JP2001345684A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JP2001345684A JP2000165845A JP2000165845A JP2001345684A JP 2001345684 A JP2001345684 A JP 2001345684A JP 2000165845 A JP2000165845 A JP 2000165845A JP 2000165845 A JP2000165845 A JP 2000165845A JP 2001345684 A JP2001345684 A JP 2001345684A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動回路への電源供給が断たれた状態で、主
電源に接続されたスイッチング素子を確実にオフ状態と
する。 【解決手段】 電源線31を介して制御電圧VB が与え
られると、駆動回路23は、チャージポンプ回路22の
昇圧電圧VCPを用いて指令信号SD に従ってMOSFE
T25をオンオフ駆動する。この場合、ゲートシンク回
路24は、出力がハイインピーダンスとなってMOSF
ET25のゲートから電気的に切り離される。制御電圧
VB が断たれると、駆動回路23は、出力がハイインピ
ーダンスとなってMOSFET25をオフ駆動できない
が、それに代わりゲートシンク回路24のトランジスタ
34がオンとなってMOSFET25をオフ駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主電源の電圧をス
イッチング素子を介して負荷に出力する出力回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車において用いられる負荷
(モータ、ソレノイド、ランプなど)は、バッテリ(主
電源)から出力回路を介して電源供給されるようになっ
ている。図7(a)は、この出力回路の電気的構成の一
例を示している。すなわち、出力回路1は、ハイサイド
スイッチとして動作するNチャネル型のMOSFET2
(スイッチング素子)を備えており、そのドレインはバ
ッテリ(図示せず)の正側端子と接続されてバッテリ電
圧VBATT(例えば14V)が与えられるようになってい
る。MOSFET2のソースと車体アースとの間には、
負荷3が接続されている。
【0003】自動車において用いられる負荷3は電流容
量の大きいものが多く、こうした負荷3に対してはバッ
テリと当該負荷3とを接続する電源供給経路4に車両用
メインスイッチ(例えばイグニッションスイッチ:図示
せず)を介在させないようになっている。これは、車両
用メインスイッチの電流容量が比較的小さいことによ
る。
【0004】さらに、出力回路1は、バッテリからイグ
ニッションスイッチを介して与えられる制御電圧VB を
昇圧するチャージポンプ回路5と、指令信号SD に従っ
てMOSFET2を駆動する駆動回路6とを備えてい
る。これらチャージポンプ回路5と駆動回路6とは、例
えば一つのICとして構成されている。このような構成
では、イグニッションスイッチが「OFF」の位置にあ
る場合、チャージポンプ回路5および駆動回路6がバッ
テリから切り離されるので、これら回路に動作電流(暗
電流)が流れることがなくなり、自動車を長期間にわた
って使用しない場合であってもバッテリあがりを防止す
ることができる。
【0005】また、上記構成に替えて、図7(b)に示
す出力回路7が用いられる場合もある。この出力回路7
においては、チャージポンプ回路5の入力はイグニッシ
ョンスイッチを介することなく直接バッテリに接続され
ており、さらに暗電流カット回路8が設けられている。
この暗電流カット回路8は、MOSFET2が所定時間
以上継続してオフ状態とされる場合、チャージポンプ回
路5および駆動回路6への電源供給をカットするもので
ある。この出力回路7によっても、出力回路1と同様に
暗電流に起因するバッテリあがりを防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】イグニッションスイッ
チが「OFF」の位置にある場合あるいは節電回路8が
節電動作を行っている場合、駆動回路6には電源供給が
なされないので、駆動回路6の出力状態はハイインピー
ダンスとなり、駆動回路6は実質的にMOSFET2の
ゲートから切り離された状態となる。この時、MOSF
ET2のドレイン・ソース間にはバッテリ電圧VBATTが
印加され続けている。
【0007】この状態であっても、通常は、MOSFE
T2のゲート・ソース間に接続された抵抗9によりゲー
ト電位はソース電位に固定されるので、ゲート・ソース
間電圧は0VとなってMOSFET2はオフ状態を維持
