JPH09214714A - ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置

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JPH09214714A
JPH09214714A JP8016709A JP1670996A JPH09214714A JP H09214714 A JPH09214714 A JP H09214714A JP 8016709 A JP8016709 A JP 8016709A JP 1670996 A JP1670996 A JP 1670996A JP H09214714 A JPH09214714 A JP H09214714A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な条件が満たされていないままに非標準
機能を利用してファクシミリ通信が行なわれた場合に、
発呼機側で意図した通信が行なわれないのみならず、無
駄な通信が行なわれることになる。 【解決手段】 発呼機 100は、被呼機 200が非標準機能
を有しているか否か、及び有している場合はその機能を
実行し得る条件を満たしているか否かの情報を非標準手
順の非標準機能設定信号(NSS) により要求する。これに
対して、被呼機 200は、非標準機能を有しているか否か
を示す情報と、非標準機能を有している場合はその機能
を実行し得る条件を満たしているか否かを調べ、その結
果を示す情報とを非標準手順の非標準機能信号(NSF) に
より発呼機 100に送信する。発呼機100は、被呼機 200
から送信された情報に基づいて非標準機能の実行を非標
準手順の非標準機能設定信号(NSS) により被呼機 200に
指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ通信方
法及びファクシミリ装置に関し、より詳細には、ITU(国
際電気通信連合)-T 勧告で規定されている非標準機能を
利用したファクシミリ通信方法及びそれに使用するファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信に関してはITU により
手順及び機能の標準(標準手順及び標準機能)が定めら
れている。しかし、そのような標準を妨げない範囲で標
準以外の機能(非標準機能)を設定し、非標準手順の実
行により利用することも認められている。このような事
情から、各製造者では独自の機能を組み込んだファクシ
ミリ装置を製造している場合が多く、同一製造者の製造
に係るファクシミリ装置相互間ではそのような独自の非
標準機能を利用したファクシミリ通信が可能である。
【0003】ファクシミリ通信の非標準機能としては親
展機能, 中継機能, ポーリング機能が代表的である。親
展機能とは、受取人を指定して発呼機 (送信側装置) か
ら原稿のデータが送信された場合に、被呼機 (受信側装
置) において受信したデータをメモリの一部領域を確保
することにより設定されている親展ボックスに一旦蓄積
すると共に受取人が誰であるかを報知し、その受取人が
予め登録してある暗証番号を入力した場合にのみ受信し
たデータが元の原稿の状態に表示またはプリントアウト
される機能である。従って、この親展機能を利用するに
は、被呼機において親展ボックスが設定されていること
及びそれに空き領域があること、親展通信の受取人及び
暗証番号が登録されていることが必要である。
【0004】中継機能とは、ある一つの発呼機 (送信側
装置) から一つの被呼機 (中継機)へ原稿のデータが送
信された場合に、中継機を発呼機としてそれに予め登録
されている他のファクシミリ装置へも自動的に転送させ
る機能である。この中継機能では、中継機に中継先の他
の装置がグループ化して登録されていること及び中継機
からの送信が行なえなかった場合にそのファクシミリ装
置のファクシミリ番号(電話番号) を被呼機に通知する
不達通知を行なうために中継機に発呼機の電話番号が登
録されている必要がある。
【0005】ポーリング機能とは、複数のファクシミリ
装置を被呼機としてあるファクシミリ装置が発呼機とな
り、それぞれの被呼機に予め登録されている原稿のデー
タを集信する機能である。このポーリング機能では、ポ
ーリングの対象となる原稿のデータが各被呼機に登録さ
れている必要がある。
【0006】ファクシミリ通信においてこのような種々
の非標準機能を利用するためには、通常の通信手順であ
る標準手順とは異なる非標準手順の実行が必要である。
具体的には、発呼機からの着呼に応答して被呼機が非標
準機能の内のある機能を備えていることを非標準機能信
号(NSF) で宣言し、発呼機がその機能を利用することを
非標準機能設定信号(NSS) で被呼機に応答するという非
標準手順を実行した後に標準手順による通信が行なわれ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
