JPH09194093A - ウエブのカール測定方法および装置、カール修正方法および装置、並びにウエブ切断装置 - Google Patents

ウエブのカール測定方法および装置、カール修正方法および装置、並びにウエブ切断装置

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JPH09194093A
JPH09194093A JP8006142A JP614296A JPH09194093A JP H09194093 A JPH09194093 A JP H09194093A JP 8006142 A JP8006142 A JP 8006142A JP 614296 A JP614296 A JP 614296A JP H09194093 A JPH09194093 A JP H09194093A
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエブのカール量をオンラインで迅速かつ正確
に検出することを可能にする。 【解決手段】ウエブ切断装置10は、巻軸14に巻回さ
れているウエブ12のカールを搬送途上で修正するため
のデカール装置28と、このウエブ12を裁断するスリ
ッタ装置44と、前記ウエブ12を所定長さ毎に切断す
る走間カッタ20と、前記走間カッタ20の出口側に配
置されるカール測定装置22と、前記切断されたシート
材18を積層装置24に搬送するコンベア26とを備え
る。カール測定装置22は、ウエブ12が切断されたこ
とを検出するカット完了検出器52と、走間カッタ20
の位置を検出するカッタ距離測定器54と、前記ウエブ
12の先端の垂れによる変位を検出するウエブ変位量測
定器56とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向に移送さ
れるウエブのカール測定方法および装置、カール修正方
法および装置、並びにウエブ切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、平板印刷用のPS版には、例
えば、0.1mm〜0.5mm程度の厚さを有するアル
ミニウム金属等の金属薄板が支持体として用いられてい
る。この種のPS版を形成するウエブ切断装置は、通
常、ウエブがロール状に巻回された巻軸を備えており、
この巻軸から送り出される前記ウエブがカール修正装
置、例えば、デカール装置やローラレベラでそのカール
(巻癖)を修正されて平坦状に成形される。さらに、ウ
エブは、スリッタで裁断された後、カッタで所定の長さ
に切断されてシート状にされ、コンベア等の搬送機構を
介して集積位置に束状に積層されている。
【0003】ところで、上記のウエブ切断装置におい
て、ウエブから切り出されたシートには、カールや形状
不良が存在しているか否かを検出するためのカール検査
が行われている。例えば、カッタで切断されたシートを
ライン上からサンプルとして取り出し、オフラインでこ
のシートのカールや形状不良を測定する方法(以下、従
来例1という)や、特願平4−205689号公報に開
示されているように、搬送機構であるコンベアの出口に
おいて、切断されたシート先端の垂れ量を検出する方法
(以下、従来例2という)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例1では、サンプリング装置によりライン上のシー
トを取り出して測定を行うため、測定作業にかなりの人
手や時間がかかってしまう。しかも、測定作業が終了す
るまでラインの運転ができず、該ラインの稼働効率が低
下するという問題が指摘されている。
【0005】上記の従来例2では、シートがコンベアの
出口まで搬送された後にこのシートの垂れ量を検出する
ため、実質的にカール修正装置から前記コンベアの出口
までの間に製品不良となる複数枚のシートが存在してし
まい、製品の歩留りが低下するという不具合が生じてい
る。
【0006】また、シートにカールが存在している場
合、カール修正のためにカール修正装置の設定条件を変
更する作業は、通常、作業者の経験に依存しており、該
作業者の経験の差によって製品不良が多くなってしま
う。さらに、巻軸に巻回された金属薄板(ウエブ)は、
ロール外周側と巻軸付近とでカール量が異なり、カール
修正装置の設定条件を前記外周側と前記巻軸付近で変更
しなければならない。その際、巻軸付近での設定条件の
変更は、作業者の経験により行われており、該作業者に
過度の負担を強いることになっている。しかも、設定条
件の変更が不適切な場合、シートがコンベア上で蛇行す
る等、集積不良が多くなり、製品の歩留りが低下すると
