JPH09209577A - コンクリートクラックの補修方法及びその装置 - Google Patents

コンクリートクラックの補修方法及びその装置

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JPH09209577A
JPH09209577A JP8040602A JP4060296A JPH09209577A JP H09209577 A JPH09209577 A JP H09209577A JP 8040602 A JP8040602 A JP 8040602A JP 4060296 A JP4060296 A JP 4060296A JP H09209577 A JPH09209577 A JP H09209577A
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JP
Japan
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filler
crack
suction
cracks
concrete
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JP8040602A
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English (en)
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Yoshiro Hattori
芳朗 服部
Kazuyuki Goto
一之 後藤
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RINOTETSUKU KK
Fujita Corp
Original Assignee
RINOTETSUKU KK
Fujita Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/01General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
    • B29C66/05Particular design of joint configurations
    • B29C66/10Particular design of joint configurations particular design of the joint cross-sections
    • B29C66/11Joint cross-sections comprising a single joint-segment, i.e. one of the parts to be joined comprising a single joint-segment in the joint cross-section
    • B29C66/114Single butt joints
    • B29C66/1142Single butt to butt joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート躯体に発生した全てのひび割れ
に充填材を注入可能と成す。 【解決手段】 コンクリート躯体の表裏に貫通したひび
割れCに対して、内部側に吸引部を設けると共に、外部
側に充填材供給部を設けることによって、内部側から亀
裂空間の空気を吸引して亀裂空間の空気圧力を減圧さ
せ、かかる負圧により充填材を亀裂空間内に吸引して、
亀裂空間に充填材を充填する。 【効果】 亀裂を生じた壁体に対するひび割れ補修装置
は、補修作業時に吸引されるため、簡易な装着で良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート建築
構造物に経年変化により表裏貫通状態のひび割れ等の亀
裂が生じた場合に、ひび割れ、亀裂個所に対して防水
用、補修用、止水用等の充填材を注入するコンクリート
