(4−アミノスルホ
ニルフェノキシ)エチル基、3−(4−アミノスルホニ
ルフェノキシ)プロピル基、2−(4−ヒドロキシベン
ゾイルオキシ)エチル基が挙げられる。
リール基としては総炭素数6〜20のアリール基であ
り、例えばフェニル基、トリル基、メトキシフェニル基
等が挙げられ、効果に点から好ましくはフェニル基が挙
げられる。
(W基がない)の場合、つまり水素原子となるが、効果
の点から好ましい。一般式(1)において、Wで表され
るハロゲン原子としては塩素原子、フッ素原子、臭素原
子等が挙げられ、効果の点から好ましくは塩素原子が挙
げられる。一般式(1)において、Wで表されるアルキ
ル基としてはメチル基、エチル基プロピル基等が挙げら
れ、効果の点から好ましくはメチル基が挙げられる。
キル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、
t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、
2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等が挙げら
れ、効果の点から好ましくはプロピル基、ブチル基が挙
げられる。
アルキル基としてはアリル基、アルコキシアルキル基、
アラルキル基、アリールオキシアルキル基等が挙げられ
る。このなかでアルコキシアルキル基としては2−メト
キシエチル基、2−エトキシエチル基、3−メトキシプ
ロピル基、3−エトキシプロピル基等が挙げられ、アラ
ルキル基としては、ベンジル基、2−フェニルエチル
基、p−メチルベンジル基、p−メトキシベンジル基、
p−クロロベンジル基、2−(4−メチルフェニル)エ
チル基、2−(4−メトキシフェニル)エチル基、2−
(4−クロロフェニル)エチル基等が挙げられ、アリー
ルオキシアルキル基としては2−フェノキシエチル基、
2−(4−メチルフェノキシ)エチル基、2−(4−メ
トキシフェノキシ)エチル基、2−(4−クロロフェノ
キシ)エチル基、2−フェノキシ−1−メチルエチル
基、2−(4−メチルフェノキシ)−1−メチルエチル
基、2−(4−メトキシフェノキシ)−1−メチルエチ
ル基、2−(4−クロロフェノキシ)−1−メチルエチ
ル基、2−フェノキシプロピル基、2−(4−メチルフ
ェノキシ)プロピル基、2−(4−メトキシフェノキ
シ)プロピル基、2−(4−クロロフェノキシ)プロピ
ル基、3−フェノキシプロピル基、3−(4−メチルフ
ェノキシ)プロピル基、3−(4−メトキシフェノキ
シ)プロピル基、3−(4−クロロフェノキシ)プロピ
ル基等が挙げられる。
いに結合した5乃至6員環の基としては、ピロリジニノ
基、ピペリジノ基、モルホリノ基、チオモルホリノ基、
ピペラジノ基等が挙げられ、また、環上には置換基を有
していてもよく、それらは例えば低級アルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、アリールオキシアルキル基であ
る。
ましいものとしては以下のものが挙げられる。N,N−
ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ基、N,N
−ジプロピルアミノ基、N,N−ジイソプロピルアミノ
基、N,N−ジブチルアミノ基、N,N−ジイソブチル
アミノ基、N,N−ジシクロヘキシルアミノ基、N,N
−ジベンジルアミノ基、N,N−ジ(2−フェニルエチ
ル)アミノ基、N,N−ジ(2−フェノキシエチル)ア
ミノ基、N−メチル−N−エチルアミノ基、N−メチル
−N−(2−メトキシエチル)アミノ基、N−メチル−
N−(2−エトキシエチル)アミノ基、N−メチル−N
−プロピルアミノ基、N−メチル−N−オクチルアミノ
基、N−メチル−N−ベンジルアミノ基、N−メチル−
N−(2−フェニルエチル)アミノ基、N−メチル−N
−(2−フェノキシエチル)アミノ基、N−メチル−N
−〔2−(4−メチルフェノキシ)エチル〕アミノ基、
N−メチル−N−〔2−(4−メチルフェノキシ)エチ
ル〕アミノ基、N−メチル−N−〔2−(4−メトキシ
フェノキシ)エチル〕アミノ基、N−メチル−N−〔2
−(4−クロロフェノキシ)エチル〕アミノ基、N−メ
チル−N−(2−フェノキシ−1−メチルエチル)アミ
ノ基、N−エチル−N−(2−メトキシエチル)アミノ
基、N−エチル−N−(2−エトキシエチル)アミノ
基、N−エチル−N−プロピルアミノ基、N−エチル−
N−オクチルアミノ基、N−エチル−N−ベンジルアミ
ノ基、N−エチル−N−(2−フェニルエチル)アミノ
