JPH09213893A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH09213893A JPH09213893A JP8020159A JP2015996A JPH09213893A JP H09213893 A JPH09213893 A JP H09213893A JP 8020159 A JP8020159 A JP 8020159A JP 2015996 A JP2015996 A JP 2015996A JP H09213893 A JPH09213893 A JP H09213893A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 33
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- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力端子の電圧がGND端子の電圧よりも低
くなると、寄生NPNトランジスタが動作し、出力端子
から入力端子に電流が流れて装置が破損してしまう。 【解決手段】 パワーMOSFETに蓄積された電荷が
放電される際、PchMOSFET18の動作によりNch
MOSFET20がオン状態となり、それにより、寄生
NPNトランジスタ24のベース・エミッタ間が短絡さ
れ、寄生NPNトランジスタ24の動作が回避される。
くなると、寄生NPNトランジスタが動作し、出力端子
から入力端子に電流が流れて装置が破損してしまう。 【解決手段】 パワーMOSFETに蓄積された電荷が
放電される際、PchMOSFET18の動作によりNch
MOSFET20がオン状態となり、それにより、寄生
NPNトランジスタ24のベース・エミッタ間が短絡さ
れ、寄生NPNトランジスタ24の動作が回避される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、パワーMOSICに関する。
し、特に、パワーMOSICに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の半導体装置の一構成例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【0003】本従来例は図6に示すように、入力信号を
発生させる入力信号源9と、装置に流れる電流を制限す
る電流制限抵抗10と、電源13と、負荷14と、負荷
14への電流の供給を制御するパワーMOSFET12
と、定電圧ダイオード25と、ダイオード26と、パワ
ーMOSFET12の動作を制御する制御回路17とか
ら構成されており、制御回路17には、入力端子3とG
ND端子16との間に並列に接続された抵抗1及び定電
圧ダイオード2と、抵抗4,5と、抵抗4,5によって
分圧された電圧値を比較するコンパレータ6と、コンパ
レータ6からの出力がゲート端子に入力されるPchMO
SFET7及びNchMOSFET8と、一方がPchMO
SFET7及びNchMOSFET8のドレイン端子に接
続され、他方がパワーMOSFET12のゲート端子に
接続された抵抗11とが設けられ、また、ベース端子が
GND端子16に接続され、エミッタ端子が入力端子3
に接続され、コレクタ端子が出力端子15に接続された
寄生NPNトランジスタ24が存在している。
発生させる入力信号源9と、装置に流れる電流を制限す
る電流制限抵抗10と、電源13と、負荷14と、負荷
14への電流の供給を制御するパワーMOSFET12
と、定電圧ダイオード25と、ダイオード26と、パワ
ーMOSFET12の動作を制御する制御回路17とか
ら構成されており、制御回路17には、入力端子3とG
ND端子16との間に並列に接続された抵抗1及び定電
圧ダイオード2と、抵抗4,5と、抵抗4,5によって
分圧された電圧値を比較するコンパレータ6と、コンパ
レータ6からの出力がゲート端子に入力されるPchMO
SFET7及びNchMOSFET8と、一方がPchMO
SFET7及びNchMOSFET8のドレイン端子に接
続され、他方がパワーMOSFET12のゲート端子に
接続された抵抗11とが設けられ、また、ベース端子が
GND端子16に接続され、エミッタ端子が入力端子3
に接続され、コレクタ端子が出力端子15に接続された
寄生NPNトランジスタ24が存在している。
【0004】図7は、図6に示した半導体装置の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【0005】本従来例は図7に示すように、パワーMO
SFET12の出力となるN+基板21と、N+基板21
上に接合されたP-半導体層22と、P-半導体層22上
に接合され、制御回路17を有しているN-半導体層2
3とから構成されている。
SFET12の出力となるN+基板21と、N+基板21
上に接合されたP-半導体層22と、P-半導体層22上
に接合され、制御回路17を有しているN-半導体層2
3とから構成されている。
【0006】以下に、上記のように構成された半導体装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【0007】図8は、図6及び図7に示した半導体装置
の動作を説明するための図であり、(a)は入力信号源
9から出力される信号の電圧及び入力端子3における電
圧値を示す図、(b)はコンパレータ6の出力電圧を示
す図、(c)はパワーMOSFET12のゲート電圧を
示す図、(d)は出力端子15における電圧値及び電流
値を示す図である。
の動作を説明するための図であり、(a)は入力信号源
9から出力される信号の電圧及び入力端子3における電
圧値を示す図、(b)はコンパレータ6の出力電圧を示
す図、(c)はパワーMOSFET12のゲート電圧を
示す図、(d)は出力端子15における電圧値及び電流
値を示す図である。
【0008】入力信号源9から出力される電圧が上昇
し、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2の定
電圧を越えると(t1)、コンパレータ6の出力がロー
レベルとなる。
し、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2の定
電圧を越えると(t1)、コンパレータ6の出力がロー
レベルとなる。
【0009】すると、PchMOSFET7がオン状態と
なり、また、NchMOSFET8がオフ状態となる。
なり、また、NchMOSFET8がオフ状態となる。
【0010】これにより、パワーMOSFET12のゲ
