JPH01267287A - 複数の籠が昇降手段に設置の複数レーン付き高速エレベーター - Google Patents

複数の籠が昇降手段に設置の複数レーン付き高速エレベーター

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JPH01267287A
JPH01267287A JP63094424A JP9442488A JPH01267287A JP H01267287 A JPH01267287 A JP H01267287A JP 63094424 A JP63094424 A JP 63094424A JP 9442488 A JP9442488 A JP 9442488A JP H01267287 A JPH01267287 A JP H01267287A
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cages
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、広くはエレベータ−に関するものであり、特
に高速で運転されるエレベーターに関するものである。
就中、エレベータ−の脂はケーブル等の昇降手段に固定
されているものではなく、人や倚物がその籠に乗って昇
降する時にのみその籠がそのケーブル等に懸合して昇降
すると言うものであり、且つ一組の昇降用ケーブル等、
−個の昇降手段でル数個の籠を昇降させることのできる
複数の化が昇降手段に離着する高速エレベータ−に関す
るものである。
[従来の技術] エレベーターは、高層建造物には絶対ここ欠かせないも
のであり、その運転も自動化、特:こコンピューター化
しており、さらには高速運転化してきている。
しかして、従来のエレベータ−は、−路のエレベータ−
化の通路に一組の昇降用のケーブルを設け、そのケーブ
ルに一個のエレベータ−の籠を固定している構成が一般
的であった。
これに対して、ウィーン大学等にあるエレベータ−は、
−組の昇降用のケーブルに多数の籠が連続的に固定され
ており、遊園地の[覧車を縦に長く潰したような形で上
下−組の通路を常に連続して回転昇降している構成のも
のである。そして、この籠には扉がなくて、籠の床面が
昇降者のいる床面とほぼ同一の高さにきた時にその籠に
飛び乗り、逆に同様にして飛び下りると言うようになっ
ている。
昇降させる手段としては、この他にエスカレータ−があ
る。
[発明が解決しようとする課題] 従来のエレベータは一木の垂直トンネルにエレベータ−
化が一個しかないために輸送量が限られて、待ち時間が
長く、ビルが高層化する程数多くのエレベータを設けな
くてはならなかった。さらには、待ち客のための広いエ
レベータフロアも用意する必要があり、貴重なスペース
を占(処している。これは、超高層ビルになればなる程
に上層階用と低層階用のエレベータ−が要求され、その
数も倍増する。
さらには、昇降時間に比して人や荷物の乗降で消費する
時間が極端に長い。その上に、エレベータの籠もフロア
で待っている間に集まった客を収容するために、その定
員を10名前後にしなければならないと言う大きなもの
にする必要があった。
したがって、このためにも大きなスペースを必要とした
一方、上記の連続した籠が常時回転しているエレベータ
−は、籠がその昇降者の昇降時でも回転しているゆえに
、その昇降時にその籠にタイミングをとって飛び乗り飛
び下りると言う素早い行動が要求される。したがって、
そのエレベータ−な使用できる者は、学生のような若者
に限られ、子供や老人には不向きである。
しかも、これは飛び乗り飛び下りと言う行動の構成の限
界からして、そのエレベータ−の高速運転はできない。
それゆえに、超高層用のエレベータ−には使用できない
また、エスカレータは、乗降の安全のために速度を遅く
せねばならない。さらにはこれは、斜行のために、広い
スペースを占1処すると言う大きな問題がある。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる複数の籠が昇降手段に離着する高速エレ
ベータ−は、以上の間固点に鑑みて、従来の一般的なエ
レベータ−のごとくに、エレベータ−の籠をケーブル等
の昇降手段に固定されているものではなく、人や荷物が
その籠に乗って昇降する時にのみその籠がそのケーブル
等に懸合して昇降すると言うものである。そして、 、
Jの昇降用ケーブル等、−個の昇降手段で複数個の籠を
