JP2712747B2 - 温水暖房ストーブ - Google Patents

温水暖房ストーブ

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は簡易式温水暖房ストーブに関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種のストーブは第3図に示すようにバーナ
31の上方に燃焼筒32が接続され、その上方にダンパ33を
介して温水熱交換器34が接続されている。この温水熱交
換器34の温水用パイプ35はサブタンク36、循環ポンプ37
を介して放熱機器38に接続されており、上記サブタンク
36、循環ポンプ37は温水の往き側に設けてある。そして
上記温水用パイプ35の先端開口はサブタンク36の水面39
より上方に離して位置させてあった。これは温水熱交換
器34内で温水用パイプ35内の循環水が沸騰するのを防止
するためである。すなわち温水による暖房をせずにスト
ーブだけを使用する場合、ダンパ33を閉じて温水熱交換
器34内には燃焼ガスが流れ込まないようにするのである
が、燃焼ガスはどうしても温水熱交換器34内に流れ込
み、温水用パイプ35を加熱する。その結果、上記温水用
パイプ35に循環水が残っているとこれが加熱されてしば
らくすると沸騰し、非常に危険な状態となる。したがっ
て温水暖房運転をしない時、すなわち循環ポンプ37を停
止させた時には温水用パイプ35内の循環水を落差によっ
てサブタンク36内に落下させ、温水用パイプ35内は空に
なるようにしてある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では温水暖房運転をして
いる際、温水用パイプ35内の循環水がサブタンク36内に
落下するためバシャバシャという音がたえまなく聞こえ
る等、騒音が高いという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、循環水
の沸騰をなくすると同時に騒音の低下を図ることを目的
としたものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、バーナと、このバ
ーナによって加熱される温水熱交換器と、この温水熱交
換器に接続される放熱機器と、上記温水熱交換器と放熱
機器との間に接続される循環ポンプならびにサブタンク
とを備え、上記サブタンクは温水の往き側に設けるとと
もに、温水熱交換器の温水用パイプの先端はサブタンク
の水面より上方に離して開口させ、かつ上記温水用パイ
プの先端は伸縮自在として前記循環ポンプの運転時はサ
ブタンクの水面下に没するようにした構成としてある。
作用 本発明は上記した構成より、温水暖房運転中は温水用
パイプの先端がサブタンクの水面下に没するようになる
ので温水用パイプ内の循環水がサブタンク内に落下する
時のバシャバシャ音がなくなり騒音が大巾に低減される
とともに、温水暖房運転しない時には温水用パイプの先
端がサブタンクの水面より下方に位置するので温水用パ
イプ内の循環水はサブタンク内に落下して空となり、沸
騰等の危険な状態になることはない。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図および第2図
を参照しながら説明する。
第1図,第2図において、1は液体燃料を燃焼させる
バーナ、2はバーナ1に燃料を送る燃料ポンプ、3は同
じくバーナ1に燃焼空気を送る送風ファンである。バー
ナ1の上部には、赤熱体4を内部に有する燃焼筒5が連
設され、その上部には主熱交換器6が接続してある。7
は燃焼筒5の前面に取り付けられた耐熱ガラスで、赤熱
体4の光と熱をストーブ前方に本体前面の開口部8を通
して輻射するように構成されている。また、燃焼筒5の
後部には温水用パイプ9を内部に納めた温水熱交換器10
が設けられ、その入口側は燃焼筒5の前記主熱交換器6
との連通部よりバーナ側の背面に設けた分岐口11に接続
してある。温水熱交換器10の出口部12には排気切替え室
13が設けられ、この排気切替え室13は前記主熱交換器6
の排気部14と接続されている。また、排気切替え室13に
はその内部に切替えダンパ15が設けられ、燃焼ガスの通
路を主熱交換器6または温水熱交換器10のいずれかに選
択するように構成されている。排気切替え室13は排気管
16に接続されており、給排気筒17を通して排気ガスを室
外に排出するようになっている。また、前記温水用パイ
プ9は一方を温水戻り口18に、他方をサブタンク19に接
続されており、温水はサブタンク19から循環ポンプ20に
よって温水出口21から外部の床暖房用パネル等の放熱機
器22に送られ再び温水戻り口18へと戻るようになってい
る。
ここで上記温水用パイプ9の先端9aは蛇腹もしくは二
重管として上下に伸縮自在としてあり、下方に伸ばした
