JPH09213539A - 面実装型インダクタ - Google Patents
面実装型インダクタInfo
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- JPH09213539A JPH09213539A JP8260843A JP26084396A JPH09213539A JP H09213539 A JPH09213539 A JP H09213539A JP 8260843 A JP8260843 A JP 8260843A JP 26084396 A JP26084396 A JP 26084396A JP H09213539 A JPH09213539 A JP H09213539A
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- core
- flange
- terminal
- drum
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/303—Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドラム形コアを載せる基台を除去して背を低
くすると共に基板面に水平に搭載することができ、又リ
ード端子の接着強度を向上させることができる面実装型
インダクタを提供する。 【解決手段】 巻線2を巻装したドラム型コア1と接続
端子部材3とから成り、接続端子部材3はコア接着片3
1 と巻線端末接続片32 と面実装端子片33 とから成
り、これはコア接着片31 の先端の膨大部をコア1の凹
部5内に嵌合し、接着剤7を塗布することによりコア1
に固着される。面実装端子片33 には段差部8が形成さ
れ、この段差部8を配線基板の導電パターンに半田付け
することにより配線基板に実装される。
くすると共に基板面に水平に搭載することができ、又リ
ード端子の接着強度を向上させることができる面実装型
インダクタを提供する。 【解決手段】 巻線2を巻装したドラム型コア1と接続
端子部材3とから成り、接続端子部材3はコア接着片3
1 と巻線端末接続片32 と面実装端子片33 とから成
り、これはコア接着片31 の先端の膨大部をコア1の凹
部5内に嵌合し、接着剤7を塗布することによりコア1
に固着される。面実装端子片33 には段差部8が形成さ
れ、この段差部8を配線基板の導電パターンに半田付け
することにより配線基板に実装される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に用いら
れる面実装型インダクタに関する。
れる面実装型インダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、面実装型インダクタとして、図1
4に示すようにリード端子aを植設した樹脂製の基台b
の上に巻線cを巻装したフェライトから成るドラム形コ
アdを固着したものが知られている。又、ドラム形コア
の下面に電極を形成してこれに巻線端末を半田付けする
方式のものも提案されている。
4に示すようにリード端子aを植設した樹脂製の基台b
の上に巻線cを巻装したフェライトから成るドラム形コ
アdを固着したものが知られている。又、ドラム形コア
の下面に電極を形成してこれに巻線端末を半田付けする
方式のものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】配線基板に搭載する電
子部品は、電子機器の小形化の要請から背の低いものが
要望されている。このような電子部品業界の動向の中
で、図14に示すような面実装型インダクタにおいて、
基台bの厚みも無視できなくなってきた。この欠点を解
決するものとして前述の方式のものが提案されたが、半
田付けされた面が必ずしも平滑ではなく、また半田付け
された部分の高さが必ずしも同一でないので、配線基板
等に搭載したとき基板面に水平に搭載されないという課
題があった。本発明は、ドラム形コアを載せる基台を除
去して背を低くすると共に基板面に水平に搭載すること
ができ、リード端子の接着強度を向上させることができ
る面実装型インダクタを提供することを課題とするもの
である。
子部品は、電子機器の小形化の要請から背の低いものが
要望されている。このような電子部品業界の動向の中
で、図14に示すような面実装型インダクタにおいて、
基台bの厚みも無視できなくなってきた。この欠点を解
決するものとして前述の方式のものが提案されたが、半
田付けされた面が必ずしも平滑ではなく、また半田付け
された部分の高さが必ずしも同一でないので、配線基板
等に搭載したとき基板面に水平に搭載されないという課
題があった。本発明は、ドラム形コアを載せる基台を除
去して背を低くすると共に基板面に水平に搭載すること
ができ、リード端子の接着強度を向上させることができ
る面実装型インダクタを提供することを課題とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、請求項1に記載のように、巻線を巻装
したドラム形コアと2個の接続端子部材とから成り、該
ドラム形コアは、その鍔の外面に凹部が形成され、該接
続端子部材は、コア接着片と巻線端末接続端子片と面実
装端子片とが板材を打ち抜いて一体に形成されたもので
あり、前記コア接着片は、先端部を前記鍔の凹部に嵌合
し該凹部において接着剤により前記コアに接着されたこ
とを特徴とし、又、請求項2に記載のように、巻線を巻
装したドラム形コアと2個の接続端子部材とから成り、
該接続端子部材は、平板状コア接着片と、それから突出
形成された巻線端末接続端子片及び面実装端子片とが板
材を打ち抜いて一体に形成されたものであり、該平板状
コア接着片は前記コアの鍔の外面に接着され、前記面実
装端子片又は巻線端末接続端子片は、前記ドラム形コア
の鍔の周縁において折曲され、先端に形成された係止部
が前記鍔の主面に掛け止めされたことを特徴とする。前
記接続端子部材の面実装端子片は、前記ドラム形コアの
鍔の周面に接触する押え片を設けてもよい。又、請求項
4に記載のように、巻線を巻装したドラム形コアと2個
の接続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状
コア接着片と、それから突出形成された巻線端末接続端
子片、面実装端子片及び係止片とが板材を打ち抜いて一
体に形成されたものであり、該平板状コア接着片は前記
コアの鍔の外面に接着され、前記係止片は前記ドラム形
コアの鍔の周縁において折曲され先端に形成された係止
部が前記鍔の主面に掛止めされたことを特徴とし、前記
面実装端子片は、先端に前記鍔の主面に係止する係止部
を有するものでもよい。また、請求項6に記載のよう
に、巻線を巻装したドラム形コアと2個の接続端子部材
とから成り、該接続端子部材は、平板状コア接着片と、
それから突出形成された巻線端末接続端子片、面実装端
子片及び係止片とが板材を打ち抜いて一体に形成された
ものであり、該平板状コア接着片は、前記コアの鍔の外
面に接着され、面実装端子片は、該鍔の周縁において折
曲されて先端に前記鍔の主面に掛け止めする係止部を有
し、前記係止片は、前記ドラム形コアの鍔の周縁に沿っ
