JPH08113443A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

乗客コンベア装置

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Publication number
JPH08113443A
JPH08113443A JP27570094A JP27570094A JPH08113443A JP H08113443 A JPH08113443 A JP H08113443A JP 27570094 A JP27570094 A JP 27570094A JP 27570094 A JP27570094 A JP 27570094A JP H08113443 A JPH08113443 A JP H08113443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passenger
conveyor belt
belt
conveyor
landing
Prior art date
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Pending
Application number
JP27570094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Moriya
庸雄 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIKAWA KOGYO KK
Original Assignee
ISHIKAWA KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ISHIKAWA KOGYO KK filed Critical ISHIKAWA KOGYO KK
Priority to JP27570094A priority Critical patent/JPH08113443A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 急な傾斜面に設置しても足元が傾斜せず安定
して立つことができ、故障等により停止したときには通
路の代わりとなるベルト式の乗客コンベア装置を得る。 【構成】 高低差のある地点間に傾斜して張設され往復
回動可能とされたコンベアベルト6の上面に、該上面の
傾斜に沿った階段状のステップ7を備える乗合部8を取
り付けた乗客コンベア装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高低差のある地点間に
傾斜して設けられたベルト式乗客コンベア装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場において高低差の大きい次のホ
ールへ向かう通路に、歩道の代わりに例えばモノレール
式乗客移送装置、ケーブルカー式乗客移送装置、あるい
は無端状のコンベアベルトを傾斜して張設し、これを駆
動装置により循環させるベルト式乗客コンベア装置等が
設置され、ゴルファーが次のホールに安楽に且つ効率的
に移動できるようになっている。
【0003】ところが、モノレール式乗客移送装置及び
ケーブルカー式乗客移送装置の場合、例えば故障等によ
り装置が稼働しないときは、ゴルファーは危険な傾斜面
を登ったり遠回りの迂回路を歩いて次のホールへ行く必
要があり、あるいは、経路途中で故障等により停止した
ときは、ゴルファーはこれらの装置が設置された傾斜面
に降り、そこから傾斜面を登って次のホールに行かなく
てはならなくなる。また、モノレール式乗客移送装置は
コストが高いという難点もある。
【0004】一方、ベルト式コンベア装置の場合、装置
が稼働しないとき又は途中で停止したようなときでも、
ベルトが通路の代わりとなり、その上を歩いて次のホー
ルへ行けるという利点がある。しかし、乗ったとき足元
が傾斜し不安定となるため余り急斜面には適さず、ま
た、コストの面からベルトと共に移動するてすりを設け
ていない(通常、コンベアの両わきに橋の欄干のような
ガードレールを設けている)ため、移送中の不安定さが
問題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来のベ
ルトコンベア装置の問題点を解決するためになされたも
ので、非常時にベルトが通路の代わりとなるという利点
を失うことなく、急な傾斜面に設置しても乗客の足元が
不安定とならず、コスト増にならずにベルトと共に移動
するてすりを設けることができるベルト式の乗客コンベ
ア装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる乗客コン
ベア装置は、高低差のある地点間に傾斜して張設され往
復回動可能とされたコンベアベルト上面に、該上面の傾
斜に沿った階段状のステップを備える乗合部を取り付け
たことを特徴とし、好ましくは、上記乗合部にてすりを
設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記乗客コンベア装置では、コンベアベルトが
往復回動することで乗合部が上下の乗り場の間を往復す
る。乗客は階段状のステップに乗るので足元は常に水平
であり、乗合部にてすりを設けておくとさらに移送中の
安定性が増す。また、階段状のステップはコンベアベル
トの上面の傾斜に沿って設けられているので、ステップ
からコンベアベルトへの乗り移りは容易であり、仮にこ
の装置が始めから又は途中で停止したとしても、従来同
様にこの上を通路として利用することができる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は乗客コンベア装置の全体説明図であ
り、上の乗り場1に設けた基礎部分に駆動輪2とそれを
駆動するモータ3が設置され、下の乗り場4に設けた基
礎部分に従動輪5が設置され、駆動輪2と従動輪5には
無端状コンベアベルト6が掛けられ、コンベアベルト6
の上面には階段状のステップ7を有する乗合部8が固定
され、コンベアベルト6とともに走行するようになって
いる。従動輪5は図1において左方向に付勢され、コン
ベアベルト6に所要の張力を付与している。図2に示す
ように、乗合部8のステップ7はコンベアベルト6の傾
斜に沿って設けられ、その上面部分7aは水平とされて
いる。9はてすりである。
【0009】上下の乗り場1、4間に支柱10で支持さ
れた主枠11が掛け渡され、該主枠11に設けられたガ
イドローラやガイドプレート(俗称、スラシ板)等の周
知のガイド部材(図示せず)がコンベアベルト6の往行
側(上側)を支承してそのスムースな走行を案内すると
ともに、コンベアベルト6にかかる荷重を支え、コンベ
アベルト6の復行側(下側)も図示しないガイドローラ
やガイドプレート等の周知のガイド部材により支承され
ている。12はコンベアベルト6を駆動輪2及び従動輪
5に沿わせるための絞りローラである。また、乗り場
1、4にはリミットスイッチ等の検知装置が設けられ、
乗合部8の到着を感知してモータ3の駆動を自動的に停
止するようになっている。さらに、場合により、コンベ
アベルト6の両わきに主枠11の全長に渡り従来同様の
ガードレール(図示せず)が設置される。
【0010】この乗客コンベア装置により例えば下の乗
り場4から上の乗り場1へ向かうときは、まず下の乗り
場4に乗合部8を着けておき、乗客は踏み板13を通っ
て乗合部8のステップ7上に移り、続いてモータ3を駆
動してコンベアベルト6を上向きに走行させる。乗合部
8はコンベアベルト6の走行に従い上の乗り場1に向か
って進み、乗り場1に到着するとそれを感知してモータ
3が自動的に停止し、乗客はステップ7から踏み板14
を通って地表へ移る。乗客は乗合部8の走行中ステップ
7の水平な上面部分7aに立ち、てすり9につかまって
いるので、足元も安定し、安全に上の乗り場1まで移送
される。そして、この乗客コンベア装置が故障等により
動かないとき又は走行途中で動かなくなったときは、乗
客はステップ7及びベルトコンベア6の上を歩いて上方
又は下方に移動することができる。なお、上の乗り場1
で乗客が降りたあとは、モータ3を逆方向に駆動して乗
合部8を再び下の乗り場4に着け、次の乗客のために待
機させておくとよい。
【0011】図3及び図4は別の実施例を示すもので、
上記実施例と異なる点は、ステップ15の内側にローラ
16が取り付けられ、これが主枠に設けられたガイドレ
ール17上を走行するようにした点であり、乗合部がよ
りスムースに走行できるようになっている。なお、この
図において、18aはコンベアベルトの往行側、18b
は同じく復行側であり、それぞれ主枠に設けられたガイ
ドローラ19とガイドローラ20に支承されている。な
お、ガイドローラ19等の代わりに前記ガイドプレート
を使用するか、両者をとり混ぜて使用してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明の乗客コンベア装置によれば、乗
客は階段状のステップに乗るので足元が常に水平で安定
し、また、階段状のステップはコンベアベルトの上面の
傾斜に沿って設けられているので、ステップからコンベ
アベルトへの乗り移りは容易であり、仮にこの装置が始
めから又は途中で停止したとしても、従来同様にこの上
を通路として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の乗客コンベア装置の全体説明
図である。
【図2】同じくコンベアベルトと乗合部のみ示す説明図
である。
【図3】他の実施例の要部説明図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【符号の説明】
6 コンベアベルト 7 ステップ 8 乗合部 9 てすり 15 ステップ 18a、18b コンベアベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高低差のある地点間に傾斜して張設され
    往復回動可能とされたコンベアベルト上面に、該上面の
    傾斜に沿った階段状のステップを備える乗合部を取り付
    けたことを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 【請求項2】 上記乗合部にてすりを設けたことを特徴
    とする請求項1に記載された乗客コンベア装置。
JP27570094A 1994-10-13 1994-10-13 乗客コンベア装置 Pending JPH08113443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27570094A JPH08113443A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 乗客コンベア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27570094A JPH08113443A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 乗客コンベア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08113443A true JPH08113443A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17559149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27570094A Pending JPH08113443A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 乗客コンベア装置

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JP (1) JPH08113443A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003037774A1 (en) * 2001-10-30 2003-05-08 Otis Elevator Company Belt drive assembly for a passenger conveyor
WO2011010987A1 (en) * 2009-07-20 2011-01-27 Otis Elevator Company Releasable step locking system

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CN100384711C (zh) * 2001-10-30 2008-04-30 奥蒂斯电梯公司 用于乘客输送机的输送带驱动装置
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