JPH09202373A - パック、特に紙巻き煙草用パックと、その製造方法および製造装置 - Google Patents
パック、特に紙巻き煙草用パックと、その製造方法および製造装置Info
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- JPH09202373A JPH09202373A JP8295296A JP29529696A JPH09202373A JP H09202373 A JPH09202373 A JP H09202373A JP 8295296 A JP8295296 A JP 8295296A JP 29529696 A JP29529696 A JP 29529696A JP H09202373 A JPH09202373 A JP H09202373A
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フィルムウエブに小面積の印刷、マークなどを
効率よく有効に付与すること、および、このフィルムか
ら製造した、グリップ端部を有する剥離開口テープを備
えるブランクで包装したパック。 【解決手段】材料テープから分離されたストリップを透
明な剥離開口用テープのグリップ端部に付与する。前記
ストリップには、グリップ端部の識別顕著性を高める処
置を施しておく。ストリップをグリップした保持セグメ
ントが回動した後、移送ローラーの径方向に移動してフ
ィルムウエブとストリップとの間のクリアランスを解消
してストリップを釈放しフィルムウエブに移送する。
効率よく有効に付与すること、および、このフィルムか
ら製造した、グリップ端部を有する剥離開口テープを備
えるブランクで包装したパック。 【解決手段】材料テープから分離されたストリップを透
明な剥離開口用テープのグリップ端部に付与する。前記
ストリップには、グリップ端部の識別顕著性を高める処
置を施しておく。ストリップをグリップした保持セグメ
ントが回動した後、移送ローラーの径方向に移動してフ
ィルムウエブとストリップとの間のクリアランスを解消
してストリップを釈放しフィルムウエブに移送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチックフ
ィルムのような透明な、または透視できる包装材からな
る外部包装材を有するパック、特に紙巻き煙草用パック
に関する。この発明はさらに、このパックの外部包装材
を製造または調製するための方法と装置に関する。
ィルムのような透明な、または透視できる包装材からな
る外部包装材を有するパック、特に紙巻き煙草用パック
に関する。この発明はさらに、このパックの外部包装材
を製造または調製するための方法と装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】紙巻き煙草用のパックに限らずパックは
従来、再生セルロースまたはプラスチックフィルムから
なる、特に透明なタイプの外部包装材でパックを包むこ
とによって構成されている。このように設計される外部
包装材は、パックそれ自体の観察を妨げないことを意図
した上でのことであるが、様々な理由から、前記外部包
装材すなわち前記の透明なまたは内部を透視できるフィ
ルムに印刷を施したいという要求に応えるためでもあ
る。この印刷は、例えば商標などの広告要素でありう
る。しかしながら、さらには、外部包装部材の剥離開口
テープまたは細条のグリップ用端部の区域にカラー印刷
を施すことが望ましい場合もある。プラスチックフィル
ムに（作業現場において）カラー印刷を施すことは技術
的に複雑である。フィルム全体を印刷ユニットに通さな
ければならない。正確な位置に小面積の印刷模様を付与
することは、それ以上に困難である。
従来、再生セルロースまたはプラスチックフィルムから
なる、特に透明なタイプの外部包装材でパックを包むこ
とによって構成されている。このように設計される外部
包装材は、パックそれ自体の観察を妨げないことを意図
した上でのことであるが、様々な理由から、前記外部包
装材すなわち前記の透明なまたは内部を透視できるフィ
ルムに印刷を施したいという要求に応えるためでもあ
る。この印刷は、例えば商標などの広告要素でありう
る。しかしながら、さらには、外部包装部材の剥離開口
テープまたは細条のグリップ用端部の区域にカラー印刷
を施すことが望ましい場合もある。プラスチックフィル
ムに（作業現場において）カラー印刷を施すことは技術
的に複雑である。フィルム全体を印刷ユニットに通さな
ければならない。正確な位置に小面積の印刷模様を付与
することは、それ以上に困難である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、特に透明
で中が見えるフィルム材料からなるパックの外部包装材
に、特に着色マークを付与することに関する。この発明
は、フィルムウエブに小面積の印刷、マークなどを効率
よく有効に付与する手段を提案することである。
で中が見えるフィルム材料からなるパックの外部包装材
に、特に着色マークを付与することに関する。この発明
は、フィルムウエブに小面積の印刷、マークなどを効率
よく有効に付与する手段を提案することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達するため
に、この発明のパックは、外部包装材の内側面に付与さ
れる着色または印刷を施されたフィルムのラベルまたは
小切り抜き片またはストリップに特徴を有し、印刷模様
とほぼ同じ大きさを持つ前記のラベルまたは小切り抜き
片は、接着または熱シールによって前記外部包装材の内
側面に接続される。
に、この発明のパックは、外部包装材の内側面に付与さ
れる着色または印刷を施されたフィルムのラベルまたは
小切り抜き片またはストリップに特徴を有し、印刷模様
とほぼ同じ大きさを持つ前記のラベルまたは小切り抜き
片は、接着または熱シールによって前記外部包装材の内
側面に接続される。
【０００５】この発明においては、したがって、印刷を
施される外部包装材のフィルム自体は発明の対象ではな
い。その代わりに、小部分すなわちラベルまたは小さな
