JPH092087A - トラクタのバックアップ装置 - Google Patents

トラクタのバックアップ装置

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JPH092087A
JPH092087A JP14794995A JP14794995A JPH092087A JP H092087 A JPH092087 A JP H092087A JP 14794995 A JP14794995 A JP 14794995A JP 14794995 A JP14794995 A JP 14794995A JP H092087 A JPH092087 A JP H092087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pto
lift
switch
clutch
link mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP14794995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyobumi Sakurahara
清文 桜原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP14794995A priority Critical patent/JPH092087A/ja
Publication of JPH092087A publication Critical patent/JPH092087A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラクタ作業時の後進時にリフトアーム1を上
昇と同時にPTOクラッチ6を切って、作業機の駆動を
停止する。PTOスイッチ7を単一として構成を簡単に
する。 【構成】リフトアーム1を油圧作動で昇降回動するため
のリフトバルブ2を、操縦席3で操作可能なリフトレバ
ー4と、電動モータMとのいずれの側からもリンク機構
5を介して連動しうる構成とし、このリンク機構5の移
動によって、作動されるPTOクラッチ6を切りにする
PTOスイッチ7を設けてなるトラクタのバックアップ
装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタのバックア
ップ装置に関し、車体後進時に作業機を一旦作業位置か
ら非作業位置へ上昇させ、これと同時にこの作業装置へ
の連動をも切りにするものである。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】ポ
ジションレバーの上げ操作によって直接押されるスイッ
チをONして、PTOクラッチを切りにする連動構成で
ある。このため、バックアップモータを用いて上げ作業
する操作形態では、このバックアップモータの駆動だけ
では直接PTOクラッチを切り連動することはできなか
ったものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、リフトアー
ム1を油圧作動で昇降回動するためのリフトバルブ2
を、操縦席3で操作可能なリフトレバー4と、電動モー
タMとのいずれの側からもリンク機構5を介して連動し
うる構成とし、このリンク機構5の移動によって、作動
されるPTOクラッチ6を切りにするPTOスイッチ7
を設けてなるトラクタのバックアップ装置の構成とす
る。
【0004】
【作用、及び発明の効果】作業機の昇降は、リフトレバ
ー4の操作によるか、又は電動モータMの駆動によっ
て、リンク機構5を介してリフトバルブ2が切替えられ
て、リフトアーム1が上昇回動、又は下降回動されるこ
とによって行われる。このリンク機構5の移動によって
PTOスイッチ7がON,OFFされてPTOクラッチ
6が入り切りされる。リフトアーム1が一定以上に上昇
されると、PTOクラッチ7がPTOスイッチ7により
切りとなり、又、リフトアーム1が下降されると逆にP
TOクラッチ7が入りとなりうる。
【0005】このように、PTOクラッチ6を切り作動
するためのPTOスイッチ7は、リフトレバー4と電動
モータMのいずれによる操作によって連動されるリンク
機構5を介してON,OFFされるものであるから、P
TOスイッチ7を単一として、PTOクラッチ6のタイ
ミングを合せる必要もなく、構成簡単となる。
【0006】
【実施例】トラクタ車体は、前部のエンジンEからクラ
ッチハウジングやミッションケース8等を一体的に連結
して、エンジンE前部には、フロントアクスルブラケッ
トによってフロントアクスルハウジングを支持し、この
フロントアクスルハウジングの左右両側部にステアリン
グハンドルにより操向自在の前車輪9を軸装し、ミッシ
ョンケース8の後部には、左右両側方にリヤアクスルハ
ウジングを設けて後車輪10を軸装している。
【0007】このトラクタは、エンジンEの駆動によ
り、前車輪9と後車輪10とを伝動して走行する四輪駆