て折曲されて先端部が鍔の周面に沿って配置されたこと
を特徴とし、請求項7に記載のように、巻線を巻装した
ドラム形コアと2個の接続端子部材とから成り、該ドラ
ム形コアは、その鍔の外面に凹部が形成され、該接続端
子部材は、平板状コア接着片と、それから突出形成され
たコア接着片、巻線端末接続端子片、面実装端子片及び
係止片とが板材を打ち抜いて一体に形成されたものであ
り、該平板状コア接着片は、前記ドラム形コアの鍔の外
面に接着され、前記コア接着片は、前記凹部に嵌合され
た先端部が該凹部において接着剤により前記コアに接着
され、前記係止片は、該鍔の周縁において折曲され先端
に形成された係止部が前記鍔の主面に掛け止めされたこ
とを特徴とする。請求項8に記載のように、請求項2、
4又は7に記載の、前記巻線端末接続端子片が前記ドラ
ム形コアの鍔の周縁において折曲されて先端に形成され
た係止部が前記鍔の主面に掛け止めされた面実装型イン
ダクタにおいて、前記面実装部材は、前記ドラム形コア
の鍔の周縁において折曲され先端部が鍔の周面に沿って
配置される係止部を有するものでもよい。また、請求項
9に記載のように、巻線を巻装したドラム形コアと2個
の接続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状
コア接着片と、それから突出形成された巻線端末接続及
び面実装兼用端子片並びに係止片とが板材を打ち抜いて
一体に形成されたものであり、該平板状コア接着片は、
前記コアの鍔の外面に接着され、前記巻線端末接続及び
面実装兼用端子片は、前記ドラム形コアの鍔の周縁にお
いて折曲され、前記係止片は、該鍔の周縁において折曲
され先端に形成された係止部が前記鍔の主面に掛止めさ
れたことを特徴とする。請求項1乃至9に記載のものに
おいて、前記接続端子部材の面実装端子片は、ドラム形
コアの鍔の外面から離れる方向に形成された面実装用段
差部を有することが好ましい。請求項1乃至9に記載の
面実装型インダクタの構成によれば、ドラム形コアを載
せる基台が除去されて背が低くなり、又、基板面に水平
に搭載することができる。更に、請求項1に記載のイン
ダクタの構成によれば、コア接着片の先端部が嵌合され
た鍔の凹部に流し込む接着剤の量が多いので、接続端子
部材を水平方向へ引っ張った時、コア接着片の抜けが防
止され、又垂直方向への接続端子部材の引っ張り強度も
向上する。又、前記凹部に接着剤を流し込んでコア接着
片をコアに接着したので、コアの鍔の外面から接着剤が
突出することがなく、インダクタを配線基板に水平に搭
載することができる。請求項2及び4に記載のインダク
タによれば、接続端子部材の平板状コア接着片をコアの
外面に接着し、更に、前記ドラム形コアの鍔の周縁にお
いて折曲された接続端子部材の面実装端子片又は巻線端
末接続端子片の先端に形成された係止部をコアの鍔の主
面に掛け止めしたので、接続端子部材を垂直方向は勿
論、水平の一方向に引張ったときのコアに対する固着強
度が大きい。請求項3に記載の構成によれば、前記面実
装端子片はドラム型コアの周面に接触する抑え片を有す
るので、更に水平方向の力に対する抑えになる。請求項
5に記載のように、請求項4に記載のものにおいて、面
実装端子片の先端に鍔の主面に掛け止めする係止部を設
けると、垂直方向及び水平方向の固着強度が更に一層大
きくなる。請求項6に記載の構成によれば、垂直方向の
コアに対する固着強度が大きくなると共に、鍔の周面に
沿って配置した係止片により水平な係止片方向の固着強
度が大きくなる。請求項7に記載の構成によれば、接続
端子部材は、平板状コア接着片及びコア接着片がコアに
接着剤により接着され、係止片の先端に形成された係止
部が鍔の主面に掛け止めされるので、前記のものより更
にコアに対する接続端子部材の固着強度が大きい。請求
項8に記載の構成によれば、面実装部材の先端に、前記
ドラム形コアの鍔の周面に沿って配置される係止部を設
けると、水平な係止部方向の固着強度が大きくなる。請
求項9に記載の構成によれば、接続端子部材の巻線端末
接続及び面実装兼用端子片により巻線端末接続と面実装
とを1つの片で兼用するので、構成が簡単であり且つ係
止片の先端に形成された係止部がコアの鍔の主面に掛け
止めされるので、接続端子部材のコアに対する垂直及び
水平方向の固着強度が大きい。請求項10に記載の構成
によれば、面実装端子片は面実装用段差部を有するの
で、2個の接続端子部材が配線基板から隔離され、半田
付け時に発生するガスが抜けやすく、そのため半田付け
時のインダクタの位置ずれが防止され、また、配線基板
上の配線を跨いで搭載することができることにより、配
線基板の実装密度が高められる。
解決するために、請求項1に記載のように、巻線を巻装
したドラム形コアと2個の接続端子部材とから成り、該
ドラム形コアは、その鍔の外面に凹部が形成され、該接
続端子部材は、コア接着片と巻線端末接続端子片と面実
装端子片とが板材を打ち抜いて一体に形成されたもので
あり、前記コア接着片は、先端部を前記鍔の凹部に嵌合
し該凹部において接着剤により前記コアに接着されたこ
とを特徴とし、又、請求項2に記載のように、巻線を巻
装したドラム形コアと2個の接続端子部材とから成り、
該接続端子部材は、平板状コア接着片と、それから突出
形成された巻線端末接続端子片及び面実装端子片とが板
材を打ち抜いて一体に形成されたものであり、該平板状
コア接着片は前記コアの鍔の外面に接着され、前記面実
装端子片又は巻線端末接続端子片は、前記ドラム形コア
の鍔の周縁において折曲され、先端に形成された係止部
が前記鍔の主面に掛け止めされたことを特徴とする。前
記接続端子部材の面実装端子片は、前記ドラム形コアの
鍔の周面に接触する押え片を設けてもよい。又、請求項
4に記載のように、巻線を巻装したドラム形コアと2個
の接続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状
コア接着片と、それから突出形成された巻線端末接続端
子片、面実装端子片及び係止片とが板材を打ち抜いて一
体に形成されたものであり、該平板状コア接着片は前記
コアの鍔の外面に接着され、前記係止片は前記ドラム形
コアの鍔の周縁において折曲され先端に形成された係止
部が前記鍔の主面に掛止めされたことを特徴とし、前記
面実装端子片は、先端に前記鍔の主面に係止する係止部
を有するものでもよい。また、請求項6に記載のよう
に、巻線を巻装したドラム形コアと2個の接続端子部材
とから成り、該接続端子部材は、平板状コア接着片と、
それから突出形成された巻線端末接続端子片、面実装端
子片及び係止片とが板材を打ち抜いて一体に形成された
ものであり、該平板状コア接着片は、前記コアの鍔の外
面に接着され、面実装端子片は、該鍔の周縁において折
曲されて先端に前記鍔の主面に掛け止めする係止部を有
し、前記係止片は、前記ドラム形コアの鍔の周縁に沿っ
て折曲されて先端部が鍔の周面に沿って配置されたこと
を特徴とし、請求項7に記載のように、巻線を巻装した
ドラム形コアと2個の接続端子部材とから成り、該ドラ
ム形コアは、その鍔の外面に凹部が形成され、該接続端
子部材は、平板状コア接着片と、それから突出形成され
たコア接着片、巻線端末接続端子片、面実装端子片及び
