JPH09216448A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JPH09216448A
JPH09216448A JP2519496A JP2519496A JPH09216448A JP H09216448 A JPH09216448 A JP H09216448A JP 2519496 A JP2519496 A JP 2519496A JP 2519496 A JP2519496 A JP 2519496A JP H09216448 A JPH09216448 A JP H09216448A
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JP
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plate cylinder
ink
cylinder
plate
impression cylinder
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JP2519496A
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English (en)
Inventor
Eiji Okawa
英治 大川
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尻漏れを防止でき、しかもインキの無駄のな
い、画像濃度むらのない良好な画像の得られる、孔版印
刷装置を提供すること。 【解決手段】 中心軸5の回りに回転し、周方向に開口
部1aと非開口部1bとを有する版胴1に、穿孔製版さ
れたマスタ8を巻着し、版胴1の内周面からインキをイ
ンキ供給手段50で供給し、版胴1と略同速度で回転す
る圧胴14を版胴1に当接回転させ、マスタ8の穿孔部
8dを通してインキを滲み出させ、滲み出たインキを用
紙30に転移して印刷を行う孔版印刷装置において、圧
胴14は非開口部1bに対応した部位から版胴1と離間
を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタを版胴に巻
装し、用紙を圧胴で版胴に押し付けて印刷を行う孔版印
刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷装置は、サーマルヘッドの発熱
体素子によって、熱可塑性樹脂フィルムと多孔質支持体
とを有する感熱孔版用のマスタに穿孔製版を行い、マス
タを搬送して多孔性の支持体と樹脂あるいは金属網体の
複数層のメッシュスクリーンとからなる版胴の外周面に
巻装し、インキ供給部材で版胴の内周面よりインキを供
給し、マスタに対してプレスローラ等の押圧手段で印刷
用紙を連続的に押し付けて、版胴の開孔部、マスタの穿
孔部よりインキを滲出させて印刷を行なっている。
【0003】このような孔版印刷装置での版胴からの用
紙の剥離は、用紙自体の腰を利用して、版胴表面より浮
き上がらせ、排紙爪と呼ばれる剥離手段を版胴と用紙と
の間にできた隙間に挿入することで行なわれていた。
【0004】プレスローラは、マスタを介して用紙を押
圧するように構成されており、レジストローラによる用
紙の挿入タイミングを可変することで、用紙に対する印
刷画像位置を変えるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
装置は、用紙の腰による浮き上がりでできる用紙と版胴
との隙間に排紙爪を挿入して剥離を行なっているので、
上記装置には、用紙先端にベタ画像が多い原稿での印刷
の場合などに、用紙先端が版胴に貼り付いたまま排紙爪
で剥離できずジャムになる、俗に言う排紙の巻き上がり
が発生するという問題がある。この巻き上がりは、印刷
速度が低速の場合や、インキの流動性が良くなる高温環
境下において、インキが版胴より大量に滲み出し、イン
キの粘性により用紙が版胴に貼り付きやすくなり、特に
発生し易かった。
【0006】そこでこの巻き上がりを防止するために、
プレスローラに代えて版胴と同径(同周速)で、用紙の
先端を挾持しながら版胴と反対方向に回転する圧胴を用
いて、用紙の先端を強制的に版胴より剥離しながら印刷
を行なう方法が試されている。
【0007】圧胴を用いて、用紙に対する画像位置を変
える(天地移動操作をする)には、版胴と圧胴との位相
を変えて、版胴に対する圧胴の当接開始点を移動させて
いた。例えば、画像を後にする場合には、圧胴に相対的
に版胴を後側に移動させ、一方画像を前にする場合に
は、版胴を圧胴に相対的に前側に移動させていた。
【0008】圧胴が天地移動すると、加圧点が版胴の開
口部に対して移動する。図9に示すように、圧胴の版胴
100への当接開始点P1が版胴100の非開口部10
0bから版胴100の開口部100aに移動すると、当
接開始点P1以降(同図にて右方)のインキは圧胴にし
ごかれるのでインキが溜らないが、加圧されない非開口
部100bから当接開始点P1までの範囲Xにおいては
インキは圧胴でしごかれないので、インキがスクリーン
102とマスタ108との間に溜ってまう。これが所謂
前漏れである。
【0009】一方天地移動により、圧胴の版胴100へ
の当接開始点P1が前にずれると、図10に示すよう
に、圧胴による加圧が点P2で終了し、圧胴でしごかれ
たインキが堰要素103の前方に溜ってしまう。これが
所謂尻漏れである。
【0010】大量に印刷を行なう場合には、インキの溜
り量も多くなり、マスタと共にこの大量のインキも廃棄
されるので、圧胴方式には、インキの無駄が発生すると
言う問題がある。また、大量に溜ったインキを次の着版
時に圧胴で押圧すると、インキが版胴とマスタとの間を
広がって押し出され、印刷物とか圧胴の表面、或いは版
胴回転時に飛散し装置内を汚損すると言う問題もあっ
た。また、装置内を汚染しないまでも、インキが局部的
に溜っているので、押圧時にインキ量がその部分だけ多
くなり画像濃度むらが発生すると言う問題もあった。
【0011】従って、本発明は上述したような問題点を
解決するためになされたものであり、前漏れ、尻漏れを
防止でき、しかもインキの無駄のない、画像濃度むらの
ない良好な画像の得られる、孔版印刷装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
中心軸の回りに回転し、周方向に開口部と非開口部とを
有する版胴に、穿孔製版されたマスタを巻着し、上記版
胴の内周面からインキをインキ供給手段で供給し、上記
版胴と略同速度で回転する圧胴を上記版胴に当接回転さ
せ、上記マスタの穿孔部を通してインキを滲み出させ、
