JPH0921264A - ドア用蝶番およびその取付け方法 - Google Patents

ドア用蝶番およびその取付け方法

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JPH0921264A
JPH0921264A JP19620095A JP19620095A JPH0921264A JP H0921264 A JPH0921264 A JP H0921264A JP 19620095 A JP19620095 A JP 19620095A JP 19620095 A JP19620095 A JP 19620095A JP H0921264 A JPH0921264 A JP H0921264A
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JP
Japan
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door
hinge
shaft
plate
attached
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JP19620095A
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English (en)
Inventor
Takashi Okano
野 隆 岡
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Nagasawa Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nagasawa Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアの取付け作業を改善し、その労力の負担
を軽減するとともに、これを容易に取付けられるドア用
蝶番およびその取付け方法を提供すること。 【解決手段】 ドア59または枠体1に取付け可能なヒ
ンジプレート14,15と、ヒンジプレート14,15
と対をなし、かつ枠体1またはドア59に取付け可能な
羽根板5,7とを備える。これらヒンジプレート14,
15と羽根板5,7とを枠体1またはドア59の上下位
置に複数取付ける。これらヒンジプレート14,15と
羽根板5,7との一端に中空の軸筒部12,13,2
4,47を設け、これらの軸筒部12,13,24,4
7を枢軸31,46を介して回動可能に連結する。ヒン
ジプレート14,15または羽根板5,7の軸筒部1
2,13,24,47に、枢軸31,46の軸端を突出
して配置するとともに、枢軸31,46の軸端を軸筒部
12,13,24,47から突出可能に配置する。これ
らの枢軸31,46を、対をなす羽根板5,7またはヒ
ンジプレート14,15の軸筒部12,13,24,4
7に装着可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアの取付け作業を
改善し、その労力の負担を軽減するとともに、これを容
易に取付けられるようにしたドア用蝶番およびその取付
け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一対の羽根板を回動可能に連結した周知
の蝶番は、これを枠体へ取り付ける際、ドアを持ち上げ
一方の羽根板を枠体若しくはドアの所定位置に位置付け
て、ビス止めしていた。しかし、この場合は取付け現場
でのドアの持ち上げと、ビス止め作業を要して、労力の
負担が大きい上に手間が掛かる、という問題があった。
【0003】従来、このような問題を解決するものとし
て、特公平6ー8579号公報に開示された技術があ
る。この公報には、一対のヒンジブレード部材を回動可
能に連結して、これをドアフレームに取り付け、また内
部にポケットを備えたヒンジブレード部材をドアパネル
に取り付け、ドアパネルの取付け時に該パネルを持ち上
げ、一方のヒンジブレード部材をドアフレームに固定し
た他方のヒンジブレード部材に近付け、それらのポケッ
トに舌片状のヒンジブレード部材を挿入し、これらをビ
ス止めして連結するとともに、ストッパをねじ込み操作
して、ドアパネルの左右位置を調整するようにしたドア
用蝶番が示されている。
【0004】しかし、この従来のものは、各ポケットと
ヒンジブレード部材との挿入を一時に行なう必要があ
り、その際一方のヒンジブレード部材が揺動するため、
それらの位置付けと挿入に手間が掛かり、しかも挿入し
連結し終えるまでドアパネルの持ち上げ作業を強いられ
て、労力の負担が非常に大きく、作業能率や作業性が悪
いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、蝶番を構成するヒンジプレートと羽根板を
