JPH09210151A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JPH09210151A
JPH09210151A JP8020810A JP2081096A JPH09210151A JP H09210151 A JPH09210151 A JP H09210151A JP 8020810 A JP8020810 A JP 8020810A JP 2081096 A JP2081096 A JP 2081096A JP H09210151 A JPH09210151 A JP H09210151A
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JP
Japan
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clutch
plate
fastening element
brake
automatic transmission
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Application number
JP8020810A
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English (en)
Inventor
Muneo Mizuta
宗男 水田
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JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/797,262 priority patent/US5860885A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油による冷却潤滑を充分に行うことが出
来ると共に、スペース効率が良好で、しかも、部品点数
の増大を抑制して、重量が増加する虞のない自動変速機
を提供する。 【解決手段】複数の多板クラッチ装置33,40の各多
板クラッチプレート35,43を各々締結又は解放する
ことにより、フロントプラネタリギヤ装置46等の回転
方向を変更して駆動力伝達状態を切り換える自動変速機
である。前記多板クラッチ装置33,40のうち、2−
4ブレーキクラッチ33は、前進側の2つの変速段で締
結して、該2つの変速段間の前進側段で解放されると共
に、該2−4ブレーキクラッチ33の軸方向略同一位置
で且つ半径方向外側位置には、該2−4ブレーキクラッ
チ33のクラッチドラム36を、クラッチハブとして用
いるリバースクラッチ40を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に車両の駆動
力の伝達制御に用いられる自動変速機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動変速機としては、例
えば、図4乃至図6に示す特開昭62−288753号
公報に記載されている様な前進4速,後進1速の変速段
を有し、各変速段への切替えを行うものが知られてい
る。
【0003】このような自動変速機では、自動変速機1
のケース2内に、コネクティングシェル3を介して、フ
ロントサンギヤ4と連結される円筒状のドラム5が、イ
ンプットシャフト1bの周囲に、回転自在となるように
設けられている。
【0004】このドラム5内には、クラッチピストンの
押圧で、多板クラッチプレートの締結或は解放を行なう
ことにより、駆動力伝達状態を切り替える多板締結要素
としてのリバースクラッチ装置6と、ハイクラッチ装置
7とが、前記インプットシャフト1b延設方向に沿って
並列に配設されている。このうち、リバースクラッチ装
置6のクラッチドラム6aは、前記ドラム5に接続され
て、ドラム5の回転に伴い回転するように構成されてい
る。
【0005】また、このドラム5の外周には、バンドブ
レーキ装置8のブレーキバンド9が設けられていて、図
6に示すバンドサーボ装置10のピストン11で、この
ドラム5の回転が規制されるように構成されている。
【0006】このドラム5の周面には、前記ブレーキバ
ンド9と、このドラム5の摺動面間に潤滑油を供給する
油孔15が形成されている。
【0007】そして、前記コネクティングシェル3の後