滲み出たインキを用紙に転移して印刷を行う孔版印刷装
置において、上記圧胴は上記非開口部に対応した部位か
ら上記版胴と離間を開始することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、中心軸の回りに回
転し、周方向に開口部と非開口部とを有する円筒体と、
該円筒体の外周に巻かれたスクリーンとを有する版胴
に、穿孔製版されたマスタを巻着し、上記版胴の内周面
からインキをインキ供給手段で供給し、上記版胴と略同
速度で回転する圧胴を上記版胴に当接回転させ、上記マ
スタの穿孔部を通してインキを滲み出させ、滲み出たイ
ンキを用紙に転移して印刷を行う孔版印刷装置におい
て、上記スクリーンは、上記版胴の回転方向の上流側に
インキ不通過部を有し、上記圧胴は上記インキ不通過部
に対応した部位から上記版胴と離間を開始することを特
徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、中心軸の回りに回
転し、周方向に開口部と非開口部とを有する版胴に、穿
孔製版されたマスタを巻着し、上記版胴の内周面からイ
ンキをインキ供給手段で供給し、上記版胴と略同速度で
回転する圧胴を上記版胴に当接回転させ、上記マスタの
穿孔部を通してインキを滲み出させ、滲み出たインキを
用紙に転移して印刷を行う孔版印刷装置において、上記
版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動装置を有
し、上記圧胴は、上記天地移動装置により上記版胴と上
記圧胴との位相が変化した時も、上記非開口部に対応し
た部位から上記版胴と離間を開始することを特徴とす
る。
【0015】請求項4記載の発明は、中心軸の回りに回
転し、周方向に開口部と非開口部とを有する円筒体と、
該円筒体の外周に巻かれたスクリーンとを有する版胴
に、穿孔製版されたマスタを巻着し、上記版胴の内周面
からインキをインキ供給手段で供給し、上記版胴と略同
速度で回転する圧胴を上記版胴に当接回転させ、上記マ
スタの穿孔部を通してインキを滲み出させ、滲み出たイ
ンキを用紙に転移して印刷を行う孔版印刷装置におい
て、上記版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動
装置を有し、上記スクリーンは上記版胴の回転方向の上
流側にインキ不通過部を有し、上記圧胴は、上記天地移
動装置により上記版胴と上記圧胴との位相が変化した時
も、上記インキ不通過部に対応した部位から上記版胴と
離間を開始することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、中心軸の回りに回
転し、周方向に開口部と非開口部とを有する版胴に、穿
孔製版されたマスタを巻着し、上記版胴の内周面からイ
ンキをインキ供給手段で供給し、上記版胴と略同速度で
回転する圧胴を上記版胴に当接回転させ、上記マスタの
穿孔部を通してインキを滲み出させ、滲み出たインキを
用紙に転移して印刷を行う孔版印刷装置において、上記
版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動装置を有
し、上記圧胴は、上記天地移動装置により上記版胴と上
記圧胴との位相が変化した時も、上記非開口部から上記
版胴と接触を開始し、上記開口部を通して、上記非開口
部に対応した部位から上記版胴と離間を開始することを
特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、中心軸の回りに回
転し、周方向に開口部と非開口部とを有する円筒体と、
該円筒体の外周に巻かれたスクリーンとを有する版胴
に、穿孔製版されたマスタを巻着し、上記版胴の内周面
からインキをインキ供給手段で供給し、上記版胴と略同
速度で回転する圧胴を上記版胴に当接回転させ、上記マ
スタの穿孔部を通してインキを滲み出させ、滲み出たイ
ンキを用紙に転移して印刷を行う孔版印刷装置におい
て、上記版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動
装置を有し、上記スクリーンは上記版胴の回転方向の上
流側にインキ不通過部を有し、上記圧胴は、上記天地移
動装置により上記版胴と上記圧胴との位相が変化した時
も、上記非開口部から上記版胴と接触を開始し、上記開
口部を通して、上記インキ不通過部に対応した部位から
上記版胴と離間を開始することを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項3又は5記
載の孔版印刷装置において、上記圧胴は、上記版胴か
ら、上記開口部と上記非開口部の境界に対して実質的に
一定位置で離間を開始することを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項4又は6記
載の孔版印刷装置において、上記圧胴は、上記版胴か
ら、上記スクリーンの上記インキ不通過部とインキ通過
部の境界に対して実質的に一定位置で離間を開始するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項5記載の孔
版印刷装置において、上記圧胴は、上記版胴から、上記
開口部と上記非開口部の境界に対して実質的に一定位置
で接触を開始することを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
孔版印刷装置において、上記圧胴は、上記版胴から、上
記スクリーンの上記インキ不通過部とインキ通過部の境
界に対して実質的に一定位置で接触を開始することを特
徴とする。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1に示す孔版印刷装置は、円筒状の版胴
1と、版胴1の右方に配設された製版装置40と、版胴
1の内部に配置されたインキ供給手段50と、版胴1の
下方に配設された圧胴14と、圧胴14の左方に配設さ
れた排紙装置60と、圧胴14を版胴1に対して接離さ
せる接離手段70(図2参照)とを具備している。
【0023】版胴1は、開口部1aと非開口部1bとを
有する円筒体とその外周面に巻着された複数層のメッシ
ュのスクリーン57(図6、7参照)とを有し、中心軸
5の周りに回転可能に支持された端板に固定されてい
て、図2に示すように後述するモータ51により回転さ
れる。さらに、図5に示すように、孔版印刷装置奥側に
位置する中心軸5の一端は、版胴1の端板より突出して
設けられており、後述する駆動機構に対して着脱自在と
なるように構成されている。また、装置奥側に位置する
版胴1の端板の外側には、後述する駆動機構に対して係
合可能な突起121aを有する円板121が固着されて