非標準機能を利用したファクシミリ通信を行なう場合に
も、それぞれの非標準機能を利用するために必要な上述
のような種々の設定及び準備が被呼機において通信開始
時点以前に行なわれている必要がある。従って、上述の
ような種々の条件が満たされていないままに非標準機能
を利用したファクシミリ通信が行なわれた場合には、発
呼機側で意図した通信が行なわれないのみならず、無駄
な通信が行なわれることになる。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、非標準機能を利用した通信を行なう場合
に、本来のデータの通信に先立って、非標準機能そのも
のが利用可能であるか否か、また非標準機能の利用が可
能な場合にはそのための条件が全て満たされているか否
かの情報を被呼機から発呼機へ送信することにより、発
呼機側で意図した通信を確実に行ない得るファクシミリ
通信方法及びファクシミリ装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ通信方法は、発呼機からの着呼を受け付けた場合に被
呼機側から非標準機能の有無及びそれを実行し得る条件
を満たしているか否かを示す情報を非標準手順に従って
発呼機へ送信し、発呼機は被呼機から受信した情報に従
って非標準機能を利用した通信を行なうか否かを示す情
報を被呼機へ送信することを特徴とする。
【0010】また、本発明に係るファクシミリ装置は、
自身からの発呼に応答して他のファクシミリ装置から非
標準機能の有無及びそれを実行し得る条件を満たしてい
るか否かを示す情報を非標準手順に従って受信し、他の
ファクシミリ装置が非標準機能を有していない場合また
は条件を満たしていない場合には他のファクシミリ装置
との通信を切断すべくなしてあることを特徴とする。
【0011】更に、本発明に係るファクシミリ装置は、
他のファクシミリ装置からの着呼を受け付けた場合に、
非標準機能の有無を示す情報を非標準手順に従って他の
ファクシミリ装置へ送信すると共に、非標準機能を実行
し得る条件を満たしているか否かを調べ、その結果を示
す情報を非標準手順に従って他のファクシミリ装置へ送
信すべくなしてあることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係るファクシミリ通信方法では、被呼
機が発呼機からの着呼を受け付けた場合に、非標準機能
の有無及びそれを実行し得る条件を満たしているか否か
を示す情報が非標準手順に従って被呼機から発呼機へ送
信され、発呼機からは被呼機から受信した情報に従って
非標準機能を利用した通信を行なうか否かを示す情報が
被呼機へ送信される。
【0013】また、本発明に係るファクシミリ装置で
は、自身からの発呼に応答して他のファクシミリ装置か
ら非標準機能を有していないことまたは非標準機能を実
行し得る条件を満たしていないことを示す情報を受信し
た場合には他のファクシミリ装置との通信が切断され
る。
【0014】更に、本発明に係るファクシミリ装置で
は、他のファクシミリ装置からの着呼を受け付けた場合
に、非標準機能の有無を示す情報が非標準手順に従って
他のファクシミリ装置へ送信されると共に、非標準機能
を実行し得る条件を満たしているか否かが調べられ、そ
の結果を示す情報が非標準手順に従って他のファクシミ
リ装置へ送信される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。
【0016】図1は本発明のファクシミリ通信方法の実
施に使用される本発明のファクシミリ装置の一構成例を
示すブロック図である。
【0017】参照符号11は制御装置として機能するCPU
であり、バス10を介して表示装置として機能するLCD(液
晶表示デバイス)12 及びそのドライバ13, 入力装置とし
て機能するキーマトリクス14及びそのインタフェイス(I
/F)15,このファクシミリ装置の動作手順のプログラム等
が格納されているROM 16, 受信したデータ, 送信すべき
データ等を一時記憶するRAM 17, 2値画像信号の符号化
/復号化装置として機能するコーデック(CODEC)18 等の
ディジタル信号処理を司る部分と接続されている。
【0018】また、CPU 11はバス10を介して、原稿を読
み取るCCD(電荷結合素子)21 及びそれにより読み取られ
たアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換する画
像処理回路22, ディジタル画像信号を用紙に印刷するプ
リンタ23等の画像の読み取り及び印刷を行なう部分と接
続されている。更に、CPU 11はバス10を介して、この装
置を通信回線網40に接続する網制御装置(NCU)31 及びモ
デム32等の通信機能を司る部分とも接続されている。
【0019】このような図1に示されているファクシミ
リ装置の動作は、ROM 16に格納されているプログラムに