方位置には、フロントプラネタリギヤ装置12と、リヤ
プラネタリギヤ装置13とが、前記インプットシャフト
1b延設方向に沿って並列に配設されている。
【0008】このうち、フロントプラネタリギヤ装置1
2のフロントプラネットキャリア14は、前記ハイクラ
ッチ装置15のハイクラッチハブ16に、円筒状のスリ
ーブ部17を介して連結されている。
【0009】また、リヤプラネタリギヤ装置13のリヤ
プラネットキャリア18は、前記フロントプラネタリギ
ヤ装置8のフロントインターナルギヤ19に連結されて
いると共に、前記インプットシャフト4と同軸上に並設
されるアウトプットシャフト20にも連結されている。
【0010】そして、例えば、前進3速状態では、前記
ハイクラッチ装置15が締結されると共に、前記バンド
ブレーキ装置8は解放される。また、前進4速状態で
は、前記ハイクラッチ装置15が締結されると共に、前
記バンドブレーキ装置8も締結されて、トランスミッシ
ョンケース2にドラム5が固定されると、フロントサン
ギヤ4も固定される。
【0011】インプットシャフト1bから入力された回
転駆動力は、前記ハイクラッチ装置7を介してハイクラ
ッチハブ16からフロントプラネットキャリア14へ伝
達されて、フロントプラネタリギヤ21を前記フロント
サンギヤ4の周囲で回転させる。
【0012】このため、前記フロントインターナルギヤ
19は、増速されて回転し、前記リヤプラネットキャリ
ア14を介して連結する前記アウトプットシャフト20
を前記インプットシャフト1bに比して、等速或は高速
回転させる。
【0013】また、前記インプットシャフト1bと、前
記ハイクラッチハブ16とには、各々油路22,23が
形成されて、回転により、前記フロントプラネタリギヤ
装置12及びリヤプラネタリギヤ装置13に潤滑油を供
給すると共に、前記ハイクラッチ装置7及び、前記リバ
ースクラッチ装置6を経由して、ドラム5の周面に形成
された油孔15から、前記ブレーキバンド9と、このド
ラム5の摺動面間に潤滑油が供給されるように構成され
ている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動変速機では、前進4速状態では、前記ハ
イクラッチ装置7締結時に、このハイクラッチ装置7の
外側に位置するドラム5を固定するバンドブレーキ装置
8に同時に、作動油を供給して締結させるようにしてい
る。
【0015】このため、前記油路22,23を経由し
て、ハイクラッチ装置7を潤滑冷却した潤滑油が、高温
のまま、前記油孔15から吐出して前記ブレーキバンド
9と、このドラム5の摺動面との間に供給されるため、
冷却効率が良好ではなかった。
【0016】また、前記ハイクラッチ装置7締結時に、
このハイクラッチ装置7の外側に位置するドラム5を固
定するバンドブレーキ装置8に同時に、作動油を供給し
て締結させているので、作動油量が増大してしまう。し
かも、このバンドブレーキ装置8は、ハイクラッチ装置
7の外側に位置しているので、回転により、潤滑油が拡
散し、この部分に必要な油量を供給することが困難であ
った。
【0017】このバンドブレーキ装置8は、前進2速
と、前進4速時とに締結され、前進3速時に解放される
ので、通常の加速(1速→2速→3速→4速等)でも、
締結,解放が繰り返されて使用頻度が高い。従って、充
分な冷却が行なわる見込みがない場合には、耐熱性に優
れた摩擦材を前記ブレーキバンド9と、ドラム5の摺動
面とに用いなければならず、製造コストが増大してしま
う虞があった。
【0018】また、このバンドブレーキ装置8は、図5
に示すように、前記ドラム5の外側に配設されるので、
スペース効率が良好ではないと共に、このバンドブレー
キ装置8は、比較的大きなブレーキバンド9やバンドサ
ーボ装置10等の部品で構成され、部品点数が増加し
て、製造コストが増大すると共に、重量も増大するとい
った問題があった。
【0019】そこで、この発明は、潤滑油による冷却潤
滑を充分に行うことが出来ると共に、スペース効率が良
好で、しかも、部品点数の増大を抑制して、重量が増加
する虞のない自動変速機を提供することを課題としてい
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、複数の多板
締結要素の各多板クラッチプレートを各ピストンが軸方
