JP2007146895A - シフトフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】変速機のシフトフォークにおいて、スリーブ側からの振動がシフトレバー側に伝達されることを防止する。
【解決手段】選択歯車式変速機のスリーブ21に形成された外周溝21aの内側面21bと対向されるシフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bの側面に、内側面と摺動自在に当接する摺動部材17を弾性ゴムなどの柔軟弾性材よりなる緩衝体16を介して取り付ける。各摺動部材は平板状の本体17aとそれより直角に突出する脚部17bよりなるものとし、緩衝体を脚部に挿通した摺動部材は、二叉部の先端部に形成した貫通穴15cに各脚部を両側から挿入して二叉部の先端部に取り付けるのがよい。あるいは摺動部材は単純な平板状またはコ字状として、二叉部の先端部の両側面に緩衝体を介して接着または焼き付けにより固着してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などに使用する選択歯車式変速機の被作動部材をシフトして変速ギヤの切り換えを行うシフトフォークに関する。
この種のシフトフォークとしては、例えば特許文献1に示すものがある。この特許文献1では、自動車のマニュアルトランスミッションのシフトフォークは、回転しているクラッチ・ハブ・スリーブの外周溝に挿入可能な円弧状のフォークを有するものであり、運転者がシフトレバーを操作することにより、セレクターロッドを介してクラッチ・ハブ・スリーブを軸線方向に移動させて、シンクロ機構を動作させながらギアチェンジを行わせるものである。またこの特許文献1の技術では、クラッチ・ハブ・スリーブの外周溝に高速・高面圧で摺接するシフトフォークの先端部に、摺動性に優れた合成樹脂からなる摺動材をキャップ状のシフトフォーク爪として装着して、変速動作時におけるシフトレバーの操作性及び操作時の感触の改善を図ることが記載されている。
特開平06−229474号公報(段落〔0002〕〜〔0004〕、図1、図2)。
この種の選択歯車式変速機では、動力伝達を行っている状態ではスリーブが常に軸線方向に細かく振動し、この振動はスリーブの外周溝内に係合されたシフトフォークから連結ロッドを介してシフトレバーに伝達されてシフトレバー先端の握りが振動し、また連結ロッドの連結部にもビビリ音が生じ、さらに被作動部材をシフトする際に生じる衝撃が連結ロッドを介してシフトレバーに伝達されて操作感を低下させるという問題がある。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
このために、本発明によるシフトフォークは、選択歯車式変速機の変速軸に設けられた被作動部材をシフトレバーにより軸線方向に移動して変速ギヤの切り換えを行うシフトフォークにおいて、被作動部材に形成された外周溝と係合されるシフトフォークの二叉部の先端部には、外周溝の少なくとも一方の内側面と対向される側面に、外周溝の内側面と摺動自在に当接する摺動部材を弾性ゴムなどの柔軟弾性材よりなる緩衝体を介して取り付けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載のシフトフォークの摺動部材は1対として外周溝の両内側面と対向される二叉部の先端部の両側面に緩衝体を介して取り付けることが好ましい。
請求項2に記載のシフトフォークの各摺動部材は平板状の本体とそれより直角に突出する一定断面形状の脚部よりなるものとし、二叉部の先端部には両側面に開口して脚部を摺動可能に嵌挿する穴を形成し、緩衝体は脚部を挿通可能な穴が形成された平板状とし、緩衝体を脚部に挿通した1対の摺動部材は各脚部を穴に両側から挿入して二叉部の先端部に取り付けることが好ましい。
請求項3に記載のシフトフォークにおいて、穴は貫通穴とし、1対の摺動部材は各脚部を貫通穴に挿入して各脚部の先端を互いに固着することにより二叉部の先端部に離脱不能に取り付けることが好ましい。
