JPH09196167A - 歯車変速機の変速操作装置 - Google Patents
歯車変速機の変速操作装置Info
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- JPH09196167A JPH09196167A JP519196A JP519196A JPH09196167A JP H09196167 A JPH09196167 A JP H09196167A JP 519196 A JP519196 A JP 519196A JP 519196 A JP519196 A JP 519196A JP H09196167 A JPH09196167 A JP H09196167A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- fork
- shift fork
- elastic
- fork shaft
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/32—Gear shift yokes, e.g. shift forks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/32—Gear shift yokes, e.g. shift forks
- F16H2063/321—Gear shift yokes, e.g. shift forks characterised by the interface between fork body and shift rod, e.g. fixing means, bushes, cams or pins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯車変速機においてハブスリーブが中立位置
から一方及び他方にシフト移動して同期装置をそれぞれ
作動させる両動タイプである場合にも有効に機能して２
段入り現象を抑制する変速操作装置を提供すること。 【解決手段】 ハブスリーブを挟持するシフトフォーク
１１と、これに軸方向へ一定量摺動可能に支持されてシ
フトレバーに連動するフォークシャフト１２とを連結す
る弾性連結手段２０として、ゴム系材料にて形成されて
フォークシャフト１２に同軸的に組付けられシフトフォ
ーク１１の軸方向両端部にそれぞれ離脱可能に係合する
一対の弾性リング２１，２２と、フォークシャフト１２
に組付けられて各弾性リング２１，２２をシフトフォー
ク１１とにより軸方向にて挟持する一対の保持プレート
２３，２４を備えるものを採用した。
から一方及び他方にシフト移動して同期装置をそれぞれ
作動させる両動タイプである場合にも有効に機能して２
段入り現象を抑制する変速操作装置を提供すること。 【解決手段】 ハブスリーブを挟持するシフトフォーク
１１と、これに軸方向へ一定量摺動可能に支持されてシ
フトレバーに連動するフォークシャフト１２とを連結す
る弾性連結手段２０として、ゴム系材料にて形成されて
フォークシャフト１２に同軸的に組付けられシフトフォ
ーク１１の軸方向両端部にそれぞれ離脱可能に係合する
一対の弾性リング２１，２２と、フォークシャフト１２
に組付けられて各弾性リング２１，２２をシフトフォー
ク１１とにより軸方向にて挟持する一対の保持プレート
２３，２４を備えるものを採用した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯車変速機の変速
操作装置に係り、特に同期装置を有する歯車変速機の変
速操作装置に関する。
操作装置に係り、特に同期装置を有する歯車変速機の変
速操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の変速操作装置の一つとして、ハ
ブスリーブを挟持するシフトフォークを、シフトレバー
に連動するフォークシャフトに軸方向へ一定量摺動可能
に嵌合するとともに、シフトフォークとフォークシャフ
トを弾性連結手段を介して連結したものがあり、例えば
実公昭５７−３０７５号公報に示されている。
ブスリーブを挟持するシフトフォークを、シフトレバー
に連動するフォークシャフトに軸方向へ一定量摺動可能
に嵌合するとともに、シフトフォークとフォークシャフ
トを弾性連結手段を介して連結したものがあり、例えば
実公昭５７−３０７５号公報に示されている。
【０００３】上記した公報の変速操作装置においては、
前記弾性連結手段として、シフトフォークとフォークシ
ャフトのいずれか一方に固定したピンと、他方に軸方向
に沿って形成されて前記ピンと摺動可能に係合する長孔
または切欠と、フォークシャフトに装着され前記ピンを
前記長孔または切欠の軸方向端壁に当接させてシフトフ
ォークを軸方向に位置決めするばねとを備えたものが採
用されている。
前記弾性連結手段として、シフトフォークとフォークシ
ャフトのいずれか一方に固定したピンと、他方に軸方向
に沿って形成されて前記ピンと摺動可能に係合する長孔
または切欠と、フォークシャフトに装着され前記ピンを
前記長孔または切欠の軸方向端壁に当接させてシフトフ
