JP2921282B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2921282B2
JP2921282B2 JP4214206A JP21420692A JP2921282B2 JP 2921282 B2 JP2921282 B2 JP 2921282B2 JP 4214206 A JP4214206 A JP 4214206A JP 21420692 A JP21420692 A JP 21420692A JP 2921282 B2 JP2921282 B2 JP 2921282B2
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康治 味本
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファリシミリ装置に関
し、特に、発着呼変換機能(以降ポーリング通信機能と
記す)を備えた被呼送信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファリシミリ装置は、ポ
ーリング通信機能においてパラメタ不一致が発生した場
合には、回線切断命令信号(以降DCNと略記する)を
送出したのちに通信網を開放することにより通信動作を
一方的に中断していた。
【0003】図4は従来のファクシミリ装置の通信手順
の一例を示す交信シーケンス図である。ここで手順信号
は国際電信電話諮問委員会勧告(以降CCITTと略記
する)T30に沿ったものである。
【0004】図4において、発呼受信端末から被呼送信
端末へダイヤルすると、被呼送信端末側ではリンギング
信号を受けて自動応答し、被呼局識別信号(以降CED
と略記する)に続いて初期識別信号である非標準装置信
号(以降NSFと略記する)およびディジタル識別信号
(以降DISと略記する)を発呼受信端末側へ返す。こ
れを受けた発呼受信端末側では、非標準装置命令信号
(以降NSCと略記する)およびディジタル送信命令信
号(以降DTCと略記する)を被呼送信端末へ返送す
る。
【0005】ここでNSC信号は特定の利用者の要求を
識別するためのオプション信号であり、発呼受信端末側
のパスワードをNSC信号のフレームの特定パターンで
示すようにする。これを受け取った被呼送信端末側で
は、あらかじめ登録された被呼送信端末側のパスワード
と照合し、一致すればCCITT・T30手順に従い画
信号のやりとりを行うが、パスワード照合の結果が一致
しなければ回線切断命令(以降DCNと略記する)を送
出して送信拒否を行う。
【0006】ところが、DCN信号を受け取った発呼受
信端末側では、DCN信号送出に至った被呼送信端末の
状態を把握することができず、パラメタ不一致等により
送信または受信動作を継続して行なうことができなくな
ったのか、あるいは不慮の事故によるものなのか判断で
きないために、再発呼動作により再度通信を試みるもの
の前回同様にDCN信号にて回線切断され、通信を行な
うことなく終了していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】叙上のように、上述し
た従来のファクシミリ装置は、DCN信号を受信した端
末にとって相手端末の状態を的確に把握することができ
ないために、再発呼動作により相手端末と再度通信を試
みるものの通信を行うことができず、無駄に通信網を使
用するだけでなく、再発呼動作を繰り返す間、ファクシ
ミリ装置および通信網が占有されるという欠点があっ
た。
【0008】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規なファク
シミリ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るファクシミリ装置は、原稿情報を電気
信号に変換する読取部と、予め定義された定形の帳票を
作成する帳票作成部と、送信すべき画信号の種類を選択
するスイッチ部と、通信手順を制御する伝送制御部と、
帳票の画信号および手順信号を変復調する変復調部と、
通信網に対する発着呼を制御する通信網制御部と、受信
した帳票イメージを記録表示する記録部と、前記各部を
総括制御する端末制御部とを備えたファクシミリ装置に
おいて、パラメタ不一致に伴い通信が不達となつた旨を
帳票により相手端末に通知する手段を備えて構成され
る。
【0010】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。
【0012】図1において、同様な2組の自動発着呼機
能付きファクシミリ装置が通信網9を介して接続されて
