JPH0920U - 耕耘部カバ−構造 - Google Patents

耕耘部カバ−構造

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JPH0920U
JPH0920U JP005008U JP500896U JPH0920U JP H0920 U JPH0920 U JP H0920U JP 005008 U JP005008 U JP 005008U JP 500896 U JP500896 U JP 500896U JP H0920 U JPH0920 U JP H0920U
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Japan
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rotary
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exposed
pawl shaft
tiller
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山 実 中
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セイレイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 爪軸ロ−タリの回転圏の上方を全面的に開放
露出させて、耕耘爪脱着などのメンテナンスを容易に行
うことができるようにした耕耘部カバ−構造を提供す
る。 [構成] 耕耘部に横設される爪軸ロ−タリの回転圏の
上部外方を被蓋する耕耘部カバ−を、ロ−タリ爪軸の回
転圏前後幅の略全幅にわたる上方部分が開放露出される
状態に変更できるように構成した耕耘部カバ−構造と
し、また、同耕耘部カバ−を、ロ−タリ爪軸の横幅全体
にわたる上方部分が開放露出される状態に変更できるよ
うにして設け、さらに、同耕耘部カバ−を、ロ−タリ爪
軸の回転圏前後幅の略全幅およびロ−タリ爪軸の横幅全
体にわたる上方部分が開放露出される状態に変更できる
ようにして設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、耕耘部の爪軸ロ−タリの回転圏外方を覆う耕耘部カバ−の改良構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、耕耘機に装着される耕耘部の爪軸ロ−タリの回転圏外方を覆う耕耘部カ バ−を、爪軸ロ−タリの前面から上方前半部にかけての部分を覆う前半部カバ− と、爪軸ロ−タリの上方後半部から後面にかけての部分を覆う後半部カバ−とに 分割形成し、二者のうちの前半部カバ−を伝動ケ−スなどの耕耘部機枠側に固設 し、その前半部カバ−の後端部位に後半部カバ−を上方に開放可能に蝶番装着し て、必要に応じて後半部カバ−のみを上方に開放できるようにしたものが知られ ている(例えば、実開昭61−100908号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のものは、後半部カバ−を上方に回動開放することによって爪軸ロ−タリ 回転圏の上方後半部を局部的に露出させることはできるけれども、爪軸ロ−タリ 回転圏の上方前半部が前半部カバ−で覆われた儘になり、爪軸ロ−タリの回転圏 の上方全域が完全に開放露出されるものでなかったから、爪軸ロ−タリの耕耘爪 或いは耕耘軸筒の脱着などのメンテナスを、爪軸ロ−タリの上方から邪魔ものな く容易に行うことができないという問題があった。 そこで本考案は、爪軸ロ−タリの回転圏の上方を全面的に露出させて、メンテ ナンスを容易に行うことができるように改良した耕耘部カバ−構造を提供するも のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本考案においては、耕耘部に横設される爪軸ロ−タ リの回転圏の上部外方を被蓋する耕耘部カバ−を、前記回転圏の前後幅の略全幅 にわたる上方部分が開放露出される状態に変更できるようにして設けてある耕耘 部カバ−構造にしている。 また、前記耕耘部カバ−を、前記爪軸ロ−タリの横幅全体にわたる上方部分が 開放露出される状態に変更できるようにして設けた耕耘部カバ−構造にし、さら に、同耕耘部カバ−を、爪軸ロ−タリの回転圏前後幅の略全幅および爪軸ロ−タ リの横幅全体にわたる上方部分が開放露出される状態に変更できるようにして設 けた耕耘部カバ−構造にしている。 そして、本考案が適用される耕耘部は、センタ−ドライブ形であっても、また サイドドライブ形であってもよい。
【0005】
【考案の効果】
本考案構造によれば、爪軸ロ−タリの回転圏の上方全域が完全に開放露出され るので、爪軸ロ−タリの耕耘爪や耕耘軸筒の脱着などのメンテナスを、上方から 邪魔ものなく容易に行うことができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明するが、図1は本考案構造に よる耕耘部を備えた耕耘機の全体側面図、図2はその平面概略図、図3は図1の A−A線で切断し矢印方向にみた断面図である。
【0007】 図1および図2において、耕耘機(T)は、ミッションケ−ス(7)に連設される フレ−ム(8)上にエンジン(9)を搭載し、そのエンジン(9)から前記ミッション ケ−ス(7)内の伝動機構を経て伝達される動力で走行車輪(11)(11)を回転駆 動して走行するように構成され、ミッションケ−ス(7)から延設される操縦ハン ドル(12)の握り部において運転操作を行うようになっており、また、ミッショ ンケ−ス(7)のPTO部に伝動ケ−ス(5)を連動連結して耕耘部(R)を着脱自在 に装備できるようになっている。
【0008】 図示の耕耘部(R)は、センタ−ドライブ形になるもので、伝動ケ−ス(5)とそ の上部から前後方向に向けて延設されるメインビ−ム(13)とを主構成部材とし て組成された耕耘部機枠(4)の延出端部に、デプスゲ−ジ(14)を上下調節自在 に取付けるホルダ(16)を設け、さらに、伝動ケ−ス(5)の下端部に水平横向き に横架支承された爪軸ロ−タリ(1)の回転圏の上方を覆う上部カバ−(2)とその 左右端から下垂する側面カバ−(2c)(2c)とを備えた耕耘部カバ−を、前記耕 耘部機枠(4)に装設して構成されている。 なお、爪軸ロ−タリ(1)は、伝動ケ−ス(5)に支承横設された耕耘軸に嵌着す る耕耘軸筒の外周に設けた複数のブラケットに耕耘爪をそれぞれ挿し込み装備し て構成されている。