ォークを軸方向に位置決めするばねとを備えたものが採
用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報の変速操作装置においては、フォークシャフトに装着
したばねの作用によりピンを長孔または切欠の軸方向端
壁に当接させてシフトフォークを軸方向に位置決めする
ようにしたものであり、位置決めされたシフトフォーク
はフォークシャフトに対してばねに抗した一方向にのみ
軸方向へ移動可能であるため、シフトフォークによって
挟持されたハブスリーブが中立位置から一方及び他方に
軸方向へ移動して同期装置をそれぞれ作動させる両動タ
イプである場合には、一方においてばねが有効に機能す
るものの他方においてばねが有効に機能しない。
報の変速操作装置においては、フォークシャフトに装着
したばねの作用によりピンを長孔または切欠の軸方向端
壁に当接させてシフトフォークを軸方向に位置決めする
ようにしたものであり、位置決めされたシフトフォーク
はフォークシャフトに対してばねに抗した一方向にのみ
軸方向へ移動可能であるため、シフトフォークによって
挟持されたハブスリーブが中立位置から一方及び他方に
軸方向へ移動して同期装置をそれぞれ作動させる両動タ
イプである場合には、一方においてばねが有効に機能す
るものの他方においてばねが有効に機能しない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、ハブスリーブを挟持
するシフトフォークを、シフトレバーに連動するフォー
クシャフトに軸方向へ一定量摺動可能に嵌合するととも
に、シフトフォークとフォークシャフトを弾性連結手段
を介して連結した歯車変速機の変速操作装置において、
前記弾性連結手段として、ゴム系材料にて形成されて前
記フォークシャフトに同軸的に組付けられ前記シフトフ
ォークの軸方向両端部にそれぞれ離脱可能に係合する一
対の弾性リングと、前記フォークシャフトに組付けられ
て前記各弾性リングを前記シフトフォークとにより軸方
向にて挟持する一対の保持プレートを備えた弾性連結手
段を採用したことを特徴とする。この場合、前記弾性リ
ングのシフトフォーク側端部内周に所定の面取を施すの
が望ましい。
に対処すべくなされたものであり、ハブスリーブを挟持
するシフトフォークを、シフトレバーに連動するフォー
クシャフトに軸方向へ一定量摺動可能に嵌合するととも
に、シフトフォークとフォークシャフトを弾性連結手段
を介して連結した歯車変速機の変速操作装置において、
前記弾性連結手段として、ゴム系材料にて形成されて前
記フォークシャフトに同軸的に組付けられ前記シフトフ
ォークの軸方向両端部にそれぞれ離脱可能に係合する一
対の弾性リングと、前記フォークシャフトに組付けられ
て前記各弾性リングを前記シフトフォークとにより軸方
向にて挟持する一対の保持プレートを備えた弾性連結手
段を採用したことを特徴とする。この場合、前記弾性リ
ングのシフトフォーク側端部内周に所定の面取を施すの
が望ましい。
【０００６】
【発明の作用・効果】本発明による歯車変速機の変速操
作装置においては、シフトレバーが一方にシフト操作さ
れてフォークシャフトが一方に軸方向移動されると、一
方の保持プレートと弾性リングを介してシフトフォーク
が一方に軸方向移動されてハブスリーブを軸方向に押動
し、このとき弾性リングが弾性変形してシフト操作時の
いわゆる２段入り現象を抑制する。また、シフトレバー
が他方にシフト操作されてフォークシャフトが他方に軸
方向移動されると、他方の保持プレートと弾性リングを
介してシフトフォークが他方に軸方向移動されてハブス
リーブを軸方向に押動し、このとき弾性リングが弾性変
形してシフト操作時のいわゆる２段入り現象を抑制す
る。したがって、フォークシャフトが一方に軸方向移動
される場合と他方に軸方向移動される場合の両方におい
て各弾性リングがそれぞれ有効に機能し、各シフト操作
時のいわゆる２段入り現象を共に同等に抑制することが
できる。
作装置においては、シフトレバーが一方にシフト操作さ
れてフォークシャフトが一方に軸方向移動されると、一
方の保持プレートと弾性リングを介してシフトフォーク
が一方に軸方向移動されてハブスリーブを軸方向に押動
し、このとき弾性リングが弾性変形してシフト操作時の
いわゆる２段入り現象を抑制する。また、シフトレバー
が他方にシフト操作されてフォークシャフトが他方に軸
方向移動されると、他方の保持プレートと弾性リングを
介してシフトフォークが他方に軸方向移動されてハブス
リーブを軸方向に押動し、このとき弾性リングが弾性変
形してシフト操作時のいわゆる２段入り現象を抑制す
る。したがって、フォークシャフトが一方に軸方向移動
される場合と他方に軸方向移動される場合の両方におい
て各弾性リングがそれぞれ有効に機能し、各シフト操作
時のいわゆる２段入り現象を共に同等に抑制することが
できる。
【０００７】また、シフトレバーに連動するフォークシ
ャフトとシフトフォークとを連結する弾性連結手段を、
ゴム系材料にて形成した一対の弾性リングと、これら各
弾性リングをシフトフォークとにより軸方向にて挟持す
る一対の保持プレートを備える構成としたため、軸方向