係止片とが板材を打ち抜いて一体に形成されたものであ
り、該平板状コア接着片は、前記ドラム形コアの鍔の外
面に接着され、前記コア接着片は、前記凹部に嵌合され
た先端部が該凹部において接着剤により前記コアに接着
され、前記係止片は、該鍔の周縁において折曲され先端
に形成された係止部が前記鍔の主面に掛け止めされたこ
とを特徴とする。請求項8に記載のように、請求項2、
4又は7に記載の、前記巻線端末接続端子片が前記ドラ
ム形コアの鍔の周縁において折曲されて先端に形成され
た係止部が前記鍔の主面に掛け止めされた面実装型イン
ダクタにおいて、前記面実装部材は、前記ドラム形コア
の鍔の周縁において折曲され先端部が鍔の周面に沿って
配置される係止部を有するものでもよい。また、請求項
9に記載のように、巻線を巻装したドラム形コアと2個
の接続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状
コア接着片と、それから突出形成された巻線端末接続及
び面実装兼用端子片並びに係止片とが板材を打ち抜いて
一体に形成されたものであり、該平板状コア接着片は、
前記コアの鍔の外面に接着され、前記巻線端末接続及び
面実装兼用端子片は、前記ドラム形コアの鍔の周縁にお
いて折曲され、前記係止片は、該鍔の周縁において折曲
され先端に形成された係止部が前記鍔の主面に掛止めさ
れたことを特徴とする。請求項1乃至9に記載のものに
おいて、前記接続端子部材の面実装端子片は、ドラム形
コアの鍔の外面から離れる方向に形成された面実装用段
差部を有することが好ましい。請求項1乃至9に記載の
面実装型インダクタの構成によれば、ドラム形コアを載
せる基台が除去されて背が低くなり、又、基板面に水平
に搭載することができる。更に、請求項1に記載のイン
ダクタの構成によれば、コア接着片の先端部が嵌合され
た鍔の凹部に流し込む接着剤の量が多いので、接続端子
部材を水平方向へ引っ張った時、コア接着片の抜けが防
止され、又垂直方向への接続端子部材の引っ張り強度も
向上する。又、前記凹部に接着剤を流し込んでコア接着
片をコアに接着したので、コアの鍔の外面から接着剤が
突出することがなく、インダクタを配線基板に水平に搭
載することができる。請求項2及び4に記載のインダク
タによれば、接続端子部材の平板状コア接着片をコアの
外面に接着し、更に、前記ドラム形コアの鍔の周縁にお
いて折曲された接続端子部材の面実装端子片又は巻線端
末接続端子片の先端に形成された係止部をコアの鍔の主
面に掛け止めしたので、接続端子部材を垂直方向は勿
論、水平の一方向に引張ったときのコアに対する固着強
度が大きい。請求項3に記載の構成によれば、前記面実
装端子片はドラム型コアの周面に接触する抑え片を有す
るので、更に水平方向の力に対する抑えになる。請求項
5に記載のように、請求項4に記載のものにおいて、面
実装端子片の先端に鍔の主面に掛け止めする係止部を設
けると、垂直方向及び水平方向の固着強度が更に一層大
きくなる。請求項6に記載の構成によれば、垂直方向の
コアに対する固着強度が大きくなると共に、鍔の周面に
沿って配置した係止片により水平な係止片方向の固着強
度が大きくなる。請求項7に記載の構成によれば、接続
端子部材は、平板状コア接着片及びコア接着片がコアに
接着剤により接着され、係止片の先端に形成された係止
部が鍔の主面に掛け止めされるので、前記のものより更
にコアに対する接続端子部材の固着強度が大きい。請求
項8に記載の構成によれば、面実装部材の先端に、前記
ドラム形コアの鍔の周面に沿って配置される係止部を設
けると、水平な係止部方向の固着強度が大きくなる。請
求項9に記載の構成によれば、接続端子部材の巻線端末
接続及び面実装兼用端子片により巻線端末接続と面実装
とを1つの片で兼用するので、構成が簡単であり且つ係
止片の先端に形成された係止部がコアの鍔の主面に掛け
止めされるので、接続端子部材のコアに対する垂直及び
水平方向の固着強度が大きい。請求項10に記載の構成
によれば、面実装端子片は面実装用段差部を有するの
で、2個の接続端子部材が配線基板から隔離され、半田
付け時に発生するガスが抜けやすく、そのため半田付け
時のインダクタの位置ずれが防止され、また、配線基板
上の配線を跨いで搭載することができることにより、配
線基板の実装密度が高められる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0006】図1は、本発明実施の面実装形インダクタ
を示す。
を示す。
【0007】同図において、1は巻線2が巻装されたフ
ェライト製ドラム形コア、3、3は2個の接続端子部材
である。フェライト製ドラム形コア1はその鍔の外面4
の中心に円形の凹部5及びこれに連なる傾斜した溝6が
形成されている。接続端子部材3は、コア接着片31 と
左右一対の巻線端末接続端子片32 と面実装端子片33
とから成り、これらは板材を打ち抜いて一体の形成され
たものである。前記コア接着片31 は例えば半円形の膨
大部を有する先端部が鍔の外面4の凹部5及び溝6に嵌
合されてこの凹部5及び溝6に入れた接着剤7により接
着される。巻線端末接続端子片32 は鍔の外面4に沿っ
てその周縁から突出しており、突出した端部には、図示
しないが巻線2の端末が絡げられ半田付けされている。
実装端子片33 は鍔の外面4から離れる方向に段差部8
が形成され、先端が鍔の周縁に沿って折曲されて鍔の周
面に沿って配置される。この段差部8は面実装端子部と
して配線基板の導電ランドと半田付けされる。
ェライト製ドラム形コア、3、3は2個の接続端子部材
である。フェライト製ドラム形コア1はその鍔の外面4
の中心に円形の凹部5及びこれに連なる傾斜した溝6が
形成されている。接続端子部材3は、コア接着片31 と
左右一対の巻線端末接続端子片32 と面実装端子片33
とから成り、これらは板材を打ち抜いて一体の形成され
たものである。前記コア接着片31 は例えば半円形の膨
大部を有する先端部が鍔の外面4の凹部5及び溝6に嵌
合されてこの凹部5及び溝6に入れた接着剤7により接
着される。巻線端末接続端子片32 は鍔の外面4に沿っ
てその周縁から突出しており、突出した端部には、図示
しないが巻線2の端末が絡げられ半田付けされている。
実装端子片33 は鍔の外面4から離れる方向に段差部8
が形成され、先端が鍔の周縁に沿って折曲されて鍔の周
面に沿って配置される。この段差部8は面実装端子部と
して配線基板の導電ランドと半田付けされる。
【0008】この構成によれば、2個の接続端子部材
3、3を配線基板の導電部に接着したインダクタは配線
基板上に水平に搭載され、又、例えば、コア接着片31
の長さ方向に力が加わってもコア接着片31 の先端の半
円形部が凹部5に引っ掛かり、また、凹部5に流し込ま
れた接着剤の量が多いので、接続端子部材3の抜け強度
が高い。インダクタは、面実装端子片32 の段差部8に
おいて配線基板上に搭載され、2個の接続端子部材3、
3が配線基板から隔離されるので、半田付け時に発生す
るガスが抜けやすく、そのため半田付け時のインダクタ
の位置ずれを防止することができ、又配線基板上の配線
を跨いで搭載することができ、配線基板の実装密度を高
めることもできる。
3、3を配線基板の導電部に接着したインダクタは配線