【0009】 前記耕耘部カバ−は、爪軸ロ−タリ(1)の耕耘爪の回転圏外方を被蓋するもの であり、そのうちの上部カバ−(2)は、伝動ケ−ス(5)を挟んで左右二個(2a) (2b)に分割形成され、各々の前端部が耕耘部機枠(4)から左右に延出する水平 横軸(3)の軸芯周りに回転可能に取付けられている。 そして、二個の上部カバ−(2a)(2b)を各別に前記水平横軸(3)の軸芯周り に上方へ回動させて、爪軸ロ−タリ(1)の回転圏の前後幅の略全幅および爪軸ロ −タリ(1)の横幅全体にわたる上方部分が開放露出される位置に退避させ得るよ うに構成されている(図1の仮想線図示状態参照)。
【0010】 なお、爪軸ロ−タリ(1)の回転圏の上方部を覆う位置にある上部カバ−(2a) (2b)は、各々の内端側がメインビ−ム(13)から左右両側に延出する幅狭の受 板部(13a)(13a)の上側面に重合し、その重合部に螺着される蝶ボルト等の ワンタッチ止具(15)(15)でもって耕耘部機枠(4)に固定されるようになって いる(図3参照)。 そして、各々の上部カバ−(2a)(2b)の横外端部に側面カバ−(2c)(2c) が一体的に連設されて、上部カバ−(2a)(2b)と共に非覆い位置に回動退避す るようになっている。
【0011】 上述の耕耘部カバ−は、通常の場合、爪軸ロ−タリ(1)の回転圏の外方を被蓋 する覆い位置に維持されるのであり、その際には、上部カバ−(2a)(2b)の内 端側が受板部(13a)(13a)の上側面に重合されワンタッチ止具(15)(15) で耕耘部機枠(4)に固定され、その横外端部から側面カバ−(2c)(2c)が垂下 して爪軸ロ−タリ(1)の左右端外側部を被蓋するのであるが、必要な際には、ワ ンタッチ止具(15)(15)による固定を解き、上部カバ−(2a)(2b)を水平横 軸(3)の軸芯周りに上方へ回動させれば、図1に仮想線で示しているように、上 部カバ−(2a)(2b)と側面カバ−(2c)(2c)とが爪軸ロ−タリ(1)の略全体 を露出させる位置に退避する。 そして、上部カバ−(2a)(2b)および側面カバ−(2c)(2c)の一体的な退 避動によって全体的に露出状態になった爪軸ロ−タリ(1)が、耕耘機(T)の走行 車輪(11)(11)と耕耘部(R)のデプスゲ−ジ(14)両者の接地によって安定よ く支えられた状態となる。
【0012】 なお、図1〜図3に示した実施形態においては、上部カバ−(2a)(2b)を前 端部支点で上方に開放回動するように構成しているが、後端部支点で上方に開放 回動するように構成してもよく、また、耕耘部カバ−は左右二個に分割せず、全 体を一つにして開放回動するように構成してもよい。 さらに、本考案の適用は、センタ−ドライブ形の耕耘部に限られるものではな く、サイドドライブ形の耕耘部にも略同様に実施し得るものである。
【0013】 また、図4は、センタ−ドライブ形の耕耘部に本考案を適用する別の実施形態 を示しており、これにおいては、前記メインビ−ムに相当する部材(6)を、伝動 ケ−ス(5)の下寄り部位から前後向きに延設し、その延出端部に装設するホルダ (16)にデプスゲ−ジ(14)を装備するとともに、ホルダ(16)が装設される側 において部材(6)に水平横軸(3)でもって耕耘部カバ−の一端部を可回動に取付 けている点が、図1〜図3に示したものとは相違している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案構造による耕耘部を備えた耕耘機の全体
側面図である。
【図2】同じく平面概略図である。
【図3】図1のA−A線で切断し矢印方向にみた断面図
である。
【図4】他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
R 耕耘部 1 爪軸ロ−タリ 2 上部カバ− 4 耕耘部機枠 5 伝動ケ−ス 13 メインビ−ム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕耘部(R)に横設される爪軸ロ−タリ
    (1)の回転圏の上部外方を被蓋する耕耘部カバ−を、前
    記回転圏の前後幅の略全幅にわたる上方部分が開放露出
    される状態に変更できるようにして設けてある耕耘部カ
    バ−構造。
  2. 【請求項2】 耕耘部(R)に横設される爪軸ロ−タリ
    (1)の回転圏の上部外方を被蓋する耕耘部カバ−を、前
    記爪軸ロ−タリ(1)の横幅全体にわたる上方部分が開放
    露出される状態に変更できるようにして設けてある耕耘
    部カバ−構造。
  3. 【請求項3】 耕耘部(R)に横設される爪軸ロ−タリ
    (1)の回転圏の上部外方を被蓋する耕耘部カバ−を、爪
    軸ロ−タリ(1)の回転圏前後幅の略全幅および爪軸ロ−
    タリ(1)の横幅全体にわたる上方部分が開放露出される
    状態に変更できるようにして設けてある耕耘部カバ−構
    造。
  4. 【請求項4】 耕耘部(R)がサイドドライブ形に構成さ
    れている請求項1又は請求項2若しくは請求項3記載の
    耕耘部カバ−構造。
JP1996005008U 1996-05-10 1996-05-10 耕耘部カバー構造 Expired - Fee Related JP2559312Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334481U (ja) * 1986-08-22 1988-03-05

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JPS6334481U (ja) * 1986-08-22 1988-03-05

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