にてコンパクトに構成することができるとともに、シフ
トフォークからフォークシャフトに伝達される軸方向の
振動を両弾性リングにて抑制することができて、シフト
レバーのびびり振動を抑制することができ、これに伴う
車室内の騒音発生及びシフトフィーリングの悪化を抑制
することができる。
ャフトとシフトフォークとを連結する弾性連結手段を、
ゴム系材料にて形成した一対の弾性リングと、これら各
弾性リングをシフトフォークとにより軸方向にて挟持す
る一対の保持プレートを備える構成としたため、軸方向
にてコンパクトに構成することができるとともに、シフ
トフォークからフォークシャフトに伝達される軸方向の
振動を両弾性リングにて抑制することができて、シフト
レバーのびびり振動を抑制することができ、これに伴う
車室内の騒音発生及びシフトフィーリングの悪化を抑制
することができる。
【０００８】また、本発明の実施に際して、各弾性リン
グのシフトフォーク側端部内周に所定の面取を施した場
合には、各弾性リングの弾性変形時にそのシフトフォー
ク側端部内周がフォークシャフトとシフトフォーク間の
軸嵌合隙間に入り込むことがなくて、フォークシャフト
とシフトフォーク間の円滑な軸方向移動が保証され、上
記した各シフト操作時のいわゆる２段入り現象が的確に
抑制される。
グのシフトフォーク側端部内周に所定の面取を施した場
合には、各弾性リングの弾性変形時にそのシフトフォー
ク側端部内周がフォークシャフトとシフトフォーク間の
軸嵌合隙間に入り込むことがなくて、フォークシャフト
とシフトフォーク間の円滑な軸方向移動が保証され、上
記した各シフト操作時のいわゆる２段入り現象が的確に
抑制される。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図１に示した本発明による歯車
変速機の変速操作装置においては、中立位置から一方及
び他方に軸方向へ移動して同期装置（図示省略）をそれ
ぞれ作動させる両動タイプのハブスリーブ（図示省略）
を挟持するシフトフォーク１１がシフトレバー（図示省
略）に連動するフォークシャフト１２に対して軸方向へ
一定量摺動可能に嵌合されるとともに、シフトフォーク
１１とフォークシャフト１２が弾性連結手段２０を介し
て連結されている。なお、同期装置（図示省略），両動
タイプのハブスリーブ（図示省略）及びシフトレバー
（図示省略）はそれぞれ周知のものである。
面に基づいて説明する。図１に示した本発明による歯車
変速機の変速操作装置においては、中立位置から一方及
び他方に軸方向へ移動して同期装置（図示省略）をそれ
ぞれ作動させる両動タイプのハブスリーブ（図示省略）
を挟持するシフトフォーク１１がシフトレバー（図示省
略）に連動するフォークシャフト１２に対して軸方向へ
一定量摺動可能に嵌合されるとともに、シフトフォーク
１１とフォークシャフト１２が弾性連結手段２０を介し
て連結されている。なお、同期装置（図示省略），両動
タイプのハブスリーブ（図示省略）及びシフトレバー
（図示省略）はそれぞれ周知のものである。
【００１０】シフトフォーク１１のフォークシャフト１
２に対する軸方向移動の規制は、シフトフォーク１１に
設けた軸方向の長孔１１ａ（図１及び図２参照）の各軸
方向端壁と長孔１１ａを貫通してフォークシャフト１２
に組付けたピン１３との係合によって行われるようにな
っている。なお、フォークシャフト１２に軸方向の長孔
を設け、この長孔を貫通するピンをシフトフォーク１１
に組付けて、シフトフォーク１１のフォークシャフト１
２に対する軸方向移動を規制するようにして実施するこ
とも可能である。また、シフトフォーク１１のシャフト
嵌合部には、摺動抵抗を小さくするためのブッシュ１
４，１５がそれぞれ圧入固定されている。
２に対する軸方向移動の規制は、シフトフォーク１１に
設けた軸方向の長孔１１ａ（図１及び図２参照）の各軸
方向端壁と長孔１１ａを貫通してフォークシャフト１２
に組付けたピン１３との係合によって行われるようにな
っている。なお、フォークシャフト１２に軸方向の長孔
を設け、この長孔を貫通するピンをシフトフォーク１１
に組付けて、シフトフォーク１１のフォークシャフト１
２に対する軸方向移動を規制するようにして実施するこ
とも可能である。また、シフトフォーク１１のシャフト
嵌合部には、摺動抵抗を小さくするためのブッシュ１
４，１５がそれぞれ圧入固定されている。
【００１１】弾性連結手段２０は、ゴム系材料にて形成
されてフォークシャフト１２に同軸的に組付けられシフ
トフォーク１１の軸方向両端部にそれぞれ離脱可能に係
合する一対の弾性リング２１，２２と、フォークシャフ
ト１２に嵌合され各クリップ２５，２６により抜け止め
されて各弾性リング２１，２２をシフトフォーク１１と
により軸方向にて挟持する一対の保持プレート２３，２
４によって構成されており、図１の状態では各弾性リン
グ２１，２２がそれぞれ僅かに弾性変形していて、シフ
トフォーク１１が両保持プレート２３，２４間の略中央
に保持されている。また、各弾性リング２１，２２のシ
フトフォーク側端部内周（隅部）には、所定の面取２１
ａ，２２ａが施されている。
されてフォークシャフト１２に同軸的に組付けられシフ