基板上に水平に搭載され、又、例えば、コア接着片31
の長さ方向に力が加わってもコア接着片31 の先端の半
円形部が凹部5に引っ掛かり、また、凹部5に流し込ま
れた接着剤の量が多いので、接続端子部材3の抜け強度
が高い。インダクタは、面実装端子片32 の段差部8に
おいて配線基板上に搭載され、2個の接続端子部材3、
3が配線基板から隔離されるので、半田付け時に発生す
るガスが抜けやすく、そのため半田付け時のインダクタ
の位置ずれを防止することができ、又配線基板上の配線
を跨いで搭載することができ、配線基板の実装密度を高
めることもできる。
【0009】前記ドラム形コアの鍔に形成する凹部5
は、図2に示すような矩形状の凹部5でもよく、これに
嵌合するコア接着片31 としては、その先端が凹部5の
幅にほぼ等しい断面L形の広幅部に形成されたものが用
いられる。この構成によれば、コア接着片31 の長さ方
向及び垂直方向への引っ張り強度が向上すると共に凹部
5の内部に設けた凸部をコア鍔面より一段低いので接着
剤の塗布がしやすく、且つコア鍔面への接着剤の付着を
少なくすることができる。
は、図2に示すような矩形状の凹部5でもよく、これに
嵌合するコア接着片31 としては、その先端が凹部5の
幅にほぼ等しい断面L形の広幅部に形成されたものが用
いられる。この構成によれば、コア接着片31 の長さ方
向及び垂直方向への引っ張り強度が向上すると共に凹部
5の内部に設けた凸部をコア鍔面より一段低いので接着
剤の塗布がしやすく、且つコア鍔面への接着剤の付着を
少なくすることができる。
【0010】図3は本発明実施の他の面実装型インダク
タを示す。
タを示す。
【0011】図示のドラム形コア1は、上下の鍔の周縁
にそれぞれ対向する一対の切り欠き凹部9、9が形成さ
れている。接続端子部材3は半円形の平板状コア接着片
31aとこれから突出する一対の巻線端末接続端子片3
2 及び実装端子片33 とから成り、これも又板材を打ち
抜いて一体に形成されたものである。この平板状コア接
着片31 aは、搭載する配線基板側の鍔の外面4に接着
剤により接着し、実装端子片33 は前述のように段差部
8を形成し、鍔の周縁において折曲しその先端の両側に
形成された凸部10、10の下を鍔の凹部9に嵌合し、
凸部10、10により鍔の内面に係止する。
にそれぞれ対向する一対の切り欠き凹部9、9が形成さ
れている。接続端子部材3は半円形の平板状コア接着片
31aとこれから突出する一対の巻線端末接続端子片3
2 及び実装端子片33 とから成り、これも又板材を打ち
抜いて一体に形成されたものである。この平板状コア接
着片31 aは、搭載する配線基板側の鍔の外面4に接着
剤により接着し、実装端子片33 は前述のように段差部
8を形成し、鍔の周縁において折曲しその先端の両側に
形成された凸部10、10の下を鍔の凹部9に嵌合し、
凸部10、10により鍔の内面に係止する。
【0012】この構成によれば、インダクタを上方に引
っ張ってもドラム型コア1は実装端子片33 の先端の凸
部10、10が鍔の内面に引っ掛かるので、ドラム型コ
ア1と接続端子部材3との固着強度が向上する。又実装
端子片33 はドラム型コア1の鍔の周縁において折曲さ
れ且つ凸部10が凹部9に引っ掛かるので、水平なあら
ゆる方向に対してドラム形コアは押えられ又は引っ掛か
り、固着強度が向上する。
っ張ってもドラム型コア1は実装端子片33 の先端の凸
部10、10が鍔の内面に引っ掛かるので、ドラム型コ
ア1と接続端子部材3との固着強度が向上する。又実装
端子片33 はドラム型コア1の鍔の周縁において折曲さ
れ且つ凸部10が凹部9に引っ掛かるので、水平なあら
ゆる方向に対してドラム形コアは押えられ又は引っ掛か
り、固着強度が向上する。
【0013】前記実装端子片33 を長く形成してその先
端の凸部10、10の下を上の鍔の凹部9に嵌合し、凸
部10、10を上の鍔の外面に係止してもよい。
端の凸部10、10の下を上の鍔の凹部9に嵌合し、凸
部10、10を上の鍔の外面に係止してもよい。
【0014】図4は本発明実施の他の面実装型インダク
タを示す。
タを示す。
【0015】図示のドラム型コア1は、下の鍔の周縁の
対向する位置にそれぞれ1対の凹部9、9が形成されて
いる。接続端子部材3は、半円形の板状コア接着片31
aとこれから突出する一対の巻線端末接続端子片32 及
び実装端子片33 とから成り、これも又板材を打ち抜い
て一体に形成されたもので、板状コア接着片31 aにお
いてドラム型コア1の鍔の外面4に接着されている。一
対の巻線端末接続端子片32 は、それぞれ鍔の周縁にお
いて折曲されその先端の一方の側に形成された凸部10
の下を前記鍔の凹部9、9に嵌合され、凸部10が鍔の
内面に引っ掛けられ、巻線2の端末はこの凸部10の下
部に絡げて半田付けされる。実装端子片33 は前記と同
様に段差部8が形成され、先端部は鍔の周縁において折
曲されて鍔の周面に沿って配置される。このインダクタ
においても、図3に示すものと同様な効果を奏する。
尚、面実装端子片33 は先端を折曲して鍔の周面に沿っ
て位置させなくてもよい。
対向する位置にそれぞれ1対の凹部9、9が形成されて
いる。接続端子部材3は、半円形の板状コア接着片31
aとこれから突出する一対の巻線端末接続端子片32 及
び実装端子片33 とから成り、これも又板材を打ち抜い
て一体に形成されたもので、板状コア接着片31 aにお
いてドラム型コア1の鍔の外面4に接着されている。一
対の巻線端末接続端子片32 は、それぞれ鍔の周縁にお
いて折曲されその先端の一方の側に形成された凸部10
の下を前記鍔の凹部9、9に嵌合され、凸部10が鍔の
内面に引っ掛けられ、巻線2の端末はこの凸部10の下
部に絡げて半田付けされる。実装端子片33 は前記と同
様に段差部8が形成され、先端部は鍔の周縁において折
曲されて鍔の周面に沿って配置される。このインダクタ
においても、図3に示すものと同様な効果を奏する。
尚、面実装端子片33 は先端を折曲して鍔の周面に沿っ
て位置させなくてもよい。
【0016】図5は本発明実施の他の面実装型インダク
タを示す。
タを示す。
【0017】図示のドラム型コア1は従来のものと特に
変わらないものが使用される。接続端子部材3は、図5
(B)に示すように、実装端子片33 の先端の形状が相
違するだけで図3に示されるものと同様の形状を有して
おり、平板状コア接着片31aを鍔の外面4に接着剤7
で接着することによりコア1に固着される。実装端子片
33 は、段差部8が形成されて鍔の周縁において折曲さ
れ、先端のL字状折曲部11を鍔の内面に引っ掛けてい
る。ドラム形コア1に接続端子部材3を固着するとき、
図5(B)に示すように多数対の接続端子部材3、3・
・・(1個のみを示す。)が平行な帯状片12に一体に
形成されたフレームリード13の一対の接続端子部材
3、3の上にドラム形コア1を載置して板状コア接着片
31 aに接着する。接着した状態で実装端子片33 のL
字状折曲部11が鍔の内面に引っ掛かる。その後、鎖線
で示す帯状片12と巻線端末接続端子片32 との接続部
において切断する。巻線端末接続端子片32 は図示のよ
うに鍔周縁から上方に折曲しておけば、実装端子片
33 、33 方向のみならず、巻線端末接続端子片32 、
