JPH09207766A - 人貨共用索道装置 - Google Patents

人貨共用索道装置

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JPH09207766A
JPH09207766A JP4798396A JP4798396A JPH09207766A JP H09207766 A JPH09207766 A JP H09207766A JP 4798396 A JP4798396 A JP 4798396A JP 4798396 A JP4798396 A JP 4798396A JP H09207766 A JPH09207766 A JP H09207766A
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JP4798396A
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Shigeru Yamada
茂 山田
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Anzen Sakudo Co Ltd
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Anzen Sakudo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 単一の索道装置で人用搬器と貨物用搬器とを
共用し得、自動的に貨物の取付け取外しが実行できる人
貨共用索道装置を提供する。 【解決手段】 人用搬器と貨物用搬器とを一定間隔を開
いて交互に複数固着した索道装置であって、乗車ホーム
D1及び搬器速度よりも低速に設定された貨物積込ホー
ムD2と、貨物輸送兼ストックコンベア3と、昇降貨物
制御ストッパ4と、降車ホームE1及び搬器速度よりも
高速に設定された貨物荷下しホームE2と、原動滑車の
近傍に配備され人用搬器の通過を検出して自動復帰式乗
車規制ゲート5を開放させる人用搬器通過検出スイッチ
8と、貨物搬器の通過を検出しストッパ4の降下及びス
トックコンベアを駆動させる検出スイッチ6と、貨物の
通過を検出しストッパ4の上昇及びストックコンベアの
駆動を停止させる検出スイッチ7とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単一の索道装置
で人用搬器と貨物用搬器とを共用的に循環させ得る人貨
共用索道装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、スキー場は、グリーンシーズンを
活性化するため、夏季にもスキーリフトが活用できる、
例えばボズスレー或いはルージュ等のレジャー施設を兼
用することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スキー場において、夏
季シーズンの施設として、例えばサマーボブスレー施設
を兼用する場合において、乗客はスキーリフト(索道)
を使用し得る反面、ボブスレー(ソリ)用リフトを新設
しなければならない。つまり、貨物(ボブスレー)専用
の登坂施設(索道)を新設しなければならない。この場
合、膨大な費用がかかる許かりでなく、土地の獲得及び
許認可の問題があり、実行し得ない場合がある。そこ
で、近年のスキー場では、人用搬器(スキーリフト)の
底面側に貨物(ボブスレー)を取付ける取付け固定具を
配備し、貨物を人用搬器と共に運搬することが実施され
ている。しかしながら、この方式では貨物索道を新設す
る必要がない反面、人用搬器に対する貨物の取付け取外
し作業が手間である。また、その作業従事者が余分に必
要となる他、乗・降車ホームでの貨物の取付け・取外し
作業が危険である許かりでなく、運搬中に貨物が搬器か
ら脱落する虞れがある等の不利があった。
【0004】この発明は、以上のような課題を解消さ
せ、単一の索道装置で人用搬器と貨物用搬器とを共用し
得、自動的に貨物の取付け取外しが実行でき、且つ危険
のない合理的な人貨共用索道装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成させるた
めに、この発明の特許請求の範囲の請求項1に記載の人
貨共用索道装置では、次のような構成としている。人貨
共用索道装置は、支えい索に人用搬器と貨物用搬器と
を、それぞれ一定間隔を開いて交互に複数固着した共用
索道装置であって、山麓側停留場に配備された乗車ホー
ム及び搬器速度よりも速度が低速に設定された貨物積込