枠体とドアに分割して取付け、これらをドアの取付け時
に連結するようにして、ドアの取付け作業の能率を向上
するとともに、労力の負担を軽減できるようにしたドア
用蝶番およびその取付け方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、ドアまたは枠体に取付け可能なヒンジプレート
と、ヒンジプレートと対をなし、かつ枠体またはドアに
取付け可能な羽根板とを備え、これらヒンジプレートと
羽根板とを枠体またはドアの上下位置に複数取付け、こ
れらヒンジプレートと羽根板との一端に軸筒部を設け、
これらの軸筒部を枢軸を介して回動可能に連結したドア
用蝶番において、ヒンジプレートまたは羽根板の軸筒部
に枢軸を装着し、一部の枢軸の軸端を軸筒部から突出し
て装着するとともに、一部の枢軸の軸端を軸筒部から出
没可能に装着し、これらの枢軸を対をなす羽根板または
ヒンジプレートの軸筒部に装着可能にして、蝶番を構成
するヒンジプレートと羽根板を枠体とドアに分割して取
付け、これらをドアの取付け時に連結するようにして、
ドアの取付け作業の能率を向上するとともに、労力の負
担を軽減するようにして、在来のドア用蝶番にも広く適
用可能にしている。請求項2の発明は、各ヒンジプレー
トの軸筒部に枢軸を装着し、ドアの取付けを容易に行え
るようにしている。請求項3の発明は、出没可能に装着
した枢軸の没入位置を定位置に保持可能にして、ドア用
蝶番の連結とドアの取付けを容易に行なうようにしてい
る。請求項4の発明は、枢軸の他側軸端に摘みを設け、
該摘みを軸筒部の端部に係合可能に設けて、ドア用蝶番
の連結を簡便に行なうようにしている。請求項5の発明
は、羽根板の軸筒部に可動筒を突出可能に付勢するとと
もに、ヒンジプレートの軸筒部に枢軸を突出可能に付勢
し、ドア用蝶番の連結とドアの取付けを簡易かつ迅速に
行なうようにしている。請求項6の発明は、ドアまたは
枠体の上下位置に二組のヒンジプレートと羽根板を取付
け、下側のヒンジプレートの軸筒部に枢軸を下方に突出
して装着し、上側のヒンジプレートの軸筒部に枢軸を下
方に突出可能に装着し、実用的なドア用蝶番を提供する
ようにしている。請求項7の発明は、ドアまたは枠体に
取付け可能な調整ブロックと、該ブロックに連結可能な
ヒンジプレートと、枠体またはドアに取付け可能な羽根
板とを備え、前記ヒンジプレートと羽根板とを回動可能
に連結したドア用蝶番において、ヒンジプレートを調整
ブロックの側方に出入調整可能に設け、ドアを板厚方
向、つまり部屋の内外方向へ位置調整可能にしている。
請求項8の発明は、ヒンジプレートを座を有するビスで
連結し、該座をビスと同軸位置に配置したビス孔の内側
開口縁部に係合可能に配置し、ドアの板厚方向への位置
調整時、ヒンジプレートと調整ブロックとの連結を維持
し、ドアの引き抜きや転倒事故を未然に防止するように
している。請求項9の発明は、調整ブロックをドアまた
は枠体に複数取付け、軸筒部を有する羽根板を枠体また
はドアに複数取付け、調整ブロックに連結するヒンジプ
レートを、その軸筒部を介して羽根板の軸筒部に回動可
能に連結するドア用蝶番の取付け方法において、軸筒部
に枢軸を装着したヒンジプレートを調整ブロックに連結
し、該ブロックを枠体またはドアに取付け、ヒンジプレ
ートに装着した枢軸を羽根板の軸筒部に装着し、従来の
ようなヒンジプレートの装着の不具合を解消し、その作
業性を向上するようにしている。請求項10の発明は、
ドアまたは枠体に取付けた最下位置のヒンジプレートの
枢軸を、枠体またはドアに取付けた最下位置の羽根板の
軸筒部に優先的に装着し、ドアの取付け時、最下位置の
羽根板の軸筒部にドアを支持させ、ドアを保持する労力
の負担を軽減するようにしている。請求項11の発明
は、ドアまたは枠体に取付けた最下位置以外のヒンジプ
レートに装着した枢軸の軸端を、その軸筒部の内側に位
置付け、該軸筒部が羽根板の軸筒部上に移動後、前記枢
軸を突出して羽根板の軸筒部に挿入して、ドア用蝶番の
取付けを簡便に行なうようにしている。請求項12の発
明は、枠体の上下側位置に二つの羽根板を取付け、ドア
の上下側位置にヒンジプレートを連結した二つの調整ブ
ロックを取付け、調整ブロックを有する実用的なドア用
蝶番の取付け方法を提供している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明すると、図1乃至図14において1は柱等の
枠体で、その上下位置に二つの切欠溝2,3が形成さ
れ、これらの溝2,3に上側蝶番4の羽根板5と、下側
蝶番6の羽根板7がビス8,9を介して取付けられてい
る。図中、10,11は各羽根板5,7に複数設けたビ
ス孔、12,13は羽根板5,7の側片をカーリング成
形した軸筒部で、これらに実質的に同一に構成したヒン
ジプレート14,15が回動可能に連結されている。
【0008】軸筒部12,13の下端にはキャップ1
6,17が圧入されて施栓され、このうち軸筒部12の
内部に、スプリング18と合成樹脂製の可動筒19が収
容されている。可動筒19は中空円筒状に成形され、そ
の周面には縦長のガイド溝20が対向して形成され、該
溝20に軸筒部12の外側からピン21を挿入して、上
記可動筒19を連結している。可動筒19はスプリング
18の弾性を介して上方に付勢され、その上端部を軸筒
部12から出没可能にしている。図中、22は軸筒部1
2の周面に形成したピン孔である。
【0009】可動筒19の内部には通孔23が設けら
れ、その上側開口部周縁は先細のテーパ状に形成され、
該テーパ部19aにヒンジプレート14と一体の軸筒部
24が係合可能に収容されている。この場合、通孔23
は凹孔状でもよい。
【0010】ヒンジプレート14は羽根板5の略半分高
さに形成され、その端部側には二つの横長の長孔25が
設けられ、それらの近接位置に縦長の長孔26が形成さ
れ、ドライバ等の係止部材(図示略)を差し込み可能に
している。ヒンジプレート14の側端部には凹部27が
形成され、この他側端部に前記軸筒部12と同形の軸筒
部24が成形されている。
【0011】軸筒部24の中高部には端縁を切欠いた掛
止溝28が形成され、その上下端部にカラー29,30
が圧入され、これらに枢軸31が摺動可能に挿入されて
いる枢軸31はヒンジプレート14よりも長尺で、その
外径は前記貫通孔23に挿入可能に形成されていて、そ
の中高部周面に係止溝32が形成され、該溝32に係止
片であるバネ受33が掛け止められている。
【0012】バネ受33は係止溝32に挿入可能な略コ
字形の板状に形成され、その周面には係止突起34が設
けられていて、該突起34を軸筒部24の巻き込み端縁
の隙間に係入可能にしている。カラー30とバネ受33
との間にはスプリング35が設けられ、その弾性によっ
て枢軸31を下方に付勢し、常時はバネ受33をカラー
29に当接するとともに、枢軸31の上端に設けた摘み
36を軸筒部24の上端に当接させている。
【0013】図中、31aは枢軸31の下端に形成した
テーパ部、37はヒンジプレート14の基部側下端に下
向きに開口した切欠溝で、該溝37に合成樹脂製の化粧
カバー38が掛け止められている。化粧カバー38は軸
筒部24の下部周面に装着され、これは図2のように中
空円筒状に成形されていて、その周面に縦長の係止溝3
9が上向きに形成され、該溝39が切欠溝37に差し込
まれている。
【0014】一方、前記軸筒部13の上端には、合成樹
脂製のシャフトガイド40が装着され、該ガイド40は
軸筒部13に挿入可能な筒状に成形されていて、その内
部に通孔41が形成され、その上半部の内径が上方に向
かって漸増している。シャフトガイド40の上端部に
は、フランジ状のホルダ受42が設けられ、該ホルダ受
42は軸筒部13の上端部周面に嵌合可能にされてい
て、その周面に切欠溝91が下向きに開口され、軸筒部
13の基部上端に差し込み可能にされている。
【0015】ホルダ受42の中央には通孔41に連通す
るテーパ状の拡径部41aが開口され、その外周には係
合縁42aが突設されていて、その上面に合成樹脂製の
シャフトホルダ43が収容されている。シャフトホルダ
43は有底中空の筒状に形成され、その周面に切欠溝4
4が上向きに形成され、またその底部には透孔45が形
成されていて、該孔45に枢軸46と一体の小径軸部4
6aが挿入されている。
【0016】枢軸46はヒンジプレート15の軸筒部4
7内に上下動可能に挿入され、その周面には突起48が
形成されていて、軸筒部47の巻き込み端縁の隙間に係
入可能にしている。図中、49は枢軸46と小径軸部4
6aとの境界部に設けたフランジ状の係止片で、軸筒部
47の下端部に係合可能にされており、50はヒンジプ
レート15の基部下端に下向きに開口した切欠溝で、前
記切欠溝44を差し込み可能にしている。
【0017】図中、51,51はヒンジプレート15の
側端部に設けた横長の長孔、52は長孔51,51の近
接位置に設けた縦長の長孔、53はヒンジプレート15
の側端部に形成した凹部で、これらは前記長孔25,2
6、凹部27と同一に形成されている。
【0018】軸筒部47の上端にはキャップ54が圧入
して施栓され、その内部にはネジ孔55が貫通して形成
され、該孔55に調整ネジ56がねじ込まれ、その下端
を枢軸46の上端面と係合可能にされている。
【0019】前記ヒンジプレート14,15は各調整ブ
ロック57,58に差し込まれて連結され、これらのブ
ロック57,58は同一に構成されていて、相互に両用
可能にされている。調整ブロック57,58は、ドア5
9の吊元側端部に取付けられ、該端部の上下位置には同
様な取付溝60,61と凹孔62,63とが設けられ、