いる。版胴1の外周面には、製版装置40で穿孔製版さ
れたマスタ8の先端部を挾持するクランプ手段35が配
置されている。版胴1の円筒体には、インキを通過させ
るための開孔部1aと、開口部1aに連続した非開口部
1bとが設けられている。非開口部1bはクランプ手段
35及びその周辺部と円筒体の両側縁部との部分に設け
られている。
【0024】クランプ手段35は、円筒体の外周面の母
線に沿って設けられた磁性体よりなるステージ(不図
示)と、このステージに対向する部位に配置され、クラ
ンパ軸により回動可能に支持され、ステージと対向する
面に磁石を貼着されたクランパ35aとにより構成され
ている。
【0025】製版装置40は、ロール芯8bにロール状
に巻かれたマスタ8を繰り出し可能に支持する支持軸8
aと、マスタ8を搬送するプラテンローラ10と、プラ
テンローラ10に対して接離自在に設けられたサーマル
ヘッド9と、プラテンローラ10の下流側に設けられ、
マスタ8を切断する上下一対のカッタ部材11と、マス
タ8をクランプ手段35へ向けて送り出す搬送ローラ1
2とから主に構成されている。
【0026】プラテンローラ10はその軸を回転自在に
支持されており、ステッピングモータ10aにより所定
の周速度で回転駆動され、マスタ8をサーマルヘッド9
に押圧しながら搬送する。
【0027】サーマルヘッド9は、マスタ8の幅方向に
1列に配列された複数の発熱体素子を有し、図示しない
周知の接離機構によって、プラテンローラ10に接離自
在に設けられている。サーマルヘッド9は、図示しない
原稿を読み取る原稿読み取り部のA/D変換部及び製版
制御部で処理されて送出されるデジタル画像信号に基づ
きマスタ8を選択的に加熱穿孔し、穿孔画像を形成する
機能を有する。カッタ部材11はカッタモータ11aで
回転駆動される偏心カム11bにより上下動され、マス
タ8を切断する。
【0028】インキ供給手段50は、版胴1と同方向に
同期して回転し、版胴1の内周面にインキを供給するイ
ンキローラ2と、インキローラ2と僅かな間隙を置いて
平行に配置され、インキローラ2との間にインキ溜り4
を形成するドクターローラ3と、インキ溜り4へインキ
を供給する中心軸5とを有している。インキローラ2、
ドクターローラ3は、中心軸5に固定された側板にそれ
ぞれ回転自在に支持されている。インキローラ2の外周
面に供給されたインキは版胴1とインキローラ2の外周
面とに僅かに隙間を設けているために、版胴1の内周面
に供給される。インキは、適宜の位置に配置されたイン
キパックからインキポンプにより圧送され、中心軸5の
供給穴よりインキ溜り4へ供給される。
【0029】圧胴14は、図2〜図5に示すように、そ
の直径を版胴1の直径と略等しく形成され、圧胴軸14
aに固設されている。圧胴軸14aの両端部は、アーム
25a、25bにそれぞれ設けられた軸受22a、22
bに回転自在に支持されている。アーム25aの一端
は、装置の側板23aにネジで固定された軸27aに軸
受26aを介して支持されている。一方のアーム25b
の一端には、軸受26bが設けられていて、この軸受2
6bには、装置の側板23bに軸受28で支持された軸
27bが挿入、支持されている。
【0030】軸27bの一端には、圧胴14に回転を伝
えるギア41が固定されていて、圧胴軸14aのアーム
25b側には、ギア41に噛み合う圧胴ギア42が固定
されている。軸27bの他端は軸受45に支持されてい
て、軸27bの軸受28と軸受45との間には、版胴1
の回転力を伝える歯付のプーリ44が固定されている。
プーリ44と後述する歯付のプーリ46との間には、ベ
ルト43が巻き掛けられている。図5において、プーリ
46の下方には、モータ51の回転をベルト48を介し
て版胴1に伝える歯付のプーリ47が配置されている。
【0031】圧胴14は、矢印方向に版胴1の周速度と
同じ周速度でモータ51で回転される。圧胴14は、版
胴1に当接する当接部14bと、当接部14bより凹ん
だ非当接部14dとを有している。非当接部14dは、
版胴1の外周面より突出しているクランパ35aとの干
渉を避ける。非当接部14dには、用紙30を挾持する
クワエ爪29が設けられている。
【0032】クワエ爪29は非当接部14dに配置され
た軸29aにその基端部を固着されていて、常時スプリ
ングにより閉じる向きに付勢されていて、所定の位置で
図示されないカムにより所定のタイミングで開閉され
る。クワエ爪29の外周面29’は、図6に示すよう
に、圧胴14の当接部14bと同一形状で、その長さ
は、後述する天地移動装置による天地移動量Fと余裕分
2〜5mmを加えた長さに形成されている。
【0033】接離手段70は、圧胴14を、軸27a、
27bを中心として搖動するアーム25a、25bと、
アーム25a、25bの他端にそれぞれ回転自在に支持
されたコロ52a、52bと、アーム25a、25bを
版胴1に向けて付勢するスプリング49a、49bと、
コロ52a、52bに当接するカム53a、53bとか
ら主になる。
【0034】カム53a、53bは、側板23a、23
bに軸受54a、54bを介して支持されている軸55
に固定されている。軸55の一端には、ベルト48が巻
きかけられている歯付のプーリ56が固定されていて、
軸55は、版胴1の回転と同期してモータ51により回
転される。圧胴14はカム53a、53bの回転に合わ
せて、軸27a、27bを中心として、版胴1に押圧し
た位置と、版胴1から離間した位置とに接離される。
【0035】スプリング49a、49bは、圧胴14を
版胴1に押圧する印圧力を発生させている。圧胴14の
版胴1に対する押圧力を均一に働かせる為に、圧胴14
の両端にあるアーム25a、25bの1つ1つにスプリ
ング49a、49bを取り付けてある。図2に示すよう
に、カム53a、53bのうち、x部では、コロ52
a、52bはカム53a、53bに当接しておらず、圧
胴14が版胴1にスプリング49a、49bにより当接
されるので、印圧力が働く。一方、y部では、コロ52
a、52bはカム53a、53bに当接して、版胴1か
ら圧胴14が離間する。
【0036】プーリ46とプーリ47との間の駆動系に
は、図4、図5に示すように天地移動装置が設けられて
いる。天地移動装置は、一般に印刷画像と原稿画像との
位置がずれている場合に、マシンの操作パネルより指令
が出されて、版胴或いは圧胴を回転させ、両者の位相を
変化させ、画像位置を用紙の進行方向に対してずらす装
置のことである。
【0037】孔版印刷装置の、正面より見て装置奥側に
は、中心軸5と同一軸線上に配置された支軸123と支
軸124とが配設されている。装置奥側に位置する支軸
123は、その装置奥側の一端を孔版印刷装置の図示し