ホームと、この貨物積込ホームに連接状に配備される貨
物輸送兼ストックコンベアと、上記貨物積込ホームと貨
物輸送兼ストックコンベアとの間に配備される昇降式貨
物制御ストッパと、山頂側停留場に配備される降車ホー
ム及び搬器速度よりも速度が高速に設定された貨物荷下
しホームと、上記山麓側停留場の原動滑車の近傍に配備
され、人用搬器の通過を検出して自動復帰式乗車規制ゲ
ートを開放させる人用搬器通過検出スイッチと、貨物輸
送兼ストックコンベアの近傍に配備され、貨物搬器の通
過を検出して昇降式貨物制御ストッパを降下させると共
に、貨物輸送兼ストックコンベアを駆動させる貨物搬器
通過検出スイッチと、貨物制御ストッパの近傍に配備さ
れ、貨物の通過を検出して貨物制御ストッパを上昇させ
ると共に、貨物輸送兼ストックコンベアの駆動を停止さ
せる貨物通過検出スイッチとから成ることを特徴として
いる。
【0006】このような構成を有する人貨物共用索道装
置では、山麓側において、人用搬器が原動滑車近傍に到
来することで、人用搬器通過検出スイッチにより、常時
は閉じている自動復帰式乗客進入規制ゲートが開放し、
乗客が乗車ホームで人用搬器に乗り山頂側へ向かう。後
続する貨物搬器が、貨物輸送兼ストックコンベアに到来
することで、貨物搬器通過検出スイッチにより貨物制御
ストッパが降下すると共に、貨物輸送兼ストックコンベ
アが駆動する。そして、貨物は貨物輸送兼ストックコン
ベアから、常時駆動している積込ホーム(コンベア)へ
移行する。貨物が、貨物通過検出スイッチ地点を通過す
ることで、貨物制御ストッパが上昇すると共に、貨物輸
送兼ストックコンベアが停止する。貨物が、貨物積込ホ
ームを移動する間に、高速で移動する貨物搬器が貨物に
追いつき引っ掛け状に吊下して、山頂側へ向かう。山頂
側の貨物荷下ろしホームに貨物搬器が到来すると、貨物
が荷下ろしホーム上に着地し、高速で移行する貨物が自
動的に貨物搬器から外れる。
【0007】また、特許請求の範囲の請求項2記載の人
貨共用索道装置では、次のような構成としている。人貨
共用索道装置は、所定間隔開いた複数の人用搬器から成
る人用搬器群と、この人用搬器群に続いて所定間隔開い
た複数の貨物搬器からなる貨物搬器群が、支え索に固着
された共用索道装置であって、山麓側停留場の乗車ホー
ムと、この乗車ホームと同一線上に近接配置され、搬器
速度よりも速度が低速に設定された昇降可能な貨物積込
ホームと、この貨物積込ホームに連接する貨物輸送兼ス
トックコンベアと、上記貨物積込ホームと貨物輸送兼ス
トックコンベアとの間に配備される昇降式貨物制御スト
ッパと、山頂側停留場に配備される降車ホームと、この
降車ホームと同一線上に近接配置され、搬器速度よりも
速度が高速に設定された貨物荷下しホームと、上記山麓
側停留場の原動滑車の近傍に配備され、人用搬器の通過
を検出して自動復帰式乗車規制ゲートを開放させる人用
搬器通過検出スイッチと、山麓側停留場の原動滑車の近
傍に配備され、貨物搬器の通過を検出して昇降式貨物制
御ストッパを降下させると共に、貨物輸送兼ストックコ
ンベアを駆動させる貨物搬器通過検出スイッチと、貨物
制御ストッパの近傍に配備され、貨物の通過を検出して
貨物制御ストッパを上昇させると共に、貨物輸送兼スト
ックコンベアの駆動を停止させる貨物通過検出スイッチ
と、前記貨物積込ホームの近傍に配備され、人用搬器群
の最終搬器の通過を検知して貨物積込ホームを上昇させ
る人用最終搬器通過検出スイッチと、貨物積込ホームの
近傍に配備され貨物搬器群の最終搬器の通過を検知して
貨物積込ホームを降下させる貨物最終搬器通過検出スイ
ッチと、前記山頂側の終端滑車近傍に配備され、人用搬
器群の最終搬器の通過を検出して貨物荷下しホームを上
昇させる人用最終搬器通過検出スイッチと、貨物搬器群
の最終搬器の通過を検出して貨物荷降しホームを降下さ
せる貨物最終搬器通過検出スイッチとから成ることを特
徴としている。
【0008】このような構成を有する人貨共用索道装置
では、人用搬器群の先頭の人用搬器が原動滑車に近づく
と、人用搬器通過検出スイッチにより自動復帰式乗客規
制ゲートが開放し、乗客は乗車ホームで人用搬器に乗
り、山頂側へ向かう。そして、この動作が人用搬器の通
過が検出されるたびに繰り返される。人用搬器群の最終
搬器が、貨物積込ホームを通過すると、人用最終搬器通
過検出スイッチにより、貨物積込ホーム昇降装置がオン
状態となり、貨物積込ホームが上昇して貨物搬器の到着
を待機する。貨物搬器群の先頭の貨物搬器が原動滑車に
近づくと、貨物搬器通過検出スイッチにより貨物制御ス
トッパが降下し、且つ貨物輸送兼ストックコンベアが駆