基、N−エチル−N−(2−フェノキシエチル)アミノ
基、N−エチル−N−〔2−(4−メチルフェノキシ)
エチル〕アミノ基、N−エチル−N−〔2−(4−メチ
ルフェノキシ)エチル〕アミノ基、N−エチル−N−
〔2−(4−メトキシフェノキシ)エチル〕アミノ基、
N−エチル−N−〔2−(4−クロロフェノキシ)エチ
ル〕アミノ基、N−エチル−N−(2−フェノキシ−1
−メチルエチル)アミノ基、ピロリジニノ基、ピペリジ
ノ基、2,2,6,6−テトラメチルピペリジノ基、2
−メチルピペリジノ基、モルホリノ基、N−メチルピペ
ラジノ基、N−フェニルピペラジノ基、N−ベンジルピ
ペラジノ基、N−(2−フェノキシエチル)ピペラジノ
基、N−(2−フェノキシエチル)ピペラジノ基、N−
(2−フェノキシ−1−メチルエチル)ピペラジノ基。
キル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、s−ブチル
基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル
基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等が挙げ
られ、効果の点から好ましくはブチル基、シクロヘキシ
ル基が挙げられる。一般式(3)において、R6 、R7
のアリール基としては、フェニル基、4−メチルフェニ
ル基、3−メチルフェニル基、2−メチルフェニル基、
4−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、2
−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、3−ク
ロロフェニル基、2−クロロフェニル基等が挙げられ、
効果の点から好ましくはフェニル基、3−メチルフェニ
ル基が挙げられる。
ましいものとしては以下のものが挙げられる。
ニリド誘導体の代表的な具体例を挙げるが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
導体は公知の方法で合成できる。以下に例としては例示
化合物(1−46)の合成例を示す。
タンスルホニルクロライド151gを25℃以下で滴下
し、1時間攪拌した。反応液に水300mlを加え、析
出した結晶を濾取、乾燥し、1,4−ビス(メタンスル
ホニルオキシ)ベンゼン148gを得た。1,4−ビス
(メタンスルホニルオキシ)ベンゼン148gを濃硫酸
400mlに溶解し、61%硝酸45ml、濃硫酸45
mlの溶液を10℃以下で滴下し、1時間攪拌後、氷水
1.5リットルに注加した。析出した結晶を濾取し、水
洗、乾燥し、2−ニトロ−1,4−ビス(メタンスルホ
ニルオキシ)ベンゼン160gを得た。
ニルオキシ)ベンゼン80gをアセトニトリル500m
lに溶解し、水酸化ナトリウム17gを含む水溶液10
0mlを30℃以下で滴下し、室温で1時間攪拌した。
反応液を水300mlに注加し、希塩酸を加えて中和
後、析出した結晶を濾取し、水洗、乾燥し、2−ニトロ
−4−メタンスルホニルオキシフェノール50gを得
た。2−ニトロ−4−メタンスルホニルオキシフェノー
ル16g、炭酸カリウム12g、ジメチルアセトアミド
50mlの混合液に、n−ブチルブロマイド9.6gを
加え、80℃で1時間攪拌した。反応液に酢酸エチル3
00ml、氷水300mlを加え、有機層を分取し、水
洗後、溶媒を留去した。この残渣に水酸化ナトリウム6
g、水30ml、エタノール60mlを加え、室温で1
時間攪拌した。この反応液に希塩酸を加えて中和後、酢
酸エチル200mlを加えて有機層を分取後、溶媒留去
して3−ニトロ−4−n−ブトキシフェノール13gを
得た。
4g、炭酸カリウム4g、ジメチルアセトアミド20m
lの混合液にN,N−ジ−n−ブチル−N−(3−ブロ
モプロピル)アミン5gを加え、80℃で1時間攪拌し
た。反応液に酢酸エチル200ml、水200mlを加
え、有機層を分取し、水洗後、溶媒留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(流出溶媒:ヘキサン
/酢酸エチル=1/1)で精製し、3−ニトロ−4−n
−ブトキシ−1−(3−N,N−ジ−n−ブチルアミノ
プロポキシ)ベンゼン5gを得た。鉄粉3.4g、塩化
アンモニウム0.2g、水4ml、イソプロパノール1
5mlの混合物を10分間加熱還流し、この中へ3−ニ
トロ−4−n−ブトキシ−1−(3−N,N−ジ−n−
ブチルアミノプロポキシ)ベンゼン5gを徐々に添加し