する。
【0008】しかしながら、例えばMOSFET2が前
記ICに内蔵されているものにおいて、その製造工程時
にゲート・ドレイン間にパーティクルが付着したり露光
時にパーティクルが存在すると、ゲート・ドレイン間の
絶縁抵抗が低下してドレインからゲートに対しリーク電
流が流れ易くなる。また、MOSFET2が前記ICに
対して外付けされているものにおいても、その基板上に
半田屑などの導電性異物が付着したり、基板の被水、基
板の層間短絡などにより、ドレイン端子からゲート端子
に対してリーク電流が流れ易くなる。図7(a)、
(b)においては、破線で示すリーク抵抗10により、
ゲート・ドレイン間の絶縁抵抗の低下を等価的に表して
いる。また、これとは別の原因、例えばノイズが混入し
た場合においても、そのノイズによりゲートの電位が変
動し易くなる。
【0009】こうした場合であっても、ゲート・ドレイ
ン間のリーク電流やノイズに起因して流れる電流はゲー
ト・ソース間に接続された抵抗9を通過するので、MO
SFET2の誤作動が防止されるようになっている。し
かし、MOSFET2をチャージポンプ回路5の出力電
圧を用いて駆動する場合、チャージポンプ回路5からの
駆動電流出力が小さいという事情があるため、抵抗9に
ついてリーク電流やノイズに起因して流れる電流を十分
に通過させるだけの低い抵抗値とすることができない。
その結果、上記リーク電流などによりゲート・ソース間
が上昇してしまう。そして、このリーク電流が大きい場
合(つまりリーク抵抗10の抵抗値が小さい場合)に
は、ゲート・ソース間電圧がMOSFET2のしきい値
電圧VTHを超えるため、MOSFET2がオンしてしま
う。
【0010】図8は、出力回路1の各部の電圧波形を示
すもので、上から順にバッテリ電圧VBATT、制御電圧V
B 、指令信号SD 、MOSFET2のゲート電圧、MO
SFET2のソース電圧を表している。この図8におい
て、時刻t4から時刻t5までの期間でMOSFET2
が非駆動状態となっており、上述したようにMOSFE
T2が断続的にオンしている。
【0011】この場合、MOSFET2はその飽和領域
でオンするので、ドレイン・ソース間電圧が大きい状態
でドレイン電流が流れることになり、MOSFET2に
は大きなドレイン損失が発生する。また、本来オフすべ
き負荷3に電流が流れるため、負荷3に対する制御精度
が低下するといった問題も発生する。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、駆動回路への電源供給が断たれた状態
であっても、主電源に接続されたスイッチング素子を確
実にオフ状態とすることができる出力回路を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した手段
によれば、駆動用電源から駆動回路に電圧が供給されて
いる場合にあっては、駆動回路はスイッチング素子の制
御端子に対してオン駆動またはオフ駆動するための電圧
(または電流)を与える。そして、例えばオン駆動電圧
が印加されると、スイッチング素子を介して負荷に対し
主電源の電圧が出力され、オフ駆動電圧が印加される
と、スイッチング素子は負荷に対して主電源の電圧を遮
断するよう動作する。
【0014】一方、出力回路を非動作とするために駆動
用電源から駆動回路への電圧供給が行われない場合にあ
っては、駆動回路は動作を停止する。この場合、駆動回
路の出力状態は例えばハイインピーダンスになるので、
駆動回路は、スイッチング素子を(オン駆動は勿論)オ
フ駆動できなくなる。しかし、この場合には駆動回路に
代わりオン防止回路が制御端子に対してオフ駆動するた
めの電圧(または電流)を与えるので、例えばスイッチ
ング素子の端子間にリーク電流が流れ得るような場合あ
るいはノイズなどにより制御端子の電位変動が生じ得る
ような場合であっても、スイッチング素子を確実にオフ
状態とすることができる。
【0015】その結果、出力回路を非動作とした場合に
おいて、負荷に流れる電流を確実に遮断でき、また、ス
イッチング素子が不十分に(つまりバイポーラトランジ
スタの場合には能動領域、FETの場合には飽和領域
で)オンすることによる素子損失の発生を防止すること
ができる。
【0016】請求項2に記載した手段によれば、節電回
路は、スイッチング素子のオフ駆動状態が持続した場合
に駆動用電源から前記駆動回路への電圧供給を停止す
る。この節電機能は、例えば車両などにおいてバッテリ
あがりを防止するために設けられており、本出力回路
は、こうした節電状態にある場合でもスイッチング素子
を確実にオフ状態に保持することができる。
【0017】請求項3に記載した手段によれば、駆動用
電源から駆動回路に供給される電圧レベルが、駆動回路
がスイッチング素子をオフ駆動するのに不十分なレベル
