JPH09198955A - 押釦スイッチ - Google Patents
押釦スイッチInfo
- Publication number
- JPH09198955A JPH09198955A JP417096A JP417096A JPH09198955A JP H09198955 A JPH09198955 A JP H09198955A JP 417096 A JP417096 A JP 417096A JP 417096 A JP417096 A JP 417096A JP H09198955 A JPH09198955 A JP H09198955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- movable contact
- contact
- metal plate
- button switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/26—Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members
- H01H13/48—Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members using buckling of disc springs
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/04—Cases; Covers
- H01H13/06—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof or flameproof casings
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来品は単品の可動接点を覆う可撓性フィル
ムをハウジングに取り付けており、コストダウンや薄型
化が阻害されていたので、これを解消し、部品点数や組
立工数が削減できる押釦スイッチを提供する。 【解決手段】 ハウジング3に、その凹所3aの側方に
隣接して内底面に導電部2aを露出させた切欠溝を設
け、内底面に固定接点6が露出する前記凹所3aを円椀
状の可動接点4にて蓋閉するとともに、この可動接点4
の周縁部をハウジング3のかしめ壁3cにてかしめ固定
し、かつ、可動接点4の側方に延びて前記切欠溝内に位
置する延設部2bを導電部2aに圧接させる構成とし
た。また、ハウジング3の成形時に一体化されて前記導
電部2aを有する金属板2に、前記延設部2bや可動接
点4を一括形成する構成とした。
ムをハウジングに取り付けており、コストダウンや薄型
化が阻害されていたので、これを解消し、部品点数や組
立工数が削減できる押釦スイッチを提供する。 【解決手段】 ハウジング3に、その凹所3aの側方に
隣接して内底面に導電部2aを露出させた切欠溝を設
け、内底面に固定接点6が露出する前記凹所3aを円椀
状の可動接点4にて蓋閉するとともに、この可動接点4
の周縁部をハウジング3のかしめ壁3cにてかしめ固定
し、かつ、可動接点4の側方に延びて前記切欠溝内に位
置する延設部2bを導電部2aに圧接させる構成とし
た。また、ハウジング3の成形時に一体化されて前記導
電部2aを有する金属板2に、前記延設部2bや可動接
点4を一括形成する構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手指等で押圧操作
される円椀状の可動接点(メタルコンタクト)がハウジ
ング内の固定接点と接離可能に対向しているタクトスイ
ッチ等の押釦スイッチに関する。
される円椀状の可動接点(メタルコンタクト)がハウジ
ング内の固定接点と接離可能に対向しているタクトスイ
ッチ等の押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の押釦スイッチとしては、従来、
図3に示す如き構成のものが広く用いられている。すな
わち、かかる従来の押釦スイッチは、第1の金属板1お
よび第2の金属板2をインサートして成形された有底箱
形のハウジング3と、このハウジング3の凹所3aを蓋
閉する位置に収納された円椀状の可動接点4と、この可
動接点4の上方への移動を規制しつつ接点部への塵埃の