動することで、貨物が常時、駆動する貨物積込ホームへ
移行する。この貨物通過を、貨物通過検出スイッチが検
出することで、貨物制御ストッパが上昇し、且つ貨物輸
送兼ストックコンベアが停止する。貨物搬器が到着する
たびに、この動作が繰り返される。貨物積込ホーム上を
移動する貨物は、高速で移行して貨物を追尾する貨物搬
器により引っ掛け係止され吊下状態で、山頂側へ向か
う。貨物搬器群の最終搬器が、貨物積込ホームを通過す
ると、貨物最終搬器通過検出スイッチにより貨物積込ホ
ーム昇降装置がオフ状態となり、貨物積込ホームが下降
して人用搬器の到着を待機する。人用搬器群が山頂側の
降車ホームへ到着すると、乗客はホームで降りる。人用
搬器群の最終搬器が、終端滑車を通過すると、人用最終
搬器通過検出スイッチにより、貨物荷下しホーム昇降装
置がオン状態となり、貨物荷下しホームが上昇して貨物
搬器の到着を待機する。貨物搬器群が、貨物荷下しホー
ムに到着すると、貨物搬器が吊下する貨物が貨物荷下し
ホーム上に着地し、高速で移動する貨物は貨物搬器から
自動的に離れる。貨物搬器群の最終搬器が終端滑車を通
過すると、貨物最終搬器通過検出スイッチにより、貨物
荷下しホーム昇降装置がオフ状態となり、貨物荷下ろし
ホームが下降して、人用搬器群の到着を待機する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る人貨共用索
道装置の具体的な実施の形態を説明する。
【0010】図2は、この発明の特許請求の範囲の請求
項1記載の人貨共用索道装置を示す説明図であり、図1
は平面図である。この人貨共用索道装置は、固定循環式
特殊索道であって、支えい索Cにそれぞれのグリップ1
a、2aを介して人用搬器1と貨物用搬器2とを、それ
ぞれ一定間隔を開いて交互に複数固着している。この人
貨共用索道装置は、山麓側停留場Dを構成する乗車ホー
ムD1及び貨物積込ホームD2と、この貨物積込ホーム
D2に連接する貨物輸送兼ストックコンベア3と、貨物
積込ホームD2と貨物輸送兼ストックコンベア3との間
に配備される昇降式貨物制御ストッパ4と、原動滑車A
の近傍に配備され、人用搬器1の通過を検出して乗車規
制ゲート5を開放させる人用搬器通過検出スイッチ8
と、貨物搬器2の通過を検出して貨物制御ストッパ4を
降下させると共に、貨物輸送兼ストックコンベア3を駆
動させる貨物搬器通過検出スイッチ6と、貨物制御スト
ッパ4の近傍に配備され、貨物Fの通過を検出して貨物
制御ストッパ4を上昇させると共に、貨物輸送兼ストッ
クコンベア3の駆動を停止させる貨物通過検出スイッチ
7と、終端滑車Bの近傍で山頂側停留場Eを構成する降
車ホームE1と、貨物荷下しホームE2とから成る。
【0011】この実施の形態では、図1で示すように、
山麓側停留場Dを構成する乗車ホームD1と貨物積込ホ
ームD2は、原動滑車Aの近傍で、それぞれ対向状に配
備してある。つまり、乗車ホームD1は往路側に、貨物
積込ホームD2は復路側に配置してある。上記貨物積込
ホームD2は、一定長さを有するベルトコンベアで、支
えい索Cの軌道に対応して配備してある。また、このベ
ルトコンベアD2は、常時、駆動しており、貨物搬器2
の移行速度(支えい索C速度)よりも速い速度に設定し
てある。貨物Fが、ベルトコンベアD2上を移行する間
に、高速で追尾する貨物搬器2が貨物Fを引っ掛け吊下
するように設定してある。
【0012】前記貨物輸送兼ストックコンベア3は、ベ
ルトコンベアD2に連続状に配備してある。このコンベ
ア3は、実施形態ではローラコンベアが使用される。更
に、貨物制御ストッパ4は、上記貨物積込ホームD2と
貨物輸送兼ストック用コンベア3との間に配備されてい
る。この貨物制御ストッパ4は、昇降式油圧シリンダが
使用される。この昇降式油圧シリンダ4は、昇降部材の
上端部がローラコンベア3の上面に対し出没状に昇降す
るように設定してある。また、貨物輸送兼ストック用コ
ンベア3には、例えば貨物用搬器2がホームD2に到着
する度に、作業員が貨物(リュージュ、ボブスレー等)
Fを、コンベア3上に載せることで、コンベア3上には
常時、アットランダムではあるが、ある程度の間隔を開
いて複数の貨物Fが配置されている。
【0013】上記乗客進入規制ゲート5は、乗車ホーム
D1の近傍に配備してある。この乗客進入規制ゲート5
は、実施の形態ではモータ駆動回転式自動復帰ゲートが
使用される。貨物搬器2が、乗車ホームD1を通過する
間、乗車ホームD1への乗客の進入を規制し、安全を図
っている。
【0014】前記貨物搬器検出スイッチ6は、貨物輸送
