JPH09202336A - 商品包装袋 - Google Patents
商品包装袋Info
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- JPH09202336A JPH09202336A JP3291896A JP3291896A JPH09202336A JP H09202336 A JPH09202336 A JP H09202336A JP 3291896 A JP3291896 A JP 3291896A JP 3291896 A JP3291896 A JP 3291896A JP H09202336 A JPH09202336 A JP H09202336A
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- Japan
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- film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】接着剤がなくとも封口でき、そのまま商品包装
袋体を吊り下げて陳列できる商品包装袋を提供する。 【解決手段】袋体部の開口縁を折り返して形成した二重
フイルムとヘッダー部下部を噛み合わせて封口する商品
包装袋。
袋体を吊り下げて陳列できる商品包装袋を提供する。 【解決手段】袋体部の開口縁を折り返して形成した二重
フイルムとヘッダー部下部を噛み合わせて封口する商品
包装袋。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品包装袋に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、スーパー等の売り場では、陳
列面積の効率的利用の観点から、小物商品は、ヘッダー
付き商品包装に入れて、該ヘッダー部を吊り下げて陳列
して販売していた。このように商品包装袋に小物商品を
収納するときは、袋の蓋部に塗布された接着層により封
口していた。この収納作業においては、まず、商品を袋
体部分に挿入してから、封口片の接着剤塗布部分に貼着
された剥離紙を剥離して接着剤を圧着して封口してい
た。この剥離紙を剥離して接着剤を圧着する操作は少し
でも接着の位置が狂うと包装の形状が崩れて体裁が悪く
なる。
列面積の効率的利用の観点から、小物商品は、ヘッダー
付き商品包装に入れて、該ヘッダー部を吊り下げて陳列
して販売していた。このように商品包装袋に小物商品を
収納するときは、袋の蓋部に塗布された接着層により封
口していた。この収納作業においては、まず、商品を袋
体部分に挿入してから、封口片の接着剤塗布部分に貼着
された剥離紙を剥離して接着剤を圧着して封口してい
た。この剥離紙を剥離して接着剤を圧着する操作は少し
でも接着の位置が狂うと包装の形状が崩れて体裁が悪く
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、接着剤がな
くとも封口でき、そのまま商品包装袋体を吊り下げて陳
列できる商品包装袋を提供することを目的とするもので
ある。
くとも封口でき、そのまま商品包装袋体を吊り下げて陳
列できる商品包装袋を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ヘッダー付
き商品包装袋において、ヘッダー芯材側面中途に袋フイ
ルムを融着して、この融着線より下のヘッダー芯材下部
とフイルムの間を遊離した独特のヘッダー構造と、袋体
フイルムの上縁に折り返し部を形成した袋体部の上部構
造の組合せによって商品包装袋の封口を達成すれば、接
着剤で開口部分を圧着密封しなくとも品物が脱落するこ
となく収納できることを案出して、さらに、その封口構
造を有する商品包装袋を製造するのに便利な構造を案出
して本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
次の各項の態様よりなる。 (1)底部で折り曲げて重合した表フイルム1と裏フイ
ルム2の左右の袋体部側縁M、M’を溶断によって融着
固定して形成した袋体部Fの上部に、ヘッダー芯材3に
表フイルム1の上部フイルムRから延設されたヘッダー
表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5を両面に積層し
てなるヘッダー部Hを有するプラスチック製商品包装袋
において、ヘッダー部Hは、ヘッダー芯材3とヘッダー
表フイルム4がヘッダー芯材3の下縁8より上方に位置
する中間融着線6において融着固定され、さらに、ヘッ
ダー表フイルム4からヘッダー芯材3の上縁9をまたい
でヘッダー芯材3の裏面に延設されたヘッダー裏フイル
ム5はヘッダー芯材3の裏面に位置する裏面融着線7で
固定され、さらに、ヘッダー芯材3とヘッダー表フイル
ム4及びヘッダー裏フイルム5は左右のヘッダー部側縁
N、N’において融着固定されてなり、中間融着線6の
下方のヘッダー芯材3と表フイルム1の上部フイルムR
とは遊離して形成されているヘッダー部であり、袋体部
Fの裏フイルム2の先端を折り返して形成した折り返し
部Gを設け、折り返し部Gを前記中間融着線6の下方の
表フイルム1とヘッダー芯材3の下縁8の内側の間の空
間に位置してなり、折り返し部Gの両側側縁部の両外面
には融着防止剤が塗布されていて、折り返し部Gと表フ
イルム1の間及び折り返し部Gとヘッダー芯材3との間
