JP3164017U - 商品販売用パッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】商品の大きさ形状に関係なく多くの種類の商品に共通して同一のカバーを用い得るとともに、カバーを介して商品に直接触れることが可能である商品販売パッケージを提供する。【解決手段】カバー5を透明な合成樹脂製フィルムよりなる袋とすることにより、袋に商品を入れてフィルムを商品に密封させ台紙1に保持したもので、袋の大きさを適宜な大きさにすることにより、商品の形状、大きさに関係なくパッケージを形成でき、販売時に購入する者がフィルムを介して商品に直接触れることができるようにした。【選択図】図1
Description
本考案は、例えばチューブ入り化粧品等を販売する際に用いるパッケージに関するものである。
従来知られている商品販売用パッケージの一例を示すと、図3に示す通りである。この図3において、(A)は平面図、(B)は側面図[図(A)を左側より見た図]、(C)は底面図[図(A)を下方より見た図]である。これら図において、11は厚紙等にて形成されている台紙で、上部に保持孔12を有する。又、16は透明な合成樹脂にて形成されたカバーで中央下部に商品が挿入される凹部17[図(A)にて前方に突出する部分]を有する。このような構成のパッケージを用いカバー16の凹部17内に販売すべき商品を入れて、台紙11とカバー16とを重ね合わせる。
ここで、カバー16の両サイド18、19を折り返して(台紙11の裏側に折り返して)台紙11とカバー16とを商品を挿入した上で、商品が出ないように一体化する。このようにして、商品が外部(表面)より見得る状態にて商品を入れた商品販売用パッケージとする。その上で、上部保持孔12(カバー16にも台紙11と同じ位置に保持孔が形成されている)を利用して掛け、陳列して商品を販売する。
ここで、商品を購入する者は、内部に入った商品を確認した上でパッケージごと取り外して購入して持ち帰る。
このような従来使用されている商品販売用パッケージは、一般に商品を収納するための凹部17が、商品の大きさ形状に合わせた大きさ形状をしている。仮にこの凹部17が商品より小さいと商品を収納できず、又大きすぎると収納した商品の安定した保持ができない。そのため、図3に示す従来の商品販売用パッケージは、その凹部を販売する商品に合わせた大きさ、形状にする必要がある。したがって、パッケージは商品の大きさ、種類に応じてその数だけの異なる種類を作成しなければならない。又、商品の形状、大きさに変更がある時も、変更した商品の種類に合わせて作成し直さなければならない。又、販売する商品の変更特に突然の変更等のときは、従来使用していたパッケージは不要になり、数多くのパッケージが不要になり廃棄することになる。
以上の理由から、図3に示すような従来の商品販売用パッケージは、コスト面において好ましくなく、又無駄になることが多い等の欠点を有する。
本考案は、商品の大きさ形状に関係なく多くの種類の商品に共通して同一のカバーを用い得るとともに、カバーを介して商品に直接触れることが可能である商品販売用パッケージを提供するものである。
本考案の商品販売用パッケージは、台紙と商品収納用カバーとよりなり、台紙にはカバーを保持するための保持片を設け、カバーは透明な合成樹脂製のフィルムよりなる袋状をなし、袋状のフィルム内に販売する商品を挿入した上で保持片を利用して台紙に保持すると共にカバーを商品に密着するようにしたものである。
本考案の商品販売用パッケージにおいて、袋状フィルムを形成する材料として、熱収縮性合成樹脂を用いれば、カバーに商品を挿入した上で加熱することにより、フィルムを収縮させてカバーを商品に密着させることができるため、パッケージ作成のためには好ましい。
又、本考案は、台紙に設けられた保持片を利用して商品を挿入したカバーを台紙に取り付けると共に、台紙、カバー、商品を一体に組み合わせた状態にした上で全体を加熱することにより熱収縮性合成樹脂フィルムよりなるカバーのみを収縮させてカバーと共に商品を台紙に保持した状態にてカバーを商品に密着させるようにした。
本考案は、カバーとして透明なフィルムよりなる袋状のカバーを用いたことにより、フィルムよりなる袋状のカバーを商品を挿入した上で台紙に保持し、フィルムを商品に密着させたもので、カバーは商品を覆う大きさであれば、大きさ形状を特定することなしにほとんどの商品保持に用いることが可能であり、コスト面にても有利であると共に無駄に破棄することがない等の効果を有する。また、フィルムが商品に密着しているため、フィルムを介して商品に直接触れることができ、商品の形状を確認し得る効果もある。
又、カバーとして熱収縮性合成樹脂製フィルムを用いれば、袋状カバーに商品を収納して台紙に保持した上で加熱して熱収縮性合成樹脂フィルムを収縮させて商品にカバーを密着させることが可能であり、そのため台紙に商品を収納させたカバーを保持して一体に組み合わせた状態の多数のパッケージを一度に加熱又は加熱室内を順次移動させることにより、各パッケージのカバーを商品を入れた状態にて収縮密着させ得るので、パッケージの作成が容易である等の効果も有する。
本考案の実施の形態を図示する実施例をもとに説明する。
本考案の商品販売用パッケージの実施例は、図1、図2に示す通りである。これら図のうち、図1は、台紙にカバーを組み合わせた状態を示し、図2はこのパッケージを組み合わせる手段を説明するための図である。