ートに電荷が蓄積され、パワーMOSFET12がオン
状態となり、負荷14に電流が流れる。
ートに電荷が蓄積され、パワーMOSFET12がオン
状態となり、負荷14に電流が流れる。
【0011】次に、入力信号源9から出力される電圧が
下がり、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2
の定電圧以下になると(t2)、コンパレータ6の出力
がハイレベルとなる。
下がり、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2
の定電圧以下になると(t2)、コンパレータ6の出力
がハイレベルとなる。
【0012】すると、PchMOSFET7がオフ状態と
なり、また、NchMOSFET8がオン状態となる。
なり、また、NchMOSFET8がオン状態となる。
【0013】これにより、パワーMOSFET12のゲ
ートに蓄積された電荷が放電され、パワーMOSFET
12がオフ状態に遷移していく。
ートに蓄積された電荷が放電され、パワーMOSFET
12がオフ状態に遷移していく。
【0014】そして、負荷14のリアクタンス成分によ
り、出力端子15の電圧が上昇し、出力端子15の電圧
が定電圧ダイオード25の定電圧値を越えると、定電圧
ダイオード25、ダイオード26及び抵抗11を通り、
NchMOSFET8からGND端子16あるいはPchM
OSFET7のドレインから入力端子3に電流が流れ
る。
り、出力端子15の電圧が上昇し、出力端子15の電圧
が定電圧ダイオード25の定電圧値を越えると、定電圧
ダイオード25、ダイオード26及び抵抗11を通り、
NchMOSFET8からGND端子16あるいはPchM
OSFET7のドレインから入力端子3に電流が流れ
る。
【0015】これにより、パワーMOSFET12のゲ
ート電圧が引き続きバイアスされ、このバイアスにより
パワーMOSFET12に電流が流れるいわゆるダイナ
ミッククランプ動作が行われる。
ート電圧が引き続きバイアスされ、このバイアスにより
パワーMOSFET12に電流が流れるいわゆるダイナ
ミッククランプ動作が行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の半導体装置においては、入力端子3の電
圧がGND端子16の電圧よりも低くなると、寄生NP
Nトランジスタ24が動作し、出力端子15から入力端
子3に電流が流れて装置が破損してしまうという問題点
がある。
たような従来の半導体装置においては、入力端子3の電
圧がGND端子16の電圧よりも低くなると、寄生NP
Nトランジスタ24が動作し、出力端子15から入力端
子3に電流が流れて装置が破損してしまうという問題点
がある。
【0017】すなわち、図7に示すように、上記従来例
においては、寄生NPNトランジスタ24が、N+基板
21がコレクタ、P-半導体層22がベース、N-半導体
層23がエミッタとなる構造であるため、出力端子15
に電圧が印加された状態で、入力端子3における電圧が
GND端子16における電圧よりも低くなり、その差が
ベース・エミッタ間電圧を越えてGND端子16から入
力端子3に電流が流れると、寄生NPNトランジスタ2
4が動作してしまう。
においては、寄生NPNトランジスタ24が、N+基板
21がコレクタ、P-半導体層22がベース、N-半導体
層23がエミッタとなる構造であるため、出力端子15
に電圧が印加された状態で、入力端子3における電圧が
GND端子16における電圧よりも低くなり、その差が
ベース・エミッタ間電圧を越えてGND端子16から入
力端子3に電流が流れると、寄生NPNトランジスタ2
4が動作してしまう。
【0018】特に、ダイナミッククランプ動作時のよう
に高い電圧(例えば70V)が出力端子15に印加され
ている場合には、バイポーラトランジスタ特有の二次降
伏となり、装置の破損が発生しやすくなってしまう。
に高い電圧(例えば70V)が出力端子15に印加され
ている場合には、バイポーラトランジスタ特有の二次降
伏となり、装置の破損が発生しやすくなってしまう。
【0019】そこで、特開平5−58583号公報に半
導体装置の破損を防ぐ装置が開示されている。
導体装置の破損を防ぐ装置が開示されている。
【0020】図9は、特開平5−58583号公報に開
示された装置の概略を示すブロック図である。
示された装置の概略を示すブロック図である。
【0021】本装置は図9に示すように、入力端子3と
GND端子16との間にスレッショルド電圧VTの高い
MOSFET31が接続されており、入力端子3に静電
気が印加された場合に、入力端子3とGND端子16と
の間の電圧がスレッショルド電圧VT(本例では20〜
25V程度)を越えると、二次ブレークダウンによりM
OSFET31を導通させるものである。
GND端子16との間にスレッショルド電圧VTの高い
MOSFET31が接続されており、入力端子3に静電
気が印加された場合に、入力端子3とGND端子16と
の間の電圧がスレッショルド電圧VT(本例では20〜
25V程度)を越えると、二次ブレークダウンによりM
OSFET31を導通させるものである。
【0022】しかしながら、図6に示した半導体装置に
おける問題点は、入力端子3の電圧がGND端子16の
電圧より低い時に寄生NPNトランジスタ24が動作す
ることにより発生する装置の破損であるため、図9に示
した公知例は意味をなさない。
おける問題点は、入力端子3の電圧がGND端子16の
電圧より低い時に寄生NPNトランジスタ24が動作す
ることにより発生する装置の破損であるため、図9に示
した公知例は意味をなさない。
【0023】また、他の公知例として、「Reverse-Volt
age Protection Methods for CMOSCircuits」(IEEE JO
URNAL Vol24,Feb.1989)のSupply Terminal Protection
がある。
age Protection Methods for CMOSCircuits」(IEEE JO
URNAL Vol24,Feb.1989)のSupply Terminal Protection
がある。
【0024】図10は、「Reverse-Voltage Protection
Methods for CMOS Circuits」(IEEE JOURNAL Vol24,F
eb.1989)に開示された装置の概略を示すブロック図で
あり、図11は、図10に示した装置の構造を示す断面
図である。
Methods for CMOS Circuits」(IEEE JOURNAL Vol24,F