切り抜き片が、全体に亘って所望の事項やマークその他
で着色または印刷が施された材料テープから分離され
て、接着または熱シールによって外部包装材の内側面に
固着される。外部包装材が透明で、中が見えるように設
計されているので、着色印刷模様は外部から目に入るこ
とができる。ラベル、小切り抜き片、ストリップなどを
製造するための材料テープは、自己接着性の、すなわち
片側に接着剤を塗布されたテープであることが好まし
い。分離されるラベル、小切り抜き片、ストリップなど
は、付与対象であるマーク自身と同じ大きさであるか、
これよりも僅かに大きい。
施される外部包装材のフィルム自体は発明の対象ではな
い。その代わりに、小部分すなわちラベルまたは小さな
切り抜き片が、全体に亘って所望の事項やマークその他
で着色または印刷が施された材料テープから分離され
て、接着または熱シールによって外部包装材の内側面に
固着される。外部包装材が透明で、中が見えるように設
計されているので、着色印刷模様は外部から目に入るこ
とができる。ラベル、小切り抜き片、ストリップなどを
製造するための材料テープは、自己接着性の、すなわち
片側に接着剤を塗布されたテープであることが好まし
い。分離されるラベル、小切り抜き片、ストリップなど
は、付与対象であるマーク自身と同じ大きさであるか、
これよりも僅かに大きい。
【０００６】この発明の解決手段による特別な利点は、
自己接着性のラベルまたは小さな切り抜き片などが、包
装機の区域で、すなわち連続するフィルムウエブに付与
することが可能な点である。ラベルまたは小さな切り抜
き片などが付与、すなわち貼付された後、ブランクはフ
ィルムウエブから分離されて包装対象物品に供給され
る。
自己接着性のラベルまたは小さな切り抜き片などが、包
装機の区域で、すなわち連続するフィルムウエブに付与
することが可能な点である。ラベルまたは小さな切り抜
き片などが付与、すなわち貼付された後、ブランクはフ
ィルムウエブから分離されて包装対象物品に供給され
る。
【０００７】この発明のコンセプトは、剥離開口テープ
または細条を備えるパックを包む外部包装材にマーキン
グテープまたはマーキングテープ片すなわちストリップ
を付与する場合に適用すると特に有効であり、これらス
トリップは、従来と同様に透明な材料で構成される。こ
のようなパックが使用される場合には、パックの剥離開
口テープまたは細条のグリップ端部を使用者が高い信頼
性で認識することができるように、前記グリップ端部は
着色デザインすなわちカラーマークを備え、後に説明す
る態様で形成される濃い色の着色ストリップで構成され
る。
または細条を備えるパックを包む外部包装材にマーキン
グテープまたはマーキングテープ片すなわちストリップ
を付与する場合に適用すると特に有効であり、これらス
トリップは、従来と同様に透明な材料で構成される。こ
のようなパックが使用される場合には、パックの剥離開
口テープまたは細条のグリップ端部を使用者が高い信頼
性で認識することができるように、前記グリップ端部は
着色デザインすなわちカラーマークを備え、後に説明す
る態様で形成される濃い色の着色ストリップで構成され
る。
【０００８】この場合工程は、先ず、個別の短いストリ
ップが接着によってフィルムウエブの内側面に直接固着
され、その後で、剥離開口テープまたは細条が付与され
るので、剥離開口テープまたは細条が内側に固着された
前記ストリップを覆うように好ましく進行する。ストリ
ップはしたがって、外部包装材と剥離開口テープまたは
細条との中間に配設される。
ップが接着によってフィルムウエブの内側面に直接固着
され、その後で、剥離開口テープまたは細条が付与され
るので、剥離開口テープまたは細条が内側に固着された
前記ストリップを覆うように好ましく進行する。ストリ
ップはしたがって、外部包装材と剥離開口テープまたは
細条との中間に配設される。
【０００９】ラベルまたはストリップを製造して付与す
る装置は、ラベルまたはストリップが、特に移送ローラ
ーと一緒に回転する切断ナイフと固定対向ローラーとに
よってテープから間欠的に分離されるように設計され
る。それによって、綺麗な切断が達成される。
る装置は、ラベルまたはストリップが、特に移送ローラ
ーと一緒に回転する切断ナイフと固定対向ローラーとに
よってテープから間欠的に分離されるように設計され
る。それによって、綺麗な切断が達成される。
【００１０】ラベルまたはストリップがフィルムウエブ
に移送されつつある時に、協働回転する切断ナイフによ
ってフィルムウエブが損傷を蒙ることを避けるために、
移送区域において、移送ローラーの周面とフィルムウエ
ブとの間に、ラベルまたはストリップとフィルムウエブ
との間の相対的移動によって抑えられるクリアランスが
形成される。
に移送されつつある時に、協働回転する切断ナイフによ
ってフィルムウエブが損傷を蒙ることを避けるために、
移送区域において、移送ローラーの周面とフィルムウエ
ブとの間に、ラベルまたはストリップとフィルムウエブ
との間の相対的移動によって抑えられるクリアランスが
形成される。
【００１１】この発明の別の細部と特徴は、ラベルまた
はストリップの製造と付与、およびこの発明の方法を実
施する装置に関する。
はストリップの製造と付与、およびこの発明の方法を実
施する装置に関する。
【００１２】
【発明の実施の形態】図面は、パックの模範実施例、さ
らには、装置の模範実施例の細部を示す。
らには、装置の模範実施例の細部を示す。
【００１３】図示の実施例は、特定すればヒンジ蓋付き
タイプの、直方体の紙巻き煙草パック１０の具体例に関
する。そのようなタイプのパック１０は、図２に示され
ている。薄いカードボードからなるパックは、外部包装
材１１に包まれている。外部包装材１１は、透明で中が
見えるフィルム、特にプラスチックフィルムで構成され
ている。
タイプの、直方体の紙巻き煙草パック１０の具体例に関
する。そのようなタイプのパック１０は、図２に示され
ている。薄いカードボードからなるパックは、外部包装
材１１に包まれている。外部包装材１１は、透明で中が
見えるフィルム、特にプラスチックフィルムで構成され
