JPH09212053A - 画像形成装置のトナー回収装置 - Google Patents

画像形成装置のトナー回収装置

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JPH09212053A
JPH09212053A JP3308096A JP3308096A JPH09212053A JP H09212053 A JPH09212053 A JP H09212053A JP 3308096 A JP3308096 A JP 3308096A JP 3308096 A JP3308096 A JP 3308096A JP H09212053 A JPH09212053 A JP H09212053A
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JP
Japan
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toner
screw
pipe
common
branch pipe
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JP3308096A
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Masamitsu Osaki
真実 大崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の枝管を共通搬送管に接続するタイプの
トナー回収装置において、上記枝管内でトナー詰まりの
起こらない装置を提供する。 【解決手段】 複数の感光体1,1…と、これら感光体
に順次接して周動する転写紙搬送部材7と、これらのク
リーニング装置10,16とを有し、上記の各感光体及
び転写紙搬送部材7の周面より掻き取った廃トナーを、
クリーニング装置10,16の搬送スクリュ17,18
により枝管20,21に送り込み、該枝管から共通搬送
管25に送り込み、共通管スクリュ27によりトナー回
収容器28内に廃トナーを搬送して回収するトナー回収
装置において、上記複数の枝管20,21に、送り込ま
れた廃トナーを上記共通搬送管に積極的に送り込むため
の、枝管スクリュ22,23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式ある
いは静電記録方式を用いた画像形成装置における廃トナ
ー回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記の画像形成装置に使用されるトナー
回収装置については、実開平2−119281号に、複
数の画像形成部の夫々にクリーニング装置を設け、各ク
リーニング装置の廃トナー排出口に垂直な枝管を接続
し、各枝管を順次共通のトナー搬送管に接続した構成の
ものが提案されている。そして、このトナー回収装置で
は、共通のトナー搬送管とその中に設けられる搬送スク
リュの径を、枝管が接続される度に大きくし、トナー搬
送量を段階的に大きくしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のトナー
回収装置では、枝管内での廃トナーの移動は、廃トナー
の自由落下にのみ頼っていたため、機械本体の大きさか
らくるスペース的な制約を満たしたうえで、実現出来る
最大の枝管内径を確保した場合においても、枝管内面に
廃トナー付着してその一部が固着して管路を狭めたり、
著しい場合には枝管内でトナーブロッキングが発生して
管路を塞いでしまうおそれもあった。
【0004】また、上記従来例では、共通のトナー搬送
管の内径や、搬送スクリュの外径を段階的に大きくして
いるため、結果的に共通のトナー搬送管に用いられるパ
イプの形状や、上記搬送スクリュのコイル部材形状が複
雑なものなり、製造コストを上昇させていた。
【0005】また、上記の従来例では、各枝管及び共通
のトナー搬送管として樹脂パイプ材を使用していたた
め、樹脂パイプ部での放熱効果の低さ及び同樹脂パイプ
材自体の持つ蓄熱効果により、各枝管内や共通のトナー