eb.1989)に開示された装置の概略を示すブロック図で
あり、図11は、図10に示した装置の構造を示す断面
図である。
【0025】本装置は図10及び図11に示すように、
VDD32とN基板33との間にPchMOSFET34を
接続したもので、VDD<VSS時に寄生ダイオード35を
介して短絡電流が流れることを防ぐものである。
VDD32とN基板33との間にPchMOSFET34を
接続したもので、VDD<VSS時に寄生ダイオード35を
介して短絡電流が流れることを防ぐものである。
【0026】しかしながら、図6に示した半導体装置に
おいては、電流制限抵抗10が挿入されているため、V
DD32を入力、VSSをGNDと置き換えても短絡電流を
防ぐ対策は不要である。また、図10及び図11に示し
た装置に、パワーMOSFETを搭載すると、高耐圧横
型のパワーMOSFETになるため、オン抵抗が大きく
なり(例えば70V耐圧で1.5倍程度)不適当であ
る。
おいては、電流制限抵抗10が挿入されているため、V
DD32を入力、VSSをGNDと置き換えても短絡電流を
防ぐ対策は不要である。また、図10及び図11に示し
た装置に、パワーMOSFETを搭載すると、高耐圧横
型のパワーMOSFETになるため、オン抵抗が大きく
なり(例えば70V耐圧で1.5倍程度)不適当であ
る。
【0027】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、寄生トラン
ジスタが動作することにより発生する装置の破損を防ぐ
ことができる半導体装置を提供することを目的とする。
する問題点に鑑みてなされたものであって、寄生トラン
ジスタが動作することにより発生する装置の破損を防ぐ
ことができる半導体装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、入力信号を発生させる入力信号源と、半導
体基板を出力とし、負荷への電流の供給を制御するパワ
ーMOSFETと、該パワーMOSFETの動作を制御
する制御回路と、前記半導体基板と異なる導電型であ
り、前記半導体基板と接合された第1の半導体層に設け
られたGND端子と、前記半導体基板と同じ導電型であ
り、前記第1の半導体層に接合された第2の半導体層に
設けられた入力端子とを有し、前記制御回路内に、エミ
ッタ端子が前記第2の半導体層に接続され、コレクタ端
子が前記半導体基板に接続され、ベース端子が前記第1
の半導体層に接続された寄生トランジスタが存在する半
導体装置において、ドレイン端子が前記入力端子に接続
され、ソース端子が前記GND端子に接続され、前記半
導体基板と同型チャネルである第1のMOSFETと、
前記入力端子における電圧値がローレベルの時に、前記
パワーMOSFETのゲート端子と前記第1のMOSF
ETのゲート端子とを接続する第1のスイッチとを有す
ることを特徴とする。
に本発明は、入力信号を発生させる入力信号源と、半導
体基板を出力とし、負荷への電流の供給を制御するパワ
ーMOSFETと、該パワーMOSFETの動作を制御
する制御回路と、前記半導体基板と異なる導電型であ
り、前記半導体基板と接合された第1の半導体層に設け
られたGND端子と、前記半導体基板と同じ導電型であ
り、前記第1の半導体層に接合された第2の半導体層に
設けられた入力端子とを有し、前記制御回路内に、エミ
ッタ端子が前記第2の半導体層に接続され、コレクタ端
子が前記半導体基板に接続され、ベース端子が前記第1
の半導体層に接続された寄生トランジスタが存在する半
導体装置において、ドレイン端子が前記入力端子に接続
され、ソース端子が前記GND端子に接続され、前記半
導体基板と同型チャネルである第1のMOSFETと、
前記入力端子における電圧値がローレベルの時に、前記
パワーMOSFETのゲート端子と前記第1のMOSF
ETのゲート端子とを接続する第1のスイッチとを有す
ることを特徴とする。
【0029】また、前記第1のスイッチは、前記第1の
MOSFETと異なる導電型のチャネルである第2のM
OSFETであることを特徴とする。
MOSFETと異なる導電型のチャネルである第2のM
OSFETであることを特徴とする。
【0030】また、前記制御回路に流れる電流を制御す
る電流制御回路を有することを特徴とする。
る電流制御回路を有することを特徴とする。
【0031】また、入力信号を発生させる入力信号源
と、半導体基板を出力とし、負荷への電流の供給を制御
するパワーMOSFETと、該パワーMOSFETの動
作を制御する制御回路と、前記半導体基板と異なる導電
型であり、前記半導体基板と接合された第1の半導体層
に設けられたGND端子と、前記半導体基板と同じ導電
型であり、前記第1の半導体層に接合された第2の半導
体層に設けられた入力端子とを有し、前記制御回路内
に、エミッタ端子が前記第2の半導体層に接続され、コ
レクタ端子が前記半導体基板に接続され、ベース端子が
前記第1の半導体層に接続された寄生トランジスタが存
在する半導体装置において、前記第2の半導体層と前記
入力端子との間に、ドレイン端子が前記入力端子に接続
され、ソース端子が前記第2の半導体層に接続され、ゲ
ート端子が前記GND端子に接続された第3のMOSF
ETを有することを特徴とする。
と、半導体基板を出力とし、負荷への電流の供給を制御
するパワーMOSFETと、該パワーMOSFETの動
作を制御する制御回路と、前記半導体基板と異なる導電
型であり、前記半導体基板と接合された第1の半導体層
に設けられたGND端子と、前記半導体基板と同じ導電
型であり、前記第1の半導体層に接合された第2の半導
体層に設けられた入力端子とを有し、前記制御回路内
に、エミッタ端子が前記第2の半導体層に接続され、コ
レクタ端子が前記半導体基板に接続され、ベース端子が
前記第1の半導体層に接続された寄生トランジスタが存
在する半導体装置において、前記第2の半導体層と前記
入力端子との間に、ドレイン端子が前記入力端子に接続
され、ソース端子が前記第2の半導体層に接続され、ゲ
ート端子が前記GND端子に接続された第3のMOSF
ETを有することを特徴とする。
【0032】また、ドレイン端子が前記制御回路の出力
段に接続され、ソース端子が前記GND端子に接続され
た第4のMOSFETと、前記入力端子における電圧値
がローレベルの時に、前記パワーMOSFETのゲート
端子と前記第4のMOSFETのゲート端子とを接続す
る第2のスイッチとを有することを特徴とする。
段に接続され、ソース端子が前記GND端子に接続され
た第4のMOSFETと、前記入力端子における電圧値
がローレベルの時に、前記パワーMOSFETのゲート