は融着固定されずに遊離しており、該構造によって、ヘ
ッダー芯材3の下縁8と折り返し部Gの間の間隙と折り
返し部Gと表フイルム1との間の間隙を通過して商品を
収納する開口部が形成されていることを特徴とする商品
包装袋。 (2)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に
積層した1項記載の商品包装袋。 (3)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置するよう
に裏フイルム2に積層した1項記載の商品包装袋。 (4)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達する
上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッダ
ー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に積
層した1項記載の商品包装袋。 (5)底部で折り曲げて重合した表フイルム1と裏フイ
ルム2の側縁を溶断によって融着固定して形成した袋体
部Fの上部に、ヘッダー芯材3の両面に表フイルム1か
ら延設されたヘッダー表フイルム4及びヘッダー裏フイ
ルム5を積層してなるヘッダー部Hを有するプラスチッ
ク製商品包装袋において、ヘッダー部Hは、ヘッダー芯
材3とヘッダー表フイルム4がヘッダー芯材3の下縁8
より上方に位置する中間融着線6において融着固定さ
れ、さらにヘッダー表フイルム4からヘッダー芯材3の
上縁9をまたいでヘッダー芯材3の裏面に延設されたヘ
ッダー裏フイルム5はヘッダー芯材3の裏面に位置する
裏面融着線7で固定され、さらに、ヘッダー芯材3とヘ
ッダー表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5は袋体の
側縁の溶断融着と同時に融着固定されてなるヘッダー部
であり、袋体部Fの裏フイルム2の先端を折り返して形
成した折り返し部Gを設け、折り返し部Gをヘッダー部
Hのヘッダー芯材3の下縁の外側に重なるように配置し
てなり、折り返し部Gの内側側縁部又はヘッダー芯材3
には融着防止剤が塗布されてなり、折り返し部Gとヘッ
ダー芯材3の下縁の間は遊離しており、該構造によっ
て、ヘッダー芯材3の下縁8と折り返し部Gの間の間隙
を通過して商品を収納する開口部が形成されていること
を特徴とする商品包装袋。 (6)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に
積層した5項記載の商品包装袋。 (7)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置するよう
に裏フイルム2に積層した5項記載の商品包装袋。 (8)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達する
上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッダ
ー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に積
層した5項記載の商品包装袋。
き商品包装袋において、ヘッダー芯材側面中途に袋フイ
ルムを融着して、この融着線より下のヘッダー芯材下部
とフイルムの間を遊離した独特のヘッダー構造と、袋体
フイルムの上縁に折り返し部を形成した袋体部の上部構
造の組合せによって商品包装袋の封口を達成すれば、接
着剤で開口部分を圧着密封しなくとも品物が脱落するこ
となく収納できることを案出して、さらに、その封口構
造を有する商品包装袋を製造するのに便利な構造を案出
して本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
次の各項の態様よりなる。 (1)底部で折り曲げて重合した表フイルム1と裏フイ
ルム2の左右の袋体部側縁M、M’を溶断によって融着
固定して形成した袋体部Fの上部に、ヘッダー芯材3に
表フイルム1の上部フイルムRから延設されたヘッダー
表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5を両面に積層し
てなるヘッダー部Hを有するプラスチック製商品包装袋
において、ヘッダー部Hは、ヘッダー芯材3とヘッダー
表フイルム4がヘッダー芯材3の下縁8より上方に位置
する中間融着線6において融着固定され、さらに、ヘッ
ダー表フイルム4からヘッダー芯材3の上縁9をまたい
でヘッダー芯材3の裏面に延設されたヘッダー裏フイル
ム5はヘッダー芯材3の裏面に位置する裏面融着線7で
固定され、さらに、ヘッダー芯材3とヘッダー表フイル
ム4及びヘッダー裏フイルム5は左右のヘッダー部側縁
N、N’において融着固定されてなり、中間融着線6の
下方のヘッダー芯材3と表フイルム1の上部フイルムR
とは遊離して形成されているヘッダー部であり、袋体部
Fの裏フイルム2の先端を折り返して形成した折り返し
部Gを設け、折り返し部Gを前記中間融着線6の下方の
表フイルム1とヘッダー芯材3の下縁8の内側の間の空
間に位置してなり、折り返し部Gの両側側縁部の両外面
には融着防止剤が塗布されていて、折り返し部Gと表フ
イルム1の間及び折り返し部Gとヘッダー芯材3との間
は融着固定されずに遊離しており、該構造によって、ヘ
ッダー芯材3の下縁8と折り返し部Gの間の間隙と折り
返し部Gと表フイルム1との間の間隙を通過して商品を