32 方向の水平力に対して押さえとなり、固着強度が向
上する。尚、前記L字状折曲部11の代わりに鉤状の折
曲部等種々の形状が考えられる。
変わらないものが使用される。接続端子部材3は、図5
(B)に示すように、実装端子片33 の先端の形状が相
違するだけで図3に示されるものと同様の形状を有して
おり、平板状コア接着片31aを鍔の外面4に接着剤7
で接着することによりコア1に固着される。実装端子片
33 は、段差部8が形成されて鍔の周縁において折曲さ
れ、先端のL字状折曲部11を鍔の内面に引っ掛けてい
る。ドラム形コア1に接続端子部材3を固着するとき、
図5(B)に示すように多数対の接続端子部材3、3・
・・(1個のみを示す。)が平行な帯状片12に一体に
形成されたフレームリード13の一対の接続端子部材
3、3の上にドラム形コア1を載置して板状コア接着片
31 aに接着する。接着した状態で実装端子片33 のL
字状折曲部11が鍔の内面に引っ掛かる。その後、鎖線
で示す帯状片12と巻線端末接続端子片32 との接続部
において切断する。巻線端末接続端子片32 は図示のよ
うに鍔周縁から上方に折曲しておけば、実装端子片
33 、33 方向のみならず、巻線端末接続端子片32 、
32 方向の水平力に対して押さえとなり、固着強度が向
上する。尚、前記L字状折曲部11の代わりに鉤状の折
曲部等種々の形状が考えられる。
【0018】図6に示す本発明実施の他の面実装型イン
ダクタの接続端子部材3は、図5に示す接続端子部材3
の面実装端子片33 の両側に更に湾曲した翼片14、1
4を形成したものであり、図示の接続端子部材3に水平
方向よりドラム型コア1をスライドさせて板状コア接着
片21 a上に載せて接着剤7により接着すると、コア1
は2個の翼片14、14で押えられる。ドラム型コア1
の下の鍔の内面の縁部に段部15を設けると、巻線2を
巻回するときの妨げにならない。
ダクタの接続端子部材3は、図5に示す接続端子部材3
の面実装端子片33 の両側に更に湾曲した翼片14、1
4を形成したものであり、図示の接続端子部材3に水平
方向よりドラム型コア1をスライドさせて板状コア接着
片21 a上に載せて接着剤7により接着すると、コア1
は2個の翼片14、14で押えられる。ドラム型コア1
の下の鍔の内面の縁部に段部15を設けると、巻線2を
巻回するときの妨げにならない。
【0019】図7に示す接続端子部材3は、面実装端子
片33 の先端の両側に図3より長い凸部10、10が形
成されている。この接続端子部材3は、その平板状コア
接着片31 aを鍔に接着し、面実装端子片33 を鍔の周
縁に沿って折曲した後、その先端の凸部10、10を鍔
の内面に沿って折曲し引っ掛ける。この構成によれば、
ドラム型コア1は鍔の周縁に凹部を形成しない普通のも
のを用いることができる。図示しないが、巻線2の端末
を絡げた巻線端末接続端子32 を鍔の周縁に沿って折曲
すれば、面実装端子片33 とで水平なあらゆる方向への
押さえになる。
片33 の先端の両側に図3より長い凸部10、10が形
成されている。この接続端子部材3は、その平板状コア
接着片31 aを鍔に接着し、面実装端子片33 を鍔の周
縁に沿って折曲した後、その先端の凸部10、10を鍔
の内面に沿って折曲し引っ掛ける。この構成によれば、
ドラム型コア1は鍔の周縁に凹部を形成しない普通のも
のを用いることができる。図示しないが、巻線2の端末
を絡げた巻線端末接続端子32 を鍔の周縁に沿って折曲
すれば、面実装端子片33 とで水平なあらゆる方向への
押さえになる。
【0020】図8に示す2つの接続端子部材3は、それ
ぞれほぼ長方形の平板状コア接着片31 aと、その両端
から突出形成された係止片34 、34 と、該平板状コア
接着片31 aの一端に突出形成された巻線端末接続端子
片32 と、該平板状コア接着片31 aの一方の側縁に突
出形成された面実装端子片33 と、他方の側縁の両端部
に形成された凸部17、17とが板材を打ち抜いて一体
に形成されたものであり、2つの接続端子部材3、3の
巻線端末接続端子片32 と32 は、互いに反対方向の端
部に形成され、1つの接続端子部材3の巻線端末接続端
子片32 とは反対端の側縁には、該巻線端末接続端子片
32 が例えば巻き終りの巻線導線端末を接続するもので
あることを表示するV字状の溝18が形成されている。
2つの接続端子部材3、3は、図示のように、ドラム型
コア1の鍔の外面4に接着剤7で固着され、係止片
34 、34 は鍔の周縁において折曲され、先端の側縁に
折り曲げ形成された凸部10が鍔の内側に掛け止めされ
る。巻線端末接続端子片32 も鍔の周縁において折曲さ
れ、この先端部に巻線端末が絡げられ、半田付けされ
る。係止片34 の側縁の傾斜部19は、絡げた巻線端末
を巻線端末接続端子片32に半田付けしたとき、係止片
34 に半田ブリッジができないようにするための逃げで
ある。前記一対の凸部17、17は図示のドラム型コア
1の場合には水平のままにしておくが、図示のものより
小さい場合には、起立して鍔の周縁に係止して接続端子
部材3のドラム型コア1に対して位置決めするためのも
のであり、また、係止片34 と巻線端末接続端子片32
の間に形成された溝16は、ドラム型コア1が図示のも
のより小さい場合に、それに対応して巻線端末接続端子
片32を鍔の周縁に沿って折曲できるようにするため
に、該ドラム型コア1の鍔の外面に達する深さに形成さ
れている。面実装端子片33 は、鍔の外面4に対向する
位置に段差部8が形成され、先端が鍔の周面において折
曲され、鍔の周面に沿って配置するようになっている。
この接続端子部材3によれば、係止片34 の凸部10に
よりドラム型コア1に対する垂直方向の固着強度が大き
くなり、また係止片34 及び面実装端子片の先端により
水平のあらゆる方向の固着強度が大きくなる。尚、面実
装端子片33 は先端を折曲して鍔の周面に沿って配置さ
せなくてもよい。
ぞれほぼ長方形の平板状コア接着片31 aと、その両端
から突出形成された係止片34 、34 と、該平板状コア
接着片31 aの一端に突出形成された巻線端末接続端子
片32 と、該平板状コア接着片31 aの一方の側縁に突
出形成された面実装端子片33 と、他方の側縁の両端部
に形成された凸部17、17とが板材を打ち抜いて一体
に形成されたものであり、2つの接続端子部材3、3の
巻線端末接続端子片32 と32 は、互いに反対方向の端
部に形成され、1つの接続端子部材3の巻線端末接続端
子片32 とは反対端の側縁には、該巻線端末接続端子片
32 が例えば巻き終りの巻線導線端末を接続するもので
あることを表示するV字状の溝18が形成されている。
2つの接続端子部材3、3は、図示のように、ドラム型
コア1の鍔の外面4に接着剤7で固着され、係止片
34 、34 は鍔の周縁において折曲され、先端の側縁に
折り曲げ形成された凸部10が鍔の内側に掛け止めされ
る。巻線端末接続端子片32 も鍔の周縁において折曲さ
れ、この先端部に巻線端末が絡げられ、半田付けされ
る。係止片34 の側縁の傾斜部19は、絡げた巻線端末
を巻線端末接続端子片32に半田付けしたとき、係止片
34 に半田ブリッジができないようにするための逃げで