侵入を防止している可撓性フィルム5とによって主に構
成されており、第1の金属板1の一部をハウジング3の
凹所3aの内底面に露出させて固定接点6となし、か
つ、第2の金属板2の一部をハウジング3内の可動接点
4が搭載される面に露出させている。また、第1および
第2の金属板1,2の端部はそれぞれ、ハウジング3の
外壁面に露出する外部接続用の端子(図示せず)となっ
ている。
図3に示す如き構成のものが広く用いられている。すな
わち、かかる従来の押釦スイッチは、第1の金属板1お
よび第2の金属板2をインサートして成形された有底箱
形のハウジング3と、このハウジング3の凹所3aを蓋
閉する位置に収納された円椀状の可動接点4と、この可
動接点4の上方への移動を規制しつつ接点部への塵埃の
侵入を防止している可撓性フィルム5とによって主に構
成されており、第1の金属板1の一部をハウジング3の
凹所3aの内底面に露出させて固定接点6となし、か
つ、第2の金属板2の一部をハウジング3内の可動接点
4が搭載される面に露出させている。また、第1および
第2の金属板1,2の端部はそれぞれ、ハウジング3の
外壁面に露出する外部接続用の端子(図示せず)となっ
ている。
【0003】このように構成される押釦スイッチは、回
路基板上に実装されて、図示せぬ操作体の下方に配置さ
れ、この操作体を介して可動接点4を上方から手指等で
押し込むと、可撓性フィルム5と共に下方へ所定ストロ
ーク撓んだ可動接点4が反転して固定接点6に当接し、
これによりスイッチ回路がオフからオン状態へと切り替
わるようになっている。また、かかるオン状態で手指等
の押圧操作力を除去すると、可動接点4が自らの弾性で
元の形状に復帰するので、可撓性フィルム5が押し上げ
られるとともに、該可動接点4が固定接点6から離間し
てスイッチ回路はオフ状態へ戻るようになっている。
路基板上に実装されて、図示せぬ操作体の下方に配置さ
れ、この操作体を介して可動接点4を上方から手指等で
押し込むと、可撓性フィルム5と共に下方へ所定ストロ
ーク撓んだ可動接点4が反転して固定接点6に当接し、
これによりスイッチ回路がオフからオン状態へと切り替
わるようになっている。また、かかるオン状態で手指等
の押圧操作力を除去すると、可動接点4が自らの弾性で
元の形状に復帰するので、可撓性フィルム5が押し上げ
られるとともに、該可動接点4が固定接点6から離間し
てスイッチ回路はオフ状態へ戻るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の押釦スイッチを組み立てる際には、第1および第2
の金属板1,2を一体化したハウジング3の所定位置
に、円椀状の可動接点4を組み込んだ後、可撓性フィル
ム5をハウジング3に取り付けるという工程が必要であ
るが、この種の押釦スイッチは極めて小型で各部品も小
さいので、コストダウンを図るためには部品点数や組立
工数の削減が不可欠である。
来の押釦スイッチを組み立てる際には、第1および第2
の金属板1,2を一体化したハウジング3の所定位置
に、円椀状の可動接点4を組み込んだ後、可撓性フィル
ム5をハウジング3に取り付けるという工程が必要であ
るが、この種の押釦スイッチは極めて小型で各部品も小
さいので、コストダウンを図るためには部品点数や組立
工数の削減が不可欠である。
【0005】また、上述した従来の押釦スイッチにおい
ては、薄型化を図るためにハウジング3の高さ寸法を極
力抑えたものが普及しているが、底板部分にインサート
成形で金属板1,2を埋設できるだけの厚さを確保し、
かつ底板部分の上方に円椀状の可動接点4を収納できる
だけの空間を確保したうえで、可能な限りハウジング3
の高さ寸法を圧縮させると、該押釦スイッチはそれ以上
の薄型化を図ることはできなかった。
ては、薄型化を図るためにハウジング3の高さ寸法を極
力抑えたものが普及しているが、底板部分にインサート
成形で金属板1,2を埋設できるだけの厚さを確保し、
かつ底板部分の上方に円椀状の可動接点4を収納できる
だけの空間を確保したうえで、可能な限りハウジング3
の高さ寸法を圧縮させると、該押釦スイッチはそれ以上
の薄型化を図ることはできなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の押釦スイッチ
は、可動接点の周縁部をハウジングにてかしめ固定し、
