JP2002003132A - 動く歩道装置 - Google Patents
動く歩道装置Info
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- JP2002003132A JP2002003132A JP2000182539A JP2000182539A JP2002003132A JP 2002003132 A JP2002003132 A JP 2002003132A JP 2000182539 A JP2000182539 A JP 2000182539A JP 2000182539 A JP2000182539 A JP 2000182539A JP 2002003132 A JP2002003132 A JP 2002003132A
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- comb
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗降口付近においても段差のない動く歩道装
置を、提供する。 【解決手段】 踏板ベルトVは、プーリ11〜15に巻
き掛けられており、その上側の経路において、人や物を
搬送する。各乗降口付近におけるフロアプレートFと、
踏板ベルトVとの間の空間は、コムプレート20及びコ
ムCにより、被覆されている。コムプレート20及びコ
ムCは、その上面が、各フロアプレートFの上面及び踏
板ベルトVの山部分V2と面一になっている。従って、
各フロアプレートF,コムプレート20及びコムC,並
びに,踏板ベルトVの山部分V2には、段差が存在しな
い。
置を、提供する。 【解決手段】 踏板ベルトVは、プーリ11〜15に巻
き掛けられており、その上側の経路において、人や物を
搬送する。各乗降口付近におけるフロアプレートFと、
踏板ベルトVとの間の空間は、コムプレート20及びコ
ムCにより、被覆されている。コムプレート20及びコ
ムCは、その上面が、各フロアプレートFの上面及び踏
板ベルトVの山部分V2と面一になっている。従って、
各フロアプレートF,コムプレート20及びコムC,並
びに,踏板ベルトVの山部分V2には、段差が存在しな
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動く歩道装置に関
し、特に、いわゆるベルト式の動く歩道装置に、関す
る。
し、特に、いわゆるベルト式の動く歩道装置に、関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の動く歩道装置の乗降口付
近を示す概略構成図である。なお、動く歩道装置は、一
対の乗降口を有しているが、この図4には、そのうちの
一方のみが示されている。
近を示す概略構成図である。なお、動く歩道装置は、一
対の乗降口を有しているが、この図4には、そのうちの
一方のみが示されている。
【0003】この図4に示されるように、動く歩道装置
は、複数のプーリ11〜13を備えている。これら各プ
ーリ11〜13は、乗降口付近における床面下に形成さ
れたピットP内に配置されている。なお、図示されてい
ないが、この一方の乗降口から図4の右方の所定の位置
に、他方の乗降口が配置されている。そして、この他方
の乗降口付近には、図示せぬ駆動プーリが配置されてい
る。この駆動プーリは、図示せぬモータにより駆動され
て回転する。
は、複数のプーリ11〜13を備えている。これら各プ
ーリ11〜13は、乗降口付近における床面下に形成さ
れたピットP内に配置されている。なお、図示されてい
ないが、この一方の乗降口から図4の右方の所定の位置
に、他方の乗降口が配置されている。そして、この他方
の乗降口付近には、図示せぬ駆動プーリが配置されてい
る。この駆動プーリは、図示せぬモータにより駆動され
て回転する。
【0004】これら各プーリ11〜13及び駆動プーリ
には、踏板ベルトVが無限軌道状に巻き掛けられてい
る。そして、駆動プーリが回転すると、踏板ベルトVは
この駆動プーリに駆動されて移動し、各プーリ11〜1
3は夫々従動的に回転する。このため、踏板ベルトV
は、その上側の経路において、所定の平面内において図
4の左右方向へ移動してゆく。
には、踏板ベルトVが無限軌道状に巻き掛けられてい
る。そして、駆動プーリが回転すると、踏板ベルトVは
この駆動プーリに駆動されて移動し、各プーリ11〜1
3は夫々従動的に回転する。このため、踏板ベルトV
は、その上側の経路において、所定の平面内において図
4の左右方向へ移動してゆく。
【0005】なお、ピットPは、設置場所の床面と略面
一に配置されたフロアプレートFにより一部覆われてい
る。また、このフロアプレートFと踏板ベルトVとの間
の開口は、コムプレート50,及びコム51により、覆
われている。このコムプレート50は、矩形板状に形成
され、その基端辺近傍において、フロアプレートF先端
近傍にフロアプレートFと面一になるように取り付けら
れている。また、コム51は、コムプレート50におけ
る図4の右側先端近傍に取り付けられている。そして、
コム51の先端は、踏板ベルトVに当接している。な
