JP3042379U - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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JP3042379U
JP3042379U JP1997002750U JP275097U JP3042379U JP 3042379 U JP3042379 U JP 3042379U JP 1997002750 U JP1997002750 U JP 1997002750U JP 275097 U JP275097 U JP 275097U JP 3042379 U JP3042379 U JP 3042379U
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JP
Japan
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lid
housing
stopper
electronic device
open
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997002750U
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English (en)
Inventor
聡 大池
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋の開状態維持を安定して維持可能な電子機
器の筐体構造を提供する。 【解決手段】 電子機器1を収納した筐体2の蓋3を開
閉するため、蓋の側面および蓋の側面に対応する筐体の
一方に、軸突起31、22を設け、他方に軸突起が枢動
する長溝21、32を設けることにより蓋を軸突起を枢
支点として筐体に枢着し、蓋の開状態を維持するため、
蓋を係止するストッパー23を筐体内部に設け、ストッ
パーに係止されるようストッパーに対応する蓋の端部3
3に切り欠き34を刻設し、蓋の開閉時におけるストッ
パーと端部との接触抵抗を減ずるため、端部にアール面
35を設けたので、蓋は軸突起を枢支点として筐体に枢
着され、切り欠きが刻設された蓋の端部は筐体内部に設
けられたストッパーに係止されて蓋の開状態が維持さ
れ、長溝内を軸突起が枢動して蓋を開閉するときには、
端部のアール面によってスムーズに開閉操作ができ、ま
た、壁面と蓋の衝突による傷発生もない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は電子機器の筐体構造に係わり、特に、蓋の開状態維持が容易な電子機 器の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2(a)、(b)に示すように、従来、外から電気錠を解錠する操作盤のよ うな電子機器1が収納された筐体20には、軸9を枢支点として開閉自在な蓋3 0が枢着されている。 操作時には、つまみ39を引っ張って蓋30を下手前に開いて手を放し、操作 盤1を操作する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の電子機器の筐体構造では、蓋30を下手前に開いて手を 放すと、壁面W寄りの蓋30の端38が、反動で壁面Wに当り、傷がつきやすい という難点があった。 本考案は、上記従来の難点を解決するためになされたもので、蓋の開状態を安 定して維持可能な電子機器の筐体構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による電子機器の筐体構造は、電子機器を収納した筐体の蓋を開閉する ため、蓋の側面および蓋の側面に対応する筐体の一方に、軸突起を設け、他方に 軸突起が枢動する長溝を設けることにより蓋を軸突起を枢支点として筐体に枢着 し、蓋の開状態を維持するため、蓋を係止するストッパーを筐体内部に設け、ス トッパーに係止されるようストッパーに対応する蓋の端部に切り欠きを設けたも のである。
【0005】 蓋は軸突起を枢支点として筐体に枢着され、切り欠きが設けられた蓋の端部は 筐体内部に設けられたストッパーに係止されて蓋の開状態が維持され、長溝内を 軸突起が枢動して蓋を開閉するので壁面と蓋の衝突による傷発生もない。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案による電子機器の筐体構造の実施例を図面を参照して詳述する 。 図1(a)に示すように、外から電気錠を解錠する操作盤のような電子機器1 が収納された筐体2には、蓋3の側面に軸突起31が設けられ、軸突起31に対 応する筐体に軸突起31が枢動する長溝21が設けられて、蓋3は軸突起31を 枢支点として筐体2に枢着される。