昇降させることのできるものである。
以下に、本発明にかかる複数の籠が昇降手段に離着する
高速エレベータ−の具体的な構成を詳細に述べる。
まず、ループ状の籠昇降用ケーブルとか複数の籠昇降用
平歯車とか籠昇降用ねじ型歯車等の寵昇降手段がある。
つぎに、複数の籠がある。この籠は、上記の籠昇降手段
により昇降されるものである。そして、離着手段がある
。この離着手段は、上記の籠に設けられたものであって
この籠を上記の籠昇降手段にクラッチさせながら離着さ
せるものである。
さらに、タイミング手段がある。このタイミング手段は
、上記の離着手段の離着のタイミングをとるものである
。そして、ブレーキ手段がある。
このブレーキ手段は、上記の籠が上記のNk ′FF1
4手段に離着する前後に上記の離着手段のクラッチの開
閉に同調してこの籠が落下しないように支えるものであ
る。最後に、移動手段がある。この移動手段は、上記の
化が上記の籠昇降手段に離着ずろ前後にこの62をこの
止界降手段の箇所に移動し、またはその箇所から離すも
のである。
つぎに、別な発明を述べる。これはまず、籠昇降用平歯
車とか籠昇降用ねじ型歯車等の籠昇降用歯車がある。つ
ぎに、複数の籠がある。この籠は、上記の化昇降歯車に
より昇降されるものである。
そして、クラッチ手段がある。このクラッチ手段は、上
記の42に設げられたものであって上記の籠昇降用歯車
に噛合うチェーンまたは歯車を有するものである。
さらに、タイミング手段がある。このタイミング手段は
、上記のクラッチ手段のクラッチのタイミングをとるも
のである。そして、ブレーキ手段がある。このブレーキ
手段は、上記のタイミング手段により制御されるもので
あって上記のクラッチ手段のクラッチの開閉に同調して
この籠が落下しないように支えるものである。最後に、
移動手段がある。この移動手段は、上記のタイミング手
段により制御されるものであって上記の籠が停進する前
後にこの籠をこの複数の籠昇降用平歯車の箇所で水平に
移動するものである。
[作 用コ 斯様にして、本発明にかかる複数の籠が昇降手段に離着
する高速エレベータ−は、以上のごとき構成にしたゆえ
に以下に述べるがごとき作用が生した。
まず、ループ状のケーブル等の籠昇降手段がある。そし
て、この籠昇降手段により昇降される複数の籠がある。
この籠は、その昇降の度にこの籠に設けられた離着手段
により上記の籠昇降手段;こクラッチさせながら離着さ
せられる。さらに、タイミング手段が、この離着手段の
1雑着のタイミングをとる。そして、ブレーキ手段が、
上記の籠を上記の籠昇降手段に離着する前後に、上記の
離着手段のクラッチの開閉に同調してこの籠が落下しな
いように支えるものである。最後に、移動手段が、上記
の籠を上記の籠昇降手段に離着する前1(に、この籠を
この脂昇降手段の箇所に移動し、またはその箇所から離
すものである。
斯様にして、このケーブル等の脂昇降手段は高速で駆動
することにより、この通路は高速での昇降専用に使用さ
れる。そして、時間をとりエレベータ−籠の昇降通路を
塞ぐ人の乗り降り等のときは、そのエレベーター籠がそ
の通路を塞がないようにこの籠昇降手段から煎れその通
路をあける様になっている。
つぎに、別な発明の作用を述べる。これはまず、複数の
止が、h2昇降川平歯車とか籠昇降用ねじ型歯車等の化
昇降歯車により昇降される。そして、クラッチ手段が、
上記の籠に設けられこのクラッチ手段のチェーンまたは
歯車が上記の籠昇降用歯車に噛み合う。
さらにタイミング手段が、上記のクラッチ手段のクラッ
チのタイミングをとる。そして、ブレーキ手段が、上記
のタイミング手段により制御される。一方、上記のクラ
ッチ手段のクラッチの開閉に同調してこの62が落下し
ないように支える。最後に、移動手段が、上記のタイミ
ング手段により制」される。と同時に、上記の化が停進
する前後にこの籠をこの複数のh!昇降用平歯車の箇所
で水平に移動する。
[実施例コ 以下に、本発明にかかる複数の化が昇降手段に離着する
高速エレベータ−を、その一実施例を用いて添付の図面
と共に詳細に説明する。
第1図は、本発明にかかる複数のfitが昇降手段に離
着する高速エレベータ−の一実施例の概略正面図である
。第2図は、その別の実施例の概略正面図を示したもの
である。第3図は、第2図の実施例のものの歯車とチェ
ーンの噛合いの状態を示した拡大側面図である。
まずこれは、一定速度で回転ないし循環運動している籠