収納する開口部が形成されていることを特徴とする商品
包装袋。 (2)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に
積層した1項記載の商品包装袋。 (3)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置するよう
に裏フイルム2に積層した1項記載の商品包装袋。 (4)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達する
上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッダ
ー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に積
層した1項記載の商品包装袋。 (5)底部で折り曲げて重合した表フイルム1と裏フイ
ルム2の側縁を溶断によって融着固定して形成した袋体
部Fの上部に、ヘッダー芯材3の両面に表フイルム1か
ら延設されたヘッダー表フイルム4及びヘッダー裏フイ
ルム5を積層してなるヘッダー部Hを有するプラスチッ
ク製商品包装袋において、ヘッダー部Hは、ヘッダー芯
材3とヘッダー表フイルム4がヘッダー芯材3の下縁8
より上方に位置する中間融着線6において融着固定さ
れ、さらにヘッダー表フイルム4からヘッダー芯材3の
上縁9をまたいでヘッダー芯材3の裏面に延設されたヘ
ッダー裏フイルム5はヘッダー芯材3の裏面に位置する
裏面融着線7で固定され、さらに、ヘッダー芯材3とヘ
ッダー表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5は袋体の
側縁の溶断融着と同時に融着固定されてなるヘッダー部
であり、袋体部Fの裏フイルム2の先端を折り返して形
成した折り返し部Gを設け、折り返し部Gをヘッダー部
Hのヘッダー芯材3の下縁の外側に重なるように配置し
てなり、折り返し部Gの内側側縁部又はヘッダー芯材3
には融着防止剤が塗布されてなり、折り返し部Gとヘッ
ダー芯材3の下縁の間は遊離しており、該構造によっ
て、ヘッダー芯材3の下縁8と折り返し部Gの間の間隙
を通過して商品を収納する開口部が形成されていること
を特徴とする商品包装袋。 (6)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に
積層した5項記載の商品包装袋。 (7)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達しな
い上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッ
ダー芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置するよう
に裏フイルム2に積層した5項記載の商品包装袋。 (8)裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで達する
上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッダ
ー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム2に積
層した5項記載の商品包装袋。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明商品包装袋の袋体部に用い
るフイルムは、厚さ20〜100μm程度の薄い熱可塑
性樹脂フイルムであり、ポリプロピレン、ポリエチレン
等のポリオレフィンフイルム、塩化ビニルフイルム、ポ
リエステルフイルムなどを制限なく使用することができ
る。本発明商品包装袋のヘッダー芯材は、厚手の腰のあ
るシートであり、材質は上記袋体フイルムと同質の樹脂
フイルムであることが望ましい。本発明を図面によっ
て、詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の1態様
の商品包装袋の断面図と正面図である。図1に示すよう
に本発明商品包装袋の袋体部Fは、底部で折り曲げて重
合した表フイルム1と裏フイルム2の左右の袋体部側縁
M、M’を溶断によって融着固定して形成する。本発明
商品包装袋は、この袋体部Fの上部に、ヘッダー芯材3
に表フイルム1の上部フイルムRから延設されたヘッダ
ー表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5を両面に積層
してなるヘッダー部Hが設けられている。当該ヘッダー
部Hは、ヘッダー芯材3とヘッダー表フイルム4がヘッ
ダー芯材3の下縁8より上方に位置する中間融着線6に
おいて融着固定され、さらに、ヘッダー表フイルム4か
らヘッダー芯材3の上縁9をまたいでヘッダー芯材3の
裏面に延設されたヘッダー裏フイルム5はヘッダー芯材
3の裏面にの下縁の位置で裏面融着線7で固定され、さ
らに、ヘッダー芯材3とヘッダー表フイルム4及びヘッ
ダー裏フイルム5は左右のヘッダー部側縁N、N’にお
いて融着固定されている。このような構造のために、図
1のヘッダー部Hは中間融着線6の下方のヘッダー芯材
3と表フイルム1の上部フイルムRと遊離して形成され
ている。袋体部Fの裏フイルム2の先端を折り返して形
成した折り返し部Gを設け、折り返し部Gを前記中間融
着線6の下方の表フイルム1とヘッダー芯材3の下縁8