向へ押圧して、各々締結又は解放することにより、遊星
歯車装置の回転方向を変更して駆動力伝達状態を切り換
える自動変速機であって、前記多板締結要素のうち、第
1多板締結要素は、前進側の2つの変速段で締結して、
該2つの変速段間の前進側段で解放されると共に、該第
1多板締結要素の軸方向略同一位置で且つ半径方向外側
位置には、該第1多板締結要素とは、別の第2多板締結
要素を設けた自動変速機を特徴としている。
【0021】このように構成された請求項1記載のもの
では、前進側の2つの変速段で締結して、該2つの変速
段間の前進側段で解放される使用頻度の多い第1多板締
結要素を、回転中心軸近傍に設けることができるので、
該第1多板締結要素から潤滑油による冷却潤滑が行なわ
れる。
【0022】そして、該第1多板締結要素を充分に冷却
した潤滑油が、該第1多板締結要素の軸方向略同一位置
で且つ半径方向外側位置に設けられた第2多板締結要素
を潤滑冷却する。
【0023】このため、該第2多板締結要素に比して使
用頻度の多い前記第1多板締結要素から潤滑冷却される
ことになり、冷却効率が良好である。
【0024】更に、従来用いられていたバンドブレーキ
装置を省略できるので、スペース効率が良好である。
【0025】また、請求項2に記載されたものでは、前
記第1多板締結要素は、前進時のみ締結し、かつ後進時
に解放されると共に、前記第2多板締結要素は、後進時
にのみ締結するリバースクラッチ装置である請求項1記
載の自動変速機を特徴としている。
【0026】このように構成された請求項2記載のもの
では、前進時、前記第1多板締結要素が締結されるが、
前記第2多板締結要素は解放されている。
【0027】また、後進時には、前記第1多板締結要素
が解放されて、油温の低い潤滑油が前記第2多板締結要
素に供給されると共に、前記第2多板締結要素は、締結
されてリバースクラッチ装置として機能する。該第2多
板締結要素では、締結時、油温の低い潤滑油が充分に行
き渡り、潤滑冷却される。
【0028】このように、内外側の両多板締結要素が、
同時に締結されることはない。しかも、使用頻度の低い
リバースクラッチ装置が外側に配設されているので、作
動油が増大することなく、潤滑油による前記第1多板締
結要素及び第2多板締結要素の潤滑冷却効率が良好であ
る。
【0029】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記第1多板締結要素は、前進2速段及び前進4速段で
締結すると共に、前進3速段で解放することにより、前
進側4速及び後進側1速を達成するように駆動力伝達状
態を切り換えるブレーキであることを特徴とする各請求
項1又は2記載の自動変速機を特徴としている。
【0030】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記第1多板締結要素のブレーキピストンが、前
記多板クラッチプレートを前進2速段及び前進4速段で
締結すると共に、前進3速段で解放することにより、前
進側4速及び後進側1速を達成するように駆動力伝達状
態を切り換える。
【0031】例えば、第1多板締結要素のハブを自動変
速機のケース側に固定して該多板締結要素の摩擦プレー
トのうち、ドリブンプレートを、ケース側に設けたり、
ドラムをケース側に固定されるサポート部材によって、
回動自在に支持させることにより、配設精度が向上し
て、回転摩擦により発生する熱量を抑制する事が出来
る。
【0032】従って、更に、前記第1多板締結要素及び
第2多板締結要素の潤滑冷却効率が良好であると共に、
重量の増加及び製造コストの増加を抑制することが出来
る。
【0033】また、ブレーキピストンが多板クラッチプ
レートを軸方向に押圧することにより、前進2速段及び
前進4速段で締結させると共に、前進3速段で解放させ
て、前進側4速及び後進側1速を達成するように駆動力
伝達状態を切り換える多板ブレーキ装置であるので、従
来のバンドブレーキ装置のような比較的大きなブレーキ
バンドやサーボ装置を必要とせず、前記第2多板締結要
素の内側に、コンパクトに配設出来る。
【0034】このため、更に、スペース効率が良好であ
る。
【0035】そして、請求項4に記載されたものでは、
前記第1多板締結要素のクラッチプレートは、前記第2
多板締結要素のクラッチプレートと、軸方向に重複して
配設される各請求項1乃至3記載の自動変速機を特徴と
