JPH09205154A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09205154A
JPH09205154A JP8010972A JP1097296A JPH09205154A JP H09205154 A JPH09205154 A JP H09205154A JP 8010972 A JP8010972 A JP 8010972A JP 1097296 A JP1097296 A JP 1097296A JP H09205154 A JPH09205154 A JP H09205154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
film
conductive layer
opening
semiconductor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8010972A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tsutsumi
聡明 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8010972A priority Critical patent/JPH09205154A/ja
Publication of JPH09205154A publication Critical patent/JPH09205154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EEPROMメモリセルトランジスタにおい
ては、高集積化に伴う素子の微細化の際、高さ方向への
縮小、素子形成面積の縮小、製造工程の簡略化、素子分
離耐圧の確保等が問題となっていた。 【解決手段】 この発明によれば、CVD技術で所定の
厚さに積層して形成する素子分離絶縁膜の垂直な断面を
持つ開口部内に自己整合的にフローティングゲートを形
成する。このフローティングゲートは開口部底面及びそ
の底面の端部の上方に伸びて筒状体を形成する。コント
ロールゲートは、誘電体膜を介してフローティングゲー
トの筒状体の凹部内及びフローティングゲートの上方に
積層して形成され、その上面は平坦であり、フローティ
ングゲートに接して素子分離絶縁膜の上面に配線は断線
することなく形成可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、EEPROM
(Electrically erasable and programable read only
memory)メモリセルトランジスタの構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるEEPROMのメモリ
セルトランジスタについて、特開昭63−229860
号公報に示された断面構造を図35に示す。この図35
において、符号30は半導体基板、31は半導体基板3
0の表面に、チャネル領域32を挟んでそれぞれ離隔し
て形成された不純物拡散領域であるソース/ドレイン領
域、33はチャネル領域32上に形成されたゲート絶縁
膜、34はゲート絶縁膜33上に、断面構造がU字状と
なるように形成されたフローティングゲート、36はフ
ローティングゲート34の対向電極であり、誘電体膜3
5を介して形成されたコントロールゲート、37はフロ
ーティングゲート34及びコントロールゲート36を覆
って形成されたシリコン酸化膜、38は半導体基板1全
面に積層された層間絶縁膜、39はソース/ドレイン領
域31上の層間絶縁膜38上にコンタクトホールを開口
し、このコンタクトホールを導電物質で埋設して形成さ
れたコンタクト、40はコンタクト39と電気的に接続
され、層間絶縁膜38表面にパターニングされた配線を
それぞれ示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術による
EEPROMメモリセルトランジスタにおいては、フロ
ーティングゲート34が、半導体基板30上にその断面
がU字状になるように形成されており、フローティング
ゲート34上にコントロールゲート36を形成した構成
となっている。このようなゲート構造の場合は、フロー
ティングゲート34とコントロールゲート36間の静電
供給容量を増大させる目的で、両者間の対向面積を増大
させるためには、フローティングゲート34を高さ方向
に拡大した構造とする必要がある。
【0004】しかし、高さ方向へフローティングゲート
34の寸法を拡大すると、フローティングゲート34上
に積層される層間絶縁膜38の上面と、ソース/ドレイ
ン領域31上等の半導体基板30上に直接層間絶縁膜3
8が積層された場合とでは、層間絶縁膜38の上面とで
の段差が大きくなり、後工程において配線を形成する際
に層間絶縁膜38の表面の段差に起因する断線等が生じ
るという問題があった。また、特開昭63−22986
0号公報に開示された発明においては、素子分離法に関
する記述がなく、その分離耐圧を向上させ、EEPRO
Mメモリセルトランジスタの性能向上を図るという課題
を解決することができないばかりか、製造方法上、耐圧
劣化を招くという問題を有する。また、フローティング
ゲート形成領域と素子分離領域との位置関係において、
写真製版技術で決定される位置合わせ精度の限界を克服
できず、微細化が進まないという問題がある。
【0005】このように、従来のEEPROMメモリセ
ルトランジスタにおいては、高集積化に伴う素子の微細
化において、高さ方向への縮小、及び表面段差の縮小が
問題となっており、さらに素子形成面積の縮小、安価に
製品を生産するために製造工程の簡略化、素子間の分離
に必要な分離耐圧の確保等が問題となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、半導体基板の一主面上に形成され、半導体基板の
一主面に対し略垂直(略垂直とは垂直及び垂直な位置の
近傍の位置を指すものである。)な断面の開口部を有す
る素子分離絶縁膜、上記開口部底面となる上記半導体基
板の表面に形成されたチャネル領域及びソース/ドレイ
ン領域、上記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁
膜、上記開口部内のソース/ドレイン領域上に積層さ
れ、チャネル領域との境界上に略垂直な断面を有する絶
縁膜、上記ゲート絶縁膜の上面及び絶縁膜の断面及び素
子分離絶縁膜の開口部の断面に接して形成され、断面構
造が凹状である第一の導電層、上記第一の導電層を覆っ
て形成された誘電体膜、上記第一の導電層の凹状部内に
上記誘電体膜を介して埋め込まれた第二の導電層を含む
ものである。
【0007】この発明に係る半導体装置は、上記の構成
の特徴に加え、第二の導電層は、第一の導電層の凹状部
内に誘電体膜を介して埋め込まれ、誘電体膜を介して第
一の導電層上に積層されるものである。
【0008】この発明に係る半導体装置は、上記の構成
に加え、第二の導電層に接し、素子分離絶縁膜上に配置
された配線を含むものである。
【0009】この発明に係る半導体装置は、上記の構成
に加え、第一の導電層は、ゲート絶縁膜に接する底面