搬送管内で廃トナーが軟化し、相互に融着してトナーづ
まりを発生させる一要因となっていた。
【0006】本発明は、これらの問題の解決を図ったも
ので、トナー詰まりの起こらないトナー回収装置を提供
することを第1の目的としている。
【0007】また、本発明の第2の目的は、共通のトナ
ー搬送管や共通管スクリュの形状が簡単になるトナー回
収装置を提供することにある。
【0008】本発明の第3の目的は、トナーが軟化して
融着し、トナー詰まりを生じることがないように、トナ
ーの冷却が可能なトナー回収装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために本発明は、複数の感光体と、これら感光体に
順次接して周動する転写紙搬送部材と、上記各感光体お
よび転写紙搬送部材の夫々に対するクリーニング装置と
を有し、上記の各感光体上に夫々形成されたトナー像
を、上記転写紙搬送部材により各感光体に順次接して搬
送される転写紙上に重ね合わせて転写し、各感光体およ
び転写紙搬送部材の周面に残留したトナーを上記各クリ
ーニング装置により回収し、回収した廃トナーを上記各
クリーニング装置から枝管に送り込み、該枝管を通して
各枝管の排出口に接続された共通搬送管に送り込み、該
共通搬送管内に設けられた共通管スクリュによりトナー
回収容器内に廃トナーを搬送して回収する画像形成装置
のトナー回収装置において、上記複数の枝管のうちの少
なくとも1本に、枝管内に送り込まれた廃トナーを上記
共通搬送管に積極的に送り込むための、枝管スクリュを
設けた構成を特徴としている。
【0010】上記第2の目的を達成するために本発明
は、上記クリーニング装置が回収したトナーを上記枝管
に搬送する搬送スクリュを有し、該搬送スクリュ及び上
記枝管スクリュ及び共通管スクリュの各外径をそれぞれ
d1,d2,d3、それぞれのスクリュのコイルピッチ
をP1,P2,P3、それぞれのスクリュの回転数をN
1,N2,N3、上記各クリーニング装置内における搬
送スクリュでの廃トナー詰まりが発生しない限界の搬送
スクリュ外径、スクリュコイルピッチ、スクリュ回転数
をそれぞれ、du,Pu,Nu,また共通管スクリュの
排出口部での廃トナー詰まりが発生しない限界の搬送ス
クリュ外径、スクリュコイルピッチ、スクリュ回転数
を、それぞれd0,P0,N0とした場合において、こ
れらの数値が次のすべての式 du×Pu×Nu≦d1×P1×N1 d1×P1×N1≦d2×P2×N2≦d3×P3×N3 d1≦d2≦d3、P1≦P2≦P3、N1≦N2≦N3 d0×P0×N0≦d3×P3×N3 を満足する構成を特徴としている。
【0011】上記において、上記の複数の枝管スクリュ
と、上記共通管スクリュとを、単一の駆動手段により駆
動可能とする構成が望ましい。
【0012】上記第3の目的を達成するために本発明
は、上記枝管及び共通搬送管の少なくとも一部を、熱伝
導性の良い材料により形成するとともに、トナーの軟化
開始温度より低い温度の気流を送風する冷却装置を設
け、上記熱伝導性の良い部分を冷却する構成を特徴とし
ている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面にし
たがって説明する。図1は、複数の感光体1,1…を備
えた画像形成装置である。各感光体1は、それぞれに設
けられた主帯電器2により一様に帯電され、時計方向に
回転する。各感光体1には、図中に示していない原稿読
み取り系及び書き込み系を介して矢印3の方向から送ら
れてきた原稿画像光にて露光され、感光体1の表面に静
電潜像が形成される。感光体1が時計方向に回転し、静
電潜像は現像装置4に達し、ここでトナーが吸着されて
可視像化される。
【0014】次に、給紙経路5より感光体1の回転に同
期して送られて来た転写紙6は、転写ベルトからなる転
写紙搬送部材7に載って図の左側へ進行する。各感光体
1の下方には、転写紙搬送部材7のベルトを挟んだ下側
に、それぞれ転写帯電器8と分離帯電器9とが設けられ
ており、転写帯電器8にてトナー像が転写紙6に転写さ
れ、トナー像を転写された転写紙6を、分離帯電器9に
より感光体1表面から分離する。