端子と前記第4のMOSFETのゲート端子とを接続す
る第2のスイッチとを有することを特徴とする。
【0033】また、前記第2のスイッチは、前記半導体
基板と異なる導電型のチャネルである第5のMOSFE
Tであることを特徴とする。
基板と異なる導電型のチャネルである第5のMOSFE
Tであることを特徴とする。
【0034】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、パワーMOSFETに蓄積された電荷が放電
される際、第1のスイッチの動作により第1のMOSF
ETがオン状態となり、それにより、寄生トランジスタ
のベース・エミッタ間が短絡されるので、寄生トランジ
スタが動作することはない。
おいては、パワーMOSFETに蓄積された電荷が放電
される際、第1のスイッチの動作により第1のMOSF
ETがオン状態となり、それにより、寄生トランジスタ
のベース・エミッタ間が短絡されるので、寄生トランジ
スタが動作することはない。
【0035】また、第3のMOSFETのソース電圧が
下がってゲート電圧との差がスレッショルド電圧となっ
たときに第3のMOSFETがオフ状態となるので、寄
生トランジスタのエミッタ電圧がベース電圧よりも低く
なることはなく、寄生トランジスタが動作することはな
い。
下がってゲート電圧との差がスレッショルド電圧となっ
たときに第3のMOSFETがオフ状態となるので、寄
生トランジスタのエミッタ電圧がベース電圧よりも低く
なることはなく、寄生トランジスタが動作することはな
い。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0037】(第1の実施の形態)図1は、本発明の半
導体装置の第1の実施の形態を示す回路図であり、図2
は、図1に示した半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
導体装置の第1の実施の形態を示す回路図であり、図2
は、図1に示した半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【0038】本形態は図1に示すように、入力信号を発
生させる入力信号源9と、装置に流れる電流を制限する
電流制限抵抗10と、電源13と、負荷14と、負荷1
4への電流の供給を制御するパワーMOSFET12
と、定電圧ダイオード25と、ダイオード26と、パワ
ーMOSFET12の動作を制御する制御回路17と、
制御回路17の入力端子3とGND端子16間に並列に
接続された第1のMOSFETであるNchMOSFET
20と、NchMOSFET20の動作を制御する第1の
スイッチとなる第2のMOSFETであるPchMOSF
ET18と、PchMOSFET18と直列に接続された
抵抗19とから構成されており、制御回路17には、入
力端子3とGND端子16との間に並列に接続された抵
抗1及び定電圧ダイオード2と、抵抗4,5と、抵抗
4,5によって分圧された電圧値を比較するコンパレー
タ6と、コンパレータ6からの出力がゲート端子に入力
されるPchMOSFET7及びNchMOSFET8と、
一方がPchMOSFET7及びNchMOSFET8のド
レイン端子に接続され、他方がパワーMOSFET12
のゲート端子に接続された抵抗11とが設けられ、ま
た、ベース端子がGND端子16に接続され、エミッタ
端子が入力端子3に接続され、コレクタ端子が出力端子
15に接続された寄生NPNトランジスタ24が存在し
ている。なお、NchMOSFET20においては、ゲー
ト端子が抵抗19を介してGND端子16に接続され、
ソース端子がGND端子16に接続され、ドレイン端子
が入力端子3に接続されており、PchMOSFET18
においては、ゲート端子が入力端子3に接続され、ドレ
イン端子がNchMOSFET20のゲート端子に接続さ
れ、ソース端子がパワーMOSFET12のゲート端子
に接続されている。
生させる入力信号源9と、装置に流れる電流を制限する
電流制限抵抗10と、電源13と、負荷14と、負荷1
4への電流の供給を制御するパワーMOSFET12
と、定電圧ダイオード25と、ダイオード26と、パワ
ーMOSFET12の動作を制御する制御回路17と、
制御回路17の入力端子3とGND端子16間に並列に
接続された第1のMOSFETであるNchMOSFET
20と、NchMOSFET20の動作を制御する第1の
スイッチとなる第2のMOSFETであるPchMOSF
ET18と、PchMOSFET18と直列に接続された
抵抗19とから構成されており、制御回路17には、入
力端子3とGND端子16との間に並列に接続された抵
抗1及び定電圧ダイオード2と、抵抗4,5と、抵抗
4,5によって分圧された電圧値を比較するコンパレー
タ6と、コンパレータ6からの出力がゲート端子に入力
されるPchMOSFET7及びNchMOSFET8と、
一方がPchMOSFET7及びNchMOSFET8のド
レイン端子に接続され、他方がパワーMOSFET12
のゲート端子に接続された抵抗11とが設けられ、ま
た、ベース端子がGND端子16に接続され、エミッタ
端子が入力端子3に接続され、コレクタ端子が出力端子
15に接続された寄生NPNトランジスタ24が存在し
ている。なお、NchMOSFET20においては、ゲー
ト端子が抵抗19を介してGND端子16に接続され、
ソース端子がGND端子16に接続され、ドレイン端子
が入力端子3に接続されており、PchMOSFET18
においては、ゲート端子が入力端子3に接続され、ドレ
イン端子がNchMOSFET20のゲート端子に接続さ
れ、ソース端子がパワーMOSFET12のゲート端子
に接続されている。
【0039】上記のように構成された半導体装置におい
ては、抵抗1と定電圧ダイオード2とによって基準電圧
が生成され、この基準電圧と入力端子3から入力されて
抵抗4,5で分圧された電圧値とがコンパレータ6にお
いて比較されている。
ては、抵抗1と定電圧ダイオード2とによって基準電圧
が生成され、この基準電圧と入力端子3から入力されて
抵抗4,5で分圧された電圧値とがコンパレータ6にお
いて比較されている。
【0040】また、本形態は図2に示すように、パワー
MOSFET12の出力となるN+基板21と、N+基板
21上に接合された第1の半導体層であるP-半導体層
22と、P-半導体層22上に接合され、制御回路17
を有している第2の半導体層であるN-半導体層23と
から構成されており、出力端子15はN+基板21上
に、入力端子3はN-半導体層23上に、GND端子1
6はP-半導体層22上にそれぞれ設けられている。