ある。前記一対の凸部17、17は図示のドラム型コア
1の場合には水平のままにしておくが、図示のものより
小さい場合には、起立して鍔の周縁に係止して接続端子
部材3のドラム型コア1に対して位置決めするためのも
のであり、また、係止片34 と巻線端末接続端子片32
の間に形成された溝16は、ドラム型コア1が図示のも
のより小さい場合に、それに対応して巻線端末接続端子
片32を鍔の周縁に沿って折曲できるようにするため
に、該ドラム型コア1の鍔の外面に達する深さに形成さ
れている。面実装端子片33 は、鍔の外面4に対向する
位置に段差部8が形成され、先端が鍔の周面において折
曲され、鍔の周面に沿って配置するようになっている。
この接続端子部材3によれば、係止片34 の凸部10に
よりドラム型コア1に対する垂直方向の固着強度が大き
くなり、また係止片34 及び面実装端子片の先端により
水平のあらゆる方向の固着強度が大きくなる。尚、面実
装端子片33 は先端を折曲して鍔の周面に沿って配置さ
せなくてもよい。
【0021】図9に示すインダクタの接続端子部材3
は、面実装端子片33 の先端にドラム型コア1の鍔に引
っ掛ける鉤状折曲部20を形成し、更に先端に鉤状部2
1を有する係止片34 を追加的に設けたものである。こ
の構成によれば、垂直方向の固着強度が更に向上すると
共に係止片34 と面実装端子片33 とで水平なあらゆる
方向への押さえになる。
は、面実装端子片33 の先端にドラム型コア1の鍔に引
っ掛ける鉤状折曲部20を形成し、更に先端に鉤状部2
1を有する係止片34 を追加的に設けたものである。こ
の構成によれば、垂直方向の固着強度が更に向上すると
共に係止片34 と面実装端子片33 とで水平なあらゆる
方向への押さえになる。
【0022】図10に示す接続端子部材3は、図9に示
すものの変形例を示す。
すものの変形例を示す。
【0023】同図において、接続端子部材3は、平板状
コア接着片31 aとこれから突出形成された1個の巻線
端末接続端子片32 、面実装端子片33 及び一対の係止
片34 とから成り、面実装端子片33 は先端にL字状折
曲部11を有し、係止片34は先端の一方の側縁に凸部
10が形成され、板状コア接着片31 aを鍔に接着剤7
により接着した状態において、面実装端子片33 のL字
状折曲部11及び係止片34 の折曲した凸部10が鍔の
内面に引っ掛けられる。この構成においても図9に示す
ものと同等の効果が得られる。尚、前記凸部10の先端
を外側に折り曲げ又は湾曲すれば、先端が巻線を傷付け
ない。
コア接着片31 aとこれから突出形成された1個の巻線
端末接続端子片32 、面実装端子片33 及び一対の係止
片34 とから成り、面実装端子片33 は先端にL字状折
曲部11を有し、係止片34は先端の一方の側縁に凸部
10が形成され、板状コア接着片31 aを鍔に接着剤7
により接着した状態において、面実装端子片33 のL字
状折曲部11及び係止片34 の折曲した凸部10が鍔の
内面に引っ掛けられる。この構成においても図9に示す
ものと同等の効果が得られる。尚、前記凸部10の先端
を外側に折り曲げ又は湾曲すれば、先端が巻線を傷付け
ない。
【0024】図11に示す本発明実施の接続端子部材3
は、図9及び図10と同様、面実装端子片33 及び巻線
端末接続端子片32 の他に係止片34 を設けたものであ
り、係止片34 は平板状コア接着片31 aが鍔に接着剤
7により接着された状態において、鍔の縁に沿って折曲
されて鍔の周面に沿って配置され、ドラム型コア1の係
止片34 方向の水平力に対して押える作用するをするよ
うになっている。面実装端子片33 は先端の一方の側に
形成された凸部10がドラム型コア1の上の鍔の外面に
沿って折曲されて引っ掛けられている。この接続端子部
材3では、面実装端子片33 の凸部10で垂直方向の固
着強度が大きくなり、この面実装端子片33 と係止片3
4 とで水平のあらゆる方向の固着強度が大きくなる。図
12に示す他の面実装型インダクタの接続端子部材3
は、平板状コア接着片21 aとこれから突出形成された
巻線端末接続端子片32 、面実装端子片33 、一対の係
止片34 及びコア接着片35 とから成り、ドラム型コア
1は図1に示すものと同じように、鍔の外面4の中心に
凹部5及びこれに連なる溝6が形成されている。この接
続端子部材3は、その平板状コア接着片31 aを鍔の外
面に、コア接着片35 を鍔の凹部5及び溝6に嵌合して
凹部5及び溝6においてそれぞれ接着剤7で接着して固
定される。係止片34 の先端部の一方の側縁に形成され
た凸部10は、前述と同じように折曲して鍔の内面に引
っ掛ける。面実装端子片33 は鍔の外面4に対向して段
差部8が形成され、その先端は鍔の周縁に沿って折曲さ
れて上方に起立し鍔の周面に沿って位置している。この
構成によれば、接続端子部材3はドラム型コアに前記の
ものより一層強固に固着され、上方への引っ張り強度及
び水平のあらゆる方向に対する押えが増大する。尚、面
実装端子片33 は先端を折曲して鍔の周面に沿って配置
させなくてもよい。
は、図9及び図10と同様、面実装端子片33 及び巻線
端末接続端子片32 の他に係止片34 を設けたものであ
り、係止片34 は平板状コア接着片31 aが鍔に接着剤
7により接着された状態において、鍔の縁に沿って折曲
されて鍔の周面に沿って配置され、ドラム型コア1の係
止片34 方向の水平力に対して押える作用するをするよ
うになっている。面実装端子片33 は先端の一方の側に
形成された凸部10がドラム型コア1の上の鍔の外面に
沿って折曲されて引っ掛けられている。この接続端子部
材3では、面実装端子片33 の凸部10で垂直方向の固
着強度が大きくなり、この面実装端子片33 と係止片3
4 とで水平のあらゆる方向の固着強度が大きくなる。図
12に示す他の面実装型インダクタの接続端子部材3
は、平板状コア接着片21 aとこれから突出形成された
巻線端末接続端子片32 、面実装端子片33 、一対の係
止片34 及びコア接着片35 とから成り、ドラム型コア
1は図1に示すものと同じように、鍔の外面4の中心に
凹部5及びこれに連なる溝6が形成されている。この接
続端子部材3は、その平板状コア接着片31 aを鍔の外
面に、コア接着片35 を鍔の凹部5及び溝6に嵌合して
凹部5及び溝6においてそれぞれ接着剤7で接着して固
定される。係止片34 の先端部の一方の側縁に形成され
た凸部10は、前述と同じように折曲して鍔の内面に引
っ掛ける。面実装端子片33 は鍔の外面4に対向して段
差部8が形成され、その先端は鍔の周縁に沿って折曲さ
れて上方に起立し鍔の周面に沿って位置している。この
構成によれば、接続端子部材3はドラム型コアに前記の
ものより一層強固に固着され、上方への引っ張り強度及
び水平のあらゆる方向に対する押えが増大する。尚、面
実装端子片33 は先端を折曲して鍔の周面に沿って配置
させなくてもよい。
【0025】図13に示す他の面実装型インダクタの接
続端子部材3は、平板状コア接着片31 aとこれから突
出して形成された一対の巻線端末接続及び実装兼用端子
片323、323と係止片34 とから成り、係止片34 は先
端の両側縁に凸部10、10が形成されている。2つの