お、図4には図示されていないが、他方の乗降口付近に
おいても、同様に、フロアプレートF,並びに,コム5
1及びコムプレート50が設けられている。
一に配置されたフロアプレートFにより一部覆われてい
る。また、このフロアプレートFと踏板ベルトVとの間
の開口は、コムプレート50,及びコム51により、覆
われている。このコムプレート50は、矩形板状に形成
され、その基端辺近傍において、フロアプレートF先端
近傍にフロアプレートFと面一になるように取り付けら
れている。また、コム51は、コムプレート50におけ
る図4の右側先端近傍に取り付けられている。そして、
コム51の先端は、踏板ベルトVに当接している。な
お、図4には図示されていないが、他方の乗降口付近に
おいても、同様に、フロアプレートF,並びに,コム5
1及びコムプレート50が設けられている。
【0006】そして、駆動プーリの回転方向に従って、
踏板ベルトVはその上側の経路において、図4の左方又
は右方へ移動する。例えば、この踏板ベルトVがその上
側の経路において図4の左方へ移動した状態において、
利用者は、図示せぬ他方の乗降口側において、フロアプ
レートF及びコムプレート50を経て、踏板ベルトVへ
乗り移る。そして、利用者は、この踏板ベルトV上に乗
った状態で、図4に示された乗降口へと移動してゆくこ
とができるのである。
踏板ベルトVはその上側の経路において、図4の左方又
は右方へ移動する。例えば、この踏板ベルトVがその上
側の経路において図4の左方へ移動した状態において、
利用者は、図示せぬ他方の乗降口側において、フロアプ
レートF及びコムプレート50を経て、踏板ベルトVへ
乗り移る。そして、利用者は、この踏板ベルトV上に乗
った状態で、図4に示された乗降口へと移動してゆくこ
とができるのである。
【0007】図5は、従来のコム51及びコムプレート
50を模式的に示す概略平面図である。この図5に示さ
れるように、コム51は、平面視において略短冊板状の
全体形状を有する。また、踏板ベルトVの表面には、そ
の長手方向に沿った多数の溝部分V1が形成されてい
る。なお、この踏板ベルトVの表面側における溝部分V
1以外の部分は、山部分V2になっている。そして、コ
ム51の一方の長辺付近には、踏板ベルトVの表面の各
溝部分V1と夫々遊嵌可能な多数の櫛歯52が突出形成
されている。また、このコム51は、その他方の長辺付
近においてコムプレート50に固定されている。
50を模式的に示す概略平面図である。この図5に示さ
れるように、コム51は、平面視において略短冊板状の
全体形状を有する。また、踏板ベルトVの表面には、そ
の長手方向に沿った多数の溝部分V1が形成されてい
る。なお、この踏板ベルトVの表面側における溝部分V
1以外の部分は、山部分V2になっている。そして、コ
ム51の一方の長辺付近には、踏板ベルトVの表面の各
溝部分V1と夫々遊嵌可能な多数の櫛歯52が突出形成
されている。また、このコム51は、その他方の長辺付
近においてコムプレート50に固定されている。
【0008】図6は、図5のVI−VI線に沿った断面
図である。この図6に示されるように、コムプレート5
0の先端付近は、その上側が矩形状に切り欠かれたのと
等価な断面形状を有する。一方、コム51の基端側は、
その下側が矩形状に切り欠かれたのと等価な断面形状を
有している。そして、コム51は、その基端付近の上面
がコムプレート50の上面と面一になるように、このコ
ムプレート50に対してネジ止め固定されている。
図である。この図6に示されるように、コムプレート5
0の先端付近は、その上側が矩形状に切り欠かれたのと
等価な断面形状を有する。一方、コム51の基端側は、
その下側が矩形状に切り欠かれたのと等価な断面形状を
有している。そして、コム51は、その基端付近の上面
がコムプレート50の上面と面一になるように、このコ
ムプレート50に対してネジ止め固定されている。
【0009】また、コム51の先端付近は、その下面が
コムプレート50と平行になっているが、その上面は、
図6における右斜め下方へ傾斜している。櫛歯52は、
このコム51の先端付近における下面から下方へ突出す
るとともに、先端からさらに図6の右方へ突出してい
る。そして、この櫛歯52は、踏板ベルトVの溝部分V
1に遊嵌している。なお、コム51の櫛歯52以外の部
分は、踏板ベルトVの山部分V2よりも高く配置されて
いる。そして、踏板ベルトVは、その溝部分V1に上記
の如く櫛歯52を遊嵌させた状態で、移動する。
コムプレート50と平行になっているが、その上面は、
図6における右斜め下方へ傾斜している。櫛歯52は、
このコム51の先端付近における下面から下方へ突出す
るとともに、先端からさらに図6の右方へ突出してい
る。そして、この櫛歯52は、踏板ベルトVの溝部分V
1に遊嵌している。なお、コム51の櫛歯52以外の部
分は、踏板ベルトVの山部分V2よりも高く配置されて
いる。そして、踏板ベルトVは、その溝部分V1に上記
の如く櫛歯52を遊嵌させた状態で、移動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のコム51の
上面は、その基端付近においてコムプレート51の上面