MOSFET12の出力となるN+基板21と、N+基板
21上に接合された第1の半導体層であるP-半導体層
22と、P-半導体層22上に接合され、制御回路17
を有している第2の半導体層であるN-半導体層23と
から構成されており、出力端子15はN+基板21上
に、入力端子3はN-半導体層23上に、GND端子1
6はP-半導体層22上にそれぞれ設けられている。
【0041】以下に、上記のように構成された半導体装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【0042】入力信号源9から出力される電圧が上昇
し、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2の定
電圧を越えると、コンパレータ6の出力がローレベルと
なる。
し、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2の定
電圧を越えると、コンパレータ6の出力がローレベルと
なる。
【0043】すると、PchMOSFET7がオン状態と
なり、また、NchMOSFET8がオフ状態となる。
なり、また、NchMOSFET8がオフ状態となる。
【0044】これにより、パワーMOSFET12のゲ
ートに電荷が蓄積され、パワーMOSFET12がオン
状態となり、電源13から負荷14、出力端子15及び
GND端子16に電流が流れる。
ートに電荷が蓄積され、パワーMOSFET12がオン
状態となり、電源13から負荷14、出力端子15及び
GND端子16に電流が流れる。
【0045】次に、入力信号源9から出力される電圧が
下がり、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2
の定電圧以下になると、コンパレータ6の出力がハイレ
ベルとなる。
下がり、抵抗4,5の分圧電圧値が定電圧ダイオード2
の定電圧以下になると、コンパレータ6の出力がハイレ
ベルとなる。
【0046】すると、PchMOSFET7がオフ状態と
なり、また、NchMOSFET8がオン状態となる。
なり、また、NchMOSFET8がオン状態となる。
【0047】これにより、パワーMOSFET12のゲ
ートに蓄積された電荷が放電され始めるが、この際、P
chMOSFET18がオン状態となり、それにより、抵
抗19に電圧が印加されてNchMOSFET20がオン
状態となる。
ートに蓄積された電荷が放電され始めるが、この際、P
chMOSFET18がオン状態となり、それにより、抵
抗19に電圧が印加されてNchMOSFET20がオン
状態となる。
【0048】これにより、図2に示すように、パワーM
OSFET12の出力となるN+基板21をコレクタと
し、GND端子16に接続されているP-半導体層22
をベースとし、入力端子3に接続されているN-半導体
層23をエミッタとする寄生NPNトランジスタ24の
ベース・エミッタ間が短絡されることとなり、入力信号
源9における電圧がGND端子16における電圧以下の
場合でも、ベース・エミッタ間の電圧差を寄生NPNト
ランジスタ24のベース・エミッタ間動作電圧(約0.
7V)よりも小さくすることができるため、寄生NPN
トランジスタ24の動作が回避される。
OSFET12の出力となるN+基板21をコレクタと
し、GND端子16に接続されているP-半導体層22
をベースとし、入力端子3に接続されているN-半導体
層23をエミッタとする寄生NPNトランジスタ24の
ベース・エミッタ間が短絡されることとなり、入力信号
源9における電圧がGND端子16における電圧以下の
場合でも、ベース・エミッタ間の電圧差を寄生NPNト
ランジスタ24のベース・エミッタ間動作電圧(約0.
7V)よりも小さくすることができるため、寄生NPN
トランジスタ24の動作が回避される。
【0049】次に、パワーMOSFET12のゲート電
圧が下がると、出力端子15における電圧が上昇し、定
電圧ダイオード25、ダイオード26、抵抗11及びP
chMOSFET7のドレイン・ソース間を通って、入力
端子3あるいはPchMOSFET18、抵抗19及びG
ND端子16に電流が流れる。
圧が下がると、出力端子15における電圧が上昇し、定
電圧ダイオード25、ダイオード26、抵抗11及びP
chMOSFET7のドレイン・ソース間を通って、入力
端子3あるいはPchMOSFET18、抵抗19及びG
ND端子16に電流が流れる。
【0050】この電流によりパワーMOSFET12の
ゲートがバイアスされるため、負荷14のリアクタンス
に蓄積されていたエネルギーが放出され、出力端子15
における電圧が下がるまで、PchMOSFET18がオ
ン状態、すなわちNchMOSFET20がオン状態とな
り、出力端子15における電圧が高い時に寄生NPNト
ランジスタ24が動作することを防ぐことができる。
ゲートがバイアスされるため、負荷14のリアクタンス
に蓄積されていたエネルギーが放出され、出力端子15
における電圧が下がるまで、PchMOSFET18がオ
ン状態、すなわちNchMOSFET20がオン状態とな
り、出力端子15における電圧が高い時に寄生NPNト
ランジスタ24が動作することを防ぐことができる。
【0051】(第2の実施の形態)図3は、本発明の半
導体装置の第2の実施の形態を示す回路図である。
導体装置の第2の実施の形態を示す回路図である。
【0052】本形態は図3に示すように、入力信号を発
生させる入力信号源9と、電源13と、負荷14と、負
荷14への電流の供給を制御するパワーMOSFET1
2と、パワーMOSFET12の動作を制御する制御回
路17と、入力信号源9と制御回路17との間に接続さ
れた第3のMOSFETであるPchMOSFET27と
から構成されており、制御回路17には、PchMOSF
ET27のソース端子とGND端子16との間に並列に
接続された抵抗1及び定電圧ダイオード2と、抵抗4,
5と、抵抗4,5によって分圧された電圧値を比較する
コンパレータ6と、コンパレータ6からの出力がゲート
端子に入力されるPchMOSFET7及びNchMOSF
ET8と、一方がPchMOSFET7及びNchMOSF
ET8のドレイン端子に接続され、他方がパワーMOS
FET12のゲート端子に接続された抵抗11とが設け
られ、また、ベース端子がGND端子16に接続され、
エミッタ端子がPchMOSFET27のソース端子に接
続され、コレクタ端子が出力端子15に接続された寄生
NPNトランジスタ24が存在している。なお、PchM
OSFET27においては、ゲート端子がGND端子1