ともに、ラインの稼働率の低下が惹起されてしまう。
【0007】さらにまた、次なるPS版に対応し、巻軸
にロール状に巻回されたウエブを巻き戻してシートに切
断する際には、カール修正装置を仮の設定条件で運転
し、シートのカール検査を行った結果に基づいて、この
カール修正装置の設定条件が改めて決定されている。従
って、カール修正装置の運転条件が決定されるまでの
間、仮の設定条件でラインの運転が行なわれており、製
品の歩留り低下が惹起されている。その際、所定の設定
条件が決定するまでの間、上記の歩留り低下を軽減すべ
くラインを低速で運転する必要があり、これによって生
産量が低下するという問題が指摘されている。
【0008】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、ウエブのカール量をオンラインで迅速かつ正確に
検出することが可能なウエブのカール測定方法および装
置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、ウエブのカール量に基づ
いて設定条件を変更することにより、正確な条件設定が
可能になるとともに、製品歩留りの向上を容易に遂行す
ることができるウエブのカール修正方法および装置を提
供することを目的とする。
【0010】さらにまた、本発明は、ウエブのカール量
に基づいてカール修正装置の設定条件を効率的かつ正確
に設定することができ、しかも製品歩留りに優れたウエ
ブ切断装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、ウエブ先端の垂れによる変位と、この
変位を検出する際のウエブ切断用カッタの位置とに基づ
いて前記ウエブのカール量を演算する。このため、ウエ
ブのカール量をオンラインで容易に検出することがで
き、ラインの稼働効率の低下を阻止することが可能にな
る。その際、ウエブの厚さを含む製品情報を考慮してウ
エブのカール量を演算することにより、厚さの異なるウ
エブに対しても正確にカール量を検出することが可能に
なる。
【0012】また、ウエブが切断されたことを検出する
カット完了検出機構、あるいは、前記ウエブ先端を検出
するウエブ先端検出機構を備えることにより、前記ウエ
ブ先端の垂れによる変位を該ウエブ表面までの距離とし
て正確に検出することができ、ウエブのカール量演算作
業が高精度に遂行される。ここで、予め測定したウエブ
のカール量とウエブ先端の垂れ量との関係図を作成して
おけば、前記ウエブ先端の垂れ量の演算結果に基づいて
該ウエブのカール量を容易かつ正確に求めることが可能
になる。
【0013】さらに、ウエブ変位量測定機構をウエブの
幅方向に沿って複数個配置し、このウエブの幅寸法およ
びスリッタにより裁断された裁断幅に基づいて切り換え
使用し、あるいは、該ウエブの幅方向に沿って前記ウエ
ブ変位量測定機構を移動可能に構成する。これにより、
ウエブの幅寸法や製品幅が種々変更される場合にも、条
件の変更が短時間で容易に遂行され、作業の効率化が図
られる。
【0014】さらにまた、本発明は、演算されたカール
量に基づいてカール修正装置の設定条件が変更される。
このため、正確な条件設定を迅速かつ効率的に行うこと
が可能になる。
【0015】また、本発明は、走間カッタと搬送機構の
間にカール測定装置を配設しており、製品の歩留り低下
を確実に阻止することができる。さらに、ウエブの厚さ
を含む製品情報が記憶機構に記憶されるとともに、この
記憶内容と次なるウエブの製品情報とに基づいて演算機
構によりカール修正装置の設定条件が演算される。次い
で、該演算結果に基づいてカール修正装置の設定条件が
変更される。これにより、種々の異なるウエブに対応し
て設定条件を短時間で決定することができ、製品歩留り
の向上が容易に遂行される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るウエブ切断装置10の概略構成図である。ウエブ
切断装置10は、印刷用原版に用いられるPS版を形成
するためのものであり、ウエブ12が巻回されている巻
軸14を有する巻戻し装置16と、この巻軸14から送
り出される前記ウエブ12を所定の長さ毎に切断してシ
ート材18を形成するための走間カッタ20と、この走
間カッタ20の出口側(矢印A方向下流側)に配置さ
れ、前記シート材18の先端18aの垂れ量による変位
量から前記ウエブ12のカール量を検出するためのカー
ル測定装置22と、前記シート材18を積層装置(積層
位置)24に搬送するコンベア(搬送機構)26とを備
える。
【0017】巻戻し装置16と走間カッタ20の間に