この可動接点の延設部をハウジングの切欠溝内に露出す
る導電部に圧接させることとする。これにより、従来品
に用いられている可撓性フィルムを省略でき、もって部
品点数や組立工数が削減できるとともに薄型化が促進で
きるようになる。
は、可動接点の周縁部をハウジングにてかしめ固定し、
この可動接点の延設部をハウジングの切欠溝内に露出す
る導電部に圧接させることとする。これにより、従来品
に用いられている可撓性フィルムを省略でき、もって部
品点数や組立工数が削減できるとともに薄型化が促進で
きるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の押釦スイッチでは、内底
面に固定接点を露出させた凹所と該凹所の側方に隣接し
て内底面に導電部を露出させた切欠溝とを設けたハウジ
ングの前記凹所を、円椀状の可動接点にて蓋閉し、この
可動接点の周縁部を前記ハウジングにてかしめ固定する
とともに、前記可動接点の側方に延びて前記切欠溝内に
位置する延設部を前記導電部に圧接させる構成となって
いる。このような構成を採用すると、比較的ラフなかし
めを行って可動接点をハウジングに位置決め固定するだ
けで、該可動接点を前記導電部に導通させた状態で保持
することができるので、可撓性フィルムで可動接点を覆
う必要がなくなる。
面に固定接点を露出させた凹所と該凹所の側方に隣接し
て内底面に導電部を露出させた切欠溝とを設けたハウジ
ングの前記凹所を、円椀状の可動接点にて蓋閉し、この
可動接点の周縁部を前記ハウジングにてかしめ固定する
とともに、前記可動接点の側方に延びて前記切欠溝内に
位置する延設部を前記導電部に圧接させる構成となって
いる。このような構成を採用すると、比較的ラフなかし
めを行って可動接点をハウジングに位置決め固定するだ
けで、該可動接点を前記導電部に導通させた状態で保持
することができるので、可撓性フィルムで可動接点を覆
う必要がなくなる。
【0008】また、上述した構成に加えて、前記導電部
と前記延設部のうち少なくともいずれか一方に突起を設
けておけば、両者の接触の信頼性を簡単に高めることが
できる。
と前記延設部のうち少なくともいずれか一方に突起を設
けておけば、両者の接触の信頼性を簡単に高めることが
できる。
【0009】また、上述した構成に加えて、前記ハウジ
ングの成形時に一体化されて前記導電部を有する金属板
の一部を、このハウジングの外方へ突出させて折り返し
てから該折り返し部を切断除去することにより、該金属
板にて前記延設部および前記可動接点を形成しておけ
ば、予めハウジングと可動接点とが一体化されることに
なるので、部品点数をさらに削減することができる。
ングの成形時に一体化されて前記導電部を有する金属板
の一部を、このハウジングの外方へ突出させて折り返し
てから該折り返し部を切断除去することにより、該金属
板にて前記延設部および前記可動接点を形成しておけ
ば、予めハウジングと可動接点とが一体化されることに
なるので、部品点数をさらに削減することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による押釦スイッチの一実施例
を図1および図2に基づいて説明する。ここで、図1は
本実施例の組立後の断面図、図2は同実施例の組立手順
を示す説明図であり、従来例の説明に用いた図3と対応
する部分には同一符号が付してある。
を図1および図2に基づいて説明する。ここで、図1は
本実施例の組立後の断面図、図2は同実施例の組立手順
を示す説明図であり、従来例の説明に用いた図3と対応
する部分には同一符号が付してある。
【0011】図1および図2(c)に示す押釦スイッチ
は、固定接点6を有する第1の金属板1と、導電部2a
や延設部2bの先に円椀状の可動接点4を有する第2の
金属板2とを、金型内にインサートして有底箱形のハウ
ジング3を成形した後、後述する折り返し工程とかしめ
工程と切断工程とを経て製造されたものであり、このハ
ウジング3には、固定接点6を内底面に露出させる凹所
3aや、該凹所3aの側方に隣接して内底面に導電部2
aを露出させる切欠溝3bや、凹所3aの周囲に環状に
形成されたかしめ壁3c等が設けられている。また、第
2の金属板2のうち、可動接点4はその周縁部がハウジ
ング3のかしめ壁3cにてかしめ固定されており、この
可動接点4の側方に延びる延設部2bはハウジング3の
