JPH09199307A - 有機質ptcサーミスタ - Google Patents
有機質ptcサーミスタInfo
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- JPH09199307A JPH09199307A JP908496A JP908496A JPH09199307A JP H09199307 A JPH09199307 A JP H09199307A JP 908496 A JP908496 A JP 908496A JP 908496 A JP908496 A JP 908496A JP H09199307 A JPH09199307 A JP H09199307A
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Abstract
トレスによる応力を緩和し、PTC素体の変形や電極の
しわ、亀裂防止等の機械的補強ができ、所定形状の打抜
きや切断が容易であり、かつ低コストで形成できる有機
質PTCサーミスタを得ることである。 【解決手段】有機ポリマーに導電性物質が分散された正
抵抗温度特性を示すPTC組成物と少なくとも一対の電
極を有する有機質PTCサーミスタにおいて、電極は、
金属メッシュと金属層との組合せからなる電極構造を備
えている。
Description
スタに関するもので、詳しくは自動車のドアロック用モ
ータ、電池などの過電流防止素子として使用することが
できる有機質PTCサーミスタに関するものである。
の有機ポリマーにカーボンブラックや金属粉等の導電性
微粉末を分散させてなる導電性組成物は正抵抗温度特性
を示すことが知られている。このようなPTC組成物
は、例えば米国特許第3,591,526号明細書や米
国特許第3,673,121号明細書に開示されてい
る。さらに、これらのものに電極を形成する方法として
は、PTC組成物の表面に直接金属めっきを施す方法
(特公平4−44401号公報)、金属からなるメッシ
ュ状電極をPTC組成物に埋設する方法(特公平2−1
6002号公報)、スパッタリングによる方法(特開昭
62−85401号公報)等が知られている。
ロック用モータ、電池などの過電流防止素子などに使用
されるPTCサーミスタとしては、室温比抵抗が1Ω・
cm以下、抵抗変化率(=log10(最大抵抗値/初期
抵抗値))が5以上であることが望ましい。その低抵抗
化のメリットとしては、形状の小型化が図れるばかりで
なく、通常時に大電流を使用することが可能になること
がある。ここで、導電性物質量を増やしていくと抵抗を
下げることができるが、抵抗変化率が小さくなり、異常
時の電流遮断がしにくくなるという欠点があった。
した実用可能な有機質サーミスタでは、室温比抵抗が2
Ω・cm程度と大きくこれ以上の低抵抗化が難しく、大
電流用途には不向きであった。また、金属粉を導電性物
質として使用した場合には室温比抵抗は低くできるが、
on−off試験等の実負荷の耐久性が悪いという問題
があり、実用に耐えるものではなかった。
らなるメッシュ状電極をPTC組成物に埋設する方法で
は、PTC組成物素体形状の大きさの割りには抵抗値が
下がらなかったり、抵抗値が不安定であるという問題が
あった。一方、図7に示すような同じく従来例におい
て、電極形成方法としてPTC組成物の表面に直接金属
めっきを施す方法やスパッタリングによる方法をとる
と、PTC組成物素体の熱膨張収縮によって電極膜にシ
ワや亀裂が入ったり、素体から剥離するなどして抵抗値
が増大するという問題があった。
Cサーミスタは、上述した課題を解決するためのもので
あって、その電極が金属メッシュと金属層との組合せか
らなる。
の表面にその一部が露出するように埋設することによっ
て形成される。
00〜600メッシュのものである。
織りメッシュ,つぶし加工を施した平織りメッシュ,メ
ッシュ線の交差部に段差のないメッシュから選択された
1種のものを用いている。
ける金属層は、化学めっき,電気めっき,真空気相めっ
き,または溶射から選択された少なくとも1種以上から
形成されている。また、この金属層は、埋設した金属メ
ッシュを含むPTC組成物の表面を研磨して、メッシュ
及び導電性物質の露出面積を増やした後に形成される。
タにおける有機ポリマーは、ポリエチレン,ポリプロピ
レン,ポリフッ化ビニリデン,ポリ塩化ビニル,ポリ酢
酸ビニル,アイオノマー樹脂,またはこれらの共重合体
の群から選択され、導電性物質は、カーボンブラック,
グラファイト,炭素繊維,導電性ウィスカー,金属粒
子,導電性セラミック粉の群から選択されたものであ