及びフロアプレートFの上面と面一になっているもの
の、その先端付近は下方へ傾斜している。このため、フ
ロアプレートFは、踏板ベルトVよりもやや高い位置に
配置されている。即ち、図6に示されるように、コムプ
レート51の上面及びフロアプレートの上面と踏板ベル
トVの山部分V2との間には、段差Gが存在している。
上面は、その基端付近においてコムプレート51の上面
及びフロアプレートFの上面と面一になっているもの
の、その先端付近は下方へ傾斜している。このため、フ
ロアプレートFは、踏板ベルトVよりもやや高い位置に
配置されている。即ち、図6に示されるように、コムプ
レート51の上面及びフロアプレートの上面と踏板ベル
トVの山部分V2との間には、段差Gが存在している。
【0011】このため、利用者は、降り口側の乗降口に
おいて踏板ベルトVからコム51側へ乗り移る際に、こ
のコム51につまずくおそれがある。また、車椅子がこ
の段差Gを乗り越えられずに、乗降口において立往生し
てしまうおそれがある。
おいて踏板ベルトVからコム51側へ乗り移る際に、こ
のコム51につまずくおそれがある。また、車椅子がこ
の段差Gを乗り越えられずに、乗降口において立往生し
てしまうおそれがある。
【0012】そこで、利用者が移動する経路に亘って段
差なく構成された動く歩道装置を提供することを、本発
明の課題とする。
差なく構成された動く歩道装置を提供することを、本発
明の課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による動く歩道装
置は、上記課題を解決するために、以下のような構成を
採用した。
置は、上記課題を解決するために、以下のような構成を
採用した。
【0014】即ち、所定の距離を隔てて配置された一対
のフロアプレートと、これら各フロアプレートに夫々近
接した位置に回転軸を互いに平行となる方向に向けて軸
支持された一対のプーリと、所定の幅を有するととも
に、前記各プーリに無限軌道状に巻き掛けられて、これ
ら各プーリのうちの少なくとも一方が駆動されて回転す
ると、当該プーリの回転につれて移動する踏板ベルトと
を備えた動く歩道装置であって、少なくとも一方のフロ
アプレートと踏板ベルトとの間の空間を、当該踏板ベル
トが移動できるとともにこの踏板ベルトと面一になるよ
うに被覆する被覆板を、備えたことを特徴とする。
のフロアプレートと、これら各フロアプレートに夫々近
接した位置に回転軸を互いに平行となる方向に向けて軸
支持された一対のプーリと、所定の幅を有するととも
に、前記各プーリに無限軌道状に巻き掛けられて、これ
ら各プーリのうちの少なくとも一方が駆動されて回転す
ると、当該プーリの回転につれて移動する踏板ベルトと
を備えた動く歩道装置であって、少なくとも一方のフロ
アプレートと踏板ベルトとの間の空間を、当該踏板ベル
トが移動できるとともにこの踏板ベルトと面一になるよ
うに被覆する被覆板を、備えたことを特徴とする。
【0015】このように構成されると、被覆板と踏板ベ
ルトとの間には、段差がなくなる。即ち、踏板ベルトか
ら少なくとも一方の被覆板に至る経路が、段差なくつな
がることになる。
ルトとの間には、段差がなくなる。即ち、踏板ベルトか
ら少なくとも一方の被覆板に至る経路が、段差なくつな
がることになる。
【0016】さらに、前記被覆板は、前記各フロアプレ
ートに夫々対応させて一対設けられていてもよい。この
場合、一方の被覆板から踏板ベルトを経て他方の被覆板
に至る経路が段差なくつながることになる。
ートに夫々対応させて一対設けられていてもよい。この
場合、一方の被覆板から踏板ベルトを経て他方の被覆板
に至る経路が段差なくつながることになる。
【0017】なお、被覆板は、フロアプレートに対して
面一に係合されていてもよい。この場合、フロアプレー
ト,被覆板,及び踏板ベルトが、段差なくつながること
になる。また、被覆板は、その基端近傍において、フロ
アプレートに対して固定されていてもよく、該フロアプ
レートに回転変位可能に軸支持されていてもよい。
面一に係合されていてもよい。この場合、フロアプレー
ト,被覆板,及び踏板ベルトが、段差なくつながること
になる。また、被覆板は、その基端近傍において、フロ
アプレートに対して固定されていてもよく、該フロアプ
レートに回転変位可能に軸支持されていてもよい。
【0018】また、前記踏板ベルトは、その表面に、長
手方向に沿って形成された複数の溝部分を有し、前記被
覆板は、上面が前記踏板ベルトの山部分と同一平面内に
配置されるとともに下面における先端付近がこの踏板ベ
ルトに干渉しないように傾斜した楔状に形成された本体
部分と、この本体部分の先端側から、上面が当該本体部
分の上面及び前記踏板ベルト表面の山部分と面一である
とともに下面が傾斜して楔状に突出し、前記踏板ベルト
の各溝部分と夫々遊嵌する複数の櫛歯とを、有していて
もよい。このように構成されると、被覆板の本体部分の
上面及び各櫛歯の上面,並びに,踏板ベルトの山部分
は、同一平面内に配置される。
手方向に沿って形成された複数の溝部分を有し、前記被
覆板は、上面が前記踏板ベルトの山部分と同一平面内に
配置されるとともに下面における先端付近がこの踏板ベ