にまで低下した場合に、オン防止回路はその低下を検出
してスイッチング素子をオフ駆動するようになる。
【0018】請求項4に記載した手段によれば、駆動用
電源から駆動回路への電圧供給が停止されて、駆動回路
の出力状態が非動作状態例えばハイインピーダンスとな
った場合に、オン防止回路はその状態を検出してスイッ
チング素子をオフ駆動するようになる。
【0019】請求項5に記載した手段によれば、節電回
路が駆動用電源から駆動回路への電圧供給を停止する
と、オン防止回路はその節電状態を検出してスイッチン
グ素子をオフ駆動するようになる。
【0020】請求項6に記載した手段によれば、オン防
止回路を構成する第1のトランジスタは、駆動用電源か
ら駆動回路への電圧供給の有無によりオンとオフとが切
り替わり、第2のトランジスタは、第1のトランジスタ
のオンオフ状態すなわち出力信号に基づいてスイッチン
グ素子をオフ駆動する。このオン防止回路は、構成が簡
単であって、消費電流が小さいという利点を有する。
【0021】請求項7に記載した手段によれば、第2の
トランジスタは、主電源により動作する定電流回路によ
りバイアスされているので、主電源の電圧レベルが変化
するような場合であっても、第2のトランジスタは最適
な状態にバイアスされる。また、請求項8に記載した手
段によれば、第2のトランジスタは、主電源から抵抗を
介してバイアスされており、構成が簡単となる。
【0022】請求項9、10に記載した手段によれば、
スイッチング素子は、電源供給経路において負荷に対す
るハイサイドスイッチ、ロウサイドスイッチとして動作
するので、何れか負荷の接続形態に適した出力回路形態
を使用できる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の出力回路を自動車に搭載された負荷に対して適用した
第1の実施形態について、図1および図2を参照しなが
ら説明する。出力回路の電気的構成を示す図1におい
て、出力回路21は、負荷駆動用IC(図1において一
点鎖線で示す)に内蔵されたチャージポンプ回路22、
駆動回路23およびゲートシンク回路24(オン防止回
路に相当)と、負荷駆動用ICが搭載された基板に半田
付けされたNチャネル型のMOSFET25(スイッチ
ング素子に相当)、抵抗26およびツェナーダイオード
27とから構成されている。抵抗26とツェナーダイオ
ード27とは、MOSFET25のゲート・ソース間に
接続されている。
【0024】MOSFET25のドレインは、電源線2
8を介して主電源たるバッテリ(図示せず)の正側端子
に接続されており、常にバッテリ電圧VBATT(例えば1
4V)が印加された状態とされている。また、MOSF
ET25のソースと車体アース29(以下、アース29
と称す)との間には、負荷30(モータ、ソレノイド、
ランプなど)が接続されている。この構成により、MO
SFET25は、負荷30に対してハイサイドスイッチ
として動作するようになっている。
【0025】バッテリの負側端子は車体にアースされて
おり、バッテリの正側端子から電源線28、MOSFE
T25、負荷30、アース29を介してバッテリの負側
端子に至る経路が、本発明でいう電源供給経路に相当す
る。なお、電源線28に車両用メインスイッチ例えばイ
グニッションスイッチ(図示せず)を介在させないの
は、イグニッションスイッチの電流容量が比較的小さい
ことによる。
【0026】一方、負荷駆動用ICには、バッテリの正
側端子から前記イグニッションスイッチおよび電源線3
1を介して制御電圧VB が与えられるようになってい
る。また、負荷駆動用ICのグランド端子32は、バッ
テリの負側端子に接続されている。このイグニッション
スイッチを介して接続されたバッテリが、本発明でいう
駆動用電源に相当する。
【0027】チャージポンプ回路22は、駆動回路23
がハイサイドスイッチとしてのMOSFET25を十分
にオン駆動できるように、バッテリ電圧VBATTよりも少
なくともそのゲート・ソース間電圧以上高い昇圧電圧V
CPを生成するための回路である。このチャージポンプ回
路22は、具体的には図示しないが、多段に接続された
コンデンサおよびダイオードと発振回路とからなる周知
の回路構成となっている。
【0028】駆動回路23は、スイッチ回路23a、チ
ャージポンプ回路22の出力端子とスイッチ回路23a
との間に接続された定電流回路23b、およびスイッチ
回路23aとグランド端子32との間に接続された定電
流回路23cから構成されている。スイッチ回路23a
は、例えば図示しない他のICに組み込まれたCPUか
らの指令信号SD に従って、定電流回路23b側または
定電流回路23c側に切り替わるようになっている。
【0029】本実施形態において特徴を有するゲートシ