ない筐体側板に回転自在に支持されており、他端を支軸
124に回転自在に支持されている。装置手前側に位置
する支軸124は、その一端で支軸123の他端を回転
自在に支持しており、他端部を図示しない側板によって
回転自在に支持されている。また、支軸124の他端に
は、円板121と当接する円板125が一体的に設けら
れており、この円板125には、突起121aが嵌合す
る孔125aが形成されている。さらに、支軸124に
は、中心軸5の一端が嵌入可能な凹部124aが形成さ
れている。
【0038】そして、支軸123にはギアプーリ126
が、また、支軸124にはギアプーリ127がそれぞれ
固着されている。ギアプーリ126は、ギア128とプ
ーリ46とから一体的に構成されており、ギアプーリ1
27もギアプーリ126と同様に、ギア130とプーリ
47とから一体的に構成されている。ここで、各ギア1
28、130はそれぞれ歯数が異なったものが用いられ
ており、各ギアプーリ126、127は、各ギア12
8、130が対向するように配置されている。
【0039】各プーリ46、47の外側には、略コ字形
状を呈した支持アーム122が、その両端部を各支軸1
23、124に揺動自在に支持されて配設されている。
そして、支持アーム122の両側板間の曲折部寄りには
支軸132cが回転自在に支持されており、支軸132
cには、ギア128と噛合するギア部132a及びギア
130と噛合するギア部132bを一体的に有する回転
力伝達部材132が固着されている。さらに、支持アー
ム122の、プーリ46側の側板の外側には、扇形ギア
部133aを有する板部材133が固着されている。
【0040】支持アーム122の左方には、減速ギア1
34、135がそれぞれ回転自在に配設されている。大
径ギア134aと駆動ギヤとしての小径ギア134bと
を一体的に有する減速ギア134は、支軸134cによ
って図示しない側板間に回転自在に支持されており、小
径ギア134bを扇形ギア部133aに噛合させてい
る。ウォームホイール135aとギア135bとを一体
的に有する減速ギア135は、支軸135cによって図
示しない側板間に回転自在に支持されており、ギア13
5bを大径ギア134aに噛合させている。また支軸1
35cの一端には、減速ギア135の位置を検知するた
めのエンコーダ136が固着されている。
【0041】減速ギア135の下方には、その出力軸に
ウォームホイール135aと噛合するウォーム137を
固着された正逆転可能のモータ138が配設されてい
る。この構成により、モータ138の回転駆動力は、ウ
ォーム137、減速ギア135、減速ギア134、扇形
ギア部133aを介して板部材133に伝達され、支持
アーム122が揺動されることにより、回転力伝達部材
132の各ギア部132a、132bが各ギア128、
130上で転動する。ここで、モータ138、各減速ギ
ア134、135によって揺動手段139が構成されて
いる。
【0042】モータ138の下方には、版胴1及び圧胴
14を回転駆動する駆動手段としてのモータ51が配設
されている。モータ51の出力軸には歯付プーリ141
が固着されており、歯付プーリ141とギアプーリ12
7のプーリ47とプーリ56との間にはベルト48が掛
け渡されている。
【0043】圧胴14の右方近傍には、ギアプーリ14
3が配設されている。ギアプーリ143は、軸27b
と、軸27bに固着されたプーリ44及びギア41から
構成されている。プーリ44とギアプーリ126のプー
リ46との間にはベルト43が掛け渡されており、ギア
41は圧胴ギヤ42と噛合されている。
【0044】上述の構成により、モータ51が図4にお
いて時計回り方向に回転すると、この回転力が歯付プー
リ141、ベルト48、プーリ47を介して支軸124
に伝達され、突起121aを孔125aに嵌合させた状
態で中心軸5を凹部124aに嵌合された版胴1が、図
の時計回り方向に回転駆動される。
【0045】版胴1の回転に伴い、ギア130も時計回
り方向に回転する。すると、この回転力が回転力伝達部
材132の各ギア部132b、132aを介してギア1
28に伝達され、さらにプーリ46、ベルト43、プー
リ44、ギア41、圧胴ギア42を介して圧胴14に伝
達され、圧胴14が反時計回り方向に回転駆動される。
【0046】ここで、各ギア128、130、41、4
2、歯付プーリ141、プーリ46、47、44及び回
転力伝達部材132の歯数は、版胴1と圧胴14との周
速度が同じとなるように調整されている。
【0047】上述の構成中、支持アーム122、各ギア
128、130、回転力伝達部材132、板部材13
3、揺動手段139によって天地移動装置が構成されて
いる。
【0048】次に、版胴1と圧胴14が天地移動した状
態を図6、7に示す。図6は画像開始側で、図7は画像
後端側の拡大図である。図6において、通常時に、圧胴
14は、版胴1へ圧胴14を接離させるためのカム53
a、53bにより当接部14bの先端14Cから、版胴
1に押圧が開始される。すなわち、圧胴14は、版胴1
の非開口部1bの後端から前方へ2〜5mmの地点Gか
ら版胴1に接触を開始される。本例での版胴1と圧胴1
4の位相変化量(天地移動量)は、当接部14bの先端
14Cから、前後方向に角度Fの範囲内に設定されてい
て、先端14Cは、符号14A、符号14Bの位置に移
動する。同図にて符号8dはマスタ8の穿孔部を示す。
【0049】圧胴14が前方の符号14Aの位置(圧胴
14の回転方向下流側)へ天地移動され、クワエ爪29
が符号29Aで示されている位置又は、圧胴14が後方
の符号14Bの位置(圧胴14の回転方向上流側)へ天
地移動され、クワエ爪29が符号29Bで示されている
位置へ移動しても、常に、版胴1の同じ位置(非開口部
1bの後端から前方へ2〜5mmの地点G)から圧胴1
4の当接部14b又は、その延長面であるクワエ爪29
の外周面29’が当接を開始する。
【0050】これは、次の2つの理由による。理由1
は、モータ51の回転を、版胴1へ伝える駆動系の中
に、圧胴14の版胴1への接離動作をさせるカム53
a、53bを配置したことである。
【0051】理由2は、版胴1と圧胴14との位相が角
度Fの範囲内で前後に変化して、当接部14bの先端1
4Cが、符号14A、符号14Bの位置に移動しても、
非開口部1bに対応した地点Gから外れないように、ク
ワエ爪29の外周面29’を、当接部14bの延長面と
して、その長さを角度Eに対応する長さとしたことであ
る。
【0052】つまり、クワエ爪29の外周面29’を圧
胴14の当接部14bの延長面として使用し、当接部1
4bの先端14Cに、角度Eに対応する長さを延長し、
当接部14bの先端14Cが実質的に符号29dの位置