は、巻軸14から送り出されるウエブ12のカール(巻
癖)を修正するためのカール修正装置であるデカール装
置28が配置されている。
【0018】巻戻し装置16は、巻軸14を矢印方向に
回転させてウエブ12を矢印A方向に送り出すために図
示しない回転駆動源を備えており、この巻戻し装置16
に近接してローラ30が配設される。このローラ30に
近接して配置されているデカール装置28は、図1およ
び図2に示すように、複数のデカールローラ32a〜3
2dを備える。このデカールローラ32a〜32dは、
ローラ30よりも小径であり、実際上、直径が30mm
〜80mmの範囲内に設定されている。
【0019】図2および図3に示すように、デカールロ
ーラ32b、32cの両端には、鉛直方向に指向してボ
ールねじ34a〜34dが嵌合しており、このボールね
じ34a〜34dの端部には、デカール装置28の設定
条件を変更すべく前記デカールローラ32b、32cを
鉛直方向に変位させるための駆動機構、例えば、モータ
36a〜36dが連結されている。前記モータ36a〜
36dには、これらを個別に制御するための制御装置3
8a〜38dが電気的に接続されている。
【0020】図1に示すように、デカール装置28の下
流側には、ローラ40とフィードローラ対42が配設さ
れており、このフィードローラ対42は、図示しない駆
動モータにより矢印方向に回転してウエブ12を矢印A
方向に搬送する。フィードローラ対42の下流側に配設
されるスリッタ装置44は、図4に示すように、ウエブ
12を所定の幅寸法に裁断するために一対のスリッタ刃
45を備える。
【0021】走間カッタ20は、下刃46と上刃48と
を備え、図5に示すように、モータを含む駆動部50を
介して矢印A方向(搬送方向)に進退変位しながら前記
下刃46と前記上刃48によりウエブ12を所定の長さ
毎に切断する。
【0022】カール測定装置22は、走間カッタ20に
よりウエブ12が切断されたことを検出するためのカッ
ト完了検出器52と、前記走間カッタ20の位置を検出
するためのカッタ距離測定器54と、前記ウエブ12の
自由端であるウエブ先端12aの垂れによる変位を該ウ
エブ12の表面までの距離として検出すためのウエブ変
位量測定器56とを備える。
【0023】図4および図5に示すように、カット完了
検出器52とカッタ距離測定器54は、走間カッタ20
の側面位置を検出するように配置されており、ウエブ変
位量測定器56は、図4に示すように、ウエブ12の幅
方向に沿って一列に複数個の、例えば、8個のウエブ変
位量測定器56a〜56hからなり、これらが切り換え
使用される。
【0024】カッタ距離測定器54およびウエブ変位量
測定器56a〜56hは、レーザ変位計で構成されてお
り、感光材料が上面に塗布されたPS版であるウエブ1
2に対応して前記ウエブ変位量測定器56a〜56hの
光源としては、波長が780nmの半導体レーザが使用
される。カット完了検出器52は、投光部と受光部を備
えた光電スイッチであり、投光する光は、PS版用とし
て赤外光を使用する。
【0025】コンベア26の途上には、不良品排出部6
0が設けられるとともに、このコンベア26の終端にシ
ート材18を束状に集積するための積層装置24が配置
されている。
【0026】図6に示すように、カール測定装置22
は、カット完了検出器52とカッタ距離測定器54とウ
エブ変位量測定器56a〜56hから入出力装置62を
介して送給される信号に基づいてウエブ12の垂れ量を
演算する演算装置64と、この演算装置64の演算結果
と垂れ量データ66と製品情報68からの信号により前
記ウエブ12のカール量を演算する演算装置70とを備
える。
【0027】演算装置70には、ライン運転信号72、
ウエブ切断装置10の運転条件等のライン運転条件7
4、演算されたカール量とデカール装置28のローラ設
定値を記憶する記憶装置76、演算結果を表示部78と
警報部80に出力する出力装置82、およびデカール装
置28の制御装置38a〜38dの信号を入出力する入
出力装置84が接続されている。
【0028】垂れ量データ66は、予め計測したウエブ
12の先端12aの垂れ量とカール量のデータとを有
し、この垂れ量とこのカール量の関係図(後述する)を
用いて前記ウエブ12のカール量を求める。製品情報6
8は、種々の製品に対応するウエブ12の厚さ、幅、切
断長さおよび品種等に関するものである。
【0029】このように構成されるウエブ切断装置10
の動作について、第1の実施形態に係るカール測定方法
およびカール修正方法との関連で以下に説明する。
【0030】先ず、PS版の支持体として、厚さが0.
