JP3268722B2 - 多層式商品包装袋及び該袋を用いた包装体 - Google Patents
多層式商品包装袋及び該袋を用いた包装体Info
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- JP3268722B2 JP3268722B2 JP06722796A JP6722796A JP3268722B2 JP 3268722 B2 JP3268722 B2 JP 3268722B2 JP 06722796 A JP06722796 A JP 06722796A JP 6722796 A JP6722796 A JP 6722796A JP 3268722 B2 JP3268722 B2 JP 3268722B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】スーパーマーケットなどで多
数の品物を一つの包装体として販売する商品の包装袋及
び包装体に関する。
数の品物を一つの包装体として販売する商品の包装袋及
び包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどで販売される比
較的小型商品は、陳列場所を少なくするために、通常、
商品包装袋に入れて、壁から突出した棒などにヘッダー
に設けた吊穴又はフックによって吊下状態にして陳列さ
れている。そのとき、小型商品を数個以上まとめて包装
体とする場合に、一つの袋体部では袋体の中で小型商品
が移動して一定の形状にならないので、陳列に不便であ
る上、重力が袋の一部に集中するので破損し易くなる。
このような場合には、多数の商品を複数の袋体部に区分
して収納させる必要が生じる。また、例えば、ふりか
け、のりなどの食品類では、一回分の使用量を収納した
袋体を、複数個をまとめて、大きな袋体の中に、2重に
収納している。
較的小型商品は、陳列場所を少なくするために、通常、
商品包装袋に入れて、壁から突出した棒などにヘッダー
に設けた吊穴又はフックによって吊下状態にして陳列さ
れている。そのとき、小型商品を数個以上まとめて包装
体とする場合に、一つの袋体部では袋体の中で小型商品
が移動して一定の形状にならないので、陳列に不便であ
る上、重力が袋の一部に集中するので破損し易くなる。
このような場合には、多数の商品を複数の袋体部に区分
して収納させる必要が生じる。また、例えば、ふりか
け、のりなどの食品類では、一回分の使用量を収納した
袋体を、複数個をまとめて、大きな袋体の中に、2重に
収納している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、多数の袋体
部を多層にして、ひとつの包装体に多数の商品を体裁良
く収納して、かつ、陳列面積を節約でき、さらに、一つ
の袋体から商品を順次取り出せる多層式商品包装袋を提
供することを目的とするものである。
部を多層にして、ひとつの包装体に多数の商品を体裁良
く収納して、かつ、陳列面積を節約でき、さらに、一つ
の袋体から商品を順次取り出せる多層式商品包装袋を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の各項の態
様よりなる。 (1)プラスチックシートからなるヘッダーシート1に
積層された表面ヘッダーフイルム2がヘッダー下縁5か
ら下方に、所定の袋体部の高さの約2倍の長さに袋体表
フイルム3が延設され、これに、袋体部の高さと同じ高
さの上段袋体裏フイルム4がヘッダー下縁5と袋体表フ
イルムの中間の位置の間に重合され、上段袋体裏フイル
ム4の下縁6で、袋体表フイルム3と上段袋体裏フイル
ム4はヒートシールされて上段袋体部Eの底部を形成
し、ヘッダーの横幅の位置での溶断によって袋体表フイ
ルム3と溶着されて側縁を形成し、上段袋体裏フイルム
4の上縁7が開口部となる上段袋体部Eが設けられ、さ
らに、下段袋体下縁8で、袋体フイルムを裏側に折り曲
げて、下段袋体裏フイルム9を形成して、該下段袋体裏
フイルム9の両側縁はヘッダーの横幅の位置での溶断に
よって袋体表フイルム3と溶着されて側縁を形成し、下
