JPH09202581A - 傾斜型乗客コンベア - Google Patents

傾斜型乗客コンベア

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JPH09202581A
JPH09202581A JP8010954A JP1095496A JPH09202581A JP H09202581 A JPH09202581 A JP H09202581A JP 8010954 A JP8010954 A JP 8010954A JP 1095496 A JP1095496 A JP 1095496A JP H09202581 A JPH09202581 A JP H09202581A
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horizontal
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handrail
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忠一 斎藤
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    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/08Carrying surfaces
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B29/00Safety devices of escalators or moving walkways
    • B66B29/02Safety devices of escalators or moving walkways responsive to, or preventing, jamming by foreign objects
    • B66B29/06Combplates

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全に踏面へ乗り込むことができるととも
に、設置面積の省スペース化を図ることができる乗客コ
ンベアを提供する。 【解決手段】 下階床F1には、その床面と連なる水平
な水平乗降床9と、この水平乗降床9の踏面4側に設け
られて踏面4の傾斜角度θaよりも小さな傾斜角度θb
を有した傾斜乗降床10と、この傾斜乗降床10の踏面
4側の先端に固設されて踏面4の表面の走行方向に形成
した凹凸部と噛み合う歯先を有するコーム11を設け、
乗客は、先ず、水平の水平乗降床9から踏面4よりも緩
やかな傾斜角度をもった傾斜乗降床10に歩行しながら
移動し、その後、踏面4に乗り込めるように傾斜角度の
変化率を従来よりも小さくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜型の踏み面を
有する乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗客コンベアは、下部乗降口と
上部乗降口との間に、傾斜型の踏面を走行させ、踏面上
に乗り込んだ乗客を輸送する手段として広く採用されて
いる。従来の乗客コンベアとして、例えば特開昭55−
44402号公報に記載のものが知られており、その下
部乗降口近傍に注目すると、下部乗降口に構成した水平
な水平乗降床に対し、上向きの傾斜角を有したまま交差
する形で走行する複数の踏板から踏面を構成し、乗客は
水平乗降床から踏面に乗り込むように構成されていた。
また、特開平2−243489号公報に記載された乗客
コンベアは、乗降床と踏面との関係において踏面の出没
部分の段差を低くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗客コンベアは、いずれも水平乗降床まで進んだ乗客が
直接所定の傾斜角度を有する踏面に乗り込む構成であっ
たため、このときの急激な傾斜角度の変化によって足も
とをとられたりして転倒する危険があった。
【0004】また、上記従来技術には、乗客コンベアの
全長寸法を短縮して設置面積の省スペース化を図るとい