ている。
【００１４】図１は、このタイプの一枚の外部包装材１
１を展開したブランクを示す。外部包装材１１は、パッ
ク１０を使用するために、剥離開口テープ１２を備えて
いる。このテープは、外部包装材１１のブランクの長手
方向に延在しており、前記の長手方向は同時にまた、複
数枚のブランクを製造するためのフィルムウエブ１３の
長手方向の広がりと対応する。剥離開口テープ１２は、
外部包装材１１が、組み立てられたパック１１の上部区
域において、その四方に亘って剥離開口テープ１２が存
在するように、ブランクの全長手方向の大きさに亘って
延在している。パック１０が使用されるとき剥離開口テ
ープ１２を作動剥離する結果として、外部包装材のキャ
ップ状部分が分離される。
１を展開したブランクを示す。外部包装材１１は、パッ
ク１０を使用するために、剥離開口テープ１２を備えて
いる。このテープは、外部包装材１１のブランクの長手
方向に延在しており、前記の長手方向は同時にまた、複
数枚のブランクを製造するためのフィルムウエブ１３の
長手方向の広がりと対応する。剥離開口テープ１２は、
外部包装材１１が、組み立てられたパック１１の上部区
域において、その四方に亘って剥離開口テープ１２が存
在するように、ブランクの全長手方向の大きさに亘って
延在している。パック１０が使用されるとき剥離開口テ
ープ１２を作動剥離する結果として、外部包装材のキャ
ップ状部分が分離される。
【００１５】剥離開口テープ１２を把持するために、外
部包装材１１は、剥離開口テープ１２の自由グリップ端
部１４の区域に１つの舌状部を備えている。
部包装材１１は、剥離開口テープ１２の自由グリップ端
部１４の区域に１つの舌状部を備えている。
【００１６】剥離開口テープ１２のグリップ端部は必ず
しも識別が容易ではない。特に、透明で中が見える材料
からなる剥離開口テープ１２の場合は、パックの表面と
向かい合ってこれに接触していることが想定される前記
グリップ端部１４を見つけ出すことが困難である。この
理由で、グリップ端部１４は、その全体または一部に濃
く着色されたマークを備えている。今の場合、このマー
クは、別体に製造される濃い色に着色されたラベルすな
わちストリップ１５で構成されており、独立した部材と
して図示の位置で外部包装材１５に付与され、これに接
続される。ストリップ１５はここでは、グリップ端部１
４の区域において剥離開口テープ１２を包含するように
配置されているので、使用者がグリップ端部１４を見つ
けることは容易である。
しも識別が容易ではない。特に、透明で中が見える材料
からなる剥離開口テープ１２の場合は、パックの表面と
向かい合ってこれに接触していることが想定される前記
グリップ端部１４を見つけ出すことが困難である。この
理由で、グリップ端部１４は、その全体または一部に濃
く着色されたマークを備えている。今の場合、このマー
クは、別体に製造される濃い色に着色されたラベルすな
わちストリップ１５で構成されており、独立した部材と
して図示の位置で外部包装材１５に付与され、これに接
続される。ストリップ１５はここでは、グリップ端部１
４の区域において剥離開口テープ１２を包含するように
配置されているので、使用者がグリップ端部１４を見つ
けることは容易である。
【００１７】さらに、図１の具体例においては、外部包
装材１１が印刷模様、特定していえば絵および／または
文字、マークその他を備えている。これらの印刷模様も
また、模様と一緒に別体に製造される小ラベル１６で構
成されており、特定すれば接着剤または熱シールによっ
て外部包装材１１に付与される。
装材１１が印刷模様、特定していえば絵および／または
文字、マークその他を備えている。これらの印刷模様も
また、模様と一緒に別体に製造される小ラベル１６で構
成されており、特定すれば接着剤または熱シールによっ
て外部包装材１１に付与される。
【００１８】２つの小さな切抜き部片、すなわちストリ
ップ１５とラベル１６は、図３の具体例に示すように、
包装機または包装アセンブリーの区域において、外部包
装材１１用のブランクを製造するためにフィルムウエブ
１３に付与される。この場合、ストリップ１５またはラ
ベル１６は、連続する材料テープ１７から分離されて、
ブランクが分離されるよりも前の段階で外部包装材１１
またはフィルムウエブ１３に接続される。現模範実施例
においては、材料テープ１７は、自己接着性ウエブで構
成されているので、ストリップ１５またはラベル１６
が、接着剤によって正確な位置、特定すれば完成したパ
ックではその内側になる外部包装材１１の面になるよう
にフィルムウエブ１３に接続される。ストリップ１５を
製造するために、材料テープ１７には連続して着色を施
すことができる。ラベル１６を製造するために、材料テ
ープ１７は、それぞれが１個の刻印を有する個別のラベ
ル１６が分離されてフィルムウエブ１３に接続されるこ
とができるように、複数の刻印を備えている。材料テー
プ１７に印刷を施すことは、材料テープ１７の接着剤が
付与されない非接着性面に対して同時に行われる。
ップ１５とラベル１６は、図３の具体例に示すように、
包装機または包装アセンブリーの区域において、外部包
装材１１用のブランクを製造するためにフィルムウエブ
１３に付与される。この場合、ストリップ１５またはラ
ベル１６は、連続する材料テープ１７から分離されて、
ブランクが分離されるよりも前の段階で外部包装材１１
またはフィルムウエブ１３に接続される。現模範実施例
においては、材料テープ１７は、自己接着性ウエブで構
成されているので、ストリップ１５またはラベル１６
が、接着剤によって正確な位置、特定すれば完成したパ
ックではその内側になる外部包装材１１の面になるよう
にフィルムウエブ１３に接続される。ストリップ１５を
製造するために、材料テープ１７には連続して着色を施
すことができる。ラベル１６を製造するために、材料テ
ープ１７は、それぞれが１個の刻印を有する個別のラベ
ル１６が分離されてフィルムウエブ１３に接続されるこ
とができるように、複数の刻印を備えている。材料テー
プ１７に印刷を施すことは、材料テープ１７の接着剤が
付与されない非接着性面に対して同時に行われる。