段袋体裏フイルム9の上縁10が開口部となる下段袋体
部Fが設けられてなり、該下段袋体部F及び/又はヘッ
ダー部先端縁Rに感圧接着剤層及びこれに剥離紙を貼着
してなる下段袋体下縁8と上段袋体開口縁7との間の固
定機構を有することを特徴とする多層式商品包装袋。 (2)下段袋体下縁8が下段袋体裏フイルム9と袋体表
フイルム3とのヒートシールで形成されている第(1)項
記載の多層式商品包装袋。 (3)請求項1記載の多層式商品包装袋の上段袋体部E
と同一の構造の中間袋体部Hを、上段袋体部Eと下段袋
体部Fの間に少なくとも1個設け、かつ、袋体表フイル
ム3の長さを中間袋体部Hの長さに対応して長くして、
3重以上の多層構造にしたことを特徴とする多層式商品
包装袋。 (4)上段袋体部E又は中間袋体部Hの下に該袋体部の
下縁に沿ってミシン目Mを設けたことを特徴とする第
(1)〜(3)項記載の多層式商品包装袋。 (5)ヘッダー部先端縁Rを下段袋体部Fの外側に折り
曲げて重ねて、ヘッダー部先端縁Rの内側に設けた感圧
接着剤で該下段袋体部Fの外側を固定することを特徴と
する第(1)〜(4)項記載の多層式商品包装袋。 (6)第(1)〜(5)項記載の多層式商品包装袋の袋体部
に商品を充填して、下段袋体部F及び中間袋体部Hを上
段袋体部Eの上に折り重ねて多層構造と該多層構造の上
縁をヘッダー部で挟んで感圧接着剤によって固定したこ
とを特徴とする多層式商品包装体。
様よりなる。 (1)プラスチックシートからなるヘッダーシート1に
積層された表面ヘッダーフイルム2がヘッダー下縁5か
ら下方に、所定の袋体部の高さの約2倍の長さに袋体表
フイルム3が延設され、これに、袋体部の高さと同じ高
さの上段袋体裏フイルム4がヘッダー下縁5と袋体表フ
イルムの中間の位置の間に重合され、上段袋体裏フイル
ム4の下縁6で、袋体表フイルム3と上段袋体裏フイル
ム4はヒートシールされて上段袋体部Eの底部を形成
し、ヘッダーの横幅の位置での溶断によって袋体表フイ
ルム3と溶着されて側縁を形成し、上段袋体裏フイルム
4の上縁7が開口部となる上段袋体部Eが設けられ、さ
らに、下段袋体下縁8で、袋体フイルムを裏側に折り曲
げて、下段袋体裏フイルム9を形成して、該下段袋体裏
フイルム9の両側縁はヘッダーの横幅の位置での溶断に
よって袋体表フイルム3と溶着されて側縁を形成し、下
段袋体裏フイルム9の上縁10が開口部となる下段袋体
部Fが設けられてなり、該下段袋体部F及び/又はヘッ
ダー部先端縁Rに感圧接着剤層及びこれに剥離紙を貼着
してなる下段袋体下縁8と上段袋体開口縁7との間の固
定機構を有することを特徴とする多層式商品包装袋。 (2)下段袋体下縁8が下段袋体裏フイルム9と袋体表
フイルム3とのヒートシールで形成されている第(1)項
記載の多層式商品包装袋。 (3)請求項1記載の多層式商品包装袋の上段袋体部E
と同一の構造の中間袋体部Hを、上段袋体部Eと下段袋
体部Fの間に少なくとも1個設け、かつ、袋体表フイル
ム3の長さを中間袋体部Hの長さに対応して長くして、
3重以上の多層構造にしたことを特徴とする多層式商品
包装袋。 (4)上段袋体部E又は中間袋体部Hの下に該袋体部の
下縁に沿ってミシン目Mを設けたことを特徴とする第
(1)〜(3)項記載の多層式商品包装袋。 (5)ヘッダー部先端縁Rを下段袋体部Fの外側に折り
曲げて重ねて、ヘッダー部先端縁Rの内側に設けた感圧
接着剤で該下段袋体部Fの外側を固定することを特徴と
する第(1)〜(4)項記載の多層式商品包装袋。 (6)第(1)〜(5)項記載の多層式商品包装袋の袋体部
に商品を充填して、下段袋体部F及び中間袋体部Hを上
段袋体部Eの上に折り重ねて多層構造と該多層構造の上
縁をヘッダー部で挟んで感圧接着剤によって固定したこ
とを特徴とする多層式商品包装体。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の多層式
商品包装袋の上段袋体部E及び下段袋体部Fの2段の袋
体部がある態様の正面図であり、図2はその断面構造を
示す断面図である。厚手のプラスチック製シートからな
るヘッダーシート1に表面ヘッダーフイルム2が積層さ