る。
炭化タングステンからなる。
ーミスタは、電極が金属メッシュと金属層との組合せか
らなる電極構造を有することによって、PTC素体の大
きさに見合った抵抗値が得られるとともに、抵抗値の安
定化が図れる。
面にその一部が露出するように埋設されることによっ
て、PTC素体の初期抵抗値が下がるとともに熱ストレ
スによる応力を緩和し、素体や電極の変形、亀裂防止等
の機械的補強が可能となる。
シュとすることによって、所定形状の打抜きや切断が容
易であり、かつ低コストで形成できる。
つぶし加工を施した平織りメッシュ,メッシュ線の交差
部に段差のないメッシュから選択された1種を用いるこ
とによって、金属メッシュの厚みを薄くできるととも
に、PTC素体表面の金属メッシュ露出面積が増え、よ
り薄形な素子が得られ、かつ、研磨作業が容易になるた
め、製造工程が簡略化される。
ける金属層を化学めっき,電気めっき,真空気相めっ
き,または溶射から選択された少なくとも1種以上とす
ることによって、PTC素体の初期抵抗値が下がる。
PTC組成物の研磨した表面に形成されることによっ
て、抵抗値の安定化が図れるととものに、より抵抗値の
低いものができる。
タにおける有機ポリマーについては、例えばポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリフッ化ビニリデン,ポリ塩化
ビニル,ポリ酢酸ビニル,アイオノマー樹脂,またはこ
れらの共重合体の群から選び、導電性物質については、
カーボンブラック,グラファイト,炭素繊維,導電性ウ
ィスカー,金属粒子,導電性セラミック粉の群から選ぶ
ことによって、抵抗値、抵抗変化率、破壊電圧、抵抗−
温度特性(R−T特性)の繰り返し安定性、信頼性の面
で優れたものができる。
グステンとすることによって、低抵抗で抵抗−温度特性
(R−T特性)の繰り返し安定性に優れたPTC素子が
得られるとともに、PTC素子の小型化が可能となる。
おけるシート状に形成された有機質PTCサーミスタ素
体に金属メッシュを埋込んだ状態を示す斜視図、同図
(b)は、そのA−A’断面図である。図2〜図5は、
本発明の実施例による抵抗−温度特性(R−T特性)を
示す図である。
リマーと導電性物質を適宜の割合で混練して製造する。
有機ポリマーとしては、例えば、ポリエチレン,ポリプ
ロピレン,ポリフッ化ビニリデン,ポリ塩化ビニル,ポ
リ酢酸ビニル,アイオノマー樹脂,またはこれらの共重
合体等があげられる。また、導電性物質としては、ファ
ーネスブラック,アセチレンブラック等のカーボンブラ
ック,グラファイト,炭素繊維,導電性ウィスカー,炭
化タングステン等の導電性セラミック粉やNi,Cu,
Ag,Fe,Cr等の金属粒子,またはこれらの中から
何種類かを混和させたものがあげられる。
の混練機によって、適宜の割合で調整された有機ポリマ
ーと導電性物質とを、例えば120〜250℃で15〜
60分程度混練する。このとき、混練助剤として抗酸化
剤や界面活性剤等を添加してもよい。また、電子線架
橋、その効果を高めるために架橋助剤を添加して行う電
子線架橋(米国特許3,269,862号明細書)、化
学架橋、シラン化合物を遊離基発生剤の存在下で有機ポ
リマーにグラフト化させた後にシラノール縮合触媒の存
在下で水あるいは水性触媒と接触させる水架橋(特公平
4−11575号公報)等の方法により正抵抗温度特性
の発現後のポリマーの流動性を抑制し抵抗値の安定化が
図られることもある。この後、加熱ロール、熱プレス等
によって、シート状あるいはフィルム状に成形する。
金属メッシュを例えば加熱圧着によって埋込む。
良いが、網目が極端に細かい場合は、メッシュ製造のコ
ストが高くなり現実的でない。また、網目が粗い場合
は、通常使用されている金属線の線径が太くなり、電極
形成後の成形体を所定形状に打抜き、切断等をするとき
の作業性が悪くなるばかりか、端部において金属線にバ
リが発生する。このことから200〜600メッシュで
あることが望ましい。ここで網目の大きさを表す単位メ
ッシュとは、単位面積(1インチ平方)の一辺(1イン
チ)中にできる網目の数で表される。
ては、ステンレス綱,Cu,Fe,Ni,真鍮等の金属
を使用し、平織り,あや織り,変則織り,あるいはつぶ
し加工を施したもの,またはこれらにめっき被覆したも
のを使用するが、線の段差の小さいものほど良い。更
に、エッチング、打抜き等により形成された線の交差部
に段差のないものなどを使用することもできる。
に埋設するのではなく、図1(b)のように成形体表面
に均一に露出させておく。埋設後に表面をサンドブラス
ト、サンドペーパー等の機械研磨あるいは酸による化学