ンク回路24は、エミッタ接地の回路形態を持つ2つの
トランジスタ33、34(それぞれ第1のトランジス
タ、第2のトランジスタに相当)を主体として以下のよ
うに構成されている。すなわち、トランジスタ33のベ
ースは、抵抗35を介して電源線31に接続されるとと
もに、抵抗36を介してグランド端子32に接続されて
いる。また、そのコレクタは、トランジスタ34のベー
スに接続されている。一方、トランジスタ34のベース
は、バイアス用の抵抗37を介して電源線28に接続さ
れるとともに、抵抗38を介してグランド端子32に接
続されている。また、そのコレクタは、抵抗39を介し
てMOSFET25のゲートに接続されている。なお、
抵抗38は必要に応じて接続すれば良い。また、MOS
FET25のゲート・ドレイン間が完全に短絡した場合
には、抵抗39にバッテリ電圧VBATTがそのまま印加さ
れるので、抵抗39の抵抗値はその場合の抵抗損失を考
慮して設定されている。
【0030】次に、本実施形態の作用について、出力回
路21の各部の電圧波形を示す図2を参照しながら説明
する。図2に示す各波形は、上から順にバッテリ電圧V
BATT、制御電圧VB 、CPUからの指令信号SD 、MO
SFET25のゲート電圧、MOSFET25のソース
電圧、トランジスタ33のコレクタ電圧、トランジスタ
34のコレクタ電圧を表している。
【0031】まず、キーシリンダー(図示せず)に挿入
したキーを「OFF」位置から「ACC」位置または
「ON」位置にまで回動した場合(図2において時刻t
11から時刻t14までの間)について説明する。この
場合、イグニッションスイッチがオンとなり、バッテリ
から電源線31を介して負荷駆動用ICに制御電圧VB
(14V)が与えられる。この制御電圧VB が与えられ
ると、チャージポンプ回路22は昇圧動作を行って昇圧
電圧VCPを生成する。
【0032】CPUからHレベルのオン指令信号SD が
入力されている期間(図2において時刻t11から時刻
t12までの間および時刻t13から時刻t14までの
間)において、駆動回路23は、スイッチ回路23aを
定電流回路23b側に切り替え、MOSFET25のゲ
ート・ソース間に接続された抵抗26に対して一定電流
を流すように動作する。その結果、MOSFET25
は、そのゲート電圧がほぼ昇圧電圧VCPになるよう駆動
(オン駆動)され、MOSFET25は線形領域におい
てオン状態となる。このオン駆動状態においては、MO
SFET25のドレイン・ソース間電圧VDSは十分に小
さくなるので、出力回路21は、ドレイン損失を小さく
抑えつつ負荷30に対してほぼバッテリ電圧VBATTに近
い電圧(VBATT−VDS)を出力することができる。
【0033】これに対し、CPUからLレベルのオフ指
令信号SD が入力されている期間(図2において時刻t
12から時刻t13までの間)において、駆動回路23
は、スイッチ回路23aを定電流回路23c側に切り替
え、MOSFET25のゲートからグランド端子32に
対し一定電流を流し出すように動作する。その結果、M
OSFET25は、そのゲート電圧がほぼグランド電圧
(0V)になるように駆動(オフ駆動)され、MOSF
ET25は確実にオフ状態となる。
【0034】また、CPUからの指令信号SD のレベル
にかかわらず、ゲートシンク回路24のトランジスタ3
3はオンとなり、そのコレクタ電圧はほぼ0V(より正
確には飽和電圧VCE(sat) )になる。これに伴ってトラ
ンジスタ34がオフとなる。その結果、ゲートシンク回
路24は、出力がハイインピーダンスとなって、MOS
FET25のゲートから電気的に切り離された状態とな
る。つまり、ゲートシンク回路24は、駆動回路23に
よるMOSFET25の駆動動作を妨げないようになっ
ている。
【0035】続いて、自動車が使用されない場合などに
おいて、キーシリンダーに挿入したキーが「OFF」位
置とされた場合(図2において時刻t14から時刻t1
5までの間)について説明する。この場合、イグニッシ
ョンスイッチがオフ状態となり、電源線31を介して負
荷駆動用ICに与えられる制御電圧VB は0Vとなる。
この状態では、チャージポンプ回路22は昇圧動作を停
止する。また、駆動回路23は、その定電流回路23
b、23cの動作が停止するために出力状態がハイイン
ピーダンスとなって、MOSFET25を(オン駆動は
勿論)オフ駆動することができなくなる。なお、イグニ
ッションスイッチがオフ状態の場合、CPUからの指令
信号SD はLレベルとなっている。
【0036】一方、ゲートシンク回路24にあっては、
電源線31の制御電圧VB が0Vになるのでトランジス
タ33にベース電流が供給されず、トランジスタ33は
オフする。これに伴って、電源線28から抵抗37を介