している。
【0036】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記第1多板締結要素のクラッチプレートが、前
記第2多板締結要素のクラッチプレートと、軸方向に重
複して配設されているので、軸方向の大きさを短く設定
することができる。
【0037】このため、更に、スペース効率を良好なも
のとすることが出来る。
【0038】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態1に
ついて、図面を参照しつつ説明する。なお、従来例と同
一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
【0039】図1乃至図3は、この発明の実施の形態1
の自動変速機を示すもので、この自動変速機は、図2に
示すギヤトレーンにて多板締結要素としての複数の多板
クラッチ装置の各多板クラッチプレート等を、図3に示
す締結表の如く、各々締結又は解放することにより、後
述する遊星歯車装置の回転方向を変更して、前進4段,
後進1段の何れかの駆動力伝達状態に切り換えるもので
ある。
【0040】この自動変速機のケース25内には、前後
方向に沿って2分割された前後側インプットシャフト2
6,27が、前後端をスプライン結合する事により一体
となって回動自在に配設されている。
【0041】このうち、前側インプットシャフト26の
スプライン結合部分近傍の膨径部には、潤滑油を挿通す
る油孔28が形成されて、両インプットシャフト26,
27内に中空状に形成される潤滑回路29内の潤滑油を
外部に導出するように構成されている。
【0042】また、前側インプットシャフト26の周面
には、スプライン結合部26aが形成されている。
【0043】前記ケース25の前壁部には、潤滑油及び
作動油を供給するオイルポンプのオイルポンプカバーア
ッセンブリ30が設けられていて、前記前側インプット
シャフト26を略中央部に挿通するように構成されてい
る。このオイルポンプカバーアッセンブリ30には、後
述するリバースクラッチ40に圧油を供給する油路31
が形成されている。
【0044】ケース25には、このケース25の内周面
に沿って固定されるサポート部材32が設けられてい
る。このサポート部材32には、ブレーキ用油路32a
と、ハイクラッチ油圧用油路32bとが形成されてい
る。
【0045】また、このサポート部材32には、筒状部
32cが形成されていて、この筒状部32cの外周面
に、スプライン部32dが形成されている。
【0046】そして、このケース25内には、第1多板
締結要素としての2−4ブレーキクラッチ33が設けら
れている。この2−4ブレーキクラッチ33は、主に、
前記ブレーキ用油路32aから圧油が供給されることに
より、前記サポート部材32に対して摺動自在となるよ
うに配設されるブレーキピストン34と、このブレーキ
ピストン34からの押圧により、締結或は解放される多
板クラッチプレート35と、クラッチドラム36とから
構成されている。
【0047】このブレーキピストン34は、シールリン
グ37,37によって、内外周面をシールされると共
に、バネ部材38によって、押圧解除方向へ常に付勢さ
れている。
【0048】また、多板クラッチプレート35は、複数
枚のドリブンプレート35a及びドライブプレート35
bを交互に積層して構成されている。
【0049】前記クラッチドラム36は、このクラッチ
ドラム36内側に挿入される前記サポート部材32の筒
状部32d内周面に対して、クラッチドラム36の内側
から第1ラジアルベアリング39を介して、回動自在と
なるように支持されている。この第1ラジアルベアリン
グ39は、前記多板クラッチプレート35と軸方向で、
重複するように構成されている。
【0050】そして、この2−4ブレーキクラッチ33
は、前進側の2つの変速段で締結して、この2つの変速
段間の前進側段で解放される。すなわち、図3に示す様
に、2−4ブレーキクラッチ33の多板クラッチプレー
ト35が、前記ブレーキピストン34によって、軸方向
に押圧されることにより、前進2速段及び前進4速段で
締結すると共に、押圧を停止することにより前進3速段
で解放するように構成されている。
【0051】この2−4ブレーキクラッチ33の軸方向
略同一位置で且つ半径方向外側位置には、2−4ブレー