【００１９】材料テープ１７は、テープリール１８から
引き出される。引き出されたテープは、転向ローラー１
９を経て切断・移送アセンブリー２０に供給される。こ
こでは、フィルムウエブ３は、案内ローラー２３、２４
およびこれら両ローラーの間に装着された支持ローラー
２５を経て案内される。前記支持ローラーの区域におい
て、ストリップ１５またはラベル１６が上方からフィル
ムウエブ１３に圧接される。
引き出される。引き出されたテープは、転向ローラー１
９を経て切断・移送アセンブリー２０に供給される。こ
こでは、フィルムウエブ３は、案内ローラー２３、２４
およびこれら両ローラーの間に装着された支持ローラー
２５を経て案内される。前記支持ローラーの区域におい
て、ストリップ１５またはラベル１６が上方からフィル
ムウエブ１３に圧接される。
【００２０】切断・移送アセンブリー２０は、材料テー
プ１７の一部および前記材料テープから分離されたスト
リップ１５またはラベル１６を移送する移送部材を具備
する。移送部材は、移送ローラー２６である。材料テー
プ１７は、移送ローラー２６の上面で、このローラーと
接触する。ストリップ１５またはラベル１６は、ほぼ中
間の水平面において材料テープ１７から分離される。ス
トリップ１５またはラベル１６は、水平軸線を中心に回
転する移送ローラーの下方区域においてフィルムウエブ
１３に移送される。
プ１７の一部および前記材料テープから分離されたスト
リップ１５またはラベル１６を移送する移送部材を具備
する。移送部材は、移送ローラー２６である。材料テー
プ１７は、移送ローラー２６の上面で、このローラーと
接触する。ストリップ１５またはラベル１６は、ほぼ中
間の水平面において材料テープ１７から分離される。ス
トリップ１５またはラベル１６は、水平軸線を中心に回
転する移送ローラーの下方区域においてフィルムウエブ
１３に移送される。
【００２１】現模範実施例は、ストリップ１５の付与に
関連するので、考慮の対象になるラベル、切り抜き片を
説明するものとして以下に参照される。
関連するので、考慮の対象になるラベル、切り抜き片を
説明するものとして以下に参照される。
【００２２】図４を参照すれば、予備引き出しローラー
２７が、移送ローラー２６と軸線が平行しかつこれと上
方で隣り合うように設けられている。この予備引き出し
ローラー２７は、材料テープが、機械のサイクルと同調
してストリップ１５の長さだけ間欠的に前進するよう
に、材料テープ１７の駆動を制御し、これを送り出す。
予備引き出しローラー２７は、ここでは、表面に刻み
（ギザギザ）を備えるように都合よく設計される。何故
ならば、片面に接着剤を付与されている材料テープ１７
の場合は、テープの前記の片面が予備引き出しローラー
２７の周面と接触するからである。
２７が、移送ローラー２６と軸線が平行しかつこれと上
方で隣り合うように設けられている。この予備引き出し
ローラー２７は、材料テープが、機械のサイクルと同調
してストリップ１５の長さだけ間欠的に前進するよう
に、材料テープ１７の駆動を制御し、これを送り出す。
予備引き出しローラー２７は、ここでは、表面に刻み
（ギザギザ）を備えるように都合よく設計される。何故
ならば、片面に接着剤を付与されている材料テープ１７
の場合は、テープの前記の片面が予備引き出しローラー
２７の周面と接触するからである。
【００２３】移送ローラーは、特定すれば、完全な１回
転毎に間欠的に駆動される。この運動が行われる間に材
料テープ１７は、ストリップ１５の長さに相当する部分
だけが、さらに先へと移送される。そればかりでなく、
この回転が行われる間に材料テープ１７は、滑動する態
様で移送ローラー２６の周面と接する。
転毎に間欠的に駆動される。この運動が行われる間に材
料テープ１７は、ストリップ１５の長さに相当する部分
だけが、さらに先へと移送される。そればかりでなく、
この回転が行われる間に材料テープ１７は、滑動する態
様で移送ローラー２６の周面と接する。
【００２４】材料テープ１７は、中間の区域で移送ロー
ラー２６の周面に載置される。前記移送ローラー２６
は、材料テープ１７とラベル１６のための、ローラーの
径方向外方に向く突起部、すなわち環状の接触面２８を
備えている。材料テープ１７の幅よりも僅かに広く好都
合であるこの接触面２８は、移送ローラー２６の径方向
外方に向かって突出するリブ２９に設けられる。
ラー２６の周面に載置される。前記移送ローラー２６
は、材料テープ１７とラベル１６のための、ローラーの
径方向外方に向く突起部、すなわち環状の接触面２８を
備えている。材料テープ１７の幅よりも僅かに広く好都
合であるこの接触面２８は、移送ローラー２６の径方向
外方に向かって突出するリブ２９に設けられる。
【００２５】材料テープ１７は、ほぼ四分円の区域にお
いて、特定していえば切断部材に至るまでの区間で移送
ローラー２６の周面と接する。現具体例の場合、切断部
材は、移送ローラー２６の水平中間面のやや上方に設け
られている。切断・移送アセンブリーは、切断ナイフ３
０と固定対向ナイフ３１とで構成される。切断ナイフ３
０は、回転する移送ローラー２６に設けられ、その切断
エッジ部３２が、移送ローラー２６または接触面２８の
周面を越えて僅かに突出する。その結果、移送ローラー
２６が毎回１回転する間に、ストリップ２１を切り離す
一回の切断が、材料テープ１７に対して行われる。
いて、特定していえば切断部材に至るまでの区間で移送
ローラー２６の周面と接する。現具体例の場合、切断部
材は、移送ローラー２６の水平中間面のやや上方に設け
られている。切断・移送アセンブリーは、切断ナイフ３
０と固定対向ナイフ３１とで構成される。切断ナイフ３
０は、回転する移送ローラー２６に設けられ、その切断
エッジ部３２が、移送ローラー２６または接触面２８の
周面を越えて僅かに突出する。その結果、移送ローラー
２６が毎回１回転する間に、ストリップ２１を切り離す
一回の切断が、材料テープ１７に対して行われる。
【００２６】プレート状の切断ナイフ３０は、移送ロー
ラー２６に交換自在に装着される。この目的で、移送ロ
ーラー２６内に断面三角形の切れ込み３３が形成され