請求項1または請求項2に記載のシフトフォークの各摺動部材は平板状として二叉部の先端部の側面に、緩衝体を介して固着することが好ましい。
請求項2に記載のシフトフォークの各摺動部材はコ字断面形状として少なくとも二叉部の先端部の両側面に、緩衝体を介して固着することが好ましい。
請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシフトフォークの摺動部材は潤滑性に優れ柔軟性を有する合成樹脂よりなるものとすることが好ましい。
前述のように構成した請求項1のシフトフォークによれば、被作動部材に形成された外周溝の少なくとも一方の内側面と対向される二叉部の先端部の側面に、内側面と摺動自在に当接する摺動部材を弾性ゴムなどの柔軟弾性材よりなる緩衝体を介して取り付けたので、動力伝達を行っている状態で生じる被作動部材の細かい振動は、外周溝の内側面から摺動部材には伝達されるが、緩衝体により減衰され吸収されてシフトフォークの二叉部の先端部には伝達されない。従ってシフトフォークは振動されないので、フォークシャフトなどの連結部材を介してシフトレバーに伝達されてその先端の握りが振動することはなく、また連結部材の連結部などにビビリ音が生じることもない。さらに被作動部材を移動して変速ギヤを切り換える際に生じる衝撃が連結ロッドを介してシフトレバーに伝達されることもないので、操作感を向上させることができる。
前述のように構成した請求項2の発明によれば、被作動部材が軸線方向で何れの向きに移動される場合でも、変速ギヤを切り換える際に生じる衝撃がシフトフォークからフォークシャフトなどの連結部材を介してシフトレバーに伝達されて操作感を低下させることもない。
前述のように構成した請求項3の発明によれば、互いに固着された両摺動部材の各脚部は二叉部の貫通穴内に摺動自在に嵌挿され、各緩衝体は二叉部の先端部及び摺動部材に接着などにより固着する必要はない。従って緩衝体に加わる拘束力がほとんどなく、柔軟性が損なわれることはないので、振動、ビビリ及び衝撃伝達の防止作用を向上させることができる。
前述のように構成した請求項4の発明によれば、1対の摺動部材は各脚部の先端を互いに固着することにより二叉部の先端部に離脱不能に取り付けられており、シフトフォークが選択歯車式変速機から取り外された部品単体の状態でも、各摺動部材が二叉部1から脱落することはないので、シフトフォーク単体としての取り扱いが容易となる。
前述のように構成した請求項5の発明によれば、緩衝体及び摺動部材の取り付け構造が簡略化されるので、製造コストを低下させることができる。
前述のように構成した請求項6の発明によれば、摺動部材は両側の摺動部分が互いに一体に連結され、少なくとも離れた2箇所で緩衝体を介してシフトフォークの二叉部の先端部に固着されるので、摺動部材の取り付け強度を増大させることができる。
前述のように構成した請求項7の発明によれば、被作動部材との間の摩擦損失を減少させるとともに、摺動部材の柔軟性によっても振動が減衰され吸収されるので、振動、ビビリ及び衝撃伝達の防止作用を一層向上させることができる。
以下に、図1〜図3により、本発明によるシフトフォークの実施形態の説明をする。この実施形態のシフトフォーク15は、一側の内側が大きい円弧状に形成された二叉部15aと、その他側に一体形成された筒状のボス部15dよりなり、二叉部15aの円弧状部とボス部15dの中心軸線は互いに平行である。また二叉部15aの各先端部15bの中心軸線と直交する両側面には、それぞれ緩衝体16を介して1対の摺動部材17が設けられている。
図1に示すように、選択歯車式変速機は、変速ギヤ22,23が回転自在に設けられる変速軸20と、これと平行にハウジングの支持部11a,11bにより支持されたフォークシャフト10と、ハウジングの一部11cに球面支持部14により揺動自在に支持されて一端に握り部13aが設けられたシフトレバー13と、シフトレバー13の他端とフォークシャフト10の一端を連結する連結ロッド12を有している。変速軸20には2つの変速ギヤ22,23の間にハブ20aが一体的に設けられ、このハブ20aの外周の外歯スプラインには、外周に外周溝21aが形成されたスリーブ(被作動部材)21が軸線方向摺動自在にスプライン係合され、各変速ギヤ22,23にはスリーブ21の内歯スプラインと係合可能な外歯スプラインが形成されている。