キクラッチ33のクラッチドラム36を、クラッチハブ
として用いる第2多板締結要素としてのリバースクラッ
チ40が設けられている。
【0052】このリバースクラッチ40は、主に、前記
前側インプットシャフト26とスプライン結合すること
により、前記オイルポンプカバーアッセンブリ30とニ
ードルベアリング45を介して、回転自在となるように
配設される円筒形状のリバースクラッチドラム41と、
このリバースクラッチドラム41内側に、軸方向に沿っ
て摺動可能に設けられるクラッチピストン42と、この
クラッチピストン42の押圧により接続及び解放される
多板クラッチプレート43と、前記クラッチピストン4
2を押圧解除方向へ付勢するキャンセル圧を与えるキャ
ンセルピストン44とから構成されている。
【0053】このリバースクラッチ40の多板クラッチ
プレート43は、複数のドリブンプレート43a及びド
ライブプレート43bを交互に積層して形成されてい
る。
【0054】このうち、ドリブンプレート43a…が配
設される前記2−4ブレーキクラッチ33のクラッチド
ラム36外周面に形成された外側スプライン部36a
は、前記2−4ブレーキクラッチ33のドライブプレー
ト35b…が配設されるクラッチドラム36内周面に形
成された外側スプライン部36bと軸方向で重複するよ
うに構成されている。
【0055】このリバースクラッチ40は、図2に示す
様に、後進時にのみ締結する様に構成されている。
【0056】そして、この実施の形態1の前記2−4ブ
レーキクラッチ33の多板クラッチプレート35の一部
は、前記リバースクラッチ40の多板クラッチプレート
43と、軸方向に重複するように配設されている。
【0057】また、このサポート部材32の後側位置に
は、遊星歯車装置の一つとしてのフロントプラネタリギ
ヤ装置46が配設されている。
【0058】このフロントプラネタリギヤ装置46は、
主に、前記2−4ブレーキクラッチ33のクラッチドラ
ム36とスプライン結合するフロントサンギヤ47と、
前記サポート部材32に第2ラジアルベアリング48を
介して回動自在に支持されるフロントプラネタリキャリ
ア49と、このフロントプラネタリキャリア49に回動
自在となるように支持されて、前記フロントサンギヤ4
7と噛み合うピニオンギヤ50と、このピニオンギヤ5
0と噛み合うフロントインターナルギヤ51とから構成
されている。
【0059】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0060】潤滑油は、前記オイルポンプ側から前記イ
ンプットシャフト26内の潤滑回路29を通って、油孔
28から、前記2−4ブレーキクラッチ33及びリバー
スクラッチ40等へ供給される。この際、前進側の2つ
の変速段で締結して、該2つの変速段間の前進側段で解
放される使用頻度の多い2−4ブレーキクラッチ33を
充分に冷却した潤滑油が、この2−4ブレーキクラッチ
33の軸方向略同一位置で且つ半径方向外側位置に設け
られたリバースクラッチ40を順次、潤滑冷却する。
【0061】前記サポート部材32により、使用頻度の
多い2−4ブレーキクラッチ33を、回転中心軸であ
り、潤滑油を供給するインプットシャフト26近傍に設
けることができるので、この2−4ブレーキクラッチ3
3から順次、油温の低い、しかも、回転により拡散する
前の充分な油量を確保した潤滑油による冷却潤滑が行な
われる。
【0062】そして、この2−4ブレーキクラッチ33
を充分に冷却した潤滑油が、2−4ブレーキクラッチ3
3の軸方向略同一位置で且つ半径方向外側位置に設けら
れたリバースクラッチ40を潤滑冷却する。このリバー
スクラッチ40は、前記2−4ブレーキクラッチ33に
比して、使用頻度が低いと共に、後進時には、図2に示
すように、2−4ブレーキクラッチ33が作動していな
いので、前記油孔28から吐出した潤滑油は、そのま
ま、リバースクラッチ40に到達し、油温は上昇してい
ないので、良好な潤滑冷却を行うことが出来る。
【0063】また、2−4ブレーキクラッチ33のクラ
ッチドラム36が、クラッチハブとして、共用されてリ
バースクラッチ40で用いられているので、部品点数を
削減して、製造コスト及び、重量の増大を抑制すること
が出来る。
【0064】更に、従来用いられていたバンドブレーキ
装置を省略できるので、スペース効率が良好である。