従ってCPU 11が制御するが、その一般的な動作は以下の
如くである。なお、ファクシミリ通信はITU-T により、
二つの装置間の通信回線を接続するためのフェーズA(呼
設定),メッセージ (本来送受信されるべき原稿のデー
タ) を送信するための種々の約束事をそれに先立って交
換するためのフェーズB(プリメッセージ手順),メッセー
ジを交換するためのフェーズC(メッセージ伝送),メッセ
ージが終了したこと及びその確認のためのフェーズD(ポ
ストメッセージ手順),二つの装置間の通信回線を遮断す
るためのフェーズE(呼開放) の5フェーズで段階的に行
なわれることが規定されている。
【0020】通常のファクシミリ通信を行なう場合、オ
ペレータはキーマトリクス14を操作して送信を行なうこ
と指示すると共に相手先の電話番号をダイヤルし、送信
すべき原稿をCCD 21に読み取らせる。これに応じて、CP
U 11はまずフェーズAの呼設定を行なう。即ち、CPU 11
はNCU 31に指示を与えて通信回線網40と接続し、発呼動
作を行なう。一方、CCD 21により原稿から読み取られた
アナログ画像信号は画像処理回路22によりディジタル画
像信号に変換され、更にコーデック18により所謂ランレ
ングス符号化方式であるモディファイド・ハフマン(Mod
ified Huffman) 方式に従って符号化 (圧縮) されて一
旦RAM 17に蓄積される。
【0021】呼設定により通信相手のファクシミリ装置
と回線が接続されると、CPU 11はフェーズBのプリメッ
セージ手順を行なうことにより、双方の装置に要求され
る機能の識別と選択とを行なう。この後、CPU 11は信号
の位相及び同期を合わせつつフェーズCのメッセージ伝
送、即ち通信相手へ本来送信されるべき原稿から得られ
た符号化ディジタル画像信号 (メッセージ) をモデム32
及びNCU 31を介して送信する。
【0022】メッセージの全てを送信し終えると、CPU
11はフェーズDのポストメッセージ手順、即ちメッセー
ジの終了及び確認を行なう。この確認が得られると、CP
U 11はNCU 31に指示を与えて回線の切断、即ちフェーズ
Eの呼開放を行なう。
【0023】以上が通常のファクシミリ通信の発呼機側
での基本的な動作であるが、被呼機側で受信を行なう場
合の基本的な動作は以下の如くである。
【0024】被呼機では、相手装置 (発呼機) からの呼
設定によりNCU 31が通信回線網40と接続されると、CPU
11はまずフェーズBのプリメッセージ手順を行なうこと
により、発呼機との間の通信が可能な状態になる。この
後、CPU 11はフェーズCのメッセージ伝送により受信す
べき原稿の符号化ディジタル画像信号をNCU 31及びモデ
ム32を介して受信する。この符号化ディジタル画像信号
はモデム32から一旦RAM 17に蓄積される。RAM 17に蓄積
された符号化ディジタル画像信号は通常は直ちにコーデ
ック18により元のディジタル画像信号に順次復号され、
そのままプリンタ23に与えられて用紙に印刷されるか、
または LCDドライバ13からLCD 12に与えられて画像表示
される。但し、プリンタ23に用紙が無い場合、またはオ
ペレータが希望して予め適宜の設定を行なっている場合
には、RAM 17に蓄積されたメッセージはそのまま格納さ
れて出力されることはない。
【0025】受信すべき原稿の信号を全て受信し終える
と、CPU 11は発呼機との間でフェーズDのポストメッセ
ージ手順を交換し、それが確認されるとフェーズEの呼
開放を行なって通信を終了する。
【0026】なお、RAM 17に蓄積されたメッセージはオ
ペレータが必要に応じて後刻プリンタ23で用紙に印刷し
たり、またはLCD 12に表示することも勿論可能である。
【0027】次に、図1に示されているファクシミリ装
置の本発明に特徴的な非標準機能を利用する場合の動作
手順について、発呼機 100と被呼機 200との間の信号の
送受信タイミングを示す図2のタイミングチャート,発
呼機 100の動作手順を示す図3のフローチャート及び被
呼機 200の動作手順を示す図4のフローチャートを参照
して説明する。
【0028】ところで非標準機能、たとえば親展機能を
利用してファクシミリ通信を行なう場合、受信側のファ
クシミリ装置において親展番号及びその親展番号に対す
る暗証番号の設定が事前に必要である。たとえば、ある
人物が親展機能による受信を希望する場合、自身の親展
番号 (たとえば”1”) と、暗証番号 (たとえば”123
4”) とをキーマトリクス14を操作してファクシミリ装
置に登録しておく必要がある。このような設定を予め行
なっておくことにより、RAM 17に親展ボックスと称され
る領域が確保されると共に、親展番号”1”及びそれに
対応して暗証番号”1234”がRAM 17に登録される。そし
て、ファクシミリ装置の親展番号”1”宛に送信された
メッセージは必ずRAM 17の親展ボックスの領域に親展番