動走行形態とし、ミッションケース8の後端には作業機
を連動するPTO軸11を有する。トラクタの伝動機構
の概要は、前記エンジンEから主クラッチ12を経て前
進、後進を切替えるリバーサクラッチ13と、PTO軸
11への伝動を入り切りするPTOクラッチ6とに連動
し、リバーサクラッチ13は、主変速装置14、及び副
変速装置15等を経て後輪デフ装置16へ連動して、後
車軸17を伝動して後車輪10を伝動回転する。又、P
TOクラッチ6はPTO変速装置18を経てPTO軸1
1へ伝動し、車体後部に三点リンク機構等を介して連結
されるロータリ耕耘装置等の作業機を伝動する。
【0008】前記副変速装置15からは、前車輪9の前
車軸19へ連動の増速装置を伝動し、この増速装置20
による2WDと、4WDと、前輪伝動を変速とする増速
駆動とに切替えによって、前輪デフ装置21へ伝動する
ように構成している。このうち2WDの駆動では前車輪
9は駆動されず、左右各前車輪9共に回転自在の状態に
ある。
【0009】前記ミッションケース8の上側には油圧ケ
ース22が設けられ、前記リフトアーム1のアーム軸2
3を上下回動するための油圧シリンダや、この油圧シリ
ンダを伸縮する油圧回路のリフトバルブ2等を設け、こ
のリフトバルブ2のバルブ軸を回動することによって油
圧シリンダを昇降作動できる。このリフトバルブ2を操
作するためのリフトレバー4は、油圧ケース22の側面
にレバー軸24の回りに回動自在に設けられて、リフト
レバー4と一体のアーム25、ロッド26、及びリフト
バルブ2と一体のバルブアーム27等を連動して、この
リフトレバー4の回動操作でリフトアーム1を昇降回動
できる。
【0010】又、このリフトバルブ2の電動モータMに
よる連動機構は、油圧ケース22の側部における電動モ
ータMによってギヤ機構を介して往復回動されるクラン
クアーム28を設け、このクランクアーム28からロッ
ド29、ベルクランク30、ロッド31等を介して前記
リフトバルブ2のバルブアーム32に連動し、マイコン
を有するコントローラCPUからの出力によって電動モ
ータMを駆動して、リフトバルブ2を切替えてリフトア
ーム1の昇降を行う。40はベルクランク30に回動自
在に設けたピンで、このピン30の孔にロッド31が挿
通されて、ロックナット41で抜け止めしている。42
はフェンダーである。
【0011】このようなリフトバルブ2のバルブアーム
27,32は、相互に独立的に切替え可能に連動される
が、バルブ軸にはばねアーム33が設けられ、このばね
アーム33と該バルブアーム32との間に引張ばね34
が設けられ、バルブアーム32、ストッパーピン35に
対してばねアーム33を引き付けて、リフトレバー4側
のロッド26等のリンク機構5と、電動モータM側のロ
ッド31等のリンク機構5とが連動関係にあるように構
成している。このような構成によって、リフトレバー4
を操作することにより、リフトバルブ2を切替操作する
と共にこの電動モータM側のロッド31等のリンク機構
5をも連動する。
【0012】前記PTOクラッチ6を入り切り操作する
ためPTOスイッチ7は、リミットスイッチにより構成
し、前記電動モータM近くにおいて油圧ケース22の一
側面に取付けられるブラケット36に取付けられる。こ
のブラケット36には前記ベルクランク30も枢着37
され、電動モータMも取付けられている。PTOスイッ
チ7は、前記リンク機構5のロッド31の上下揺動側と
対向して、このロッド31がリフトバルブ2を適宜上昇
側へ連動した位置AでONされ、逆に下降側へ連動した
位置BでOFFされる。
【0013】又、前記リフトバルブ2軸の外側端部も、
ミッションケース8の外側に取付けられるブラケット4
3に対して回動自在に軸支される。このようなリンク機
構5において、ロッド31は、電動モータM側からの駆
動によるときはもとより、リフトレバー4側からの操作
によっても移動させることができ、このため、リフトバ
ルブ2によるリフトアーム1の上昇操作によってPTO
クラッチ6のPTOスイッチ7を作動することができ
る。これらリフトレバー4とモータMとの操作による連
動の位相差は、ベルクランク30のピン40とロッド3
1との間の摺動によって吸収され、各々独立的に手動操
作、モータ操作される。
【0014】前記コントローラCPUには、該PTOス
イッチ7の他に、リバーサクラッチ13を後進位置に切
替えたことを検出する後進センサ39が設けられ、この
後進センサ39の検出時にPTOスイッチ7がONされ
ることによってPTOクラッチ6が切りに出力される。
図4において、上例と異なる点は、エンジンEのセルモ
ータ44による始動回路45中に、PTO軸11の回転
を逆回転伝動させるための正逆転切替レバー46の逆転
位置への操作によってOFFし、正転位置への操作によ
ってONするPTOスイッチ47を設けて、PTO軸1
1が逆転する状態でのエンジンEの始動を行わせないよ
うにするものである。
【0015】セルモータ44は、前記主クラッチ12を
操作する主クラッチペタル48の踏込みによる切り操作