切欠溝3b内で導電部2aに圧接させてある。ただし、
延設部2bは導電部2aに面接触しているわけではな
く、この延設部2bに予め形成した突起2cが局部的に
導電部2aと接触している。
は、固定接点6を有する第1の金属板1と、導電部2a
や延設部2bの先に円椀状の可動接点4を有する第2の
金属板2とを、金型内にインサートして有底箱形のハウ
ジング3を成形した後、後述する折り返し工程とかしめ
工程と切断工程とを経て製造されたものであり、このハ
ウジング3には、固定接点6を内底面に露出させる凹所
3aや、該凹所3aの側方に隣接して内底面に導電部2
aを露出させる切欠溝3bや、凹所3aの周囲に環状に
形成されたかしめ壁3c等が設けられている。また、第
2の金属板2のうち、可動接点4はその周縁部がハウジ
ング3のかしめ壁3cにてかしめ固定されており、この
可動接点4の側方に延びる延設部2bはハウジング3の
切欠溝3b内で導電部2aに圧接させてある。ただし、
延設部2bは導電部2aに面接触しているわけではな
く、この延設部2bに予め形成した突起2cが局部的に
導電部2aと接触している。
【0012】すなわち、この押釦スイッチのハウジング
3は、第2の金属板2のうち少なくとも延設部2bと可
動接点4を外方へ突出させた状態で成形されており、か
かるインサート成形後に、まず図2(a),(b)に示
すように導電部2aと延設部2bとを連結している折り
返し部2dを折り返して、ハウジング3の凹所3aを蓋
閉する位置に可動接点4を収納する折り返し作業を行
い、次いで、図示せぬかしめポンチでハウジング3のか
しめ壁3cを内周側へ座屈させて、該可動接点4の周縁
部をほぼ全周にわたってかしめ固定するかしめ作業を行
い、しかる後、第2の金属板2のうちハウジング3の側
方へ突出している折り返し部2dを除去する切断作業を
行うことにより、組立作業が完了する。
3は、第2の金属板2のうち少なくとも延設部2bと可
動接点4を外方へ突出させた状態で成形されており、か
かるインサート成形後に、まず図2(a),(b)に示
すように導電部2aと延設部2bとを連結している折り
返し部2dを折り返して、ハウジング3の凹所3aを蓋
閉する位置に可動接点4を収納する折り返し作業を行
い、次いで、図示せぬかしめポンチでハウジング3のか
しめ壁3cを内周側へ座屈させて、該可動接点4の周縁
部をほぼ全周にわたってかしめ固定するかしめ作業を行
い、しかる後、第2の金属板2のうちハウジング3の側
方へ突出している折り返し部2dを除去する切断作業を
行うことにより、組立作業が完了する。
【0013】なお、このハウジング3に一体化される第
1および第2の金属板1,2は、共通のフープ材をイン
サート成形後に切り離したものであり、こうして電気的
に独立させた各金属板1,2の端部はそれぞれ、ハウジ
ング3の外壁面に露出する外部接続用の端子7,8とな
っている。
1および第2の金属板1,2は、共通のフープ材をイン
サート成形後に切り離したものであり、こうして電気的
に独立させた各金属板1,2の端部はそれぞれ、ハウジ
ング3の外壁面に露出する外部接続用の端子7,8とな
っている。
【0014】このように構成される押釦スイッチは、回
路基板上に実装されて、図示せぬ操作体の下方に配置さ
れ、この操作体を介して可動接点4を上方から手指等で
押し込むと、下方へ所定ストローク撓んだ可動接点4が
反転して固定接点6に当接し、これによりスイッチ回路
がオフからオン状態へと切り替わるようになっている。
また、かかるオン状態で手指等の押圧操作力を除去する
と、可動接点4が自らの弾性で元の形状に復帰するの
で、該可動接点4が固定接点6から離間してスイッチ回
路はオフ状態へ戻るようになっている。
路基板上に実装されて、図示せぬ操作体の下方に配置さ
れ、この操作体を介して可動接点4を上方から手指等で
押し込むと、下方へ所定ストローク撓んだ可動接点4が
反転して固定接点6に当接し、これによりスイッチ回路
がオフからオン状態へと切り替わるようになっている。
また、かかるオン状態で手指等の押圧操作力を除去する
と、可動接点4が自らの弾性で元の形状に復帰するの
で、該可動接点4が固定接点6から離間してスイッチ回
路はオフ状態へ戻るようになっている。
【0015】このように本実施例では、ハウジング3の
凹所3aを蓋閉する可動接点4の周縁部を該ハウジング
3にてかしめ固定し、この可動接点4の側方に延びる延
設部2bをハウジング3の切欠溝3b内に露出する導電
部2aに圧接させて押釦スイッチを構成しているので、
比較的ラフなかしめを行って可動接点4をハウジング3
に位置決め固定するだけで、該可動接点4を導電部2a
に導通させた状態で保持することができ、それゆえ従来
品のように可撓性フィルムで可動接点を覆う必要がなく
なっている。しかも、この押釦スイッチは、延設部2b
に予め形成した突起2cを導電部2aに圧接させる構成
になっているので、可動接点4の周縁部をかしめつけれ
ば延設部2bは確実に導電部2aと接触することにな
り、よって両者が導通不良を起こす虞がない。
凹所3aを蓋閉する可動接点4の周縁部を該ハウジング
3にてかしめ固定し、この可動接点4の側方に延びる延
設部2bをハウジング3の切欠溝3b内に露出する導電
部2aに圧接させて押釦スイッチを構成しているので、
比較的ラフなかしめを行って可動接点4をハウジング3
に位置決め固定するだけで、該可動接点4を導電部2a
に導通させた状態で保持することができ、それゆえ従来
品のように可撓性フィルムで可動接点を覆う必要がなく
なっている。しかも、この押釦スイッチは、延設部2b
に予め形成した突起2cを導電部2aに圧接させる構成
になっているので、可動接点4の周縁部をかしめつけれ
ば延設部2bは確実に導電部2aと接触することにな
り、よって両者が導通不良を起こす虞がない。
【0016】また、本実施例では、インサート成形によ
りハウジング3に一体化される第2の金属板2が、導電
部2aを有するだけでなく、成形時にハウジング3の外
方へ突出する延設部2bや可動接点4を有しており、こ
の突出部分を折り返して該可動接点4が固定接点6と接
離可能に対向するように構成してあるので、従来品のよ
うに単品の可動接点を組み込む必要もない。その結果、
この押釦スイッチは、従来品に比べて部品点数および組
立工数が大幅に削減されており、しかも、可撓性フィル
ムの厚さ相当分だけ全体の高さ寸法が小さくなっている
ことから、薄型化も促進されている。
りハウジング3に一体化される第2の金属板2が、導電
部2aを有するだけでなく、成形時にハウジング3の外
方へ突出する延設部2bや可動接点4を有しており、こ
の突出部分を折り返して該可動接点4が固定接点6と接
離可能に対向するように構成してあるので、従来品のよ
うに単品の可動接点を組み込む必要もない。その結果、
この押釦スイッチは、従来品に比べて部品点数および組
立工数が大幅に削減されており、しかも、可撓性フィル
ムの厚さ相当分だけ全体の高さ寸法が小さくなっている
ことから、薄型化も促進されている。
【0017】なお、上述した実施例では、導電部2aと
の接触の信頼性を高めるために延設部2bに突起2cを
設けてているが、同様の突起を導電部2aに設けても、
ほぼ同様の効果が得られる。
の接触の信頼性を高めるために延設部2bに突起2cを
設けてているが、同様の突起を導電部2aに設けても、
ほぼ同様の効果が得られる。
【0018】また、上述した実施例では、導電部2aを
有する第2の金属板2で延設部2bや可動接点4も一括
形成する場合について例示しているが、該金属板2とは
別体の金属板にて形成した延設部付きの可動接点をハウ
ジング3に組み込んだ後、該可動接点をかしめ固定して
もよい。この場合、先の実施例に比べて部品点数は増え
るが、折り返し工程や切断工程は省略できる。
有する第2の金属板2で延設部2bや可動接点4も一括
形成する場合について例示しているが、該金属板2とは
別体の金属板にて形成した延設部付きの可動接点をハウ
ジング3に組み込んだ後、該可動接点をかしめ固定して
もよい。この場合、先の実施例に比べて部品点数は増え
るが、折り返し工程や切断工程は省略できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による押釦
スイッチは、可動接点の周縁部をハウジングにてかしめ
固定し、この可動接点の延設部をハウジングの切欠溝内
に露出する導電部に圧接させるというものなので、従来
品に用いられている可撓性フィルムを省略することがで
きて、部品点数や組立工数が削減できるとともに薄型化
が促進できるという優れた効果を奏する。また、前記導
電部と前記延設部のうち少なくともいずれか一方に突起
を設けておけば、両者の接触の信頼性を簡単に高めるこ
とができる。また、ハウジングの成形時に一体化されて
前記導電部を有する金属板に前記延設部や可動接点を一
括形成しておけば、予めハウジングと可動接点とが一体
化されることになって、単品の可動接点が省略できるの
で、部品点数をさらに削減することができる。
スイッチは、可動接点の周縁部をハウジングにてかしめ
固定し、この可動接点の延設部をハウジングの切欠溝内
に露出する導電部に圧接させるというものなので、従来
品に用いられている可撓性フィルムを省略することがで
きて、部品点数や組立工数が削減できるとともに薄型化
が促進できるという優れた効果を奏する。また、前記導
電部と前記延設部のうち少なくともいずれか一方に突起
を設けておけば、両者の接触の信頼性を簡単に高めるこ
とができる。また、ハウジングの成形時に一体化されて
前記導電部を有する金属板に前記延設部や可動接点を一
括形成しておけば、予めハウジングと可動接点とが一体
化されることになって、単品の可動接点が省略できるの
で、部品点数をさらに削減することができる。
【図1】本実施例の組立後の断面図である。
【図2】同実施例の組立手順を示す説明図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
1 第1の金属板 2 第2の金属板 2a 導電部 2b 延設部 2c 突起 2d 折り返し部 3 ハウジング 3a 凹所 3b 切欠溝 3c かしめ壁 4 可動接点 6 固定接点
Claims (3)
- 【請求項1】 内底面に固定接点を露出させた凹所と該
凹所の側方に隣接して内底面に導電部を露出させた切欠
溝とを設けたハウジングの前記凹所を、円椀状の可動接
点にて蓋閉し、この可動接点の周縁部を前記ハウジング
にてかしめ固定するとともに、前記可動接点の側方に延
びて前記切欠溝内に位置する延設部を前記導電部に圧接
させたことを特徴とする押釦スイッチ。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記導電部と
前記延設部のうち少なくともいずれか一方に突起を設け
たことを特徴とする押釦スイッチ。 - 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
ハウジングの成形時に一体化されて前記導電部を有する
金属板の一部を、このハウジングの外方へ突出させて折
り返してから該折り返し部を切断除去することにより、
該金属板にて前記延設部および前記可動接点を形成した
ことを特徴とする押釦スイッチ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP417096A JPH09198955A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 押釦スイッチ |
TW85115883A TW423000B (en) | 1996-01-12 | 1996-12-23 | Push-button switch |
US08/778,326 US5842561A (en) | 1996-01-12 | 1997-01-02 | Push-button switch with bridge section integrally connecting movable contact and fixed contact |
MYPI97000048A MY116839A (en) | 1996-01-12 | 1997-01-07 | Push-button switch |
CN 97100313 CN1045683C (zh) | 1996-01-12 | 1997-01-10 | 按钮开关 |
KR1019970000473A KR100231528B1 (en) | 1996-01-12 | 1997-01-10 | Push button switch |
DE1997100669 DE19700669C2 (de) | 1996-01-12 | 1997-01-10 | Drucktastenschalter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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