シフトフォーク15は、ボス部15dがフォークシャフト10に固定され、緩衝体16及び摺動部材17を設けた二叉部15aの各先端部15bは、スリーブ21の外周溝21a内に多少の隙間を設けて係合されている。運転者がシフトレバー13の握り部13aを操作することによりフォークシャフト10とともにシフトフォーク15が軸線方向に移動されれば、スリーブ21もこれと同時に軸線方向に移動して、変速ギヤ22または変速ギヤ23とスプライン係合・離脱され、これにより変速ギヤ22または変速ギヤ23は変速軸20に選択的に連結されて変速ギヤ列の切り換えが行われる。
主として図2及び図3に示すように、各摺動部材17は、略長方形の平板状でスリーブ21の外周溝21aの内側面21bと直接当接する本体17aと、それより直角に突出する脚部17bよりなるもので、脚部17bは互いに平行な両側縁の両端を半円弧で接続した細長い一定断面形状である。シフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bの緩衝体16を設ける側面には、脚部17bを摺動可能に嵌挿する貫通穴15cが形成されている。緩衝体16は弾性ゴムなどの柔軟弾性材を素材とする、摺動部材17の本体17aとほゞ同じ略長方形の板材で、脚部17bを挿通可能な穴16aが設けられている。この実施形態の摺動部材17は、潤滑性に優れ適度な柔軟性を有する合成樹脂(例えばPEEK樹脂)よりなる型成形品である。
1対の摺動部材17は、脚部17bを緩衝体16の穴16aに挿通した状態で、二叉部15aの各先端部15bの貫通穴15cに各脚部17bを両側から挿入し、各脚部17bの先端を加熱融着して互いに一体化することにより、二叉部15aの各先端部15bに取り付けられる。この取付状態では、各摺動部材17の本体17aと二叉部15aの先端部15bの両側面の間には緩衝体16が介在され、先端部15bスリーブ21の外周溝21a内に係合されれば、緩衝体16と反対側となる本体17aの外面は、多少の隙間をおいて外周溝21aの内側面21bと摺動自在に当接される。
この実施形態では、摺動部材17は潤滑性に優れ適度な柔軟性を有する合成樹脂製としており、このようにすればスリーブ21との間の摩擦損失を減少させるとともに、摺動部材17の柔軟性によっても振動が減衰され吸収されるので、振動、ビビリ及び衝撃伝達の防止作用を一層向上させることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、摺動部材17を耐摩耗性のある金属製としてもよ。またこの実施形態では、脚部17bは細長い断面形状として二叉部15aに対する回り止めを行っているが、四角形などの断面形状あるいは脚部17bを2本の丸いピンなどとして回り止めを行ってもよい。また、摺動部材17の本体17aを円板状として脚部17bによる回り止めを行わないようにしてもよい。
上述した実施形態によれば、シフトフォーク15の二叉部15aの各先端部15bの両側に設けられてスリーブ21に形成された外周溝21aの両内側面21bと当接される摺動部材17の本体17aと各先端部15bの両側の間に、弾性ゴムなどの柔軟弾性材よりなる緩衝体16を設けたので、動力伝達を行っている状態でスリーブ21に加わる細かい振動は、外周溝21aの内側面21bから摺動部材17には伝達されるが、緩衝体16により減衰され吸収されてシフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bには伝達されない。従ってシフトフォーク15は振動されないので、フォークシャフト10及び連結ロッド12を介してシフトレバー13に伝わってその先端の握り部13aが振動することはなく、またフォークシャフト10、連結ロッド12、シフトレバー13などの連結部にビビリ音が生じることはない。またシフトフォーク15によりスリーブ21が移動されて変速ギヤ22,23の外歯スプラインと係合される際に生じる衝撃が連結ロッド12を介してシフトレバー13の握り部13aに伝達されることもないので、操作感を向上させることができる。