と、上記底面の外周上に伸びる筒状体からなるものであ
る。
【0010】この発明に係る半導体装置は、半導体基板
の一主面上に形成され、半導体基板の一主面に対し略垂
直な断面の開口部を有する素子分離絶縁膜、上記開口部
底面となる上記半導体基板の表面に形成されたチャネル
領域及びソース/ドレイン領域、上記チャネル領域上に
形成されたゲート絶縁膜、上記開口部内のソース/ドレ
イン領域上に積層された絶縁膜、上記ゲート絶縁膜上に
積層された導電性膜からなる底面と上記底面の外周上に
伸びる筒状体からなり、断面構造が凹状である第一の導
電層、上記第一の導電層の凹状内壁及び凹状上部外壁に
付着して形成された誘電体膜、上記誘電体膜を介して第
一の導電層の表面に対向し、形成された第二の導電層を
含むものである。
【0011】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板上にメモリセル形成領域となる略垂直断面を
持つ開口部を有する素子分離絶縁膜を積層する工程、上
記半導体基板の開口部内にチャネル領域を介してソース
/ドレイン領域を形成する工程、上記チャネル上にゲー
ト絶縁膜を積層する工程、上記ゲート絶縁膜上に導電性
膜からなる底面と、上記底面の外周上に伸び、自己整合
的に素子分離絶縁膜の略垂直断面に部分的に接して、導
電性膜からなる筒状体を構成する第一の導電層を形成す
る工程、上記第一の導電層に付着して誘電体膜を積層す
る工程、上記誘電体膜を介して少なくとも第一の導電膜
の筒状体の内壁及び底面に付着する第二の導電層を形成
する工程を含むものである。
【0012】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板上にメモリセル形成領域となる略垂直断面を
持つ開口部を有する素子分離絶縁膜を形成する工程、上
記半導体基板の開口部内にチャネル領域を介してソース
/ドレイン領域を形成する工程、上記ソース/ドレイン
領域上に絶縁物質を埋設する工程、上記チャネル領域上
にゲート絶縁膜を積層する工程、上記ゲート絶縁膜上に
導電性膜からなる底面と、上記底面の外周上に伸び、自
己整合的に素子分離絶縁膜の略垂直断面に部分的に接し
て、導電性膜からなる筒状体を構成する第一の導電層を
形成する工程、上記絶縁物質を選択的にエッチング除去
し、少なくとも第一の導電層の筒状体の外壁上部を露出
させる工程、上記第一の導電層に付着して誘電体膜を積
層する工程、上記誘電体膜を介して少なくとも第一の導
電膜の筒状体の内壁及び底面と外壁上部に付着する第二
の導電層を形成する工程を含むものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明に係るEEPROMメモリセル
トランジスタの断面構造を図1に示す。この図1におい
て、1は半導体基板、2は半導体基板1の一主面上に形
成され、半導体基板1の一主面に対して略垂直な断面を
持つ開口部3を有する素子分離絶縁膜、4は開口部3底
面に形成されたチャネル領域、5は同じく開口部3の底
面に形成され、チャネル領域4を挟んで2カ所に形成さ
れたソース/ドレイン領域、6は素子分離絶縁膜2と半
導体基板1との境界部の半導体基板1側に形成された不
純物注入層、7は不純物注入層6の形成に伴って同時に
形成される不純物層、8はソース/ドレイン領域5上
に、素子分離絶縁膜2の上面と同じ高さまで積層された
シリコン酸化膜を示している。
【0014】さらに、符号9はチャネル領域4上に積層
されたゲート絶縁膜、10はシリコン酸化膜8の側断面
とゲート絶縁膜9の上面及び素子分離絶縁膜2の断面に
付着して形成された開口部3に密着して形成され、半導
体基板1の一主面に対して垂直な断面がU字状となって
いる第一の導電層であるフローティングゲート、11は
フローティングゲート10の表面に積層された誘電体
膜、12はフローティングゲート10の対向電極であ
り、第二の導電層であるコントロールゲートを示してお
り、このコントロールゲート12は上面が平坦となって
いる。
【0015】また、コントロールゲート12は、ゲート
幅方向に沿って伸びており、配線として働くものであ
る。さらに、コントロールゲート12の上面と素子分離
絶縁膜2からなる素子分離領域の上面との段差は、コン
トロールゲート12の膜厚分のみであり、表面段差は小
さい。また、埋設されたシリコン酸化膜8により、ソー
ス/ドレイン領域上においても素子分離絶縁膜との間で
段差は発生していない。よって、メモリセルトランジス
タの表面段差に起因する断線の問題がない。
【0016】次に、図1の半導体装置の製造方法につい
て説明する。まず、図2に示すようにシリコン単結晶に
P型不純物がドープされた半導体基板1上の全面にCV
D技術によってシリコン酸化膜を5000ないし800
0Åの厚さに積層するか、若しくは熱酸化によって半導
体基板1の表面を酸化し、厚さ5000ないし8000
Åの熱酸化膜を形成し、素子分離酸化膜2を形成する。
次にシリコン窒化膜13を1000ないし2000Åの
厚さに積層する。
【0017】次に、図3に示すように、シリコン窒化膜
13上のメモリセルトランジスタの非活性領域(素子分
離領域)となる領域上に写真製版によってレジストパタ
ーンを形成し、このレジストパターンをエッチングマス
クとして異方性エッチングを行い、シリコン窒化膜13
及び素子分離絶縁膜2を順次エッチングし、半導体基板
1の一主面に対して略垂直な断面を持つ開口部3を形成
する。
【0018】その後、半導体基板1に対して不純物とし
てボロンを数十keVのエネルギーで、1×1012ない
し1×1013cm-2の注入量となるように注入し、素子
分離絶縁膜2下の半導体基板1表面に不純物注入層6を
形成する。この不純物注入層6は素子分離を確実にする
ために形成するものであり、半導体基板1がP型不純物
を含むものである場合は不必要となることもある。ま
た、この不純物注入層6の形成と同時に、活性領域とな
る開口部3の下部にも不純物層7が形成されるが、この
不純物層7は、半導体基板1の表面から数千Åの深さに
形成されるため、メモリセルの動作に悪影響を与えるこ
とはなく、条件によってはパンチスルーの素子の効果を
有する。
【0019】この図3の断面構造に対応する平面図を図
4に示す。図4において、既に説明した符号と同一符号
は同一、若しくは相当部分を示すものである。開口部3
は、1.0μm×1.5μmの大きさに形成されてお
り、開口部3内に半導体基板1の表面が露出している。
次に、図5に示すように、開口部3内にCVD技術を用
いて第二の絶縁膜であるシリコン酸化膜14を埋設し、
その後、エッチバック若しくは研磨を行うことによって
シリコン窒化膜4の表面が表出するまでエッチング除去
を行い、開口部3内に埋め込まれたシリコン酸化膜14
のみを残した状態とする。
【0020】次に、図6に示すように、メモリセルトラ
ンジスタのチャネル領域となる領域以外の領域上にレジ
ストパターン等のマスクを形成し、チャネル領域上のシ
リコン酸化膜14に対して異方性エッチングを行い、半
導体基板1の一主面を選択的に表出させ、次に、チャネ
ル領域となる領域にしきい値電圧調整のための不純物注
入を行う。このときの不純物注入は、不純物ボロンを数
keVないし10keVのエネルギーで、1×1012