クラックの補修方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート造の建築物、構造物
の壁面(天井、床面、窓框との接面部等を含むコンクリ
ート躯体)の表裏両面に、貫通状態で生じたひび割れ等
の亀裂に対しては、補強或いは雨漏り対策として、ひび
割れ上の適宜間隔毎に注入座及び注入器を取付けると共
に、該注入器取付部以外のひび割れ個所をシールしてお
き、注入器内のエポキシ樹脂等の接着剤(充填材)に圧
力を加えて亀裂空間内に注入することが行われていた。
【0003】かかる低圧樹脂注入工法における充填材の
供給、注入は、注入器にゴム圧、バネ圧、空気圧等を作
用させて充填材に圧力を加えて行われるために、注入器
を取付ける注入座には、注入された充填材による剥離方
向の反力が作用することにより、注入座をコンクリート
躯体のひび割れ上に堅固に固定する必要があり、従っ
て、低圧樹脂注入工法における準備作業が円滑、短時間
に行えない欠点を有していた。
【0004】又、ひび割れ上に適宜間隔毎に複数の注入
座を取付ける作業が必要となると共に、取付けた注入座
間のひび割れに対して仮止シールが必要となり、且つ貫
通ひび割れにおける注入座取付面の反対面には背面仮止
シールも必要となり、注入座の堅固固定と共に、充填材
の食み出しを防止するために、仮止シール、背面仮止シ
ールの養生固定が必要となる欠点を有していた。
【0005】更に、注入作業終了後には、堅固、強固に
固定した注入座、表裏仮止シールの困難な除去作業が必
要となると共に、堅固、強固に固定した注入座等の除去
による壁面の損傷が生じることに対して、その平滑仕上
げ作業を必要とする欠点を有していた。
【0006】又、通常、ひび割れは1mm以下等の狭い
ものであり、かかる亀裂空間に対して所定粘度(cp
s)を有する充填材を増圧注入する方法では、充分に狭
い亀裂の先端、反対側まで、或いは全ての亀裂空間に充
填材を送り込むことが困難であった。
【0007】例えば、背面仮止シールを固定した場合
に、亀裂空間の先端側は閉塞されて、亀裂空間内の圧力
が増加して充填材の送り込みが困難となったり、亀裂空
間は一定巾でなく、補修の必要性が高く、充填材を供給
する外壁面側が広く、先端が狭いために、充填材の注入
による亀裂空間内の圧力上昇でスムーズな送り込みが困
難となっていた。
【0008】それは、充填材を注入した場合に、亀裂空
間を形成するひび割れの両内面に充填材が先ず付着し、
亀裂空間が狭くなって内部へ送り込まれる流動通路も狭
くなり、その結果、流動抵抗が増加したり、詰まって、
先端側に送り込むことが出来なかったり、或いは亀裂空
間に注入された充填材の略全量を更に前方に送り込まね
ばならず、非常に高い圧力を必要とするためであり、そ
の反面、仮止シール等の剥離性から低圧力を余儀なくさ
れているため、充分な注入が困難であった。
【0009】又、コンクリート躯体の表裏両面に、注入
座、仮止シール、背面仮止シールを強固に固定する作
業、これらの除去作業、後仕上げ作業を行うためには、
外壁側に足場を必要としたり、悪天候時に作業が出来な
い欠点を有していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンクリー
ト躯体に発生した全てのひび割れに充填材を注入可能と
成し、且つ直接的な補修作業、準備作業を簡易な短時間
作業と成すと共に、付帯的な仮設作業、屋外作業を不要
にする様にしたコンクリートクラックの補修方法及びそ
の装置を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、亀裂の細部に充填材を送り込むことが困難な
課題、補修作業、準備作業に手間、長時間を必要とする
課題に鑑み、コンクリート躯体の表裏に貫通したひび割
れに対して、内部側に吸引部を設けると共に、外部側に
充填材供給部を設けることによって、内部側から亀裂空
間の空気を吸引して亀裂空間の空気圧力を減圧させ、か