6に接続され、ソース端子が制御回路17に接続され、
ドレイン端子が入力端子3に接続されている。
生させる入力信号源9と、電源13と、負荷14と、負
荷14への電流の供給を制御するパワーMOSFET1
2と、パワーMOSFET12の動作を制御する制御回
路17と、入力信号源9と制御回路17との間に接続さ
れた第3のMOSFETであるPchMOSFET27と
から構成されており、制御回路17には、PchMOSF
ET27のソース端子とGND端子16との間に並列に
接続された抵抗1及び定電圧ダイオード2と、抵抗4,
5と、抵抗4,5によって分圧された電圧値を比較する
コンパレータ6と、コンパレータ6からの出力がゲート
端子に入力されるPchMOSFET7及びNchMOSF
ET8と、一方がPchMOSFET7及びNchMOSF
ET8のドレイン端子に接続され、他方がパワーMOS
FET12のゲート端子に接続された抵抗11とが設け
られ、また、ベース端子がGND端子16に接続され、
エミッタ端子がPchMOSFET27のソース端子に接
続され、コレクタ端子が出力端子15に接続された寄生
NPNトランジスタ24が存在している。なお、PchM
OSFET27においては、ゲート端子がGND端子1
6に接続され、ソース端子が制御回路17に接続され、
ドレイン端子が入力端子3に接続されている。
【0053】以下に、上記のように構成された半導体装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【0054】入力信号源9における電圧が上昇し、Pch
MOSFET27のドレイン・ソース間ダイオード電圧
(約0.7V)とスレッショルド電圧(約1V)との和
を越えると、PchMOSFET27がオン状態となり、
さらに入力信号源9における電圧が上昇し、ハイレベル
となると制御回路17の動作により、パワーMOSFE
T12のゲートに電荷が蓄積され、パワーMOSFET
12がオン状態となる。
MOSFET27のドレイン・ソース間ダイオード電圧
(約0.7V)とスレッショルド電圧(約1V)との和
を越えると、PchMOSFET27がオン状態となり、
さらに入力信号源9における電圧が上昇し、ハイレベル
となると制御回路17の動作により、パワーMOSFE
T12のゲートに電荷が蓄積され、パワーMOSFET
12がオン状態となる。
【0055】次に、入力信号源9の電圧が下がり、GN
D端子16における電圧以下になると、パワーMOSF
ET12のゲートに蓄積された電荷が、抵抗11及びP
chMOSFET7のドレイン・ソース間ダイオードを経
て、ゲートがバイアスされているPchMOSFET27
から入力端子3に流れ出す。
D端子16における電圧以下になると、パワーMOSF
ET12のゲートに蓄積された電荷が、抵抗11及びP
chMOSFET7のドレイン・ソース間ダイオードを経
て、ゲートがバイアスされているPchMOSFET27
から入力端子3に流れ出す。
【0056】図4は、図3に示した半導体装置の動作を
説明するための図であり、(a)は入力端子3における
電圧値を示す図、(b)はPchMOSFET27のソー
ス電圧を示す図、(c)は出力端子15における電圧値
及び電流値を示す図である。
説明するための図であり、(a)は入力端子3における
電圧値を示す図、(b)はPchMOSFET27のソー
ス電圧を示す図、(c)は出力端子15における電圧値
及び電流値を示す図である。
【0057】PchMOSFET27のソース電圧が、制
御回路17のローレベル・ハイレベルの判定電圧VIHL
に達すると、NchMOSFET8がオン状態となり、こ
れにより、PchMOSFET27のソース電圧がほぼ零
電圧となり、制御回路17が動作しなくなる。
御回路17のローレベル・ハイレベルの判定電圧VIHL
に達すると、NchMOSFET8がオン状態となり、こ
れにより、PchMOSFET27のソース電圧がほぼ零
電圧となり、制御回路17が動作しなくなる。
【0058】したがって、NchMOSFET8がオフ状
態という不安定な状態においてパワーMOSFET12
のゲートに蓄積された電荷が放電し、放電が完了する
と、パワーMOSFET12はオフ状態となる。
態という不安定な状態においてパワーMOSFET12
のゲートに蓄積された電荷が放電し、放電が完了する
と、パワーMOSFET12はオフ状態となる。
【0059】この時、PchMOSFET27のソース電
圧は、徐々に下がってくるが、スレッショルド電圧(約
1V)にてPchMOSFET27がオフ状態となるた
め、GND端子16における電圧以下にはならない。し
たがって、寄生NPNトランジスタ24が動作すること
はない。
圧は、徐々に下がってくるが、スレッショルド電圧(約
1V)にてPchMOSFET27がオフ状態となるた
め、GND端子16における電圧以下にはならない。し
たがって、寄生NPNトランジスタ24が動作すること
はない。
【0060】以上説明したように本形態においては、入
力信号源9における電圧がGND端子16における電圧
以下になると、パワーMOSFET12のゲートに蓄積
された電荷が放電し、放電が完了するまでPchMOSF
ET27に電流が流れ、放電が完了すると、電流が流れ
ないという動作となるため、寄生トランジスタが動作す
ることはない。
力信号源9における電圧がGND端子16における電圧
以下になると、パワーMOSFET12のゲートに蓄積
された電荷が放電し、放電が完了するまでPchMOSF
ET27に電流が流れ、放電が完了すると、電流が流れ
ないという動作となるため、寄生トランジスタが動作す
ることはない。
【0061】(第3の実施の形態)図5は、本発明の半
導体装置の第3の実施の形態を示す回路図である。
導体装置の第3の実施の形態を示す回路図である。
【0062】本形態は図5に示すように、入力信号を発
生させる入力信号源9と、電源13と、負荷14と、負
荷14への電流の供給を制御するパワーMOSFET1
2と、パワーMOSFET12の動作を制御する制御回
路17と、制御回路17の出力段に接続された第4のM
OSFETであるNchMOSFET30と、NchMOS
FET30の動作を制御する第2のスイッチとなる第5
のMOSFETであるPchMOSFET28と、PchM
OSFET28と直列に接続された抵抗29と、入力信
号源9と制御回路17との間に接続されたPchMOSF
ET27とから構成されており、制御回路17には、P
chMOSFET27のソース端子とGND端子16との
間に並列に接続された抵抗1及び定電圧ダイオード2
と、抵抗4,5と、抵抗4,5によって分圧された電圧
