JPH02290725A - トラクタの旋回制御装置 - Google Patents

トラクタの旋回制御装置

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JPH02290725A
JPH02290725A JP11260189A JP11260189A JPH02290725A JP H02290725 A JPH02290725 A JP H02290725A JP 11260189 A JP11260189 A JP 11260189A JP 11260189 A JP11260189 A JP 11260189A JP H02290725 A JPH02290725 A JP H02290725A
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JP
Japan
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speed
low speed
switching device
low
tractor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11260189A
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English (en)
Inventor
Takashi Hasegawa
崇 長谷川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタの旋回制御装置に関するものである
(従来の技術) 前輪及び後輪を駆動する四輪駆動トラクタにおいて、前
輪駆動系に高低速切換装置を介装しておき、ステアリン
グ系に連動する旋回検出装置が旋回を検出した時に高低
速切換装置を低速から高速に切換え、前後輪が同調した
通常の走行状態から、前輪の周速を後輪の周速の約2倍
程度まで上げて小半径で急旋回できるようにしたものが
ある。
このような旋回制御は、専ら圃場内での作業時等、低速
で走行する際に使うのであり、道路走行等の高速走行時
に使用すれば転倒事故を招く惧れがある。
そこで、制御回路に解除スイッチを設け、高速走行する
際には解除スイッチを操作し、旋回制御を切るようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来は単に解除スイッチを設けただけであって
、高速走行時にはオペレータが人為的ニ切るようにして
いたので、切り忘れによる転倒事故の問題があった。
本発明は、このような点に鑑み、高速走行になれば自動
的に旋回制御を解除し、通常の四輪駆動のままで旋回で
きるようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ステアリング系に連動する旋回検出器28を
設けると共に、旋回時に該旋回検出器28に連動して前
輪9の周速が後輪11の周速よりも大となるように切換
える高低速切換装置19を設けたトラクタの旋回制御装
置において、走行速度を検出して高速走行時に高低速切
換装置l9を低速状態で切換不能にするための高速検出
器29を設けたものである。
(作 用) 高速走行の際には高速検出器29が働き、旋回検出器2
8が旋回を検出しても、高低速切換装置19を低速状態
で切換不能にするため、トラクタは前後輪9,11が略
同調した通常の四輪駆動のままで旋回する。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第2
図において、1はトラクタ車体で、エンジン2、クラッ
チハウジング3、ミッションケース4等から成る。5は
ボンネット、6はハンドル、7は運転席、8は作業機昇
降用の油圧装置である。
9は左右一対の前輪で、トラクタ車体1の前部に懸架さ
れた前車軸ケース10の左右両端に支持され、ハンドル
6等を含むステアリング系に連動してステアリング動作
可能である.,11は左右一対の後輪である。
第1図は走行動力伝達系とその制御系とを示す。
12は主クラッチ、13は主変速装置、13aは副変速
装置、l4は後輪デフ装置で、この後輪デフ装置14カ
ら左右のP−減速装置15を介して左右の各後輪11に
動力が伝達される。16は前輪駆動系17のギャー機構
で、このギャー機構16から伝動軸18、高低速切換装
置19、プロペラ軸20、前輪デフ装置21を介して左
右の前輪9に動力が伝達される。
高低速切換装置19は、伝動軸18とプロペラ軸20と
を低速油圧クラッチ2Iを介して伝達比IIIで直結す
る低速伝動系と、高速油圧クラッチ22、ギヤー列23
、中間軸24、ギヤー列25とを介して伝動軸18とプ
ロペラ軸20とを伝達比1:2で連動連結する高速伝動
系とを有する。油圧クラッチ21.22は摩擦式であり
、両者油圧クラソチ2L22の切断時には前輪9が遊転
状態となって後輪11による二輪駆動、低速油圧クラソ
チ21の接続時には前輪9が後輪11と略同調した周速
で回転する四輪駆動、高速油圧クラソチ22の接続時に
は前輪9が後輪11の周速の約2倍で回転する倍速旋回
となるように構成されている。
26は油圧クラフチ2L22を切換制御する電磁弁、2
7はこの電磁弁26を駆動する制御回路である。28は
旋回検出器で、ステアリング系の動作に連動して前輪9
の切れ角が約35゜又は45゜程度になった時にオンす
るように構成されている。なお、この旋回検出器28は
ハンドル6の回動、或いは前輪9のキングビン廻りの回
動を直接検出するようにしても良く、旋回動作を検出で
きるならば、その取付部位は特に問わない。29は高速
検出器であって、第3図に示す如く、主変速装置13の
最高速段を検出することにより、高速での走行を予め検
出できるように設けられている。即ち、主変速装置13
は、変速台30に支持された主変速レバー31により、
シフトロッド32に固定されたシフトフォーク33を介
して多数の変速ギヤー群34の咬合いを変えるように構
