JPH09204234A - ジョイスティックの構造 - Google Patents

ジョイスティックの構造

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JPH09204234A
JPH09204234A JP3436696A JP3436696A JPH09204234A JP H09204234 A JPH09204234 A JP H09204234A JP 3436696 A JP3436696 A JP 3436696A JP 3436696 A JP3436696 A JP 3436696A JP H09204234 A JPH09204234 A JP H09204234A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
handle shaft
face
handle
pedestal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3436696A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Yamashita
重雄 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
Priority to JP3436696A priority Critical patent/JPH09204234A/ja
Publication of JPH09204234A publication Critical patent/JPH09204234A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中立状態と握り部の微小傾動状態を触覚的に
容易に識別できるジョイスティックを提供する。 【解決手段】 ハンドル軸1は軸中心に対して垂直な端
面11をもつ円柱軸部1Aと、鍔部1Bと、握り部1C
で構成する。圧縮コイルばね3は鍔部1Bとパネル2間
に介在し、ハンドル軸1に巻装する。台座4は端面11
と密接可能の底面41をもち、ハンドル軸1を傾動可能
に保持する凹部4Aを形成する。押しボタンスイッチ5
群をハンドル軸1の軸中心に対して四方に配置し、ハン
ドル軸1を傾動すると鍔部1Bがボタン5Aを押下す
る。円柱軸部1Aまたは凹部4Aの少なくとも一方を磁
性体で形成し、ハンドル軸1の円柱軸部1Aの端面11
と台座4の凹部4Aの底面41が磁力により吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジョイスティッ
クの構造についてのものである。ジョイスティックはデ
ィスプレイ画面上の位置決めを行うマン・マシンインタ
ーフェイス上の入力装置として、あるいは、移動体のX
Y座標制御用として使用される。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術のジョイスティックの構
造を図4の構成図により説明する。図4の5は押しボタ
ンスイッチ、6はハンドル軸、7はクッションリング、
8はパネル、9はプリント基板である。
【0003】図4では、ハンドル軸6は握り部6Aと鍔
部6Bで構成される。握り部6Aはパネル8上に突設し
ている。円盤状の鍔部6Bの中心部は球状の凸部61を
形成しており、凸部61は板体のパネル8に形成された
球状の湾曲部8Aに回動可能に下設されている。一方、
握り部6Aの底面は湾曲部8Aの形状に適合する球状の
凹部62が形成されている。
【0004】クッションリング7は例えば、発泡ウレタ
ン材のクッション材で組成されており、パネル8の底面
と鍔部6Bの円周方向に介在配置され、図4において鍔
部6Bを下向きに押し下げる力が作用している。
【0005】図4に示されるように、握り部6Aと鍔部
6Bはパネル8を介在して、止めねじで一体となってい
る。パネル8の湾曲部8Aの中心には止めねじの外径よ
り多きい穴が形成されている。握り部6Aの底面の凹部
62と鍔部6Bの凸部61の間隙は、パネル8の湾曲部
8Aの板厚より大きくなっている。したがって、握り部
6Aを傾動すれば、パネル8の湾曲部8Aに案内され
て、ハンドル軸6は全周方向に回動可能になる。
【0006】図5は、図4の中立状態からハンドル軸6
を傾動した状態を示している。プリント基板9上にはハ
ンドル軸6の中心軸下に対して、四方に押しボタンスイ
ッチ5が配置されている。図5に示されるように、ハン
ドル軸6を傾けると鍔部6Bの円周部が押しボタンスイ
ッチ5のボタン5Aを押下することによりスイッチが働
く。握り部6Aを解放すれば、クッションリング7の弾
性力で図4の状態に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4のジョイスティッ
クは握り部6Aの四方のパネル上に傾動方向を示す
「L」、「R」、「UP」、「DOWN」などの文字が
表記され、視覚的に操作を容易にしている。また、点灯
することにスイッチが作動していることを表示するモニ
タランプをパネルに設け、視覚的に操作を容易にしてい
る。しかし、図4の中立状態と握り部の微小傾動状態は
触覚的に容易に識別できない。ジョイスティックで速く
操作したいときには、中立状態(立設状態)を触覚的に
識別できることが望まれている。
【0008】この発明は、握り部の下端部底面を中心軸
に対して垂直に形成し、前記底面と磁力で吸着する台座
を設け、前記底面を回動中心とすることにより、触覚的
に中立状態(立設状態)を識別できるジョイスティック
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、軸中心に対して垂直な端面11をもつ
円柱軸部1Aと、鍔部1Bと、握り部1Cで構成するハ
ンドル軸1と、鍔部1Bとパネル2間に介在し、ハンド
ル軸1に巻装する圧縮コイルばね3と、端面11と密接
可能の底面41をもち、ハンドル軸1を傾動可能に保持
する凹部4Aを形成する台座4と、ハンドル軸1の軸中
心に対して四方に配置し、ハンドル軸1を傾動すると鍔
部1Bがボタン5Aを押下する押しボタンスイッチ5群
とを備えるジョイスティックであって、円柱軸部1Aま
たは凹部4Aの少なくとも一方を磁性体で形成し、ハン
ドル軸1の円柱軸部1Aの端面11と台座4の凹部4A
の底面41が磁力により吸着する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。なお、以下、従来技術と同じ符
号は同一構成品であるので説明を省略する。
【0011】図1はこの発明の一実施の形態によるジョ
イスティックの構成図である。図1は斜視分解組立図で
あり、1はハンドル軸、2はパネル、3は圧縮コイルば
ね、4は台座である。
【0012】図1では、ハンドル軸1は円柱軸部1Aと
鍔部1Bと握り部1Cとで構成される。円柱軸部1Aは
ハンドル軸1の軸中心に対して垂直な端面11をもつ。
円柱軸部1Aと鍔部1Bは一体で形成され、握り部1C
とねじ結合する。握り部1Cはパネル2上に突設してい
る。
【0013】圧縮コイルばね3は鍔部1Bとパネル2間
に介在し、ハンドル軸1の円柱軸部1Aに巻装される。
ばね受け3Aはパネル2に形成された穴2Aに入る突部
をもち、圧縮コイルばね3の外周を規制する。
【0014】台座4はプリント基板9に載置される。台
座4の中心部には肉厚の凹部4Aが形成される。凹部4
Aは端面11と密接可能の底面41をもち、凹部4Aは
ハンドル軸1を傾動可能に保持する。押しボタンスイッ
チ5はハンドル軸1の軸中心に対して四方に配置され
る。
【0015】図1では、台座4は磁性体で形成される。
一方、円柱軸部1Aは磁力により吸着可能な金属体で形
成する。なお、円柱軸部1Aを磁性体とし、台座4を金
属体としてもよい。
【0016】次に、図1のジョイスティックの作用を図
2と図3の状態変化図により説明する。図2はハンドル
軸1が中立状態であり、圧縮コイルばね3が円柱軸部1
Aを凹部4Aに押すとともに、円柱軸部1Aの端面11
と台座4の凹部4Aの底面41が磁力により吸着するこ
とにより、ハンドル軸1は立設している。
【0017】図2の状態から、圧縮コイルばね3の付勢
力および磁力による吸着力より強い力でハンドル軸1を
傾動すると図3の状態になる。図3では、鍔部1Bの外
縁がが押しボタンスイッチ5のボタン5Aを押下するこ
とにより、スイッチが働く。握り部1Cを解放すれば、
圧縮コイルばね3の弾性力で図2の状態に戻る。このよ
うに、ハンドル軸の中立状態と握り部の微小傾動状態を
磁力による吸着力で触覚的に識別できる。
【0018】
【発明の効果】この発明のジョイスティックは、ハンド
ル軸の終端を中心軸に対して垂直に形成し、前記底面と
磁力で吸着する台座を設け、前記底面を回動中心とする
ことにより、ハンドル軸の中立状態と握り部の微小傾動
状態を触覚的に識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるジョイスティッ
クの構成図である。
【図2】ハンドル軸1が中立の状態図である。
【図3】ハンドル軸1が傾動の状態図である。
【図4】従来技術によるジョイスティックの構成図であ
る。
【図5】図4の状態変化図である。
【符号の説明】
1 ハンドル軸 1A 円柱軸部 1B 鍔部 1C 握り部 11 端面 2 パネル 3 圧縮コイルばね 4 台座 4A 凹部 41 底面 5 押しボタンスイッチ 5A ボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸中心に対して垂直な端面(11)をもつ円
    柱軸部(1A)と、鍔部(1B)と、握り部(1C)で構成するハン
    ドル軸(1) と、 鍔部(1B)とパネル(2) 間に介在し、ハンドル軸(1) に巻
    装する圧縮コイルばね(3) と、 端面(11)と密接可能の底面(41)をもち、ハンドル軸(1)
    を傾動可能に保持する凹部(4A)を形成する台座(4) と、 ハンドル軸(1) の軸中心に対して四方に配置し、ハンド
    ル軸(1) を傾動すると鍔部(1B)がボタン(5A)を押下する
    押しボタンスイッチ(5) 群とを備えるジョイスティック
    であって、 円柱軸部(1A)または凹部(4A)の少なくとも一方を磁性体
    で形成し、ハンドル軸(1) の円柱軸部(1A)の端面(11)と
    台座(4) の凹部(4A)の底面(41)が磁力により吸着するこ
    とを特徴とするジョイスティックの構造。
JP3436696A 1996-01-29 1996-01-29 ジョイスティックの構造 Pending JPH09204234A (ja)

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