ルトに干渉しないように傾斜した楔状に形成された本体
部分と、この本体部分の先端側から、上面が当該本体部
分の上面及び前記踏板ベルト表面の山部分と面一である
とともに下面が傾斜して楔状に突出し、前記踏板ベルト
の各溝部分と夫々遊嵌する複数の櫛歯とを、有していて
もよい。このように構成されると、被覆板の本体部分の
上面及び各櫛歯の上面,並びに,踏板ベルトの山部分
は、同一平面内に配置される。
【0019】さらに、前記被覆板は、その先端が、この
被覆板近傍のプーリの回転軸を含むとともに当該被覆板
上面と垂直な平面に対して、所定の間隔をあけて配置さ
れていてもよい。このように構成されると、被覆板と踏
板ベルトとの間に、物体が噛み込まれるおそれがなくな
る。
被覆板近傍のプーリの回転軸を含むとともに当該被覆板
上面と垂直な平面に対して、所定の間隔をあけて配置さ
れていてもよい。このように構成されると、被覆板と踏
板ベルトとの間に、物体が噛み込まれるおそれがなくな
る。
【0020】そして、上記の動く歩道装置は、利用者の
移動経路に段差がないので、車椅子の利用者が、車椅子
に乗った状態で安全かつスムーズに利用することができ
る。また、この動く歩道装置は、利用者が自転車ととも
に乗り込むことができるので、駐輪場等に設置されても
よい。
移動経路に段差がないので、車椅子の利用者が、車椅子
に乗った状態で安全かつスムーズに利用することができ
る。また、この動く歩道装置は、利用者が自転車ととも
に乗り込むことができるので、駐輪場等に設置されても
よい。
【0021】さらに、この動く歩道装置は、スキー場等
に設置されてもよい。この場合、利用者は、スキー板や
スノーボードを装着したままで、この動く歩道装置を利
用することができる。また、この動く歩道装置は、空港
やショッピングセンター等に設置されてもよい。この場
合、利用者は、荷物を載せたカートとともにこの動く歩
道装置に乗り込むことができる。
に設置されてもよい。この場合、利用者は、スキー板や
スノーボードを装着したままで、この動く歩道装置を利
用することができる。また、この動く歩道装置は、空港
やショッピングセンター等に設置されてもよい。この場
合、利用者は、荷物を載せたカートとともにこの動く歩
道装置に乗り込むことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0023】図1は、本実施形態の動く歩道装置におけ
る一方の乗降口付近を示す概略構成図であり、図2は、
他方の乗降口付近を示す概略構成図である。これらの図
に示されるように、この動く歩道装置は、回転軸を互い
に平行に向けて配置された複数のプーリ11〜15を、
備えている。なお、これら各プーリ11〜15は、幅の
広い平プーリとして形成されている。
る一方の乗降口付近を示す概略構成図であり、図2は、
他方の乗降口付近を示す概略構成図である。これらの図
に示されるように、この動く歩道装置は、回転軸を互い
に平行に向けて配置された複数のプーリ11〜15を、
備えている。なお、これら各プーリ11〜15は、幅の
広い平プーリとして形成されている。
【0024】図1に示されるように、各プーリ11〜1
3は、一方の乗降口付近における床面下に形成されたピ
ットP内に、配置されている。これら各プーリ11〜1
3は、従動的に回転可能に、図示せぬ支持部材により軸
支持されている。そして、図2に示されるように、各プ
ーリ14,15は、他方の乗降口付近における床面下に
形成されたピットP内に、配置されている。これら各プ
ーリ14,15は、図示せぬ支持部材により、回転可能
に軸支持されている。なお、プーリ14は、図示せぬモ
ータ及び減速機に連結されており、このモータにより駆
動されて回転する。
3は、一方の乗降口付近における床面下に形成されたピ
ットP内に、配置されている。これら各プーリ11〜1
3は、従動的に回転可能に、図示せぬ支持部材により軸
支持されている。そして、図2に示されるように、各プ
ーリ14,15は、他方の乗降口付近における床面下に
形成されたピットP内に、配置されている。これら各プ
ーリ14,15は、図示せぬ支持部材により、回転可能
に軸支持されている。なお、プーリ14は、図示せぬモ
ータ及び減速機に連結されており、このモータにより駆
動されて回転する。
【0025】図1及び図2に示されるように、両プーリ
11,14には、幅の広い略平ベルト状の踏板ベルトV
が、無限軌道状に巻き掛けられている。なお、この踏板
ベルトVは、両プーリ11,14に接する側が裏面にな
るように、巻き掛けられている。従って、踏板ベルトV
は、上側の経路においては、その表面を上に向けてお
り、下側の経路においては、その表面を下に向けてい
る。なお、この踏板ベルトVの表面には、その長手方向
に沿った溝が多数形成されている。
11,14には、幅の広い略平ベルト状の踏板ベルトV
が、無限軌道状に巻き掛けられている。なお、この踏板
ベルトVは、両プーリ11,14に接する側が裏面にな
るように、巻き掛けられている。従って、踏板ベルトV
は、上側の経路においては、その表面を上に向けてお
り、下側の経路においては、その表面を下に向けてい
る。なお、この踏板ベルトVの表面には、その長手方向
