JP2504215B2 - エスカレ―タ - Google Patents

エスカレ―タ

Info

Publication number
JP2504215B2
JP2504215B2 JP1242555A JP24255589A JP2504215B2 JP 2504215 B2 JP2504215 B2 JP 2504215B2 JP 1242555 A JP1242555 A JP 1242555A JP 24255589 A JP24255589 A JP 24255589A JP 2504215 B2 JP2504215 B2 JP 2504215B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comb
exit
cart
main frame
escalator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1242555A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02291387A (ja
Inventor
康雅 治田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1242555A priority Critical patent/JP2504215B2/ja
Publication of JPH02291387A publication Critical patent/JPH02291387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504215B2 publication Critical patent/JP2504215B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、バッゲージ用カートなどの運搬車を乗せ
るエスカレータに関するものである。
【従来の技術】 第5図および第6図は、従来の一般的なエスカレータ
を示す概略側断面図および降り口部分の側断面図であ
る。第5図において1は主枠、2は駆動装置4によって
駆動される踏段鎖であり、第5図,第6図において、3
は踏段鎖2に連結された多数の踏段、5は主枠1の上方
および下方端部の乗り口および降り口の床板6に設けら
れた櫛である。 以上の各部を備えた従来のエスカレータは、駆動装置
4の駆動によって、踏段鎖2を介して踏段3が上昇また
は下降運転される。この場合に、踏段3は往路の中間傾
斜部では踏面3aが水平に保たれて隣接踏段3と段差を有
して斜めに移動し、上記段差を徐々になくして、乗り口
および降り口端部では踏面3aが隣接踏段3の踏面3aと同
一水平面を保って水平移動し、櫛5部から床板6の裏側
を通り反転部を経て帰路に至る運転を行っている。そし
て、バッゲージ用カート7を乗せるエスカレータでも乗
り口および降り口付近で複数の踏段3が水平移動するよ
うに構成されている。また、床板6の裏側を踏段3が通
るので、櫛5は対向端部が下向きに傾斜している。さら
に、バッゲージ用カートを乗せるエスカレータとして、
特開昭58−135084号公報に示すように、踏段の両側に立
設された欄干のデッキ部に、前記カートの車輪を案内す
る案内レールを長手方向に沿って形成し、案内レールの
乗り口および降り口端部は下向きに傾斜させて床板上に
開口させたものがある。
【発明が解決しようとする課題】
近年、空港などでは、バッゲージ用カートが用いら
れ、このカートをエスカレータに乗せるようにしてお
り、従来の一般的なエスカレータでは、乗り口から踏段
への上記カートの乗り込みには問題がないが、第6図に
示すように降り口端部で櫛5が上向きに傾斜しているの
で、カート7の前輪7aが櫛5部を乗り越えるように、人
力でカート7を強く押し上げる必要があり、多大の労力
を要し、また櫛5部の乗り越えに失敗すると、カート7
が櫛5を通過できず、後続の人と衝突して危険であると
いう問題点があった。また、欄干の内デッキ部に案内レ
ールを設けたものは、乗り口部で上記案内レールが上向
きに傾斜しているので、カートを強く押し上げる必要が
あり、上述した従来の一般的なエスカレータとほぼ同様
な問題点があった。 この発明は、上記のような問題点を解決して、容易に
しかも安全に、降り口端部で櫛部を乗り越えてカートを
床板上に移動させることができるエスカレータを得るこ
とを目的としている。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエスカレータは、上方と下方との少な
くとも一方の乗降口付近で、連続する複数の上記踏段の
踏面を降り口に向って下向きに傾斜させたものである。
【作用】
この発明におけるエスカレータは、降り口付近では連
続する複数の踏段の踏面が下向きに傾斜して移動するの
で、踏面に乗ったカートは、自重によってその前輪が傾
斜している踏面上を櫛に向って進んで行くことにより、