る。切断ナイフ３０は、この切れ込み３３の内部に正確
に位置を占める。切断ナイフ３０は、移送ローラー２６
の外周面から作動されることが可能な保持スクリュー３
４によって、この装置内に固定される。切れ込み３３の
自由な区域は、一方で切断ナイフ３０を切断位置に固定
し、他方で移送ローラー２６の外形を補完する埋設部材
３５によって被覆される。埋設部材３５は、同様に、横
断方向を向く接続スクリュー３６によって保持される。
ラー２６に交換自在に装着される。この目的で、移送ロ
ーラー２６内に断面三角形の切れ込み３３が形成され
る。切断ナイフ３０は、この切れ込み３３の内部に正確
に位置を占める。切断ナイフ３０は、移送ローラー２６
の外周面から作動されることが可能な保持スクリュー３
４によって、この装置内に固定される。切れ込み３３の
自由な区域は、一方で切断ナイフ３０を切断位置に固定
し、他方で移送ローラー２６の外形を補完する埋設部材
３５によって被覆される。埋設部材３５は、同様に、横
断方向を向く接続スクリュー３６によって保持される。
【００２７】保持スクリュー３４と接続スクリュー３６
は、それぞれ２本ずつがリブ２９と隣り合って、すなわ
ち、それらの小さな直径とともに移送ローラー２６の区
域内に設けられる。その結果、材料テープ１７のための
シリンダー状接触面は妨げられることはない。
は、それぞれ２本ずつがリブ２９と隣り合って、すなわ
ち、それらの小さな直径とともに移送ローラー２６の区
域内に設けられる。その結果、材料テープ１７のための
シリンダー状接触面は妨げられることはない。
【００２８】材料テープ１７とストリップ１５は、吸気
によって移送ローラー２６の周面またはリブ２９の接触
面２８に保持される。この目的で、リブ２９は、その全
周に亘って、円周方向に隣接して設けられた一連の吸気
孔を備えている。これらの吸気孔は、接触面２８に開口
する。径方向を向く吸着孔３７は、移送ローラー２６の
体部に延在し、固定吸気セグメント３９と周期的に接続
する軸線に平行な分岐孔３８と横断方向において直接接
続する。円弧の一部の形態に設計された吸気セグメント
３９は、装置の固定部材内に開放溝として設計されてお
り、真空源と接続される。今の場合は、吸気セグメント
３９が、固定保持ディスク４０の片面に設けられてお
り、前記の片面は移送ローラー２６と向き合っている。
移送ローラー２６は、保持ディスク４０と接しており、
移送ローラーは回転中は保持ディスクと接して滑動す
る。現模範実施例においては、別体の始動ディスク４１
が、移送ローラー２６と保持ディスク４０との間に配設
される。前記始動ディスクは、耐摩耗性材料からなる。
始動ディスク４１は、移送ローラー２６と接続されてお
り、言い換えれば移送ローラーと一緒に回転する。分岐
孔３８は、始動ディスク４１を通過して保持ディスク４
０の区域にある吸気セグメント３９まで延在する。保持
ディスク４０は、回転する始動ディスク４１に、弾性的
に、すなわちバネ４２によって圧接される。
によって移送ローラー２６の周面またはリブ２９の接触
面２８に保持される。この目的で、リブ２９は、その全
周に亘って、円周方向に隣接して設けられた一連の吸気
孔を備えている。これらの吸気孔は、接触面２８に開口
する。径方向を向く吸着孔３７は、移送ローラー２６の
体部に延在し、固定吸気セグメント３９と周期的に接続
する軸線に平行な分岐孔３８と横断方向において直接接
続する。円弧の一部の形態に設計された吸気セグメント
３９は、装置の固定部材内に開放溝として設計されてお
り、真空源と接続される。今の場合は、吸気セグメント
３９が、固定保持ディスク４０の片面に設けられてお
り、前記の片面は移送ローラー２６と向き合っている。
移送ローラー２６は、保持ディスク４０と接しており、
移送ローラーは回転中は保持ディスクと接して滑動す
る。現模範実施例においては、別体の始動ディスク４１
が、移送ローラー２６と保持ディスク４０との間に配設
される。前記始動ディスクは、耐摩耗性材料からなる。
始動ディスク４１は、移送ローラー２６と接続されてお
り、言い換えれば移送ローラーと一緒に回転する。分岐
孔３８は、始動ディスク４１を通過して保持ディスク４
０の区域にある吸気セグメント３９まで延在する。保持
ディスク４０は、回転する始動ディスク４１に、弾性的
に、すなわちバネ４２によって圧接される。
【００２９】図示の模範実施例においては、吸気セグメ
ント３９が、移送ローラー２６のほぼ半周、特定すれ
ば、材料テープ１７の供給区域において、移送ローラー
の上部を始点として、ストリップ１５をフィルムウエブ
１３に移送する位置に亘って延在する。吸気孔３７はこ
の周面区域で作用する。
ント３９が、移送ローラー２６のほぼ半周、特定すれ
ば、材料テープ１７の供給区域において、移送ローラー
の上部を始点として、ストリップ１５をフィルムウエブ
１３に移送する位置に亘って延在する。吸気孔３７はこ
の周面区域で作用する。
【００３０】フィルムウエブ１３は、特定の案内部材、
今の場合は両側に設けられた案内ローラー２３、２４と
組み合わされた支持ローラー２５によって、ストリップ
１５の移送区域において、移送ローラー２６の下部周面
区域の方向に向かって転向する。
今の場合は両側に設けられた案内ローラー２３、２４と
組み合わされた支持ローラー２５によって、ストリップ
１５の移送区域において、移送ローラー２６の下部周面
区域の方向に向かって転向する。
【００３１】ストリップ１５をフィルムウエブ１３に移
送する間、フィルムウエブ１３が接触面２５の面を越え
て突出する切断ナイフ３０によって破断されないよう
に、移送ローラー２６またはリブ２９と支持ローラー２
５と接するフィルムウエブ１３との間には、充分なクリ
アランスが設けられているので、切断ナイフ３０の切断
エッジ部３２は、フィルムウエブ１３と接触することな
く、信頼できるように、これを越えて移動することが可
能である。ストリップ１５を移動するために、このクリ
アランスは少なくとも周期的に解消されなければなら
ず、このようにして切断が行われる。
送する間、フィルムウエブ１３が接触面２５の面を越え
て突出する切断ナイフ３０によって破断されないよう