成されており、一方、高速検出器29は主変速レバー3
1を最高速段に操作した時に、そのシフトフォーク33
を検出してオンするようにミッションケース13内に取
付けられている。制御回路27は旋回検出器28がオフ
の時に低速油圧クラッチ21が接続し、オンした時に低
速油圧クラッチ21が切れて高速油圧クラッチ22が接
続するように、電磁弁26を動作させるべく構成され、
また高速検出器29がオンした時には、旋回検出器28
がオンしても低速油圧クラッチ21が接続したままに保
持し、低速油圧クラッチ2工から高速油圧クラッチ22
に切換えないように構成されている。なお、制御回路2
7は旋回検出器28のオンによって電磁弁26が作動し
ないようにするための解除スイッチが設けられている。
圃場内での作業時には、主変速装置13を最高速段以外
に入れて低速走行するので、高速検出器29はオフ状態
のままであり、制御回路27は従来通り働く。即ち、圃
場端部で急旋回させるべくハンドル6を操作し、前輪9
が所定の切れ角になれば旋回検出器28がオンするため
、制御回路27が働き、電磁弁26を低速から高速側に
切換える。従って、低速油圧クラソチ21が切れて高速
油圧クラッチ22が接続するので、高低速切換装置19
が低速から高速に切換わり、前輪9が後輪11の周速の
約2倍で回転し、トラクタは小半径で速やかに旋回でき
る。
次に、圃場間の移動等で路上を高速走行する際には、主
変速レバー31を操作して主変速装置13を最高速段に
入れる。この時、シフトロソド32、シフトフォーク3
3が第3図のa矢示方向に移動するため、シフトフォー
ク33によって高速検出器29が働いてオンし、制御回
路27にて例えば旋回検出器28からの信号を遮断する
。従って、旋回時に旋回検出器28がオンしても、電磁
弁26は切換ねらず、高低速切換装置19は作動不能、
つまり低速油圧クラッチ21が接続したままであり、前
後輪9,11が略同調した周速で回転する通常の四輪駆
動のままで旋回することになる。依って、オペレータの
解除スイソチの切り忘れによる転倒事故を未然に防止で
きる。
高速検出器29は、第3図の場合、リミットスイッチ等
が用いられるが、これに限定されるものではなく、次の
ような変更が可能である。
即ち、高速検出器29にレーザー光線型のものを用い、
第2図に仮想線で示す如くトラクク車体1に、地面に向
かってレーザー光線を発射するように取付けておき、ト
ラクタの実際の走行速度を検出するようにしても良い。
また高速検出器29に回転数を電圧等で検出する回転数
検出型のものを用い、第4図に示すように後輪デフ装置
14の一方のデフヨーク軸34の回転数を検出するよう
にしても良い。勿論、これは前輪デフ装置14のヨーク
軸に設けることもできる。
更に回転数検出型の高速検出器29を用いる場合、第5
図に示すように、左右一対のデフヨーク軸34に夫々設
けておき、その両者の検出値を平均化回路35で平均し
て補正するようにしても良い。このようにすれば、左右
何れかの後輸11がスリップした時の補正も可能であり
、信顛性が向上する。
(発明の効果) 本発明によれば、走行速度を検出して高速走行時に高低
速切換装置19を低速状態で切換不能にするための高速
検出器29を設けているので、高速走行時には通常のま
まで旋回でき、解除スイソチの切り忘れ等による転倒事
故を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部の構成図、第2図
は同トラクタの側面図、第3図は同高速検出部の断面図
、第4図及び第5図は本発明の他の実施例を示す構成図
である。 l・・・トラクタ車体、9・・・前輪、11・・・後輪
、13・・・主変速装置、19・・・高低速切換装置、
27・・・制御回路、28・・・旋回検出器、29・・
・高速検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリング系に連動する旋回検出器(28)を
    設けると共に、旋回時に該旋回検出器(28)に連動し
    て前輪(9)の周速が後輪(11)の周速よりも大とな
    るように切換える高低速切換装置(19)を設けたトラ
    クタの旋回制御装置において、走行速度を検出して高速
    走行時に高低速切換装置(19)を低速状態で切換不能
    にするための高速検出器(29)を設けたことを特徴と
    するトラクタの旋回制御装置。
JP11260189A 1989-04-28 1989-04-28 トラクタの旋回制御装置 Pending JPH02290725A (ja)

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JP11260189A JPH02290725A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 トラクタの旋回制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02306834A (ja) * 1989-05-19 1990-12-20 Iseki & Co Ltd 動力車両の前輪駆動装置
JPH0591952U (ja) * 1992-05-21 1993-12-14 三菱農機株式会社 移動農機における前輪増速装置
JPH0616067A (ja) * 1992-06-30 1994-01-25 Kubota Corp 作業車の旋回操作構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02306834A (ja) * 1989-05-19 1990-12-20 Iseki & Co Ltd 動力車両の前輪駆動装置
JPH0591952U (ja) * 1992-05-21 1993-12-14 三菱農機株式会社 移動農機における前輪増速装置
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