値を比較するコンパレータ6と、コンパレータ6からの
出力がゲート端子に入力されるPchMOSFET7及び
NchMOSFET8と、一方がPchMOSFET7及び
NchMOSFET8のドレイン端子に接続され、他方が
パワーMOSFET12のゲート端子に接続された抵抗
11とが設けられ、また、ベース端子がGND端子16
に接続され、エミッタ端子がPchMOSFET27のソ
ース端子に接続され、コレクタ端子が出力端子15に接
続された寄生NPNトランジスタ24が存在している。
なお、NchMOSFET30においては、ゲート端子が
抵抗29を介してGND端子16に接続され、ソース端
子がGND端子16に接続され、ドレイン端子がPchM
OSFET7及びNchMOSFET8のドレイン端子に
接続されており、PchMOSFET28においては、ゲ
ート端子が入力端子3に接続され、ドレイン端子がNch
MOSFET30のゲート端子に接続され、ソース端子
がパワーMOSFET12のゲート端子に接続されてい
る。
生させる入力信号源9と、電源13と、負荷14と、負
荷14への電流の供給を制御するパワーMOSFET1
2と、パワーMOSFET12の動作を制御する制御回
路17と、制御回路17の出力段に接続された第4のM
OSFETであるNchMOSFET30と、NchMOS
FET30の動作を制御する第2のスイッチとなる第5
のMOSFETであるPchMOSFET28と、PchM
OSFET28と直列に接続された抵抗29と、入力信
号源9と制御回路17との間に接続されたPchMOSF
ET27とから構成されており、制御回路17には、P
chMOSFET27のソース端子とGND端子16との
間に並列に接続された抵抗1及び定電圧ダイオード2
と、抵抗4,5と、抵抗4,5によって分圧された電圧
値を比較するコンパレータ6と、コンパレータ6からの
出力がゲート端子に入力されるPchMOSFET7及び
NchMOSFET8と、一方がPchMOSFET7及び
NchMOSFET8のドレイン端子に接続され、他方が
パワーMOSFET12のゲート端子に接続された抵抗
11とが設けられ、また、ベース端子がGND端子16
に接続され、エミッタ端子がPchMOSFET27のソ
ース端子に接続され、コレクタ端子が出力端子15に接
続された寄生NPNトランジスタ24が存在している。
なお、NchMOSFET30においては、ゲート端子が
抵抗29を介してGND端子16に接続され、ソース端
子がGND端子16に接続され、ドレイン端子がPchM
OSFET7及びNchMOSFET8のドレイン端子に
接続されており、PchMOSFET28においては、ゲ
ート端子が入力端子3に接続され、ドレイン端子がNch
MOSFET30のゲート端子に接続され、ソース端子
がパワーMOSFET12のゲート端子に接続されてい
る。
【0063】以下に、上記のように構成された半導体装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【0064】入力信号源9における電圧がGND端子1
6における電圧以下になると、PchMOSFET28が
オン状態となり、それにより、NchMOSFET30が
オン状態となる。
6における電圧以下になると、PchMOSFET28が
オン状態となり、それにより、NchMOSFET30が
オン状態となる。
【0065】そして、パワーMOSFET12のゲート
に蓄積された電荷は、抵抗11、NchMOSFET30
を通って放電する。
に蓄積された電荷は、抵抗11、NchMOSFET30
を通って放電する。
【0066】したがって、制御回路17は不安定な動作
とはならず、オフ状態になるとともに、PchMOSFE
T27のゲート・ソース間電圧がほぼ零となるため、P
chMOSFET27には電流が流れなくなる。
とはならず、オフ状態になるとともに、PchMOSFE
T27のゲート・ソース間電圧がほぼ零となるため、P
chMOSFET27には電流が流れなくなる。
【0067】そのため、入力信号源9から出力される信
号が、ドライブ能力の少ない他の半導体装置等による場
合でも、高速のターンオフ時間を確保することができ
る。
号が、ドライブ能力の少ない他の半導体装置等による場
合でも、高速のターンオフ時間を確保することができ
る。
【0068】なお、上述した実施の形態においては、N
chパワーMOSFETを用いて寄生NPNトランジスタ
が存在する回路について説明したが、PchMOSFET
を用いて寄生PNPトランジスタが存在する場合には、
PchMOSFET18をNchMOSFET、NchMOS
FET20をPchMOSFET、PchMOSFET27
をNchMOSFET、PchMOSFET28をNchMO
SFET、NchMOSFET30をPchMOSFETと
することにより、同様の効果を上げることができる。
chパワーMOSFETを用いて寄生NPNトランジスタ
が存在する回路について説明したが、PchMOSFET
を用いて寄生PNPトランジスタが存在する場合には、
PchMOSFET18をNchMOSFET、NchMOS
FET20をPchMOSFET、PchMOSFET27
をNchMOSFET、PchMOSFET28をNchMO
SFET、NchMOSFET30をPchMOSFETと
することにより、同様の効果を上げることができる。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0070】請求項1から3に記載のものにおいては、
パワーMOSFETに蓄積された電荷が放電される際
に、第1のスイッチの動作により第1のMOSFETが
オン状態となり、それにより、寄生トランジスタのベー
ス・エミッタ間が短絡される構成としたため、寄生トラ
ンジスタが動作することはなく、半導体装置の破損を防
ぐことができる。
パワーMOSFETに蓄積された電荷が放電される際
に、第1のスイッチの動作により第1のMOSFETが
オン状態となり、それにより、寄生トランジスタのベー
ス・エミッタ間が短絡される構成としたため、寄生トラ
ンジスタが動作することはなく、半導体装置の破損を防
ぐことができる。
【0071】請求項4及び5に記載のものにおいては、
第3のMOSFETのソース電圧が下がってゲート電圧
との差がスレッショルド電圧となったときに第3のMO
SFETがオフ状態となる構成としたため、寄生トラン
ジスタのエミッタ電圧がベース電圧よりも低くなること
はなく、寄生トランジスタが動作することはない。それ
により、寄生トランジスタの動作により発生する半導体
装置の破損を防ぐことができる。
第3のMOSFETのソース電圧が下がってゲート電圧