の内側の間の空間に挿入されている。従って、折り返し
部Gの先端はヘッダー芯材3の下縁8より、上方に位置
する。両面に薄いフイルムが下縁まで積層固定されてい
るヘッダー部を有する通常の商品包装袋と本発明商品包
装袋は、ヘッダー部の中間融着線6の位置の点で異な
る。本発明商品包装袋の折り返し部Gの両側側縁部の両
外面には融着防止剤が塗布されていて、製袋工程で袋体
部の側縁M、M’及びヘッダー部の側縁N、N’を溶断
するときに、折り返し部Gの側縁と表フイルム1の側縁
との間及び折り返し部Gの側縁とヘッダー芯材3の側縁
との間が熱融着しないで遊離している。商品を収納する
ときは、図3に示すようにヘッダー部Hを表フイルム1
側に折り曲げ、この開口部の構造によって、ヘッダー芯
材3の下縁8と折り返し部Gの間の間隙と折り返し部G
と表フイルム1との間の間隙を通過して商品を収納する
ことができる。このとき、折り返し部Gが2重フイルム
になっているので、開口部の通路を広げた状態で安定さ
せることができ、商品の収納を容易にすることができ
る。商品を収納した後で、ヘッダーの下縁8を折り返し
部Gの上を越して、折り返し部Gとヘッダー部Hの下縁
を噛み合わせるようにすると図1の状態になり、この状
態で折り返し部Gがヘッダー芯材3と表フイルム1の上
部フイルムRとの間に挟まれるように嵌合するので、こ
の商品を収納した包装体を吊下穴Kで吊り下げたときに
形状が安定している。そして、接着剤で開口縁に密封し
たときに劣らない封口効果が得られる。本発明商品包装
袋を吊り下げる方法は図1及び図2のようにヘッダー部
Hに設けた吊下穴Kに棒を通して行うことができるが、
本発明商品包装袋の吊下構造は吊下穴以外にフック方式
等の公知の吊下方法を特に制限なく採用することができ
る。図1の商品包装袋は、このような手順で収納できる
ので、単にヘッダーを反転させ、商品を収納してから、
ヘッダーを元に戻すだけで商品を収納できるので、通常
の剥離紙を剥がして接着剤で開口縁を圧着する面倒な手
作業と比較すると格段の省力化となる。そして、商品を
収納した包装袋を吊下穴Kで吊り下げたときに、図1の
ように、ヘッダー部Hの下縁が開口部をしっかりと閉鎖
する蓋の役目を果たしている。 しかも、商品を収納するときは、このヘッダー部Hは図
3のように、反対側に折り曲げたときに、開口部が一番
上に来て、大きく開口できるので、商品収納操作は、従
来の商品包装袋のように、ヘッダーの下縁の側面に空い
ている側面の隙間から入れる場合と比較すると、非常に
簡単に商品を収納できる。そして、ヘッダー部Hが図3
の状態のときでも、折り返し部Gは、収納された商品が
外に脱落するのを防止している。図4及び図5には、別
の態様の本発明商品包装袋が示されている。これは、図
1の商品包装袋において、裏フイルム2の内面に、折り
返し部Gまで達しない上縁を有する袋体芯材10を積層
したものである。この場合、折り返し部Gは、ヘッダー
芯材3の下縁8より高い位置にあるが、袋体芯材10の
上縁が前記下縁8より上方にある場合と下方にある場合
がある。 図4の袋では、該芯材10の上縁がヘッダー芯材3の下
縁と僅かに重なるように裏フイルム2に積層されてい
る。
るフイルムは、厚さ20〜100μm程度の薄い熱可塑
性樹脂フイルムであり、ポリプロピレン、ポリエチレン
等のポリオレフィンフイルム、塩化ビニルフイルム、ポ
リエステルフイルムなどを制限なく使用することができ
る。本発明商品包装袋のヘッダー芯材は、厚手の腰のあ
るシートであり、材質は上記袋体フイルムと同質の樹脂
フイルムであることが望ましい。本発明を図面によっ
て、詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の1態様
の商品包装袋の断面図と正面図である。図1に示すよう
に本発明商品包装袋の袋体部Fは、底部で折り曲げて重
合した表フイルム1と裏フイルム2の左右の袋体部側縁
M、M’を溶断によって融着固定して形成する。本発明
商品包装袋は、この袋体部Fの上部に、ヘッダー芯材3
に表フイルム1の上部フイルムRから延設されたヘッダ
ー表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5を両面に積層
してなるヘッダー部Hが設けられている。当該ヘッダー
部Hは、ヘッダー芯材3とヘッダー表フイルム4がヘッ
ダー芯材3の下縁8より上方に位置する中間融着線6に
おいて融着固定され、さらに、ヘッダー表フイルム4か
らヘッダー芯材3の上縁9をまたいでヘッダー芯材3の
裏面に延設されたヘッダー裏フイルム5はヘッダー芯材
3の裏面にの下縁の位置で裏面融着線7で固定され、さ
らに、ヘッダー芯材3とヘッダー表フイルム4及びヘッ
ダー裏フイルム5は左右のヘッダー部側縁N、N’にお
いて融着固定されている。このような構造のために、図
1のヘッダー部Hは中間融着線6の下方のヘッダー芯材
3と表フイルム1の上部フイルムRと遊離して形成され
ている。袋体部Fの裏フイルム2の先端を折り返して形
成した折り返し部Gを設け、折り返し部Gを前記中間融
着線6の下方の表フイルム1とヘッダー芯材3の下縁8
の内側の間の空間に挿入されている。従って、折り返し
部Gの先端はヘッダー芯材3の下縁8より、上方に位置
する。両面に薄いフイルムが下縁まで積層固定されてい
るヘッダー部を有する通常の商品包装袋と本発明商品包
装袋は、ヘッダー部の中間融着線6の位置の点で異な
る。本発明商品包装袋の折り返し部Gの両側側縁部の両
外面には融着防止剤が塗布されていて、製袋工程で袋体