上述した実施形態では、各摺動部材17の脚部17bを緩衝体16の穴16aに挿通した状態で、各脚部17bを二叉部15aの各先端部15bの貫通穴15cに両側から挿入し、各脚部17bの先端を加熱融着して互いに一体化することにより、二叉部15aの各先端部15bに取り付けており、このようにすれば、互いに一体に融着された両摺動部材17の各脚部17bは二叉部15aの貫通穴15b内に摺動自在に嵌挿され、各緩衝体16は二叉部15aの先端部15b及び摺動部材17に接着などにより固着する必要はない。従って緩衝体16に加わる拘束力は少なく、柔軟性が損なわれることも少ないので、振動、ビビリ音及び衝撃伝達の防止作用を向上させることができ、またシフトフォーク15を単体で取り扱う際でも各摺動部材17が二叉部15aから脱落するおそれはない。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、貫通穴15cに両側から挿入した各脚部17bの先端を加熱融着などにより互いに一体化することなく、逆に各先端の間に多少の隙間を設けるようにして実施してもよい。そのようにすれば各摺動部材17の運動の自由度が高まり、緩衝体16に加わる拘束力は一層減少するので、振動、ビビリ音及び衝撃伝達の防止作用を一層向上させることができる。なおこのシフトフォークを選択歯車式変速機に組み付けた状態では、各摺動部材17を含む二叉部15aの先端部15bはスリーブ21の外周溝21a内に挿入されるので、スリーブ21がシフトフォーク15から脱落するおそれはない。
また上述した実施形態では、摺動部材17は1対としてシフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bの両側面に緩衝体16を介して取り付けており、このようにすればスリーブ21が軸線方向で何れの向きに移動される場合でも、移動に伴うスリーブ21と変速ギヤ22,23の係合により生じる衝撃がシフトフォークからシフトレバーに伝達されて操作感を低下させることはない。しかしながら本発明は必ずしもこれに限られるのではない。この種の変速機では、通常はスリーブの両側に変速ギヤを設けて切り換えているが、場合によってはスリーブの一側だけに変速ギヤを設ける配置とすることがあり、そのような場合には二叉部15aの先端部15bの一側面に設ける摺動部材17を緩衝体16を介して取り付ければよく、そのようにしてもその変速ギヤの係合により生じる衝撃がシフトレバーに伝達されるのを防止することができる。
また上述した実施形態ではシフトフォーク15によりスリーブ21を移動させる例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、シフトフォーク15により変速ギヤを移動させて変速ギヤの切り換えを行う場合にも適用することができる。
次に図4に示す第1変形例の説明をする。この第1変形例は、シフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bに設ける摺動部材17Aを、前述した実施形態の摺動部材17から脚部17bを除いた略長方形状の単純な平板状とし、これを先端部15bの両側面に緩衝体16Aを介して固着したものである。摺動部材17Aの素材は前述した実施形態と同様、合成樹脂でもよいし金属でもよい。また先端部15bと緩衝体16A及び緩衝体16Aと摺動部材17Aの間の固着は、接着により行ってもよいし焼き付けにより行ってもよい。その他の構成は前述した実施形態と同一であるので詳細な説明は省略する。この第1変形例によれば、緩衝体16A及び摺動部材17Aの取り付け構造が簡略化されるので、製造コストを低下させることができる。