昇降用ケーブルまたは平歯車とこれに噛合うチェーン等
を利用して昇降するエレベーターである。
しかして、垂直通路Vには、籠昇降用ケーブルlOが第
1図のように設けられている。この籠昇降用ケーブル1
0に代えて、第2図および第3図に示すことくに、平歯
車10aおよびチェーン11(キャタピラ式で側面が閉
じてないもの)を並べて装置してもよい。そして、水平
通路Hには、ベルトコンヘアー12やローラーやチェー
ンとか車輪や油圧ジヤツキ等を利用した水平移動手段が
装置されている。
エレベーターF!20は、籠昇降用ケーブル10を利用
の場合は、第4図に示すこの部分の拡大平面図および第
5図に示すその側面図のごとくに、車輪付きの籠昇降用
ケーブルの把握装置30を搭載している。この把握装置
300車輪31には、この車輪31の回転のスピードを
制御できる車輪用ブレーキ32が装置されている。そし
て、この11!握装置30は把握装置本体33を開閉す
ることにより、ペンチのように上記の籠昇降用ケーブル
10を自由につかんだり離したりできるものである。上
記のh2昇降用ケーブル10に代えて平歯車10aを使
用の場合は、この把握装置30は第3図に示すごとくチ
ェーン11に代わる。
エレベータ−i!20には先行車との距離測定装置がつ
いており、そのままの速度で進行したら衝突する時は、
籠昇降用ケーブル10を利用の場合には、上昇の時は上
記の車輪用ブレーキ32が緩み衝突を回避する。下降の
時は、垂直通路(li11壁との摩擦ブレーキが車輪用
ブレーキの解除と同時に作用し衝突を回避する。歯車利
用の場合には、着離手段を設けずに、クラッチ側のねじ
型の歯車やチェーン11に常時その歯車が噛み合うよう
にしてもよい。この場合、歯車のブレーキが車輪用ブレ
ーキ32に代わるようにしてもよい。
エレベーター籠20と垂直通路Vの壁面にはラチェット
、ブレーキ等の落下防止安全装置が速度制御用の他に装
備されている。なお、上記のエレベーター籠20と垂直
通路Vには、垂直走行安定装置(ガイドレール、補助輪
等)がついているとよい。
そして、横通路I]とエレベータ−籠20には、第6図
に示すごとくに、横ベクトル移動手段40がついている
。斯様にして、第6図Aに示すごとくに、横ベクトル移
動手段40で籠昇降用ケーブル10に運ばれる。この横
ベクトル移動手段40は、このエレベータ−11i20
が籠昇降用ケーブル10に保持された後に、第6図Bに
示すごとくにその係合がとかれる。しかして、エレベー
タ−籠20の水平移動のとき、上記の籠昇降用ケーブル
10の把握装置30は、籠昇降用ケーブル10を部し水
平移動を妨げない。横ベクトル移動手段や水平移動装置
12には、ローラーやベルトコンベア、チェーン、油圧
ジヤツキ等が利用できろ。
垂直通路Vには駅を設はエレベータ−1! 20をそこ
に停車させ、水平移動装置で駐車スペースにエレベータ
−籠20移動させて客を乗降させてもよい。同様にエレ
ベーター籠20を格納室に駐車させてもよい。歯車利用
の垂直移動装置の時は、第6図に示す軌跡略図のごとく
に、横ベクトル移動は滑らかなカーブを描く。なお、第
7図において、V2は各時用通路であり、Oはエレベー
ター籠20が垂直通路■から各時用通路V2に出入りす
る時の軌跡路を表わしたものである。
上記の横ベクトル移動ガイドレール42にエレベータ−
籠20から差し込まれた舵ソリ41は、第8図に示すご
とくに、エレベータ−籠20を追い越して垂直通路■か
ら各階通路■2へ、そして待機乗降スペースに導く。こ
の時のエレベータ−籠20の移動エネルギーは、上昇の
時は第2図に示した平歯車10aの」1昇エネルギーと
ガイトレール42のフリーローラー43と駆動ローラー
41Lのエネルギーが合成されたものになる。下降の時
は、重力と上記のガイドレール42のフリーローラー4
4.ガイドローラー43等のエネルギー合成で移動する
。しかして、フロアAおよびBに乗降用の「動く歩道」
が装置され水平移動するエレベータ−1i! 20と同
じ速度で動くか、「動く歩道」にエレベータ−籠20が
乗って移動するとよい。
フロアA、Bの中間に駅を設ける場合、フロアA。
Bはエレベータ−籠20の水平移動だけに使い、動く歩
道は装置しなくてもよい。
斯様な構成のもとに、以下に本発明にかかる複数の籠が
昇降手段に離着する高速エレベーターの動作を説明する
まず、例えば第1図ではフロアAで時速約3Km(秒速
約0.83m)で「動く歩道」から充分な余裕時間を持