【0015】転写が終了した感光体1の表面には、わず
かなトナーが残っており、この転写残留トナー、すなわ
ち廃トナーは、各クリーニング装置10により除去され
る。クリーニング装置10を通過した後の感光体1は、
除電ランプ11により残留電荷を除電され、再び主帯電
器2で帯電されて次の画像形成に備える。
【0016】本発明の実施例では、上記した一連の作像
動作を行う画像形成作像部(以後作像部と呼ぶ)が、タ
ンデム状に複数配置されている。また、転写紙搬送部材
7は、すべての感光体1に接触する長さを有している。
そして、各作像部の動作は、作像部順に所定の時間差
(転写紙6上に転写される複数の感光体ドラム上トナー
画像が同期できるだけの時間差)をもって、動作してい
る。この時間差は、例えば、各感光体1上への原稿画像
露光開始タイミングをずらすことにより与えることがで
きる。
【0017】上記の構成により、転写紙6が次の感光体
1に達すると、次の感光体1上のトナー像が前の感光体
で転写した画像に重なるようにして転写される。すべて
の感光体1からトナー画像が転写された転写紙6は、転
写紙分離帯電器12及び転写紙分離爪13により転写紙
搬送部材7から分離され定着装置14部を通って排紙部
15に排紙される。
【0018】転写紙6を分離した後の転写紙搬送部材7
の表面にもわずかなトナーが残留しており、この残留ト
ナー(廃トナー)は、転写紙搬送部材7と共に移動し
て、転写紙搬送部材のクリーニング装置16により除去
され、感光体1のクリーニング装置10で除去された廃
トナーと同様に扱われることとなる。
【0019】上記クリーニング装置10及び16により
回収された廃トナーは、各クリーニング装置内に各々設
けられ、図示しない駆動源により回動する搬送スクリュ
17及び18により、各クリーニング装置の廃トナー排
出口部に送られ、各排出口部に接続された垂直な枝管2
0及び21内に入り、枝管内の枝管スクリュ22,23
によって共通搬送管25に送り込まれる。
【0020】共通搬送管25内には共通管スクリュ27
が回転しており、各枝管20,21から送り込まれた廃
トナーを図の左下端に設けられたトナー回収容器28内
に送り込んで回収する。
【0021】各枝管20,21内の枝管スクリュ22,
23は、シャフトの先端に傘歯車30を有し、これらが
一本のシャフト31に取り付けられた傘歯車32と噛み
合っている。シャフト31の先端にも傘歯車があり、こ
れに噛み合う傘歯車や平歯車からなる歯車列33を介し
て単一の駆動手段35としてのモータに接続される。
【0022】一方、共通管スクリュ27の先端にも傘歯
車36があり、駆動手段35の歯車列33内の1つであ
る傘歯車37と噛み合っている。以上の構成により、枝
管スクリュ22,23と共通管スクリュ27とは、同一
の駆動手段35に接続され、クリーニング装置10及び
16から各枝管23及び24内に送られて来た廃トナー
を共通搬送管25からトナー回収容器28まで確実に搬
送できるようになる。これによって、枝管20及び21
内での廃トナー詰まり及びトナーブロッキングの発生を
防止できることとなった。
【0023】なお、本発明の実施例では、全ての枝管2
0,21に枝管スクリュ22,23を配置しているが、
必ずしも全てに設ける必要はなく、廃トナーの発生量の
多い枝管や、トナー詰まりの起きやすい枝管等にのみ枝
管スクリュを設ける構成としてもよい。
【0024】次に、本発明の実施例では、各クリーニン
グ装置10及び16内の搬送スクリュ17及び18にお
けるスクリュ部コイル外径、同コイルピッチ、スクリュ
回転数(搬送時)を共にd1,P1,N1とし、各枝管
20及び21内にある枝管スクリュ22及び23におけ
るスクリュ部コイル外径、同コイルピッチ、スクリュ回
転数(搬送時)を共にd2,P2,N2とし、共通搬送
管25内の共通管スクリュ27におけるスクリュ部コイ
ル外径、同コイルピッチ、スクリュ回転数(搬送時)を
d3,P3,N3とし、さらに、本件画像形成装置実使
用環境条件範囲内における各クリーニング装置10及び
16内のトナー搬送スクリュ17及び18部での廃トナ
ー詰まりが発生しない限界におけるスクリュ部コイル外