次に図5に示す第2変形例の説明をする。この第2変形例は、シフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bに設ける摺動部材17Bを、前述した第1変形例の両側の摺動部材17Aを連結したコ字状とし、これを先端部15bの両側面及びこれと直交する内側面に緩衝体16Bを介して固着したものである。摺動部材17Aの素材は合成樹脂でも金属でもよいし、また先端部15bと緩衝体16B及び緩衝体16Bと摺動部材17Bの間の固着は接着と焼き付けの何れでもよい。なお、緩衝体16Bは先端部15bの両側面と摺動部材17Bの両側の摺動部分の間だけとし、先端部15bの内側面と摺動部材17Bの中央部の間は空間としてもよい。その他の構成は前述した実施形態と同一であるので詳細な説明は省略する。この第2変形例によれば、摺動部材17Bは両側の摺動面17Dと中間の摺動面17Cがともにスリーブ21の外周溝21aの内面と接触して摩耗や摺動抵抗を軽減することができる。また少なくとも離れた2箇所で緩衝体16Bを介してシフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bに固着されので、先端部15bに対する摺動部材17Bの取り付け強度を増大させることができる。
本発明によるシフトフォークの一実施形態及びこれを適用した選択歯車式変速機の一例の要部を示す側面図である。 図1のシフトフォークの正面形状を示す2−2断面図である。 図2の3−3線に沿った部分拡大断面図である。 摺動部材の取付部の第1変形例を示す図3に相当する部分拡大断面図である。 摺動部材の取付部の第2変形例を示す図3に相当する部分拡大断面図である。
符号の説明
13…シフトレバー、15シフトフォーク、15a…二叉部、15b…先端部、15c…貫通穴、16,16A,16B…緩衝体、16a…穴、17,17A,17B…摺動部材、17a…本体、17b…脚部、20…変速軸、21…被作動部材(スリーブ)、21a…外周溝、21b…内側面、22,23…変速ギヤ。

Claims (7)

  1. 選択歯車式変速機の変速軸に設けられた被作動部材をシフトレバーにより軸線方向に移動して変速ギヤの切り換えを行うシフトフォークにおいて、前記被作動部材に形成された外周溝と係合される前記シフトフォークの二叉部の先端部には、前記外周溝の少なくとも一方の内側面と対向される側面に、前記内側面と摺動自在に当接する摺動部材を弾性ゴムなどの柔軟弾性材よりなる緩衝体を介して取り付けたことを特徴とするシフトフォーク。
  2. 請求項1に記載のシフトフォークにおいて、前記摺動部材は1対として前記外周溝の両内側面と対向される前記二叉部の先端部の両側面に前記緩衝体を介して取り付けたことを特徴とするシフトフォーク。
  3. 請求項2に記載のシフトフォークにおいて、前記各摺動部材は平板状の本体とそれより直角に突出する一定断面形状の脚部よりなるものとし、前記二叉部の先端部には前記両側面に開口して前記脚部を摺動可能に嵌挿する穴を形成し、前記緩衝体は前記脚部を挿通可能な穴が形成された平板状とし、前記緩衝体を前記脚部に挿通した前記1対の摺動部材は前記各脚部を前記穴に両側から挿入して前記二叉部の先端部に取り付けたことを特徴とするシフトフォーク。
  4. 請求項3に記載のシフトフォークにおいて、前記穴は貫通穴とし、前記1対の摺動部材は前記各脚部を前記貫通穴に挿入して前記各脚部の先端を互いに固着することにより前記二叉部の先端部に離脱不能に取り付けたことを特徴とするシフトフォーク。
  5. 請求項1または請求項2に記載のシフトフォークにおいて、前記各摺動部材は平板状として前記二叉部の先端部の前記側面に、前記緩衝体を介して固着したことを特徴とするシフトフォーク。
  6. 請求項2に記載のシフトフォークにおいて、前記各摺動部材はコ字断面形状として少なくとも前記二叉部の先端部の前記両側面に、前記緩衝体を介して固着したことを特徴とするシフトフォーク。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のシフトフォークにおいて、前記摺動部材は潤滑性に優れ柔軟性を有する合成樹脂よりなることを特徴とするシフトフォーク。
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