トフォーク１１の軸方向両端部にそれぞれ離脱可能に係
合する一対の弾性リング２１，２２と、フォークシャフ
ト１２に嵌合され各クリップ２５，２６により抜け止め
されて各弾性リング２１，２２をシフトフォーク１１と
により軸方向にて挟持する一対の保持プレート２３，２
４によって構成されており、図１の状態では各弾性リン
グ２１，２２がそれぞれ僅かに弾性変形していて、シフ
トフォーク１１が両保持プレート２３，２４間の略中央
に保持されている。また、各弾性リング２１，２２のシ
フトフォーク側端部内周（隅部）には、所定の面取２１
ａ，２２ａが施されている。
【００１２】上記のように構成した本実施形態の変速操
作装置においては、シフトレバーが一方にシフト操作さ
れて図３に示したようにフォークシャフト１２が図示右
方に軸方向移動されると、図示左方の保持プレート２３
と弾性リング２１を介してシフトフォーク１１が図示右
方に軸方向移動されてハブスリーブを軸方向に押動し、
このとき弾性リング２１が弾性変形してシフト操作時の
いわゆる２段入り現象を抑制する。また、シフトレバー
が他方にシフト操作されてフォークシャフト１２が図示
左方に軸方向移動されると、図示右方の保持プレート２
４と弾性リング２２を介してシフトフォーク１１が図示
左方に軸方向移動されてハブスリーブを軸方向に押動
し、このとき弾性リング２２が弾性変形してシフト操作
時のいわゆる２段入り現象を抑制する。したがって、フ
ォークシャフト１２が図示右方に軸方向移動される場合
と図示左方に軸方向移動される場合の両方において各弾
性リング２１，２２がそれぞれ有効に機能し、各シフト
操作時のいわゆる２段入り現象を共に同等に抑制するこ
とができる。
作装置においては、シフトレバーが一方にシフト操作さ
れて図３に示したようにフォークシャフト１２が図示右
方に軸方向移動されると、図示左方の保持プレート２３
と弾性リング２１を介してシフトフォーク１１が図示右
方に軸方向移動されてハブスリーブを軸方向に押動し、
このとき弾性リング２１が弾性変形してシフト操作時の
いわゆる２段入り現象を抑制する。また、シフトレバー
が他方にシフト操作されてフォークシャフト１２が図示
左方に軸方向移動されると、図示右方の保持プレート２
４と弾性リング２２を介してシフトフォーク１１が図示
左方に軸方向移動されてハブスリーブを軸方向に押動
し、このとき弾性リング２２が弾性変形してシフト操作
時のいわゆる２段入り現象を抑制する。したがって、フ
ォークシャフト１２が図示右方に軸方向移動される場合
と図示左方に軸方向移動される場合の両方において各弾
性リング２１，２２がそれぞれ有効に機能し、各シフト
操作時のいわゆる２段入り現象を共に同等に抑制するこ
とができる。
【００１３】また、本実施形態においては、シフトレバ
ーに連動するフォークシャフト１２とシフトフォーク１
１とを連結する弾性連結手段２０を、ゴム系材料にて形
成した一対の弾性リング２１，２２と、これら各弾性リ
ング２１，２２をシフトフォーク１１とにより軸方向に
て挟持する一対の保持プレート２３，２４を備える構成
としたため、軸方向にてコンパクトに構成することがで
きるとともに、シフトフォーク１１からフォークシャフ
ト１２に伝達される軸方向の振動を両弾性リング２１，
２２にて抑制することができて、シフトレバーのびびり
振動を抑制することができ、これに伴う車室内の騒音発
生及びシフトフィーリングの悪化を抑制することができ
る。
ーに連動するフォークシャフト１２とシフトフォーク１
１とを連結する弾性連結手段２０を、ゴム系材料にて形
成した一対の弾性リング２１，２２と、これら各弾性リ
ング２１，２２をシフトフォーク１１とにより軸方向に
て挟持する一対の保持プレート２３，２４を備える構成
としたため、軸方向にてコンパクトに構成することがで
きるとともに、シフトフォーク１１からフォークシャフ
ト１２に伝達される軸方向の振動を両弾性リング２１，
２２にて抑制することができて、シフトレバーのびびり
振動を抑制することができ、これに伴う車室内の騒音発
生及びシフトフィーリングの悪化を抑制することができ
る。
【００１４】また、本実施形態においては、各弾性リン
グ２１，２２のシフトフォーク側端部内周に所定の面取
２１ａ，２２ａを施したため、各弾性リング２１，２２
の弾性変形時にそのシフトフォーク側端部内周がフォー
クシャフト１２とシフトフォーク１１（詳細には各ブッ
シュ１４，１５）間の軸嵌合隙間に入り込むことがなく
て、フォークシャフト１２とシフトフォーク１１間の円
滑な軸方向移動が保証され、上記した各シフト操作時の
いわゆる２段入り現象が的確に抑制される。
グ２１，２２のシフトフォーク側端部内周に所定の面取
２１ａ，２２ａを施したため、各弾性リング２１，２２
の弾性変形時にそのシフトフォーク側端部内周がフォー
クシャフト１２とシフトフォーク１１（詳細には各ブッ
シュ１４，１５）間の軸嵌合隙間に入り込むことがなく
て、フォークシャフト１２とシフトフォーク１１間の円
滑な軸方向移動が保証され、上記した各シフト操作時の
いわゆる２段入り現象が的確に抑制される。
【図１】 本発明による歯車変速機の変速操作装置の一
実施形態を示す縦断正面図である。