かる負圧により充填材を亀裂空間内に吸引して、亀裂空
間に充填材を充填する。
【0012】かかる減圧方式による充填注入作業によ
り、亀裂を生じた壁体に対するコンクリートクラックの
補修装置のセットを容易にすると共に、吸引される反対
側に充填材を先に送り込んで、全ての小さな亀裂にも充
填材を充填する。
【0013】又、屋外での危険を伴う仮設作業を必要と
する課題に鑑み、帯状の基材に液体、ペースト状の充填
材を含浸させた充填材供給体を部屋の窓から吊り下げ降
下させて、充填材供給体を外壁面のひび割れに当てが
い、液体による付着性及び吸引時の負圧で外壁面に充填
材供給体を張着することによって、屋外作業を不要にし
て、上記課題を解決せんとしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最も好ましい実施
例を図面に基づいて説明する。本実施例においては、外
部に形成された外壁コンクリートのひび割れ箇所の補修
について述べるものである。Mはコンクリート構造物に
おける外壁で、図14(a)は外壁の断面図を示し、該
外壁コンクリート躯体Mは外部に接する面が外壁面P
で、その内部が内壁面Fで形成され、前記外壁面Pと内
壁面Fに貫通するひび割れCが発生し亀裂空間Kが形成
されている状況を示し、図14(b)は外壁面Pのひび
割れCを表す正面図で、図14(c)は内壁面Fのひび
割れCを表す正面図である。
【0015】尚、前記の補修箇所の他に内部構造躯体の
コンクリート壁、或いは、床のひび割れにも本発明が適
用される。
【0016】次には本発明に係るコンクリートクラック
の補修方法についての概略を図1乃至図3を参照して説
明すると、前記コンクリート躯体Mに貫通して発生した
ひび割れ箇所Cに対して、外壁面Pのひび割れ箇所Cに
ひび割れ補修する充填材Wが充填された充填材供給体4
を張着し(図3(a)参照)、他方の内壁面Fのひび割れ
箇所Cに対して吸引機装置6とシール材5、5a…によっ
て閉塞し(図3(b)参照)、吸引機装置6を作動してひ
び割れ箇所Cの内部亀裂空間Kを減圧し、亀裂空間K内
を負圧の状態と成し、前記充填材供給体4より亀裂空間
Kにひび割れCを補修する充填材Wを注入して補修する
ものである。さらに係る補修方法について詳しい説明は
後述する。
【0017】吸引機装置6の概略は、図4に示す様に、
内壁面Fの線状のひび割れCに一定間隔毎に吸引座3、
3a…を配設し、ひび割れC補修近傍に減圧調整するエア
ータンク12を設置し、同エアータンク12と吸引座3、3a
…は接続ホース14、14a …によって連結され、さらに、
エアータンク12に接続ホース15を介して接続されてエア
ーを吸引する吸引機(バキューム)10によって構成され
ている。
【0018】尚、本願明細書において、ひび割れCと亀
裂は上下概念関係であり、ひび割れCと亀裂空間Kに関
しては、ひび割れCはコンクリート躯体Mの表裏両面に
現れた個所を意味し、亀裂空間Kはコンクリート躯体M
内部に発生したひび割れCの内部空間を意味している。
【0019】吸引機装置6としては、図4に示す様に、
吸引機10、例えば電気駆動式の掃除機の吸入口11に接続
ホース15を介して比較的大容量のエアータンク12を接続
し、該エアータンク12に設けた複数の減圧分岐吸入する
ノズル13、13a …とコンクリート躯体Mに固定した吸引
座3、3a…の吸引口8を透明又は半透明な接続ホース1
4、14a …で連通接続している。
【0020】吸引座3、3a…の一例としては、図13に
示す様に、コンクリート躯体Mの表面に接面する接面部
7の中央位置に、その厚さ方向に貫通する吸引口8を突
出させると共に、かかる吸引口8に吸引流路を開閉自在
なバルブ9を一体的に設けて構成している。
【0021】次に充填材供給体について図11を参照し
て説明する。充填材Wを含浸した充填材供給体4は繊
維、或いはパルプ等を基材25とする吸水性又は保水性の
ある不織布、フエルト、脱脂綿、又ポリウレタンを主材
とするスポンジ等を用い、図11(a)、(b)、(c)に