研磨等により粗面化してメッシュを露出させる。
めっき(蒸着,スパッタリング),または溶射等により
金属層を形成する。めっきに使用する金属材料は、N
i,Cu,Ag,Sn,Cr等であり、特に限定しな
い。
に加工する。さらに必要に応じて金属リード線をはんだ
付けした後絶縁樹脂でモールドしたり、導電性接着剤あ
るいははんだ付けにより、外部金属端子を接着すること
もある。
(以下、PVDFとする)[米国エルフ・アトケム・ノ
ース・アメリカ社製カイナー711]を使用し、ポリマ
ー重量に対してシランカップリング剤[信越化学工業
(株)社製KBC1003]を10重量部、有機過酸化
物2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シン)ヘキシン−3を1重量部の割合で加え、200℃
に加熱しながら2軸押出し機でグラフト化樹脂を作製し
た。
(以下WCとする)[日本新金属(株)社製WC−F]
を30体積%混合し、200℃に加熱しながら回転数2
5rpmにて1時間混練してPTC組成物を得た。
gf/cm2にて熱プレスして、厚さ(t)が1mm程
度のシート成形物を得た。
物の両主面に200メッシュの平織りステンレス製メッ
シュを200℃−30kgf/cm2の条件にて埋込
み、室温にて徐冷した後、無電解にてNiめっきを膜厚
1〜2μm施し、サンプルを得た。
をサンドペーパーで研磨して露出面積を拡げた以外は、
実施例1と同じ条件でサンプルを得た。
0℃にてCuを真空蒸着にて膜厚1〜2μm施した以外
は、実施例1と同じ条件でサンプルを得た。
面をサンドペーパーで研磨して露出面積を拡げた以外
は、実施例3と同じ条件でサンプルを得た。
ンレス製メッシュに代えて400メッシュの平織りステ
ンレス製メッシュを用いた以外は、実施例3と同じ条件
でサンプルを得た。
ンレス製メッシュに代えて400メッシュの線の交差部
に段差のないステンレス製メッシュを用いた以外は、実
施例3と同じ条件でサンプルを得た。
みで電極を形成し、サンプルを得た。(めっきの条件は
実施例1と同じ条件である。)(比較例2)めっきを施
さない以外は、実施例1と同じ条件でサンプルを得た。
のみで電極を形成し、サンプルを得た。(真空蒸着の条
件は実施例3と同じ条件である。)以上のようにして得
た各シート状サンプルを10φの大きさに打抜いてPT
C素子を作製した。各素子の初期抵抗値を4端子法にて
測定した。
[ソニーケミカル社製T4000]によってピーリング
試験を行った。ここでピーリング試験とは、粘着テープ
を素子の電極部全体に密着させ、瞬間的に粘着テープを
引き剥がしたときに粘着テープに電極が付着しているか
否かで電極の密着強度をみる方法による試験である。
200℃までの抵抗−温度特性(R−T特性)を測定し
た。
た。
3)の場合には、電極とPTC素体との密着が弱く、初
期抵抗値も高かった。また、メッシュのみ(比較例2)
の場合には、素体の機械的強度はアップするものの、図
5に示すとおり初期抵抗値が高く不安定であった。
う前にメッシュを埋設するやり方によれば、初期抵抗値
が下がるとともに熱ストレスによる応力を緩和し、PT
C素体や電極の変形、亀裂防止等の機械的補強効果があ
ることが判明した。(実施例1、3、5) メッシュの線の交差部に段差のないもの(実施例6)を
用いたり、平織りメッシュを埋設後、PTC素体ごと表
面を研磨し、メッシュ及びPTC組成物中の導電粒子の
表面露出面積を増す(実施例2、4)ことによって、よ
りいっそうその効果が得られる。図2〜図4に示すとお
り初期抵抗値が低くできた。
は、平織りメッシュの構造上、PTC素体1にメッシュ
2を熱圧着させただけでは、メッシュ線の交差部2aが
点在して露出するだけであり、めっきや真空蒸着の金属
層3との接触面積が少なく、結果として初期抵抗値が上
がってしまう。これに対して、図1(b)に示すような
本発明の実施例では、メッシュ2を埋設した後、表面を
研磨することによって、メッシュの交差部2aの表面露
出部分が線状に拡がり、めっきや真空蒸着の金属層3と
の接触面積が多くなり、結果として初期抵抗値が下がる
ものと考えられる。
蒸着の金属層3のみ(比較例1、3)の場合では、PT
C素体1と金属層3との線膨張係数の違いから熱膨張収
縮の応力によって、PTC素体1や金属層3の変形、し
わ、亀裂等が発生することがある。一方、各実施例のよ
うにメッシュ2を埋設することによって、メッシュ2の
開口部における応力を緩和するとともに金属層3の土台
のような役割を果たす(アンカー効果)と考えられ、金
属層3単独での問題が改善されることが解った。