まで延長されたことになる。これによって、例えば、天
地移動により圧胴14が後方(圧胴14の回転方向上流
側に、クワエ爪29が符号29Bで示されている位置)
へ移動しても、クワエ爪29の外周面29’が当接部1
4bの延長面になり、当接部14bの実質的な先端が符
号29eの位置となり、非開口部1bに対応した地点G
から外れないわけである。上記2つの理由により、天地
移動しても圧胴14の当接点が版胴1の地点Gと常に一
定となる。なお、上述したように、圧胴14は、版胴1
の開口部1aと非開口部1bの境界に対して実質的に一
定位置で接触を開始されるが、このことは、版胴1の外
周面からスクリーンを省略した場合においてもあてはま
る。
【0053】図6、図7の角度Eは天地移動量Fに余裕
度の2〜5mmの長さを加えたものである。版胴1のス
クリーン57の後端(版胴1の回転方向の開口部1aの
上流側)には、インキ不通過部である、インキの流れを
堰き止める皮材等からなる堰要素58が設けられてい
る。スクリーン57の堰要素58のない部分は、インキ
通過部となっている。
【0054】図7において、通常時に、圧胴14は、版
胴1へ圧胴14を接離させるためのカム53a、53b
により当接部14bのうち、版胴1で堰要素58の前端
から後方へ2〜5mmの地点Hから、版胴1と離間を開
始される。すなわち、圧胴14は、堰要素58に対応し
た部位から版胴1と離間を開始され、圧胴14が版胴1
から離間する位置は、堰要素58とインキ通過部の境界
に対して実質的に一定となっている。
【0055】圧胴14が前方(圧胴14の回転方向下流
側)へ天地移動されて、当接部14bの後端が符号14
A’で示されている位置又は、圧胴14が後方(圧胴1
4の回転方向上流側)へ天地移動され、当接部14bの
後端が符号14B’で示されている位置へ移動しても、
常に、版胴1の同じ位置(堰要素58の前端から後方へ
2〜5mmの地点H)から圧胴14の当接部14bが離
間を開始する。
【0056】このことは、次の2つの理由による。理由
1は、上記と同様に、モータ51の回転を、版胴1へ伝
える駆動系の中に、圧胴14の版胴1への接離動作をさ
せるカム53a、53bを配置したことである。
【0057】理由2は、版胴1と圧胴14との位相が角
度Fの範囲内で前後に変化して圧胴14の当接部14b
の後端14C’が符号14A’、14B’で示されてい
る位置に移動しても堰要素58に対応した地点Hから外
れないように、圧胴14の当接部14bの長さを、マシ
ンの仕様で決められている印刷可能な画像の長さに、天
地移動量Fと、余裕度の2〜5mmとの長さを加え、当
接部14b後端に角度Eに対応する長さを延長している
ことである。
【0058】上記2つの理由により、天地移動しても圧
胴1が離間する点が版胴1の地点Hと常に一定となる。
同様に、図8は、スクリーン57のない、円筒体のみの
版胴1を用いた場合の画像後端側の拡大図である。図8
において、通常時に、圧胴14は、版胴1へ圧胴14を
接離させるためのカム53a、53bにより当接部14
bのうち、版胴1の非開口部1bの前端から後方へ2〜
5mmの地点Iから、版胴1と離間を開始される。すな
わち、圧胴14は、非開口部1bに対応した部位から版
胴1と離間を開始され、圧胴14が版胴1から離間する
位置は、非開口部1bと開口部1aの境界に対して実質
的に一定となっている。
【0059】圧胴14が前方(圧胴14の回転方向下流
側)へ天地移動されて、当接部14bの後端が符号14
A’で示されている位置又は、圧胴14が後方(圧胴1
4の回転方向上流側)へ天地移動され、当接部14bの
後端が符号14B’で示されている位置へ移動しても、
常に、版胴1の同じ位置(非開口部1bの前端から後方
へ2〜5mmの地点I)から圧胴14の当接部14bが
離間を開始する。
【0060】このことは、次の2つの理由による。理由
1は、上記と同様に、モータ51の回転を、版胴1へ伝
える駆動系の中に、圧胴14の版胴1への接離動作をさ
せるカム53a、53bを配置したことである。
【0061】理由2は、版胴1と圧胴14との位相が角
度Fの範囲内で前後に変化して圧胴14の当接部14b
の後端14C’が符号14A’、14B’で示されてい
る位置に移動しても非開口部1bに対応した地点Iから
外れないように、圧胴14の当接部14bの長さを、マ
シンの仕様で決められている印刷可能な画像の長さに、
天地移動量Fと、余裕分の2〜5mmの長さとを加え、
当接部14b後端を延長していることである。
【0062】上記2つの理由により、天地移動しても圧
胴1が離間する点が版胴1の地点Iと常に一定となる。
版胴1の左側には排版装置20があり既に版胴1に巻着
されている使用済みのマスタ8を、版胴1の外周面から
剥離し、格納する。圧胴14の左方には、給紙装置39
が配置されている。給紙装置39は、エレベータ方式の
給紙台31と、回転自在に支持された呼出しローラ33
と給紙ローラ32と、給紙ローラ32に圧接し、重送を
防止する分離ローラ34とを有している。
【0063】給紙台31は、図示されない、駆動装置に
より、積載された用紙30の最上位が、常に呼出しロー
ラ33に、所定の押圧力(用紙30が搬送可能な押圧
力)をもって接触するように昇降される。
【0064】給紙ローラ32は、版胴1と同期して回転
する不図示のカムと、このカムに係合するカムフォロワ
を有する扇形ギアと、ワンウェイクラッチが組み込まれ
た給紙ローラギアにより時計回り方向に回転される。呼
出しローラ33と給紙ローラ32とは無端ベルトにより
連結されている。
【0065】給紙ローラ32の用紙搬送方向前方には、
用紙30を、圧胴14の外周面とクワエ爪29との間へ
所定のタイミングで送る一対のレジストローラ13と、
用紙30をレジストローラ13のニップ部及びクワエ爪
29に案内するガイド板36とが配置されている。
【0066】レジストローラ13も給紙ローラ32と同
様に、版胴1と同期して回転する不図示のカムと、この
カムに係合するカムフォロワを有する扇形ギアと、ワン
ウェイクラッチが組み込まれたレジストローラギアによ
り、レジストローラ13の下方側が反時計回り方向に回
転される。レジストローラ13の用紙30の送り速度は
版胴1の周速度と同じに設定されている。
【0067】圧胴14の左側近傍には、排紙装置60が
配置されている。排紙装置60は、印刷された用紙30
を剥離ガイドする排紙爪15と、排紙爪15で剥離ガイ
ドされた用紙30を搬送する、搬送ローラ前17、搬送
ローラ後18との間に張設された搬送ベルト19及び吸
着ファン(不図示)から構成されている。搬送ベルト1
9は、モータ等により版胴1の周速度よりも速い搬送速
度で駆動されるように設定されている。