いし1×1014cm-2の注入量となるように注入し、チ
ャネル領域4を形成する。
【0021】その後、図7に示すように、熱酸化法を用
いることによってシリコン酸化膜を50ないし200Å
の厚さに形成し、ゲート絶縁膜9をチャネル領域4上に
形成する。このゲート絶縁膜9はCVD技術を用いるこ
とによっても形成可能であり、その場合はシリコン酸化
膜14の側断面にも50ないし200Åの厚さの絶縁膜
が付着するため、あらかじめ図6に示す処理段階でシリ
コン酸化膜14の開口寸法を調整する等の必要がある
が、ゲート絶縁膜9が十分薄く、開口部の寸法に対し無
視できるため、実用上調整は不要である。その後、CV
D技術を用いてフローティングゲートとなる多結晶シリ
コン膜10aを500ないし1000Åの厚さとなるよ
うに積層する。
【0022】次に、図8に示すように、CVD技術によ
りシリコン酸化膜14とは異なる物質からなる絶縁膜、
例えばシリコン窒化膜を積層し、その後、エッチバック
若しくは研磨によってエッチングを行い、チャネル領域
4上に開口した部分に、多結晶シリコン膜10aに埋め
込まれた状態のシリコン窒化膜15を形成する。
【0023】その後、図9に示すように、シリコン窒化
膜15をエッチングマスクとして異方性エッチングを行
い、下層のシリコン窒化膜13が表出するまで多結晶シ
リコン膜10aを選択的にエッチングすることでフロー
ティングゲート10を形成する。この図9の平面図を図
10に示す。フローティングゲート10は、チャネル領
域4上及びチャネル領域4と素子分離絶縁膜2との境界
部上に自己整合的に形成され、このフローティングゲー
ト10の形成には、写真製版工程を必要とせず、工程の
簡略化が可能であり、特にゲート幅方向のフローティン
グゲート10の寸法は写真製版の素子分離絶縁膜2との
重ね合わせマージン等を考慮することなく、正確な寸法
に形成することができ、マージンが必要ないため、素子
の微細化が可能になる。
【0024】次に、図11に示すように、シリコン窒化
膜13及び15をエッチングマスクとしてソース/ドレ
イン領域5上に積層されたシリコン酸化膜14を異方性
エッチングすることによってエッチング除去する。その
後、イオン注入法により、例えば不純物砒素を数十ke
Vのエネルギーで1×1014ないし1×1016cm-2
注入量で、シリコン酸化膜を除去した領域に対して、不
純物注入を行い、ソース/ドレイン領域5を形成する。
【0025】その後、図12に示すように、ソース/ド
レイン領域5上にCVD技術によりシリコン酸化膜8を
埋設し、エッチバック若しくは研磨法により、シリコン
窒化膜13及び15上に積層されたシリコン酸化膜8を
除去し、ソース/ドレイン領域5上のみシリコン酸化膜
8が埋設された状態とする。
【0026】次に、図13に示すように、熱リン酸等を
用いた処理により、シリコン窒化膜13及び15をエッ
チング除去する。その後、図14に示すように、CVD
技術を用いて誘電体膜11となるシリコン酸化膜若しく
は酸化膜と窒化膜の2層からなる酸化窒化膜を200Å
の厚さとなるように積層する。その後、図15に示すよ
うに、CVD技術を用いてコントロールゲート12とな
る導電性膜、例えば多結晶シリコン膜12aを3000
Åの厚さとなるように積層し、少なくともフローティン
グゲート10が形成する凹状内部を完全に埋設し、表面
が平坦である状態の多結晶シリコン膜12aを形成す
る。
【0027】その後、多結晶シリコン膜12aのコント
ロールゲート12として残す領域上にレジストパターン
等のエッチングマスクをパターニングし、これをマスク
として異方性エッチングを行い、コントロールゲート1
2を形成することで図1に示した断面構造のEEPRO
Mメモリセルトランジスタを得ることができる。この図
1の平面図を図16に示す。コントロールゲート12は
実効的にコントロールゲートとして働く部分は符号12
bで示す電極領域であり、この電極領域12bにおい
て、コントロールゲート12は誘電体膜11を介してフ
ローティングゲート10と対向した状態となっている。
【0028】電極領域12b以外の領域のコントロール
ゲート12は配線として働くものである。また、この平
面図16では、配線はゲート幅方向に延在する場合を示
しているが、これに限らず、素子分離絶縁膜2上のどの
方向に配置することも可能であり、この点は本発明の特
徴でもある。つまり、フローティングゲート10は、図
9の行程で画定されているため、従来の製造方法のよう
に、コントロールゲート形成行程で同時にフローティン
グゲートをエッチングする必要がないため、コントロー
ルゲート12の配線方向は自由に形成できる。
【0029】上記のように形成されたEEPROMメモ
リセルトランジスタを含む半導体装置においては、素子
分離絶縁膜2に埋設された状態の、断面がU字状のフロ
ーティングゲート10を形成することで、メモリセルの
垂直方向の段差が大きくなることを抑制し、表面積を凹
状部内壁の全てとすることで電極の対向面積を大きくし
ている。また、コントロールゲート12は、フローティ
ングゲート10のU字状部に埋設され、また素子分離絶
縁膜2とシリコン酸化膜8により、平坦化されているた
め、容易にパターニングできる。さらに、図1に示すよ
うに、メモリセル部の段差は実質的にコントロールゲー
ト12のうちの配線部分のみであるため、後工程での配
線のパターニングが容易になり、断線等の欠陥発生を抑
制することが可能となる。
【0030】また、素子分離膜2内に形成した開口部3
内に自己整合的にフローティングゲート10を作り込む
ため、写真製版等の工程を必要とせず、素子分離絶縁膜
2との重ね合わせマージン分の面積の縮小が可能とな
り、集積度が向上し、また製造工程の簡略化が可能とな
り、安価に高性能なEEPROMメモリセルトランジス
タを含む半導体装置を得ることが可能となる。また、開
口部3は異方性エッチングにより形成しており、その側
壁部の傾きは65ないし90°と、一般に用いられるL
OCOS分離の傾き10ないし25°よりも大きく、垂
直に近いため、メモリセル領域がより性格に画定できる
という利点もある。
【0031】また、図1に示したような十分な厚さを持
ち、この厚さが端部においても他の領域と均等な厚さと
なる素子分離絶縁膜2を形成することで、十分な絶縁耐
圧を確保することが可能である。また、この説明では半
導体基板1はP型であり、ソース/ドレイン領域5はN
型のものについて説明したが、これに限らず、半導体基
板1がN型、ソース/ドレイン領域がP型のものについ
ても、注入する不純物種を変更する等して同様の効果を
有する半導体装置を形成することが可能であり、その
他、同様の効果を発揮するものであれば、上記の説明に
用いた物質以外の物質で構成することも可能である。
【0032】実施の形態2.次に、この発明の他の実施
の形態について説明する。この実施の形態2において、
最終的に得る半導体装置は実施の形態1の図1に示した
ものと同一であり、ここでは、異なる製造方法について
述べる。実施の形態1での製造方法は素子分離絶縁膜2
に対して開口部3を形成し、この開口部3内にEEPR
OMメモリセルトランジスタを形成する際、開口部3内
にシリコン酸化膜14を埋設し、まずチャネル領域4上
のシリコン酸化膜14をエッチング除去する方法を用い
ているが、この実施の形態2においては、開口部3を形
成し、シリコン酸化膜14を埋設後、ソース/ドレイン
領域5上のシリコン酸化膜14を選択的に除去する方法
を用いている。
【0033】まず、実施の形態1の図2ないし図5に示
すように、半導体基板1上に素子分離絶縁膜2、シリコ
ン窒化膜13、不純物注入層6、不純物層7を形成す
る。さらに、開口部3内部に不純物リンをドープした絶
縁膜であるPSG膜、若しくは不純物リン及びボロンを
ドープしたBPSG膜からなるシリコン酸化膜14aを
埋設した状態とする。
【0034】その後、図17に示すように、開口部3内
に埋設して形成されたシリコン酸化膜14a上のチャネ
ル領域4となる領域上にレジストパターン等でエッチン
グマスクを形成し、これを用いて異方性エッチングを行
うことでシリコン酸化膜14aを選択的にエッチング除
去し、ソース/ドレイン領域5となる半導体基板1の表
面を露出させる。次に、実施の形態1と同様に不純物注
入を行うことでソース/ドレイン領域5の形成を行う。
その後、エッチングマスクを除去する。
【0035】その後、図18に示すように、ソース/ド
レイン領域5上の開口部3内を埋設するように、シリコ
ン酸化膜8をCVD技術によって3000Åの厚さに積
層し、さらにエッチバック若しくは研磨法によってシリ
コン窒化膜13の上面よりも高く積層されたシリコン酸
化膜8を除去する。
【0036】その後、図19に示すように、水分を含ま
ないフッ化水素ガス雰囲気中に晒すことで選択的にリン
を含むシリコン酸化膜14aを除去し、チャネル領域4
となる半導体基板1の表面を露出させる。さらに、熱酸
化法によってチャネル領域4の表面を熱酸化することに
よってシリコン酸化膜を50ないし200Åの厚さに形
成し、ゲート絶縁膜9を形成する。実施の形態1におい
て示したように、このゲート絶縁膜9はCVD技術を用
いることによっても形成できる。
【0037】次に、チャネル領域となる領域に対してチ
ャネル注入を行い、形成しようとするメモリセルトラン
ジスタのしきい値調整を行う。その後、CVD技術を用
いて実施の形態1の図7に示した場合と同様に、フロー
ティングゲートとなる多結晶シリコン膜10aを500
ないし1000Åの厚さとなるように全面積層する。
【0038】その後、図20に示すように、チャネル領
域4上の凹部内にマスク材となるレジスト膜17を埋設
する。次に、図21に示すように、異方性エッチバック
を行うことにより、素子分離絶縁膜2上に積層された多
結晶シリコン膜10aを除去し、シリコン窒化膜13及
びシリコン酸化膜8が表出した状態とすることでフロー
ティングゲート10を形成する。
【0039】その後、図22に示すように、レジストか
らなるマスク材17をアッシングによって除去する。こ
の様に、マスク材を通常の写真製版に用いられるレジス
ト膜とすることで、素子分離絶縁膜2上に積層されたシ
リコン窒化膜13は除去されずに残り、実効的な素子分
離絶縁膜となる。よって、実効的に素子分離絶縁膜の膜
厚が増し、互いに隣接する複数の素子間の分離耐圧を向
上させることが可能となる。
【0040】また、マスク材17をレジストの代わりに
シリコン窒化膜を用いて形成することも可能であるが、
その場合は、図22に示すマスク材17除去のアッシン
グに代わる熱リン酸による除去の際に、同時に素子分離
絶縁膜2上に積層されたシリコン窒化膜13が除去さ
れ、素子分離絶縁膜は実効的に薄くなる。
【0041】マスク材17除去後、実施の形態1に示し
た場合と同様に、誘電体膜11、コントロールゲート1
2を順次形成することで実施の形態1の図1と同様のE
EPROMメモリセルトランジスタを形成することが可
能である。また、この製造方法においては、実施の形態
1の効果に加え、ゲート絶縁膜9を形成後、ゲート絶縁
膜9の側壁に対してプラズマエッチング等によるエッチ
ングダメージを加えることがなく、また、ゲート絶縁膜
9にプラズマが直接晒されることがないため、プラズマ
損傷やプラズマ重合によるカーボンフロライドのような
膜がゲート絶縁膜9側壁に付着し、ゲート絶縁膜9の品
質を劣化させることがなく、信頼性の高いゲート絶縁膜
9が得られるという効果がある。
【0042】実施の形態3.次に、実施の形態3を説明
する。この実施の形態3は、実施の形態1において示し
たEEPROMメモリセルトランジスタと同様の構造を
得るためのものであり、より少ない工程数で、低コスト
化を可能にする製造方法を示すものである。まず、実施
の形態1の図2ないし図3に示すように、半導体基板1
上に素子分離絶縁膜2、シリコン窒化膜13、開口部
3、不純物注入層6、不純物層7を形成する。
【0043】次に、図23に示すように、半導体基板1
の表面であり開口部3底面に対し、例えばP型ソース/
ドレイン領域を形成する場合であればボロンを、N型ソ
ース/ドレイン領域であれば砒素を数keVないし10
keVのエネルギーで1×1014ないし1×1016cm
-2の注入量となるように不純物注入を行い不純物拡散層
5aを形成する。
【0044】その後、図24に示すように、CVD技術
を用いて数千Åの厚さのシリコン酸化膜を積層し、その
後、研磨若しくはエッチングによって、シリコン窒化膜
13の上面が表出するまでエッチバックし、開口部3内
にシリコン酸化膜8が埋設された状態とする。その後、
少なくともシリコン酸化膜8上に写真製版によって選択
的にチャネル領域以外の領域上にレジストパターンを形
成し、このレジストパターンをマスクとして異方性エッ
チングを行い、チャネル領域となる半導体基板1の表面
を露出させ、次にチャネルを形成する領域に対し、ソー
ス/ドレイン領域の不純物イオンと逆導電型の不純物イ
オンを、数keVないし10keVのエネルギーで、1
×1014ないし1×1016cm-2の不純物量となるよう
に注入する。このイオン注入のドーズ量は、不純物拡散
層5aを形成するときのドース量と同等、若しくはそれ
以上とし、これにより、ソース/ドレイン領域の導電型
と逆導電型のチャネル拡散層18を形成する。
【0045】次に、図25に示すように、熱酸化法若し
くはCVD技術によってチャネル拡散層18上にゲート
絶縁膜9を50ないし200Åの厚さに積層する。図2
5には熱酸化法を用いてゲート絶縁膜9を形成した場合
を示す。次に、フローティングゲート10となる多結晶
シリコン膜10aをCVD技術を用いて積層する。その
後はすでに説明した実施の形態1若しくは2と同様に処
理を行うことで図1に示したEEPROMメモリセルト
ランジスタを形成することが可能となる。
【0046】このように、実施の形態3の製造方法によ
って形成したEEPROMメモリセルトランジスタで
は、実施の形態1に示した効果に加え、素子分離絶縁膜
2及びシリコン窒化膜13に開口部3を形成した状態
で、開口部3の底面全面にソース/ドレイン注入を行
い、チャネル領域に対しては不純物を二度注入し、導電
型を反転させてチャネル拡散層を形成する方法を用いて
いるため、ソース、ドレイン、チャネル等の不純物拡散
領域に形成するマスクの役割をする絶縁膜等の形成回数
が少なくなり、これに伴って少ない工程数で自己整合的
にEEPROMメモリセルトランジスタを形成すること
が可能であり、安価であって、高集積化され、平坦性の
良い半導体装置を得ることができるという効果がある。
【0047】実施の形態4.既に説明した実施の形態1
ないし3では、コントロールゲート12を形成すると同
時に配線を形成していたが、この実施の形態4では図2
6の断面図に示すように、コントロールゲート19と配
線20をそれぞれ別々に形成する点に特徴がある。ま
た、図26に示すEEPROMメモリセルトランジスタ
の平面図を図27に示す。この構成の場合、コントロー
ルゲート19と配線20を構成する物質をそれぞれ異な
る物質とすることが可能であり、配線を金属等の低抵抗
な物質とすることが可能となる等の効果がある。
【0048】次に、この図26ないし図27に示すEE
PROMメモリセルトランジスタの製造方法について説
明する。まず、実施の形態2の図22と同様に、フロー
ティングゲート10の形成を行い、次に、実施の形態1
の図14ないし図15に沿って処理を行うことで、図2
8に示すように最表面に多結晶シリコン等の導電性膜1
9aをCVD技術によって積層する。その後、図29に
示すように、チャネル領域以外の誘電体膜11が表出す
るまでエッチバックし、チャネル領域4上には、導電性
膜19aが埋設した状態に残され、コントロールゲート
19が形成される。
【0049】その後、金属、金属シリサイド、金属窒化
膜等の導電性膜を1000ないし3000Åの厚さに積
層し、この導電性膜上の配線20を形成する領域に写真
製版によってレジストパターンを形成し、レジストパタ
ーンをエッチングマスクとして異方性エッチングを行
い、配線20をパターン形成し、その後、レジストパタ
ーンを除去することで図26、27に示すようなEEP
ROMメモリセルトランジスタを形成することが可能と
なる。
【0050】実施の形態1ないし3においては、配線
(コントロールゲート10)はゲート幅方向に延在する
ように配置していた例を示したが、この実施の形態4で
は、ゲート長方向に沿って配線20を延在させて形成し
ている。このように配線20を任意の方向に配置するこ
とによって配置の自由度が増し、設計の自由度が増加す
る。
【0051】また、図30に示すように、配線を実施の
形態1ないし3と同様に、ゲート幅方向に延在させても
良いことは言うまでもない。コントロールゲート19と
配線20とは、個別に最適材料を選択でき、構造設計の
自由度を増すことができる。、また、コントロールゲー
ト19と配線20とは各々別の行程で形成しているが、
互いに直接的に接し、その間に層間絶縁膜の層を有しな
い構造であり、垂直方向の段差が増すことはない。さら
に、本実施の形態では、コントロールゲート19を構成
する物質とは異なる低抵抗な物質である金属、金属シリ
サイド、金属窒化膜で形成でき、高速化を図ることがで
きる。
【0052】実施の形態5.実施の形態1ないし4にお
いては、フローティングゲート10及びコントロールゲ
ート12及び19の形状は、全て同じ形状であり、フロ
ーティングゲート10の断面構造がU字状であり、コン
トロールゲート12及び19の形状はコントロールゲー
ト12のU字状(凹部)部分に一部埋め込まれ、一部が
半導体基板1の一主面とほぼ並行に、水平方向に広がっ
た状態に形成されていた。しかし、この実施の形態5に
示すEEPROMメモリセルトランジスタにおいては、
コントロールゲートとフローティングゲートの対向面積
をさらに増大させた構造をとっている。
【0053】この実施の形態5によるメモリセルトラン
ジスタの断面図を図31に示す。この図31において、
符号21はコントロールゲートを示しており、22は層
間絶縁膜、23は層間絶縁膜22及びシリコン酸化膜8
を選択的にエッチングすることで形成される開口部、そ
の他、既に説明した実施の形態1ないし4と同一符号は
同一、若しくは相当部分を示している。このEEPRO
Mメモリセルトランジスタにおいては、コントロールゲ
ート21はフローティングゲート10よりも半導体基板
1の一主面の水平方向に大きな面積を占めており、さら
に、フローティングゲート10の凹部内壁のみでなく、
凹部の一部の外壁にも誘電体膜11を介して対向電極と
して形成されており、フローティングゲート10とコン
トロールゲート21の対向面積を増大させている。
【0054】次に、図31に示したEEPROMメモリ
セルトランジスタの製造方法について説明する。まず図
32に示すように、実施の形態2の図21に示す構造
を、マスク材17aとしてリンドープのシリコン酸化膜
を用いて形成した後、マスク材17aを残した状態でシ
リコン酸化等の層間絶縁膜22を2000Åの厚さにC
VD技術を用いて積層する。
【0055】次に、図33に示すように、コントロール
ゲート形成領域及び配線形成領域の形状のエッチングマ
スクパターンを写真製版により層間絶縁膜22上にパタ
ーニングし、このマスクを用いて、多結晶シリコンに対
してシリコン酸化膜のエッチング選択比が高い条件で異
方性エッチングを行い、開口部23を形成する。この開
口部23は層間絶縁膜22の表面から、層間絶縁膜22
の膜厚に加え、さらに、2000Åのオーバーエッチン
グを行って、シリコン酸化膜8、マスク材17aが一部
除去され、フローティングゲート10の筒状部が一部突
き出た状態とする。
【0056】図33に示した断面図に対応する平面図を
図34に示す。開口部23は、コントロールゲート形成
領域と配線形成領域を兼ねた領域であり、フローティン
グゲート10よりも水平方向に大きく広がった状態に開
口されて形成されている。
【0057】開口部23を形成した後、フローティング
ゲート10の凹部内のリンドープのシリコン酸化膜から
なるマスク材17aをHF雰囲気中に晒し、選択的に除
去する。その後、CVD技術を用いて、200Åの厚さ
のシリコン酸化膜若しくはシリコン窒化膜からなる誘電
体膜11を全面に積層する。
【0058】次に、導電性膜、例えば多結晶シリコン膜
をCVD技術を用いて積層し、研磨若しくはエッチバッ
ク法により、積層した導電性膜をエッチングし、開口部
23内部にのみ導電物質を残し、コントロールゲート2
1を形成する。このように形成されたコントロールゲー
ト21は、フローティングゲート10の内壁だけでな
く、図33の工程でエッチバックした際に露出するフロ
ーティングゲート10の表面部分全面に誘電体膜11を
介して形成され、対向面積を大きくでき、コンデンサ容
量を増大させることが可能である。
【0059】また、この構造を採用した場合、層間絶縁
膜22の表面とコントロールゲート21の表面は、ほぼ
同一平面上に形成され、表面段差の問題を解消すること
が可能である。また、製造過程で形成するマスク材17
aは、シリコン窒化膜によって形成し、熱リン酸処理に
よって除去する方法を用いても最終的に同様の構造のE
EPROMメモリセルトランジスタを形成することが可
能である。また、コントロールゲート21は、多結晶シ
リコンと、金属又はシリサイド又は金属窒化膜との積層
構造であっても良い。
【0060】さらに、図34に示した構造ではコントロ
ールゲート21に電位を給電する配線20はゲート幅方
向に延在する方向に形成されているが、配線は他の方向
に延在させることも可能である。また、実施の形態4と
同様に、図32の層間絶縁膜22の形成行程を省き、図
33で層間絶縁膜22が無い状態でコントロールゲート
21となる導電性膜のみを形成し、後工程で、コントロ
ールゲート21を構成する導電物質とは別の物質を用い
て配線を形成することで、より性能の良い半導体装置を
形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る実施の形態1による半導体装
置の断面図である。
【図2】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
断面図である。
【図3】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
断面図である。
【図4】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
平面図である。
【図5】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
断面図である。
【図6】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
断面図である。
【図7】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
断面図である。
【図8】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
断面図である。
【図9】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示す
断面図である。
【図10】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示
す平面図である。
【図11】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示
す断面図である。
【図12】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示
す断面図である。
【図13】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示
す断面図である。
【図14】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示
す断面図である。
【図15】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示
す断面図である。
【図16】 この発明に係る実施の形態1を工程順に示
す平面図である。
【図17】 この発明に係る実施の形態2を工程順に示
す断面図である。
【図18】 この発明に係る実施の形態2を工程順に示
す断面図である。
【図19】 この発明に係る実施の形態2を工程順に示
す断面図である。
【図20】 この発明に係る実施の形態2を工程順に示
す断面図である。
【図21】 この発明に係る実施の形態2を工程順に示
す断面図である。
【図22】 この発明に係る実施の形態2を工程順に示
す断面図である。
【図23】 この発明に係る実施の形態3を工程順に示
す断面図である。
【図24】 この発明に係る実施の形態3を工程順に示
す断面図である。
【図25】 この発明に係る実施の形態3を工程順に示
す断面図である。
【図26】 この発明に係る実施の形態4の半導体装置
を示す断面図である。
【図27】 この発明に係る実施の形態4を工程順に示
す平面図である。
【図28】 この発明に係る実施の形態4を工程順に示
す断面図である。
【図29】 この発明に係る実施の形態4を工程順に示
す断面図である。
【図30】 この発明に係る実施の形態4を工程順に示
す断面図である。
【図31】 この発明に係る実施の形態5の半導体装置
を示す断面図である。
【図32】 この発明に係る実施の形態5を工程順に示
す断面図である。
【図33】 この発明に係る実施の形態5を工程順に示
す断面図である。
【図34】 この発明に係る実施の形態5を工程順に示
す平面図である。
【図35】 従来の技術による半導体装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1.半導体基板 2.素子
分離絶縁膜 3、23.開口部 4.チャ
ネル領域 5.ソース/ドレイン領域 5a.不
純物拡散層 6.不純物注入層 7.不純
物層 8、14,14a、16.シリコン酸化膜 9.ゲー
ト絶縁膜 10.フローティングゲート 11.誘
電体膜 10a、12a、19a.多結晶シリコン膜
12b.電極領域 12、19、21.コントロールゲート 13、1
5.シリコン窒化膜 17、17a.マスク材 18.チ
ャネル拡散層 20.配線 22.層
間絶縁膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一主面上に形成され、半導
    体基板の一主面に対し略垂直な断面の開口部を有する素
    子分離絶縁膜、上記開口部底面となる上記半導体基板の
    表面に形成されたチャネル領域及びソース/ドレイン領
    域、上記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜、上
    記開口部内のソース/ドレイン領域上に積層され、チャ
    ネル領域との境界上に略垂直な断面を有する絶縁膜、上
    記ゲート絶縁膜の上面及び絶縁膜の断面及び素子分離絶
    縁膜の開口部の断面に接して形成され、断面構造が凹状
    である第一の導電層、上記第一の導電層を覆って形成さ
    れた誘電体膜、上記第一の導電層の凹状部内に上記誘電
    体膜を介して埋め込まれた第二の導電層を含むことを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第二の導電層は、第一の導電層の凹状部
    内に誘電体膜を介して埋め込まれ、誘電体膜を介して第
    一の導電層上に積層され、上面が平坦であることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第二の導電層に接し、素子分離絶縁膜上
    に配置された配線を含むことを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第一の導電層は、ゲート絶縁膜に接する
    底面と、上記底面の外周上に伸びる筒状体からなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の一主面上に形成され、半導
    体基板の一主面に対し略垂直な断面の開口部を有する素
    子分離絶縁膜、上記開口部底面となる上記半導体基板の
    表面に形成されたチャネル領域及びソース/ドレイン領
    域、上記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜、上
    記開口部内のソース/ドレイン領域上に積層された絶縁
    膜、上記ゲート絶縁膜上に積層された導電性膜からなる
    底面と上記底面の外周上に伸びる筒状体からなり、断面
    構造が凹状である第一の導電層、上記第一の導電層の凹
    状内壁及び凹状上部外壁に付着して形成された誘電体
    膜、上記誘電体膜を介して第一の導電層の表面に対向す
    る第二の導電層を含むことを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上にメモリセル形成領域とな
    る略垂直断面を持つ開口部を有する素子分離絶縁膜を形
    成する工程、上記半導体基板の開口部内にチャネル領域
    を介してソース/ドレイン領域を形成する工程、上記チ
    ャネル領域上にゲート絶縁膜を積層する工程、上記ゲー
    ト絶縁膜上に導電性膜からなる底面と、上記底面の外周
    上に伸び、自己整合的に素子分離絶縁膜の略垂直断面に
    部分的に接して、導電性膜からなる筒状体を構成する第
    一の導電層を形成する工程、上記第一の導電層に付着し
    て誘電体膜を積層する工程、上記誘電体膜を介して少な
    くとも第一の導電膜の筒状体の内壁及び底面に付着し
    て、上面が平坦である第二の導電層を形成する工程を含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上にメモリセル形成領域とな
    る略垂直断面を持つ開口部を有する素子分離絶縁膜を形
    成する工程、上記半導体基板の開口部内にチャネル領域
    を介してソース/ドレイン領域を形成する工程、上記ソ
    ース/ドレイン領域上に絶縁物質を埋設する工程、上記
    チャネル領域上にゲート絶縁膜を積層する工程、上記ゲ
    ート絶縁膜上に導電性膜からなる底面と、上記底面の外
    周上に伸び、自己整合的に素子分離絶縁膜の略垂直断面
    に部分的に接して、導電性膜からなる筒状体を構成する
    第一の導電層を形成する工程、上記絶縁物質を選択的に
    エッチング除去し、少なくとも第一の導電層の筒状体の
    外壁上部を露出させる工程、上記第一の導電層に付着し
    て誘電体膜を積層する工程、上記誘電体膜を介して少な
    くとも第一の導電膜の筒状体の内壁及び底面と外壁上部
    に付着する第二の導電層を形成する工程を含むことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
JP8010972A 1996-01-25 1996-01-25 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH09205154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8010972A JPH09205154A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8010972A JPH09205154A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09205154A true JPH09205154A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11765079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8010972A Pending JPH09205154A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09205154A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000041238A1 (de) * 1999-01-08 2000-07-13 Infineon Technologies Ag Elektrisch programmierbare speicherzellenanordnung und verfahren zu deren herstellung
EP1091392A2 (en) 1999-10-08 2001-04-11 Macronix International Co., Ltd. A method for forming a contoured floating gate cell
US6251729B1 (en) * 1998-12-18 2001-06-26 U.S. Philips Corporation Method of manufacturing a nonvolatile memory
JP2001351993A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Nec Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
EP1193762A2 (en) * 2000-09-29 2002-04-03 Fujitsu Limited Semiconductor device and its manufacturing method
WO2002045175A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Sony Corporation Mémoire non-volatile et procédé de fabrication
WO2002058136A1 (fr) * 2001-01-19 2002-07-25 Sony Corporation Dispositif de memoire non volatile a semiconducteur et procede de fabrication
KR20030025315A (ko) * 2001-09-20 2003-03-29 주식회사 하이닉스반도체 플래쉬 메모리 소자 및 그 제조방법
JP2006121024A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子およびその製造方法
WO2008072373A1 (ja) * 2006-12-11 2008-06-19 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 半導体基板の評価方法および半導体基板評価用素子
US7589372B2 (en) 2004-08-13 2009-09-15 Dongbu Electronics Co., Ltd. Nonvolatile memory device and method for fabricating the same

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6251729B1 (en) * 1998-12-18 2001-06-26 U.S. Philips Corporation Method of manufacturing a nonvolatile memory
WO2000041238A1 (de) * 1999-01-08 2000-07-13 Infineon Technologies Ag Elektrisch programmierbare speicherzellenanordnung und verfahren zu deren herstellung