してトランジスタ34にベース電流が流れ、トランジス
タ34がオンする。その結果、MOSFET25のゲー
トには、抵抗39およびトランジスタ34のコレクタ・
エミッタ間を介してほぼ0Vの電圧が与えられる。つま
り、負荷駆動用ICへの電圧供給が断たれた場合、ゲー
トシンク回路24は駆動回路23に代わってMOSFE
T25をオフ駆動するようになる。
【0037】以上説明した出力回路21を用いると以下
の効果が得られる。すなわち、「発明が解決しようとす
る課題」において説明したように、MOSFET25が
搭載された基板上に半田屑などの導電性異物が付着した
り、基板が被水したり、基板に層間短絡が存在すると、
ゲート端子とドレイン端子との間の絶縁抵抗が低下し、
これら端子間にリーク電流が流れ易くなる。また、自動
車に搭載された他の機器などからの外来ノイズがある場
合、そのノイズによる誘導を受けてゲートの電位が変動
し易くなる。一般にチャージポンプ回路22の出力電流
能力は低いので、MOSFET25のゲート・ソース間
に接続された抵抗26の抵抗値を低くできず、上記リー
ク電流やノイズに起因する電流はMOSFET25をオ
ンさせるように作用してしまう。
【0038】これに対し、本実施形態の出力回路21に
よれば、イグニッションスイッチがオフ状態とされ負荷
駆動用ICへの電圧供給が断たれた場合であっても、ゲ
ートシンク回路24によりMOSFET25がオフ駆動
されるので、上記リーク電流やノイズに起因する電流に
よりMOSFET25がオンすることを極力防止するこ
とができる。
【0039】しかも、このゲートシンク回路24におい
て、MOSFET25をオフ駆動するトランジスタ34
は、バッテリ電圧VBATTによりバイアスされて動作する
ので、(負荷駆動用ICへの電圧供給が断たれた場合に
おいて)MOSFET25にバッテリ電圧VBATTが印加
されている限り常にMOSFET25がオフ駆動される
ようになる。
【0040】従って、イグニッションスイッチがオフさ
れた場合、MOSFET25を確実にオフすることがで
き、負荷30に流れる電流を確実に遮断することができ
る。これにより、従来構成において生じた問題すなわち
MOSFET25が飽和領域で不十分にオン状態となっ
てドレイン損失が発生するといった事態も発生し得なく
なる。
【0041】また、自動車が使用されない場合(イグニ
ッションスイッチがオフされた場合)には、負荷駆動用
IC内の回路のうちチャージポンプ回路22および駆動
回路23の動作が停止し、ゲートシンク回路24のみが
動作する。しかも、ゲートシンク回路24は、2つのト
ランジスタ33、34を主体とした簡単な回路構成とな
っており消費電流が小さい。このため、自動車が使用さ
れない場合における出力回路21の動作電流(暗電流)
が小さくなり、バッテリ電圧VBATTが低下しにくくなっ
ている。
【0042】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、出力回路の電気的構成を示す図3を
参照しながら説明する。なお、図3において、図1と同
一構成部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる
構成部分についてのみ説明する。
【0043】出力回路40は、前記出力回路21に対
し、ゲートシンク回路の構成と負荷駆動用ICへの電圧
供給状態の検出方法とを異にする。すなわち、ゲートシ
ンク回路41(オン防止回路に相当)のトランジスタ3
3のベースは、駆動回路23の出力端子(つまりMOS
FET25のゲート)に接続されており、トランジスタ
34のベースは、バイアス用の定電流回路42を介して
電源線28に接続されている。
【0044】この構成において、イグニッションスイッ
チ(図示せず)がオンとなり、バッテリ(図示せず)か
ら電源線31を介して負荷駆動用ICに制御電圧VB が
与えられると、駆動回路23はCPUからの指令信号S
D に応じてスイッチ回路23aを切り替える。
【0045】指令信号SD がHレベルの場合、定電流回
路23bの電流は、MOSFET25のゲート・ソース
間の抵抗26に流れるとともに、ゲートシンク回路41
のトランジスタ33のベースに流れ込む。このため、M
OSFET25がオンするとともに、トランジスタ33
がオン、トランジスタ34がオフとなる。その結果、ゲ
ートシンク回路41は、その出力がハイインピーダンス
となって、MOSFET25のゲートから電気的に切り
離された状態となる。
【0046】また、指令信号SD がLレベルの場合、定
電流回路23cによりMOSFET25がオフするとと
もに、トランジスタ33がオフ、トランジスタ34がオ
ンとなる。従って、MOSFET25は、駆動回路23
とゲートシンク回路41の両者によってオフ駆動される