に、移送ローラー２６またはリブ２９と支持ローラー２
５と接するフィルムウエブ１３との間には、充分なクリ
アランスが設けられているので、切断ナイフ３０の切断
エッジ部３２は、フィルムウエブ１３と接触することな
く、信頼できるように、これを越えて移動することが可
能である。ストリップ１５を移動するために、このクリ
アランスは少なくとも周期的に解消されなければなら
ず、このようにして切断が行われる。
【００３２】現模範実施例では、この目的で、移送ロー
ラー２６が保持セグメント４３を備えている。保持セグ
メント４３は、移送ローラー２６の一部であり、これに
対して、今の場合は径方向に移動することができる。正
常な位置では、保持セグメント４３は、移送ローラー２
６と同一面を形成している。保持セグメント４３の径方
向外側保持面４４はリブ２９の接触面２８と一致して延
在する。現具体例においては、保持セグメント４３が、
あらかじめリブ２９の幅を有する。すなわち、リブ２９
の一部をなす。
ラー２６が保持セグメント４３を備えている。保持セグ
メント４３は、移送ローラー２６の一部であり、これに
対して、今の場合は径方向に移動することができる。正
常な位置では、保持セグメント４３は、移送ローラー２
６と同一面を形成している。保持セグメント４３の径方
向外側保持面４４はリブ２９の接触面２８と一致して延
在する。現具体例においては、保持セグメント４３が、
あらかじめリブ２９の幅を有する。すなわち、リブ２９
の一部をなす。
【００３３】保持セグメント４３は、予備引き出しロー
ラー２７がテープ送り移動を行った結果として、材料テ
ープ１７の先端が保持セグメント４３の保持面４４に接
することとなるように配置されている。この区域におい
ても、テープ１７の端部またはこれから分離されるスト
リップ１５の端部を保持するために、周面方向に互いに
密接して配置されている一連の吸気孔４５が設けられて
いる。この目的で、保持セグメント４３は、リブ２９の
周方向において切断ナイフ３０と直接隣り合って接する
ように配置されている。したがって、分離されるストリ
ップ１５は、保持セグメント４３によって事実上その全
長に亘ってグリップされる。
ラー２７がテープ送り移動を行った結果として、材料テ
ープ１７の先端が保持セグメント４３の保持面４４に接
することとなるように配置されている。この区域におい
ても、テープ１７の端部またはこれから分離されるスト
リップ１５の端部を保持するために、周面方向に互いに
密接して配置されている一連の吸気孔４５が設けられて
いる。この目的で、保持セグメント４３は、リブ２９の
周方向において切断ナイフ３０と直接隣り合って接する
ように配置されている。したがって、分離されるストリ
ップ１５は、保持セグメント４３によって事実上その全
長に亘ってグリップされる。
【００３４】ストリップ１５をフィルムウエブ１３に移
送するために、保持セグメント４３は移送ローラー２６
の下方区域において外側へ、すなわち、移送ローラー２
６の周面を越えて移動する。保持セグメント４３の移動
は、支持ローラー２５の区域におけるフィルムウエブ１
３との間のクリアランスが解消され、ストリップ１５
が、保持セグメント４３によってフィルムウエブ１３に
載置または圧接されるように制御される。その後、移送
ローラー２６がさらに引き続いて回転を続行する間に、
保持セグメント４３が原位置に復帰する。
送するために、保持セグメント４３は移送ローラー２６
の下方区域において外側へ、すなわち、移送ローラー２
６の周面を越えて移動する。保持セグメント４３の移動
は、支持ローラー２５の区域におけるフィルムウエブ１
３との間のクリアランスが解消され、ストリップ１５
が、保持セグメント４３によってフィルムウエブ１３に
載置または圧接されるように制御される。その後、移送
ローラー２６がさらに引き続いて回転を続行する間に、
保持セグメント４３が原位置に復帰する。
【００３５】今の場合は、保持セグメント４３が移送ロ
ーラー２６の径方向に沿って行う制御された移動は、機
械的な部材に起因して実行される。この目的で、保持セ
グメント４３の横方向に突出部４６が形成される。ま
た、この突出部４６には、その横にトレーサーローラー
４７が設けられている（図６参照）。このトレーサーロ
ーラー４７は、閉じた環状のカムトラック上を走行す
る。カムトラック４８は、移送ローラー２６と軸線を共
有するように設けられた固定ディスク５０の内部の案内
溝４９の一部である（図５参照）。
ーラー２６の径方向に沿って行う制御された移動は、機
械的な部材に起因して実行される。この目的で、保持セ
グメント４３の横方向に突出部４６が形成される。ま
た、この突出部４６には、その横にトレーサーローラー
４７が設けられている（図６参照）。このトレーサーロ
ーラー４７は、閉じた環状のカムトラック上を走行す
る。カムトラック４８は、移送ローラー２６と軸線を共
有するように設けられた固定ディスク５０の内部の案内
溝４９の一部である（図５参照）。
【００３６】図４を参照すれば、保持セグメント４３の
吸気孔４５は、吸気孔３７に関して説明した態様で、移
送ローラーが回転する間は、吸気セグメント３９に接続
される。この目的で、分岐孔５１は、吸気孔４５と接続
されており、現実施例では、少なくとも吸気セグメント
３９に面する区域においては、その断面積が長方形状で
あるか長い孔であるように設計される。このことによっ
て、保持セグメント４３が移送ローラー２６の径方向に
変位しつつある間でも、分岐孔５１の少なくとも一部
が、共通の吸気セグメント３９と接続された状態のまま
であることを可能になる。
吸気孔４５は、吸気孔３７に関して説明した態様で、移
送ローラーが回転する間は、吸気セグメント３９に接続
される。この目的で、分岐孔５１は、吸気孔４５と接続
されており、現実施例では、少なくとも吸気セグメント
３９に面する区域においては、その断面積が長方形状で
あるか長い孔であるように設計される。このことによっ
て、保持セグメント４３が移送ローラー２６の径方向に
変位しつつある間でも、分岐孔５１の少なくとも一部
が、共通の吸気セグメント３９と接続された状態のまま