兼ストック用コンベア3の近傍であって、貨物制御スト
ッパ4より山頂側方向へ配備してある。貨物搬器通過検
出スイッチ6は、例えば光電管式スイッチが使用され
る。この光電管式スイッチ6は、前記貨物制御ストッパ
4と貨物輸送兼ストックコンベア(ローラコンベア)3
の駆動源に電気的に直列接続されている。つまり、貨物
搬器通過検出スイッチ6が貨物搬器2の通過を検知する
と、貨物制御ストッパ4が降下し、且つ貨物輸送兼スト
ックコンベア3が駆動する。
【0015】上記貨物通過検出スイッチ7は、貨物制御
ストッパ4の近傍に配備してある。この貨物通過検出ス
イッチ7は、例えば近接リミットスイッチが使用され
る。この貨物通過検出スイッチ7は、前記貨物制御スト
ッパ4と貨物輸送兼ストックコンベア3の駆動源とに電
気的に並列接続してある。つまり、貨物通過検出スイッ
チ7が貨物Fの通過を検出すると、貨物制御ストッパ4
が上昇復帰し、且つ貨物輸送兼ストックコンベア3が停
止する。尚、貨物制御ストッパ(油圧シリンダ)4のシ
リンダ内にリミットスイッチを設けることで、ストッパ
4の降下とコンベア3の駆動との時間的タイミングをタ
イマーで確保しても良いこと勿論である。また、貨物制
御ストッパ4の手前側(貨物輸送兼ストックコンベア3
の先端部)に、貨物Fの先頭を検出する貨物先頭検出ス
イッチを配備しても良い。この場合、このスイッチで貨
物輸送兼ストックコンベア3の駆動を停止させることに
より、常に先頭の貨物Fが貨物制御ストッパ4の直前で
停止させ得る。尚、この場合には、貨物通過検出スイッ
チ7は貨物制御ストッパ4の上昇のみに機能することと
なる。
【0016】上記原動滑車Aの近傍には、人用搬器通過
検出スイッチ8が配備してある。この人用搬器通過検出
スイッチ8は、例えば光電管式スイッチが使用される。
つまり、例えば受・発光素子を備える反射型光スイッチ
で、搬器1から反射する反射光を受光することで乗客進
入規制ゲート5の駆動源をオンする機能を持つ。この人
用搬器通過検出スイッチ8は、前記乗客進入規制ゲート
5の駆動源に電気的に接続してある。従って、人用搬器
通過検出スイッチ8が人用搬器1の通過を検知すると、
乗客進入規制ゲート5のゲートバーが回動して乗客規制
を開放した後、現状位置(閉位置)へ復帰する。
【0017】前記貨物荷下しホームE2は、一定長さを
有するベルトコンベアが使用される。このコンベアE2
は、常時、駆動しており、貨物搬器2の移行速度(支え
い索Cの速度)より速い速度で移行するように設定して
ある。つまり、貨物Fが貨物荷下しコンベアE2上を移
行する間に、貨物搬器2に引っ掛け状に吊下されている
貨物Fが、自動的に貨物搬器2から離れるように設定し
てある。また、この貨物荷下しホームE2には、常時、
駆動する貨物輸送用コンベア(グラビティコンベア)E
3が接続配備してある。
【0018】図4は、貨物搬器2と貨物積込ホーム(貨
物積込コンベア)D2との関係を示す正面図であり、図
5は、貨物Fを引っ掛け吊下した状態を示す側面図であ
る。貨物搬器2は、支えい索Cに固着するグリップ2a
(搬器ハンガー)に連続する搬器アーム2bの下端に、
貨物(この場合はリュージュ・ボブスレー)Fの立ち上
がりハンドル部F1を、後ろ下側から抱き上げ状に引っ
掛け係止するフック部21を備えている。また、この実
施形態では、2つの貨物Fを同時に運ぶ例を示してい
る。また、図6は貨物搬器2の他の実施の形態を示す正
面図であり、図7は側面図である。先の実施の形態で
は、フック部21が引っ掛け吊下式のものを示したが、
この実施形態では貨物Fを下側からすくい上げるフック
部22を搬器アーム2bの下端部に設けた例を示してい
る。この場合は、図6で示すように、貨物積込コンベア
(貨物荷下ろしコンベアE2)D2を2連式とし、フッ
ク部22の下端部が貨物Fの底面両サイドを支承するよ
うに設定される。この貨物すくい上げ方式の場合は、貨
物Fは水平状態で運ばれる。尚、実施の形態では、いず
れも貨物Fが2列並びのものを例示したが、貨物Fは、
一列縦隊でも或いは3列縦隊でも良いことは勿論であ
る。
【0019】このような構成を有する特許請求の範囲の
請求項1記載の人貨共用索道装置では、図1及び図3で
示すように機能する。いま、人用搬器1が原動滑車Aを
通過すると、人用搬器通過検出スイッチ8が、人用搬器
1の通過を検知することで、乗客進入規制ゲート5が開
く。ゲート5前で待機する乗客は、ゲート5のゲートバ
ーが復帰するまでにゲート5を通過し、乗車ホームD1
で人用搬器1に乗車する。ゲート5のゲートバーは閉位
置に自動に回動復帰する。乗客を載せた人用搬器1は、