た。さらに1時間還流の後、反応液を濾過し、濾液を濃
縮し、2−n−ブトキシ−5−(3−N,N−ジ−n−
ブチルアミノプロポキシ)アニリン3.9gを得た。2
−n−ブトキシ−5−(3−N,N−ジ−n−ブチルア
ミノプロポキシ)アニリン3.9g、ジメチルアミノピ
リジン10mg、アセトニトリル30mlの溶液を加熱
還流し、この中へジケテン1.0gを滴下した。反応液
を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(流出溶媒:クロロホルム/メタノール=20/1)に
て精製し、化合物(1−46)3.8gを得た。
導体は単独で用いてもよいし、2種以上併用することも
できる。これらアニリド誘導体の添加量は、感熱記録層
中に0.02〜5g/m2 の範囲で用いられ、効果の点
から好ましくは0.1〜4g/m2 の範囲で用いられ
る。添加量が0.02g/m2 未満では発色性の点で、
5g/m2 を越えると塗布適性の点で、いずれも好まし
くない。
塩化合物について詳細に述べる。一般式(4)におい
て、Yで表されるハロゲン原子としては、塩素原子、フ
ッ素原子、臭素原子等が挙げられ、効果の点から好まし
くは塩素原子、フッ素原子が挙げられる。一般式(4)
において、Yで表されるアルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられ、効
果の点から好ましくはメチル基、エチル基が挙げられ
る。一般式(4)において、Yで表されるアルコキシ基
としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブ
トキシ基等が挙げられ、効果の点から好ましくはメトキ
シ基、エトキシ基が挙げられる。一般式(4)におい
て、Yで表されるアリールオキシ基としては、フェノキ
シ基、メトキシフェノキシ基、クロロフェノキシ基等が
挙げられ、効果の点から好ましくはフェノキシ基が挙げ
られる。
れるアルキル基としては、それぞれメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、s−ペンチル
基、2−エチルヘキシル基等が挙げられ、効果の点から
好ましくはプロピル基、ブチル基、ペンチル基が挙げら
れる。また、R8 、R9 としては、置換アルキル基とし
てアリル基も好適に用いられる。R8 、R9 の総炭素数
は6以上が好ましく、より好ましくは8以上である。
フルオロアルキルカルボン酸イオン、ポリフルオロアル
キルスルホン酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、
ヘキサフルオロリン酸イオン等が挙げられ、水溶性が低
く、有機溶剤に可溶な点からテトラフルオロホウ酸イオ
ン、ヘキサフルオロリン酸イオンが好ましい。
合物は特開平7−96671号に記載の化合物を含む。
融点は30℃から200℃の範囲のものが好ましいが、
取り扱いやすさの点から50℃から150℃の範囲のも
のが好ましい。
感熱記録層中に0.02〜3g/m 2 の範囲で用いら
れ、効果の点から好ましくは0.1〜2g/m2 の範囲
で用いられる。本発明においてジアゾニウム塩化合物は
マイクロカプセルに内包させることが保存性の観点から
好ましい。マイクロカプセル化の方法に関しては特に限
定されるものではなく、ゼラチン、ポリウレア、ポリウ
レタン、ポリイミド、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、メラミン等の壁材を用いて従来公知の方法でカプセ
ル化することができる。マイクロカプセル化の方法の詳
細については特開平2−141279号公報に記載され
ている。また、カプセル化時、ジアゾニウム塩化合物の
分散溶媒として高沸点有機溶媒を使用してもよい。この
有機溶媒に関しては特に限定されるものではなく、フタ
ル酸アルキル、リン酸エステル、クエン酸エステル、安
息香酸エステル、アルキルアミド、脂肪族エステル、ト
リメシン酸エステル等従来公知のものを使用することが
できる。詳細については特開平7−17145号公報に
記載されている。
アゾニウム塩化合物の具体例を示すが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
しカップリング反応を促進する目的で、本発明の一般式
(1)で表されるアニリド誘導体以外に第3級アミン
類、ピペリジン類、ピペラジン類、アミジン類、フォル
ムアミジン類、ピリジン類、グアニジン類、モルホリン
類等の有機塩基を併用することができる。
N’−ビス(3−フェノキシ−2−ヒドロキシプロピ
ル)ピペラジン、N,N’−ビス〔3−(p−メチルフ
ェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル〕ピペラジン、
N,N’−ビス〔3−(p−メトキシフェノキシ)−2
−ヒドロキシプロピル〕ピペラジン、N,N’−ビス
(3−フェニルチオ−2−ヒドロキシプロピル)ピペラ
ジン、N,N’−ビス〔3−(β−ナフトキシ)−2−
ヒドロキシプロピル〕ピペラジン、N−3−(β−ナフ
トキシ)−2−ヒドロキシプロピル−N’−メチルピペ
ラジン、1,4−ビス{〔3−(N−メチルピペラジ
ノ)−2−ヒドロキシ〕プロピルオキシ}ベンゼンなど
のピペラジン類、N−〔3−(β−ナフトキシ)−2−
ヒドロキシ〕プロピルモルホリン、1,4−ビス〔(3
−モルホリノ−2−ヒドロキシ)プロピルオキシ〕ベン
ゼン、1,3−ビス〔(3−モルホリノ−2−ヒドロキ
シ)プロピルオキシ〕ベンゼンなどのモルホリン類、N
−(3−フェノキシ−2−ヒドロキシプロピル)ピペリ
ジン、N−ドデシルピペリジンなどのピペリジン類、ト
リフェニルグアニジン、トリシクロヘキシルグアニジ
ン、ジシクロヘキシルフェニルグアニジン、4−ヒドロ
キシ安息香酸2−N−メチル−N−ベンジルアミノエチ
ルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸2−N,N−ジ−
n−ブチルアミノエチルエステル、4−(3−N,N−
ジブチルアミノプロポキシ)ベンゼンスルホンアミド、
4−(2−N,N−ジブチルアミノエトキシカルボニ
ル)フェノキシ酢酸アミド等が挙げられる。これらの詳
細については、特開昭57−123086号、特開昭6
0−49991号、特開昭60−94381号、特願平
7−228731号、特願平7−235157号、特願
平7−235158号等に記載されている。これらの有
機塩基は、単独でも2種以上併用でも用いることができ
る。
用量については、特に限定されるものではないが、カプ
ラー及び有機塩基共に、ジアゾニウム塩化合物1モルに
対して1〜30モルの範囲で使用することが好ましい。
本発明に用いられるカプラーは、その他の成分とともに
水溶性高分子を添加して、サンドミル等により固体分散
して用いることもできるが、適当な乳化助剤とともに乳
化物として用いることもできる。固体分散方法及び乳化
方法に関しては特に限定されるものではなく、従来公知
の方法を使用することができる。これらの方法の詳細に
ついては、特開昭59−190886号、特開平2−1
41279号、特開平7−17145号公報に記載され
ている。
るアニリド誘導体の他にも発色反応を促進させる目的の
ために発色助剤を加えることができる。これらの発色助
剤としてはフェノール誘導体、ナフトール誘導体、アル
コキシ置換ベンゼン類、アルコキシ置換ナフタレン類、
ヒドロキシ化合物、カルボン酸アミド化合物、スルホン
アミド化合物等が挙げられる。これらの化合物は、カプ
ラーあるいは、塩基性物質の融点を低下させるか、ある
いは、マイクロカプセル壁の熱透過性を向上させ、その
結果高い発色濃度が得られるものと考えられる。
黄着色を軽減する目的で光重合性組成物等に用いられる
遊離基発生剤(光照射により遊離基を発生する化合物)
やエチレン性不飽和結合を有する重合可能な化合物を用
いることができる。これらの詳細については特開平7−
223368号等に記載されている。また、この他にも
必要に応じて各種の有機または無機顔料、各種安定化
剤、酸化防止剤、紫外線透過率調整機能を有する化合物
などを添加することもできる。
ては、特に限定されるものではなく、ポリビニルアルコ
ール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、スチレ
ン、アクリル酸共重合体等、従来公知のバインダーを使
用することができる。詳細については特開平2−141
279号公報に記載されている。
物、一般式(1)で示されるアニリド誘導体、及びその
他の添加物を含有した塗布液を調製し、紙や合成樹脂フ
ィルム等の支持体の上にバー塗布、ブレード塗布、エア
ナイフ塗布、グラビア塗布、ロールコーティング塗布、
スプレー塗布、ディップ塗布、カーテン塗布等の塗布方
法により塗布乾燥して固分2〜30g/m2 の感熱記録
層を設ける。
ム塩化合物、一般式(1)で示されるアニリド誘導体な
どが上記方法に記したように同一層に含まれていても良
いし、別層に含まれるような積層型の構成をとることも
できる。また、支持体の上に特開昭61−54980号
明細書等に記載した中間層を設けた後、感熱記録層を塗
布することもできる。
公知の支持体を用いることができる。具体的には、中性
紙、酸性紙、再生紙、ポリオレフィン樹脂ラミネート
紙、合成紙、ポリエステルフィルム、三酢酸セルロース
フィルム等のセルロース誘導体フィルム、ポリスチレン
フィルム、ポリプロピレンフィルムやポリエチレンフィ
ルム等のポリオレフィンフィルム等が挙げられ、これら
単体で、あるいは貼り合わせて用いることができる。支
持体の厚みとしては、20〜200μのものが用いられ
る。
に使用することができる。本発明の材料は、このような
光定着型多色感熱記録材料に用いることによって、生保
存性が改良され、発色濃度に優れた黄発色性を有すると
いう本発明の効果を顕著に発揮する。
料)については、特開平4−135787号公報、同4
−144784号公報、同4−144785号公報、同
4−194842号公報、同4−247447号公報、
同4−247448号公報、同4−340540号公
報、同4−340541号、同5−34860号等に記
載されている。具体的には異なる色相に発色する感熱記
録層を積層することにより得ることができる。層構成と
しては特に限定されるものではないが、特に感光波長が
異なる2種のジアゾニウム塩化合物をそれぞれのジアゾ
ニウム塩化合物と熱時反応して異なった色相に発色する
カプラーを組み合わせた感熱記録層2層(B層、C層)
と、電子供与性無色染料と電子受容性化合物とを組み合
わせた感熱記録層とを積層した多色感熱記録材料が好ま
しい。すなわち、支持体上に電子供与性無色染料と電子
受容性化合物を含む第1の感熱記録層(A層)、極大吸
収波長360nm±20nmであるジアゾニウム塩化合
物と該ジアゾニウム塩化合物と熱時反応して呈色するカ
プラーを含有する第2の感熱記録層(B層)、極大吸収
波長400±20nmであるジアゾニウム塩化合物と該
ジアゾニウム塩化合物と熱時反応して呈色するカプラー
を含有する第3の感熱記録層(C層)とするものであ
る。この例において、各感熱記録層の発色色相を減色混
合における3原色、イエロー、マゼンタ、シアンとなる
ように選んでおけば、フルカラーの画像記録が可能とな
る。
第3の感熱記録層(C層)を加熱し、該層に含まれるジ
アゾニウム塩とカプラーとを発色させる。次に400±
20nmの光を照射してC層中に含まれている未反応の
ジアゾニウム塩化合物を分解させたのち、第2の感熱記
録層(B層)が発色するに十分な熱を与え、該層に含ま
れているジアゾニウム塩化合物とカプラーとを発色させ
る。このときC層も同時に強く加熱されるが、すでにジ
アゾニウム塩化合物は分解しており発色能力が失われて
いるので発色しない。さらに360±20nmの光を照
射してB層に含まれているジアゾニウム塩化合物を分解
して、最後に第1の感熱記録層(A層)が発色する十分
な熱を与えて発色させる。このときC層、B層の感熱記
録層も同時に強く加熱されるが、すでにジアゾニウム塩
化合物は分解しており発色能力が失われているので発色
しない。
下記の方法を用いることが出来る。1つは、原稿を用い
て露光して潜像を形成せしめた後、この像形成部以外に
光照射を行うことにより定着させる方法、もう1つは、
熱ペン、サーマルヘッド等の熱により発色画像を得た
後、画像部以外を光照射することにより定着させる方法
である。いずれの方法も好ましく用いることが出来る。
露光用光源としては、種々の蛍光灯、キセノンランプ、
水銀灯などが用いられ、この発光スペクトルが記録材料
で用いたジアゾ化合物の吸収スペクトルにほぼ一致して
いることが、像形成部以外を効率良く光定着させること
ができて好ましい。また、材料を加熱して現像する工程
において、加熱手段としては、熱ペン、サーマルヘッ
ド、赤外線、高周波、ヒートブロック、ヒートローラー
等を用いることができる。
が、本発明はこれらによって制限されるものではない。
なお、実施例中の「部」は全て重量部を示す。 [実施例1] 〔カプセル液Aの調製〕:酢酸エチル19部に明細書中
で具体例として記載したジアゾニウム塩化合物(4−
7)2.8部、トリクレジルフォスフェート10部を添
加して均一に混合した。次いでこの混合液に壁剤として
タケネートD−110N(武田薬品工業製)7.6部を
加えて均一に混合し、I液を得た。次に、フタル化ゼラ
チンの8重量%水溶液46.1部、水17.5部、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダの10%水溶液2部の混
合液に上記I液を添加し、40℃、10000r.p.
