JPH09214148A - 蓋構造 - Google Patents

蓋構造

Info

Publication number
JPH09214148A
JPH09214148A JP2119396A JP2119396A JPH09214148A JP H09214148 A JPH09214148 A JP H09214148A JP 2119396 A JP2119396 A JP 2119396A JP 2119396 A JP2119396 A JP 2119396A JP H09214148 A JPH09214148 A JP H09214148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lid
battery
insertion hole
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2119396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takizawa
浩 滝澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2119396A priority Critical patent/JPH09214148A/ja
Publication of JPH09214148A publication Critical patent/JPH09214148A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】別体の支持軸を必要とせず、構造が簡単であ
り、蓋を紛失する可能性がない蓋構造を提案する。 【解決手段】挿入孔1bを有する下ケース1と、該ケー
スに取り付け可能な上ケース2と、延出部3aの両端か
ら突出した部分であって、挿入孔1bに挿入可能な2つ
の突起3b,3cを有する電池蓋3とを有する蓋構造で
あって、上ケース2を取り付けていない下ケース1に、
突起3b,3cを挿入孔1bに挿入して電池蓋を組み付
け、その状態で上ケース2を下ケース1に取り付ける
と、電池蓋3は開閉可能に取り付けられ、しかも、下ケ
ース1から取り外すことができない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋構造、詳しく
は、機器の蓋の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器の開閉可能な蓋等で支持
軸を持たず、取り外し可能なものがあるが、これは構造
が簡単であることから機器の電池蓋等に適用されてい
る。しかし、支持軸がないことから、機器本体から取り
外し可能である代わり、紛失してしまう可能性があっ
た。一方、支持軸に支持された開閉可能なものとして、
蝶番構造の電池蓋もある。この蝶番構造の電池蓋は、蓋
を紛失の可能性のない点で有用である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の蝶
番式の電池蓋構造は、支持軸を固定する必要があるなど
構造が複雑になる。また、支持軸を蓋部材と一体で形成
した構造のものもあるが組み付けるとき軸部を撓ませる
などの必要があって、蓋の肉厚を薄くしたり、軸を細く
する必要があって、蓋の割れや軸の折れ発生の原因にな
っていた。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
するためになされたもので、別体の支持軸を必要とせ
ず、構造が簡単であり、蓋を破損したり、紛失する可能
性のない蓋構造を提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の蓋構造
は、所定の大きさの挿入孔を有する第1のケースと、上
記第1のケースに取り付け可能な第2のケースと、端部
中央部から延出した延出部の両端から突出した部分であ
って、上記挿入孔に挿入可能な突起を有する開閉可能な
蓋部材とを有しており、上記第2のケースが取り付けら
れる以前の上記第1のケースの挿入孔に上記突起の両端
が挿入可能であり、上記突起が上記挿入孔に挿入された
状態で第2のケースを第1のケースに取り付けると上記
突起は上記挿入孔から抜け出すことがない。
【0006】本発明の第2の蓋構造は、上記第1の蓋構
造において、上記蓋部材の突起は、上記第2のケースを
取り付けていない状態で第1のケースの挿入孔に変形さ
せることなく挿入することが可能である。
【0007】本発明の第3の蓋構造は、上記請求項1、
または、請求項2記載の蓋構造において、上記第1、お
よび/または、第2のケースには電池収納室が形成され
ており、上記蓋部材により上記電池収納室が開閉され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
を示す蓋構造を適用した電子機器の電池収納部まわりの
分解斜視図である。なお、本図、または、以下に説明す
る図2,6,7,8,10等は機器の裏面、すなわち、
下方側から見た図である。
【0009】本実施の形態の蓋構造を適用した電池収納
部は、電池収納室1aと該電池収納室角部に設けられた
挿入孔1bを有する第1のケースである下ケース1と、