EP1091392A3 (en) * 1999-10-08 2004-12-15 Macronix International Co., Ltd. A method for forming a contoured floating gate cell
EP1091392A2 (en) 1999-10-08 2001-04-11 Macronix International Co., Ltd. A method for forming a contoured floating gate cell
JP2001351993A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Nec Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
EP1193762A3 (en) * 2000-09-29 2003-02-12 Fujitsu Limited Semiconductor device and its manufacturing method
EP1193762A2 (en) * 2000-09-29 2002-04-03 Fujitsu Limited Semiconductor device and its manufacturing method
US7476582B2 (en) 2000-09-29 2009-01-13 Fujitsu Limited Semiconductor device and its manufacturing method
WO2002045175A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Sony Corporation Mémoire non-volatile et procédé de fabrication
WO2002058136A1 (fr) * 2001-01-19 2002-07-25 Sony Corporation Dispositif de memoire non volatile a semiconducteur et procede de fabrication
KR20030025315A (ko) * 2001-09-20 2003-03-29 주식회사 하이닉스반도체 플래쉬 메모리 소자 및 그 제조방법
US7589372B2 (en) 2004-08-13 2009-09-15 Dongbu Electronics Co., Ltd. Nonvolatile memory device and method for fabricating the same
JP2006121024A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子およびその製造方法
WO2008072373A1 (ja) * 2006-12-11 2008-06-19 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 半導体基板の評価方法および半導体基板評価用素子
JP2008147461A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体基板の評価方法および半導体基板評価用素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2658870B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
KR101166268B1 (ko) Dual-STI(Shallow TrenchIsolation)의 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP2633650B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP3199717B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2001102467A (ja) フローティングゲートメモリセルの半導体メモリアレイ、このアレイを形成する自己整合方法、不揮発性メモリセルのアレイを有する半導体装置、及び、複数の半導体素子に接続する複数の行ラインと列ラインを形成する方法
JPH0878533A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US7592226B2 (en) Method for manufacturing non-volatile semiconductor memory device, and non-volatile semiconductor memory device
US20030132438A1 (en) Structure of a deep trench-type DRAM
JPH09205154A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3345880B2 (ja) 不揮発性メモリセルと電界効果トランジスタとを備えた半導体装置およびその製造方法
US5744835A (en) MOS semiconductor device with mask layers
JPH10107230A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3298509B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2006041023A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2003031702A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JPH1012750A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JPH1032243A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09162387A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JPH11121716A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006310601A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH05267683A (ja) 半導体不揮発性記憶装置の製造方法
JP3330700B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2659991B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH1117036A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP2002222877A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法