部の側縁M、M’及びヘッダー部の側縁N、N’を溶断
するときに、折り返し部Gの側縁と表フイルム1の側縁
との間及び折り返し部Gの側縁とヘッダー芯材3の側縁
との間が熱融着しないで遊離している。商品を収納する
ときは、図3に示すようにヘッダー部Hを表フイルム1
側に折り曲げ、この開口部の構造によって、ヘッダー芯
材3の下縁8と折り返し部Gの間の間隙と折り返し部G
と表フイルム1との間の間隙を通過して商品を収納する
ことができる。このとき、折り返し部Gが2重フイルム
になっているので、開口部の通路を広げた状態で安定さ
せることができ、商品の収納を容易にすることができ
る。商品を収納した後で、ヘッダーの下縁8を折り返し
部Gの上を越して、折り返し部Gとヘッダー部Hの下縁
を噛み合わせるようにすると図1の状態になり、この状
態で折り返し部Gがヘッダー芯材3と表フイルム1の上
部フイルムRとの間に挟まれるように嵌合するので、こ
の商品を収納した包装体を吊下穴Kで吊り下げたときに
形状が安定している。そして、接着剤で開口縁に密封し
たときに劣らない封口効果が得られる。本発明商品包装
袋を吊り下げる方法は図1及び図2のようにヘッダー部
Hに設けた吊下穴Kに棒を通して行うことができるが、
本発明商品包装袋の吊下構造は吊下穴以外にフック方式
等の公知の吊下方法を特に制限なく採用することができ
る。図1の商品包装袋は、このような手順で収納できる
ので、単にヘッダーを反転させ、商品を収納してから、
ヘッダーを元に戻すだけで商品を収納できるので、通常
の剥離紙を剥がして接着剤で開口縁を圧着する面倒な手
作業と比較すると格段の省力化となる。そして、商品を
収納した包装袋を吊下穴Kで吊り下げたときに、図1の
ように、ヘッダー部Hの下縁が開口部をしっかりと閉鎖
する蓋の役目を果たしている。 しかも、商品を収納するときは、このヘッダー部Hは図
3のように、反対側に折り曲げたときに、開口部が一番
上に来て、大きく開口できるので、商品収納操作は、従
来の商品包装袋のように、ヘッダーの下縁の側面に空い
ている側面の隙間から入れる場合と比較すると、非常に
簡単に商品を収納できる。そして、ヘッダー部Hが図3
の状態のときでも、折り返し部Gは、収納された商品が
外に脱落するのを防止している。図4及び図5には、別
の態様の本発明商品包装袋が示されている。これは、図
1の商品包装袋において、裏フイルム2の内面に、折り
返し部Gまで達しない上縁を有する袋体芯材10を積層
したものである。この場合、折り返し部Gは、ヘッダー
芯材3の下縁8より高い位置にあるが、袋体芯材10の
上縁が前記下縁8より上方にある場合と下方にある場合
がある。 図4の袋では、該芯材10の上縁がヘッダー芯材3の下
縁と僅かに重なるように裏フイルム2に積層されてい
る。
【0006】本発明の商品包装袋の態様としては、収納
する商品の形状によっては、前記のヘッダー芯材と袋体
芯材の重なりが商品の収納を困難にする場合がある。こ
のような商品に対しては、折り返し部Gまで達しない上
縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッダー
芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置するように裏
フイルム2に積層したものは袋体芯材があっても収納し
易い点で好適に使用することができる。この場合のよう
に芯材が重ならなくとも折り返し部Gがヘッダー部Hと
重なっているので、図1の袋と同様に吊下形状が崩れる
ことはない。また、図6に示すように、裏フイルム2の
内面に、折り返し部Gまで達する上縁を有する袋体芯材
10を該芯材10の上縁がヘッダー芯材3の下縁と僅か
に重なるように裏フイルム2に積層した商品包装袋も好
適である。また、本発明商品包装袋は、図7のように、
折り返し部Gを芯材3の外側に出して使用することがで
きる。この場合はヘッダー芯材3の中間融着線6の下方
の側縁と表フイルム1の上部フイルムRの側縁を融着防
止剤で融着させない態様と融着させる態様がある。融着
させない態様は、図1の商品包装袋のヘッダー部Hを図
3のように折り曲げて、商品を収納してから、折り返し
部をヘッダーの内部に挿入しないで外側に出したまま吊
り下げて陳列する使用方法である。この態様で使用する
場合は、実質的に図1と同一の商品包装袋の別の使用形
態でもある。しかし、この図7の態様の場合は、折り返
し部Gの長さを中間融着線6の位置よりも高くすること
ができる。この場合も折り返し部Gは、開口部を開くと
きの指のつまみ片となり、このつまみ片を持って商品の
収納をすると収納作業が容易になる。図7の状態におい
ては、ヘッダー部Hの下縁は蓋部の作用はしないが、折
り返し部Gとともに商品の脱落防止する作用を果たす。
そして、図7の形状の場合は、図1のように嵌合による
形状の固定はないが、この場合も折り返し部Gは、吊下
状態のときに、ヘッダー部Hの下縁が跳ね上がるのを押
さえるので、ヘッダー部Hが垂直になる包装形状を安定
に維持することができる。従って、図7の吊下状態で使
用する場合は、ヘッダー部Hの下縁8は袋体部Fの上縁
と一致又は少し袋体部Fの内部にまで長くするのが望ま
しい。また、図7の別の態様として、ヘッダー芯材3の
中間融着線6の下方の側縁と表フイルム1の上部フイル
ムRの側縁に融着防止剤を塗布しないで、袋体側縁の溶
断と同時に両者の側縁を融着させることができる。この
場合には、ヘッダー芯材3の表下半分と表フイルム1の