ロック用係止孔2aを有し、上記下ケース1に取り付け
可能な第2のケースである上ケース2と、端部中央部か
ら延出した延出部3aの両端から突出した部分であっ
て、上記挿入孔1bに挿入可能な2つの突起3b,3c
およびロック用係止爪3eを有する開閉可能な蓋部材で
ある電池蓋3と、上ケース2の装着される上カバー4と
で構成される。
【0010】上述したように上記上ケース2を装着しな
い状態の上記下ケース1の挿入孔1bには電池蓋3の2
つの突起3b,3cが挿入可能であるが、図2,図3
は、その挿入の状態を示している。上記挿入孔1bは、
幅S3 ,奥行きS2 ,壁面上下方向深さS1 とする。上
記延出部と突起は、延出部幅一端と突起3c間距離L1
とし、突起3b,3c間距離L2 とする。そして、挿入
孔1bの奥行き方向と上下方向の立体的な対角線長S4
より上記延出部幅一端と突起間距離L1 は短く、さら
に、挿入孔幅S3 より突起間距離L2 は長い。したがっ
て、上記図3の斜視図、または、図4の挿入状態を示す
模式的正面図に示すように下ケース1の挿入孔1bに電
池蓋3の突起3bを挿入した後、突起3c側を角度θ0
傾斜させると、2つの突起3bと3cを挿入孔1bに挿
入することができる。挿入された2つの突起3bと3c
は、図5の挿入後の状態を示す模式的正面図に示すよう
に挿入孔1bに対して平行に保った状態では抜けない状
態になっている。
【0011】次に、以上のように構成された本実施の形
態の電池蓋部周りの組み立て手順について説明する。上
ケース2を取り付けない状態で電池蓋3を斜めにした状
態で突起3b側から下ケース1の挿入孔1bに挿入し、
さらに、突起3cを挿入し、図6に示すような電池蓋装
着状態とする。次に、下ケース1に上ケース2を取り付
け、さらに、上カバー4を装着する。図7は、その装着
状態を示す。この状態では、電池蓋3は上ケース2によ
って傾きがわずかの角度範囲内に阻止されるので、突起
3b,3cが挿入孔1bから抜け出ることはない。ま
た、電池蓋3は突起3b,3cを支点にして開閉回動が
可能で、その姿勢には或程度自由度がある。
【0012】上述のようにして組み立てられた本実施の
形態の電池蓋部においては、電池蓋3を開放状態とし、
電池を電池収納室1aに装填する。そして、図8に示す
D1方向にスライドさせ、図9の電池収納部の断面図に
示すようにロック用係止孔2aに電池蓋3の係止爪を嵌
入させる。この状態では、電池蓋延出部3aに設けられ
ている爪3dが下ケース1の凹部1cに係止した状態に
なるのでD2 方向の移動があるクリック力で阻止される
ので、電池蓋3は閉状態に保持される。電池を取り出す
場合は、電池蓋3を上記クリック力に抗して図9のD2
方向にスライドさせて、ロック用爪3eを解除状態とす
ると、電池蓋3が開放でき、電池を取り出すことができ
る。
【0013】以上、説明したように、本実施の形態の蓋
構造を適用した電池収納部は、電池蓋3を下ケース1に
取り付けるときは、傾斜させて装着し、下ケース1に上
ケース2を取り付けた状態にすると、電池蓋3は回動可
能であるが取り外しはできない。したがって、電池蓋3
を不注意でなくしてしまうことがない。しかも、組み立
て時に、突起3b,3cの部分を従来例のもののように
変形させる必要がないことから、蓋の肉厚を薄くした
り、上記突起3b,3cの寸法を細くする必要がないこ
とから、上記蓋や突起の破損も生じることがない。ま
た、回動軸を別途に設ける必要もなく、構造自体も簡単
であり、コスト的にも有利である。
【0014】なお、本実施の形態は、電子機器等の電池
収納部の電池蓋構造に適用したものであったが、これに
限らず、他の機器の開閉可能な蓋構造にも適用可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
記載の蓋構造によれば、別体の支持軸を必要とせず、構
造が簡単であり、蓋を紛失する可能性がない。本発明の
請求項2に記載の蓋構造によれば、開閉回動の支持部と
なる突起を破損しにくくすることができる。本発明の請
求項3に記載の蓋構造によれば、構造が簡単であり、蓋
を紛失する可能性がない電池収納室の蓋を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す蓋構造を適用
した電子機器の電池収納部まわりの分解斜視図。
【図2】図1の電池収納部において、電池蓋を下ケース
に取り付けている状態の斜視図。
【図3】図1の電池収納部において、電池蓋の突起を下
ケースの挿入孔に挿入しているときの拡大斜視図
【図4】図1の電池収納部において、電池蓋を下ケース
に取り付けている状態での模式的正面図。
【図5】図1の電池収納部において、電池蓋を下ケース
に取り付けた状態での模式的正面図。
【図6】図1の電池収納部において、電池蓋を下ケース
に取り付けた状態での斜視図。
【図7】図1の電池収納部において、電池蓋を下ケース
に取り付け、さらに、上ケース,上カバーを取り付けた
状態での斜視図。
【図8】図1の電池収納部を組み立て、電池蓋を閉じた
状態での斜視図。
【図9】図1の電池収納部において、電池を装着し電池
蓋を閉してロック状態にしたときの電池収納部まわりの
断面図。
【図10】図1の電池収納部を組み立てた状態の電子機