れ、該表面ヘッダーフイルム2がヘッダー下縁5でヒー
トシールされて、該ヘッダー下縁5から下方に、所定の
袋体部の高さの約2倍の長さに袋体表フイルム3が延設
されている。この袋体表フイルム3の下縁8の位置が下
段袋体部Fの底部に相当する。図2に示すように、この
実施例商品包装袋では、袋体表フイルム3は、下縁8で
袋体の裏面側に折り返され、下段袋体部の袋体裏フイル
ム9に連続している。この袋体裏フイルム9は、ヘッダ
ーシート1の幅で、袋体表フイルム3と溶断によって袋
体側縁K、Lで溶着しており、その結果、袋体裏フイル
ム9の上縁10を開口部とする下段袋体部Fを形成して
いる。この下段袋体部Fの上縁10とヘッダーシート1
の下縁5との間に、袋体部の高さと同じ高さの上段袋体
裏フイルム4が重合され、上段袋体裏フイルム4の下縁
6において、表フイルム3とヒートシールされて上段袋
体部Eの底部を形成している。ヘッダーの横幅の位置で
の溶断によって袋体表フイルム3と溶着されて側縁K、
Lを形成し、その結果、上段袋体裏フイルム4の上縁7
が開口部となる上段袋体部Eが形成されている。ヘッダ
ーシート1の上縁から延設された表面ヘッダーフイルム
2のヘッダー部先端縁Rには、剥離紙に感圧接着剤層を
塗布した感圧接着剤テープTが貼着されている。該感圧
接着剤テープTは、その接着剤層によって、図3のよう
に下段袋体部Fの外側に接着して本発明の多層の包装状
態を固定する。この感圧接着剤テープTは、ヘッダー部
先端縁Rが当たる袋体表フイルム3の下縁8の近くに貼
着することもできる。図1及び図2の商品包装袋を使用
するときは、まず、下段及び上段の袋体部に品物(図3
ではボールペン)を収納して、この下段袋体部Fを折り
曲げて、感圧接着剤テープTの剥離紙を剥がして、ヘッ
ダー部先端縁Rを下段袋体部Fの外側に接着して多層状
態を固定してから、吊下穴Pにバーを通して、図3のよ
うに吊り下げて陳列することができる。図4及び図5の
態様は、図1の実施例において、上段袋体部Eに2本の
平行のヒートシールによって形成された上段袋体下縁6
と上段袋体下縁6'の間にミシン目Mを設けたものであ
る。下縁6'を設けることによって、ミシン目Mからの
切断が容易となる。また、この態様は、ヘッダーシート
1が折り目Nを付けた厚手のシートである点も図1の実
施例と相違する。このように厚手のシートで多層袋体を
サンドイッチ的に挟んで折り曲げを固定すると包装体の
形状はさらに安定する。この多層式商品包装袋に商品
(ボールペン)を収納してから、下段袋体部Fを折り曲
げてヘッダー部先端縁Rの感圧接着剤で下段袋体部Fの
外側を固定すると、図3に類似した形態で吊り下げるこ
とができる。この包装体は、ヘッダー部先端縁Rを下段
袋体部Fの外側から剥がすと同時に、下段袋体部Fを剥
離してから上段袋体部Eの上縁7に先端縁Rを再接着さ
せて、下段袋体部Fのみをミシン目Mから切り離すと、
図6に示す状態で、上段袋体部Eのみが吊り下げられた
状態になる。このように単にミシン目Mをつけただけ
で、下段袋体部Fを分離して使用することができる。図
7の実施例は、上段袋体部の下縁6の下に、上段袋体と
寸法が同一の袋体裏フイルム4'を配置して、上段袋体
部との間に中間袋体部Hを設けたものである。これを使
用するときは、3段の袋体部を図8のように2度折り畳
んで外側の下段袋体部Fの外側にヘッダーシート1の先
端縁Rを固定する。この袋体部の折り曲げは、図8のよ
うに折り畳む外に、下段袋体部Fを上段袋体と中間袋体
の間の内部に巻き込むようにして多層にすることができ
る。図9の商品包装体は、本発明商品包装袋の各袋体の
開口縁を密封ヒートシールSによって密封した態様の多
層式商品包装体の伸展した状態の断面図である。この下
段の袋体部を図3と同じように上方に折り曲げて感圧接
着剤テープTで下段袋体部を固定して吊り下げることが
できる。この態様の場合は、各袋体部は密封しているの
で、商品がのり又はふりかけなどの食品であっても保存
中に湿気を吸収することはない。この図の下段開口縁の
ヒートシールの上にミシン目を設けて切断し易くするこ
とができる。この包装体の場合は、消費者が袋毎に商品