いる。各ファクシミリ装置はそれぞれ通信網制御部1
A、1Bと、変復調部2A、2Bと、伝送制御部3A、
3Bと、読取部4Bと、帳票作成部5Bと、スイッチ部
6Bと、記録部7Aと、端末制御部8A、8Bとを有し
て構成される。
【0013】次に、発呼動作手順について説明すると、
端末制御部8Aから通信網制御部1Aへ相手局のダイヤ
ル番号が通知され、相手局への自動ダイヤルを行う。
【0014】次に、被呼動作手順について説明すると、
通信網制御部1Bは通信網9からのリンギング信号を検
出し、着呼を端末制御部8Bへ通知する。
【0015】次に、手順信号の受信について説明する
と、通信網9から通信網制御部1Bを通して受信された
手順信号は変復調部2Bを通して端末制御部8Bへ通知
される。
【0016】図2は被呼送信端末においてパスワード照
合を行いパスワード不一致となった場合の通信手順を示
す交信シーケンス図である。
【0017】図2を参照するに、従来例と同様に、発呼
受信端末から被呼送信端末へダイヤルすると、被呼送信
端末側ではリンギング信号を受けて自動応答し、CE
D、NSF、DIS信号を発呼受信端末側へ返す。これ
を受けた発呼受信端末側ではNSC、DTC信号を被呼
送信端末に返送し、被呼送信端末側でパスワード照合を
行う。
【0018】パスワード照合の結果、一致しなければ帳
票作成部5Bで予め定義されたフォーマットに従い帳票
(図5参照)を作成し、スイッチ部6Bをb側へ倒すこ
とにより変復調部2Bへ供給し、通信網制御部1Bを通
して発呼受信端末側へパスワード不一致が発生した旨を
ポーリング通信機能により帳票の形で通知する。発呼受
信端末側からNSC信号の通知がない場合、あるいはN
SC信号のフォーマットが被呼送信端末側と異なる場合
にも同様にパスワード不一致が発生した旨を発呼受信端
末側に通知することとなる。
【0019】なお、パスワード不一致通知を受け取った
発呼受信端末側では、無駄な再発呼動作を行うことなく
通信を終了し、オペレータに警告を与えることが可能で
ある。
【0020】図3は被呼送信端末においてパスワード照
合を行いパスワードが一致した場合の通信手順を示す交
信シーケンス図である。
【0021】図3を参照するに、従来例と同様に、発呼
受信端末から被呼送信端末へダイヤルすると、被呼送信
端末側ではリンギング信号を受けて自動応答し、CE
D、NSF、DIS信号を発呼受信端末側へ返す。これ
を受けた発呼受信端末側ではNSC、DTC信号を被呼
送信端末に返送し、被呼送信端末側でパスワード照合を
行う。パスワード照合の結果、一致した場合には目的の
原稿を読取部4Bにより読み取り、スイッチ部6Bをa
側へ倒すことにより変復調部2Bへ供給し、通信網制御
部1Bを通して発呼受信端末側へ目的の原稿を送信す
る。
【0022】図4は従来のファクシミリ装置の通信手順
の一例を示す交信シーケンス図である。
【0023】図4において、発呼受信端末から被呼送信
端末へダイヤルすると、被呼送信端末側ではリンギング
信号を受けて自動応答し、CED、NSF、DIS信号
を発呼受信端末側へ返す。これを受けた発呼受信端末側
では、NSC、DTC信号を被呼送信端末へ返送し、被
呼送信端末側でパスワード照合を行う。パスワード照合
の結果が不一致の場合には、被呼送信端末側より一方的
にDCN信号が送出されるために、DCN信号を受け取
った発呼受信端末側では、DCN信号送出に至った被呼
送信端末の状態を把握することができず、パラメタ不一
致等により送信または受信動作を継続して行うことがで
きなくなったのか、あるいは不慮の事故によるものなの
か判断できないために、再発呼動作により再度通信を試
みるものの前回同様にDCN信号にて回線切断され通信
を行うことなく終了してしまう。
【0024】図5は本発明の一実施例により作成された
パスワード不一致通知の帳票フォーマット例を示す図で
ある。
【0025】本実施例では被呼送信端末におけるパスワ
ード照合の場合を示したが、ポーリング通信機能を持つ
ファクシミリ装置において能力あるいはパラメタ不一致
等により目的の機能を発揮できない場合には、予め定義
された帳票を送信することにより上記実施例と同様の動
作を行わせることができ、発呼受信端末に対して被呼受
信端末の状態を通知することが可能となる。
【0026】なお、本実施例で示したポーリング通信手
順はCCITT・T30に準拠しており、CCITT標
準機であればポーリング通信の端末を限定することなく
実現可能であり、製造元が異なる端末間の通信において
も有効な手段であることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポーリング通信機能を持つファクシミリ装置において能