に沿った溝が多数形成されている。
【0026】プーリ12は、プーリ11よりも図1にお
けるやや右斜め上方に、上側の経路にある踏板ベルトV
の裏面に接するように配置されている。なお、下側の経
路にある踏板ベルトVは、このプーリ12に接触してい
ない。プーリ13は、各プーリ11,12よりも図1に
おける右方に、下側の経路にある踏板ベルトVの下側に
配置されている。そして、このプーリ13は、下側の経
路にある踏板ベルトVの表面に接触している。
けるやや右斜め上方に、上側の経路にある踏板ベルトV
の裏面に接するように配置されている。なお、下側の経
路にある踏板ベルトVは、このプーリ12に接触してい
ない。プーリ13は、各プーリ11,12よりも図1に
おける右方に、下側の経路にある踏板ベルトVの下側に
配置されている。そして、このプーリ13は、下側の経
路にある踏板ベルトVの表面に接触している。
【0027】一方、図2に示されるように、プーリ15
は、プーリ14よりも図2におけるやや左方に、下側の
経路にある踏板ベルトVの下側に配置されている。そし
て、このプーリ15は、下側の経路にある踏板ベルトV
の表面に接触している。
は、プーリ14よりも図2におけるやや左方に、下側の
経路にある踏板ベルトVの下側に配置されている。そし
て、このプーリ15は、下側の経路にある踏板ベルトV
の表面に接触している。
【0028】さらに、図示は省略されるが、この動く歩
道装置は、両プーリ12,14間において、上側の経路
にある踏板ベルトVをその裏面から支える多数の支持ロ
ーラを、有する。これら各支持ローラは、踏板ベルトV
の裏面における一方の端部近傍に、当該踏板ベルトVの
長手方向に沿って所定の間隔毎に配置されるとともに、
この踏板ベルトVの裏面における他方の端部近傍にも、
同様に、所定の間隔毎に配置されている。そして、これ
ら各支持ローラは、その回転軸を踏板ベルトVの幅方向
へ向けて配置され、従動的に回転可能である。
道装置は、両プーリ12,14間において、上側の経路
にある踏板ベルトVをその裏面から支える多数の支持ロ
ーラを、有する。これら各支持ローラは、踏板ベルトV
の裏面における一方の端部近傍に、当該踏板ベルトVの
長手方向に沿って所定の間隔毎に配置されるとともに、
この踏板ベルトVの裏面における他方の端部近傍にも、
同様に、所定の間隔毎に配置されている。そして、これ
ら各支持ローラは、その回転軸を踏板ベルトVの幅方向
へ向けて配置され、従動的に回転可能である。
【0029】なお、プーリ11を軸支持する支持部材
は、例えば、図1の左右方向へ変位可能である。このた
め、作業者は、このプーリ11の支持部材を変位させる
ことにより、踏板ベルトVのテンションを調整すること
ができる。但し、調整後において、この支持部材は、そ
の位置を変えないようにロックされる。
は、例えば、図1の左右方向へ変位可能である。このた
め、作業者は、このプーリ11の支持部材を変位させる
ことにより、踏板ベルトVのテンションを調整すること
ができる。但し、調整後において、この支持部材は、そ
の位置を変えないようにロックされる。
【0030】また、図1に示されるように、一方の乗降
口側のピットPは、床面と略面一に配置されたフロアプ
レートFにより一部覆われている。また、このフロアプ
レートFと踏板ベルトVとの間の開口は、コムプレート
20,及びコムCにより、覆われている。同様に、図2
に示されるように、降り口側のピットPは、床面と略面
一に配置されたフロアプレートFにより一部覆われてい
る。また、このフロアプレートFと踏板ベルトVとの間
の開口は、コムプレート20,及びコムCにより、覆わ
れている。なお、これらコムプレート20及びコムC
は、被覆板に相当する。
口側のピットPは、床面と略面一に配置されたフロアプ
レートFにより一部覆われている。また、このフロアプ
レートFと踏板ベルトVとの間の開口は、コムプレート
20,及びコムCにより、覆われている。同様に、図2
に示されるように、降り口側のピットPは、床面と略面
一に配置されたフロアプレートFにより一部覆われてい
る。また、このフロアプレートFと踏板ベルトVとの間
の開口は、コムプレート20,及びコムCにより、覆わ
れている。なお、これらコムプレート20及びコムC
は、被覆板に相当する。
【0031】以下、コムC及びコムプレート20の構成
について説明する。このコムプレート20は、平面視に
おいて、図5に示された従来のコムプレート50と同
様、矩形板状の概略形状を有する。そして、このコムプ
レート20は、その基端側の長辺においてフロアプレー
トFに対して面一に固定され、その先端側の長辺付近に
コムCが固定されている。このコムCは、図5に示され
る従来のコム51と同様、平面視において短冊板状の概
略形状を有するが、その詳細な形状は従来のものと異な
っている。
について説明する。このコムプレート20は、平面視に
おいて、図5に示された従来のコムプレート50と同
様、矩形板状の概略形状を有する。そして、このコムプ
レート20は、その基端側の長辺においてフロアプレー
トFに対して面一に固定され、その先端側の長辺付近に
コムCが固定されている。このコムCは、図5に示され