径、同コイルピッチ、スクリュ動作時回転数をdu,P
u,Nuとし、又、同環境条件内における共通搬送管2
5内の共通管スクリュ27のトナー排出口部での廃トナ
ー詰まりが発生しない限界におけるスクリュ部コイル外
径、同コイルピッチ、スクリュ動作時回転数をd0,P
0,N0とした場合、これらの値が以下の各式 du×Pu×Nu≦d1×P1×N1 d1×P1×N1≦d2×P2×N2≦d3×P3×N3 d1≦d2≦d3、P1≦P2≦P3、N1≦N2≦N3 d0×P0×N0≦d3×P3×N3 全てを満足するように設定されている。このような構成
によって、各クリーニング装置10及び16から各枝管
20及び21、又各枝管20及び21から共通搬送管2
5、又共通搬送管25からトナー回収容器28、といっ
たどの過程においても、各廃トナー搬送経路における廃
トナー詰まりの発生を防止できるようになる。又、共通
搬送管及び共通管スクリュの径やピッチは、均一となる
ので、従来技術例として挙げた実開平2−119281
号公報に記載されているように、共通搬送管25の内径
や共通管スクリュのコイル外径等を枝管と接続する度に
変化させる、といったような複雑な構成とする必要もな
くなるものである。
【0025】さらに、本発明では、図1において、各枝
管20及び21と共通搬送管25とを熱伝導性の良い、
例えば金属、さらに具体的にはアルミ製パイプ材等の材
料により構成している。そして、吸引ファン39及び吸
引ファン39からの送風を送るダクト40からなる冷却
装置41を設け、吸引ファン39で、トナーの軟化開始
温度よりも低い温度の外気等を吸引する。各枝管20及
び21は、ダクト40内を通過しており、共通搬送管2
5は、ダクト40から吹き出される風が直接当たるよう
になっている。したがって、枝管20,21や共通搬送
管25は、吸引ファン39からの冷却風によって冷却さ
れ、内部を通っているトナーは溶融することがなくな
り、溶融によるトナー塊の形成やトナー塊による管路の
閉塞などを防ぐことができる。枝管20,21及び共通
搬送管25は、少なくともダクト40内を通過する部分
及びダクトからの冷却風が当たる部分が、アルミなどの
熱伝導性の良い材料で形成されていればよく、必ずしも
全体が熱伝導性を良くしていなければならないわけでは
ない。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
画像形成装置のトナー回収装置において、各枝管のうち
の少なくとも1本に、該枝管中に枝管スクリュを設けた
ので、枝管内でのトナー詰まりが防止できる。
【0027】各クリーニング装置内廃トナー搬送スクリ
ュ及び該各枝管スクリュ及び該共通管スクリュの、各搬
送スクリュコイル外径をd1、d2、d3各搬送スクリ
ュピッチをP1、P2、P3、各搬送スクリュ動作時回
転数をN1,N2,N3とし、又該各クリーニング装置
内廃トナー搬送スクリュでの廃トナー詰まり未発生限界
時の搬送スクリュコイル外径、スクリュコイルピッチ、
スクリュ動作時回転数をそれぞれdu、Pu、Nu、
又、該共通管スクリュ最終段廃トナー排出口部での廃ト
ナー詰まり未発生限界時の搬送スクリュコイル外径、ス
クリュコイルピッチ、スクリュ動作時回転数をそれぞれ
d0,P0,N0とした場合、これら外径、ピッチ、回
転数が、 du×Pu×Nu≦d1×P1×N1 d1×P1×N1≦d2×P2×N2≦d3×P3×N3 d1≦d2≦d3 P1≦P2≦P3 N1≦N2≦N3 d0×P0×N0≦d3×P3×N3 の関係を満たすようにしたことにより、共通搬送管に対
して各枝管が順次接続するような廃トナー回収装置の構
成とした場合においても、各枝管が共通搬送管に接続す
る毎に共通搬送管の内径や、共通搬送管内に延設された
共通管スクリュのコイル外径やピッチなどを変化させる
ことなく充分な廃トナー搬送能力を確保することがで
き、結果として共通搬送管や共通管スクリュの構成を単
純にして安価に製造できるようになった。
【0028】また、各枝管スクリュと、該共通管スクリ
ュを同一の駆動源からの駆動力により回動するようにす
れば、本発明に記載の廃トナー回収装置における廃トナ