ことになる。このように、負荷駆動用ICに制御電圧V
B が供給されている場合には、ゲートシンク回路41
は、駆動回路23によるMOSFET25の駆動動作を
妨げないようになっている。
【0047】これに対し、イグニッションスイッチがオ
フとなり、電源線31を介して負荷駆動用ICに与えら
れる制御電圧VB が0Vになると、駆動回路23の出力
状態がハイインピーダンスとなって、MOSFET25
をオフ駆動できなくなる。この場合には、ゲートシンク
回路41のトランジスタ33にベース電流が流れないの
で、トランジスタ33はオフとなる。これに伴って、ト
ランジスタ34のベースには定電流回路42によりベー
ス電流が供給され、トランジスタ34はオンする。これ
により、MOSFET25のゲートには、抵抗39およ
びトランジスタ34のコレクタ・エミッタ間を介してほ
ぼ0Vの電圧が与えられる。つまり、負荷駆動用ICへ
の電圧供給が断たれた場合、ゲートシンク回路41は駆
動回路23に代わってMOSFET25をオフ駆動する
ようになる。
【0048】以上述べた構成および作用により、本実施
形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ること
ができる。また、ゲートシンク回路41のトランジスタ
34は、抵抗ではなく定電流回路42によりバイアスさ
れるので、バッテリ電圧VBATTが変動する場合であって
も、トランジスタ34は確実にオンしてMOSFET2
5を十分にオフ駆動することができる。
【0049】(第3の実施形態)図4には、本発明の第
3の実施形態が示されており、以下これについて前記第
1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図4
に示される出力回路43は、前記出力回路21に対し、
電源供給経路におけるMOSFET25と負荷30との
接続形態が異なる。すなわち、負荷30は、電源線28
とMOSFET25のドレインとの間に接続されてお
り、MOSFET25のソースはアースに接続されてい
る。この構成によれば、MOSFET25は、負荷30
に対してロウサイドスイッチとして動作するようにな
り、前記出力回路21において必要としていたチャージ
ポンプ回路22が不要となる。本実施形態によっても、
第1の実施形態と同様の作用および効果を得ることがで
きる。
【0050】(第4の実施形態)図5には、本発明の第
4の実施形態が示されており、以下これについて前記第
1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図5
に示される出力回路44は、前記出力回路21に対し、
ゲートシンク回路の構成が異なる。すなわち、出力回路
44のゲートシンク回路45(オン防止回路に相当)
は、前記出力回路21のゲートシンク回路24における
トランジスタ33、34に替えて、Nチャネル型のMO
SFET46、47(それぞれ第1のトランジスタ、第
2のトランジスタに相当)を採用した構成となってい
る。
【0051】この構成によっても、第1の実施形態と同
様の作用および効果を得ることができる。また、ゲート
シンク回路45にMOSFET46、47を採用したの
で、ゲートシンク回路45の消費電流が一層低減し、自
動車が使用されない場合(イグニッションスイッチがオ
フ状態とされた場合)におけるバッテリの電圧低下を一
層抑制できる。
【0052】(第5の実施形態)次に、前記第2の実施
形態を変形した第5の実施形態について、出力回路の電
気的構成を示す図6を参照しながら説明する。なお、図
6において、図2と同一構成部分には同一符号を付して
示し、ここでは異なる構成部分についてのみ説明する。
【0053】本実施形態は、前記第2の実施形態に対
し、負荷駆動用ICに対する電圧供給形態が異なる。す
なわち、出力回路48が組み込まれた負荷駆動用ICに
は、図示しないバッテリ(本発明でいう主電源および駆
動用電源に相当)の正側端子から電源線28を介してバ
ッテリ電圧VBATTが与えられるようになっている。この
場合には、負荷駆動用ICへの電圧供給経路にイグニッ
ションスイッチ(図示せず)が介在しないので、それに
代わる暗電流カット回路49(節電回路に相当)が設け
られている。
【0054】この暗電流カット回路49は、電源線28
とチャージポンプ回路22との間に接続されており、C
PU(図示せず)からの指令信号SD が所定時間以上継
続してLレベルにある状態(MOSFET25がオフ駆
動されている状態)を検出すると、節電信号(図示せ
ず)を出力し、節電状態に移行してチャージポンプ回路
22を電源線28から切り離すようになっている。この
節電状態においては、チャージポンプ回路22は昇圧動
作を停止する。また、駆動回路23は、その出力状態が