力あるいはパラメタ不一致等により目的の機能を発揮で
きない場合には、目的の原稿の代わりに予め定義された
帳票を送信する機能により、発呼受信端末に対して被呼
送信端末の状態を迅速に通知することが可能となる。こ
れにより無用な再発呼動作に伴うファクシミリ装置およ
び通信網の占有率を低下させる効果が得られる。
【0028】本発明によればまた、発呼受信端末におい
て目的の通信が不達となった要因を的確に把握すること
が可能となるために、リカバリーに伴う所要時間の短縮
および不達に終わった通信に対する見過ごし確率を低下
させる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本実施例の通信手順の一例を示す交信シーケン
ス図であり、パスワードの不一致を検出した場合のシー
ケンス図である。
【図3】本実施例の通信手順を示す交信シーケンス図で
あり、パスワードが一致した場合のシーケンス図であ
る。
【図4】従来におけるファクシミリ装置の通信手順の一
例を示すシーケンス図であって、パスワードの不一致を
検出した場合のシーケンス図である。
【図5】本実施例により作成された帳票の一例を示し、
パスワード不一致通知の帳票フォーマット例である。
【符号の説明】
1A、1B…通信網制御部 2A、2B…変復調部 3A、3B…伝送制御部 4B…読取部 5B…帳票作成部 6B…スイッチ部 7A…記録部 8A、8B…端末制御部 9…通信網 RI…リンギング信号 CED…被呼局識別信号 NSF…非標準装置信号 DIS…ディジタル識別信号 NSC…非標準装置命令信号 DTC…ディジタル送信命令信号 DCS…ディジタル命令信号 TCF…トリーニングチェック信号 CFR…受信準備確認信号 PIX…画信号 EOP…手順終了信号 MCF…メッセージ確認信号 DCN…回線切断命令信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼受信端末から被呼送信端末へ発呼
    し、パスワードを送信すると、該被呼端末は自動応答し
    パスワードの照合を行ないパスワードが一致した場合に
    前記発呼受信端末に目的の原稿を送信するファクシミリ
    装置において、原稿情報を電気信号に変換する読取部
    と、パスワードの照合の結果一致しない場合等のパラメ
    タ不一致が発生した際に予め定義された定形の帳票を作
    成する帳票作成部と、該帳票作成部からの画信号と前記
    読取部からの送信すべき画信号を選択するスイッチ部
    と、通信手順を制御する伝送制御部と、該伝送制御部の
    制御により前記帳票の画信号および手順信号を変復調す
    る変復調部と、通信網に対する発着呼を制御する通信網
    制御部と、受信した前記帳票の画信号を記録表示する記
    録部と、前記各部を総括制御する端末制御部とを備えた
    ファクシミリ装置であって、パラメタ不一致に伴い原稿
    通信が不達となった場合には該通信が不達となった旨
    の帳票を前記帳票作成部により作成し、前記帳票により
    前記スイッチ部、変復調部及び通信網制御部を介して相
    手端末に通知する手段を有することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 被呼送信端末でパスワードの照合を実行
    した結果一致しない場合には、前記帳票作成部は、予め
    定義されたフォーマットに従って帳票を作成し、該帳票
    データを前記スイッチ部を介して前記変復調部へ供給
    し、前記通信網制御部を通して発呼受信端末へパラメタ
    不一致が発生した旨を帳票による画信号で通知すること
    を更に特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 被呼送信端末でパスワードの照合を実行
    した結果一致した場合には、目的の原稿を前記読取部に
    より読み取り、該読取データを前記スイッチ部を介して
    前記変復調部へ供給し、前記通信網制御部を通して発呼
    受信端末へ目的の原稿を送信することを更に特徴とする
    請求項1に記載のファクシミリ装置。
JP4214206A 1992-08-11 1992-08-11 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2921282B2 (ja)

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