う技術思想の開示はない。
【0005】本発明の目的とするところは、安全に踏面
へ乗り込むことができる乗客コンベアを提供するにあ
る。
【0006】また、他の目的は、乗客コンベアの全長寸
法を短縮して設置面積の省スペース化を図ることができ
る乗客コンベアを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上部および下部乗降口の両水平乗降床間
に、無端状に構成されると共に走行駆動される踏面を有
し、この踏面の両側に設けた欄干に沿って移動するハン
ドレールを備えた乗客コンベアにおいて、上記下部乗降
口の上記水平乗降床の近傍に位置する上記踏面を所定の
傾斜角度で構成し、この所定傾斜角度にした上記踏面に
対向する上記下部乗降口の上記水平乗降床に、上記所定
傾斜角度よりも緩やかな傾斜角度を有する傾斜乗降床を
設けたことを特徴とする。
【0008】上述の如く本発明による乗客コンベアは、
下部乗降口の水平乗降床の踏面側に踏面の傾斜角度より
も緩やかな傾斜角度を有する傾斜乗降床を設けたため、
従来のように乗客はいきなり水平乗降床から踏面に乗り
込むのではなく、先ず、水平乗降床から踏面よりも緩や
かな傾斜角度をもった傾斜乗降床に歩行しながら移動
し、その後、所定傾斜角度の踏面に乗り込むことにな
り、乗客の走行路における傾斜角度の変化率が小さくな
って、転倒を防止して安全に乗り込むことができるよう
になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図2は本発明の一実施の形態による
乗客コンベアの概略構成を示す側面図である。乗客コン
ベア1は、下階床F1と上階床F2間に装架されてお
り、下部乗降口2から上部乗降口3にかけて無端状に連
結した多数の踏板あるいは帯状体から踏面4を形成し、
上部機械室6に配置した駆動車6Aと、下部機械室7に
配置した駆動車7A間に無端状に巻き掛け、駆動車6
A,7Aによって回転力を付与して走行させるように
し、また、これを無端状のハンドレール5と連動するよ
うに構成したもので、ハンドレール5に掴まって支えな
がら踏面4上に乗った乗客を昇降輸送する。踏面4の両
側には図示のような欄干8が一対配置されており、この
欄干8は両端部に下部半円部8Aおよび上部半円部8B
を有し、これら下部半円部8Aおよび上部半円部8B間
を詳細を後述する水平部と緩変化部を介して中央部に位
置する傾斜部8Cで連結して構成されている。この欄干
8に沿って走行するようにハンドレール5無端状に巻か
れている。踏面4は、上階床F2近傍でほぼ水平になさ
れているが、曲率Rの屈曲部よりも下方では下階床F1
に向けて水平面に対して12度程度の傾斜角θaをもっ
てほぼ直線的に構成されて下部機械室7内に導入され、
その後、駆動車7Aに巻き掛けられている。
【0010】図1は図2に示した下部乗降口2付近を拡
大して示す斜視図であり、図3はその側面図である。両
図に示すように下階床F1には、その床面と連なる水平
な水平乗降床9と、この水平乗降床9の踏面4側に設け
られて踏面4の傾斜角度θaよりも小さな傾斜角度θb
を有した傾斜乗降床10と、この傾斜乗降床10の踏面
4側の先端に固設されて踏面4の表面の走行方向に形成
した凹凸部と噛み合う歯先を有するコーム11が設けら
れている。このコーム11は、その先端上面を水平面に
対して5度程度の下向きの傾斜角をもって形成すると共
に、その先端下端は踏面4の傾斜角度θaとほぼ等しい
角度になされている。ここで、踏面4の傾斜角度θa
(図3における2点鎖線Zの角度)は12度であり、傾
斜乗降床10の傾斜角θbは10度以下、具体的には3
度程度に設定され、水平な水平乗降床9と踏面4との間
に緩やかな傾斜面、つまり傾斜乗降床10を持たない従
来の構造と比較して1/1.3の緩やかな傾斜面を形成
している。このように傾斜乗降床10の傾斜角度θbを
3度程度、コーム11の先端上面の傾斜角度を5度とす
ると、水平面に対する傾斜乗降床10の表面の相対角度
θcは177度となり、水平面に対するコーム11の先
端上面の相対角度θeは185度となり、傾斜乗降床1
0に対する踏面4の表面の相対角度θdは171度とな
る。
【0011】従って、上り方向の乗客コンベアを利用す