接続端子部材3は、それぞれ平板状コア接着片31 aを
ドラム型コア1の鍔に接着剤7により接着して固着さ
れ、一対の巻線端末接続及び実装兼用端子片323、323
は、鍔の周縁において折曲され、その一方の先端の接続
部に巻線2の端末が絡げられ半田付けされ、また、段差
部8が形成され、面実装端子部になっている。係止片3
4 は鍔の周縁において折曲され、その先端部の両側に形
成された凸部10、10の下がドラム型コア1の鍔の周
縁に形成された凹部9に係合して凸部10、10により
鍔に引っ掛けられている。この構成のものは、接続端子
部材3の構成が簡単になると共に、ドラム型コア1の垂
直方向に対する引っ張り強度が向上し、水平のいずれの
方向の力に対しても押さえることができ、固着強度が向
上する。尚、前記面実装型インダクタの面実装端子片3
3 には、いずれも段差部8を形成したが、場合によって
は、この段差部8を形成しなくてもよく、また、段差部
8が無い場合は勿論、段差部8が設けられている場合で
も、接続端子部材の板状コア接着片31 a、面実装端子
片33 及び係止片34 の鍔接触部の外面に絶縁塗料を塗
布して、配線基板に実装したとき、基板上の配線を短絡
しないようにすることが好ましい。
続端子部材3は、平板状コア接着片31 aとこれから突
出して形成された一対の巻線端末接続及び実装兼用端子
片323、323と係止片34 とから成り、係止片34 は先
端の両側縁に凸部10、10が形成されている。2つの
接続端子部材3は、それぞれ平板状コア接着片31 aを
ドラム型コア1の鍔に接着剤7により接着して固着さ
れ、一対の巻線端末接続及び実装兼用端子片323、323
は、鍔の周縁において折曲され、その一方の先端の接続
部に巻線2の端末が絡げられ半田付けされ、また、段差
部8が形成され、面実装端子部になっている。係止片3
4 は鍔の周縁において折曲され、その先端部の両側に形
成された凸部10、10の下がドラム型コア1の鍔の周
縁に形成された凹部9に係合して凸部10、10により
鍔に引っ掛けられている。この構成のものは、接続端子
部材3の構成が簡単になると共に、ドラム型コア1の垂
直方向に対する引っ張り強度が向上し、水平のいずれの
方向の力に対しても押さえることができ、固着強度が向
上する。尚、前記面実装型インダクタの面実装端子片3
3 には、いずれも段差部8を形成したが、場合によって
は、この段差部8を形成しなくてもよく、また、段差部
8が無い場合は勿論、段差部8が設けられている場合で
も、接続端子部材の板状コア接着片31 a、面実装端子
片33 及び係止片34 の鍔接触部の外面に絶縁塗料を塗
布して、配線基板に実装したとき、基板上の配線を短絡
しないようにすることが好ましい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、前述の構成によるときは、ド
ラム形コアを載せる基台を除去して背を低くすると共に
基板面に水平に搭載することができ、又リード端子とし
ての接続端子部材のドラム型コアに対する固着強度が向
上した面実装型インダクタを提供できるという効果を有
する。
ラム形コアを載せる基台を除去して背を低くすると共に
基板面に水平に搭載することができ、又リード端子とし
ての接続端子部材のドラム型コアに対する固着強度が向
上した面実装型インダクタを提供できるという効果を有
する。
【図1】 (A)(B)及び(C)は本発明実施の面実
装インダクタの底面図、断面図及びドラム型コアの平面
図。
装インダクタの底面図、断面図及びドラム型コアの平面
図。
【図2】 図1に示す面実装インダクタのコア接着片と
ドラム型コアの凹部の変形例を示す分解斜視図。
ドラム型コアの凹部の変形例を示す分解斜視図。
【図3】 (A)(B)(C)及び(D)は本発明実施
の他の面実装型インダクタの斜視図、ドラム型コアの上
鍔を除去して示す平面図,(A)に示すインダクタを底
面を上に反転した斜視図及び一対の接続端子部材の平面
図。
の他の面実装型インダクタの斜視図、ドラム型コアの上
鍔を除去して示す平面図,(A)に示すインダクタを底
面を上に反転した斜視図及び一対の接続端子部材の平面
図。
【図4】 (A)(B)(C)及び(D)は本発明実施
の他の面実装型インダクタのドラム型コアの斜視図、ド
ラム型コアの上鍔を除去して示す平面図、(A)に示す
インダクタを底面を上に反転した斜視図及び一対の接続
端子部材の平面図。
の他の面実装型インダクタのドラム型コアの斜視図、ド
ラム型コアの上鍔を除去して示す平面図、(A)に示す
インダクタを底面を上に反転した斜視図及び一対の接続
端子部材の平面図。
【図5】 (A)及び(B)は本発明実施の他の面実装
型インダクタの正面図及び接続端子部材が形成されたフ
レームリードの斜視図。
型インダクタの正面図及び接続端子部材が形成されたフ
レームリードの斜視図。
【図6】 (A)(B)及び(C)は本発明実施の他の
面実装型インダクタの正面図、ドラム型コアの上鍔を除
去して示す該インダクタの平面図及びその接続端子部材
が形成されたフレームリードの斜視図。
面実装型インダクタの正面図、ドラム型コアの上鍔を除
去して示す該インダクタの平面図及びその接続端子部材
が形成されたフレームリードの斜視図。
【図7】 (A)(B)及び(C)は本発明実施の他の
面実装型インダクタの斜視図、ドラム型コアの上鍔を除
去して示す平面図及び一対の接続端子部材の平面図。
面実装型インダクタの斜視図、ドラム型コアの上鍔を除
去して示す平面図及び一対の接続端子部材の平面図。
【図8】 (A)(B)(C)及び(D)は、本発明実
施の他の面実装型インダクタの平面図、底面図、正面図
及び側面図。
施の他の面実装型インダクタの平面図、底面図、正面図
及び側面図。
【図9】 他の接続端子部材が形成されたフレームリー
ドの斜視図。
ドの斜視図。
【図10】 (A)(B)及び(C)は本発明実施の他
の面実装型インダクタの、ドラム型コアの上鍔を除去し
て示す平面図、その要部の側面図及び接続端子片の平面
図。
の面実装型インダクタの、ドラム型コアの上鍔を除去し
て示す平面図、その要部の側面図及び接続端子片の平面
図。
【図11】 (A)及び(B)は本発明実施の他の面実
装型インダクタの平面図及び正面図。
装型インダクタの平面図及び正面図。
【図12】 (A)(B)及び(C)は本発明実施の他
の面実装型インダクタの、ドラム型コアの上鍔を除去し
て示す平面図、(A)のBーB線断面図及び一対の接続
端子部材の平面図。
の面実装型インダクタの、ドラム型コアの上鍔を除去し
て示す平面図、(A)のBーB線断面図及び一対の接続
端子部材の平面図。
【図13】 (A)(B)及び(C)は本発明実施の他
の面実装型インダクタの正面図、ドラム型コアの上鍔を
除去して示す平面図及び一対の接続端子部材の平面図。
の面実装型インダクタの正面図、ドラム型コアの上鍔を
除去して示す平面図及び一対の接続端子部材の平面図。
【図14】 従来の面実装型インダクタの正面図
1 ドラム型コア 2 巻線 3 接続端子部材 31 コア接着
片 32 巻線端末接続端子片 33 面実装端
子片 34 係止片 4 外面 5 凹部 6 溝 7 接着剤 8 段差部 9 凹部 10 凸部 11 L字状折曲部 14 翼片 15 段部 16 溝 17 凸部 18 V字状