であることを可能になる。
【００３７】吸気セグメント３９は、ストリップ１５を
フィルムウエブ１３に移送する位置、すなわち移送ロー
ラー２６の垂直方向の中心面で終わっている（図４参
照）。この位置では、吸気セグメント３９に代わって、
ベント孔５２が設けられているので、移送ローラー２６
の径方向外側端部においては、ストリップ１５は最早吸
気によって保持セグメント４３に固定されていることは
ない。
フィルムウエブ１３に移送する位置、すなわち移送ロー
ラー２６の垂直方向の中心面で終わっている（図４参
照）。この位置では、吸気セグメント３９に代わって、
ベント孔５２が設けられているので、移送ローラー２６
の径方向外側端部においては、ストリップ１５は最早吸
気によって保持セグメント４３に固定されていることは
ない。
【００３８】連続して駆動回転される移送ローラー２６
は、駆動軸５３の一方の端部に装着されている。駆動軸
５３の前記一方の端部すなわち移送ローラー２６と隣接
する前記端部は、テーパのついたローラー軸受け５４に
よって、包装機のハウジングの壁内に支持されている
（図５）。
は、駆動軸５３の一方の端部に装着されている。駆動軸
５３の前記一方の端部すなわち移送ローラー２６と隣接
する前記端部は、テーパのついたローラー軸受け５４に
よって、包装機のハウジングの壁内に支持されている
（図５）。
【００３９】移送ローラー２６の前記端部とは反対側に
ある支持ディスク４０は、軸を横断する向きに延在する
クロス部材５６内に装着されている。クロス部材は、同
様に、支持構造体すなわち機枠に連結されている。クロ
ス部材は、支持ディスク４０の直径方向の凹部５７内に
延在する（図４）。
ある支持ディスク４０は、軸を横断する向きに延在する
クロス部材５６内に装着されている。クロス部材は、同
様に、支持構造体すなわち機枠に連結されている。クロ
ス部材は、支持ディスク４０の直径方向の凹部５７内に
延在する（図４）。
【００４０】（印刷を施した）ラベル１６をフィルムウ
エブ１３に付与するために、類似した手法が採用され
る。したがって、ラベル１６を有する材料テープ１７の
部分が分離される。この場合、移送ローラー２６の一回
転についてではあっても、複数枚のラベル１６が連続し
て分離され、短時間毎にフィルムウエブ１３に供給でき
る。その代わりに、回転中の移送ローラーをもっと高速
化することもできるので、外部包装材１１用のブランク
によってフィルムウエブを予備的に引き出している間
に、複数枚のラベル１６を連続して移送することができ
る。
エブ１３に付与するために、類似した手法が採用され
る。したがって、ラベル１６を有する材料テープ１７の
部分が分離される。この場合、移送ローラー２６の一回
転についてではあっても、複数枚のラベル１６が連続し
て分離され、短時間毎にフィルムウエブ１３に供給でき
る。その代わりに、回転中の移送ローラーをもっと高速
化することもできるので、外部包装材１１用のブランク
によってフィルムウエブを予備的に引き出している間
に、複数枚のラベル１６を連続して移送することができ
る。
【００４１】ストリップ１５をフィルムウエブ１３に付
与するための相対移動もまた、その他の相対移動、例え
ばフィルムウエブ１３を移送ローラー２６の方向に短距
離だけ移送することによって発生させることが可能であ
る。それに代えて、切断ナイフ３０を移動自在に設ける
こともできるので、ストリップ１５をフィルムウエブ１
３に移送するために、切断ナイフをその切断位置から、
内側の移送ローラー側へ多少引っ込めてもよい。この解
決案によれば、移送ローラー２６とフィルムウエブ１３
との間のクリアランスは必要でなくなる。
与するための相対移動もまた、その他の相対移動、例え
ばフィルムウエブ１３を移送ローラー２６の方向に短距
離だけ移送することによって発生させることが可能であ
る。それに代えて、切断ナイフ３０を移動自在に設ける
こともできるので、ストリップ１５をフィルムウエブ１
３に移送するために、切断ナイフをその切断位置から、
内側の移送ローラー側へ多少引っ込めてもよい。この解
決案によれば、移送ローラー２６とフィルムウエブ１３
との間のクリアランスは必要でなくなる。
【００４２】ストリップ１５および／または、もし適当
ならば、複数枚のラベルを備えるフィルムウエブはさら
に先へと移送される。この場合は、リール５８から引き
出される剥離開口テープ１２が連続してフィルムウエブ
１３に、特定すれば、ストリップ１５が、剥離開口テー
プ１２によって被覆されるように、載置される。こうし
て完成するフィルムウエブ１３は、引き続いてブランク
アセンブリー５９（図３）を通過する。ここでは、外部
包装材（図１）用の個々のブランクが製造され、公知の
態様でパック１０の周囲に折り曲げられる。
ならば、複数枚のラベルを備えるフィルムウエブはさら
に先へと移送される。この場合は、リール５８から引き
出される剥離開口テープ１２が連続してフィルムウエブ
１３に、特定すれば、ストリップ１５が、剥離開口テー
プ１２によって被覆されるように、載置される。こうし
て完成するフィルムウエブ１３は、引き続いてブランク
アセンブリー５９（図３）を通過する。ここでは、外部
包装材（図１）用の個々のブランクが製造され、公知の
態様でパック１０の周囲に折り曲げられる。
【００４３】移送ローラー２６もまた、周面に沿って分
散配置された複数個の、特に２個の切断ナイフ３０を備
えることができ、この場合は移送ローラー２６の作動サ
イクルがしかるべく調整される。或る場合には、特に２
枚以上のストリップ、ラベルなどが１作動サイクルで処
理されるときは、移送ローラー１６が間欠駆動されても
よい。
散配置された複数個の、特に２個の切断ナイフ３０を備
えることができ、この場合は移送ローラー２６の作動サ
イクルがしかるべく調整される。或る場合には、特に２
枚以上のストリップ、ラベルなどが１作動サイクルで処
理されるときは、移送ローラー１６が間欠駆動されても
よい。
【００４４】
【発明の効果】この発明によって、フィルムウエブに小
面積の印刷、マークなどを効率よく有効に付与する手段
が提供される
面積の印刷、マークなどを効率よく有効に付与する手段