m.で10分間乳化分散した。得られた乳化物に水20
部を加えて均一化した後、攪拌しながら40℃で3時間
カプセル化反応を行わせてカプセル液Aを得た。カプセ
ルの粒径は0.35μmであった。
製〕:酢酸エチル8部に明細書中で具体例として記載し
たアニリド誘導体(1−12)2.4部、4−ヒドロキ
シ安息香酸2−エチルヘキシルエステル3.2部、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2−エチルヘキ
サン2.5部、4,4’−(m−フェニレンジイソプロ
ピリデン)ジフェノール3.5部、トリクレジルフォス
フェート0.64部、マレイン酸ジエチルエステル0.
32部を溶かしII液を得た。次に、石灰処理ゼラチンの
15重量%水溶液32部、ドデシルベンゼンスルホン酸
ソーダ10%水溶液5部、水30部を40℃で均一に混
合した中にII液を添加しホモジナイザーを用いて40
℃、10000r.p.m.で10分間乳化分散した。
得られた乳化物を40℃で2時間攪拌して酢酸エチルを
除いた後、揮散した酢酸エチルと水の重量を加水により
補い、カップリング成分/塩基乳化液Bを得た。
水4.4部、石灰処理ゼラチンの15重量%水溶液1.
9部を40℃で均一に混合した後、カプラー/塩基乳化
液B8.3部を添加し、均一に混合し、感熱記録層塗布
液Cを得た。 〔保護層塗布液Dの調液〕:ポリビニルアルコール(重
合度1700、鹸化度88%)10%水溶液32部、水
36部を均一に混合し保護層塗布液Dを得た。
ートした印画紙用支持体上に、ワイヤーバーで感熱記録
層塗布液C、保護層塗布液Dの順に、順次塗布と50℃
での乾燥を行い、目的のジアゾ感熱記録材料を得た。固
形分としての塗布量は、各々6.4g/m2 、1.05
g/m2 であった。
社製サーマルヘッド(KST型)を用い、単位面積あた
りの記録エネルギーが40mJ/mm2 となるようにサ
ーマルヘッドに対する印加電力及びパルス幅を決めジア
ゾ感熱記録層に熱印字し、画像を得た後、発光中心波長
が420nm、出力40Wの紫外線ランプを用いて15
秒間全面光照射した。マクベス濃度計にて、得られた試
料の発色部の濃度を測定した。
料を60℃で、30%RHの条件下72時間強制保存し
た。強制保存前、及び強制保存後の感熱記録材料の地肌
部の濃度を測定した。
(1−12)の代わりに、それぞれ(1−20)〔実施
例2〕,(1−23)〔実施例3〕,(1−28)〔実
施例4〕,(1−41〔実施例5〕,(1−46)〔実
施例6〕,(1−50)〔実施例7〕を用いて乳化液を
得た他は実施例1と同様な操作を行い、記録材料を作成
し画像を形成させた。マクベス濃度計にて、得られた試
料の発色部濃度及び地肌部濃度を測定した。
−12)の代わりに、3−オキソブタン酸2’,5’−
ジメトキシ−4’−クロロアニリド2.4部、N,N’
−ビス(2−フェノキシエチル)ピペラジン2.5部を
用いた他は実施例1と同様な操作を行い、画像を形成さ
せた。
−12)の代わりに、3−オキソブタン酸2’,5’−
ジ−n−ヘプチルオキシアニリド2.4部、N,N’−
ビス(2−フェノキシエチル)ピペラジン2.5部を用
いた他は実施例1と同様な操作を行い、画像を形成させ
た。
示す。
(1)で表されるアニリド誘導体を用いた黄発色型の感
熱記録材料は発色濃度が高く、保存性に優れることがわ
かる。
たので、記録前の保存性(生保存性)、発色濃度、黄発
色性が大幅に改良されるという優れた効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体上に、ジアゾニウム塩化合物と、
該ジアゾニウム塩化合物と熱時反応して発色するカプラ
ーとを含有する感熱記録層を設けた感熱記録材料におい
て、 該カプラーとして下記一般式(1)で表されるアニリド
誘導体の少なくとも1種を含むことを特徴とする感熱記
録材料。 一般式(1) 【化1】 (式中、R1 、R3 はそれぞれアルキル基またはアリー
ル基を、R2 は下記一般式(2)または下記一般式
(3)で表される基を、mは2〜9の整数を、Wはハロ
ゲン原子またはアルキル基を、nは0〜3の整数を表
す。 一般式(2) 【化2】 式中、R4 、R5 はそれぞれ置換または未置換のアルキ
ル基を表し、またはR 4 とR5 とが互いに結合した5乃
至6員環の基を表す。 一般式(3) 【化3】 式中、R6 、R7 はそれぞれアルキル基またはアリール
基を表す。) - 【請求項2】 前記ジアゾニウム塩化合物が下記一般式
(4)で表されることを特徴とする請求項1記載の感熱
記録材料。 一般式(4) 【化4】 (式中、Yは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルコキシ基またはアリールオキシ基を、R8 、R9 はそ
れぞれアルキル基を、X- はポリフルオロアルキルカル
ボン酸イオン、ポリフルオロアルキルスルホン酸イオ
ン、テトラフルオロホウ酸イオン及びヘキサフルオロリ
ン酸イオンから選ばれる対アニオンを表す。) - 【請求項3】 前記ジアゾニウム塩化合物がマイクロカ
プセルに内包されていることを特徴とする請求項1また