山頂側停留場Eへ往路を進む。
【0020】人用搬器1に後続して貨物搬器2が、貨物
制御兼ストックコンベア3を通過すると、通過途中にお
いて、貨物搬器通過検出スイッチ6が通過を検知する。
これにより、貨物制御ストッパ4が降下し、且つ貨物制
御兼ストックコンベア3が駆動することで、ストックさ
れていた先頭の貨物Fが降下したストッパ4上を通過
し、常時駆動している貨物積込みコンベア(貨物積込ホ
ーム)D2へ進み、コンベアD2で移送される。先頭の
貨物Fがストッパ4を通過すると、貨物通過検出スイッ
チ(近接リミットスイッチ)7が、貨物Fの通過を検知
することで、貨物制御用ストッパ4が上昇復帰し、且つ
貨物制御兼ストックコンベア3が停止する。貨物積込コ
ンベアD2上を移行する貨物Fに対し、コンベアD2よ
り高速で進む貨物搬器2が貨物Fに追いつき、且つ貨物
(リュージュ)Fのハンドル部F1を引っ掛け吊下した
状態で、原動滑車Aを周回し、乗車ホームD1上を通過
して山頂停留場Eへ往路を進む。
【0021】往路を進む人用搬器1が、山頂の降車ホー
ムE1へ到着すると、乗客はホームE1で降車し、人用
搬器1は終端滑車Bを周回して復路を進む。また、貨物
搬器2が山頂の貨物荷下しホーム(ベルトコンベア)E
2へ到着すると、吊下されていた貨物(リュージュ)F
の底面がコンベアE2上に乗る。コンベアE2の速度
は、貨物搬器2の速度より高速に設定されているため、
自動的に貨物Fのハンドル部F1が貨物搬器2のフック
部21から離れ、貨物輸送コンベア(グラビティコンベ
ア)E3へ移行する。貨物Fと離れた貨物搬器2は復路
を移行する。
【0022】尚、実施の形態では、乗車ホーム(降車ホ
ームE1)D1と、貨物積込ホーム(貨物荷下ろしホー
ムE2)E1とを、それぞれ対向状に配置した例を示し
たが、この形態に限らず、例えば乗車ホームD1を貨物
積込ホームD2と同一線上であって、貨物積込ホームD
2の前側(原動滑車側)へ配置しても良いこと勿論であ
る。
【0023】図9は、この発明の特許請求の範囲の請求
項2記載の人貨共用索道装置の具体的な実施の形態を示
す説明図であり、図8は、概略平面図である。
【0024】この人貨共用索道装置は、人用搬器群1A
と、この人用搬器群に後続する貨物搬器群2Aが、支え
索Cに固着された共用索道装置であって、山麓側停留場
Dの乗車ホームD1と、この乗車ホームと同一線上に近
接配置された昇降可能な貨物積込ホームD2と、この貨
物積込ホームD2に連接する貨物輸送兼ストックコンベ
ア3と、上記貨物積込ホームD2と貨物輸送兼ストック
コンベア3との間に配備される昇降式貨物制御ストッパ
4と、山頂側停留場Eに配備される降車ホームE1と、
この降車ホームと同一線上に近接配置された昇降可能な
貨物荷下しホームE2と、上記山麓側停留場Dの近傍に
配備され、人用搬器1の通過を検出して自動復帰式乗車
規制ゲート5を開放させる人用搬器通過検出スイッチ8
と、山麓側停留場の近傍に配備され、貨物搬器2の通過
を検出して昇降式貨物制御ストッパ4を降下させると共
に、貨物輸送兼ストックコンベア3を駆動させる貨物搬
器通過検出スイッチ6と、貨物制御ストッパ4の近傍に
配備され、貨物Fの通過を検出して貨物制御ストッパ4
を上昇させると共に、貨物輸送兼ストックコンベア3の
駆動を停止させる貨物通過検出スイッチ7と、前記貨物
積込ホームD2の近傍に配備され、人用搬器群1Aの最
終搬器1Bの通過を検知して貨物積込ホームD2を上昇
させる人用最終搬器通過検出スイッチ9と、貨物積込ホ
ームD2の近傍に配備され貨物搬器群2Aの最終搬器2
Bの通過を検知して貨物積込ホームD2を降下させる貨
物最終搬器通過検出スイッチ10と、前記山頂側の終端
滑車近傍に配備され、人用搬器群1Aの最終搬器1Bの
通過を検出して貨物荷下しホームE2を上昇させる人用
最終搬器通過検出スイッチ9aと、貨物搬器群2Aの最
終搬器2Bの通過を検出して貨物荷降しホームE2を降
下させる貨物最終搬器通過検出スイッチ10bとから成
る。
【0025】この人貨共用索道装置は、山麓側停留場D
(山頂側停留場E)の乗車ホーム(降車ホームE1)D
1と、貨物積込ホーム(貨物荷下しホームE2)D2と
が、同一線上に配備されている点、貨物積込ホームD2
及び貨物荷下ろしホームE2が、それぞれ昇降可能であ
る点、及び複数の人用搬器1が一定間隔を開いて複数が
数珠繋ぎ状に配列された人用搬器群1Aと、複数の貨物
搬器2が一定間隔を開いて複数数珠繋ぎ状に配列された
貨物搬器群2Aとを配置した点に特徴がある。従って、
その他の構成においては、先の特許請求の範囲の請求項