る従来のコム51と同様、平面視において短冊板状の概
略形状を有するが、その詳細な形状は従来のものと異な
っている。
【0032】図3は、コムC及びコムプレート20の構
成図である。この図3の(a)は、コムCの一部平面図
である。一方、この図3の(b)は、コムC周辺の断面
図であり、図3の(a)におけるb−b断面に対応して
いる。なお、この図3には、一方の乗降口側におけるコ
ムC及びコムプレート20が示されているが、他方の乗
降口におけるコムC及びコムプレート20も、同様に構
成されている。
成図である。この図3の(a)は、コムCの一部平面図
である。一方、この図3の(b)は、コムC周辺の断面
図であり、図3の(a)におけるb−b断面に対応して
いる。なお、この図3には、一方の乗降口側におけるコ
ムC及びコムプレート20が示されているが、他方の乗
降口におけるコムC及びコムプレート20も、同様に構
成されている。
【0033】図3の(b)に示されるように、このコム
プレート20の先端付近は、その上側において矩形状に
切り欠かれたのと等価な断面形状を有する。一方、コム
Cの基端側は、その下側において矩形状に切り欠かれた
のと等価な断面形状を有している。そして、コムCは、
その上面がコムプレート20の上面と面一になるよう
に、このコムプレート20に対してネジ止め固定されて
いる。
プレート20の先端付近は、その上側において矩形状に
切り欠かれたのと等価な断面形状を有する。一方、コム
Cの基端側は、その下側において矩形状に切り欠かれた
のと等価な断面形状を有している。そして、コムCは、
その上面がコムプレート20の上面と面一になるよう
に、このコムプレート20に対してネジ止め固定されて
いる。
【0034】このコムCは、断面略楔型の本体部分C
1,及びこの本体部分C1から多数突出形成された櫛歯
Tを、有する。この本体部分C1の上面は、コムプレー
ト20と面一になっているが、その下面は、図3の
(b)における右斜め上方へ傾斜し、先端に近づくほど
上面に接近している。一方、各櫛歯Tは、その上面が本
体部分C1と面一になっているが、その下面は、図3の
(b)における右斜め上方へ、コムプレート20の下面
よりも緩い角度で傾斜している。従って、これら各櫛歯
Tは、本体部分C1の断面形状よりも鋭角の略楔状の断
面形状にて、突出している。但し、各櫛歯Tの先端部分
は、夫々、角のない滑らかな形状に形成されている。ま
た、これら各櫛歯Tは、平面視においては、踏板ベルト
Vの溝部分V1に遊嵌可能な厚さの板状に形成されてい
る。
1,及びこの本体部分C1から多数突出形成された櫛歯
Tを、有する。この本体部分C1の上面は、コムプレー
ト20と面一になっているが、その下面は、図3の
(b)における右斜め上方へ傾斜し、先端に近づくほど
上面に接近している。一方、各櫛歯Tは、その上面が本
体部分C1と面一になっているが、その下面は、図3の
(b)における右斜め上方へ、コムプレート20の下面
よりも緩い角度で傾斜している。従って、これら各櫛歯
Tは、本体部分C1の断面形状よりも鋭角の略楔状の断
面形状にて、突出している。但し、各櫛歯Tの先端部分
は、夫々、角のない滑らかな形状に形成されている。ま
た、これら各櫛歯Tは、平面視においては、踏板ベルト
Vの溝部分V1に遊嵌可能な厚さの板状に形成されてい
る。
【0035】そして、コムCは、その各櫛歯Tを踏板ベ
ルトVの各溝部分V1に夫々遊嵌させるとともに、その
本体部分C1を踏板ベルトVに接触させないように、配
置されている。なお、このコムCにおける本体部分C1
の上面及び各櫛歯Tの上面,並びに踏板ベルトVの山部
分V2は、面一になっている。なお、コムCの先端は、
プーリ12の回転軸を含むとともにコムプレート20に
対して垂直な垂直平面Mに対して、所定の間隔を開けて
配置されている。
ルトVの各溝部分V1に夫々遊嵌させるとともに、その
本体部分C1を踏板ベルトVに接触させないように、配
置されている。なお、このコムCにおける本体部分C1
の上面及び各櫛歯Tの上面,並びに踏板ベルトVの山部
分V2は、面一になっている。なお、コムCの先端は、
プーリ12の回転軸を含むとともにコムプレート20に
対して垂直な垂直平面Mに対して、所定の間隔を開けて
配置されている。
【0036】この状態において、図示せぬモータが図2
に示されたプーリ14を駆動すると、このプーリ14は
回転して駆動ベルトVを移動させる。このプーリ14が
反時計方向に回転すると、駆動ベルトVは、その上側の
経路において図1及び図2の左向きへ移動してゆく。こ
のとき、各プーリ11,12は反時計方向に夫々従動的
に回転し、各プーリ13,15は、時計方向に夫々従動
的に回転する。
に示されたプーリ14を駆動すると、このプーリ14は
回転して駆動ベルトVを移動させる。このプーリ14が
反時計方向に回転すると、駆動ベルトVは、その上側の
経路において図1及び図2の左向きへ移動してゆく。こ
のとき、各プーリ11,12は反時計方向に夫々従動的
に回転し、各プーリ13,15は、時計方向に夫々従動
的に回転する。
【0037】この動く歩道装置において、プーリ14が
上記のように図2の反時計方向に回転している場合に