ハイインピーダンスとなって、MOSFET25をオフ
駆動することができなくなる。つまり、節電状態は、第
2の実施形態においてイグニッションスイッチがオフさ
れた状態と同様となる。
【0055】この出力回路48によれば、自動車が使用
されない場合などにおいてMOSFET25が所定時間
以上継続してオフ状態とされる場合、暗電流カット回路
49がチャージポンプ回路22(ひいては駆動回路2
3)への電圧供給を停止するので、チャージポンプ回路
22および駆動回路23に流れる動作電流(暗電流)が
カットされバッテリ電圧VBATTの低下を防止できる。
【0056】そして、この節電状態にあっては、第2の
実施形態と同様の作用により、ゲートシンク回路41が
駆動回路23に代わってMOSFET25をオフ駆動す
るようになるので、本実施形態の出力回路48によって
も第2の実施形態と同様の効果が得られる。
【0057】(その他の実施形態)なお、本発明は上記
し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではな
く、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
各実施形態に示す出力回路においては、スイッチング素
子としてMOSFET25を使用したが、これに替えて
IGBT、バイポーラトランジスタなどを使用しても良
い。この場合であっても、コレクタ・ゲート間やコレク
タ・ベース間のリーク電流または誘導ノイズに起因して
MOSFET25がオンすることを防止できる。
【0058】各実施形態においてスイッチング素子にP
チャネル型のMOSFETを採用し、それに伴ってチャ
ージポンプ回路22、駆動回路23およびゲートシンク
回路24、41、45の構成を適宜変更した場合であっ
ても、上述した各実施形態と同様の作用、効果を得るこ
とができる。
【0059】各実施形態において、MOSFET25、
抵抗26およびツェナーダイオード27は、負荷駆動用
ICに対して外付けされていたが、負荷駆動用ICに内
蔵された構成としても良い。この構成では、製造工程時
にゲート・ドレイン間にパーティクルが付着したり露光
時にパーティクルが存在すると、ゲート・ドレイン間の
絶縁抵抗が低下してリーク電流が流れ易くなる場合があ
る。こうした場合であっても、各実施形態の出力回路2
1、40、43、44、48によれば、リーク電流によ
りMOSFET25がオンすることを防止できる。
【0060】チャージポンプ回路22、駆動回路23お
よびゲートシンク回路24、41、45は負荷駆動用I
C内に形成されていたが、IC化されていなくても良
い。各実施形態において、負荷駆動用ICには制御電圧
VB としてバッテリ電圧VBATTがイグニッションスイッ
チを介して(あるいは直接)供給されていたが、バッテ
リ電圧VBATTを定電圧化した電圧Vcc(例えば5V)が
供給されるように構成しても良い。
【0061】各実施形態に示す出力回路は、自動車に搭
載されたバッテリ(主電源)の電圧VBATTを負荷30に
対して出力するように構成されていたが、これら主電源
や負荷は自動車に搭載されたものに限定されない。
【0062】第1の実施形態ではMOSFET25がハ
イサイドスイッチとなるよう接続され、第3の実施形態
ではMOSFET25がロウサイドスイッチとなるよう
接続さている。このように、本発明の出力回路は、スイ
ッチング素子がハイサイドスイッチとロウサイドスイッ
チの何れの形態であっても適用できるので、第2、第
4、第5の各実施形態において負荷30を電源線28と
MOSFET25のドレインとの間に接続した回路構成
としても良い。
【0063】第1、第3、第4の各実施形態ではトラン
ジスタ34(MOSFET47)は電源線28から抵抗
37を介してバイアスされているが、定電流回路により
バイアスされる構成としても良い。また、第2、第5の
各実施形態ではMOSFET25が定電流回路42によ
りバイアスされているが、電源線28から抵抗を介して
バイアスされる構成としても良い。
【0064】第2、第3、第5の各実施形態において、
第1、第2のトランジスタとしてバイポーラトランジス
タ33、34に替えてMOSFETを用いても良い。第
5の実施形態において、ゲートシンク回路41は、駆動
回路23の出力状態に基づいて駆動回路23への電圧供
給が停止されたかどうかを検出するが、節電状態に移行
したことを示す節電信号に基づいて検出するようにして
も良い。また、暗電流カット回路49は、CPUからの
節電信号に基づいて節電状態に移行するようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す出力回路の電気
的構成図