24mmで幅が1060mmのアルミニウム薄板(JI
S合金番号1050)のウエブ12が用いられる。その
他の条件としては、巻戻し装置16による巻き戻し速度
が20m/minと90m/minの2段階であり、デ
カール装置28を構成するデカールローラ32a〜32
dの直径が60mm、スリッタ装置44により裁断され
るウエブ12の製品幅が1030mm、走間カッタ20
により切断されるシート材18の切断長さが800m
m、コンベア26と前記走間カッタ20とのウエブ送り
出し高さの差が30mmに設定される。
【0031】さらに、ウエブ変位量測定器56a〜56
hは、ウエブ12の搬送方向の中心線に対称に配置され
ており、図4に示すように、ウエブ変位量測定器56d
と56eの距離が60mm、ウエブ変位量測定器56c
と56fの距離が750mm、ウエブ変位量測定器56
bと56gの距離が970mm、およびウエブ変位量測
定器56aと56hの距離が1230mmに設定され
る。
【0032】そこで、前記選択されたウエブ12のカー
ル量とウエブ先端12aの垂れ量との関係図が、予め作
成される。すなわち、表1に示すように、所定寸法に切
断されたシート材18が定盤90上に載置され、このシ
ート材18のエッジの跳ね上がり量がハイトゲージ等に
より測定される。
【0033】
【表1】
【0034】その際、例えば、ロール状に巻き付けられ
たウエブ12の上面に感光性材料が塗布されたシート材
18を、その塗布面が上向きになるように定盤90上に
載置した時、該シート材18のエッジが上方向に跳ね上
がる場合には、「(−)のカール」と表す一方、塗布面
が下向きになるように載置した時にエッジが上方向に跳
ね上がる場合には、「(+)のカール」と表している。
【0035】すなわち、ウエブ12のカール量と先端垂
れ量の関係図は、シート材18のエッジの跳ね上がり量
と先端垂れ量の関係図であり、図7に示すように、定盤
92上に前記シート材18を先端18aが前方に突出す
るように載置し、この定盤92の上面からの垂れ量Hを
ハイトゲージで測定すると同時に、ウエブ変位量測定器
56の出力を記憶する。ここで、シート材18は、厚さ
が0.24mmであり、このシート材18の自由端(先
端18a)から100mmだけ内側を支点として先端垂
れ量の測定が行われた。
【0036】図8は、シート材18の跳ね上がり量と先
端垂れ量の関係図であり、図9は、図8の先端垂れ量測
定と同時に検出されたウエブ変位量測定器56の出力の
関係図である。これにより、図9と、ウエブ変位量測定
器56の設置高さと、このウエブ変位量測定器56の出
力とにより先端垂れ量が演算され、さらに、図8を用い
てシート材18のエッジの跳ね上がり量、すなわち、ウ
エブ12のカール量が算出される。
【0037】そこで、先ず、ライン運転信号72が演算
装置70に入力されると、製品情報68の裁断幅がこの
演算装置70から演算装置64に入力される。演算装置
64は、前記入力された裁断幅に基づいて、実際に測定
に使用されるウエブ変位量測定器56を選択する。
【0038】第1の実施形態では、製品幅が1030m
mであり、ウエブ変位量測定器56b、56d、56e
および56gが使用される。なお、図5に示すように、
ウエブ変位量測定器56は、走間カッタ20のホーム位
置(実線位置)から矢印A方向(コンベア26側)に1
00mmだけ離間した位置で、かつコンベア26の上面
から130mm上方の位置に設置されている。
【0039】次いで、巻戻し装置16を介して20m/
minの巻き戻し速度によりラインの運転が開始される
と、巻軸14に巻回されているウエブ12がローラ30
からデカール装置28に移送される。図2に示すよう
に、ウエブ12は、デカール装置28を構成するデカー
ルローラ32a〜32dを介してカールが修正された
後、ローラ40からフィードローラ対42を通ってスリ
ッタ装置44に移送される。
【0040】図4に示すように、このスリッタ装置44
では、ウエブ12の両側部が一対のスリッタ刃45を介
して製品幅である1030mmに裁断される。そして、