を取り出すことができる外、一袋毎切り離して販売し
て、残余の袋体をそのまま陳列することができる。この
ように袋単位で開封する場合は、中間袋体部を2以上設
けた多層式商品包装袋又は多層式商品包装体が便利であ
る。
面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の多層式
商品包装袋の上段袋体部E及び下段袋体部Fの2段の袋
体部がある態様の正面図であり、図2はその断面構造を
示す断面図である。厚手のプラスチック製シートからな
るヘッダーシート1に表面ヘッダーフイルム2が積層さ
れ、該表面ヘッダーフイルム2がヘッダー下縁5でヒー
トシールされて、該ヘッダー下縁5から下方に、所定の
袋体部の高さの約2倍の長さに袋体表フイルム3が延設
されている。この袋体表フイルム3の下縁8の位置が下
段袋体部Fの底部に相当する。図2に示すように、この
実施例商品包装袋では、袋体表フイルム3は、下縁8で
袋体の裏面側に折り返され、下段袋体部の袋体裏フイル
ム9に連続している。この袋体裏フイルム9は、ヘッダ
ーシート1の幅で、袋体表フイルム3と溶断によって袋
体側縁K、Lで溶着しており、その結果、袋体裏フイル
ム9の上縁10を開口部とする下段袋体部Fを形成して
いる。この下段袋体部Fの上縁10とヘッダーシート1
の下縁5との間に、袋体部の高さと同じ高さの上段袋体
裏フイルム4が重合され、上段袋体裏フイルム4の下縁
6において、表フイルム3とヒートシールされて上段袋
体部Eの底部を形成している。ヘッダーの横幅の位置で
の溶断によって袋体表フイルム3と溶着されて側縁K、
Lを形成し、その結果、上段袋体裏フイルム4の上縁7
が開口部となる上段袋体部Eが形成されている。ヘッダ
ーシート1の上縁から延設された表面ヘッダーフイルム
2のヘッダー部先端縁Rには、剥離紙に感圧接着剤層を
塗布した感圧接着剤テープTが貼着されている。該感圧
接着剤テープTは、その接着剤層によって、図3のよう
に下段袋体部Fの外側に接着して本発明の多層の包装状
態を固定する。この感圧接着剤テープTは、ヘッダー部
先端縁Rが当たる袋体表フイルム3の下縁8の近くに貼
着することもできる。図1及び図2の商品包装袋を使用
するときは、まず、下段及び上段の袋体部に品物(図3
ではボールペン)を収納して、この下段袋体部Fを折り
曲げて、感圧接着剤テープTの剥離紙を剥がして、ヘッ
ダー部先端縁Rを下段袋体部Fの外側に接着して多層状
態を固定してから、吊下穴Pにバーを通して、図3のよ
うに吊り下げて陳列することができる。図4及び図5の
態様は、図1の実施例において、上段袋体部Eに2本の
平行のヒートシールによって形成された上段袋体下縁6
と上段袋体下縁6'の間にミシン目Mを設けたものであ
る。下縁6'を設けることによって、ミシン目Mからの
切断が容易となる。また、この態様は、ヘッダーシート
1が折り目Nを付けた厚手のシートである点も図1の実
施例と相違する。このように厚手のシートで多層袋体を
サンドイッチ的に挟んで折り曲げを固定すると包装体の
形状はさらに安定する。この多層式商品包装袋に商品
(ボールペン)を収納してから、下段袋体部Fを折り曲
げてヘッダー部先端縁Rの感圧接着剤で下段袋体部Fの
外側を固定すると、図3に類似した形態で吊り下げるこ
とができる。この包装体は、ヘッダー部先端縁Rを下段
袋体部Fの外側から剥がすと同時に、下段袋体部Fを剥
離してから上段袋体部Eの上縁7に先端縁Rを再接着さ
せて、下段袋体部Fのみをミシン目Mから切り離すと、
図6に示す状態で、上段袋体部Eのみが吊り下げられた
状態になる。このように単にミシン目Mをつけただけ
で、下段袋体部Fを分離して使用することができる。図
7の実施例は、上段袋体部の下縁6の下に、上段袋体と
寸法が同一の袋体裏フイルム4'を配置して、上段袋体
部との間に中間袋体部Hを設けたものである。これを使
用するときは、3段の袋体部を図8のように2度折り畳
んで外側の下段袋体部Fの外側にヘッダーシート1の先
端縁Rを固定する。この袋体部の折り曲げは、図8のよ
うに折り畳む外に、下段袋体部Fを上段袋体と中間袋体
の間の内部に巻き込むようにして多層にすることができ