【図2】出力回路における各部の電圧波形図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図4】本発明の第3の実施形態を示す図1相当図
【図5】本発明の第4の実施形態を示す図1相当図
【図6】本発明の第5の実施形態を示す図1相当図
【図7】従来技術を示す図1相当図
【図8】図2相当図
【符号の説明】
48は出力回路、23は駆動回路、24、41、45は
ゲートシンク回路(オン防止回路)、25はMOSFE
T(スイッチング素子)、30は負荷、33はトランジ
スタ(第1のトランジスタ)、34はトランジスタ(第
2のトランジスタ)、37は抵抗、42は定電流回路、
46はMOSFET(第1のトランジスタ)、47はM
OSFET(第2のトランジスタ)、49は暗電流カッ
ト回路(節電回路)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 富久夫 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデン 株式会社内 Fターム(参考) 5H740 AA08 BA12 BB01 BB07 BC02 HH03 HH05 MM01 5J055 AX06 AX52 AX64 BX16 CX23 DX22 DX64 EX06 EX07 EY01 EY13 EY21 EZ03 EZ18 FX12 FX17 FX35 GX01 GX04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源と負荷とを接続する電源供給経路
    に設けられたスイッチング素子と、 駆動用電源から電圧の供給を受けることにより動作可能
    となって前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、 前記主電源により動作するものであって、前記駆動用電
    源から前記駆動回路への電圧供給状態を検出し、前記駆
    動用電源からの電圧供給が停止されている期間、前記ス
    イッチング素子をオフ状態に保持するオン防止回路とか
    ら構成されていることを特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子のオフ駆動状態が
    持続した場合に、前記駆動用電源から前記駆動回路への
    電圧供給を停止する節電回路を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の出力回路。
  3. 【請求項3】 前記オン防止回路は、前記駆動用電源か
    ら供給される電圧レベルに基づいて前記電圧供給状態を
    検出するように構成されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の出力回路。
  4. 【請求項4】 前記オン防止回路は、前記駆動回路の出
    力状態に基づいて前記電圧供給状態を検出することを特
    徴とする請求項1または2記載の出力回路。
  5. 【請求項5】 前記オン防止回路は、前記節電回路の動
    作状態に基づいて前記電圧供給状態を検出することを特
    徴とする請求項2記載の出力回路。
  6. 【請求項6】 前記オン防止回路は、 前記駆動用電源から前記駆動回路への電圧供給状態に応
    じてオンとオフとが切り替わる第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタの出力信号に基づいて前記スイ
    ッチング素子をオフ駆動する第2のトランジスタとから
    構成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何
    れかに記載の出力回路。
  7. 【請求項7】 前記第2のトランジスタは、前記主電源
    により動作する定電流回路によりバイアスされているこ
    とを特徴とする請求項6記載の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記第2のトランジスタは、前記主電源
    から抵抗を介してバイアスされていることを特徴とする
    請求項6記載の出力回路。
  9. 【請求項9】 前記スイッチング素子は、前記電源供給
    経路において前記負荷に対するハイサイドスイッチとな
    るように接続されていることを特徴とする請求項1ない
    し8の何れかに記載の出力回路。
  10. 【請求項10】 前記スイッチング素子は、前記電源供
    給経路において前記負荷に対するロウサイドスイッチと
    なるように接続されていることを特徴とする請求項1な
    いし8の何れかに記載の出力回路。
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