【0007】 図1(a)、(b)、(d)に示すように、操作盤1を操作する際に蓋3の開 状態を維持するため、蓋3を係止するストッパー23が、筐体2の内部に細長い 蒲鉾型の凸部として設けられる。なお、ストッパー23は不連続でも好適である 。 図1(d)、(e)に示すように、このストッパー23に対する蓋3の係止を 確実にするため、ストッパー23に対応する蓋3の端部33には、切り欠き34 が刻設される。切り欠き34は、ストッパー23の1/2〜2/3程度を包囲で きれば曲線でも角を有していてもよい。
【0008】 更に、蓋3の開閉時におけるストッパー23と端部33との接触抵抗を減ずる ため、端部33にアール面35が設けられる(図1(d)、(e))。アール面 35は、緩やかなカーブが好適である。 以下に、本考案による電子機器の筐体構造の作用を説明する。 図1(b)に示すように、操作盤1を操作するには、蓋3の下端36を起こす ように(矢印A)持上げる。このとき、蓋3の両側面の軸突起31、31は、筐 体2の長溝21、21の一方の端(図1(e)の向って左上)で回動し、蓋3の 端部33は、筐体2に設けられたストッパー23には接触せずに蓋3が開かれる 。次いで、蓋3の下端36から手を離すと、蓋3の自重により両側面の軸突起3 1、31は、筐体2の長溝21、21を枢動して(図1(e)の矢印B)長溝2 1、21の他方の端(図1(e)の向って右下)に移動し、蓋3の切り欠き34 がストッパー23に当接されて蓋3は開状態が維持されるようになる。
【0009】 操作盤1の操作が終了して、蓋3を閉めるには、蓋の下端36を上方に引くと (図1(c)の矢印C)、軸突起31、31は、長溝21、21内を矢印Bとは 反対方向に枢動し、蓋3のアール面35がストッパー23に接触しないよう、端 部33がストッパー23から外れて、矢印Dのように蓋3が閉まる。 蓋3の開閉時に蓋3と壁面Wとが接触することはなく、接触による傷の発生は ない。
【0010】 なお、図1(f)に示すように、筐体2に軸突起22を設け、この軸突起22 に対応する蓋3に軸突起22が枢動する長溝32を設け、軸突起22を枢支点と して蓋3を筐体2に枢着するのも同様に好適である。
【0011】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による電子機器の筐体構造は、電 子機器を収納した筐体の蓋を開閉するため、蓋の側面および蓋の側面に対応する 筐体の一方に、軸突起を設け、他方に軸突起が枢動する長溝を設けることにより 蓋を軸突起を枢支点として筐体に枢着し、蓋の開状態を維持するため、蓋を係止 するストッパーを筐体内部に設け、ストッパーに係止されるようストッパーに対 応する蓋の端部に切り欠きを刻けたので、蓋は軸突起を枢支点として筐体に枢着 され、切り欠きが設けられた蓋の端部は筐体内部に設けられたストッパーに係止 されて蓋の開状態が維持され、長溝内を軸突起が枢動して蓋を開閉するので壁面 と蓋の衝突による傷発生もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(f)は、本考案による電子機器の
筐体構造を説明する図で、(a)は正面図、(b)はM
−M線断面図、(c)はN-N線断面図、(d)〜
(f)は要部拡大断面図ある。
【図2】 (a)、(b)は、従来の電子機器の筐体構
造を示す図である。
【符号の説明】
1 ‥電子機器 2 ‥筐体 21 ‥長溝 22 ‥軸突起 23 ‥ストッパー 3 ‥蓋 31 ‥軸突起 32 ‥長溝 33 ‥端部 34 ‥切り欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器(1)を収納した筐体(2)の蓋
    (3)を開閉するため、前記蓋の側面および前記蓋の側
    面に対応する前記筐体の一方に、軸突起(31、22)
    を設け、他方に前記軸突起が枢動する長溝(21、3
    2)を設けることにより前記蓋を前記軸突起を枢支点と
    して前記筐体に枢着し、 前記蓋の開状態を維持するため、前記蓋を係止するスト
    ッパー(23)を前記筐体内部に設け、前記ストッパー
    に係止されるよう前記ストッパーに対応する前記蓋の端
    部(33)に切り欠き(34)を設けたことを特徴とす
    る電子機器の筐体構造。
JP1997002750U 1997-04-11 1997-04-11 電子機器の筐体構造 Expired - Lifetime JP3042379U (ja)

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