上部フイルムRとの間にポケット部が形成される。そし
て、このポケットに、商品収納後に折り返し部Gの先端
を押し込むと商品の封口は最も完全なものになる。同様
に図4の袋も図8の状態で使用することができる。この
場合も、図1と図7とほぼ同様の関係が成立する。そし
て、ヘッダー芯材3と表フイルム1の上部フイルムRの
側縁の融着の態様及び融着防止剤塗布による非融着の態
様があることも図7の場合と同様である。従って、図4
と同じく図8の二つの態様も本願発明の好適な態様であ
る。
する商品の形状によっては、前記のヘッダー芯材と袋体
芯材の重なりが商品の収納を困難にする場合がある。こ
のような商品に対しては、折り返し部Gまで達しない上
縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁がヘッダー
芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置するように裏
フイルム2に積層したものは袋体芯材があっても収納し
易い点で好適に使用することができる。この場合のよう
に芯材が重ならなくとも折り返し部Gがヘッダー部Hと
重なっているので、図1の袋と同様に吊下形状が崩れる
ことはない。また、図6に示すように、裏フイルム2の
内面に、折り返し部Gまで達する上縁を有する袋体芯材
10を該芯材10の上縁がヘッダー芯材3の下縁と僅か
に重なるように裏フイルム2に積層した商品包装袋も好
適である。また、本発明商品包装袋は、図7のように、
折り返し部Gを芯材3の外側に出して使用することがで
きる。この場合はヘッダー芯材3の中間融着線6の下方
の側縁と表フイルム1の上部フイルムRの側縁を融着防
止剤で融着させない態様と融着させる態様がある。融着
させない態様は、図1の商品包装袋のヘッダー部Hを図
3のように折り曲げて、商品を収納してから、折り返し
部をヘッダーの内部に挿入しないで外側に出したまま吊
り下げて陳列する使用方法である。この態様で使用する
場合は、実質的に図1と同一の商品包装袋の別の使用形
態でもある。しかし、この図7の態様の場合は、折り返
し部Gの長さを中間融着線6の位置よりも高くすること
ができる。この場合も折り返し部Gは、開口部を開くと
きの指のつまみ片となり、このつまみ片を持って商品の
収納をすると収納作業が容易になる。図7の状態におい
ては、ヘッダー部Hの下縁は蓋部の作用はしないが、折
り返し部Gとともに商品の脱落防止する作用を果たす。
そして、図7の形状の場合は、図1のように嵌合による
形状の固定はないが、この場合も折り返し部Gは、吊下
状態のときに、ヘッダー部Hの下縁が跳ね上がるのを押
さえるので、ヘッダー部Hが垂直になる包装形状を安定
に維持することができる。従って、図7の吊下状態で使
用する場合は、ヘッダー部Hの下縁8は袋体部Fの上縁
と一致又は少し袋体部Fの内部にまで長くするのが望ま
しい。また、図7の別の態様として、ヘッダー芯材3の
中間融着線6の下方の側縁と表フイルム1の上部フイル
ムRの側縁に融着防止剤を塗布しないで、袋体側縁の溶
断と同時に両者の側縁を融着させることができる。この
場合には、ヘッダー芯材3の表下半分と表フイルム1の
上部フイルムRとの間にポケット部が形成される。そし
て、このポケットに、商品収納後に折り返し部Gの先端
を押し込むと商品の封口は最も完全なものになる。同様
に図4の袋も図8の状態で使用することができる。この
場合も、図1と図7とほぼ同様の関係が成立する。そし
て、ヘッダー芯材3と表フイルム1の上部フイルムRの
側縁の融着の態様及び融着防止剤塗布による非融着の態
様があることも図7の場合と同様である。従って、図4
と同じく図8の二つの態様も本願発明の好適な態様であ
る。
【0007】
【発明の効果】本発明は、中間融着線6及び融着防止剤
によって形成された独特の空間構造を下部に有するヘッ
ダー部と一方の開口縁に設けた袋体フイルムの折り返し
部とを組合せた封口構造によって、商品収納操作を容易
にするとともに商品の脱落防止にも役立ち、商品収納に
際して、接着剤を使わずに封口することができる。その
上に、接着剤を使用しないにも拘わらず包装形状を安定
に維持して吊り下げ陳列することができる。さらに、商
品包装体製造の手作業において、剥離紙の処理及び接着
剤によって圧着する面倒な操作が不要になる利点があ
り、小物商品の吊下陳列に便利な商品包装袋である。
によって形成された独特の空間構造を下部に有するヘッ
ダー部と一方の開口縁に設けた袋体フイルムの折り返し
部とを組合せた封口構造によって、商品収納操作を容易
にするとともに商品の脱落防止にも役立ち、商品収納に
際して、接着剤を使わずに封口することができる。その
上に、接着剤を使用しないにも拘わらず包装形状を安定
に維持して吊り下げ陳列することができる。さらに、商
品包装体製造の手作業において、剥離紙の処理及び接着
剤によって圧着する面倒な操作が不要になる利点があ
り、小物商品の吊下陳列に便利な商品包装袋である。
【図1】図1は、本発明の1態様の商品包装袋の断面図
である。
である。
【図2】図2は、図1の商品包装袋の平面図である。
【図3】図3は、図1の商品包装袋のヘッダー部を折り
曲げた状態を示す断面図である。
曲げた状態を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明の他の態様の商品包装袋の断面
図である。
図である。
【図5】図5は、図4の商品包装袋の平面図である。