って乗車した客をのせたエレベータ−籠20は、前面長
2mのエレベータ−籠20の場合なら僅か1.66秒プ
ラス減速停止時間で昇降を開始、連続発車できる。発車
したエレベータ−ij!20は、エネルギー伝達用の上
記した把握装置30のブレーキ32を強めて加速される
。そして目的階に近づくと、この把握装置30のブレー
キ32を緩めて減速される。さらに、目的階で上記のブ
レーキ32を解除して停止する。つぎに、横方向移動装
置によって、エレベーター籠20は水平移動に入り、「
動く歩道」上に乗客は下車する。
下降は、垂直通路Vに押し出されたエレベーター寵20
が、図示のない壁面摩擦ブレーキを緩めて停止から加速
される。そして、その下降速度が脂昇降用ケーブル10
の速度に達したところで動力伝達用の把握装置30のブ
レーキ32をロックして下降する。そして、目的階の手
前てこのロックを解除する。さらに、壁面摩擦ブレーキ
で減速しながら目的階の水平移動装置上に着地する。後
は上記の場合と同様である。
垂直移動のためのビル等側の装置はモジュール化し、エ
レヘークー籠20が通過しない部分は節電のために運動
を停止してもよい。下降の時は節電のために籠昇降用ケ
ーブル10をエレベータ−籠20の重量て引くか平歯車
10aを回転させたりして、そのエネルギーを上昇エネ
ルギーに供給するようにするとよい。
平歯車10aを利用の垂直移動装置の時は、つぎの階に
は追い越し通路である垂直通yδ■に入らないで直接移
動できる。そのとき、その階に別のエレベータ−籠があ
る場合は、そのエレベータ−籠は追い越し通路に進入し
、格納室に向かう途中おいているフロアの駐車スペース
に入る。なお、必要に応じて追い越し通路を二重以上に
してもよい。
つぎに、別な実施例を述べる。第9図は、この実施例の
正面概略図である。
まず、ループ状の籠昇降用ケーブル10がある。
このループ状の籠昇降用ケーブル10は、常時高速且つ
定速で回転駆動している。つぎに、複数のエレベータ−
籠20がある。このエレベータ−籠20は、小型であり
上記の隨昇降用ケーブル10により昇降されるものであ
る。この昇降は、つぎの離着手段30aによる。
すなわち、この離着手段30aは、第10図に示すこの
部分の拡大側面図のことくに、上記のエレベーター籠2
0に設けられている。そして、上記のエレベーター籠2
0を上記の籠昇降用ケーブル10にクラッチ(ブレーキ
)34でクラッチさせながら離着させる。したがってこ
の離着手段30aが、上記の籠昇降用ケーブル10をつ
かんだ時にこのクラッチ34が働く。この#着手段30
aは、最初は空回りをし、徐々にブレーキ34が締まり
ながらそのエレベータ−籠20の昇降のスピードがつい
て行き、最後にそのケーブル10に完全に引かれ昇降し
、移動回転する。そして、離れる時はこの逆の動作にな
る。この離着手段30aの離着のタイミングは、小型の
コンピュータを用いたタイミング手段(図示なし)によ
り行なわれろ。これと同時に、ガイドレール50用のブ
レーキ手段51が働きガイドレール50を締める。すな
わち、このブレーキ手段51は、上記のエレベータ−能
20が上記の籠昇降用ケーブル10に離着する前後に、
上記の離着手段30aのクラッチ34の開閉に同調して
このエレベーター籠20が落下しないように支えるもの
である。
最後に、ベルトコンベアー式等の移動手段60が各階に
設けである。このベルトコンヘアー式等の移動手段60
は、上記のエレベータ−の籠20が上記の能昇降用ケー
ブル10に離着する前後にこのエレベータ−脂20をこ
の籠昇降用ケーブル100箇所に移動し、またはその箇
所から雛ずものである。
しかして、昇降のための動力はビル等側にあり一定速度
で運動している。そして、上記のごとくに、エレベータ
−i!20の速度は、エレベータ−龍20に装備された
車輪ないし歯車(ローラー、チェーン)の回転速度を制
御するブレーキと壁面とのガイドレール50等の摩擦ブ
レーキとによって制御される。さらには、横ベクトルお
よび水平方向に移動する装置で、水平移動される。
斯様にして、本発明にかかる複数の籠が昇降手段に離着
する高速エレベータ−の一実施例の使用方法を以下に説
明する。
まず、乗客がフロアで駐車中のエレベーターのii!2
0である上昇カプセルに乗車し、降車フロアを指定する
スイッチをオンにする。すると、カプセルのドアが閉じ
トンネル(垂直通路)センサーが走行車線が開いている
か否かセンサーする。そして、目的階にあるカプセルは
、無人で同じ動作をしてそのステーションを開ける。一
方、フロアの階下の最寄りの貯蔵庫から同じ動作で空車
が進入し上昇する。
そして、カプセルのチェーンにブレーキがかかり、この
カプセルはフロアの手前のフロアまで上昇して、そこで
ブレーキを緩めて減速し、目的のフロアの所定位置で遊
転させて停車する。つぎに、目的のフロアの推し出し手
がそのカプセルを台にのせてトンネルからそのステーシ
ョンに移動させる。ここて、カプセルのドアが開き乗客
は下車する。そして、そのカプセルは、最寄りの空車の
駐車庫に同し動作で格納ないし開いているステーション
に入り駐車する。最後に、カプセルはフロアのステーシ
ョンに駐車ドアを開けるという具合である。
なお、上記の籠昇降歯車は常時駆動するものでなくても
よい。すなわち、フル回転を要求しない場合は、エレベ
ータ−籠20が近すいたときのみセンサ等でそれをキャ
ッチし駆動させ、工1ノヘーターー籠20が通り過ぎた
ら停止するようにすれば省エネになる。同様に、籠昇降
用ケーブル10も1矧のケーブルのみとせずに複数組の
ケーブルとして、これを直列に並べることによりエレベ
ーター籠20が各ケーブルを乗りついて行く構成にした
場合、エレベーター籠20が離れている箇所の昇降用ケ
ーブルは駆動させなくてもよい。
[発明の効果] 本発明にかかる複数の籠が昇降手段に離着する高速エレ
ベータ−は、以上のごとき構成にしたゆえに、乗降スペ
ースと垂直通路が分離され、その結果エレベータ−籠へ
の乗降時間がエレベータ−籠の昇降時間の妨げとならな
いようになった。それゆえに、乗客は待機しているエレ
ベータ−籠あるいは呼び出されたエレベータ−籠にすぐ
に乗車でき、1個の垂直通路に複数のエレベータ−籠を
連続的に昇降させることができスペースの効率化が図れ
た。
さらには、エレベータ−籠はパーソナル化できるゆえに
小型化が可能で、さらにスペースの節約ができた。
斯様にして、複数のエレベータ−籠を使用のときに、そ
のエレベーターの垂直通路の数を削減できた。そして、
それに伴い、エレベータ−前のエレベーターホールも縮
小てき、ビル等のフロア−〇有効利用が図れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる複数の籠が昇降手段に離着す
る高速エレベータ−の一実施例の概略正面図である。 第2図は、その別の実施例の概略正面図を示したもので
ある。 第3図は、第2図の実施例の者の歯車とチェーンの噛合
いの状態を示した拡大側面図を示lノたものである。 第4図は、把握手段の一実施例の拡大平面図を示してい
る。 第5図は、第4図のものの側面図を示したものである。 第6図は、横ベクトル移動手段の一実施例の拡大正面図
であって、第6図Aは横ベクトル移動手段でエレベータ
ー籠が籠昇降用ケーブルに運ばれた状態を示しており、
第6図Bはこの横ベクトル移動手段の係合がとかれた状
態を示したものである。 第7図は、歯車使用の場合のエレベーター籠の軌跡略図
である。 第8図は、ガイトレールとローラーの一実施例の拡大正
面図である。 第9図は、別の実施例の正面概略図を示したものである
。 第10図は、把握手段とブレーキ付近の別な実施例の拡
大正面図である。 10・・・i!ffi昇降用ケーブル 1.Oa・・・
平歯車11・・・チェーン     20・・・エレベ
ータ−籠30・・・把握手段 40・・・横ベクトル移動手段 50・・・ブレーキ     V ・・・垂直通路H・
・・水平通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)籠昇降手段、該籠昇降手段により昇降される複数
    の籠、該籠に設けられたものであ ってこの籠を上記の籠昇降手段にクラッチ させながら離着させる離着手段、該離着手 段の離着のタイミングをとるタイミング手 段、上記の籠が上記の籠昇降手段に離着す る前後に上記の離着手段のクラッチの開閉 に同調してこの籠が落下しないように支え るブレーキ手段、および上記の籠が上記の 籠昇降手段に離着する前後にこの籠をこの 籠昇降手段の箇所にまたはその箇所から移 動する移動手段、より構成されることを特 徴とした複数の籠が昇降手段に離着する高 速エレベーター。
  2. (2)ループ状の籠昇降用ケーブル、該籠昇降用ケーブ