器の斜視図。
【符号の説明】
1 ……下ケース(第1のケース) 1a………電池収納室 1b………挿入孔 2 ………上ケース(第2のケース) 3 ………電池蓋(蓋部材) 3a………延出部 3b,3c………突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさの挿入孔を有する第1のケ
    ースと、 上記第1のケースに取り付け可能な第2のケースと、 端部中央部から延出した延出部の両端から突出した部分
    であって、上記挿入孔に挿入可能な突起を有する開閉可
    能な蓋部材と、 を具備ており、上記第2のケースが取り付けられる以前
    の上記第1のケースの挿入孔に上記突起の両端が挿入可
    能であり、上記突起が上記挿入孔に挿入された状態で第
    2のケースを第1のケースに取り付けると、上記突起は
    上記挿入孔から抜け出すことがないことを特徴とする蓋
    構造。
  2. 【請求項2】 上記蓋部材の突起は、上記第2のケース
    を取り付けていない状態で第1のケースの挿入孔に変形
    させることなく挿入することが可能である請求項1記載
    の蓋構造。
  3. 【請求項3】 上記第1、および/または、第2のケー
    スには電池収納室が形成されており、上記蓋部材は上記
    電池収納室を開閉する部材であることを特徴とする請求
    項1、または、請求項2記載の蓋構造。
JP2119396A 1996-02-07 1996-02-07 蓋構造 Withdrawn JPH09214148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2119396A JPH09214148A (ja) 1996-02-07 1996-02-07 蓋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2119396A JPH09214148A (ja) 1996-02-07 1996-02-07 蓋構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09214148A true JPH09214148A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12048135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2119396A Withdrawn JPH09214148A (ja) 1996-02-07 1996-02-07 蓋構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09214148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020102572A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 東光東芝メーターシステムズ株式会社 電子機器収納用筐体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020102572A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 東光東芝メーターシステムズ株式会社 電子機器収納用筐体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03195000A (ja) Icキャリア
JP3357202B2 (ja) 記録媒体用収納ケース
JP2001053847A (ja) 携帯型電子機器
JPH09214148A (ja) 蓋構造
JPH05267858A (ja) 蓋開閉機構
JPH09298053A (ja) バッテリケース
JP3923119B2 (ja) 携帯型端末装置
JPH11176402A (ja) 電池蓋構造
JP2722956B2 (ja) モジュラーコネクタ
JPH08105256A (ja) 扉状開閉体のロック構造
JP2594799Y2 (ja) ロック構造
JP2001033863A (ja) カメラ
JP3144365B2 (ja) コイン型電池収納構造
JP3042379U (ja) 電子機器の筐体構造
JPH062420Y2 (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JPH09203945A (ja) カメラ
JPH11161742A (ja) Icカード用ガイド
JPH0712183Y2 (ja) 車輌の収納ボックス構造
JP3651507B2 (ja) カメラ用蓋構造
JPS6029171Y2 (ja) 蓋のロック装置
JPH08284513A (ja) 扉用係止装置及びそれを使用した収容家具
JP3247868B2 (ja) ハンドル機構
JP2538638Y2 (ja) ヒンジ装置
JP2501799Y2 (ja) カ―トリッジケ―ス
JPH0441501Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506