は、図2に示された乗降口が乗り口になり、図1に示さ
れた乗降口が降り口になる。逆に、プーリ14が図2の
時計方向に回転している場合には、図1に示された乗降
口が乗り口になり、図2に示された乗降口が降り口にな
る。
上記のように図2の反時計方向に回転している場合に
は、図2に示された乗降口が乗り口になり、図1に示さ
れた乗降口が降り口になる。逆に、プーリ14が図2の
時計方向に回転している場合には、図1に示された乗降
口が乗り口になり、図2に示された乗降口が降り口にな
る。
【0038】利用者は、乗り口においてフロアプレート
Fからコムプレート20へ進み、コムCを越えて、移動
している踏板ベルトVに乗り移る。すると、この踏板ベ
ルトVは、乗り口側から降り口側へ移動しているので、
利用者は、この踏板ベルトV上に乗った状態で、降り口
へ向けて移動して行くことができる。そして、利用者
は、降り口側のコムCに接近してゆき、このコムCを越
えてコムプレート20に乗り移る。さらに、利用者は、
フロアプレートFを経て退出する。
Fからコムプレート20へ進み、コムCを越えて、移動
している踏板ベルトVに乗り移る。すると、この踏板ベ
ルトVは、乗り口側から降り口側へ移動しているので、
利用者は、この踏板ベルトV上に乗った状態で、降り口
へ向けて移動して行くことができる。そして、利用者
は、降り口側のコムCに接近してゆき、このコムCを越
えてコムプレート20に乗り移る。さらに、利用者は、
フロアプレートFを経て退出する。
【0039】上記の如く、乗り口におけるフロアプレー
トF,コムプレート20,コムC,及び踏板ベルトVの
山部分V2が面一になっているとともに、降り口におけ
る踏板ベルトVの山部分V2,コムC,コムプレート2
0,及びフロアプレートFが面一になっているので、利
用者は、乗り口から降り口に至るまで、段差のない経路
を移動して行くことになる。従って、利用者は、つまず
くおそれなくスムーズに移動することができる。このた
め、この動く歩道装置は、高齢者や足の不自由な利用者
にも、安全で利用しやすいものになっている。
トF,コムプレート20,コムC,及び踏板ベルトVの
山部分V2が面一になっているとともに、降り口におけ
る踏板ベルトVの山部分V2,コムC,コムプレート2
0,及びフロアプレートFが面一になっているので、利
用者は、乗り口から降り口に至るまで、段差のない経路
を移動して行くことになる。従って、利用者は、つまず
くおそれなくスムーズに移動することができる。このた
め、この動く歩道装置は、高齢者や足の不自由な利用者
にも、安全で利用しやすいものになっている。
【0040】さらに、車椅子の利用者は、車椅子に乗っ
た状態で、乗り口においては、コムCから踏板ベルトV
へスムーズに乗り移ることができ、降り口においては、
踏板ベルトVからコムCへスムーズに乗り移ることがで
きる。このため、踏板ベルト上に乗った状態で移動中の
車椅子の車輪にたとえブレーキがかけられていたとして
も、この車椅子は、降り口側のコムC付近で立往生する
ことがない。
た状態で、乗り口においては、コムCから踏板ベルトV
へスムーズに乗り移ることができ、降り口においては、
踏板ベルトVからコムCへスムーズに乗り移ることがで
きる。このため、踏板ベルト上に乗った状態で移動中の
車椅子の車輪にたとえブレーキがかけられていたとして
も、この車椅子は、降り口側のコムC付近で立往生する
ことがない。
【0041】なお、各乗降口において、コムCの先端
は、プーリ12,14の回転軸を含むとともにコムプレ
ート20に対して垂直な垂直平面Mよりも、当該乗降口
におけるフロアプレートF側に配置されているので、降
り口側において利用者がコムCと踏板ベルトVとの間に
噛み込まれるおそれがない。
は、プーリ12,14の回転軸を含むとともにコムプレ
ート20に対して垂直な垂直平面Mよりも、当該乗降口
におけるフロアプレートF側に配置されているので、降
り口側において利用者がコムCと踏板ベルトVとの間に
噛み込まれるおそれがない。
【0042】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の動く歩
道装置は、フロアプレートと踏板ベルトとの間を被覆す
る被覆板が、踏板ベルトと面一になっている。このた
め、この動く歩道装置には、利用者の移動する経路に亘
って、段差が存在しない。従って、利用者は、安全かつ
スムーズにこの動く歩道装置を利用することができる。
道装置は、フロアプレートと踏板ベルトとの間を被覆す
る被覆板が、踏板ベルトと面一になっている。このた
め、この動く歩道装置には、利用者の移動する経路に亘
って、段差が存在しない。従って、利用者は、安全かつ
スムーズにこの動く歩道装置を利用することができる。
【図1】 本発明の一実施形態による動く歩道装置の一
方の乗降口付近を示す概略構成図
方の乗降口付近を示す概略構成図
【図2】 本発明の一実施形態による動く歩道装置の他
方の乗降口付近を示す概略構成図
方の乗降口付近を示す概略構成図
【図3】 本発明の一実施形態によるコム及びコムプレ
ートの構成図
ートの構成図
【図4】 従来の動く歩道装置の乗降口付近を示す概略
構成図
構成図