【0065】次に、作動油の流れについて説明する。前
進時、前記2−4ブレーキクラッチ33では、前記サポ
ート部材32に形成されるブレーキ用油路32aから供
給される作動油で、前記ブレーキピストン34を軸方向
に摺動させ、前記2−4ブレーキクラッチ33を押圧す
ることにより、前記2−4ブレーキクラッチ33が締結
されるが、前記リバースクラッチ40には、作動油が供
給されず、解放されている。
【0066】また、後進時には、前記2−4ブレーキク
ラッチ33では、前記サポート部材32に形成されるブ
レーキ用油路32aからの作動油の供給が停止すること
で、前記ブレーキピストン34が、解放され、前記バネ
部材38によって押圧されて摺動復帰し、前記2−4ブ
レーキクラッチ33が解放される。
【0067】このため、後進時、多板クラッチプレート
35による摩擦発熱は無く、油温の低い潤滑油が、前記
リバースクラッチ40に供給されると共に、前記リバー
スクラッチ40は、前記油路31から供給される作動油
によって、前記クラッチピストン42を軸方向へ摺動さ
せて、多板クラッチプレート43を押圧し、締結され
る。前記リバースクラッチ40の締結により、フロント
プラネタリギヤ装置46等を介して、図示省略のアウト
プットシャフトが逆回転される。リバースクラッチ40
は、前述のように締結及び解放を頻繁に行なうことがな
く、潤滑冷却に必要な油量を確保することは比較的容易
である。
【0068】このように、2−4ブレーキクラッチ33
及びリバースクラッチ40が、同時に締結されることは
ない。よって、同時に前記多板クラッチプレート35,
43を締結させることにより、作動油量が増大して、潤
滑冷却に用いられる潤滑油の油量が不足したり、各部に
行き渡らない虞がない。
【0069】しかも、比較的使用頻度の低いリバースク
ラッチ40が外側に配設されている。
【0070】このため、まず、油孔28等から吐出する
潤滑油が、回転により拡散しながら2−4ブレーキクラ
ッチ33を潤滑冷却し、次に、リバースクラッチ40を
潤滑冷却するため、使用頻度に応じた潤滑油量を適宜供
給でき、潤滑油による前記2−4ブレーキクラッチ33
及びリバースクラッチ40の潤滑冷却効率が良好であ
る。 したがって、従来のように、前記バンドブレーキ
9をバンドサーボ装置10で締め付ける構成のように、
耐熱性に優れた摩擦材を前記ブレーキバンド9及び、ド
ラム5の摺動面等に用いる必要がなく、製造コストが増
大してしまう虞がない。
【0071】そして、2−4ブレーキクラッチ33に
は、ブレーキピストン34が設けられていて、多板ブレ
ーキ装置として機能し、多板クラッチプレート35を軸
方向に押圧することにより、前進2速段及び前進4速段
で締結すると共に、前進3速段で解放することによっ
て、図2に示す様に、前進側4速及び後進側1速の駆動
力伝達状態の切り換えが達成される。
【0072】また、この実施の形態1では、2−4ブレ
ーキクラッチ33のクラッチハブとして、前記サポート
部材32の筒状部32cが用いられ、このサポート部材
32が自動変速機のケース25側に固定されている。
【0073】そして、多板クラッチプレート35のう
ち、ドリブンプレート35aを、このサポート部材32
の筒状部32cのスプライン部32dに設けると共に、
相対するドライブプレート35bが配設されるクラッチ
ドラム36は、このクラッチドラム36内側に挿入され
る前記サポート部材32の筒状部32d内周面に対し
て、クラッチドラム36の内側から第1ラジアルベアリ
ング39を介して、回動自在となるように支持されてい
る。
【0074】しかも、前記ブレーキピストン34は、こ
のサポート部材32に対して摺動可能となるように設け
られているので、配設精度が向上して、多板クラッチプ
レート35の回転摩擦により発生する熱量を抑制する事
が出来る。
【0075】従って、更に、前記2−4ブレーキクラッ
チ33及びリバースクラッチ40の潤滑冷却効率が良好
であると共に、重量の増加及び製造コストの増加を抑制
することが出来る。
【0076】また、多板クラッチプレート35は、複数
枚のドリブンプレート35a及びドライブプレート35
bを交互に積層して構成されているので、摺接面積を広
く確保し、ブレーキ容量を大きく設定することができ
る。
【0077】そして、前記サポート部材32に摺動可能