1に記載した人貨共用索道装置と全く同じ構成である。
つまり、貨物輸送兼ストックコンベア3、貨物制御スト
ッパ4、乗客進入規制ゲート5、貨物搬器通過検出スイ
ッチ6、貨物通過検出スイッチ7、及び人用搬器通過検
出スイッチ8は、先の実施の形態と全く同様構成であ
り、これらについては同じ符号を使用し、詳細な説明は
省略する。
【0026】図8で示すように、山麓側停留場Dにおい
て、乗車ホームD1と同一線上であって連続状に貨物積
込ホームD2が配備してある。この貨物積込ホームD2
は、図11で示すように、貨物積込ホーム昇降装置11
を配備し、貨物積込ホームD2を昇降可能に設定してい
る。また、山頂側停留場Eにおいて、降車ホームE1と
同一線上であって連続状に貨物荷下しホームE2が配備
してある。この貨物荷下しホームE2も、貨物荷下しホ
ーム昇降装置11aを配備し、貨物荷下しホームE2を
昇降可能に設定している。従って、常時、駆動する貨物
積込ホーム(ベルトコンベア)D2及び貨物荷下しホー
ム(ベルトコンベア)E2は、各昇降装置(油圧シリン
ダ昇降装置)11、11aにより、後述するスイッチで
乗降ホームD1、E1の上面に対し出没状に昇降する。
【0027】上記人用搬器群1Aの最終搬器通過検出ス
イッチ9、及び貨物搬器群2Aの最終搬器通過検出イッ
チ10は、それぞれ貨物積込ホームD2を越えた位置、
つまり貨物積込ホームD2の近傍であって山頂側に配置
してある。図10は、人用最終搬器1Bの検出スイッチ
9と、最終貨物搬器2Bの検出スイッチ10(仮想線)
を示す説明図である。人用最終搬器1Bの搬器ハンガー
1cの適所には、例えば右側方向へ突出する突起91を
一体に突設し、この突起91の突出方向に対応して近接
リミットスイッチ(人用最終搬器検出スイッチ)9が配
置してある。また、図10の仮想線で示すように、最終
貨物搬器2Bの搬器ハンガー2cの適所には、例えば左
側方向へ突出する突起10aを外方向へ一体に突設し、
この突起10aの突出方向に対応して近接リミットスイ
ッチ(貨物最終搬器検出スイッチ)10が配置してあ
る。
【0028】最終人用搬器検出スイッチ9は、貨物積込
コンベア昇降装置11と電気的に接続してあり、最終人
用搬器1Bの通過検出で、貨物積込コンベア昇降装置1
1が駆動して貨物積込コンベアD2の上昇状態を保持す
る。また、最終貨物搬器検出スイッチ10は、貨物積込
コンベア昇降装置11と電気的に接続してあり、最終貨
物搬器2Bの通過検出で、貨物積込コンベア昇降装置1
1をオフさせ、貨物積込コンベアD2の降下状態を保持
する。
【0029】図8で示すように、山頂側停留場Eにおい
ても、終端滑車Bの近傍に上記と同様な最終人用搬器通
過検出スイッチ9a、及び最終貨物搬器通過検出スイッ
チ10bが配備してある。この山頂側の最終人用搬器通
過検出スイッチ9aは、貨物荷下しコンベア昇降装置1
1aに電気的に接続してあり、最終人用搬器1Bの通過
検出で、貨物荷下しコンベア昇降装置11aがオンして
貨物荷下しコンベアE2の上昇状態を保持する。また、
最終貨物搬器検出スイッチ10bは、貨物荷下し昇降装
置11aと電気的に接続してあり、最終貨物搬器2Bの
通過検出で、貨物荷下しコンベア昇降装置11aをオフ
させ、貨物荷下しコンベアE2の降下状態を保持する。
【0030】このような構成を有する人貨共用索道装置
では、いま、人用搬器群1Aの先頭の人用搬器1が、原
動滑車Aに近づくと、人用搬器通過検出スイッチ8が人
用搬器1の通過を検出することで、自動復帰式乗車規制
ゲート5が開放し、乗客は乗車ホームD1へ移行して人
用搬器1に乗車する。乗客を載せた人用搬器1は、降下
状態にある貨物積込ホームD2上を通過して山頂側へ向
かう(図12参照)。後続する人用搬器1が通過する毎
に、この動作が繰り返される。そして、人用搬器群1A
の最終搬器1Bが、貨物積込ホームD2を通過すると、
人用搬器群1Aの最終搬器1Bの通過を最終搬器通過検
出スイッチ9が検出することで、図11で示すように貨
物積込用コンベア昇降装置11がオンし、貨物積込ホー
ム(貨物積込コンベア)D2が先端方向を上昇傾斜する
ように上昇し、貨物搬器群2Aの到着を待機する。
【0031】いま、貨物搬器群2Aの先頭の貨物搬器2
が原動滑車Aの近傍に近づくと、貨物搬器通過検出スイ
ッチ6が通過を検知する。ここで、上述した請求項1記
載の実施の形態と同様に、貨物制御用ストッパ4が降下
すると共に、貨物輸送兼ストックコンベア3を駆動す
る。貨物Fが貨物制御用ストッパ4を通過すると、貨物
通過検出スイッチ7が通過を検知し、ストッパ4を上昇
復帰させると共に、貨物輸送兼ストックコンベア3を停