との差がスレッショルド電圧となったときに第3のMO
SFETがオフ状態となる構成としたため、寄生トラン
ジスタのエミッタ電圧がベース電圧よりも低くなること
はなく、寄生トランジスタが動作することはない。それ
により、寄生トランジスタの動作により発生する半導体
装置の破損を防ぐことができる。
【図1】本発明の半導体装置の第1の実施の形態を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】図1に示した半導体装置の構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の半導体装置の第2の実施の形態を示す
回路図である。
回路図である。
【図4】図3に示した半導体装置の動作を説明するため
の図であり、(a)は入力端子における電圧値を示す
図、(b)はPchMOSFETのソース電圧を示す図、
(c)は出力端子における電圧値及び電流値を示す図で
ある。
の図であり、(a)は入力端子における電圧値を示す
図、(b)はPchMOSFETのソース電圧を示す図、
(c)は出力端子における電圧値及び電流値を示す図で
ある。
【図5】本発明の半導体装置の第3の実施の形態を示す
回路図である。
回路図である。
【図6】従来の半導体装置の一構成例を示す回路図であ
る。
る。
【図7】図6に示した半導体装置の構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】図6及び図7に示した半導体装置の動作を説明
するための図であり、(a)は入力信号源9から出力さ
れる信号の電圧及び入力端子3における電圧値を示す
図、(b)はコンパレータ6の出力電圧を示す図、
(c)はパワーMOSFET12のゲート電圧を示す
図、(d)は出力端子15における電圧値及び電流値を
示す図である。
するための図であり、(a)は入力信号源9から出力さ
れる信号の電圧及び入力端子3における電圧値を示す
図、(b)はコンパレータ6の出力電圧を示す図、
(c)はパワーMOSFET12のゲート電圧を示す
図、(d)は出力端子15における電圧値及び電流値を
示す図である。
【図9】特開平5−58583号公報に開示された装置
の概略を示すブロック図である。
の概略を示すブロック図である。
【図10】「Reverse-Voltage Protection Methods for
CMOS Circuits」(IEEE JOURNALVol24,Feb.1989)に開
示された装置の概略を示すブロック図である。
CMOS Circuits」(IEEE JOURNALVol24,Feb.1989)に開
示された装置の概略を示すブロック図である。
【図11】図10に示した装置の構造を示す断面図であ
る。
る。
1,4,5,11,19,29 抵抗 2,25 定電圧ダイオード 3 入力端子 6 コンパレータ 7,18,27,28,34 PchMOSFET 8,20,30 NchMOSFET 9 入力信号源 10 電流制限抵抗 12 パワーMOSFET 13 電源 14 負荷 15 出力端子 16 GND端子 17 制御回路 21 N+基板 22 P-半導体層 23 N-半導体層 24 寄生NPNトランジスタ 26 ダイオード
Claims (6)
- 【請求項1】 入力信号を発生させる入力信号源と、 半導体基板を出力とし、負荷への電流の供給を制御する
パワーMOSFETと、 該パワーMOSFETの動作を制御する制御回路と、 前記半導体基板と異なる導電型であり、前記半導体基板
と接合された第1の半導体層に設けられたGND端子
と、 前記半導体基板と同じ導電型であり、前記第1の半導体
層に接合された第2の半導体層に設けられた入力端子と
を有し、 前記制御回路内に、エミッタ端子が前記第2の半導体層
に接続され、コレクタ端子が前記半導体基板に接続さ
れ、ベース端子が前記第1の半導体層に接続された寄生
トランジスタが存在する半導体装置において、 ドレイン端子が前記入力端子に接続され、ソース端子が
前記GND端子に接続され、前記半導体基板と同型チャ
ネルである第1のMOSFETと、 前記入力端子における電圧値がローレベルの時に、前記
パワーMOSFETのゲート端子と前記第1のMOSF
ETのゲート端子とを接続する第1のスイッチとを有す
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記第1のスイッチは、前記第1のMOSFETと異な
る導電型のチャネルである第2のMOSFETであるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の半導体
装置において、 前記制御回路に流れる電流を制御する電流制御回路を有
することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 入力信号を発生させる入力信号源と、 半導体基板を出力とし、負荷への電流の供給を制御する
パワーMOSFETと、 該パワーMOSFETの動作を制御する制御回路と、 前記半導体基板と異なる導電型であり、前記半導体基板
と接合された第1の半導体層に設けられたGND端子
と、 前記半導体基板と同じ導電型であり、前記第1の半導体
層に接合された第2の半導体層に設けられた入力端子と
を有し、 前記制御回路内に、エミッタ端子が前記第2の半導体層
に接続され、コレクタ端子が前記半導体基板に接続さ
れ、ベース端子が前記第1の半導体層に接続された寄生
トランジスタが存在する半導体装置において、 前記第2の半導体層と前記入力端子との間に、ドレイン
端子が前記入力端子に接続され、ソース端子が前記第2
の半導体層に接続され、ゲート端子が前記GND端子に
接続された第3のMOSFETを有することを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の半導体装置において、 ドレイン端子が前記制御回路の出力段に接続され、ソー
ス端子が前記GND端子に接続された第4のMOSFE
Tと、 前記入力端子における電圧値がローレベルの時に、前記
パワーMOSFETのゲート端子と前記第4のMOSF
ETのゲート端子とを接続する第2のスイッチとを有す
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の半導体装置において、 前記第2のスイッチは、前記半導体基板と異なる導電型
のチャネルである第5のMOSFETであることを特徴
とする半導体装置。
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