る。図9の商品包装体は、本発明商品包装袋の各袋体の
開口縁を密封ヒートシールSによって密封した態様の多
層式商品包装体の伸展した状態の断面図である。この下
段の袋体部を図3と同じように上方に折り曲げて感圧接
着剤テープTで下段袋体部を固定して吊り下げることが
できる。この態様の場合は、各袋体部は密封しているの
で、商品がのり又はふりかけなどの食品であっても保存
中に湿気を吸収することはない。この図の下段開口縁の
ヒートシールの上にミシン目を設けて切断し易くするこ
とができる。この包装体の場合は、消費者が袋毎に商品
を取り出すことができる外、一袋毎切り離して販売し
て、残余の袋体をそのまま陳列することができる。この
ように袋単位で開封する場合は、中間袋体部を2以上設
けた多層式商品包装袋又は多層式商品包装体が便利であ
る。
【0006】
【発明の効果】本発明多層式商品包装袋又は多層式商品
包装体によって、多数の商品を1個の包装体で体裁良く
陳列することができる。売り場面積の縮小の利点が大き
い。さらに、本発明は、袋体毎に商品を取り出せ、残余
の袋体は密封したまま保存又は陳列することができる利
点がある。
包装体によって、多数の商品を1個の包装体で体裁良く
陳列することができる。売り場面積の縮小の利点が大き
い。さらに、本発明は、袋体毎に商品を取り出せ、残余
の袋体は密封したまま保存又は陳列することができる利
点がある。
【図1】図1は本発明の一態様の商品包装袋の正面図で
ある。
ある。
【図2】図2は図1の断面図である。
【図3】図3は本発明商品包装体の正面図(a)及び断面
図(b)である。
図(b)である。
【図4】図4は本発明の他の態様の正面図である。
【図5】図5は図4の断面図である。
【図6】図6は図4の商品包装袋を用いた場合の包装体
の態様を示す断面図である。
の態様を示す断面図である。
【図7】図7は本発明商品包装袋の他の態様の断面図で
ある。
ある。
【図8】図8は本発明の多層式商品包装体の断面図であ
る。
る。
【図9】図9は本発明の他の態様の多層式商品包装体を
伸展した状態の断面図である。
伸展した状態の断面図である。
1 ヘッダーシート 2 表面ヘッダーフイルム 3 袋体表フイルム 4 上段袋体裏フイルム 4’中間袋体裏フイルム 5 下縁(ヘッダー下縁) 6 下縁(上段袋体下縁) 6’上段袋体下縁 7 上縁(上段袋体開口縁) 8 下縁(下段袋体下縁) 9 下段袋体裏フイルム 10 上縁(下段袋体開口縁) E 上段袋体部 F 下段袋体部 H 中間袋体部 K 袋体側縁 L 袋体側縁 M ミシン目 N ヘッダー折り目 R 先端縁(ヘッダー部先端縁) S 密封ヒートシール P 吊り下げ穴 T 感圧接着剤テープ(又は、感圧接着剤層)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−16349(JP,A) 実開 昭58−163449(JP,U) 実開 平2−119200(JP,U) 実開 昭58−61736(JP,U) 実公 昭48−6166(JP,Y1) 実願 平1−29028号(実開 平2− 119200号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 30/22 B65D 27/08 B65D 77/00
Claims (6)
- 【請求項1】プラスチックシートからなるヘッダーシー
ト1に積層された表面ヘッダーフイルム2がヘッダー下
縁5から下方に、所定の袋体部の高さの約2倍の長さに
袋体表フイルム3が延設され、これに、袋体部の高さと
同じ高さの上段袋体裏フイルム4がヘッダー下縁5と袋
体表フイルムの中間の位置の間に重合され、上段袋体裏
フイルム4の下縁6で、袋体表フイルム3と上段袋体裏
フイルム4はヒートシールされて上段袋体部Eの底部を
形成し、ヘッダーの横幅の位置での溶断によって袋体表
フイルム3と溶着されて側縁を形成し、上段袋体裏フイ
ルム4の上縁7が開口部となる上段袋体部Eが設けら
れ、さらに、下段袋体下縁8で、袋体フイルムを裏側に
折り曲げて、下段袋体裏フイルム9を形成して、該下段
袋体裏フイルム9の両側縁はヘッダーの横幅の位置での