    ルにより昇降される複数の籠、該 籠に設けられたものであってこの籠を上記 の籠昇降用ケーブルにクラッチさせながら 離着させる離着手段、該離着手段の離着の タイミングをとるタイミング手段、上記の 籠が上記の複数の籠昇降用ケーブルに離着 する前後に上記の離着手段のクラッチの開 閉に同調してこの籠が落下しないように支 えるブレーキ手段、および上記の籠が上記 の複数の籠昇降用歯車に離着する前後にこ の籠をこの複数の籠昇降用歯車の箇所にま たはその箇所から移動する移動手段、より 構成されることを特徴とした複数の籠が昇 降手段に離着する高速エレベーター。
  3. (3)複数の籠昇降用平歯車、該複数の籠昇降用平歯車
    により昇降される複数の籠、該籠 に設けられたものであって上記の籠昇降用 平歯車に噛合うチェーンを有するクラッチ 手段、該クラッチ手段のクラッチのタイミ ングをとるタイミング手段、該タイミング 手段により制御されるものであつて上記の クラッチ手段のクラッチの開閉に同調して この籠が落下しないように支えるブレーキ 手段、および上記タイミング手段により制 御されるものであって上記の籠が停進する 前後にこの籠をこの複数の籠昇降用平歯車 の箇所で水平に移動する移動手段、より構 成されることを特徴とした複数の籠が昇降 手段に離着する高速エレベーター。
  4. (4)複数の籠昇降用平歯車、該複数の籠昇降用平歯車
    により昇降される複数の籠、該籠 に設けられたものであってこの籠を上記の 複数の籠昇降用平歯車にクラッチさせなが ら離着させるものであって上記の籠昇降用 平歯車に噛合うチェーンを有する離着手段、該離着手段
    の離着のタイミングをとるタイ ミング手段、上記の籠が上記の複数の籠昇 降用平歯車に離着する前後に上記の離着手 段のクラッチの開閉に同調してこの籠が落 下しないように支えるブレーキ手段、およ び上記の籠が上記の複数の籠昇降用平歯車 に離着する前後にこの籠をこの複数の籠昇 降用平歯車の箇所にまたはその箇所から移 動する移動手段、より構成されることを特 徴とした複数の籠が昇降手段に離着する高 速エレベーター。
  5. (5)複数の籠昇降用ねじ型の歯車、該複数の籠昇降用
    ねじ型の歯車により昇降される複 数の籠、該籠に設けられたものであって上 記の籠昇降用ねじ型の歯車に噛合うねじ型 の歯車を有するクラッチ手段、該クラッチ 手段のクラッチのタイミングをとるタイミ ング手段、該タイミング手段により制御さ れるものであって上記のクラッチ手段のク ラッチの開閉に同調してこの籠が落下しな いように支えるブレーキ手段、および上記 タイミング手段により制御されるものであ って上記の籠が停進する前後にこの籠をこ の複数の籠昇降用ねじ型の歯車の箇所で水 平に移動する移動手段、より構成されるこ とを特徴とした複数の籠が昇降手段に離着 する高速エレベーター。
  6. (6)複数の籠昇降用のねじ型の歯車、該複数の籠昇降
    用のねじ型の歯車により昇降され る複数の籠、該籠に設けられたものであっ てこの籠を上記の複数の籠昇降用のねじ型 の歯車にクラッチさせながら離着させるも のであって上記の籠昇降用のねじ型の歯車 に噛合うねじ型の歯車を有する離着手段、 該離着手段の離着のタイミングをとるタイ ミング手段、上記の籠が上記の複数の籠昇 降用のねじ型の歯車に離着する前後に上記 の離着手段のクラッチの開閉に同調してこ の籠が落下しないように支えるブレーキ手 段、および上記の籠が上記の複数の籠昇降 用のねじ型の歯車に離着する前後にこの籠 をこの複数の籠昇降用のねじ型の歯車の箇 所にまたはその箇所から移動する移動手段、より構成さ
    れることを特徴とした複数の籠 が昇降手段に離着する高速エレベーター。
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JPH0464587A (ja) * 1990-07-02 1992-02-28 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置
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WO2016095969A1 (en) * 2014-12-16 2016-06-23 Kone Corporation Method for loading and unloading an elevator car of a multicar-system

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