に設けられたブレーキピストン34が、この多板クラッ
チプレート35を軸方向に押圧することにより、前進2
速段及び前進4速段で締結すると共に、前進3速段で解
放する前進側4速及び後進側1速を達成するように駆動
力伝達状態を切り換えるように2−4ブレーキクラッチ
33が構成されているので、従来のバンドブレーキ装置
のような比較的大きなブレーキバンドやサーボ装置を必
要とせず、前記リバースクラッチ40の内側に、コンパ
クトに配設出来る。
【0078】このため、更に、スペース効率が良好であ
る。
【0079】そして、前記2−4ブレーキクラッチ33
の多板クラッチプレート35が、前記リバースクラッチ
40の多板クラッチプレート43と、軸方向に重複して
配設されているので、軸方向の大きさも短く設定するこ
とができる。
【0080】このため、更に、スペース効率を良好なも
のとすることが出来る。
【0081】この実施の形態1では、前記クラッチドラ
ム36内側に配設される前記第1ラジアルベアリング3
9が、前記多板クラッチプラート35と軸方向で、重複
するように構成されているので、クラッチドラム36の
軸方向長さが短縮される。
【0082】このクラッチドラム36内側に、前記多板
クラッチプレート35と共に、この第1ラジアルベアリ
ング39が収納されて、しかも、この第1ラジアルベア
リング39が支持されると共に、前記スプライン部32
dが形成されるサポート部材32の筒状部32cも、こ
のクラッチドラム36内に挿入されているので、更にス
ペース効率が良好である。
【0083】以上、この発明の形態1を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの形態1に限らず、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても
この発明に含まれる。
【0084】例えば、前記実施の形態1では、内側に配
設される多板締結要素を2−4ブレーキクラッチ33と
したが、特にこれに限らず、例えば、ハイクラッチ装置
21或は、フォワードクラッチ装置,オーバーランクラ
ッチ装置,ダイレクトクラッチ装置等、他の多板クラッ
チ装置或は、他のブレーキクラッチ装置等であってもよ
く、締結及び解放の頻度が、外側に配設される前記リバ
ースクラッチ40等の多板クラッチ装置の使用頻度より
も高いものであるならばよく、しかも、同時に使用され
ないものであるならば、なお良い。
【0085】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、前進側の2つの変速段で締
結して、該2つの変速段間の前進側段で解放される使用
頻度の多い第1多板締結要素を、回転中心軸近傍に設け
ることができるので、該第1多板締結要素から潤滑油に
よる冷却潤滑が行なわれる。
【0086】そして、該第1多板締結要素を充分に冷却
した潤滑油が、該第1多板締結要素の軸方向略同一位置
で且つ半径方向外側位置に設けられた第2多板締結要素
を潤滑冷却する。
【0087】このため、該第2多板締結要素に比して使
用頻度の多い前記第1多板締結要素から潤滑冷却される
ことになり、冷却効率が良好である。
【0088】更に、従来用いられていたバンドブレーキ
装置を省略できるので、スペース効率が良好である。
【0089】また、請求項2に記載されたものでは、前
進時、前記第1多板締結要素が締結されるが、前記第2
多板締結要素は解放されている。
【0090】また、後進時には、前記第1多板締結要素
が解放されて、油温の低い潤滑油が前記第2多板締結要
素に供給されると共に、前記第2多板締結要素は、締結
されてリバースクラッチ装置として機能する。該第2多
板締結要素では、締結時、油温の低い潤滑油が充分に行
き渡り、潤滑冷却される。
【0091】このように、内外側の両多板締結要素が、
同時に締結されることはない。しかも、使用頻度の低い
リバースクラッチ装置が外側に配設されているので、作
動油が増大することなく、潤滑油による前記第1多板締
結要素及び第2多板締結要素の潤滑冷却効率が良好であ
る。
【0092】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記第1多板締結要素のブレーキピストンが、前記多板
クラッチプレートを前進2速段及び前進4速段で締結す
ると共に、前進3速段で解放することにより、前進側4
