JP4069547B2 - 温水暖房装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水暖房装置に係わり、より詳細には、一つの温水ボイラに、ファンコンベクタと温水カーペットとを接続する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の温水暖房装置は、図3にて示すように、温水ポンプ3によりシスタンク2に貯留した温水を熱交換器21に送出し、同熱交換器21を一つの燃焼室11の燃焼熱により加熱する油だき温水ボイラ1からの温水回路に、ファンコンベクタ13、温水カーペット12の順に直列に接続してなり、前記ファンコンベクタ13にて室内16に温風を送出して暖房し放熱することにより水温の下がった温水を前記温水カーペット12へと流して床暖房を行う構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、温水カーペットにて低温火傷をしないように温水の温度を低めに設定すると、直列に接続されたファンコンベクタの温水温度も低くなってしまい効果的な温風暖房を行うことができないという問題点があった。
本発明においては、上記の問題点に鑑み、ファンコンベクタにて効果的な温風暖房を行いながら、同時に温水カーペットにて低温火傷を生ずることのない快適な床暖房を行うことのできる温水暖房装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、温水ポンプによりシスタンクに貯留した温水を熱交換器に送出し、同熱交換器を一つの燃焼室の燃焼熱により加熱する温水ボイラに、ファンコンベクタと温水カーペットとを接続してなる温水暖房装置において、
前記熱交換器を前記ファンコンベクタ用と前記温水カーペット用とに分割して設け、前記温水ポンプからの温水を分岐させ該二つの熱交換器に送出し、同二つの熱交換器の温水出口に温水温度検知手段を設け、前記二つの熱交換器からの温水を各々前記ファンコンベクタと前記温水カーペットとへ送出し、両者からの温水を前記シスタンクへ戻すようにしてなり、
前記温水カーペット使用時にはその温水温度検知手段の検知温度を優先して前記燃焼室の燃焼を制御した構成となっている。
【0005】
また、前記ファンコンベクタと前記温水カーペットとからの戻り温水を室内にて合流してから前記シスタンクに戻す構成となっている。
【0006】
また、温水ポンプによりシスタンクに貯留した温水を熱交換器に送出し、同熱交換器を一つの燃焼室の燃焼熱により加熱する温水ボイラに、ファンコンベクタと温水カーペットとを接続してなる温水暖房装置において、
前記熱交換器を前記ファンコンベクタ用と前記温水カーペット用とに分割して設けるとともに、前記シスタンクと前記温水ポンプとを前記ファンコンベクタ用と前記温水カーペット用とに独立して設け、前記二つの熱交換器の温水出口に温水温度検知手段を設け、前記各シスタンクの温水を前記各温水ポンプにより前記各熱交換器を経由して前記ファンコンベクタまたは前記温水カーペットへ送出し、各々からの温水を前記各シスタンクへ戻すようにしてなり、
前記温水カーペット使用時にはその温水温度検知手段の検知温度を優先して前記燃焼室の燃焼を制御した構成となっている。
【0007】
また、前記温水温度検知手段を、サーミスタとした構成となっている。
【0008】
また、前記温水ボイラを、灯油を気化し燃焼する油だき温水ボイラとした構成となっている。
【0009】
また、前記ファンコンベクタ用熱交換器の伝熱管長さを、前記温水カーペット用熱交換器の伝熱管長さより長くした構成となっている。
【0010】
更に、前記ファンコンベクタ用熱交換器を、前記温水カーペット用熱交換器より下方に配設した構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1乃至図2にて示す本発明の実施例により、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1にて示す、本発明の第一の実施例について説明する。
1は屋外などに設置された灯油を気化し燃焼する油だき温水ボイラで、同油だき温水ボイラ1は、温水を貯留するシスタンク2と、同シスタンク2の温水を送出する温水ポンプ3と、同温水ポンプ3からの温水を分岐して流通し各々の温水出口に温水温度検知手段であるサーミスタ4、5を備えた温水カーペット用熱交換器6とファンコンベクタ用熱交換器7と、同二つの熱交換器6、7を加熱する燃焼熱を、ロータリーカップ8に滴下した灯油を周囲に拡散し霧化器9により気化して下方の送風ファン10により上方に送り込み燃焼して発生させる燃焼室11とにより構成されている。
12は前記温水カーペット用熱交換器6からの温水を流通する床暖房用の温水カーペット、13は前記ファンコンベクタ用熱交換器7からの温水を流通する温風暖房用のファンコンベクタであり、前記温水カーペット12と前記ファンコンベクタ13とからの戻り温水管14、15は室内16にて合流してから一本の戻り温水管17により前記シスタンク2へと戻されている。
なお、前記ファンコンベクタ用熱交換器7は前記温水カーペット用熱交換器6より下方に配設され、かつ前記ファンコンベクタ用熱交換器7の伝熱管19の長さは、前記温水カーペット用熱交換器6の伝熱管18の長さより長く設定されている。
20は前記サーミスタ4、5の検知温度に基づき燃焼等を制御するボイラ制御部である。
【0012】
上記構成において、次にその作用と効果について説明する。