は2記載の感熱記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027095A JPH09216468A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027095A JPH09216468A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 感熱記録材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216468A true JPH09216468A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12211531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8027095A Pending JPH09216468A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09216468A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6703345B2 (en) | 2001-04-27 | 2004-03-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Diazonium salt and heat-sensitive recording material |
US6927007B2 (en) | 2002-10-28 | 2005-08-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP8027095A patent/JPH09216468A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6703345B2 (en) | 2001-04-27 | 2004-03-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Diazonium salt and heat-sensitive recording material |
US6927007B2 (en) | 2002-10-28 | 2005-08-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3636881B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JP3763997B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH09216468A (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH0796671A (ja) | 多色感熱記録材料 | |
JPH09216469A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP3836776B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2000026465A (ja) | ピロロ[1,2−a]ピリミジン化合物及びそれを用いた感熱記録材料 | |
JPH0977729A (ja) | 酢酸アミド誘導体及びこれを含む感熱記録材料 | |
JP3645419B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2000302783A (ja) | ピロロピリミジンオン化合物及びそれを用いた感熱記録材料 | |
JP2000247946A (ja) | グアニジン化合物および感熱記録材料 | |
JPH11115318A (ja) | 感光感熱記録材料 | |
JPH0977737A (ja) | スルホンアミド誘導体及びこれを含む感熱記録材料 | |
JPH0971048A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2000153671A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2000289340A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2000159769A (ja) | ピロロ[1,2−a]ピリミジン化合物及びそれを用いた感熱記録材料 | |
JP2000247033A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2004330632A (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH11249253A (ja) | 記録材料 | |
JPH11249252A (ja) | 記録材料 | |
JP2000015933A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2001162950A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2000355172A (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH0939389A (ja) | 感熱記録材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921 Year of fee payment: 11 |