速及び後進側1速を達成するように駆動力伝達状態を切
り換える。
【0093】例えば、第1多板締結要素のクラッチハブ
を自動変速機のケース側に固定して該多板クラッチプレ
ートのうち、ドリブンプレートを、ケース側に設けた
り、前記クラッチドラムをケース側に固定されるサポー
ト部材によって、回動自在に支持させることにより、配
設精度が向上して、回転摩擦により発生する熱量を抑制
する事が出来る。
【0094】従って、更に、前記第1多板締結要素及び
第2多板締結要素の潤滑冷却効率が良好であると共に、
重量の増加及び製造コストの増加を抑制することが出来
る。
【0095】また、ブレーキピストンが多板クラッチプ
レートを軸方向に押圧することにより、前進2速段及び
前進4速段で締結させると共に、前進3速段で解放させ
て、前進側4速及び後進側1速を達成するように駆動力
伝達状態を切り換える多板ブレーキ装置であるので、従
来のバンドブレーキ装置のような比較的大きなブレーキ
バンドやサーボ装置を必要とせず、前記第2多板締結要
素の内側に、コンパクトに配設出来る。
【0096】このため、更に、スペース効率が良好であ
る。
【0097】そして、請求項4に記載されたものでは、
前記第1多板締結要素のクラッチプレートが、前記第2
多板締結要素のクラッチプレートと、軸方向に重複して
配設されているので、軸方向の大きさを短く設定するこ
とができる。
【0098】このため、更に、スペース効率を良好なも
のとすることが出来る、という実用上有益な効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の自動変速機を示し、要
部の構成を説明する回転軸に沿った位置の断面図であ
る。
【図2】実施の形態1の自動変速機を示し、動作を説明
するスケルトン図である。
【図3】実施の形態1の自動変速機を示し、各変速段に
おける締結或は開示の状態を示した表図である。
【図4】従来例の自動変速機を示し、全体の構成を説明
する概念図である。
【図5】従来例の自動変速機を示し、要部の構成を説明
する回転軸に沿った位置の断面図である。
【図6】従来例の自動変速機を示し、図5をA−A方向
で切断した断面図である。
【符号の説明】
33 2−4ブレーキクラッチ33(第1多板締結要
素) 34 ブレーキピストン 35 多板クラッチプレート 36 クラッチドラム(クラッチハブと共用) 40 リバースクラッチ(第2多板締結要素) 42 クラッチピストン 43 多板クラッチプレート 44 キャンセルピストン 46 フロントプラネタリギヤ装置(遊星歯車装置)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の多板締結要素の各多板クラッチプ
    レートを各ピストンが軸方向へ押圧して、各々締結又は
    解放することにより、遊星歯車装置の回転方向を変更し
    て駆動力伝達状態を切り換える自動変速機であって、 前記多板締結要素のうち、第1多板締結要素は、前進側
    の2つの変速段で締結して、該2つの変速段間の前進側
    段で解放されると共に、該第1多板締結要素の軸方向略
    同一位置で且つ半径方向外側位置には、該第1多板締結
    要素とは、別の第2多板締結要素を設けたことを特徴と
    する自動変速機。
  2. 【請求項2】 前記第1多板締結要素は、前進時のみ締
    結し、かつ後進時に解放されると共に、前記第2多板締
    結要素は、後進時にのみ締結するリバースクラッチ装置
    であることを特徴とする請求項1記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】 前記第1多板締結要素は、前進2速段及
    び前進4速段で締結すると共に、前進3速段で解放する
    ことにより、前進側4速及び後進側1速を達成するよう
    に駆動力伝達状態を切り換えるブレーキであることを特
    徴とする各請求項1又は2記載の自動変速機。
  4. 【請求項4】 前記第1多板締結要素の多板クラッチプ
    レートは、前記第2多板締結要素の多板クラッチプレー
    トと、軸方向に重複して配設されることを特徴とする各
    請求項1乃至3記載の自動変速機。
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