このうち上側に配置した取付溝60と凹孔62に調整ブ
ロック57が取付けられ、下側に配置した取付溝61と
凹孔63に調整ブロック58が取付けられている。
【0020】これを調整ブロック57について説明し、
調整ブロック58の対応する構成部分には同一の符号を
用いて、その説明を省略する。調整ブロック57は、固
定ブロック64と揺動片65とカバープレート66とか
らなり、このうち固定ブロック64は亜鉛合金ダイカス
トで縦長矩形に成形され、その中央に縦長の凹孔67が
形成されている。
【0021】凹孔67の一方の内壁には凸部68が内側
に突設され、その中央に調整ネジ69を回動可能に収容
する半円形の凹溝70が形成され、その上部に調整ネジ
69の移動を規制する半円形の張出壁71が設けられて
いる。凹孔67の他方の内壁の上面には、ヒンジプレー
ト14の先端部を収容可能な平坦な段部72が切欠か
れ、また上記内壁の中央には凹部73が形成され、その
底部は図7のように大径の湾曲面に形成されていて、揺
動片65の一端、つまり後述する舌片を揺動自在に支持
している。図中、74は上記内壁の両側に形成したピン
孔、75,76は凹孔67の両側に設けたネジ孔とビス
孔である。
【0022】凹孔67の内部には揺動片65が揺動可能
に収容され、その断面は図示のように楔形に形成され、
その薄肉側の端部に凸部68と係合可能な凹部77が形
成されている。凹部77の中央には、調整ネジ69をね
じ込み可能な略半円形のネジ孔78が形成され、この他
側端部には前記凹部73に係合可能な舌片79が突設さ
れている。
【0023】舌片79の下端部は図7のように大径の湾
曲面に形成され、また揺動片65の同側面には複数のピ
ン孔80,80が形成され、これらに前記ピン孔74,
74を介してピン81が圧入され、揺動片65の安定し
た回動を可能ににしている。この場合、実施例ではピン
81は半径方向へ弾性変位可能なスプリングピンを用い
ている。図中、82は揺動片65に設けたネジ孔で、前
記長孔25,25と同ピッチに配置されている。
【0024】カバープレート66は固定ブロック64と
同形の鋼板で構成され、その上下位置に複数のビス孔8
3,84が形成され、ビス85,86を挿入可能にされ
ている。図中、87はカバープレート66の側端部中央
に設けた調整窓で、調整ネジ69の取付け位置に臨ませ
て配置され、88,88はビス孔である横長の長孔で、
前記長孔25,25と連通可能に形成されている。この
他、89はネジ孔82にねじ込み可能なビスで、頭部に
円板状の座89aが一体に設けられ、90は前記長孔2
6に連通可能な縦長の長孔で、ドライバー等の係止具
(図示略)を挿入可能にしており、92は段部72とカ
バープレート66との間に形成したポケットで、ヒンジ
プレート14を収容可能にしている。
【0025】このように構成したドア用蝶番は、上側蝶
番4と下側蝶番6と、それらの調整ブロック57,58
とからなり、これらを組み立てる場合、上側蝶番4と下
側蝶番6は、羽根板5,7のアセンブリとヒンジプレー
ト14,15のアセンブリに分けて組み付ける。先ず、
上側蝶番4の羽根板アセンブリについては、羽根板5の
軸筒部12の下端にキャップ16を圧入して施栓し、そ
の内部にスプリング18と可動筒19を挿入し、これら
を押し込み、ピン21をピン孔22から可動筒19のガ
イド溝20に挿入して組み付ける。
【0026】また、上側蝶番4のヒンジプレートアセン
ブリについては、ヒンジプレート14の軸筒部24の下
端にカラー29を圧入し、該筒部24の内部に枢軸31
のアセンブリを収容する。上記アセンブリは、枢軸31
にカラー30とスプリング35を挿入し、該スプリング
35の下端側よりバネ受33を挿入し、これを掛止溝3
2に掛け止めて組み立てる。そして、上記アセンブリを
軸筒部24の上方から挿入し、バネ受33の突起34を
軸筒部24の巻き込み端縁の隙間に係入して、枢軸31
を回り止めし、カラー30を軸筒部24の上端部に圧入
する。
【0027】この後、化粧カバー38を軸筒部24の下
端に挿入し、その係止溝39をヒンジプレート14の切
欠溝37に差し込んで、化粧カバー38を軸筒部24の
下端に装着し、枢軸31の下端を可動筒19の貫通孔2
3に挿入して組み付ける。
【0028】こうして組み付けた上側蝶番4の各アセン
ブリは図4のようで、可動筒19がスプリング18の弾
性によって上方へ付勢され、その上端が軸筒部12の上
端から突出している。また、枢軸31がスプリング35
の弾性によって下方へ付勢され、その下端が化粧カバー
38の下方に突出し、バネ受33がカラー29の上端に
係合するとともに、摘み36が軸筒部24の上端に係合
している。
【0029】次に、下側蝶番6の羽根板アセンブリにつ
いては、羽根板7の軸筒部13の下端にキャップ17を
圧入して施栓し、その上端にシャフトガイド40を挿入
し、ホルダ受42を軸筒部13の上端に掛け止めるとと
もに、切欠溝91を軸筒部13の基部上端に差し込んで
組み付ける。
【0030】一方、下側蝶番6のヒンジプレートアセン
ブリについては、ヒンジプレート15の軸筒部47の上
端にキャップ54を圧入して施栓し、そのネジ孔55に
調整ネジ56をねじ込むとともに、軸筒部47の下方か
ら枢軸46を挿入し、かつその突起48を軸筒部47の
巻き込み端縁の隙間に係入して、枢軸47を回り止めす
る。
【0031】この状態でシャフトホルダ43を軸筒部4
7の下端に嵌込み、その切欠溝44をヒンジプレート1
5の切欠溝50に挿入し、小径軸部46aをシャフトホ
ルダ43の下方に突出させて組み付ける。
【0032】こうして組み付けた下側蝶番6の各アセン
ブリは図5のようで、軸筒部13の上端にホルダ受42
が装着され、その上面に拡径部41aが開口している。
また、軸筒部47の下端にシャフトホルダ43が装着さ
れ、該ホルダ43の下方に小径軸部46aが突出してお
り、一方、軸筒部47の上端部に装着したキャップ54
には調整ネジ56がねじ込まれ、そのドライバー嵌合部
(図示略)が上端に表出し、その下端が枢軸46の上端
に係合している。
【0033】次に、調整ブロック57,58を組み立て
る場合、これらは同一であるので調整ブロック57の組
み立てについて説明し、調整ブロック58については説
明を省略する。先ず、固定ブロック64の凹溝70に調
整ネジ69を挿入し、凹孔67に揺動片65を収容し、
ネジ孔78に調整ネジ69を螺合したところで、ピン孔
74,80を位置合わせし、これらにピン81を圧入し
て揺動片65を連結する。
【0034】この後、上側蝶番4のヒンジプレートアセ
ンブリを用意し、そのヒンジプレート14を揺動片65
上に収容し、長孔25,25をネジ孔82,82に位置
合わせして、ビス89,89をネジ孔82,82にねじ
込み、ヒンジプレート14を仮止めする。そして、カバ
ープレート66を固定ブロック64の表面に重合し、ビ
ス86をビス孔84に挿入し、これをネジ孔75にねじ
込んで、上記プレート66を固定ブロック64に固定す
る。
【0035】この状況は図8,9のようで、調整ブロッ
ク57とヒンジプレートアセンブリとが一体に組み付け
られ、該ブロック57の側方に上記アセンブリの軸筒部
24と、枢軸31と摘み36が表出している。また、調
整ブロック58とヒンジプレートアセンブリとが一体に
組み付けられ、該ブロック58の側方に上記アセンブリ
の軸筒部47と、小径軸部46aが表出している。
【0036】これらの調整ブロック57,58は、調整
ネジ69のドライバー嵌合部が調整窓87の内部に表出
し、長孔88の内部にビス89が位置し、その座89a
がカバープレート66の裏面に係合可能に位置してい
る。また、ビス孔83と同位置にビス孔76が位置し、
長孔90がポケット92に連通し外側に開口している。
【0037】このようにして組み付けた上下側蝶番4,
6の羽根板アセンブリと、調整ブロック57,58のア
センブリを用いて、ドア59を枠体1に取り付ける場合
は、先ず枠体1の所定位置に切欠溝2,3を形成し、こ
れに上下側蝶番4,6の羽根板アセンブリの各羽根板
5,7を位置付け、ビス孔10,11にビス8,9を挿
入し、これを切欠溝2,3にねじ込んで、各羽根板アセ
ンブリを枠体1に取付ける。
【0038】次にドア59の吊元側の所定位置に、取付
溝60,61と凹孔62,63とを形成し、これらに調
整ブロック57,58を位置付け、ビス85をビス孔8
3,76に挿入し、これを取付溝60,61にねじ込ん
で、調整ブロック57,58をドア59に取付ける。
【0039】この後、摘み36を保持し、これをスプリ
ング35の弾性に抗して引き上げ、回動する。このよう
にすると、枢軸31と一体にバネ受33が上動し、これ
が掛止溝28の位置に移動したところで、枢軸36の回
動に同動して突起34が掛止溝28に係合し、枢軸31
の引き上げ位置を保持するとともに、枢軸31の下端が
軸筒部24の内側に移動する。この状況は図10のよう
である。
【0040】このような状況の下でドア59を保持し、
その吊元側を枠体1に向け、かつその下部を図10のよ
うに若干持ち上げて枠体1の下部に近付け、小径軸部4
6aを拡径部42aの上方に移動し、該軸部46aを拡
径部42a挿入して、通孔41に落し込む。このように
すると、シャフトホルダ43がホルダ受42上に収容さ
れ、該ホルダ受42ないし軸筒部13にドア59の下端
が保持される。
【0041】この後、シャフトホルダ43ないしホルダ
受42を支点にドア59を起立させ、上側蝶番4のヒン
ジプレートアセンブリを軸筒部12の上方に移動する。
このようにすると、軸筒部24の下端が可動筒19の上
端部のテーパ部19aと係合し、該筒19をスプリング
18の弾性に抗して押し下げ、軸筒部24の移動を許容
する。
【0042】そして、軸筒部24が可動筒19の直上を
移動し、それらの係合を解除したところで、可動筒19
がスプリング18の弾性によって押し上げられ、その上
端がカラー29の下端に係合する。
【0043】この後、摘み36を保持し、これを前記と
反対方向に回動し、突起34と掛止溝28との係合を解
除したところで、摘み36を手放す。このようにする
と、枢軸31がスプリング35の弾性によって引き下げ
られ、その下端が貫通孔23の下方に挿入されるととも
に、バネ受33がカラー29の上端に係合し、かつ摘み
36が軸筒部24の上端に係合する。
【0044】このようにして、ドア59の一連の取付け
作業が終了する。このように、本発明はドア59の取付
けに際して、最初にドア59の下部を枠体1に取付け、
枠体1に支持させた後、その上部を枠体1に取付けるよ
うにしたから、従来のように作業中終始ドア1を保持す
る必要がなく、その分労力の負担を軽減される。
【0045】また、ヒンジプレート14,15を予め調
整ブロック57,58に取付けているから、従来のよう
に揺動可能なヒンジプレート14,15を、調整ブロッ
ク57,58のポケット92に挿入する作業の煩雑から
解消される。しかも、ドア59の下部を枠体1に取付け
後、ドア59を枠体1側に移動させれば、ドア59の上
部が自然に装着されるから、この種の作業を容易かつ迅
速に行なえる。
【0046】こうしてドア59の取付け後、ドア59の
高さ位置と開閉状態を調整する。先ず、ドア59の高さ
位置を調整する場合は、下側蝶番6の調整ネジ56をド
ライバー等の適宜な工具を用いて回動操作する。例え
ば、調整ネジ56の上端が図10のように、キャップ5
4と同高位置のドア59の取付け時から、調整ネジ56
を下方にねじ込むと、そのねじ込み分キャップ54が押
し上げられ、該キャップ54と一体のヒンジプレート1
5が同動して、ドア59が図12のように取付け時より
もhだけ上昇する。一方、この反対に調整ネジ56を回
動すると、キャップ54が引き下げられ、ドア59が下
降して下方に位置調整される。
【0047】この場合、ドア59の昇降動によって上側
蝶番4のヒンジプレート14が同動し、枢軸31が同動
して、可動筒19の貫通孔23内を上下動し、ドア59
の昇降変位を許容する。
【0048】次にドア59の左右位置を調整する場合
は、調整ブロック57の調整窓87にドライバー(図示
略)を挿入し、調整ネジ69を回動操作する。このよう
にすると、調整ネジ69が凹溝70の定位置で回動し、
該ネジ69に螺合するネジ孔78を介して、揺動片65
が凹孔67内を調整ネジ69の軸方向に沿って揺動す
る。
【0049】このため、揺動片65に固定したヒンジプ
レート14または15が同動し、該プレート14または
15が枢軸31,46を中心に回動して、ドア59の閉
鎖時における調整ブロック57,58が、枠体1から離
間する。したがって、調整ブロック57,58を固定し
たドア59が上記離間分、同方向へ変位し、枠体1とド
ア59との隙間が変化して、その左右位置が変化する。
図13はドア59の閉鎖時における枠体1とドア59と
の最小開き状態を示し、図14はその最大開き状態を示
していて、その隙間がeに調整されている。
【0050】一方、ドア59を板厚方向、つまり部屋の
内外方向へ調整する場合は、長孔88,88にドライバ
ー(図示略)を挿入してビス89,89を弛め、調整ブ
ロック57,58を長孔88,88に沿って移動調整し
たところで、ビス89,89を緊締すればよい。
【0051】この際、ビス89を弛めても、座89aが
カバープレート66と係合するから、ビス89が長孔8
8から抜け出ることがなく、ヒンジプレート14,15
との連結を維持する。したがって、上記調整時にヒンジ
プレート14,15がポケット92から抜け出て、ドア
59が転倒する事故を未然に防止する。
【0052】このように本発明の蝶番は、ドア59の上
下位置と左右位置、および板厚方向の三次元に調整する
ことができるから、ドア59の多様な調整に応じられ、
円滑な開閉作動を設定し回復することができる。
【0053】このようにして組み付け調整したドア59
は、枢軸31,46を中心に回動し、円滑に開閉作動す
る。
【0054】なお、前述の実施の形態では羽根板5,7
を枠体1に取り付け、調整ブロック57,58とヒンジ
プレート14,15をドア59側に取り付けているが、
この反対に取り付けることも可能であり、その場合は枢
軸31,46を上向きに配置し、可動筒19の通孔23
とホルダ受42の通孔41を下向きに配置する。
【0055】また、枠体1の上下位置に一対の羽根板
5,7を取付け、ドア59側にヒンジプレート14,1
5を連結した一対の調整ブロック57,58を取付けて
いるが、更に、枠体1およびドア59の中高位置に一つ
または複数の羽根板5と、調整ブロック57を取付け、
これにヒンジプレート14を連結するようにしてもよい
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ヒンジプレート
または羽根板の軸筒部に枢軸を装着し、一部の枢軸の軸
端を軸筒部から突出して装着するとともに、一部の枢軸
の軸端を軸筒部から出没可能に装着し、これらの枢軸を
対をなす羽根板またはヒンジプレートの軸筒部に装着可
能にして、蝶番を構成するヒンジプレートと羽根板を枠
体とドアに分割して取付け、これらをドアの取付け時に
連結するようにして、ドアの取付け作業の能率を向上す
るとともに、労力の負担を軽減するようにして、在来の
ドア用蝶番にも広く適用可能にしている。請求項2の発
明は、各ヒンジプレートの軸筒部に枢軸を装着したか
ら、ドアの取付けを容易に行なうことができる。請求項
3の発明は、出没可能に装着した枢軸の没入位置を定位
置に保持可能にしたから、ドア用蝶番の連結とドアの取
付けを容易に行なうことができる。請求項4の発明は、
枢軸の他側軸端に摘みを設け、該摘みを軸筒部の端部に
係合可能に設けたから、ドア用蝶番の連結を簡便に行な
うことができる。請求項5の発明は、羽根板の軸筒部に
可動筒を突出可能に付勢するとともに、ヒンジプレート
の軸筒部に枢軸を突出可能に付勢し、ドア用蝶番の連結
とドアの取付けを簡易かつ迅速に行なうことができる。
請求項6の発明は、ドアまたは枠体の上下位置に二組の
ヒンジプレートと羽根板を取付け、下側のヒンジプレー
トの軸筒部に枢軸を下方に突出して配置し、上側のヒン
ジプレートの軸筒部に枢軸を下方に突出可能に配置した
から、ドアの取付けに至便な実用的なドア用蝶番を提供
することができる。請求項7の発明は、ヒンジプレート
を調整ブロックの側方に出入調整可能に設けたから、ド
アを板厚方向、つまり部屋の内外方向へ位置調整するこ
とができる請求項8の発明は、ヒンジプレートを座を有
するビスで連結し、該座をビスと同軸位置に配置したビ
ス孔の内側開口縁部に係合可能に配置したから、ドアの
板厚方向への位置調整時、ヒンジプレートと調整ブロッ
クとの連結を維持し、ドアの引き抜きや転倒事故を未然
に防止することができる。請求項9の発明は、軸筒部に
枢軸を装着したヒンジプレートを調整ブロックに連結
し、該ブロックを枠体またはドアに取付け、ヒンジプレ
ートに装着した枢軸を羽根板の軸筒部に装着したから、
従来のようなヒンジプレートの装着の不具合を解消し、
その作業性を向上することができる。請求項10の発明
は、ドアまたは枠体に取付けた最下位置のヒンジプレー
トの枢軸を、枠体またはドアに取付けた最下位置の羽根
板の軸筒部に優先的に装着したから、ドアの取付け時、
最下位置の羽根板の軸筒部にドアを支持させ、ドアを保
持する労力の負担を軽減して、ドア取付けの作業性を改
善することができる。請求項11の発明は、ドアまたは
枠体に取付けた最下位置以外のヒンジプレートに装着し
た枢軸の軸端を、その軸筒部の内側に位置付け、該軸筒
部が羽根板の軸筒部上に移動後、前記枢軸を突出して羽
根板の軸筒部に挿入したから、ドア用蝶番の取付けを簡
便に行なうことができる。請求項12の発明は、枠体の
上下側位置に二つの羽根板を取付け、ドアの上下側位置
にヒンジプレートを連結した二つの調整ブロックを取付
けたから、調整ブロックを有する実用的なドア用蝶番の
取付け方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す正面図で、ド
アの開放時の状況を示している
【図2】本発明に適用した上側蝶番の要部を分解して示
す斜視図である。
【図3】本発明に適用した下側蝶番の要部を分解して示
す斜視図である。
【図4】本発明に適用した上側蝶番の羽根板アセンブリ
と、ヒンジプレートアセンブリを示す断面図である。
【図5】本発明に適用した下側蝶番の羽根板アセンブリ
と、ヒンジプレートアセンブリを示す断面図である。
【図6】本発明に適用した調整ブロックを示す正面図で
ある。
【図7】図6のAーA線に沿う断面図で、若干拡大して
示している。
【図8】本発明に適用した上側蝶番のヒンジプレートア
センブリを、調整ブロックに連結した状況を示す部分断
面図である。
【図9】本発明に適用した下側蝶番のヒンジプレートア
センブリを、調整ブロックに連結した状況を示す部分断
面図である。
【図10】本発明によるドアの取付け状況と蝶番の連結
状況を示す部分断面図である。
【図11】本発明に適用した上側蝶番の組付け状況を示
す断面図である。
【図12】本発明に適用した下側蝶番の組付け後、ドア
の上下位置の調整状況を示す断面図である。
【図13】本発明の蝶番を取付けた後の状況を示す断面
図で、ドアの閉鎖状況を下方から示している。
【図14】本発明によるドアの左右位置の調整状況を示
す断面図で、ドアの閉鎖状況を下方から示している。
【符号の説明】
1 枠体 5,7 羽根板 12,13,24,47 軸筒部 14,15 ヒンジプレート 19 可動筒 31,46 枢軸 36 摘み 56 調整ネジ 57,58 調整ブロック 59 ドア 88 ビス孔(長孔) 89 ビス 89a 座

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアまたは枠体に取付け可能なヒンジプ
    レートと、ヒンジプレートと対をなし、かつ枠体または
    ドアに取付け可能な羽根板とを備え、これらヒンジプレ
    ートと羽根板とを枠体またはドアの上下位置に複数取付
    け、これらヒンジプレートと羽根板との一端に軸筒部を
    設け、これらの軸筒部を枢軸を介して回動可能に連結し
    たドア用蝶番において、ヒンジプレートまたは羽根板の
    軸筒部に枢軸を装着し、一部の枢軸の軸端を軸筒部から
    突出して装着するとともに、一部の枢軸の軸端を軸筒部
    から出没可能に装着し、これらの枢軸を対をなす羽根板
    またはヒンジプレートの軸筒部に装着可能にしたことを
    特徴とするドア用蝶番。
  2. 【請求項2】 各ヒンジプレートの軸筒部に枢軸を装着
    した請求項1記載のドア用蝶番。
  3. 【請求項3】 出没可能に装着した枢軸の没入位置を定
    位置に保持可能にした請求項1記載のドア用蝶番。
  4. 【請求項4】 枢軸の他側軸端に摘みを設け、該摘みを
    軸筒部の端部に係合可能に設けた請求項3記載のドア用
    蝶番。
  5. 【請求項5】 羽根板の軸筒部に可動筒を突出可能に付
    勢するとともに、ヒンジプレートの軸筒部に枢軸を突出
    可能に付勢した請求項1記載のドア用蝶番。
  6. 【請求項6】 ドアまたは枠体の上下位置に二組のヒン
    ジプレートと羽根板を取付け、下側のヒンジプレートの
    軸筒部に枢軸を下方に突出して装着し、上側のヒンジプ
    レートの軸筒部に枢軸を下方に突出可能に配置した請求
    項5記載のドア用蝶番。
  7. 【請求項7】 ドアまたは枠体に取付け可能な調整ブロ
    ックと、該ブロックに連結可能なヒンジプレートと、枠
    体またはドアに取付け可能な羽根板とを備え、前記ヒン
    ジプレートと羽根板とを回動可能に連結したドア用蝶番
    において、ヒンジプレートを調整ブロックの側方に出入
    調整可能に設けたことを特徴とするドア用蝶番。
  8. 【請求項8】 ヒンジプレートを座を有するビスで連結
    し、該座をビスと同軸位置に配置したビス孔の内側開口
    縁部に係合可能に配置した請求項7記載のドア用蝶番。
  9. 【請求項9】 調整ブロックをドアまたは枠体に複数取
    付け、軸筒部を有する羽根板を枠体またはドアに複数取
    付け、調整ブロックに連結するヒンジプレートを、その
    軸筒部を介して羽根板の軸筒部に回動可能に連結するド
    ア用蝶番の取付け方法において、軸筒部に枢軸を装着し
    たヒンジプレートを調整ブロックに連結し、該ブロック
    を枠体またはドアに取付け、ヒンジプレートに装着した
    枢軸を羽根板の軸筒部に装着したことを特徴とするドア
    用蝶番の取付け方法。
  10. 【請求項10】 ドアまたは枠体に取付けた最下位置の
    ヒンジプレートの枢軸を、枠体またはドアに取付けた最
    下位置の羽根板の軸筒部に優先的に装着した、請求項9
    記載のドア用蝶番の取付け方法。
  11. 【請求項11】 ドアまたは枠体に取付けた最下位置以
    外のヒンジプレートに装着した枢軸の軸端を、その軸筒
    部の内側に位置付け、該軸筒部が羽根板の軸筒部上に移
    動後、前記枢軸を突出して羽根板の軸筒部に挿入した請
    求項10記載のドア用蝶番の取付け方法。
  12. 【請求項12】 枠体の上下側位置に二つの羽根板を取
    付け、ドアの上下側位置にヒンジプレートを連結した二
    つの調整ブロックを取付けた請求項9記載のドア用蝶番
    の取付け方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286392A (ja) * 2007-04-17 2008-11-27 Universal Hinge Corp 可搬式マンウェイカバーヒンジ装置
JP2018066111A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 戸体及びこれを備えた開き戸装置

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Effective date: 19981201