実施形態を示す縦断正面図である。
【図２】 図１に示したシフトフォークの平面図であ
る。
る。
【図３】 図１示した変速操作装置の作動説明図であ
る。
る。
１１…シフトフォーク、１１ａ…長孔、１２…フォーク
シャフト、１３…ピン、２０…弾性連結手段、２１，２
２…弾性リング、２１ａ，２２ａ…面取、２３，２４…
保持プレート、２５，２６…クリップ。
シャフト、１３…ピン、２０…弾性連結手段、２１，２
２…弾性リング、２１ａ，２２ａ…面取、２３，２４…
保持プレート、２５，２６…クリップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 睦春 愛知県西尾市小島町城山１番地 アイシ ン・エーアイ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 ハブスリーブを挟持するシフトフォーク
を、シフトレバーに連動するフォークシャフトに軸方向
へ一定量摺動可能に嵌合するとともに、シフトフォーク
とフォークシャフトを弾性連結手段を介して連結した歯
車変速機の変速操作装置において、前記弾性連結手段と
して、ゴム系材料にて形成されて前記フォークシャフト
に同軸的に組付けられ前記シフトフォークの軸方向両端
部にそれぞれ離脱可能に係合する一対の弾性リングと、
前記フォークシャフトに組付けられて前記各弾性リング
を前記シフトフォークとにより軸方向にて挟持する一対
の保持プレートを備えた弾性連結手段を採用したことを
特徴とする歯車変速機の変速操作装置。 - 【請求項２】 前記弾性リングのシフトフォーク側端部
内周に所定の面取を施したことを特徴とする請求項１記
載の歯車変速機の変速操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP519196A JPH09196167A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 歯車変速機の変速操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP519196A JPH09196167A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 歯車変速機の変速操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196167A true JPH09196167A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11604337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP519196A Pending JPH09196167A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 歯車変速機の変速操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196167A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1079154A2 (de) * | 1999-08-27 | 2001-02-28 | SELZER FERTIGUNGSTECHNIK GMBH & CO. | Schaltschiene mit daran befestigter Schaltgabel für Kraftfahrzeug-Schaltgetriebe |
| FR2833060A1 (fr) * | 2001-12-04 | 2003-06-06 | Ina Schaeffler Kg | Fourchette de boite de vitesses |
| EP1388690A2 (de) | 2002-08-09 | 2004-02-11 | GETRAG Getriebe- und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer GmbH & Cie KG | Schaltvorrichtung |
| FR2884885A1 (fr) * | 2005-04-25 | 2006-10-27 | Renault Sas | Boite de vitesse avec au moins une fourchette comprenant des elements elastiquement deformables, et le vehicule automobile comprenant une telle boite de vitesses |
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-
1996
- 1996-01-16 JP JP519196A patent/JPH09196167A/ja active Pending
Cited By (12)
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