JP2993549B2 - 温水暖房機の室内機 - Google Patents

温水暖房機の室内機

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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンコンベクタと呼ば
れる温水暖房機の室内機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】温水暖房機には例えば図3に示すような
ファンコンベクタと呼ばれる室内機21と、油だき温水ボ
イラと呼ばれ、前記室内機21の熱源機として利用される
室外機22とからなるものがある。室内機21は室外機22か
らの温水を熱源とする熱交換器23と、この熱交換器23で
暖められた空気を室内へ送出する送風機24とで構成さ
れ、一方の室外機22は温水を生成するボイラ25と、温水
を蓄えるシスタンク26と、温水を循環させるポンプ27等
で構成され、室外機22と室内機21間は温水の往き管28と
戻り管29とで結ばれ、往き管28には温水の流れを調節す
る開閉弁30が設けられている。また、室内機21側には送
風機24等を制御する制御部31を備えた運転操作部32が有
り、室外機22側にはボイラ25,ポンプ27,開閉弁30等を
制御する制御部33が有り、両制御部は図示されてない信
号線で結ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、温水を利用
する暖房機には上述のように構成された温水(温風)暖
房機とは別に床暖房がある。これらは何れも室外機で生
成された温水を利用するため、例えば上述の室外機22か
ら室内機21に流入する温水を床暖房に利用できれば便利
である。しかしながら、床暖房に用いる温水の温度は6
0℃以下が適当であるのに対し、室外機22から熱交換器
23に流入する温水の温度は約80℃と高いためそのまま
では床暖房に利用できないという問題点がある。また、
熱交換器23から室外機22に戻る温水の温度は約60℃ま
で低下しているので何とか床暖房に利用できるが、この
ような温水温度にするには室内機21側の送風機24を必ず
運転しなければならないという条件が伴い、床暖房のみ
を行うことは不可能であった。したがって、本発明にお
いては、これらの問題点を解決し、熱交換器13に流通さ
せる温水を床暖房に利用できるようにした温水暖房機の
室内機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、筐体内に温水を熱源
とする熱交換器と、同熱交換器で暖められた空気を室内
に送出する送風機等を備えたものにおいて、前記熱交換
器に床暖房用の温水を生成させる熱交換部を一体に設け
るとともに、同熱交換部の温水経路に前記熱交換部の熱
交換面積を切り換える切換弁を設けることにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、室内機の熱交換器に流通
させる温水をそのまま床暖房に利用するのではなく、前
記熱交換器に床暖房用の温水を生成させる熱交換部を一
体に設け、同熱交換部で熱伝導によって生成される温水
を床暖房に利用するようになっているので温水の温度が
高すぎることはなく、床暖房のみの運転を行うことがで
きると共に、切換弁の操作で熱交換部の熱交換面積を切
り替えることにより、床暖房用の温水温度を調節するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図2に基づ
いて説明する。図1は温水暖房機の概略構成と床暖房の
関係を表したもので、1は温水暖房機の室内機(ファン
コンベクタ)、2は温水暖房機の室外機(油だき温水ボ
イラ)、3は床暖房パネルである。室内機1側にはその
筐体4内に室外機2からの温水を熱源とする熱交換器5
と、この熱交換器5で暖められた空気を室内へ送出する
送風機6とが配置され、一方の室外機2側には従来の技
術の項で説明したような温水を生成するボイラと、温水
を蓄えるシスタンクと、温水を循環させるポンプと、温
水の流れを調節する開閉弁等が配置されており、室外機
2と室内機1間は温水の往き管7と戻り管8とで結ばれ
ている。また、室内機1側には送風機6等を制御する制
御部9を備えた運転操作部10が有り、室外機2側にはボ
イラ,ポンプ,開閉弁等を制御する制御部(図示せず)
が有り、両制御部は信号線で結ばれている。
【0007】ところで、本実施例の特徴とするところは
熱交換器5に床暖房用の温水を生成させる熱交換部5a
を一体に設けるとともに、同熱交換部5aの温水経路に
熱交換部5aの熱交換面積を切り換える複数の切換弁
(三方弁)11A,11Bを設けたことである。このような
構成であれば熱交換器5からの熱伝導により床暖房用の
温水を生成させることが出来ると共に、床暖房用の温水
の温度を調節することができるからである。筐体4の後
方上部には床暖房用の温水を貯えるタンク12が有り、熱
交換部5aで生成された温水は往き管13、タンク12、往
き管14、ポンプ15、往き管16を介して床暖房パネル3に
流入され、戻り管17を介して熱交換部5aに戻されるよ
うになっている。ポンプ15のON/OFF操作および切
換弁11A,11Bの切り換え操作は筐体4の前方上部に設
けられている運転操作部10で操作できるようになってい
る。図2は熱交換部5aの熱交換面積「大」、「中」、
「小」と切換弁11A,11Bの関係を表したもので、切換
弁11A,11Bは床暖房の温度「高」・「中」・「低」の
選択に伴って図2に示すように切り換えられ、熱交換部
5aへの温水は矢印の方向へ流れる。
【0008】
【発明の効果】以上、説明したような温水暖房機である
ならば、ファンコンベクタの熱交換器に流通させた温水
をそのまま床暖房に利用するのではなく、ファンコンベ
クタの熱交換器に床暖房用の温水を生成させる熱交換部
を一体に設け、同熱交換部で生成される温水を床暖房に
利用するようになっているので温水の温度が高すぎるこ
とはなく、ファンコンベクタによる温風暖房と、床暖房
の併用が可能であるばかりでなく、床暖房のみの運転も
行え、さらに床暖房用の温水温度を調節できるので便利
であるとともに、室外機が一台で済むため工事の手間も
省け、より安価な暖房システムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温水暖房機の概略構成
図である。
【図2】本発明に係わる切換弁の動作説明図である。
【図3】従来例を示す温水暖房機の概略構成図である。
【符号の説明】
1 室内機(ファンコンベクタ) 2 室外機(油だき温水ボイラ) 3 床暖房パネル 4 筐体 5 熱交換器 5a 熱交換部 6 送風機 9 制御部 10 運転操作部 11A 切換弁(三方弁) 11B 切換弁(三方弁) 12 タンク 15 ポンプ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に温水を熱源とする熱交換器と、
    同熱交換器で暖められた空気を室内に送出する送風機等
    を備えたものにおいて、前記熱交換器に床暖房用の温水
    を生成させる熱交換部を一体に設けるとともに、同熱交
    換部の温水経路に前記熱交換部の熱交換面積を切り換え
    る切換弁を設けてなることを特徴とする温水暖房機の室
    内機。
  2. 【請求項2】 前記筐体に、前記熱交換部で生成された
    温水を貯えるタンクを一体に設けてなる請求項1記載の
    温水暖房機の室内機。
  3. 【請求項3】 前記室内機の運転操作部から前記切換弁
    の操作を行うようにしてなる請求項1記載の温水暖房機
    の室内機。
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