【図6】図6は、本発明の他の態様の商品包装袋の断面
図である。
図である。
【図7】図7は、本発明の他の態様の断面図である。
【図8】図8は、本発明の他の態様の断面図である。
1 表フイルム 2 裏フイルム 3 ヘッダー芯材 4 ヘッダー表フイルム 5 ヘッダー裏フイルム 6 中間融着線 7 裏面融着線 8 ヘッダー芯材下縁 9 ヘッダー芯材上縁 10 袋体芯材 F 袋体部 G 折り返し部 H ヘッダー部 K 吊下穴 L 開口部 M、M’ 袋体部側縁 N、N’ ヘッダー部側縁 R 上部フイルム
Claims (8)
- 【請求項1】底部で折り曲げて重合した表フイルム1と
裏フイルム2の左右の袋体部側縁M、M’を溶断によっ
て融着固定して形成した袋体部Fの上部に、ヘッダー芯
材3に表フイルム1の上部フイルムRから延設されたヘ
ッダー表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5を両面に
積層してなるヘッダー部Hを有するプラスチック製商品
包装袋において、ヘッダー部Hは、ヘッダー芯材3とヘ
ッダー表フイルム4がヘッダー芯材3の下縁8より上方
に位置する中間融着線6において融着固定され、さら
に、ヘッダー表フイルム4からヘッダー芯材3の上縁9
をまたいでヘッダー芯材3の裏面に延設されたヘッダー
裏フイルム5はヘッダー芯材3の裏面に位置する裏面融
着線7で固定され、さらに、ヘッダー芯材3とヘッダー
表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5は左右のヘッダ
ー部側縁N、N’において融着固定されてなり、中間融
着線6の下方のヘッダー芯材3と表フイルム1の上部フ
イルムRとは遊離して形成されているヘッダー部であ
り、袋体部Fの裏フイルム2の先端を折り返して形成し
た折り返し部Gを設け、折り返し部Gを前記中間融着線
6の下方の表フイルム1とヘッダー芯材3の下縁8の内
側の間の空間に位置してなり、折り返し部Gの両側側縁
部の両外面には融着防止剤が塗布されていて、折り返し
部Gと表フイルム1の間及び折り返し部Gとヘッダー芯
材3との間は融着固定されずに遊離しており、該構造に
よって、ヘッダー芯材3の下縁8と折り返し部Gの間の
間隙と折り返し部Gと表フイルム1との間の間隙を通過
して商品を収納する開口部が形成されていることを特徴
とする商品包装袋。 - 【請求項2】裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで
達しない上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁
がヘッダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイル
ム2に積層した請求項1記載の商品包装袋。 - 【請求項3】裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで
達しない上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁
がヘッダー芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置す
るように裏フイルム2に積層した請求項1記載の商品包
装袋。 - 【請求項4】裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで
達する上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁が
ヘッダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム
2に積層した請求項1記載の商品包装袋。 - 【請求項5】底部で折り曲げて重合した表フイルム1と
裏フイルム2の側縁を溶断によって融着固定して形成し
た袋体部Fの上部に、ヘッダー芯材3の両面に表フイル
ム1から延設されたヘッダー表フイルム4及びヘッダー
裏フイルム5を積層してなるヘッダー部Hを有するプラ
スチック製商品包装袋において、ヘッダー部Hは、ヘッ
ダー芯材3とヘッダー表フイルム4がヘッダー芯材3の
下縁8より上方に位置する中間融着線6において融着固
定され、さらにヘッダー表フイルム4からヘッダー芯材
3の上縁9をまたいでヘッダー芯材3の裏面に延設され
たヘッダー裏フイルム5はヘッダー芯材3の裏面に位置
する裏面融着線7で固定され、さらに、ヘッダー芯材3
とヘッダー表フイルム4及びヘッダー裏フイルム5は袋
体の側縁の溶断融着と同時に融着固定されてなるヘッダ
ー部であり、袋体部Fの裏フイルム2の先端を折り返し
て形成した折り返し部Gを設け、折り返し部Gをヘッダ
ー部Hのヘッダー芯材3の下縁の外側に重なるように配
置してなり、折り返し部Gの内側側縁部又はヘッダー芯
材3には融着防止剤が塗布されてなり、折り返し部Gと
ヘッダー芯材3の下縁の間は遊離しており、該構造によ
って、ヘッダー芯材3の下縁8と折り返し部Gの間の間
隙を通過して商品を収納する開口部が形成されているこ
とを特徴とする商品包装袋。 - 【請求項6】裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで
達しない上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁
がヘッダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイル
ム2に積層した請求項5記載の商品包装袋。 - 【請求項7】裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで
達しない上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁
がヘッダー芯材3の下縁と一致又は僅かに下方に位置す
るように裏フイルム2に積層した請求項5記載の商品包
装袋。 - 【請求項8】裏フイルム2の内面に、折り返し部Gまで
達する上縁を有する袋体芯材10を該芯材10の上縁が
ヘッダー芯材3の下縁と僅かに重なるように裏フイルム
2に積層した請求項5記載の商品包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03291896A JP3378423B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 商品包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03291896A JP3378423B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 商品包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202336A true JPH09202336A (ja) | 1997-08-05 |
JP3378423B2 JP3378423B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=12372287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03291896A Expired - Fee Related JP3378423B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 商品包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378423B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7163339B1 (en) | 2001-04-16 | 2007-01-16 | Plaspack U.S.A., Inc. | Composite breathable produce bag with a reinforced mesh sidewall |
US7640715B2 (en) | 2003-05-09 | 2010-01-05 | Plaspack Usa, Inc. | Multi-material vertical form, fill and seal bag forming method |
US10934042B2 (en) | 2009-10-09 | 2021-03-02 | Volm Companies, Inc. | Method of making form, fill, and seal bags |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP03291896A patent/JP3378423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7163339B1 (en) | 2001-04-16 | 2007-01-16 | Plaspack U.S.A., Inc. | Composite breathable produce bag with a reinforced mesh sidewall |
US8550717B2 (en) | 2001-04-16 | 2013-10-08 | Plaspack U.S.A., Inc. | Composite breathable produce bag with a reinforced mesh sidewall |
US7640715B2 (en) | 2003-05-09 | 2010-01-05 | Plaspack Usa, Inc. | Multi-material vertical form, fill and seal bag forming method |
US7837388B1 (en) | 2003-05-09 | 2010-11-23 | Plaspack Usa, Inc. | Multi-material vertical form, fill and seal bag |
US10934042B2 (en) | 2009-10-09 | 2021-03-02 | Volm Companies, Inc. | Method of making form, fill, and seal bags |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3378423B2 (ja) | 2003-02-17 |
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Date | Code | Title | Description |
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