JPH05222879A - ピボットヒンジ - Google Patents

ピボットヒンジ

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JPH05222879A
JPH05222879A JP2654992A JP2654992A JPH05222879A JP H05222879 A JPH05222879 A JP H05222879A JP 2654992 A JP2654992 A JP 2654992A JP 2654992 A JP2654992 A JP 2654992A JP H05222879 A JPH05222879 A JP H05222879A
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pivot shaft
screw
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Masami Furumoto
眞美 古元
Katsuaki Takahashi
克明 高橋
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Shibutani Co Ltd
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Shibutani Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練者でなくとも極めて容易に建物の開口部
に対する扉の修正が行えるようにする。 【構成】 ピボットヒンジのピボット軸14に偏心部1
5を設け、ピボット軸の回動調整により偏心部の位置を
修正し得る固定手段21を設けたピボットヒンジに於い
て、アーム13に設けてある孔に回転体22を回転自在
に嵌め込むと共に、アームに回転体の回転を止める固定
手段27を設け、また回転体の偏心位置に設けてある軸
承孔28に偏心部を回動自在に嵌め合わせ、回転体を自
由にして回転体の回転操作により扉の位置を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、扉などを取付けるピ
ボットヒンジに関するもので、このピボットヒンジは、
扉を建物に取付けたままで扉の取付位置を修正できるも
のである。
【0002】
【従来の技術】建物などにピボットヒンジを用いて取付
けた扉は、使用年数が長くなると取付け位置に狂いを生
じる場合がある。これは、年数の経過とともに建物に狂
いを生じるためである。
【0003】上記のように狂いが生じた場合、従来では
ピボットヒンジを一たん扉から外してピボットヒンジの
取付位置を調整しなけばならない。
【0004】例えば扉が木製の場合、ヒンジの建物側ま
たは扉側の取付部を固定していた木ネジを外し、木ネジ
を外したあとの孔に木栓を打ち込んで孔を埋める。つぎ
に扉を正しい位置にセットしたのち、ヒンジの取付部を
扉に当てがい、木ネジにより固定する。
【0005】上記のような従来の修正方法の場合、木ネ
ジを外したあとの孔に木栓を埋込む作業には相当な熟練
を要する。また、木栓でネジ孔を埋めたあとに木ネジを
ねじ込んで扉の取付け状態を修正する作業も相当な熟練
を要するという問題がある。
【0006】また、扉や建物の扉取付部が金属製の場合
は、上記のような木栓でネジ孔を埋めるような作業がで
きないのでさらに修正が困難となる。
【0007】そこで、特開平1−322079号公報に
示すように、扉を取付けたままで簡単に扉と建物の取付
状態を修正できるようにした修正装置付ピボットヒンジ
がある。
【0008】この修正装置付ピボットヒンジは、ピボッ
ト軸の固定手段を自由にしたのち、偏心部の偏心方向を
修正することにより扉の回転中心を変更して、狂いを修
正する。なお、狂いの修正後には、固定手段によりピボ
ット軸を固定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような修正装置
によると、ピボット軸と共に偏心部を回して扉を平面左
右方向に移動させながら、開口部と扉の間の間隙を修正
すると、扉が平面前後方向にも移動するので、開口部に
対し扉が突出或は没入して見苦しくなると共に、扉の開
閉が不能になる問題があった。
【0010】そこで、この発明の課題は、扉を平面左右
方向並びに前後方向に移動させて狂いを修正することが
できるようにしたピボットヒンジを提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はピボットヒンジのピボット軸に偏心部
を設け、前記ピボット軸の回動調製による上記偏心部の
位置を修正し得る固定手段を設けたピボットヒンジに於
いて、アームに設けてある孔に回転体を回転自在に嵌め
込むと共に、上記アームに前記回転体の回転を止める固
定手段を設け、また上記回転体の偏心位置に設けてある
軸承孔に上記偏心部の端を回動自在に嵌め合わせた構成
を採用したものである。
【0012】
【作用】この発明は、上記のように構成してあるから、
扉の取付に狂いが生じた場合、まず、ピボット軸の固定
手段を自由にしたのち、ピボット軸の回動操作により偏
心部の偏心方向を修正しながら、扉を平面左右方向に移
動し、狂いの修正後に固定手段によりピボット軸を固定
する。
【0013】また、扉の平面左右方向の移動にともない
開口部に対し突出或は没入した扉を修正する場合、ま
ず、回転体の固定手段を自由にしたのち、回転体の回動
操作に軸承孔の偏心方向を修正しながら扉を平面前後方
向に移動し、狂いの修正後に固定手段により回転体を固
定する。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係る実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0015】図1から図4に示すように、11は複数の
セットビス12により建物1に固定する建物側部材、1