電池の充電回路の短絡、自動車のドアロック用モーター
に代表される小型モーターのロック、電話通信回路や情
報機器の短絡による過電流防止のために有用な有機質P
TCサーミスタを得ることができる。
体の大きさに見合った抵抗値が得られるとともに、抵抗
値が安定化する。
値が下がるとともに熱ストレスによる応力を緩和し、P
TC素体の変形や電極のしわ、亀裂防止等の機械的補強
ができる。
の打抜きや切断が容易であり、かつ低コストで形成でき
る。
なPTC素子が得られるとともに、研磨作業が容易にな
り、製造工程が簡略化される。
値が下がる。
ともに、より抵抗値の低いものができる。
抵抗変化率、破壊電圧、抵抗−温度特性(R−T特性)
の繰り返し安定性、信頼性の面で優れたものができる。
更に、低抵抗で抵抗−温度特性(R−T特性)の繰り返
し安定性に優れたPTC素子が得られるとともに、PT
C素子の小型化が可能となる。
た有機質PTCサーミスタ素体に金属メッシュを埋込ん
だ状態を示す図
(R−T特性)を示す図
(R−T特性)を示す図
(R−T特性)を示す図
(R−T特性)を示す図
(R−T特性)測定の際の熱ストレスの様子を示す説明
図
Claims (8)
- 【請求項1】有機ポリマーに導電性物質が分散された正
抵抗温度特性を示すPTC組成物と少なくとも一対の電
極を有する有機質PTCサーミスタであって、 前記電極は、金属メッシュと金属層との組合せからなる
電極構造を有することを特徴とする有機質PTCサーミ
スタ。 - 【請求項2】前記金属メッシュは、PTC組成物の表面
にその一部が露出するように埋設されていることを特徴
とする請求項1に記載の有機質PTCサーミスタ。 - 【請求項3】前記金属メッシュは、200〜600メッ
シュであることを特徴とする請求項1または2に記載の
有機質PTCサーミスタ。 - 【請求項4】前記金属メッシュは、平織りメッシュ,つ
ぶし加工を施した平織りメッシュ,メッシュ線の交差部
に段差のないメッシュから選択された1種のものを用い
られていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載の有機質PTCサーミスタ。 - 【請求項5】前記金属層は、化学めっき,電気めっき,
真空気相めっき,または溶射から選択された少なくとも
1種以上から形成されていることを特徴とする請求項1
〜4のいずれか1項に記載の有機質PTCサーミスタ。 - 【請求項6】前記金属層は、前記金属メッシュを含むP
TC組成物の研磨された表面に形成されていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の有機質P
TCサーミスタ。 - 【請求項7】前記有機ポリマーは、ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリフッ化ビニリデン,ポリ塩化ビニル,
ポリ酢酸ビニル,アイオノマー樹脂,またはこれらの共
重合体の群から選択され、前記導電性物質は、カーボン
ブラック,グラファイト,炭素繊維,導電性ウィスカ
ー,金属粒子,導電性セラミック粉の群から選択されて
いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
載の有機質PTCサーミスタ。 - 【請求項8】前記導電性セラミック粉は、炭化タングス
テンからなることを特徴とする請求項7に記載の有機質
PTCサーミスタ。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP908496A JP2936057B2 (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 有機質ptcサーミスタ |
US08/682,301 US5793276A (en) | 1995-07-25 | 1996-07-17 | Organic PTC thermistor |
EP96111794A EP0758131B1 (en) | 1995-07-25 | 1996-07-22 | Organic PTC thermistor |
DE69633547T DE69633547T2 (de) | 1995-07-25 | 1996-07-22 | Organischer PTC-Thermistor |
NO19963059A NO318126B1 (no) | 1995-07-25 | 1996-07-23 | Organisk termistor med positiv temperaturkoeffisient og forebyggende anordning mot overoppvarming med sadant PTK-termistorelement |