溝 20、21 鉤状部
片 32 巻線端末接続端子片 33 面実装端
子片 34 係止片 4 外面 5 凹部 6 溝 7 接着剤 8 段差部 9 凹部 10 凸部 11 L字状折曲部 14 翼片 15 段部 16 溝 17 凸部 18 V字状
溝 20、21 鉤状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常見 昌義 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 本宮 祥行 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 巻線を巻装したドラム形コアと2個の接
続端子部材とから成り、該ドラム形コアは、その鍔の外
面に凹部が形成され、該接続端子部材は、コア接着片と
巻線端末接続端子片と面実装端子片とが板材を打ち抜い
て一体に形成されたものであり、前記コア接着片は、先
端部を前記鍔の凹部に嵌合し該凹部において接着剤によ
り前記コアに接着されたことを特徴とする面実装型イン
ダクタ。 - 【請求項2】 巻線を巻装したドラム形コアと2個の接
続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状コア
接着片と、それから突出形成された巻線端末接続端子片
及び面実装端子片とが板材を打ち抜いて一体に形成され
たものであり、該平板状コア接着片は、前記コアの鍔の
外面に接着され、前記面実装端子片又は巻線端末接続端
子片は、前記ドラム形コアの鍔の周縁において折曲さ
れ、先端に形成された係止部が前記鍔の主面に掛止めさ
れたことを特徴とする面実装型インダクタ。 - 【請求項3】 前記接続端子部材の面実装端子片は、前
記ドラム形コアの鍔の周面に接触する押え片を有するこ
とを特徴とする請求項2に記載の面実装型インダクタ。 - 【請求項4】 巻線を巻装したドラム形コアと2個の接
続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状コア
接着片と、それから突出形成された巻線端末接続端子
片、面実装端子片及び係止片とが板材を打ち抜いて一体
に形成されたものであり、該平板状コア接着片は、前記
コアの鍔の外面に接着され、前記係止片は、前記ドラム
形コアの鍔の周縁において折曲され先端に形成された係
止部が前記鍔の主面に掛止めされたことを特徴とする面
実装型インダクタ。 - 【請求項5】 前記面実装端子片は、前記ドラム形コア
の鍔の周縁において折曲され先端に前記鍔の主面に係止
する係止部を有することを特徴とする請求項4に記載の
面実装型インダクタ。 - 【請求項6】 巻線を巻装したドラム形コアと2個の接
続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状コア
接着片と、それから突出形成された巻線端末接続端子
片、面実装端子片及び係止片とが板材を打ち抜いて一体
に形成されたものであり、該平板状コア接着片は、前記
コアの鍔の外面に接着され、面実装端子片は、該鍔の周
縁において折曲されて先端に前記鍔の主面に掛け止めす
る係止部を有し、前記係止片は、前記ドラム形コアの鍔
の周縁に沿って折曲されて先端部が鍔の周面に沿って配
置されたことを特徴とする面実装型インダクタ。 - 【請求項7】 巻線を巻装したドラム形コアと2個の接
続端子部材とから成り、該ドラム形コアはその鍔の外面
に凹部が形成され、該接続端子部材は、平板状コア接着
片と、それから突出形成されたコア接着片、巻線端末接
続端子片、面実装端子片及び係止片とが板材を打ち抜い
て一体に形成されたものであり、該平板状コア接着片は
前記ドラム形コアの鍔の外面に接着され、前記コア接着
片は、前記凹部に嵌合された先端部が該凹部において接
着剤により前記コアに接着され、前記係止片は、該鍔の
周縁において折曲され先端に形成された係止部が前記鍔
の主面に掛け止めされたことを特徴とする面実装型イン
ダクタ。 - 【請求項8】 請求項2、4又は7に記載の、前記巻線
端末接続端子片が前記ドラム形コアの鍔の周縁において
折曲されて先端に形成された係止部が前記鍔の主面に掛
け止めされた面実装型インダクタにおいて、前記面実装
端子片は、前記ドラム形コアの鍔の周縁において折曲さ
れ先端部が鍔の周面に沿って配置される係止部を有する
ことを特徴とする面実装型インダクタ。 - 【請求項9】 巻線を巻装したドラム形コアと2個の接
続端子部材とから成り、該接続端子部材は、平板状コア
接着片と、それから突出形成された巻線端末接続及び面
実装兼用端子片並びに係止片とが板材を打ち抜いて一体
に形成されたものであり、該平板状コア接着片は、前記
コアの鍔の外面に接着され、前記巻線端末接続及び面実
装兼用端子片は、前記ドラム形コアの鍔の周縁において
折曲され、前記係止片は、該鍔の周縁において折曲され
先端に形成された係止部が前記鍔の主面に掛止めされた
ことを特徴とする面実装型インダクタ。 - 【請求項10】 前記接続端子部材の面実装端子片は、
ドラム形コアの鍔の外面から離れる方向に形成された面
実装用段差部を有することを特徴とする請求項1乃至9
のいずれかに記載の面実装型インダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8260843A JPH09213539A (ja) | 1995-11-29 | 1996-10-01 | 面実装型インダクタ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-310971 | 1995-11-29 | ||
JP31097195 | 1995-11-29 | ||
JP8260843A JPH09213539A (ja) | 1995-11-29 | 1996-10-01 | 面実装型インダクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09213539A true JPH09213539A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=26544774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8260843A Pending JPH09213539A (ja) | 1995-11-29 | 1996-10-01 | 面実装型インダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09213539A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2015133372A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
JP2015133418A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP8260843A patent/JPH09213539A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |