JPH10265158A - 乗客コンベア装置 - Google Patents
乗客コンベア装置Info
- Publication number
- JPH10265158A JPH10265158A JP7394497A JP7394497A JPH10265158A JP H10265158 A JPH10265158 A JP H10265158A JP 7394497 A JP7394497 A JP 7394497A JP 7394497 A JP7394497 A JP 7394497A JP H10265158 A JPH10265158 A JP H10265158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle
- passenger
- passenger conveyor
- footstep
- bicycle lane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自転車利用者を自転車とともに輸送できる乗
客コンベア装置を提供する。 【解決手段】 踏段1を無端状にチェーンでつなぎ連続
運転して乗客を運ぶ移動階段式のエスカレータ装置に、
踏段1の少なくとも一方のスカートガード3と内側板5
の間の内デッキボード6に自転車が通行できる水平部分
を有する自転車通行帯7と、該自転車通行帯の脱輪防止
手段を設ける。 【効果】 本発明によれば、自転車利用者も安全に乗客
コンベアを利用できる。特に、高架の多い都市や、建物
が傾斜地形に沿って建てられた地域においては、目的地
までの遠回りや、自転車を担いで階段を利用するなどの
多大な労力を要しないため、利用者の満足度を向上でき
る。
客コンベア装置を提供する。 【解決手段】 踏段1を無端状にチェーンでつなぎ連続
運転して乗客を運ぶ移動階段式のエスカレータ装置に、
踏段1の少なくとも一方のスカートガード3と内側板5
の間の内デッキボード6に自転車が通行できる水平部分
を有する自転車通行帯7と、該自転車通行帯の脱輪防止
手段を設ける。 【効果】 本発明によれば、自転車利用者も安全に乗客
コンベアを利用できる。特に、高架の多い都市や、建物
が傾斜地形に沿って建てられた地域においては、目的地
までの遠回りや、自転車を担いで階段を利用するなどの
多大な労力を要しないため、利用者の満足度を向上でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベア構造
の改良に係り、特に乗客コンベアの使い勝手を向上する
乗客コンベア装置に関する。
の改良に係り、特に乗客コンベアの使い勝手を向上する
乗客コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗客コンベア装置は、車椅子利用
者を配慮し、特殊踏段の組み込などがなされている。し
かし、自転車利用者への配慮がされていない。
者を配慮し、特殊踏段の組み込などがなされている。し
かし、自転車利用者への配慮がされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】都市の立体化、高架利
用の高まり、また、傾斜地形に沿って建てられる住宅団
地の増加に伴い、乗客コンベアの需要も増加している。
しかし、これらの乗客コンベアは自転車利用者を考慮さ
れておらず、自転車利用者は、乗客コンベアを利用でき
ないため、目的地まで遠回りや、自転車を担いで階段を
利用するなど多大な労力を要している。
用の高まり、また、傾斜地形に沿って建てられる住宅団
地の増加に伴い、乗客コンベアの需要も増加している。
しかし、これらの乗客コンベアは自転車利用者を考慮さ
れておらず、自転車利用者は、乗客コンベアを利用でき
ないため、目的地まで遠回りや、自転車を担いで階段を
利用するなど多大な労力を要している。
【0004】本発明の目的は、上記課題を考慮して成さ
れたものであり、自転車利用者の満足度が高い乗客コン
ベア装置を提供することにある。
れたものであり、自転車利用者の満足度が高い乗客コン
ベア装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、踏段を無端状にチェーンでつなぎ連続運転し
て乗客を運ぶ移動階段式の乗客コンベア装置において、
自転車が通行できる自転車通行帯を設けたものである。
本発明は、踏段を無端状にチェーンでつなぎ連続運転し
て乗客を運ぶ移動階段式の乗客コンベア装置において、
自転車が通行できる自転車通行帯を設けたものである。
【0006】上述のように構成することで、自転車利用
者が安全に乗客コンベアを利用できる。
者が安全に乗客コンベアを利用できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示
す。図1において、無端状のチェーン(図示はしない)
に連結され、乗客を輸送する踏段1、この踏段1と同一
方向に同一速度で動く移動手すり2、踏段1の側面と僅
かな隙間を保って相対しているスカートガード3、移動
手すり2を支持する欄干柱4と、欄干柱4の踏段側に設
けた内側板5と、欄干の一部を構成し、内側板5とスカ
ートガード3の間の内デッキボード6で構成している。
す。図1において、無端状のチェーン(図示はしない)
に連結され、乗客を輸送する踏段1、この踏段1と同一
方向に同一速度で動く移動手すり2、踏段1の側面と僅
かな隙間を保って相対しているスカートガード3、移動
手すり2を支持する欄干柱4と、欄干柱4の踏段側に設
けた内側板5と、欄干の一部を構成し、内側板5とスカ
ートガード3の間の内デッキボード6で構成している。
【0008】右側の内デッキボード6に、内デッキボー
ド6の上端面より低い位置に自転車が通行できる幅の自
転車通行帯7を設けている。
ド6の上端面より低い位置に自転車が通行できる幅の自
転車通行帯7を設けている。
【0009】図2は、本発明の実施形態による乗降口周
辺を示す。図2において、自転車通行帯7には乗降口床
8と段差が無いようにスロープを設けている。更に、昇
降口床8には、乗客に自転車通行帯があることを明示し
てある。
辺を示す。図2において、自転車通行帯7には乗降口床
8と段差が無いようにスロープを設けている。更に、昇
降口床8には、乗客に自転車通行帯があることを明示し
てある。
【0010】上記のように構成した乗客コンベア装置に
おいて、自転車利用者は、乗降口付近で自転車から降
り、自転車通行帯に自転車を乗せながら踏段に乗る。乗
客は踏段とともに移動され、自転車は乗客に支持され自
転車通行帯を通過することができる。
おいて、自転車利用者は、乗降口付近で自転車から降
り、自転車通行帯に自転車を乗せながら踏段に乗る。乗
客は踏段とともに移動され、自転車は乗客に支持され自
転車通行帯を通過することができる。
【0011】従って、自転車利用者も安全に乗客コンベ
アを利用でき、自転車運搬時も乗客コンベアを停止する
ことがなく、利用者の満足度を向上できる。
アを利用でき、自転車運搬時も乗客コンベアを停止する
ことがなく、利用者の満足度を向上できる。
【0012】なお、本発明の実施形態を示す図では、踏
段の右側の内デッキボードに自転車通行帯を設けている
が、左側に自転車通行帯を設けても同様の効果が得られ
るし、さらに、踏段の両側に自転車通行帯を設けても同
様の効果が得られる。
段の右側の内デッキボードに自転車通行帯を設けている
が、左側に自転車通行帯を設けても同様の効果が得られ
るし、さらに、踏段の両側に自転車通行帯を設けても同
様の効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、自転車利用者も安全に
乗客コンベアを利用できる。特に、高架の多い都市や、
建物が傾斜地形に沿って建てられた地域においては、目
的地までの遠回りや、自転車を担いで階段を利用するな
どの多大な労力を要しないため、利用者の満足度を向上
できる。
乗客コンベアを利用できる。特に、高架の多い都市や、
建物が傾斜地形に沿って建てられた地域においては、目
的地までの遠回りや、自転車を担いで階段を利用するな
どの多大な労力を要しないため、利用者の満足度を向上
できる。
【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態による乗降口周辺を示す斜視
図である。
図である。
1 踏段 2 移動手すり 3 スカートガード 4 欄干柱 5 内側板 6 内デッキボード 7 自転車通行帯 8 乗降口床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仙田 圭一 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 籠宮 健▲吉▼ 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内
Claims (6)
- 【請求項1】 踏段を無端状にチェーンでつなぎ連続運
転して乗客を運ぶ移動階段式の乗客コンベア装置におい
て、自転車が通行できる自転車通行帯を設けたことを特
徴とする乗客コンベア装置。 - 【請求項2】 踏段を無端状にチェーンでつなぎ連続運
転して乗客を運ぶ移動階段式の乗客コンベア装置におい
て、少なくとも一方のスカートガードと内側板の間の内
デッキボードに自転車が通行できる水平部分を有する自
転車通行帯を設けたことを特徴とする乗客コンベア装
置。 - 【請求項3】 自転車通行帯に脱輪防止手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア装置。 - 【請求項4】 脱輪防止手段は自転車通行面を内デッキ
ボード上端面より低くし、前記自転車通行面と前記内デ
ッキボード上端面を斜めに接続し構成することを特徴と
する請求項3記載の乗客コンベア装置。 - 【請求項5】 乗降口に自転車通行帯が自転車専用の通
行帯であることを明示することを特徴とする請求項1記
載の乗客コンベア装置。 - 【請求項6】 自転車通行帯を自転車が通行する場合
も、エスカレータを停止させないことを特徴とする請求
項1記載の乗客コンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7394497A JPH10265158A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 乗客コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7394497A JPH10265158A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 乗客コンベア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265158A true JPH10265158A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13532731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7394497A Pending JPH10265158A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 乗客コンベア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265158A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003048608A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Toyo Koken Kk | 自転車搬送装置 |
DE102004027061A1 (de) * | 2004-06-03 | 2005-12-29 | Landau, Roman, Dr. | Geschloßener Fahrradweg |
KR101121036B1 (ko) * | 2008-12-15 | 2012-03-15 | 서울대학교산학협력단 | 자전거 고가도로의 경사조절 시스템 |
BE1019417A3 (fr) * | 2010-07-14 | 2012-07-03 | Thimister Yves | Remonte-velos. |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP7394497A patent/JPH10265158A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003048608A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Toyo Koken Kk | 自転車搬送装置 |
DE102004027061A1 (de) * | 2004-06-03 | 2005-12-29 | Landau, Roman, Dr. | Geschloßener Fahrradweg |
KR101121036B1 (ko) * | 2008-12-15 | 2012-03-15 | 서울대학교산학협력단 | 자전거 고가도로의 경사조절 시스템 |
BE1019417A3 (fr) * | 2010-07-14 | 2012-07-03 | Thimister Yves | Remonte-velos. |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2002227070B2 (en) | Escalator with step flange | |
AU2002227070A1 (en) | Escalator with step flange | |
MY118185A (en) | Escalator or walkway provided with a stiffening element. | |
MY139046A (en) | Escalator and skirt end structure | |
JPH10265158A (ja) | 乗客コンベア装置 | |
JP2007210710A (ja) | 乗客コンベア | |
JPH11343090A (ja) | 人移送装置のステップ | |
EP1101724B1 (en) | Balustrades for an escalator | |
JP6321126B1 (ja) | 乗客コンベア | |
KR20010060195A (ko) | 승객 운송 장치 | |
US4004676A (en) | Escalator with non-jaming step | |
JP2581854B2 (ja) | マンコンベア装置 | |
JPH0710445A (ja) | 動く歩道のパレット | |
JP2516461Y2 (ja) | 動く歩道等の案内装置 | |
JPH09263378A (ja) | 乗客コンベア | |
JPH11139745A (ja) | 乗客コンベアの乗降口 | |
JP2002003132A (ja) | 動く歩道装置 | |
JPH0213592A (ja) | 車椅子乗用踏段付きエスカレータ | |
JP2004331243A (ja) | 動く歩道 | |
JPS62218386A (ja) | エスカレ−タ | |
JP2000177971A (ja) | 乗客コンベア | |
JPH05254774A (ja) | 乗客コンベア装置 | |
JP2011195267A (ja) | エスカレータ | |
JPH01209295A (ja) | マンコンベア | |
JP2000255963A (ja) | 通路設備 |