溶断によって袋体表フイルム3と溶着されて側縁を形成
し、下段袋体裏フイルム9の上縁10が開口部となる下
段袋体部Fが設けられてなり、該下段袋体部F及び/又
はヘッダー部先端縁Rに感圧接着剤層及びこれに剥離紙
を貼着してなる下段袋体下縁8と上段袋体開口縁7との
間の固定機構を有することを特徴とする多層式商品包装
袋。 - 【請求項2】下段袋体下縁8が下段袋体裏フイルム9と
袋体表フイルム3とのヒートシールで形成されている請
求項1記載の多層式商品包装袋。 - 【請求項3】請求項1記載の多層式商品包装袋の上段袋
体部Eと同一の構造の中間袋体部Hを、上段袋体部Eと
下段袋体部Fの間に少なくとも1個設け、かつ、袋体表
フイルム3の長さを中間袋体部Hの長さに対応して長く
して、3重以上の多層構造にしたことを特徴とする多層
式商品包装袋。 - 【請求項4】上段袋体部E又は中間袋体部Hの下に該袋
体部の下縁に沿ってミシン目Mを設けたことを特徴とす
る請求項1〜3記載の多層式商品包装袋。 - 【請求項5】ヘッダー部先端縁Rを下段袋体部Fの外側
に折り曲げて重ねて、ヘッダー部先端縁Rの内側に設け
た感圧接着剤で該下段袋体部Fの外側を固定することを
特徴とする請求項1〜4記載の多層式商品包装袋。 - 【請求項6】請求項1〜5記載の多層式商品包装袋の袋
体部に商品を充填して、下段袋体部F及び中間袋体部H
を上段袋体部Eの上に折り重ねて多層構造と該多層構造
の上縁をヘッダー部で挟んで感圧接着剤によって固定し
たことを特徴とする多層式商品包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06722796A JP3268722B2 (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 多層式商品包装袋及び該袋を用いた包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06722796A JP3268722B2 (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 多層式商品包装袋及び該袋を用いた包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226778A JPH09226778A (ja) | 1997-09-02 |
JP3268722B2 true JP3268722B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=13338826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06722796A Expired - Fee Related JP3268722B2 (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 多層式商品包装袋及び該袋を用いた包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268722B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5409299B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2014-02-05 | 株式会社ヤマガタグラビヤ | 商品包装袋 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP06722796A patent/JP3268722B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09226778A (ja) | 1997-09-02 |
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---|---|---|
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