【0068】排紙装置60のさらに左側には、排出され
た用紙30を積載する排紙トレイ21が設けられてい
る。
【0069】上述のように構成された孔版印刷装置の動
作について説明する。原稿読み取り部に原稿がセットさ
れ、スタートボタンが押されることにより、版胴1が回
転し、使用済みのマスタが版胴1の外周面から排版装置
20により剥離され廃棄される。その後、版胴1は、ク
ランプ手段35が所定位置で停止し、クランパ軸が回動
されて、クランパ35aが開かれ、給版待機状態とな
る。
【0070】ステッピングモータ10aが駆動されるこ
とにより、プラテンローラ10が回転され始め、マスタ
8が繰り出されつつ搬送される。一方、A/D変換部及
び製版制御部で処理されて送出されるデジタル画像信号
によって、サーマルヘッド9の発熱体素子が選択的に発
熱され、マスタ8が画像情報に応じて選択的に加熱穿孔
され始める。
【0071】マスタ8が、プラテンローラ10の回転に
より搬送され、マスタ8の先端部が、給版待機状態で拡
開しているクランプ手段35へ向けて送出される。ステ
ッピングモータ10aのステップ数がある設定値に達す
ると、クランパ軸が回動させられ、クランパ35aが閉
じられて、製版済みのマスタ8の先端部がクランプ手段
35に挾持される。
【0072】このクランプ動作と同時に版胴1と、圧胴
14とがマスタ8の搬送速度と略同じ速度で回転され、
版胴1の外周面に製版済みのマスタ8が巻装されてい
く。版胴1の外周面に製版済みのマスタ8が所定長さ巻
装されると、版胴1、圧胴14、プラテンローラ10の
回転が停止する。この停止動作と同時に、カッタモータ
11aが回転されて偏心カム11bがカッタ部材11を
下降させ、マスタ8を切断する。そして版胴1が再び時
計回り方向に回転され、切断されたマスタ8の後端(図
示せず)が、製版装置40から引き出され、版胴1の外
周面に製版済のマスタ8が完全に巻き取られる。
【0073】続いて用紙30の搬送手順について説明す
る。呼び出しローラ33により用紙30が給送され、給
紙ローラ32と分離ローラ34とで用紙30の重送が防
止されて、1枚の用紙30がレジストローラ13に送ら
れる。用紙30の先端がレジストローラ13のニップ部
に衝突し、さらに搬送されて、上方に所定量の湾曲たる
み37が形成された時に、給紙ローラ32と呼出しロー
ラ33とが停止する。その後、カムによって所定タイミ
ングでレジストローラ13が回転し、用紙30の湾曲た
るみ37が消滅する。ワンウェイクラッチにより給紙ロ
ーラ32と呼出しローラ33とが用紙30の搬送に従動
回転しつつ、用紙30が圧胴14に給送される。用紙3
0の先端がクワエ爪29に挾持されて、用紙30は版胴
1の外周面と圧胴14の外周面との間に搬送される。
【0074】版胴1と同期してカム53a、53bが回
転し、各カム53a、53bのx部が、コロ52a、5
2bと対応する位置まで回転すると、圧胴14はスプリ
ング49a、49bの付勢力により、軸27a、27b
を中心として搖動されて、図6に示すように、版胴1の
非開口部1bに対応した位置(本例では非開口部1bの
後端から前方へ2〜5mmの地点G)から接触を開始さ
れる。このように地点Gから圧胴14を当接させること
により、開口部1aより突出しているインキが版胴1の
回転方向上流側にしごかれ、スクリーン57を通って版
胴1の開口部1aに戻されるので、前漏れを防止するこ
とができる。そして、上述のように、カム53a、53
bが天地移動の影響を受けず、版胴1と同期するので、
天地移動をしても版胴1の地点Gは変動しないので、天
地移動にかかわらず、前漏れを防止できる。
【0075】圧胴14の当接部14bにより、回転する
版胴1の外周面に巻装された製版済のマスタ8に用紙3
0が連続的に押圧されることにより、製版済のマスタ8
が版胴1の外周面に密着すると共に、製版済のマスタ8
の穿孔部8dからインキが用紙30の表面に転移され
る。
【0076】このとき、インキローラ2も版胴1の回転
方向と同一方向に回転する。インキ溜り4のインキは、
インキローラ2の回転によりインキローラ2の表面に付
着され、インキローラ2とドクターローラ3との間隙を
通過する際にその量を規制され、版胴1の内周面に供給
される。
【0077】圧胴14が図7に示すように、さらに回転
されると、カム53a、53bが回転し、各カム53
a、53bのy部が、コロ52a、52bと対応する位
置まで回転すると、圧胴14はスプリング49a、49
bの付勢力に抗って、軸27a、27bを中心として搖
動されて、圧胴14が、堰要素58に対応した部位(本
例では堰要素58の前端から後方へ2〜5mmの地点
H)から圧胴14が離間を開始する。このように地点H
から圧胴14を離間させることにより、インキが堰要素
58に当たって版胴1の開口部1aを通って内方に戻さ
れるので、尻漏れを防止することができる。そして、上
述のように、カム53a、53bが天地移動の影響を受
けず、版胴1と同期するので、天地移動をしても版胴1
の地点Hは変動しないので、天地移動にかかわらず、尻
漏れを防止できる。
【0078】同様に、版胴1上にスクリーン57がな
く、版胴1とマスタ8の状態の時も、圧胴14が図8に
示すように、回転されると、カム53a、53bが回転
し、各カム53a、53bのy部が、コロ52a、52
bと対応する位置まで回転すると、圧胴14はスプリン
グ49a、49bの付勢力に抗って、軸27a、27b
を中心として搖動されて、圧胴14が、非開口部1bに
対応した部位(本例では非開口部1bの前端から後方へ
2〜5mmの地点I)から圧胴14が離間を開始する。
このように地点Iから圧胴14を離間させることによ
り、インキが非開口部1bの先端に当たって版胴1の開
口部1aを通って内方に戻されるので、尻漏れを防止す
ることができる。そして、上述のように、カム53a、
53bが天地移動の影響を受けず、版胴1と同期するの
で、天地移動をしても版胴1の地点Iは変動しないの
で、天地移動にかかわらず、尻漏れを防止できる。
【0079】さらに、圧胴14が回転し、所定位置でク
ワエ爪29が開放されると、印刷された用紙30が排紙
爪15で剥離され、搬送ベルト19で搬送されて排紙ト
レイ21に排出積載される。こうして、製版済のマスタ
8にインキを充填する所謂版付けが行われると共に、版
胴1が圧胴14から離間して初期状態に復帰し、印刷待
機状態となる。
【0080】印刷終了後、オペレーターは排出された印
刷物を目視して、印刷画像の位置の確認を行う。このと
き、印刷画像が天地方向(用紙搬送方向)にずれている
場合に、天地移動装置を作動させて画像位置の調整を行
う。
【0081】圧胴14が版胴1から離間し、オペレータ
ーによって図示しない天地移動スイッチが押されること
によりモータ138が作動し、この回転力が各減速ギア
134、135を介して伝達され、板部材133及び支
持アーム122が図4の上下方向に揺動される。
【0082】支持アーム122が図4の上方向に揺動さ
れると、回転力伝達部材132が図4の時計回り方向に
回転される。このとき、ギア128とギア130とでは
歯数が異なり、かつ、ギア130が、一体的に設けられ
たプーリ47に掛け渡されたベルト48によってモータ
51のテンションが掛かって回転しないため、ギア部1
32bのみがギア130上を転動することとなり、ギア
部132bと一体であるギア部132aと噛合する遊星
のギア128が図4の時計回り方向に相がずれて差動的
に回転される。これにより圧胴14が矢印g方向に回動
して位相が進み、印刷画像の位置は、用紙30の搬送方
向上流側にずれることとなる。印刷画像の位置を用紙3
0の搬送方向下流側にずらす場合は、支持アーム122
を図4の下方向に移動させるようにモータ138を作動
させればよい。
【0083】なお、上述の天地移動時において、モータ
138の作動時における減速ギア135の回動量と圧胴
14の回動量とを測定して図示しない制御手段に記憶さ
せておき、オペレーターが天地移動量(圧胴14の回動
量)を設定すると自動的に減速ギア135の回動量を割
り出し、エンコーダ136からの情報に基づいてモータ
138を作動させることにより、所定量だけ天地移動を
行うことができる。
【0084】版胴1と圧胴14との位相は、図6におい
てクワエ爪が符号29にて示されている位置から前後方
向に角度Fの範囲内で変化されて、所定の印刷位置にな
るように調節され、上記動作と同様の動作により所定枚
数の印刷が順次連続的に行われる。このように天地移動
されても、上述のように常に版胴1の同じ位置から圧胴
14が、接触及び離間を開始する。
【0085】本実施例では、版胴1は円筒体と、メッシ
ュスクリーン57とで構成したが、特開平1−2047
81号公報や特開昭59−218889号公報に記載さ
れているように、円筒体を省略しメッシュスクリーン5
7のみで構成しても良いし、さらに、円筒体のみで構成
しても良いこと勿論である。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、版胴の非開口
部に対応した部位から圧胴の離間を開始するので、イン
キの尻漏れを防止することができ、インキの無駄を防止
でき、インキによる汚染を防止でき、さらに画像濃度む
らのない良好な画像が得られる。
【0087】請求項2記載の発明では、版胴のインキ不
通過部に対応した部位から圧胴の離間を開始するので、
インキがインキ不通過部の前方に溜らなくなりインキの
尻漏れを防止することができ、インキの無駄を防止で
き、インキによる汚染を防止でき、さらに画像濃度むら
のない良好な画像が得られる。
【0088】請求項3記載の発明では、天地移動装置に
より版胴と圧胴との位相が変化した時も、非開口部に対
応した部位から圧胴が版胴と離間を開始するので、イン
キの尻漏れを防止することができ、インキの無駄を防止
でき、インキによる汚染を防止でき、さらに画像濃度む
らのない良好な画像が得られる。
【0089】請求項4記載の発明では、天地移動装置に
より版胴と圧胴との位相が変化した時も、インキ不通過
部に対応した部位から圧胴が版胴と離間を開始するの
で、インキがインキ不通過部の前方に溜らなくなりイン
キの尻漏れを防止することができ、インキの無駄を防止
でき、インキによる汚染を防止でき、さらに画像濃度む
らのない良好な画像が得られる。
【0090】請求項5記載の発明では、天地移動装置に
より版胴と圧胴との位相が変化した時も、圧胴は非開口
部から版胴と接触を開始し、開口部を通して、非開口部
に対応した部位から圧胴が版胴と離間を開始するので、
開口部より突出しているインキがしごかれ、インキの前
漏れを防止することができ、さらにインキの尻漏れを防
止することができ、インキの無駄を防止でき、インキに
よる汚染を防止でき、さらに画像濃度むらのない良好な
画像が得られる。
【0091】請求項6記載の発明では、天地移動装置に
より版胴と圧胴との位相が変化した時も、圧胴は非開口
部から版胴と接触を開始し、開口部を通して、インキ不
通過部に対応した部位から圧胴が版胴と離間を開始する
ので、開口部より突出しているインキがしごかれ、イン
キの前漏れを防止することができ、さらにインキがイン
キ不通過部の前方に溜らなくなりインキの尻漏れを防止
することができ、インキの無駄を防止でき、インキによ
る汚染を防止でき、さらに画像濃度むらのない良好な画
像が得られる。
【0092】請求項7記載の発明では、開口部と非開口
部の境界に対して実質的に一定位置で、圧胴が版胴から
離間するので、請求項3又は5の効果に加えて、インキ
の尻漏れ防止の作用が最適の位置を、天地移動にかかわ
らず常に保持でき、さらに、マスタの後端の長さを短く
できる。
【0093】請求項8記載の発明では、スクリーンのイ
ンキ不通過部とインキ通過部の境界に対して実質的に一
定位置で圧胴が版胴から離間するので、請求項4又は6
の効果に加えて、インキの尻漏れ防止の作用が最適の位
置を、天地移動にかかわらず常に保持でき、さらに、マ
スタの後端の長さを短くできる。
【0094】請求項9記載の発明では、開口部と非開口
部の境界に対して実質的に一定位置で、圧胴が版胴に接
触を開始するので、請求項5の効果に加えて、インキの
前漏れ防止の作用が最適の位置を、天地移動にかかわら
ず常に保持できる。
【0095】請求項10記載の発明では、スクリーンの
インキ不通過部とインキ通過部の境界に対して実質的に
一定位置で圧胴が版胴に接触を開始するので、請求項6
の効果に加えて、インキの前漏れ防止の作用が最適の位
置を、天地移動にかかわらず常に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す孔版印刷装置の概略側
面図である。
【図2】圧胴の接離手段を示す側面図である。
【図3】圧胴の断面図である。
【図4】孔版印刷装置の駆動機構と天地移動装置とを示
す側面図である。
【図5】孔版印刷装置の駆動機構と天地移動装置とを示
す上面図である。
【図6】版胴と圧胴とが画像開始側にて当接状態にある
ときの部分側面図である。
【図7】版胴と圧胴とが画像後端側にて当接状態にある
ときの部分側面図である。
【図8】別の版胴と圧胴とが画像後端側にて当接状態に
あるときの部分側面図である。
【図9】従来の孔版印刷装置における前漏れの問題を説
明する図である。
【図10】従来の孔版印刷装置における尻漏れの問題を
説明する図である。
【符号の説明】