裁断後のウエブ12は、走間カッタ20において、下刃
46と上刃48の共働作用下に切断され、切断長が80
0mmに設定されたシート材18が形成される。
【0041】ここで、カール測定装置22を構成するカ
ット完了検出器52、カッタ距離測定器54およびウエ
ブ変位量測定器56からは、図10に示すような信号が
出力される。図10中、カッタ距離測定器54の出力に
おいて、(0)はホーム位置を表し、(−)は走間カッ
タ20がこのホーム位置よりコンベア26側に位置する
ことを表し、(+)はこの走間カッタ20が該ホーム位
置よりスリッタ装置44側に位置することを表してい
る。
【0042】演算装置64は、カット完了検出器52の
出力がONすると、一定時間だけウエブ変位量測定器5
6の出力結果とカッタ距離測定器54の出力結果を取り
込む。ウエブ変位量測定器56の出力は、ウエブ12の
先端12aがこのウエブ変位量測定器56の光源を横切
ると急激に立ち上がるため、演算装置64がこの立ち上
がり部分を前記ウエブ12の先端データとして取り込
む。
【0043】演算装置64は、ウエブ変位量測定器56
の出力結果を取り込むと同時に、その時点におけるカッ
タ距離測定器54の出力結果を走間カッタ20の位置と
して取り込む。図10に示すように、ウエブ12の先端
垂れ量を測定した時点で、走間カッタ20がホーム位置
に停止しており、カッタ距離測定器54の出力が(0)
として演算される。
【0044】一方、ウエブ12の巻き戻し速度が90m
/minの場合には、図11に示すような出力結果が得
られる。この場合、ウエブ12の先端垂れ量を測定した
時点で、走間カッタ20がホーム位置よりもコンベア2
6側に位置している。従って、ウエブ12の先端データ
を取り込んだ際、ウエブ変位量測定器56から走間カッ
タ20までの距離が短くなるため、切断されたシート材
18の支点から先端までの距離の変更に基づいて、ウエ
ブ12の先端垂れ量を演算する必要がある。
【0045】この演算方法としては、予め支点からの距
離とウエブ12の先端垂れ量の関係を計測し、走間カッ
タ20のホーム位置におけるカッタ距離測定器54の出
力結果Y(0)と、巻き戻し速度が90m/minの場
合の前記カッタ距離測定器54の出力結果Y(90)と
から、前記ウエブ12の先端垂れ量測定時におけるカッ
ト完了検出器52と走間カッタ20の距離を演算する。
そして、この演算結果と支点からの距離とウエブ12の
先端12aの垂れ量の関係図を用い、前記ウエブ12の
先端垂れ量Xを演算すればよい。
【0046】また、簡易的には、比例式を用いて巻き戻
し速度が90m/minの時のウエブ12の先端垂れ量
X(90)から、(1)式に基づいて演算してもよい。
【0047】 X=X(90)×100÷(100−Y(0)+Y(90)) …(1) さらに、走間カッタ20において、下刃46が上下に揺
動する際には、カッタ距離測定器54によりカッタ距離
を測定することによって、ホーム位置とウエブ12の先
端垂れ量測定時の前記下刃46の高さの差ΔHを用い、
(2)式から前記ウエブ12の先端垂れ量を求めてもよ
い。
【0048】 X=X(90)×100÷(100−Y(0)+Y(90))−ΔH …(2) 上記のように演算装置64で算出されたウエブ12の先
端垂れ量と、前記ウエブ12のカール量と先端垂れ量の
関係図(図8参照)とに基づいて、演算装置70で該ウ
エブ12のカール量が演算される。さらに、演算装置7
0には、入出力装置84を介して制御装置38a〜38
dから信号が入力されており、前記算出されたウエブ1
2のカール量とデカールローラ32b、32cの設定条
件が、出力装置82を介して表示部78に表示される。
【0049】これにより、作業者は、ウエブ12のカー
ル量とデカールローラ32b、32cの設定条件を確認
することができるとともに、前記ウエブ12のカール量
を変更する際には、カール量を確認しながら前記デカー
ルローラ32b、32cの設定条件を変更することが可
能になる。従って、ウエブ12のカール量を、常時、一
定の範囲内に正確に調整することができるという効果が
得られる。