時はその先端9aの開口がサブタンク19内の水面19a中に
没し、上方に縮めた時には水面19aの上方に離れて開口
するようになっている。23は上記温水用パイプ9の先端
9aを上下動させる電磁ブランジャー等の駆動体、24はこ
の駆動体23を制御する制御部で、循環ポンプ20の運転に
よって温水用パイプ9の先端9aを下方に伸ばし、循環ポ
ンプ20の停止によって温水用パイプ9の先端9aを上方へ
縮めるように制御するものである。
上記構成においてその動作を説明すると、まず、床暖
房とストーブの輻射暖房の同時運転のとき、バーナ1は
燃料ポンプ2から送られる液体燃料と送風ファン3から
送られる燃焼用空気により燃焼を開始し、火炎および燃
焼ガスを生成する。燃焼ガスはまずバーナ1の上部にあ
る赤熱体4を加熱し、赤熱させる。このとき赤熱体4
は、その熱と光を燃焼筒5に取り付けられた耐熱ガラス
7から、本体前面の開口部8を通して前面に輻射する。
一方、温水暖房運転を設定している時には、循環ポン
プ20は運転を開始しており、切替えダンパ15も温水熱交
換器側(図の実線の状態)へと切り替えられている。従
って、前記赤熱体4を通った燃焼ガスは、燃焼筒5の上
部の主熱交換器6には流れず、燃焼筒5の背面の分岐口
11から温水熱交換器10へと流れる。温水熱交換器10へと
入った燃焼ガスはそのなかの温水用パイプ9を加熱する
が、温水用パイプ9の中は暖房用の水(温水)が循環ポ
ンプ20によって流されており、この水が加熱され温水と
なってサブタンク19、循環ポンプ20から温水出21を出
て、再び温水戻り口18に戻り循環することとなる。温水
熱交換器10を通った燃焼ガスは、その後、出口部12から
排気切替え室13へと流れ、排気管16を経て給排気筒17を
通して排気ガスとして室外に排出される。
ここで上記温水用パイプ9は循環ポンプ20の運転によ
ってその先端9aがサブタンク19の水面下に没しており、
温水用パイプ9からサブタンク19へと流れる水は大きな
音を発することなくサブタンク19へと流れるようにな
る。
一方、温水暖房運転をしないでストーブによる輻射暖
房のみを行なう時は循環ポンプ20は運転せず、切替えダ
ンパ15は第1図の破線の位置に切り替えられ、燃焼ガス
は温水熱交換器10を通ることなく主熱交換器6に流れ、
主熱交換器6によって放熱され主熱交換器6の排気部14
から排気切替え室13に入り排気管16を通して排気され
る。
この時、温水用パイプ9は循環ポンプ20を運転しない
ためその先端9aは駆動体23によって上方に引き上げられ
ており、温水用パイプ9内の水は落差によってサブタン
ク19内に落下して空となっている。したがって例え燃焼
ガスの一部が温水熱交換器10内に流れ込んで温水用パイ
プ9を加熱してもこの温水用パイプ9内は空であるから
水の沸騰が起こることはなくそのまま安心して使用でき
る。
なお、以上の実施例の説明では、ストーブは輻射型の
ストーブとしたが温風型でも同様であり、燃料に関して
も液体燃料でなく気体燃料でもよい。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば温水暖房運転中は温水用パイプの先端がサブタンク
の水面下に没しているので低騒音による運転が可能であ
るとともに、温水暖房運転をせずに単なるストーブとし
て使用している時には温水用パイプの先端がサブタンク
の水面上に離れて位置しているので温水用パイプ内の水
はサブタンク内に落下して空になっており、温水用パイ
プ内の水が沸騰することがなく安心して使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の温水暖房ストーブの内部構
成を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3
図は従来の温水暖房ストーブの内部構成を示す断面図で
ある。 1……バーナ、5……燃焼筒、6……主熱交換器、9…
…温水用パイプ、9a……温水用パイプの先端、10……温
水熱交換器、15……切替えダンパ、20……循環ポンプ、
23……駆動体、24……制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナと、このバーナによって加熱される
    温水熱交換器と、この温水熱交換器に接続される放熱機
    器と、上記温水熱交換器と放熱機器との間に接続される
    循環ポンプならびにサブタンクとを備え、上記サブタン
    クは温水の往き側に設けるとともに、温水熱交換器の温
    水用パイプの先端はサブタンクの水面より上方に離して
    開口させ、かつ上記温水用パイプの先端は伸縮自在とし
    て前記循環ポンプの運転時はサブタンクの水面下に没す
    るようにした温水暖房ストーブ。
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