【図5】 従来のコム及びコムプレートを模式的に示す
概略平面図
概略平面図
【図6】 図5のVI−VI線に沿った断面図
11〜15 プーリ 20 コムプレート C コム C1 本体部分 T 櫛歯 V 踏板ベルト V1 溝部分 V2 山部分 M 垂直平面
Claims (5)
- 【請求項1】所定の距離を隔てて配置された一対のフロ
アプレートと、これら各フロアプレートに夫々近接した
位置に回転軸を互いに平行となる方向に向けて軸支持さ
れた一対のプーリと、所定の幅を有するとともに、前記
各プーリに無限軌道状に巻き掛けられて、これら各プー
リのうちの少なくとも一方が駆動されて回転すると、当
該プーリの回転につれて移動する踏板ベルトとを備えた
動く歩道装置であって、 少なくとも一方のフロアプレートと踏板ベルトとの間の
空間を、当該踏板ベルトが移動できるとともにこの踏板
ベルトと面一になるように被覆する被覆板を、備えたこ
とを特徴とする動く歩道装置。 - 【請求項2】前記被覆板は、前記各フロアプレートに夫
々対応させて一対設けられたことを特徴とする請求項1
記載の動く歩道装置。 - 【請求項3】前記被覆板は、前記フロアプレートに対し
て面一に係合されたことを特徴とする請求項1又は2記
載の動く歩道装置。 - 【請求項4】前記踏板ベルトは、その表面に、長手方向
に沿って形成された複数の溝部分を有し、 前記被覆板は、上面が前記踏板ベルトの山部分と同一平
面内に配置されるとともに下面における先端付近がこの
踏板ベルトに干渉しないように傾斜した楔状に形成され
た本体部分と、 この本体部分の先端側から、上面が当該本体部分の上面
及び前記踏板ベルト表面の山部分と面一であるとともに
下面が傾斜して楔状に突出し、前記踏板ベルトの各溝部
分と夫々遊嵌する複数の櫛歯とを、有することを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の動く歩道装置。 - 【請求項5】前記被覆板は、その先端が、この被覆板近
傍のプーリの回転軸を含むとともに当該被覆板上面と垂
直な平面に対して、所定の間隔をあけて配置されたこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の動く歩道
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000182539A JP2002003132A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 動く歩道装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000182539A JP2002003132A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 動く歩道装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002003132A true JP2002003132A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18683275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000182539A Pending JP2002003132A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 動く歩道装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002003132A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004069726A1 (ja) * | 2003-02-03 | 2004-08-19 | Fujitec Co., Ltd. | ベルト式動く歩道の乗降口装置 |
EP2058264A1 (en) | 2007-11-07 | 2009-05-13 | ThyssenKrupp Elevator (ES/PBB) Ltd. | Moving walkway |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000182539A patent/JP2002003132A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004069726A1 (ja) * | 2003-02-03 | 2004-08-19 | Fujitec Co., Ltd. | ベルト式動く歩道の乗降口装置 |
EP2058264A1 (en) | 2007-11-07 | 2009-05-13 | ThyssenKrupp Elevator (ES/PBB) Ltd. | Moving walkway |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040909 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |