JPH09196390A - 暖房機 - Google Patents

暖房機

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Publication number
JPH09196390A
JPH09196390A JP1012196A JP1012196A JPH09196390A JP H09196390 A JPH09196390 A JP H09196390A JP 1012196 A JP1012196 A JP 1012196A JP 1012196 A JP1012196 A JP 1012196A JP H09196390 A JPH09196390 A JP H09196390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat exchanger
heating panel
pipe
floor heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP1012196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironari Yamamoto
裕也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunpot Co Ltd
Original Assignee
Sunpot Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sunpot Co Ltd filed Critical Sunpot Co Ltd
Priority to JP1012196A priority Critical patent/JPH09196390A/ja
Publication of JPH09196390A publication Critical patent/JPH09196390A/ja
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床暖房パネルでの放熱を中断・中止しても、
熱交換器での熱媒液の沸騰が起こらないようにするこ
と。 【解決手段】 燃焼器2からの熱を周囲の空気と熱交換
させる第1熱交換器3と、前記燃焼器2からの熱で加熱
される第2熱交換器4と、往管5と戻管6とを介して第
2熱交換器4と連通し熱媒液を第2熱交換器4との間に
循環させる床暖房パネル7とを備え、該第2熱交換器4
で加温された熱媒液の熱を該床暖房パネル7で放出させ
る暖房機において、内部に熱媒液の循環路12aを備え
る補助放熱器12を接続管12b,12cを介してそれ
ぞれ前記往管5と戻管6とに接続し、少なくとも往管6
と該接続管12bとの接続部又はその下流に流路切替弁
13を介在させたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として一般家庭
で使用する暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスまたは灯油を燃焼させるバーナを備
える燃焼器からの燃焼熱を周囲の空気と熱交換させて暖
房する第1熱交換器と、該燃焼器からの熱で熱媒液を加
温する第2熱交換器とを備え、該第2熱交換器で加温さ
れた熱媒液の熱を床暖房パネルで放出させるようにした
暖房機は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種暖房機
にあっては、床暖房パネルでの暖房を必要としない場
合、または,床暖房パネルへの熱媒液の供給をon,o
ff制御して床暖房パネルの温度調節を行う場合、該暖
房パネルへの熱媒液の供給を断つ必要がある。そこで、
床暖房パネルでの放熱を必要としないとき、該第2熱交
換器側に燃焼器からの燃焼熱が流れ込まないように、該
燃焼熱を第2熱交換器側に導く通路にダンパ等を設ける
ことが考えられるが、ダンパ等で第2熱交換器側に燃焼
器からの熱が完全に及ばないように遮断することは困難
であり、完全に遮断出来たとしても該熱交換器自体の余
熱で熱交換器内の熱媒液が加熱され沸騰して沸騰音を生
じ使用者に不安感を与える。そこで従来、床暖房パネル
での暖房を必要としない場合、または床暖房パネルの温
度が設定温度に達したときで、該暖房パネルへの熱媒液
の供給を断つ必要がある場合には、燃焼器のバーナを消
火して行うか、第1熱交換器と2熱交換器とを加熱する
ためのそれぞれ別個の燃焼器を設けてこれに対処してい
る。しかし、前者では室温が低く第1熱交換器での暖房
を必要とする場合でもこれを行うことができず、後者に
あっては燃焼器をそれぞれ設ける必要があって暖房機全
体が大型化する不具合があるばかりでなく、両者とも熱
交換器自体の余熱で熱媒液が加熱されることを防ぎ得な
い。本発明はかかる不具合のない暖房機を得ることを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、請求項
1記載のとおり、燃焼器からの熱を周囲の空気と熱交換
させる第1熱交換器と、該燃焼器からの熱で加熱される
第2熱交換器と、往管と戻管とを介して第2熱交換器と
連通し熱媒液を第2熱交換器との間に循環させる床暖房
パネルとを備え、該第2熱交換器で加温された熱媒液の
熱を該床暖房パネルで放出させる暖房機において、内部
に熱媒液の循環路を備える補助放熱器を接続管を介して
それぞれ前記往管と戻管とに接続し、少なくとも往管と
該接続管との接続部又はその下流に流路切替弁を介在さ
せたことを特徴とし、かかる手段を備えることで、床暖
房パネルでの暖房を中断・中止したとき、流路切替弁を
切替えて補助放熱器から放熱させることが出来て、床暖
房パネルでの放熱を中断・中止しても第2熱交換器での
熱媒液の沸騰を解消出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明実施の形態を図に付き説明
する。
【0006】図で、1は燃焼器2からの熱と周囲の空気
との間に熱交換させる第1熱交換器3と、該燃焼器2か
らの熱で熱媒液(水または水に不凍液を混入したもの)
を加温する第2熱交換器4と、往管5と戻管6とを介し
て第2熱交換器4と連通し、熱媒液を第2熱交換器4と
の間に循環させる床暖房パネル7とを備え、該第2熱交
換器4で加温された熱媒液の熱を該床暖房パネル7で放
出させる暖房機を示す。
【0007】これを更に説明すると、燃焼器2は灯油を
燃焼させるポット式バーナ2aとその上部に燃焼胴2b
を備え、該ポット式バーナ2aに油量調整器8を介して
灯油を供給すると共に、該ポット式バーナ2aの周囲に
設けた空気室2cから空気をポット式バーナ2aの周壁
に設けた多数の空気孔2aー1を介してポット式バーナ
2a内に供給しつつ該ポット式バーナ2aの上部に接続
した燃焼胴2b内で燃焼させる。なお、2dは該空気室
2cに燃焼用空気を供給するファンを示す。この燃焼胴
2bの上部に前記第1熱交換器3を接続し、燃焼胴2b
内で燃焼した排気を第1熱交換器3に接続した排気筒9
を介して屋外に排出させるようにし、排気が該第1熱交
換器3を通過する間に排気が有する熱を該第1熱交換器
3の周囲の空気と熱交換させる。この第1熱交換器3は
燃焼胴2bより幅広の偏平な中空体で構成され、該第1
熱交換器3の一側に前記排気筒9を接続すると共に、他
側に第2熱交換器4を介在させて該第1熱交換器3内で
排気の有する熱で該第2熱交換器4を流れる熱媒液を加
温するようにした。第2熱交換器4は、熱媒液が循環す
る管4aの一部にフィン4bを取付けて構成し、該第2
熱交換器4で加温された熱媒液は、温水タンク10、循
環ポンプ11を介して床暖房パネル7内の通路(図示し
ない)を通って再び第2熱交換器4に戻る。
【0008】12は内部に熱媒液の循環路12a備えた
補助放熱器を示し、該補助放熱器12の接続管12b,
12cをそれぞれ前記往管5と戻管6とに接続し、該往
管5と該接続管12bとの接続部に3方弁からなる流路
切替弁13を介在させ、該流路切替弁13を切替えるこ
とで、熱交換器4で加温された熱媒液が、暖房パネル7
と補助放熱器12とを流れる状態が選択出来るようにし
た。
【0009】しかし、該流路切替弁13の取付位置は、
往管5と該接続管12bとの接続部に限るものでなく、
該往管5と該接続管12bとの接続部の下流側に該往管
5を開閉する開閉弁を設けて前記流路切替弁13とする
ことも出来、さらに補助放熱器12の接続管12b,1
2cの往管5と戻管6の接続部にそれぞれ3方弁からな
る流路切替弁13を介在させても良い。
【0010】本暖房機は流路切替弁13を該補助放熱器
12側に熱媒液を流す側に切替える。かくすることで、
該補助放熱器12と第2熱交換器4との間に熱媒液を循
環して補助放熱器12で熱媒液の熱を放熱させる。この
ため第2熱交換器4での熱媒液の沸騰を押さえることが
できる。
【0011】なお、該第1熱交換器3内に、第2熱交換
器4を介して排気が流れる通路3aと、該第2熱交換器
4をバイパスする通路3bとを備え、両通路3a、3b
をダンパ16で選択できるようにし、床暖房を行わない
とき第2熱交換器4を短絡する通路3bを選択させるよ
うにすれば、第2熱交換器4の加熱を押さえられ、補助
放熱器12での放熱と相俟って第2熱交換器4での沸騰
をより押さえられる。
【0012】なお、図示する実施の形態では、前記補助
放熱器12を除く他の燃焼器2、第1熱交換器3、第2
熱交換器4等を筐体14内に収め、該筐体14の背面に
設けた温風ファン15によって第1熱交換器3と熱交換
された周囲の空気を筐体14の前面に設けた温風吹出口
(図示しない)から温風として吹出すようにした。
【0013】なお補助放熱器12は鎖線で示すように、
筐体14内に収納させるようにしても良い。
【0014】次ぎに、暖房機の作動を図に示すフローチ
ャートに従って説明する。燃焼器2に設けた運転スイッ
チをONすると、点火燃焼回路が作動し、燃焼用ファン
2d、点火ヒータ(図示しない)、燃料ポンプ(図示し
ない)を作動させて、バーナ2aに灯油を供給すると共
に燃焼用空気が供給されてバーナ2aでの燃焼が始ま
る。その温度を検知センサ(図示しない)が検知する
と、温風スイッチが動作して温風ファン15を駆動して
温風を筐体14の温風吹出口から前方に送り出す。室温
検知センサ(図示しない)で室温が設定温度に保たれて
いるかどうかを監視し、室温が設定温度以下であるとき
は燃焼は継続される。しかし室温が設定温度以上となっ
た状態が一定時間継続すると、前記点火燃焼回路を不動
作とし、バーナ2aへの灯油の供給を断ってバーナ2a
での燃焼を停止させ、その後燃焼用空気の供給も断た
れ、燃焼器2の温度が一定温度以下になったところで温
風スイッチ(図示しない)を開いて温風ファン15を停
止させる。
【0015】なお室温が設定温度以下の状態が一定時間
継続すると、点火燃焼回路が再び動作し、バーナ2aに
灯油が供給されると共に燃焼用空気が供給されて再びバ
ーナ2aでの燃焼が始まり、温風スイッチが動作して温
風ファン15を駆動して温風を筐体14の温風吹出口か
ら前方に送り出す。これを繰り返すことで室温を一定に
保つ。
【0016】一方、床暖房パネル7の運転スイッチをO
Nすると、前記温風スイッチが0Nした時点で前記循環
ポンプ11が作動し、熱媒液を該第2熱交換器4と床暖
房パネル7との間を循環させて床暖房パネル7での暖房
を行う。そして該床暖房パネル7の温度が設定温度に保
たれているかどうかを温度センサ(図示しない)に監視
させる。
【0017】床暖房パネル7が設定温度以下であるとき
は床暖房パネル7での暖房を持続する。しかし、床暖房
パネル7の温度が設定温度以上になりこれが一定時間持
続すると流路切替弁13が切替わる。すると熱媒液は、
第2熱交換器4と補助放熱器12との間を循環し補助放
熱器12で放熱させる。これによって床暖房パネル7で
の放熱は断たれるが、補助放熱器12から放熱されるた
め前記第2熱交換器4での熱媒液の温度が異常に高まる
ことはない。
【0018】なお、前記循環ポンプ11は、温風スイッ
チがONした時点で動作させるようにしたが、これは燃
焼器2が燃焼中であることを確認して動作させるように
することもできる。なお、流路切替弁13を該補助放熱
器12に熱媒液が流れる状態に切替えたとき補助放熱器
12から放出される熱が室温を上昇させるに役立つ。な
お、床暖房パネル7の温度が設定温度以下になりこれが
一定時間持続すると再び熱媒液を床暖房パネル7に供給
して床暖房パネル7を開始する。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によるときは、床暖
房パネルでの暖房を中断・中止したいとき、流路切替弁
を切替えて補助放熱器から放熱させることが出来て、床
暖房パネルでの放熱を中断・中止しても第2熱交換器で
の熱媒液の沸騰を解消出来るため、燃焼器での燃焼を停
止することなく、床暖房パネルでの燃焼を中断または中
止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1例を示す断面図
【図2】 作動を説明するフローチャート
【符号の説明】
1 暖房機 2 燃焼器
3 第1熱交換器 4 第2熱交換器 7 床暖房パネル 1
3 流路切替弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼器からの熱を周囲の空気と熱交換さ
    せる第1熱交換器と、該燃焼器からの熱で加熱される第
    2熱交換器と、往管と戻管とを介して第2熱交換器と連
    通し熱媒液を第2熱交換器との間に循環させる床暖房パ
    ネルとを備え、該第2熱交換器で加温された熱媒液の熱
    を該床暖房パネルで放出させる暖房機において、内部に
    熱媒液の循環路を備える補助放熱器を、接続管を介して
    それぞれ前記往管と戻管とに接続し、少なくとも往管と
    該接続管との接続部又はその下流に流路切替弁を介在さ
    せたことを特徴とする暖房機。
JP1012196A 1996-01-24 1996-01-24 暖房機 Pending JPH09196390A (ja)

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JP1012196A JPH09196390A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 暖房機

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JP1012196A JPH09196390A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 暖房機

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