3は複数のセットビス12により扉2に固定する扉側部
材である。
【0016】上記建物側部材11のアーム11’にピボ
ット軸14の末端を回動自在に取付けると共に、このピ
ボット軸14の先端には、偏心部15が一体に設けてあ
る。上記アーム11’に対するピボット軸14の取付け
は、図示の場合アーム11’に透孔16を設けて、この
透孔16にピボット軸14の末端側を回動自在に挿入す
ると共に、アーム11’の表面にピボット軸14の末端
部に向けてある鍔17を当接し、またピボット軸14の
アーム11’の裏面に突出する末端外側にリング18を
嵌装すると共に、ピボット軸14の末端に抜止め用のか
しめ頭部19を設けてある。
【0017】また、アーム11’には、ピボット軸14
の固定手段が設けてある。上記の固定手段は、図示の場
合アーム11’にネジ孔20を設けて、このネジ孔20
にねじ込んだ止めビス21の先端をピボット軸14の外
周面に押し付けるようになっている。
【0018】上記扉側部材13のアーム13’には、回
転体22が回転自在に嵌め込まれている。上記の回転体
22は、アーム13’に設けてある透孔23に下方から
嵌装すると共に、透孔23の下縁全周に設けてある環状
段部24に回転体22の下縁外周の環状突条25を嵌め
込んで、アーム13’に対し定位置で回転体22が回転
するようになっている。
【0019】また、アーム13’には、回転体22の固
定手段が設けてある。上記の固定手段は、図示の場合ア
ーム13にネジ孔26を設けて、このネジ孔26にねじ
込んだ止めビス27の先端を回転体22の外周面に押し
付けるようになっている。
【0020】さらに、回転体22の偏心位置には、偏心
部15を回転自在に嵌め込む軸承孔28が設けられてい
る。
【0021】29はピボット軸14の先端面から内方に
設けた工具の係合部、30は軸承孔28の片端周面に設
けた工具の係合部で、それぞれの係合部29、30に工
具を係合させてピボット軸14及び回転体22を回動す
る。
【0022】31はアーム11’、13’に被せるカバ
ーで、このカバー31に止めビス21、27の工具係合
端に合致する貫窓32を設けておくと、カバー31を取
り外さないで止めビス21、27を回動操作することが
できる。
【0023】33はスラストベアリングである。
【0024】上記構成したピボットヒンジは、図1に示
すように建物1の下部枠3に建物側部材11を、扉2の
下框面に扉側部材13を固定する。
【0025】なお、扉2の上框面と建物1の上部枠4と
に周知にピボットヒンジ5を取付けて、扉2を開閉する
ようにしたが、扉2の上框面にピボット軸14を有する
建物側部材11を、上部枠4に回転体22を有する扉側
部材13をそれぞれ固定して使用することもある。
【0026】いま、年月の経過にともなって建物に狂い
を生じ、建物1の開口部6と扉2との間の間隙に狂いが
生じた場合、これを修正しなければならない。
【0027】この場合、まず止めビス21を緩めてピボ
ット軸14を自由とし、このピボット軸14の回動操作
により偏心部15の偏心方向を修正しながら図3左右方
向に扉2を移動させ、修正後には、止めネジ21をねじ
込んでピボット軸14を固定する。
【0028】上記の修正にともない扉2が平面前方或は
後方に移動した場合、これを修正しなければならない。
【0029】この場合、まず止めビス27を緩めて回転
体22を自由とし、この回転体22の回動操作により偏
心軸承孔28の偏心方向を修正しながら図2上下方向に
扉2を移動させ、修正後には、止めビス27をねじ込ん
で回転体22を固定する。
【0030】
【効果】以上のように、この発明に係るピボットヒンジ
によれば、ピボット軸の回動操作にともない偏心部によ
り扉を平面左右方向に移動させて間隙を調整し、また回
転体の回動操作にともない偏心軸承孔により扉を平面前
後方向に移動させて扉の出没を調整することができると
共に、扉の開閉不能も解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピボットヒンジを介し扉を取付けた縦断正面図
【図2】同上の回転体の部分を示す一部切欠平面図
【図3】ピボット軸の部分を示す一部切欠平面図
【図4】ピボットヒンジの分解斜視図
【符号の説明】
11 建物側部材 11’ アーム 12 セットビス 13 扉側部材 13’ アーム 14 ピボット軸 15 偏心部 16 透孔 17 鍔 18 リング 19 かしめ頭部 20 ネジ孔 21 止めビス 22 回転体 23 透孔 24 段部 25 突条 26 ネジ孔 27 止めビス 28 軸承孔 29、30 係合部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はピボットヒンジのピボット軸に偏心部
を設け、前記ピボット軸の回動調による上記偏心部の
位置を修正し得る固定手段を設けたピボットヒンジに於
いて、アームに設けてある孔に回転体を回転自在に嵌め
込むと共に、上記アームに前記回転体の回転を止める固
定手段を設け、また上記回転体の偏心位置に設けてある
軸承孔に上記偏心部の端を回動自在に嵌め合わせた構成
を採用したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピボットヒンジのピボット軸に偏心部を
    設け、前記ピボット軸の回動調製による上記偏心部の位
    置を修正し得る固定手段を設けたピボットヒンジに於い
    て、アームに設けてある孔に回転体を回転自在に嵌め込
    むと共に、上記アームに前記回転体の回転を止める固定
    手段を設け、また上記回転体の偏心位置に設けてある軸
    承孔に上記偏心部の端を回動自在に嵌め合わせたことを
    特徴とするピボットヒンジ。
JP4026549A 1992-02-13 1992-02-13 ピボットヒンジ Expired - Fee Related JP2577843B2 (ja)

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