示す様な矩形状、偏平状或いは円形状に細長い適宜の幅
B、長さLで形成したもので、ひび割れCの形状に合致
自在で屈曲性を有するもの、或いは図11(a)に示す
様に、保水性のある不織布の背面に遮断層26を設けたも
のが望ましい。
【0022】上記吸水性又は保水性のある基材25とは、
充填材Wを基材25に含浸させることが可能であることが
第1番目の条件であり、充填材供給体4をコンクリート
躯体Mの外壁面P(又は内壁面F)に張着した時に下方
に落下しないことが第2番目の条件であり、かかる条件
を満たせば充填材Wの粘度が高い時には吸水性だけを有
する基材25で良く、好ましくは吸水した後に、液体状の
充填材Wが流下せず、自己保持する保水性を有する基材
25が望ましい。
【0023】又、基材25の繊維が不規則に配列された不
織布は、その無数の繊維間に少量無数の間隙が存在し、
充填材W含浸時に微細空気を混在する様にした点で望ま
しく、最良の形態の基材25の繊維、充填材供給体4は図
12、図11(a)に示すものである。
【0024】即ち、図12に示す様に、基材25の繊維は
吸水性を有する外層27とアクリル繊維の様な内層28を有
した2層構造と成し、吸水した時に、外層27だけが直径
方向に膨潤し、芯の内層28の変化が皆無又は微量のもの
であり、芯の周囲に吸水された充填材Wは容易に流出せ
ず、即ち、基材25は保水性を有し、又基材25は不織布で
あるために、充填材Wの含浸時には微細空気を混在させ
ており、又上記基材25の少なくとも背面に対して、合成
樹脂膜の様な遮断層26を接着又は縫着したものが最も望
ましい。
【0025】次に充填材について説明する。充填材W
は、ひび割れの状況(割れの程度、深さ、進行性)で充
填材Wを選択し、防水、接着、可撓性を考慮し、無機質
系、及び有機質系のものが単独又は混合で使用され、無
機質系としては例えば、セメントミルク、硅酸ソーダが
使われており、有機質系として、例えば高分子系のセメ
ント混和材、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が用い
られる。
【0026】前記充填材Wは、コンクリートのひび割れ
状況と止水、防水、接着等の目的や工法によって任意に
選択され、前記充填材W(グラウト材)はペースト状に
して使用し、本発明の充填材供給体4を考慮すれば、ペ
ーストにおいては若干の粘性と流動性のあるものが好ま
しく、また充填材供給体4の基材25が不規則に配列され
た繊維で多孔層に連続した気泡体を成しているので、多
量の微細空気が含まれると共に、充填材供給体4には均
一に含浸することが出来る。
【0027】充填材供給体4に含浸した充填材Wは、例
えば、セメントにセメント混和材として接着性有機化合
物(SBR(スチレンブタジエンラバー樹脂)、アクリ
ル系樹脂、エチレン酢酸ビニール系樹脂)を混合したセ
メントペーストにおいては、ひび割れた亀裂空間Kには
充填材供給体4に含まれた微細な空気と接着性有機化合
物の流動性とで亀裂空間Kの細部まで浸透し、セメント
の硬化と上記有機化合物の接着性においてひび割れコン
クリートの止水が可能で、いずれにしても亀裂空間Kへ
の充填(グラウト)が所定の目的を達成されれば充填材
(グラウト材)の材質、配合を限定するものではない。
【0028】又、コンクリート躯体Mの表裏両面に装着
する吸引部1、1a…と充填材供給部2の関係は、どちら
でも基本的には可能であるが、現実の作業性を考慮する
と、電気駆動源のある部屋内に吸引機10を設置し、コン
クリート躯体Mに固定する吸引座3、3a…等の吸引部
1、1a…を内壁面F側と成し、又充填材供給体4は部屋
の窓から吊下げ材40で吊り下げてコンクリート躯体Mの
外壁面Pに張着する様に成している。
【0029】次に本発明に係るコンクリートクラックの
補修方法について説明すると、先ず、図5に示す様に、
ひび割れCが発生した補修個所のひび割れ幅、長さ、コ
ンクリート躯体Mの厚さ、外気温等を調査、確認し、ひ
び割れCの幅、長さ等に応じて複数の吸引座3、3a…を
コンクリート躯体Mの内壁面Fに所定間隔で粘着テー
プ、パテその他の接着剤20で仮止シール固定する。
【0030】次に、図6に示す様に、その他のひび割れ
C個所にシール材5、5a…を仮止シール接着し、又図3
(a)、7、8、9、10に示す様に、コンクリート躯体
Mの外壁面Pにはひび割れCに沿って充填材供給体4を
連続的、断続的に吊り下げ、接着等の手段で当てがう様
に仮止張着する。
【0031】即ち、図3(a)に示す張着例において
は、上下方向の鉛直線に概ね沿った状態でひび割れCが
発生している場合には、ひび割れCの横ズレ幅より広い
幅Bで、又ひび割れCの上下方向長さより長い長さLの
充填材供給体4の上端に吊下げ材40を取付け、ひび割れ
Cを覆う様に充填材供給体4をあてがうと共に、窓等か
ら吊下げ材40を介して吊り下げ、充填材供給体4は充填
材Wを含浸していることにより、その水分で外壁面Pに
仮接着し、補修作業時には、負圧で充分に張着される。
【0032】又、図7に示す張着例においては、ひび割
れCが少量傾斜した場合であり、幅Bを有する充填材供
給体4を吊下げ材40を介して吊り下げると共に張着し、
又図8に示す張着例においては、ひび割れCの傾斜状態
に応じて充填材供給体4を2個所で吊り下げて傾斜張着
し、又図9に示す張着例においては、複数の充填材供給
体4を夫々吊り下げて傾斜したひび割れCに沿って張着
する。
【0033】又、図10に示す張着例においては、ひび
割れCが複雑形状で発生した場合を示し、分断した充填
材供給体4をひび割れCに沿って適宜配置すると共に、
粘着テープ30で張着し、且つ充填材供給体4間のひび割
れCはシール材5、5a…でシールする。
【0034】次に、図4に示す様に、前記の様に張着し
た複数の吸引座3、3a…に、吸引機装置6の分岐した接
続ホース14、14a …を接続し、吸引座3、3a…の吸引口
8に設けたバルブ9(図13参照)を開放すると共に、
吸引機10を作動させる。
【0035】すると、吸引機装置6の吸引作用はエアー
タンク12、接続ホース14、14a …を介して吸引座3、3a
…に作用し、図1、2の矢印で示す様に、亀裂空間K内
の空気は吸引機10に吸引され、その結果、亀裂空間K内
は空気圧が減圧されて負圧状態となり、それに伴って充
填材供給体4から充填材Wが亀裂空間K内に吸入され
る。
【0036】次に、図1の矢印で示す様に、亀裂空間K
内に吸引された充填材Wは、亀裂空間Kの両内面に付着
しつつ、吸引座3、3a…の方向へ吸引され、ひび割れC
の細部が充填材Wで充満し、充填材Wの一部が吸引座
3、3a…又は接続ホース14、14a …内に流入した段階、
即ち、透明な接続ホース14、14a …内への充填材Wが流
入したことを確認の上で、吸引座3、3a…のバルブ9を
操作して吸引口8を閉鎖する。
【0037】尚、図2の一点鎖線で示す様に、吸引座
3、3a…の吸引作用は吸引口8の中心軸方向を中心に作
用すると共に、同時に近傍約45度方向にも作用し、続
いて空気圧力の均一性により、図2の実線及び一点鎖線
の矢印で示す様に、ひび割れCのシール材5、5a…で閉
鎖された部分にも作用して、全体的に吸引されて、充填
材Wが送り込まれ、全体的な亀裂空間Kに対して充填材
Wを注入することが出来る。
【0038】又、図2に示す様に、コンクリート躯体M
に装着する吸引座3、3a…の取付間隔tは、充填材Wの
粘度その他の条件も加味して決定されるが、吸引座3、
3a…を介した吸引作用は約45度拡散することから、複
数の吸引座3、3a…の取付間隔tはコンクリート躯体M
の壁厚Tの2倍程度で施工する。
【0039】尚、充填材供給体4が保水性を有すると共
に、微細空気が混在した充填材供給体4を使用した場合
には、亀裂空間Kへは充填材Wと微細空気が同時に吸引
され、粘度を有する充填材W単独に比して、微細空気の
混在による粘度低下で充填材Wの流動性が向上し、充填
材Wに混在した微細空気は吸引座3、3a…を通過して吸
引される。
【0040】又、亀裂空間Kへの充填材Wの注入時にお
いて、充填材供給体4から吸引された充填材Wは、亀裂
空間Kの両内面に付着すると共に、先端側の充填材Wは
吸引座3、3a…方向に吸引されて、亀裂空間Kの内部を
充満することが遅れて行われ、そして未充填の個所にも
負圧作用が作用するため、亀裂空間Kの内面側及び内
部、全体的にも注入され、且つ充填材供給体4側のひび
割れC、亀裂空間Kに対しても充填が行われる。
【0041】又、所定注入完了した吸引口8のバルブ9
の閉鎖時に亀裂空間K内の充填材Wには若干の減圧作用
が残存しているために、バルブ9の閉鎖後にも充填材W
の吸入、拡散が行われ、又注入未了の吸引口8では亀裂
空間K内への全体的な充填材Wの注入が継続し、そし
て、全ての吸引口8に充填材Wの吐露(排出)を確認し
た後、バルブ9を閉鎖後には充填材Wの硬化養生を行
う。
【0042】又、充填材供給体4として基材25の背面に
遮断層26を設けたものの場合、外壁面Pに接した面から
充填材Wが吸引され、背面側に遮断層26が存在している
ことにより、周囲の充填材Wが吸引されることになる。
【0043】尚、充填材供給体4から供給される充填材
Wに混在した微細空気は極小で流動性が高いため、微細
空気は吸引座3、3a…から吸引されて亀裂空間K内にほ
とんど残らず、或いは残存しても悪影響はほとんどな
い。
【0044】尚、亀裂空間Kに対する注入作業時、即
ち、負圧作用を与えた状態では、コンクリート躯体Mに
仮止装着した吸引部1、1a…、充填材供給部2及びシー
ル材5、5a…等に対しても亀裂空間Kを介して負圧作用
が働くために、充填材Wの注入作業時に吸引部1、1a
…、充填材供給部2及びシール材5、5a…が離脱せず、
又仮止装着も堅固、強固な固定が不要となることによ
り、吸引座3、3a…固定用の接着剤20及びシール材5、
5a…は剥離性が良好な粘着テープ30又はパテ等を使用
し、作業終了後の離脱時においては、コンクリート躯体
Mの損傷が皆無となる。
【0045】
【発明の効果】要するに本発明は、コンクリート躯体M
の表裏に貫通したひび割れCに対して、吸引部1、1a…
と充填材供給部2をひび割れCの表裏両面に夫々装着す
ると共に、吸引部1、1a…と充填材供給部2の装着個所
以外のひび割れC部分をシールし、吸引部1、1a…から
ひび割れC内部の亀裂空間Kの空気を吸引して亀裂空間
K内の空気圧を減圧し、ひび割れCに接触配置した充填
材供給部2より充填材Wを吸引し、充填材Wを亀裂空間
K内に注入する様にしたので、亀裂空間Kに対する充填
材Wの注入作業が吸引方式と成ることにより、吸引部
1、1a…の吸引座3、3a…、充填材供給部2の充填材供
給体4並びにシール材5、5a…等は、注入作業時にはコ
ンクリート躯体Mに吸引接着される状態となり、従来の
様な強固な固定作業が不要となり、コンクリート躯体M
に対してこれらの部材を取付ける準備作業が容易とな
る。
【0046】即ち、従来に比して簡易な準備状態で吸引
部1、1a…及び充填材供給部2を接着或いは固定して
も、吸引方式であるために充填材Wの注入作業を行うこ
とが出来、更に簡単な施工であるため熟練作業員でなく
ても施工を行うことが出来、又注入作業終了後の吸引部
1、1a…及び充填材供給部2等の撤去時には容易な作業
で行うことが出来ると共に、コンクリート躯体Mの損傷
を防止することが出来る。
【0047】又、コンクリート躯体Mの亀裂空間Kに注
入する充填材Wは吸引方式となることにより、充填材供
給体4から吸引供給される充填材Wは、充填材供給体4
を張着したコンクリート躯体Mの反対側方向である吸引
作用を受ける吸引座3、3a…の方向に吸引され、亀裂空
間K内に吸引注入された充填材Wは、先ず、亀裂空間K
の両内面に付着すると共に吸引座3、3a…方向に流動す
るために、充填材供給体4を張着した亀裂空間Kの入口
側で充填材Wが止まることがなく、吸引座3、3a…の方
向に流動して亀裂空間Kの全体に充填材Wを注入するこ
とが出来る。
【0048】又、吸引部1、1a…は内壁面F側に装着す
ると共に、充填材供給部2は外壁面P側に装着する様に
したので、吸引座3、3a…及びシール材5、5a…等の吸
引部1、1a…の装着は部屋内から、充填材供給体4の張
着は部屋に設けられている窓から吊下げ材40を介して夫
々行うことが出来、屋外作業、仮設足場の設置を不要に
することが出来たり、悪天候時にもコンクリートクラッ
クの補修を行うことが出来る。
【0049】又、充填材Wは液体状(ペースト状)と成
すと共に、充填材供給部2は基材25に充填材Wを含浸さ
せると共に微細空気を混在させた充填材供給体4と成
し、ひび割れCに充填材供給体4を当接して、充填材W
及び微細空気を亀裂空間K内に吸引する様にしたので、
微細空気の混在により充填材Wの流動性を向上して、狭
い亀裂を含む全ての亀裂空間K内に万遍なく容易に注入
することが出来る。
【0050】又、ひび割れCに当接させた充填材供給体
4の少なくとも背面に遮断層26を設け、充填材Wの吸引
時に外部空気の吸引を阻止して、充填材供給体4の充填
材W及び微細空気を亀裂空間K内に吸引する様にしたの
で、充填材供給体4におけるひび割れCに直接当接する
部分の充填材W等が優先的に吸引されるが、遮断層26を
設けたことにより、当該吸引部分が背面側方向に進行し
ても、外部空気の吸引が阻止され、吸引される充填材W
及び微細空気はひび割れC当接部以外の周囲に拡大さ
れ、従って、充填材W及び微細空気の吸引効率が維持さ
れると共に、充填材供給体4の厚さ、容積を減少させる
ことが出来る。
【0051】又、コンクリート躯体Mの表裏に貫通した
ひび割れCに装着する吸引部1、1a…及び充填材供給部
2であって、吸引部1、1a…は、コンクリート躯体Mに
装着され吸引口8を有する吸引座3、3a…と、流路を開
閉自在なバルブ9を装備した吸引口8に接続する接続ホ
ース14、14a …を装備したので、所定範囲の亀裂空間K
内に充填材Wを略注入完了した部分から吸引口8のバル
ブ9を締めて、充填材Wの無駄を省くことが出来、且つ
吸引機装置6への充填材Wの流入を防止することが出来
る。
【0052】又、吸引座3、3a…、接続ホース14、14a
…、エアータンク12、吸引機10で構成された吸引機装置
6によって、接続ホース14、14a …を介した吸引座3、
3a…の位置設定が容易で、吸引部1、1a…のセットを容
易に行うことが出来、又充填材供給部2は、吸水性又は
保水性を有する基材25に充填材Wを含浸させると共に、
少量無数の微細空気を混在させた充填材供給体4と成し
たので、上述の様に充填材Wの流動性、即ち、亀裂空間
K内への全体注入の容易化を図ることが出来ると共に、
非直線状のひび割れCに充填材供給体4を容易にセット
することが出来る。
【0053】又、基材25は吸水性及び保水性を有する不
織布と成すと共に、不織布の繊維は吸水膨潤性を有する
外層27と芯の内層28の2層構造と成したので、充填材W
の吸水を行った外層27の内部に芯が存在して充填材Wの
保水性を向上させることが出来て、充填材供給体4の鉛
直方向の配置に際して、充填材Wの流下を防止して充填
材Wの均一的な吸引を維持することが出来、又芯となる
内層28の存在により、無数の繊維は間隙を有した不規則
配列が維持され易く、繊維間に微細空気を混在すること
が容易となる。
【0054】又、接続ホース14、14a …は透明又は半透
明な材質と成したので、亀裂空間K内に充填材Wを略注
入完了した時、充填材Wが接続ホース14、14a …内に吸
引されたことで注入状況を確認することが出来、従っ
て、全体或いは部分的な注入作業完了及び養生硬化状態
を容易に確認することが出来る等その実用的効果甚だ大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート躯体のひび割れ補修
時における水平断面図である。
【図2】コンクリート躯体のひび割れ補修時における断
層縦断面図である。
【図3】コンクリートクラックの補修方法の概略を説明
する図である。
【図4】ひび割れ補修装置の全体像を示す概略図であ
る。
【図5】ひび割れ補修工程中、コンクリート躯体のひび
割れ個所に対する吸引座の取付状態を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に続くパテによる仮止シール状態を示す斜
視図である。
【図7】外壁面への充填材供給体の張着例を示す正面図
である。
【図8】他の張着例を示す正面図である。
【図9】他の張着例を示す正面図である。
【図10】他の張着例を示す正面図及び断面図である。
【図11】充填材供給体を示す図である。
【図12】吸水性繊維の吸水前後の状態を示す拡大図で
ある。
【図13】吸引座の拡大斜視図である。
【図14】ひび割れが発生した外壁の断面図及び内外壁
面の正面図である。
【符号の説明】
1、1a… 吸引部 2 充填材供給部 3、3a… 吸引座 4 充填材供給体 6 吸引機装置 8 吸引口 9 バルブ 14、14a … 接続ホース 25 基材 26 遮断層 27 外層 28 内層 C ひび割れ K 亀裂空間 M コンクリート躯体 W 充填材 F 内壁面 P 外壁面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート躯体の表裏に貫通したひび
    割れに対して、吸引部と充填材供給部をひび割れの表裏
    両面に夫々装着すると共に、吸引部と充填材供給部の装
    着個所以外のひび割れ部分をシールし、吸引部からひび
    割れ内部の亀裂空間の空気を吸引して亀裂空間内の空気
    圧を減圧し、ひび割れに接触配置した充填材供給部より
    充填材を吸引し、充填材を亀裂空間内に注入する様にし
    たことを特徴とするコンクリートクラックの補修方法。
  2. 【請求項2】 吸引部は内壁面側に装着すると共に、充
    填材供給部は外壁面側に装着する様にしたことを特徴と
    する請求項1のコンクリートクラックの補修方法。
  3. 【請求項3】 充填材は液体状と成すと共に、充填材供
    給部は基材に充填材を含浸させると共に微細空気を混在
    させた充填材供給体と成し、ひび割れに充填材供給体を
    当接し、充填材及び微細空気を亀裂空間内に吸引する様
    にしたことを特徴とする請求項1又は2のコンクリート
    クラックの補修方法。
  4. 【請求項4】 ひび割れに当接させた充填材供給体の少
    なくとも背面に遮断層を設け、充填材の吸引時に外部空
    気の吸引を阻止して、充填材供給体の充填材及び微細空
    気を亀裂空間内に吸引する様にしたこと特徴とする請求
    項3のコンクリートクラックの補修方法。
  5. 【請求項5】 コンクリート躯体の表裏に貫通したひび
    割れに装着する吸引部及び充填材供給部であって、吸引
    部は、コンクリート躯体に装着され吸引口を有する吸引
    座と、流路を開閉自在なバルブを装備した吸引口に接続
    する接続ホースと、該接続ホースを介して吸引座の吸引
    口に吸引作用を付与する吸引機装置とから構成し、又充
    填材供給部は、吸水性又は保水性を有する基材に充填材
    を含浸させると共に、少量無数の微細空気を混在させた
    充填材供給体と成したことを特徴とするコンクリートク
    ラックの補修装置。
  6. 【請求項6】 基材は吸水性及び保水性を有する不織布
    と成すと共に、不織布の繊維は吸水膨潤性を有する外層
    と芯の内層の2層構造と成したことを特徴とする請求項
    5のコンクリートクラックの補修装置。
  7. 【請求項7】 充填材を含浸させると共に、微細空気を
    混在させた充填材供給体の少なくとも背面側に遮断層を
    設けたことを特徴とする請求項5又は6のコンクリート
    クラックの補修装置。
  8. 【請求項8】 接続ホースは透明又は半透明な材質と成
    したことを特徴とする請求項5、6又は7のコンクリー
    トクラックの補修装置。
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