この櫛を小さい力で失敗することなく乗り越えられる。
なお、乗り口端部では、従来の一般的なエスカレータと
同様な構成であっても櫛に上向きの傾斜がないことによ
り、踏段の踏面に問題なく乗り込むことができる。
【実施例】
以下、この発明の実施例を図について説明する。 第1図および第2図は、一実施例による上昇(UP)専
用エスカレータの概略側断面図および降り口部分の側断
面図である。第1図,第2図において、第5図,第6図
と同一符号は相当部分を示す。この実施例では上方に位
置する降り口端部で従来よりもこの部分を長くするため
に、3つ以上の順次隣接する踏段3の踏面3aが櫛5に向
かって水平面に対し3°〜12°程度の角度θで下向きに
傾斜した同一平面上に位置して段差なく踏段3が移動す
るように構成されている。これは、踏段3に枢着された
前後輪を案内するため主枠1に固定されたガイドレール
(図示省略)を傾斜させることで可能にしている。ま
た、上方に位置する降り口の床板6、櫛5は主枠1とと
もに若干前下がりに傾斜が設けられている。なお、パッ
ケージカート7には、底部の前後輪7a間に前,後方向に
多数の凹凸を設けたゴム製のストッパ7bなどが設けられ
ている。また、この実施例の上述した以外の構成は、第
5図,第6図に示す従来のものとほぼ同様であり、乗り
口付近では3つ以上の隣接する踏段の踏面が同一水平面
上に保持されている。 次に、この実施例の動作について説明する。 乗り口端部では、ブレーキ付きのバッゲージ用カート
7を押して床板6上から櫛5部を経て踏段3の踏面3a上
に前,後輪7aを移動させるが、この移動経路には上向き
の傾斜部がなくても、何等支障なく、カート7の前,後
輪7aを踏段3の踏面3a上に移動させることができる。こ
の移動後に、カート7に設けられているブレーキ(図示
省略)をかけ、踏段3を踏面3aと同一水平面上に支持さ
せる。カート7が中間傾斜に達すると、その前,後輪7a
が浮上り、カート7の底部に設けられたゴム製のストッ
パー7bなどが連続する2つの踏段3の踏面3aとライザー
との角部にかかって支持され、カート7は傾斜状態で移
動する。この状態で踏段3は踏面3aを水平に保って中間
傾斜部を上方に降り口端部まで移動させる。そして、降
り口付近になると、カート7は傾斜状態から水平状態と
なり、前,後輪7aが踏面3a上に接地する。降り口端部で
は、3つの踏段3の踏面3aが前下がりに降り口の櫛に向
って傾斜し、且つこれらの傾斜した踏面3aは同一傾斜面
上に位置するので、カート7のブレーキを開放すると、
カート7の自重によって、その前,後輪7aが踏面3aを進
んで行くことにより、カート7を小さい力で失敗する恐
れなく櫛5を乗り越えて床板6上に移動させることがで
きる。 なお、この実施例の降り口の床板、櫛、主枠は水平に
してもよい。 第3図は下降(DOWN)専用のエスカレータにこの発明
を適用した他の実施例を示し、この実施例では下方に位
置する降り口付近で踏段3が踏面3aを降り口の櫛5に向
って下向きに傾斜した状態で移動し、また上方に位置す
る乗り口付近で踏段3が踏面3aを水平に保って移動する
ようにしたものである。なお、この実施例の上述した以
外の構成、および動作は第1図,第2図に示すものとほ
ぼ同様である。 また、上記両実施例の降り口の櫛5の傾斜角度は従来
のものに比べ小さく、つまり水平に近くしてよい。 第4図はこの発明のさらに他の実施例を示し、この実
施例では降り口の櫛5を水平にした以外、第3図に示す
ものと同様な構成である。そしてこの実施例では、降り
口の櫛5を水平にしたことにより、第3図に示すものよ
り更に容易にカート7が櫛5を乗り越えられる。 なお、上述した実施例は上昇,下降専用エスカレータ
について説明したが、この発明は上,下方の乗降口近く
で踏段の踏面を櫛に向って下向きに傾斜させることによ
り、上昇運転と下降運転とを切り換えて使用するエスカ
レータにも適用できる。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は傾斜して設置された
主枠と、櫛が装着され主枠の端部に配置されて乗降口を
構成した床板と、多数が無端状に連結されて主枠に構成
された所定経路を移動する踏段と、主枠に形成されて踏
段がそれの踏面姿勢を水平に保って移動する所定経路の
中間傾斜部と、この中間傾斜部の端部に接続して形成さ
れて床板に向かって下方に傾斜して設けられ、踏段がそ
れの踏面に沿う方向に移動して櫛の下側を通過する所定
経路の端部とを設けたものである。 これによって、バッケージ用カートなどの運搬車の自
重によってその車輪が傾斜している踏面上を降り口の櫛
に向って進んで行くことにより、この櫛を小さい力で容
易に乗り越えて床板上に移動させることができ、乗り越
えの失敗がなくなり、後続の人と衝突することが少なく
なり、安全性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるエスカレータを示す
概略側断面図、第2図は同降り口部分の側断面図、第3
図および第4図はこの発明の互いに異なった他の実施例
によるエスカレータをそれぞれを示す第1図相当図、第
5図および第6図は従来の一般的なエスカレータを示す
第1図および第2図相当図である。 3…踏段、3a…踏面、5…櫛、6…床板、7…カート、
7a…前,後輪。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜して設置された主枠と、櫛が装着され
    上記主枠の端部に配置されて乗降口を構成した床板と、
    多数が無端状に連結されて上記主枠に構成された所定経
    路を移動する踏段と、上記主枠に形成されて上記踏段が
    それの踏面姿勢を水平に保って移動する上記所定経路の
    中間傾斜部と、この中間傾斜部の端部に接続して形成さ
    れて上記床板に向かって下方に傾斜して設けられ、上記
    踏段がそれの踏面に沿う方向に移動して上記櫛の下側を
    通過する上記所定経路の端部とを備えたエスカレータ。
JP1242555A 1989-02-17 1989-09-19 エスカレ―タ Expired - Lifetime JP2504215B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1242555A JP2504215B2 (ja) 1989-02-17 1989-09-19 エスカレ―タ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-37588 1989-02-17
JP3758889 1989-02-17
JP1242555A JP2504215B2 (ja) 1989-02-17 1989-09-19 エスカレ―タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02291387A JPH02291387A (ja) 1990-12-03
JP2504215B2 true JP2504215B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=26376719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1242555A Expired - Lifetime JP2504215B2 (ja) 1989-02-17 1989-09-19 エスカレ―タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504215B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310740A (en) * 1976-07-19 1978-01-31 Toyoda Automatic Loom Works Thread bunch winding process and apparatus
JPS6341082U (ja) * 1986-09-01 1988-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02291387A (ja) 1990-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100827049B1 (ko) 계단 플랜지를 구비하는 에스컬레이터
JP2504215B2 (ja) エスカレ―タ
JP3104961B2 (ja) 傾斜型乗客コンベア
JP2544471B2 (ja) 乗客コンベアの乗降口
JP2561781B2 (ja) 車いす兼用エスカレーター
TWM245202U (en) Escalator for passenger
JP2512200B2 (ja) 乗客コンベア
KR0167824B1 (ko) 계단승강운반차
JPH033889A (ja) 乗客コンベア
JPH0725508B2 (ja) エスカレーター装置
JP2846568B2 (ja) 乗客コンベア
JP2618699B2 (ja) 垂直連続輸送装置
JP3595717B2 (ja) 通路設備
JPH09263378A (ja) 乗客コンベア
JP3460577B2 (ja) 乗客コンベア
JP4730512B2 (ja) エスカレ−タ−のセフティガ−ド
JP2560942B2 (ja) エスカレーター装置
JPS6138060B2 (ja)
JPH04129991A (ja) 乗客コンベア及びその乗場床用櫛体
JP3152943B2 (ja) エスカレーター装置
JPH0967077A (ja) 大形物用連結搬送装置
JPH055784U (ja) 乗客コンベアの欄干
CA3151118A1 (en) Passenger conveyor system
JP2004217416A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JPH05213576A (ja) エスカレータの踏段装置