止させる。後続する貨物搬器2が検出スイッチ6で検出
される毎に、この動作が繰り返される。そして、図11
で示すように、ストッパ4を通過した貨物Fは、先端方
向へ上昇傾斜した常時、駆動する貨物積込ホームD2に
より移送される。この移送途中において、貨物積込ホー
ムD2より高速で進む貨物搬器2が貨物Fに追いつき、
フック部21が立ち上がりハンドル部F1を引っ掛け係
止した吊下状態で山頂停留場Eへ向かう。いま、貨物搬
器群2Aの最終貨物搬器2Bが貨物積込ホームD2を通
過し終えると、最終貨物搬器通過検出スイッチ10が通
過を検知することで、図12で示すように、貨物積込コ
ンベア昇降装置11がオフし、駆動した状態のまま貨物
積込ホームD2が降下し、人用搬器群1Aの到着を待機
する。
【0032】人用搬器群1Aが山頂側の降車ホームE1
へ到着すると、乗客は降車ホームE1で降りる。そし
て、人用搬器群1Aの最終搬器1Bが終端滑車Bを周回
し終えると、人用搬器群の最終搬器通過検出スイッチ9
aが通過を検知することで、図11で示すように、貨物
荷下しコンベア昇降装置11aがオンし、貨物荷下しホ
ーム(コンベア)E2が上昇して、貨物搬器群2Aの到
着を待機する。いま、貨物搬器群2Aが常時、駆動する
貨物荷下しホームE2に到着すると、ホーム(コンベ
ア)E2上に着地した状態で移行する。貨物(貨物荷下
ろしコンベアE2)F速度が、貨物搬器2より高速であ
るため、貨物Fのハンドル部F1は貨物搬器2のフック
部21から自動的に離れ、貨物輸送コンベアE3へ移行
する。そして、貨物搬器群2Aの最終貨物搬器2Bが終
端滑車Bを通過し終えると、最終貨物搬器通過検出スイ
ッチ10bが通過を検知することで、図12で示すよう
に貨物荷下しコンベア昇降装置11aがオフし、駆動し
た状態のまま貨物荷下しホームE2が降下して、人用搬
器群1Aの到着を待機する。
【0033】
【発明の効果】この発明の特許請求の範囲の請求項1記
載の人貨共用索道装置では、以上のように、人用搬器と
貨物用搬器とを1台置きに固定し、人用搬器通過検出ス
イッチで乗客進入規制ゲートを開閉し、貨物搬器通過検
出スイッチ及び貨物通過検出スイッチで、貨物制御スト
ッパ及び貨物輸送兼ストックコンベアの駆動・停止を実
行すると共に、貨物積込コンベア上を移行する貨物を貨
物搬器に自動的に積込み得、且つ貨物荷下しコンベア上
で貨物を自動的に荷下ろし出来ることとしたから、既設
のスキーリフトがそのまま応用できる許かりでなく、貨
物の積み降ろしが極めて便宜であり、貨物用の索道を別
途新設する必要がなく、しかも安価で安全且つ合理的に
人と貨物とを同一索道で運搬し得る。また、特許請求の
範囲の請求項2記載の人貨共用索道装置では、複数の人
用搬器から成る人用搬器群と、複数の貨物搬器から成る
貨物用搬器群とを配置し、人用搬器群の最終搬器通過検
出スイッチと貨物搬器群の最終搬器通過検出スイッチと
で、貨物積込・貨物荷下ろしコンベアをそれぞれ昇降さ
せることとしたから、乗降ホームと貨物積込・荷下ろし
コンベアとを同一線上に配置し得、停留場のスペースを
小さくし得ると共に、貨物の積み降ろしが極めて便宜で
あり、貨物専用索道を新設する必要がなく、安全で合理
的な索道装置を提供し得る等、発明目的を達成した優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の索道装置を示す説明平面図であ
る。
【図2】請求項1記載の索道装置を示す概略説明図であ
る。
【図3】請求項1記載の索道装置を示す説明縦断面図で
ある。
【図4】貨物搬器と貨物積込ホームとの関係を示す正面
図である。
【図5】貨物搬器により貨物を吊下した状態を示す側面
図である。
【図6】貨物搬器の他の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図7】貨物搬器により貨物を積込んだ状態を示す側面
図である。
【図8】請求項2記載の索道装置を示す説明平面図であ
る。
【図9】請求項2記載の索道装置を示す概略説明図であ
る。
【図10】最終搬器通過検出スイッチを示す説明図であ
る。
【図11】貨物積込・荷下ろしホームと貨物搬器との関
係を示す説明図である。