前記温水カーペット12と前記ファンコンベクタ13とを同時に運転する場合、前記温水カーペット用熱交換器6の温水出口のサーミスタ4の温水の検知温度が、前記温水カーペット12に流しても低温火傷を引き起こすことのない範囲に納まるように前記燃焼室11の燃焼を、前記ボイラ制御部20により前記ロータリーカップ8や前記送風ファン10の回転を制御したり、前記霧化器9の加熱を制御したりすることにより制御する。
このとき、前記ファンコンベクタ用熱交換器7は前記温水カーペット用熱交換器6より下方に配設されることにより前記燃焼室11の燃焼炎に近く熱せられ易く、かつ前記ファンコンベクタ用熱交換器7の伝熱管19の長さが前記温水カーペット用熱交換器6の伝熱管18の長さより長いことにより伝熱面積が広く熱せられ易いため、前記ファンコンベクタ13への温水は前記温水カーペット12への温水より高温に熱せられ、前記燃焼室11の燃焼を抑えても前記ファンコンベクタ13への温水は80℃近くに保つことができる。
なお、前記温水カーペット12と前記ファンコンベクタ13とからの戻り温水管14、15を室内16にて合流してから前記一本の戻り温水管17により前記シスタン2に戻していることにより、室内16と室外とを結ぶ温水管の本数を減らすことができため、設置工事のコストと手間を低減することができる。
【0013】
次に、図2にて示す、本発明の第二の実施例について説明する。
上記第一の実施例とは、油だき温水ボイラのシスタンクと温水ポンプとの構成が異なる。
シスタンクと温水ポンプとを、前記温水カーペット用のシスタンク2aと温水ポンプ3aと、前記ファンコンベクタ用のシスタンク2bと温水ポンプ3bというように各々独立して設ける。
このようにすることにより、前記温水カーペット12と前記ファンコンベクタ13との温水回路が完全に独立して低温の温水と高温の温水が混ざり合うことがなため、両者を同時に運転したとき、互いに影響し合うことない効率的で快適な運転を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ファンコンベクタにて効果的な温風暖房を行いながら、同時に温水カーペットにて低温火傷を生ずることのない快適な床暖房を行うことのできる温水暖房装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温水暖房装置の第一の実施例の全体構成を示す説明図である。
【図2】本発明による温水暖房装置の第二の実施例の全体構成を示す説明図である。
【図3】従来の温水暖房装置の全体構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 (油だき)温水ボイラ
2、2a、2b シスタンク
3、3a、3b 温水ポンプ
4、5 サーミスタ(温水温度検知手段)
6 温水カーペット用熱交換器
7 ファンコンベクタ用熱交換器
8 ロータリーカップ
9 霧化器
10 送風ファン
11 燃焼室
12 温水カーペット
13 ファンコンベクタ
14 温水カーペットからの戻り温水管
15 ファンコンベクタからの戻り温水管
16 室内
17 合流後の戻り温水管
18 温水カーペット用熱交換器の伝熱管
19 ファンコンベクタ用熱交換器の伝熱管
20 ボイラ制御部

Claims (7)

  1. 温水ポンプによりシスタンクに貯留した温水を熱交換器に送出し、同熱交換器を一つの燃焼室の燃焼熱により加熱する温水ボイラに、ファンコンベクタと温水カーペットとを接続してなる温水暖房装置において、
    前記熱交換器を前記ファンコンベクタ用と前記温水カーペット用とに分割して設け、前記温水ポンプからの温水を分岐させ該二つの熱交換器に送出し、同二つの熱交換器の温水出口に温水温度検知手段を設け、前記二つの熱交換器からの温水を各々前記ファンコンベクタと前記温水カーペットとへ送出し、両者からの温水を前記シスタンクへ戻すようにしてなり、
    前記温水カーペット使用時にはその温水温度検知手段の検知温度を優先して前記燃焼室の燃焼を制御してなることを特徴とする温水暖房装置。
  2. 前記ファンコンベクタと前記温水カーペットとからの戻り温水を室内にて合流してから前記シスタンクに戻してなることを特徴とする請求項1記載の温水暖房装置。
  3. 温水ポンプによりシスタンクに貯留した温水を熱交換器に送出し、同熱交換器を一つの燃焼室の燃焼熱により加熱する温水ボイラに、ファンコンベクタと温水カーペットとを接続してなる温水暖房装置において、
    前記熱交換器を前記ファンコンベクタ用と前記温水カーペット用とに分割して設けるとともに、前記シスタンクと前記温水ポンプとを前記ファンコンベクタ用と前記温水カーペット用とに独立して設け、前記二つの熱交換器の温水出口に温水温度検知手段を設け、前記各シスタンクの温水を前記各温水ポンプにより前記各熱交換器を経由して前記ファンコンベクタまたは前記温水カーペットへ送出し、各々からの温水を前記各シスタンクへ戻すようにしてなり、
    前記温水カーペット使用時にはその温水温度検知手段の検知温度を優先して前記燃焼室の燃焼を制御してなることを特徴とする温水暖房装置。
  4. 前記温水温度検知手段を、サーミスタとしてなることを特徴とする請求項1または請求項3記載の温水暖房装置。
  5. 前記温水ボイラを、灯油を気化し燃焼する油だき温水ボイラとしてなることを特徴とする請求項1または請求項3記載の温水暖房装置。
  6. 前記ファンコンベクタ用熱交換器の伝熱管長さを、前記温水カーペット用熱交換器の伝熱管長さより長くしてなることを特徴とする請求項1または請求項3記載の温水暖房装置。
  7. 前記ファンコンベクタ用熱交換器を、前記温水カーペット用熱交換器より下方に配設してなることを特徴とする請求項1または請求項3または請求項6記載の温水暖房装置。
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