号”1”のメッセージとして格納され、その親展番号”
1”に対応して予め登録されている暗証番号”1234”が
キーマトリクス14から入力された場合にのみ、CPU 11は
親展番号”1”に対応するメッセージをRAM 17の親展ボ
ックスから読み出す。読み出されたメッセージはコーデ
ック18で復号された後、プリンタ23により用紙に印刷さ
れるか、またはLCD 12に表示される。
【0029】このように、親展機能を利用してファクシ
ミリ通信を行なう場合、それが可能なためには受信側の
ファクシミリ装置では親展番号及びそれに対応する暗証
番号が予め登録されており、更にRAM 17の親展ボックス
の領域に空きがあることが前提となる。
【0030】一方、親展機能を利用してファクシミリ通
信を行なう場合、送信側のファクシミリ装置では、オペ
レータはキーマトリクス14を操作して送信を行なうこと
指示すると共に相手先の電話番号をダイヤルし、更に親
展機能を利用すること及びメッセージの宛先の人物の親
展番号をキーマトリクス14の操作により設定した上で、
送信すべき原稿をCCD 21に読み取らせる。これに応じ
て、CPU 11はまずフェーズAの呼設定を行なう (ステッ
プS11)。即ち、CPU 11はNCU 31を通信回線網40と接続し
て発呼動作を行ない、被呼機 200と回線が接続されるの
を待機する (ステップS12)。一方、CCD 21により原稿か
ら読み取られたアナログ画像信号は画像処理回路22によ
りディジタル画像信号に変換され、更にコーデック18に
より所謂ランレングス符号化方式に従って符号化 (圧
縮) されて一旦RAM 17に蓄積される。
【0031】呼設定により発呼機 100と通信相手のファ
クシミリ装置、即ち被呼機 200との回線が接続されると
(ステップS12, S51) 、発呼機 100と被呼機 200との間
でフェーズBのプリメッセージ手順を行なうことによ
り、双方の装置に要求される機能の識別と選択とを行な
う。図2はその際の信号の通信状態を示すタイミングチ
ャートである。
【0032】回線が接続されてフェーズBの段階に入る
と、まず被呼機 200はデジタル識別信号(DIS) 及び非標
準機能信号(NSF) を参照符号S1にて示されているように
発呼機 100へ送信する (ステップS52)。デジタル識別信
号(DIS) は被呼機 200が標準的なファクシミリ通信能力
を有していること、換言すれば以降の通信が可能である
ことを示し、非標準機能信号(NSF) は被呼機 200が非標
準機能を備えていることを示している。
【0033】これらのデジタル識別信号(DIS) 及び非標
準機能信号(NSF) を受けて (ステップS13, S14) 、発呼
機 100は被呼機 200へ非標準機能設定信号(NSS) を参照
符号S2にて示されているように送信する (ステップS1
5)。発呼機 100はこの非標準機能設定信号(NSS) によ
り、被呼機 200に対してそれが有する非標準機能の能力
を送信するように要求する。被呼機 200は、この非標準
機能設定信号(NSS) を受信することにより (ステップS5
3, S54) 、非標準機能の内のたとえば親展機能を有して
いることを非標準機能信号(NSF) を参照符号S3にて示さ
れているように送信することにより発呼機 100に示す
(ステップS55)。
【0034】この被呼機 200からの非標準機能信号(NS
F) を受信することにより (ステップS16, S17) 、発呼
機 100は被呼機 200が親展機能を有していることを認識
するので、次に能力の詳細を送信するように要求するた
めに非標準機能設定信号(NSS)を参照符号S4にて示され
ているように送信する (ステップS18)。この二度目の非
標準機能設定信号(NSS) を受信することにより (ステッ
プS56, S57) 、被呼機 200は自身に備えられている非標
準機能 (この場合は親展機能) を実行するための条件が
整っているか否かを調べる (ステップS58)。具体的に
は、被呼機 200のCPU 11は親展番号及び暗証番号が登録
されているか否かを調べ、更にRAM 17の親展ボックスの
領域に所定量以上の空き領域があるか否かを調べる。そ
して、いずれの条件も満足している場合にのみ、被呼機
200のCPU 11は発呼機 100に対して非標準機能信号(NS
F) を参照符号S5にて示されているように送信する (ス
テップS59)。
【0035】この非標準機能信号(NSF) を受信すること
により (ステップS19, S20) 、発呼機 100のCPU 11は非
標準機能の内の親展機能を利用した通信が能力的にも実
際にも可能であると判断し、親展機能を利用した通信
(応用通信9)を行なうことを非標準機能設定信号(NSS)
を参照符号S6にて示されているように被呼機 200へ送信
することにより指示する (ステップS21)。
【0036】以上により非標準手順が終了し、爾後は標