【図12】乗車・降車ホームと人用搬器との関係を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 人用搬器 2 貨物搬器 3 貨物輸送兼ストックコンベア 4 貨物制御ストッパ 5 乗客進入規制ゲート 6 貨物搬器通過検出スイッチ 7 貨物通過検出スイッチ 8 人用搬器通過検出スイッチ 9 人用最終搬器通過検出スイッチ 10 貨物最終搬器通過検出スイッチ 11 貨物積込コンベア昇降装置 1A 人用搬器群 2A 貨物搬器群 1B 人用最終搬器 2B 貨物最終搬器 D1 乗車ホーム D2 貨物積込ホーム E1 降車ホーム E2 貨物荷下しホーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支えい索に人用搬器と貨物用搬器とを、
    それぞれ一定間隔を開いて交互に複数固着した共用索道
    装置であって、山麓側停留場に配備された乗車ホーム及
    び搬器速度よりも速度が低速に設定された貨物積込ホー
    ムと、この貨物積込ホームに連接状に配備される貨物輸
    送兼ストックコンベアと、上記貨物積込ホームと貨物輸
    送兼ストックコンベアとの間に配備される昇降式貨物制
    御ストッパと、山頂側停留場に配備される降車ホーム及
    び搬器速度よりも速度が高速に設定された貨物荷下しホ
    ームと、上記山麓側停留場の原動滑車の近傍に配備さ
    れ、人用搬器の通過を検出して自動復帰式乗車規制ゲー
    トを開放させる人用搬器通過検出スイッチと、貨物輸送
    兼ストックコンベアの近傍に配備され、貨物搬器の通過
    を検出して昇降式貨物制御ストッパを降下させると共
    に、貨物輸送兼ストックコンベアを駆動させる貨物搬器
    通過検出スイッチと、貨物制御ストッパの近傍に配備さ
    れ、貨物の通過を検出して貨物制御ストッパを上昇させ
    ると共に、貨物輸送兼ストックコンベアの駆動を停止さ
    せる貨物通過検出スイッチとから成る人貨共用索道装
    置。
  2. 【請求項2】 所定間隔開いた複数の人用搬器から成る
    人用搬器群と、この人用搬器群に続いて所定間隔開いた
    複数の貨物搬器からなる貨物搬器群が、支え索に固着さ
    れた共用索道装置であって、山麓側停留場の乗車ホーム
    と、この乗車ホームと同一線上に近接配置され、搬器速
    度よりも速度が低速に設定された昇降可能な貨物積込ホ
    ームと、この貨物積込ホームに連接する貨物輸送兼スト
    ックコンベアと、上記貨物積込ホームと貨物輸送兼スト
    ックコンベアとの間に配備される昇降式貨物制御ストッ
    パと、山頂側停留場に配備される降車ホームと、この降
    車ホームと同一線上に近接配置され、搬器速度よりも速
    度が高速に設定された昇降可能な貨物荷下しホームと、
    上記山麓側停留場の原動滑車の近傍に配備され、人用搬
    器の通過を検出して自動復帰式乗車規制ゲートを開放さ
    せる人用搬器通過検出スイッチと、山麓側停留場の原動
    滑車の近傍に配備され、貨物搬器の通過を検出して昇降
    式貨物制御ストッパを降下させると共に、貨物輸送兼ス
    トックコンベアを駆動させる貨物搬器通過検出スイッチ
    と、貨物制御ストッパの近傍に配備され、貨物の通過を
    検出して貨物制御ストッパを上昇させると共に、貨物輸
    送兼ストックコンベアの駆動を停止させる貨物通過検出
    スイッチと、前記貨物積込ホームの近傍に配備され、人
    用搬器群の最終搬器の通過を検知して貨物積込ホームを
    上昇させる人用最終搬器通過検出スイッチと、貨物積込
    ホームの近傍に配備され貨物搬器群の最終搬器の通過を
    検知して貨物積込ホームを降下させる貨物最終搬器通過
    検出スイッチと、前記山頂側の終端滑車近傍に配備さ
    れ、人用搬器群の最終搬器の通過を検出して貨物荷下し
    ホームを上昇させる人用最終搬器通過検出スイッチと、
    終端滑車近傍に配備され貨物搬器群の最終搬器の通過を
    検出して貨物荷降しホームを降下させる貨物最終搬器通
    過検出スイッチとから成る人貨共用索道装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016222038A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 日本ケーブル株式会社 二輪車搭載用索道搬器
JP2018507142A (ja) * 2015-03-05 2018-03-15 ユーロテック ソチエタ ペル アチオニ ケーブルウェイ設備、ケーブルウェイ設備のセキュリティーを強化するための方法、および、ケーブルウェイ設備のためのセキュリティー・システム

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