1 版胴 1a 開口部 1b 非開口部 2 インキローラ 3 ドクタローラ 5 中心軸 8 マスタ 8d 穿孔部 9 サーマルヘッド 10 プラテンローラ 14 圧胴 14b 当接部 14d 非当接部 29 クワエ爪 30 用紙 35 クランプ手段 58 堰要素 70 接離手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心軸の回りに回転し、周方向に開口部と
    非開口部とを有する版胴に、穿孔製版されたマスタを巻
    着し、上記版胴の内周面からインキをインキ供給手段で
    供給し、上記版胴と略同速度で回転する圧胴を上記版胴
    に当接回転させ、上記マスタの穿孔部を通してインキを
    滲み出させ、滲み出たインキを用紙に転移して印刷を行
    う孔版印刷装置において、 上記圧胴は上記非開口部に対応した部位から上記版胴と
    離間を開始することを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】中心軸の回りに回転し、周方向に開口部と
    非開口部とを有する円筒体と、該円筒体の外周に巻かれ
    たスクリーンとを有する版胴に、穿孔製版されたマスタ
    を巻着し、上記版胴の内周面からインキをインキ供給手
    段で供給し、上記版胴と略同速度で回転する圧胴を上記
    版胴に当接回転させ、上記マスタの穿孔部を通してイン
    キを滲み出させ、滲み出たインキを用紙に転移して印刷
    を行う孔版印刷装置において、 上記スクリーンは、上記版胴の回転方向の上流側にイン
    キ不通過部を有し、 上記圧胴は上記インキ不通過部に対応した部位から上記
    版胴と離間を開始することを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】中心軸の回りに回転し、周方向に開口部と
    非開口部とを有する版胴に、穿孔製版されたマスタを巻
    着し、上記版胴の内周面からインキをインキ供給手段で
    供給し、上記版胴と略同速度で回転する圧胴を上記版胴
    に当接回転させ、上記マスタの穿孔部を通してインキを
    滲み出させ、滲み出たインキを用紙に転移して印刷を行
    う孔版印刷装置において、 上記版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動装置
    を有し、 上記圧胴は、上記天地移動装置により上記版胴と上記圧
    胴との位相が変化した時も、上記非開口部に対応した部
    位から上記版胴と離間を開始することを特徴とする孔版
    印刷装置。
  4. 【請求項4】中心軸の回りに回転し、周方向に開口部と
    非開口部とを有する円筒体と、該円筒体の外周に巻かれ
    たスクリーンとを有する版胴に、穿孔製版されたマスタ
    を巻着し、上記版胴の内周面からインキをインキ供給手
    段で供給し、上記版胴と略同速度で回転する圧胴を上記
    版胴に当接回転させ、上記マスタの穿孔部を通してイン
    キを滲み出させ、滲み出たインキを用紙に転移して印刷
    を行う孔版印刷装置において、 上記版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動装置
    を有し、 上記スクリーンは上記版胴の回転方向の上流側にインキ
    不通過部を有し、 上記圧胴は、上記天地移動装置により上記版胴と上記圧
    胴との位相が変化した時も、上記インキ不通過部に対応
    した部位から上記版胴と離間を開始することを特徴とす
    る孔版印刷装置。
  5. 【請求項5】中心軸の回りに回転し、周方向に開口部と
    非開口部とを有する版胴に、穿孔製版されたマスタを巻
    着し、上記版胴の内周面からインキをインキ供給手段で
    供給し、上記版胴と略同速度で回転する圧胴を上記版胴
    に当接回転させ、上記マスタの穿孔部を通してインキを
    滲み出させ、滲み出たインキを用紙に転移して印刷を行
    う孔版印刷装置において、 上記版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動装置
    を有し、 上記圧胴は、上記天地移動装置により上記版胴と上記圧
    胴との位相が変化した時も、上記非開口部から上記版胴
    と接触を開始し、上記開口部を通して、上記非開口部に
    対応した部位から上記版胴と離間を開始することを特徴
    とする孔版印刷装置。
  6. 【請求項6】中心軸の回りに回転し、周方向に開口部と
    非開口部とを有する円筒体と、該円筒体の外周に巻かれ
    たスクリーンとを有する版胴に、穿孔製版されたマスタ
    を巻着し、上記版胴の内周面からインキをインキ供給手
    段で供給し、上記版胴と略同速度で回転する圧胴を上記
    版胴に当接回転させ、上記マスタの穿孔部を通してイン
    キを滲み出させ、滲み出たインキを用紙に転移して印刷
    を行う孔版印刷装置において、 上記版胴と上記圧胴との位相を変化させる天地移動装置
    を有し、 上記スクリーンは上記版胴の回転方向の上流側にインキ
    不通過部を有し、 上記圧胴は、上記天地移動装置により上記版胴と上記圧
    胴との位相が変化した時も、上記非開口部から上記版胴
    と接触を開始し、上記開口部を通して、上記インキ不通
    過部に対応した部位から上記版胴と離間を開始すること
    を特徴とする孔版印刷装置。
  7. 【請求項7】請求項3又は5記載の孔版印刷装置におい
    て、 上記圧胴は、上記版胴から、上記開口部と上記非開口部
    の境界に対して実質的に一定位置で離間を開始すること
    を特徴とする孔版印刷装置。
  8. 【請求項8】請求項4又は6記載の孔版印刷装置におい
    て、 上記圧胴は、上記版胴から、上記スクリーンの上記イン
    キ不通過部とインキ通過部の境界に対して実質的に一定
    位置で離間を開始することを特徴とする孔版印刷装置。
  9. 【請求項9】請求項5記載の孔版印刷装置において、 上記圧胴は、上記版胴から、上記開口部と上記非開口部
    の境界に対して実質的に一定位置で接触を開始すること
    を特徴とする孔版印刷装置。
  10. 【請求項10】請求項6記載の孔版印刷装置において、 上記圧胴は、上記版胴から、上記スクリーンの上記イン
    キ不通過部とインキ通過部の境界に対して実質的に一定
    位置で接触を開始することを特徴とする孔版印刷装置。
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