準手順に入る。即ち、発呼機 100はトレーニング信号(T
RN) を参照符号S7にて示されているように被呼機 200へ
送信し (ステップS22)、標準手順に入る (ステップS2
3)。被呼機 200は先の非標準機能設定信号(NSS) 及びこ
のトレーニング信号(TRN) を受信することにより (ステ
ップS60, S61, S62, S63) 、受信準備確認信号(CFR) を
参照符号S8にて示されているように発呼機 100へ送信し
て標準手順に入る (ステップS64)。
【0037】以上によりフェーズBのプリメッセージ手
順が終了し、発呼機 100から符号化されたデジタル画像
信号(PIX) の被呼機 200への送信が参照符号S9にて示さ
れているように開始される。以降の通信手順は前述の基
本的な通信手順と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0038】なお、上記実施の形態では非標準機能の一
例として親展機能をとりあげたが、中継機能を利用して
ファクシミリ通信を行なう場合には、被呼機 200がグル
ープ化されて登録されているか否か、不達通知を送信す
るために発呼機 100の電話番号 (ファクシミリ番号) が
被呼機 200に登録されているか否かの条件が調べられ
る。また、ポーリング機能を利用してファクシミリ通信
を行なう場合には、発呼機 100からのポーリングの対象
となる複数の被呼機 200それぞれにポーリング原稿が登
録されているか否かが調べられる。
【0039】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明に係るファ
クシミリ通信方法及びファクシミリ装置によれば、親展
機能, 中継機能, ポーリング機能等の非標準機能を利用
してファクシミリ通信を行なう際に、通信相手のファク
シミリ装置にそれらの機能が備えられているか否かのみ
ならず、それらの機能が備えられている場合においては
それらの機能が実際に利用可能な状態であるか否かもメ
ッセージの通信以前に確認され、そのような条件が満た
されていない場合には通信が切断される。このため、被
呼機側の条件が満たされている場合には発呼機側で意図
した通信が確実に行なわれ、被呼機側の条件が満たされ
ていない場合には無駄な通信を行なわずに済むことにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ通信方法を実施するため
のファクシミリ装置の一構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のファクシミリ通信方法による発呼機と
被呼機との間の信号の送受信タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図3】本発明のファクシミリ通信方法による発呼機の
動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明のファクシミリ通信方法による被呼機の
動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
40 通信回線網 100 発呼機 200 被呼機 S1,S3,S5 非標準機能信号(NSF) S2, S4, S6 非標準機能設定信号(NSS)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼機からの着呼を受け付けた場合に被
    呼機側から非標準機能の有無及びそれを実行し得る条件
    を満たしているか否かを示す情報を非標準手順に従って
    前記発呼機へ送信し、前記発呼機は前記被呼機から受信
    した前記情報に従って非標準機能を利用した通信を行な
    うか否かを示す情報を前記被呼機へ送信することを特徴
    とするファクシミリ通信方法。
  2. 【請求項2】 自身からの発呼に応答して他のファクシ
    ミリ装置から非標準機能の有無及びそれを実行し得る条
    件を満たしているか否かを示す情報を非標準手順に従っ
    て受信し、前記他のファクシミリ装置が前記非標準機能
    を有していない場合または前記条件を満たしていない場
    合には前記他のファクシミリ装置との通信を切断すべく
    なしてあることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 他のファクシミリ装置からの着呼を受け
    付けた場合に、非標準機能の有無を示す情報を非標準手
    順に従って前記他のファクシミリ装置へ送信すると共
    に、前記非標準機能を実行し得る条件を満たしているか
    否かを調べ、その結果を示す情報を非標準手順に従って
    前記他のファクシミリ装置へ送信すべくなしてあること
    を特徴とするファクシミリ装置。
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