MYPI96003041A MY115034A (en) | 1995-07-25 | 1996-07-24 | Organic ptc thermistor |
TW085109112A TW312794B (ja) | 1995-07-25 | 1996-07-24 | |
KR1019960030230A KR100295013B1 (ko) | 1995-07-25 | 1996-07-25 | 유기질ptc더어미스터및이것을이용한형광램프과열방지장치 |
CN96112244A CN1090797C (zh) | 1995-07-25 | 1996-07-25 | 有机正温度系数热敏电阻器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
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JPH09199307A true JPH09199307A (ja) | 1997-07-31 |
JP2936057B2 JP2936057B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=11710760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP908496A Expired - Lifetime JP2936057B2 (ja) | 1995-07-25 | 1996-01-23 | 有機質ptcサーミスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2936057B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100381918B1 (ko) * | 2001-02-20 | 2003-04-26 | 엘지전선 주식회사 | 과전류 차단용 피티씨 폴리머 퓨즈 제조 방법 |
KR101015843B1 (ko) * | 2009-10-29 | 2011-02-23 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 유기 발광 조명 장치 |
US9295944B2 (en) | 2011-12-27 | 2016-03-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically heated catalyst device and its manufacturing method |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP908496A patent/JP2936057B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR101015843B1 (ko) * | 2009-10-29 | 2011-02-23 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 유기 발광 조명 장치 |
US8841654B2 (en) | 2009-10-29 | 2014-09-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Organic light-emitting diode lighting apparatus |
US9331303B2 (en) | 2009-10-29 | 2016-05-03 | Samsung Display Co., Ltd. | Organic light-emitting diode lighting apparatus |
US9295944B2 (en) | 2011-12-27 | 2016-03-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically heated catalyst device and its manufacturing method |
Also Published As
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---|---|
JP2936057B2 (ja) | 1999-08-23 |
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