これら図において、1は台紙で2は保持孔、3は上側の保持片で、台紙1を図示するような形状に切り欠いて形成されている。4は下側の保持片で台紙1の下辺より外に(下方に)伸びる構成で、保持片3と同一形状である。5はカバーで、この実施例では透明な合成樹脂フィルムよりなり、図示するような表面、裏面同一長方形状をなす袋状のもので、表裏の両フィルムが図の左右の辺にて一体に接続されており、両フィルム間を開くことにより、上方又は下方が開かれ、商品をカバー5内に挿入することが可能になっている。したがって、図2に示すカバー5を開いて商品を入れた上で、図2の左側に示す台紙1の上におき、上方の保持片3にてカバー5の上辺を挟み、保持片4を折り曲げてカバーの下辺を挟んで、商品を入れた状態にてカバーを台紙に取り付ける。この状態にてカバーを形成するフィルムを商品に密着させる。つまり、商品の表面にフィルム面が密着するようにする。このように、商品の形状に応じて商品表面の形状にほぼ沿った状態にてフィルムが商品に密着するようにする。このような構成の本考案の商品販売用パッケージは、前述のようにパッケージごと商品を販売することが可能になる。
ここで、カバー5に用いるフィルム材料として、熱収縮性合成樹脂を用いれば、カバー5に商品を挿入した上で図1に示す位置にカバー5を置き、台紙1の保持片3、4にてカバーを挟んで保持した上でパッケージに熱を加えることにより、フィルムを収縮させて商品に密着させることが可能になる。したがって、カバーに商品を入れて台紙に取り付けたものを多数加熱するための室内に入れた上で加熱することにより、一度に多数のパッケージを作成し得る。
又、上記のような台紙に商品を入れたカバーを図1に示すように取り付けたものを順次加熱室を通過させることにより、連続して本考案のパッケージを作成するようにしてもよい。
この実施例のパッケージは、保持片3、4がほぼT字状の形状をしているが、カバー5を保持し得るものであればどのような形状でもよい。
しかし、図示するようなT字状にすれば、先端部分3a,3b,4a,4bが他の部分よりも広くなっているため、カバーの保持が確実になる。
特に、カバーを形成するフィルムの材料を熱収縮性合成樹脂を使用し、加熱することによりフィルムを商品に密着させる場合、フィルムの収縮により、カバーの上下の辺(開口部分5a,5b)が、夫々下方および上方にずれることにより、保持片によるカバーの保持が不確実なものとなるおそれがあるが、保持片3、4を図示するようなT字状とした場合、広がった部分3a,3b,4a,4bにより確実に保持されることとなり好ましい。
又、フィルムの上、下辺が若干移動しても、3a,3b,4a,4bの部分により保持し得るため望ましい。
本考案の商品販売用パッケージは、商品販売時に商品を保持して、購入者がパッケージごと商品を持ち帰るようにしたもので、カバーが商品に密着しているため、このカバーを介して直接商品に触れることが可能であり、購入者が商品を直接確認し得る等の利点がある。
1 台紙
2 保持孔
3、4 保持片
5 カバー
2 保持孔
3、4 保持片
5 カバー
Claims (4)
- 台紙と、合成樹脂製で透明なフィルムにて形成されたカバーとよりなり、前記カバーに販売すべき商品を入れた上でカバーを商品に密着させたものを前記台紙の表面に保持した商品販売用パッケージ。
- 前記カバーが透明な熱収縮性合成樹脂製フィルムよりなり、販売すべき商品を前記カバーに入れて熱を加えることによりカバーを商品に密着させた請求項1の商品販売用パッケージ。
- 前記台紙に上下二つの保持片を設け、前記商品を入れたカバーを前記上下の保持片にて保持するようにした請求項1、2又は3の商品販売用パッケージ。
- 前記の台紙に設けられた上下の保持片が、Tの字状をなす請求項3の商品販売用パッケージ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010005777U JP3164017U (ja) | 2010-08-30 | 2010-08-30 | 商品販売用パッケージ |
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JP2010005777U JP3164017U (ja) | 2010-08-30 | 2010-08-30 | 商品販売用パッケージ |
Publications (1)
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JP3164017U true JP3164017U (ja) | 2010-11-11 |
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ID=54875461
Family Applications (1)
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JP2010005777U Expired - Fee Related JP3164017U (ja) | 2010-08-30 | 2010-08-30 | 商品販売用パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3164017U (ja) |
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2010
- 2010-08-30 JP JP2010005777U patent/JP3164017U/ja not_active Expired - Fee Related
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