ー詰まりを単一の駆動源を動作させるだけで容易に得ら
れるものである。
【0029】各枝管及び共通搬送管の少なくとも一部を
熱伝導性の良い材料(例えばアルミ材や金属材など)に
より構成したうえで、この熱伝導性の良い部分に、トナ
ーの軟化開始温度より低い温度の冷却風を供給する構成
とすることにより、トナーの溶融による塊の発生や、塊
による管路の閉塞を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー回収装置を設けた画像形成装置
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体 7 転写紙搬送部材 10,16 クリーニング装置 17,18 搬送スクリュ 20,21 枝管 22,23 枝管スクリュ 25 共通搬送管 27 共通管スクリュ 41 冷却装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の感光体と、これら感光体に順次接
    して周動する転写紙搬送部材と、上記各感光体および転
    写紙搬送部材の夫々に対するクリーニング装置とを有
    し、上記の各感光体上に夫々形成されたトナー像を、上
    記転写紙搬送部材により各感光体に順次接して搬送され
    る転写紙上に重ね合わせて転写し、各感光体および転写
    紙搬送部材の周面に残留したトナーを上記各クリーニン
    グ装置により回収し、回収した廃トナーを上記各クリー
    ニング装置から枝管に送り込み、該枝管を通して各枝管
    の排出口に接続された共通搬送管に送り込み、該共通搬
    送管内に設けられた共通管スクリュによりトナー回収容
    器内に廃トナーを搬送して回収する画像形成装置のトナ
    ー回収装置において、 上記複数の枝管のうちの少なくとも1本に、枝管内に送
    り込まれた廃トナーを上記共通搬送管に積極的に送り込
    むための、枝管スクリュを設けたことを特徴とする画像
    形成装置のトナー回収装置。
  2. 【請求項2】 上記クリーニング装置が回収したトナー
    を上記枝管に搬送する搬送スクリュを有し、該搬送スク
    リュ及び上記枝管スクリュ及び共通管スクリュの各外径
    をそれぞれd1,d2,d3、それぞれのスクリュのコ
    イルピッチをP1,P2,P3、それぞれのスクリュの
    回転数をN1,N2,N3、上記各クリーニング装置内
    における搬送スクリュでの廃トナー詰まりが発生しない
    限界の搬送スクリュ外径、スクリュコイルピッチ、スク
    リュ回転数をそれぞれ、du,Pu,Nu,また共通管
    スクリュの排出口部での廃トナー詰まりが発生しない限
    界の搬送スクリュ外径、スクリュコイルピッチ、スクリ
    ュ回転数を、それぞれd0,P0,N0とした場合にお
    いて、これらの数値が次のすべての式 du×Pu×Nu≦d1×P1×N1 d1×P1×N1≦d2×P2×N2≦d3×P3×N3 d1≦d2≦d3、P1≦P2≦P3、N1≦N2≦N3 d0×P0×N0≦d3×P3×N3 を満足することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置のトナー回収装置。
  3. 【請求項3】 上記の複数の枝管スクリュと、上記共通
    管スクリュとを、単一の駆動手段により駆動可能とした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置の
    トナー回収装置。
  4. 【請求項4】 上記枝管及び共通搬送管の少なくとも一
    部を、熱伝導性の良い材料により形成するとともに、ト
    ナーの軟化開始温度より低い温度の気流を送風する冷却
    装置を設け、上記熱伝導性の良い部分を冷却することを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成
    装置のトナー回収装置。
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