が提供される
【図１】（紙巻き煙草の）外部包装材用のブランクを示
す図であり、ブランクはフィルムウエブから分離され
る。
す図であり、ブランクはフィルムウエブから分離され
る。
【図２】外部包装材を備えるヒンジ蓋付きタイプの紙巻
き煙草のパックの斜視図。
き煙草のパックの斜視図。
【図３】（紙巻き煙草の）外部包装材用のブランクを製
造し、調製するためのアセンブリーを備える包装機細部
の該略側面図。
造し、調製するためのアセンブリーを備える包装機細部
の該略側面図。
【図４】ストリップを製造し、これらをフィルムウエブ
に付与するためのアセンブリーを示す図３の装置細部の
拡大側面図。
に付与するためのアセンブリーを示す図３の装置細部の
拡大側面図。
【図５】図４のストリップ移送装置を矢印Ｖ方向から見
た図。
た図。
【図６】図４のストリップ移送装置を矢印ＶＩ方向から
見た図。
見た図。
１０…パック，１１…外部包装材，１２…剥離開口テー
プ，１３…フィルムウエブ，１５…ストリップ，１６…
ラベル，１７…材料テープ，２０…切断・移送アセンブ
リー，２１…フィルムリール，２９…移送ローラー，４
３…保持セグメント，５９…ブランクアセンブリー。
プ，１３…フィルムウエブ，１５…ストリップ，１６…
ラベル，１７…材料テープ，２０…切断・移送アセンブ
リー，２１…フィルムリール，２９…移送ローラー，４
３…保持セグメント，５９…ブランクアセンブリー。
Claims (5)
- 【請求項１】 着色または印刷を施したプラスチック製
のラベル(16)、小切り抜き片、ストリップ(15)などが、 外部包装材(11)用のブランクが分離される以前に、接着
または熱シールによって、外部包装材(11)の内側面とな
るフィルムウエブ(13)の面に付与され、 その後で、フィルムウエブ(13)から分離されることによ
ってブランクが製造される点に特徴を有し、 外部包装材(11)用のブランクが包装機の区域において、
連続するフィルムウエブ(13)から分離され、包装対象で
ある物品の周囲に折り曲げられる、 プラスチックフィルムのような透明で中が見える包装材
からなる、パック、特に紙巻き煙草用のパックを製造す
る方法。 - 【請求項２】 カラーを強調したストリップ(15)- プラ
スチックフィルムからなる着色材料テープ(17)の小部分
- が、フィルムウエブ(13)の内側における正確な位置で
前記フィルムウエブ(13)に付与され、 次ぎに、剥離開口テープ(12)または剥離開口テープ(12)
を形成するための連続フィルムテープが、 ストリップ(15)が、剥離開口テープ(12)によって被覆さ
れて内側になるように、フィルムウエブ(13)に付与され
る点、および、 外部包装材(11)用のブランクが、その次ぎに、剥離開口
テープ(12)とストリップ(15)を有するフィルムウエブ(1
3)から分離される点、に特徴を有する請求項１記載の方
法。 - 【請求項３】 切断・移送アセンブリー(20)が、エンド
レスコンベヤー、特に、プラスチックフィルムなどから
なる材料テープ(17)を移送するための移送ローラー(26)
を有しており、各回転毎に、材料テープ(17)の先端が、
ストリップ(15)またはラベル(16)を形成するために移送
ローラー(26)の区域において分離され、移送ローラー(2
6)によってフィルムウエブ(13)に供給され、そして正確
な位置でフィルムウエブ(13)に載置されることができ、 小ラベル(16)、切抜き片、ストリップ(15)などを、外部
包装材(11)の内側になるフィルムウエブ(13)の片面に付
与するための切断・移送アセンブリー(20)であって、 前記切断・移送アセンブリー(20)は、フィルムウエブ(1
3)の移送方向にあるブランクアセンブリー(59)の上流側
に位置を占める点に特徴を有し、 外部包装材(11)用のブランクを製造するためのフィルム
ウエブ(13)は、フィルムリール(21)から引き出され、ブ
ランクアセンブリー(59)に供給されることができる、プ
ラスチックフィルムのような透明で中が見える包装材か
らなる外部包装材(11)を備えるパック、特に、紙巻き煙
草用パックを製造する装置。 - 【請求項４】 材料テープ(17)から分離されたストリッ
プ(15)が、移送ローラー(26)に対して移動できる別体の
ホルダー、好ましくは、移送ローラー(26)に設けられ、
特に、ストリップ(15)をフィルムウエブ(13)に移送する
ために、移送ローラー(26)の径方向に移動できる保持セ
グメント(43)によってグリップされ、移送ローラー(26)
から分離されて、フィルムウエブ(13)に供給されること
ができる点に特徴を有する請求項３記載の装置。 - 【請求項５】 ストリップ(15)を製造するために、材料
テープ(17)の一部が移送ローラー(26)の周面に接触し、
各作業サイクルの間、特に、移送ローラー(26)が完全１
回転または部分的回転を行う間に、材料テープ(17)が、
ストリップ(15)の長さに対応する部分だけさらに移送さ
れ、他方、移送ローラー(26)が回転を行う間に、材料テ
ープ(17)が、 前記移送ローラー(26)の周面に、材料テープ(17)の接着
剤被覆面が外側を向く面であるように、滑動する態様で
接触する点に特徴を有する請求項３または４記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19541541.8 | 1995-11-08 | ||
| DE19541541A DE19541541A1 (de) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | Verpackung für insbesondere Zigaretten sowie Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen derselben |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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