でONするセフティースイッチ49と、前記正逆転切替
レバー46の正転側操作でONされるPTOスイッチ4
7、メインキースイッチ50等の各ONによってONさ
れるリレースイッチ51で駆動される。52はバッテリ
ーである。即ち、主クラッチ12を切り、PTOの正逆
転切替レバー46が正転側に切替えられているとき、エ
ンジンEの始動を行うことができ、これら主クラッチ1
2が入っているか、又はPTOが逆転側にあるときは始
動できない。64はPTO変速装置18を操作するPT
O変速レバーである。
【0016】前記正逆転切替レバー46を逆転側へ操作
することによって、逆転スイッチ53をONにして、計
器盤54上の回転方向表示器55を表示させて、PTO
軸11が逆回転しうる状態にあることを表示させる。P
TOクラッチ6は、PTO切替スイッチ56により、手
動スイッチ60による入り切りと自動による入り切りと
に切替えることができ、油圧ソレノイドバルブ57によ
って作動できる。このPTOクラッチ回路58にはモニ
タランプ59が計器盤54部にあって、PTOクラッチ
6の入り切りを表示しうる構成である。該PTO切替ス
イッチ56の自動側回路には、油圧(ポジション)レバ
ー操作によりON,OFFされるリフトレバースイッチ
61や、リフトアーム1の昇降によってON,OFFさ
れるリフトアームスイッチ62や、又リバーサクラッチ
13の後進位置によりONされるバックスイッチ63等
が設けられ、PTOクラッチ6の入りを牽制するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタ操縦席部の側面図。
【図2】その一部の作用を示す側面図。
【図3】伝動系統図と、操作制御ブロック図。
【図4】トラクタエンジンの始動回路図。
【符号の説明】
1 リフトアーム 2 リフトバルブ 3 操縦席 4 リフトレバー 5 リンク機構 6 PTOクラッチ 7 PTOスイッチ M 電動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトアーム1を油圧作動で昇降回動す
    るためのリフトバルブ2を、操縦席3で操作可能なリフ
    トレバー4と、電動モータMとのいずれの側からもリン
    ク機構5を介して連動しうる構成とし、このリンク機構
    5の移動によって、作動されるPTOクラッチ6を切り
    にするPTOスイッチ7を設けてなるトラクタのバック
    アップ装置。
JP14794995A 1995-06-15 1995-06-15 トラクタのバックアップ装置 Pending JPH092087A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14794995A JPH092087A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 トラクタのバックアップ装置

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JP14794995A JPH092087A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 トラクタのバックアップ装置

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JPH092087A true JPH092087A (ja) 1997-01-07

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ID=15441720

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14794995A Pending JPH092087A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 トラクタのバックアップ装置

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JP (1) JPH092087A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375641B1 (ko) * 2001-02-09 2003-03-15 동양물산기업 주식회사 트랙터의 작업기 승.하강 장치
JP2021024330A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 井関農機株式会社 作業車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375641B1 (ko) * 2001-02-09 2003-03-15 동양물산기업 주식회사 트랙터의 작업기 승.하강 장치
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