るために、歩行しながら下部乗降口2に到着した乗客
は、従来のようにいきなり水平の水平乗降床9から傾斜
角度12度の踏面4に乗り込むのではなく、先ず、水平
の水平乗降床9から踏面4よりも緩やかな傾斜角度をも
った傾斜乗降床10に歩行しながら移動し、その後、踏
面4に乗り込むことになる。このため、乗客の走行路に
おける傾斜角度の変化率は従来よりも小さくなり、カー
トを押している乗客であっても安全に乗り込むことがで
きる。また、コーム11は大きな相対角度θeとなって
おり、これを小さな相対角度θeとした場合よりも乗り
込み方向に小型化が可能である。つまり、コーム11の
相対角度θeを大きくすると、乗り込み方向の長さを短
くしてその先端を踏面4の表面凹凸部と噛み合う歯先に
することができ、コーム11を合成樹脂材で製造しても
十分な強度を持つようにすることができる。しかも、コ
ーム11の先端下面は踏面4の傾斜角度θaとほぼ等し
い角度にしているため、コーム11の強度を十分高める
ことができる。しかし、一般に乗客は、傾斜乗降床10
から動いている踏面4を確認しながらコーム11を跨い
で踏面4に乗り込むので、コーム11は強度の観点より
も、乗り込み方向の長さを短縮できる点で有利である。
【0012】また、下部乗降口2近傍の踏面4に注目す
ると、図2に示すように踏面4は定められた傾斜角度θ
aで水平乗降床9および傾斜乗降床10の下方の下部機
械室7へと直線的に導入された構成としており、下部乗
降口2近傍に傾斜角度の変化部はない。これに合わせ
て、踏面4を形成するために連結した複数の踏板を案内
する案内レール12も、所定の傾斜角度θaで直線的に
下部機械室7に誘導する構成としている。このため、下
部機械室7に配置した駆動車7Aに、所定の傾斜角度θ
aの線に沿って下向きの矢印で示す力Fをばね等の緊張
力付与手段で加えると、踏板同志を連結する図示しない
チェーン等に対して、その配置方向に沿った緊張力を簡
単に付与することができる。これに対して、傾斜乗降床
10のない従来の乗客コンベアにおいては、下部機械室
7内で踏面に屈曲部を構成して端部を水平にしていたた
め、下部機械室7に配置した駆動車7Aに力を作用させ
た場合、踏板同志を連結する図示しないチェーン等に対
して所定の緊張力を付与できるようにするには、踏面4
に曲率の大きな屈曲部を形成しなければならず、これに
よって下部機械室7の長さを増大しなければならなかっ
た。しかし、踏面4は上述したように所定の傾斜角度θ
aで下部機械室7へと直線的に導入された構成としたた
め、簡単な構成で、下部機械室7の長さを短縮して小型
の乗客コンベアを得ることができる。
【0013】上述した下部乗降口2における乗客の走行
路に調和させた欄干8の構成について図3を用いて説明
する。従来の欄干は、コーム11の先端部までの部分を
ほぼ水平にすると共に、コーム11の先端部から踏面4
側の部分を踏面4とほぼ同等の傾斜角度を有して構成し
たり、図1に点線Kで示すように欄干の下部半円部8A
を含めてその殆どを踏面4とほぼ同等の傾斜角度で構成
していた。これに対して、図3に示した欄干8は、それ
を無端状に包囲したハンドレール5が、ほぼ水平なハン
ドレール水平部5Aと、踏面4とほぼ同等の傾斜を持つ
ハンドレール傾斜部5Cと、これらハンドレール水平部
5Aとハンドレール傾斜部5C間に位置するハンドレー
ル緩変化部5Bとを形成するように構成している。ハン
ドレール水平部5Aは、図1に示した欄干8の下辺部に
ある端部スカートガード8Dに対応する上方部から、下
部乗降口2における水平乗降床9と傾斜乗降床10間の
境界部Yまでの距離L1に対応する部分をほぼ水平に成
して構成し、ハンドレール傾斜部5Cは、コーム11の
先端部から踏面4側に位置して踏面4とほぼ同等の傾斜
角度を持つように構成し、またハンドレール緩変化部5
Bは、これらハンドレール水平部5Aとハンドレール傾
斜部5C間の距離L2に対応する部分を例えば曲率半径
の大きな曲線部により緩やかな変化部として構成してい
る。
【0014】従って、踏面4に乗り込もうとする乗客
は、水平乗降床9から傾斜乗降床10へ、さらに踏面4
へと走行していくが、これら一連の走行路に合わせて形
成した欄干8によって案内されたハンドレール5に捕ま
りながら乗り込むため、図2に点線で示すハンドレール
Kのような従来構成に比べて手元の変化も緩やかにな
り、その動作は足元と調和し、姿勢を安定化させながら
滑らかに安全に乗り込むことができる。
【0015】上述した下部乗降口2に対して上部乗降口
3の近傍は、図2に示すようにほぼ水平な上階床F2の
踏面4側にほぼ水平な水平乗降床13を設けており、こ
れに対応する欄干8には、傾斜部8Cの上端部に位置し
て距離L3の水平部を形成するように屈曲部を設けてい
る。また、欄干8の屈曲部に対応して上向きに凸状の曲
率半径Rの案内路を構成し、この案内路を通すことによ
って踏面4に屈曲部を形成し、この屈曲部よりも上部乗
降口3側の踏面4にほぼ水平な部分を形成している。
【0016】図4は、本発明の他の実施の形態による乗
客コンベアの要部を示す斜視図である。水平乗降床9の
踏面4側には、図3に示した傾斜乗降床10とコーム1
1を兼ねたコーム兼用傾斜乗降床14をボルト15によ
って固定している。コーム兼用傾斜乗降床14の水平面
に対する傾斜角度はθbであり、水平乗降床9からコー
ム兼用傾斜乗降床14の表面に対する相対角度はθc
で、また、コーム兼用傾斜乗降床14の先端下部は先の
実施の形態と同様に踏面4の傾斜角度θaと同一にして
いる。その他の部分は先の実施の形態と同様であり詳細
な説明を省略する。このような構成のコーム兼用傾斜乗
降床14を水平乗降床9に取り付ける構成にすると、コ
ーム兼用傾斜乗降床14を剛性のある材料、例えばアル
ミニューム合金で一体に製造することができ、容易に実
用化できる。しかも、コームを別部材とした場合に比べ
て先端のコームに対応する部分の強度を高めて安全性を
容易に向上させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明による乗客コ
ンベアは、下部乗降口の水平乗降床の踏面側に踏面の傾
斜角度よりも緩やかな傾斜角度の傾斜乗降床を設けたた
め、従来のようにいきなり水平乗降床から踏面に乗り込
むのではなく、先ず、水平乗降床から踏面よりも緩やか
な傾斜角度をもった傾斜乗降床に歩行しながら移動し、
その後、所定傾斜角度の踏面に乗り込むことになり、乗
客の走行路における傾斜角度の変化率が小さくなって、
転倒を防止して安全に乗り込むことができるようにな
る。
【0018】また、踏面を所定の傾斜角度で下部機械室
へと直線的に導入される構成としたため、簡単な構成で
下部機械室の長さを短縮することができ、ひいては乗客
コンベアの全長寸法を短縮して設置面積の省スペース化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による乗客コンベアの要
部を示す斜視図である。
【図2】図1に示した乗客コンベアの全体の概略構成を
示す側面図である。
【図3】図2に示した乗客コンベアの要部拡大図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態による乗客コンベアの
要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 下部乗降口 3 上部乗降口 4 踏面 5 ハンドレール 5A ハンドレール水平部 5B ハンドレール緩変化部 5C ハンドレール傾斜部 7 下部機械室 8 欄干 9 水平乗降床 10 傾斜乗降床 11 コーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 傾斜型乗客コンベア
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上下階床に跨って設
置された段差を持たない所謂無段差の踏面を有する傾斜
型乗客コンベアに係り、特に下部乗降床を一新した傾斜
型乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無段差踏面を有する傾斜型乗客
コンベアは、例えば特開昭55−44402号公報に記
載のように、上下階床間の傾斜部に無端状に形成した踏
面を走行させ、踏面上に乗り込んだ乗客を輸送する手段
として広く採用されている。
【0003】そして、乗客の乗降を円滑にするために、
例えば特開昭47−9874号公報や米国特許第369
8535号明細書に記載のように、水平な下部乗降床の
先端に、傾斜した踏面と同じ勾配の傾斜面を設けること
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の傾斜型乗客
コンベアの下部乗降床は、先端に傾斜した踏面と同じ勾
配の傾斜面を有する構成のため、上昇運転時に乗客が水
平な下部乗降床からいきなり傾斜角度を有する踏面ある
いは傾斜面に進むことになり、乗客は急激な進行方向の
変化に追従できずに足もとをとられたりして転倒する危
険があった。
【0005】本発明の目的とするところは、安全に踏面
へ乗り込むことができる傾斜型乗客コンベアを提供する
にある。
【0006】また、他の目的は、設置面積の省スペース
化を図ることができる傾斜型乗客コンベアを提供するに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上下階床に跨って設置された枠体と、この
枠体の上下部に水平に設けられた上部乗降床及び下部乗
降床と、これら上部乗降床と下部乗降床間に配置され無
端状に形成されて移動する無段差の踏面とを備えた傾斜
型乗客コンベアにおいて、前記下部乗降床と前記傾斜し
た踏面との間に、前記踏面の傾斜角度よりも緩やかな傾
斜角度の傾斜床を設けたのである。
【0008】上記構成によれば、水平な下部乗降床と傾
斜する踏面との間に踏面傾斜よりも緩やかな傾斜角度を
有する傾斜床があるために、上昇運転時における乗客の
乗込み時における進行方向の急変は緩和され、進行方向
の急変による転倒事故を防止して安全に乗り込むことが
できるようになる。
【0009】さらに本発明は上記目的を達成するため
に、上記構成において、踏面を傾斜床に対向する位置か
ら下部機械室内の踏面反転位置までを直線的に案内して
いるので、下部機械室の長さを短縮することができ、設
置面積の省スペース化を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図3について説明する。
【0011】傾斜型乗客コンベア1は、下階床F1 と上
階床F2 とに跨って傾斜して装架された主枠2と、この
主枠2の上下部に設けられて下部乗降口3及び上部乗降
口4を形成する水平な下部乗降床5及び上部乗降床6
と、多数の踏板7を周知の踏板チェーン(図示せず)に
よって無端状に連結して前記乗降床5,6間に亘って形
成した段差のない踏面8と、前記上部乗降床6の下部に
形成した上部機械室9に配置され前記踏板チェーンを巻
掛ける駆動車10と、前記上部乗降床5の下部に形成し
た下部機械室11に配置され前記踏板チェーンを巻掛け
る従動車12と、前記踏面8の両側に沿って位置し前記
主枠2に支持される欄干13と、この欄干13の周縁に
案内支持されたハンドレール14とで構成されている。
【0012】前記踏板7は周知のように、前輪7Aと後
輪7Bとを有し、前記主枠2内に敷設された案内レール
15に沿って移動するように構成されている。
【0013】前記欄干13は、両端部に前記ハンドレー
ル14の進行方向が反転する下部反転部16及び上部反
転部17を有し、これら下部反転部16及び上部反転部
17間を上下部の水平部18,19、傾斜部20、緩変
化部21で構成している。
【0014】前記踏面8は、上階床F2 近傍でほぼ水平
であるが、凸曲部を介してその下方は、水平面に対して
12度の傾斜角θaをもって下階床F1 に向けてほぼ直
線的に延在されて下部機械室11内に導入され、その
後、従動車12にて反転されている。
【0015】一方、前記水平な下部乗降床5は、水平床
22と、この水平床22の前記踏面8に接近する側に連
続して形成され前記踏面8の傾斜角度θaよりも小さな
傾斜角度θbを有する傾斜床23と、この傾斜床23の
前記踏面に接近する側に設けたコーム24とより構成さ
れている。
【0016】コーム24は前記踏面8の表面に走行方向
に長く形成した凹凸部と噛み合う歯先を有している。こ
のコーム24は、その先端上面を水平面に対して5度程
度の下向きの傾斜角、言い換えれば12度の踏面8に対
して17度で交差する上面に形成されている。そしてコ
ーム24の先端下端は踏面8とほぼ平行に形成されてい
る。
【0017】ここで、踏面8の傾斜角度θa(図3にお
ける2点鎖線Zの角度)は12度であり、傾斜床23の
傾斜角θbは3度に設定され、下部乗降床5の水平床2
2と踏面8との間に緩やかな傾斜面を形成している。つ
まり従来の構造と比較して1/1.3の緩やかな傾斜面
を形成している。
【0018】このように傾斜床23の傾斜角度θbを3
度、コーム24の先端上面の傾斜角度を5度とすると、
水平面に対する傾斜床23の表面の相対角度θcは17
7度となり、水平面に対するコーム24の先端上面の相
対角度θeは185度となり、傾斜床23に対する踏面
8の表面の相対角度θdは173度となる。
【0019】上記のように構成したので、傾斜型乗客コ
ンベア1を上り方向に利用するために、歩行しながら下
部乗降床3に到着した乗客は、従来のようにいきなり傾
斜角度12度の踏面8に乗り込むのではなく、先ず、下
部乗降床5の水平床22から踏面8よりも緩やかな傾斜
角度をもった傾斜床23に歩行しながら移動し、その
後、踏面8に乗り込むことになる。その結果、乗客の進
行方向の変化率は従来よりも小さくなり、カートを押し
ている乗客であっても安全に乗り込むことができる。
【0020】また、コーム24は大きな相対角度θeを
有している。この相対角度θeが大きいということは、
踏面8に対する角度が大きいということであり、踏面8
に対する角度が大きいということはコーム24の移動方
向の長さが短くてよく、小形化できることである。その
結果、コーム24を合成樹脂材で製造しても十分な強度
を持つようにすることができる。しかし、一般に乗客
は、傾斜床23から動いている踏面8を確認しながらコ
ーム24を跨いで踏面8に乗り込むので、コーム24は
強度の観点よりも、移動方向の長さを短縮できる点で有
利である。
【0021】また、下部乗降口3側近傍の踏面8に注目
すると、図2に示すように、踏面8は定められた傾斜角
度θaで下部乗降床5の下方の下部機械室11へと直線
的に導入された構成をしており、下部乗降床5の下方に
おいて傾斜角度の変化部はない。これに合わせて、連結
した複数の踏板7を案内する案内レール15も、傾斜角
度θaで直線的に下部機械室11に誘導する構成として
いる。このため、下部機械室11に配置した従動車12
に、傾斜角度θaの線に沿って下向きの矢印で示す力F
をばね等の緊張力付与手段で加えると、踏板7同志を連
結する図示しない踏板チェーン等に対して、その配置方
向に沿った緊張力を簡単に付与することができる。
【0022】これに対して、従来の傾斜型乗客コンベア
においては、下部乗降床の下に延在した踏面を下部機械
室内で水平方向に屈曲させて下部乗降床と平行になるよ
うに水平に延在させているために、下部機械室に配置し
た従動車に力を作用させた場合、踏板同志を連結する踏
板チェーン等に対して所定の緊張力を付与できるように
するには、前記水平方向に屈曲させる踏面の曲率を大き
くしなければならず、その結果、下部機械室の長さが増
大する問題があった。
【0023】しかし、本発明の一実施の形態によれば、
上述したように、踏面8は傾斜角度θaのまま下部機械
室11へと直線的に導入された構成をしているため、簡
単な構成で、下部機械室11の長さを短縮して小型の傾
斜型乗客コンベアを得ることができる。
【0024】次に、下部乗降床5における乗客の走行路
に調和させた欄干13の構成について図3を用いて説明
する。
【0025】従来の欄干は、ハンドレールの下部反転部
から下部乗降床先端のコームまでの部分に対応するハン
ドレール走行部をほぼ水平にすると共に、コームから先
を踏面の傾斜角度とほぼ同等の傾斜角度にしたり、図2
に点線Kで示すように欄干の下部反転部を含めてその殆
どを踏面とほぼ同等の傾斜角度で構成していた。
【0026】これに対して、本発明による一実施の形態
による欄干13は、図3に示すように、下部水平部19
と、傾斜部20と、これらの間に位置する緩変化部21
とを形成するように構成している。即ち、下部水平部1
9は、図1に示すように、端部スカートガード25に対
応する上方部から下部乗降床5の水平床22と傾斜床2
3間の境界部Yまでに対応する距離L1 部分をほぼ水平
に構成し、欄干13の傾斜部20は、コーム24の先端
部よりも踏面6側の位置から始まって踏面6と同等の傾
斜角度を持つように構成し、また緩変化部21は、これ
ら下部水平部19と傾斜部20間の距離L2 に対応する
部分を曲率半径の大きな曲線部により緩やかな変化部と
して構成している。
【0027】従って、上昇運転時に、踏面8に乗り込も
うとする乗客は、下部乗降床5の水平床22から傾斜床
23へ、傾斜床23から踏面8へと進行していくが、こ
れら一連の進行動作に合わせて形成した欄干13を移動
するハンドレール14に掴まりながら乗り込むため、図
2に点線で示すハンドレールKのような従来構成に比べ
て手元の変化も緩やかになり、その動作は足元と調和
し、姿勢を安定化させながら滑らかに安全に乗り込むこ
とができる。
【0028】上述した下部乗降口3近傍の構成に対して
上部乗降口4近傍の構成は、図2に示すように、水平な
上階床F2 の踏面6側に水平な上部乗降床6を設けてい
る。この上部乗降床6に対応する欄干13は、傾斜部2
0の上部に連なって距離L3の上部水平部18を形成す
るように屈曲部を設けている。また、欄干13の屈曲部
に対応して案内レール15が形成されており、この案内
レール15に踏板7を順次通過させることによって踏面
8に曲率半径Rの凸状の屈曲部を形成し、この屈曲部よ
りも上部乗降床6側の踏面6が水平になるようにしてい
る。
【0029】図4は、本発明の他の実施の形態による傾
斜型乗客コンベアの下部乗降床5の一部を示すもので、
下部乗降床5は水平床22と傾斜床26とで構成されて
いる点で上記実施の形態と同じである。ただ、本実施の
形態による傾斜床26は、傾斜床部27と、水平床22
への取付部28と、コーム29とが一体に形成されてい
る点で、上記実施の形態と異なる。即ち、傾斜床26
は、水平な取付部28を有し、この取付部28を前記水
平床22にボルト30によって固定することで一体的な
下部乗降床5を形成している。傾斜床部27は取付部2
8に対して、言い換えれば水平面に対して傾斜角度θb
(水平面からの相対角度θc)で先端が上向きに傾斜し
ており、その先端部に上記実施の形態と同様に踏面8の
傾斜角度θaと同一のコーム29が形成されている。
【0030】このようにコーム29と傾斜床部27と取
付部28とが一体の傾斜床26を水平床22に取付ける
構成にすると、傾斜床26を剛性のある材料、例えばア
ルミニュウム合金で一体に製造することができて部品数
を低減することができる。しかも、コーム29を傾斜床
部27と別部材とした場合に比べてコーム29の強度を
高めて安全性を向上させることができる。
【0031】ところで上記各実施の形態では、傾斜床2
3,26を下部乗降床5の一部として説明したが、傾斜
床23,26は下部乗降床5と別構成にしてもよい。こ
の場合、下部乗降床5と傾斜した踏面8との間に傾斜床
23,26を配置し、下部乗降床5との間に隙間が生じ
ないようにする必要がある。
【0032】また、上記各実施の形態では、踏面8を複
数の踏板7を無段差状に連結したものであるが、複数の
踏板7の変わりに連続する帯状体を用いて無段差状の踏
面を形成してもよい。
【0033】以上説明したように本発明の実施の形態に
よれば、下部乗降床5の踏面8側に踏面8の傾斜角度よ
りも緩やかな傾斜角度の傾斜床23,26を設けたた
め、従来のように水平な下部乗降床からいきなり傾斜の
ついた踏面8に乗り込むようなことはなく、踏面8より
も緩やかな傾斜床23,26を経由して踏面8に乗り込
むことになるので、乗客の進行方向の変化率が小さくな
って、転倒を防止して安全に乗り込むことができるよう
になる。
【0034】また、踏面8を所定の傾斜角度で下部機械
室11へと直線的に導入される構成としたため、簡単な
構成で下部機械室11の長さを短縮することができ、ひ
いては傾斜型乗客コンベアの全長寸法を短縮して設置面
積の省スペース化を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、安
全に踏面へ乗り込むことができる傾斜型乗客コンベアを
得ることができると共に、設置面積の省スペース化を図
ることができる傾斜型乗客コンベアを得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による傾斜型乗客コンベアの下部乗降口
近傍の一実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示す下部乗降口を備えた傾斜型乗客コン
ベアの全体を示す概略側面図。
【図3】図1に示す下部乗降床近傍を示す縦断拡大側面
図。
【図4】本発明による傾斜型乗客コンベアの他の実施の
形態による下部乗降床の要部を示す斜視図。
【符号の説明】 1 乗客コンベア 2 主枠 3 下部乗降口 4 上部乗降口 5 下部乗降床 6 上部乗降床 7 踏板 8 踏面 11 下部機械室 14 ハンドレール 18,19 水平部 20 傾斜部 21 緩変化部 22 水平床 23 傾斜床 24 コーム
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部および下部乗降口の両水平乗降床間
    に、無端状に構成されると共に走行駆動される踏面を有
    し、この踏面の両側に設けた欄干に沿って移動するハン
    ドレールを備えた乗客コンベアにおいて、上記下部乗降
    口の上記水平乗降床の近傍に位置する上記踏面を所定の
    傾斜角度で構成し、この所定傾斜角度にした上記踏面に
    対向する上記下部乗降口の上記水平乗降床に、上記所定
    傾斜角度よりも緩やかな傾斜角度を有する傾斜乗降床を
    設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記ハン
    ドレールは、上記下部乗降口の上記水平乗降床に対応す
    る部分をほぼ水平にしたハンドレール水平部と、上記所
    定傾斜角度の上記踏面に対応する部分をほぼ同じ傾斜角
    度にしたハンドレール傾斜部と、上記傾斜乗降床に対応
    する部分に位置し上記ハンドレール傾斜部と上記ハンド
    レール水平部間を連結するハンドレール緩変化部とを有
    して構成したことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記ハン
    ドレール水平部と上記ハンドレール緩変化部との連結部
    を、上記下部乗降口の上記水平乗降床と上記傾斜乗降床
    との連結部近傍としたことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、上記踏面
    はその表面に走行方向に形成した凹凸部を有し、上記傾
    斜乗降床の上記踏面側端に上記凹凸部と噛み合うコーム
    を設け、このコームの上記踏面側の下面に上記踏面の上
    記所定傾斜角度とほぼ等しい傾斜角度の傾斜部を形成し
    たことを特徴とする乗客コンベア。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のものにおいて、上記踏面
    は、上記上部および下部乗降口の下部に形成した上部お
    よび下部機械室内の駆動部にそれぞれ巻き掛けて無端状
    に構成すると共に、少なくとも上記傾斜乗降床に対向す
    る部分から上記下部機械室内の上記駆動部まで上記所定
    傾斜角度で直線的に構成したことを特徴とする乗客コン
    ベア。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のものにおいて、上記下部
    機械室内の上記駆動部に、上記踏面の上記所定傾斜角度
    に沿った下方への緊張力を付与する緊張力付与手段を設
    けたことを特徴とする乗客コンベア。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のものにおいて、上記踏面
    はその表面に走行方向に形成した凹凸部を有し、上記傾
    斜乗降床はその上記踏面側端に上記凹凸部と噛み合うコ
    ームを一体的に形成した金属性のコーム兼用傾斜乗降床
    とし、このコーム兼用傾斜乗降床を上記下部乗降口の上
    記水平乗降床に取り付けたことを特徴とする乗客コンベ
    ア。
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