【0050】図12には、巻軸14に巻回されているウ
エブ12の巻戻し開始から終端までのウエブ変位量測定
器56の出力変換が示されている。このように、ウエブ
12の終端では、カール量が大きくなって、ウエブ変位
量測定器56の出力が急激に変化している。
【0051】従って、第1の実施形態では、ウエブ12
のカール量を演算し、ライン途中でデカールローラ32
b、32cの設定条件を変更することにより、図13に
示すように、ウエブ12の全長にわたって目標値に近い
カール量の製品を得ることが可能になり、安定した品質
を有効に維持し得るという効果がある。
【0052】さらにまた、製品であるシート材18が積
層装置24に束状に積層されてこの製品の製造工程が終
了した際には、ライン運転信号72から演算装置70に
停止信号が入力される。そして、ライン運転条件74と
製品情報68とデカールローラ32b、32cの設定条
件と演算装置70で算出されたカール量とが記憶装置7
6に記憶される。
【0053】このため、ウエブ切断装置10において、
新たなPS版に対応したウエブ12を巻き戻してシート
材18に切断する場合、記憶装置76に記憶された情報
と次のウエブ12の製品情報とによりデカール装置28
の設定条件を所望の条件に即座に設定することが可能に
なる。これにより、従来のように、デカール装置28を
仮の設定条件で運転する必要がなく、運転開始直後から
所望の製品規格内のカール量を得ることができ、歩留り
の向上が遂行されるとともに、低速運転時間が著しく減
少し、生産効率が有効に向上する。実際上、生産量とし
て、略5%の増加が得られた。
【0054】次に、幅が1310mmのウエブ12から
裁断幅が650mmで、切断長さが550mmの2条の
製品を切断する場合について、図14を参照して説明す
る。なお、第1の実施形態に係るウエブ切断装置10と
同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0055】この第2の実施形態に係るウエブ切断装置
100を構成するカール測定装置102は、カット完了
検出器52に代替してウエブ先端検出器104を備える
とともに、ウエブ12の中心から対称に配置されるウエ
ブ変位量測定器106a〜106dを備える。ウエブ先
端検出器104としては、カット完了検出器52と同様
に光電スイッチが使用される。
【0056】ウエブ変位量測定器106a、106d
は、駆動手段であるモータ108a、108bに連結さ
れたボールねじ110a、110bを介してウエブ12
の幅方向に進退自在であり、前記モータ108a、10
8bが制御装置112a、112bにより制御される。
図15に示すように、制御装置112a、112bは、
入出力装置114を介して演算装置64に接続されてお
り、第1の実施形態に設けられていた演算装置70は組
み込まれていない。
【0057】このように構成されるウエブ切断装置10
0では、ウエブ変位量測定器106bと106dの距離
が60mmに設定されており、ウエブ変位量測定器10
6aと106dは、製品情報68とライン運転信号72
により演算装置64を介して入出力装置114からモー
タ108a、108bに駆動信号が導入されることによ
ってウエブ12の幅方向に移動し、その距離が1240
mmに設定される。
【0058】次いで、20m/minの巻き戻し速度で
運転すると、ウエブ先端検出器104とカッタ距離測定
器54とウエブ変位量測定器106aの出力は、図16
に示す関係になる。従って、カット完了検出検出器52
を用いた場合と同様に、ウエブ12の先端垂れ量からカ
ール量を演算することが可能になる。
【0059】また、第2の実施形態では、単一の演算装
置64を用いているが、巻き戻し速度が遅く、カット回
数が少ない場合には、十分に所望の機能を達成すること
が可能になる。
【0060】ところで、PS版として使用される金属薄
板の厚さが変更される際には、ウエブ12の先端垂れ量
が変化する。図17には、「(0)のカール」、すなわ
ち、跳ね上がり量が(0)の金属薄板について、板厚と
先端垂れ量の関係を測定した結果が示されており、板厚
が大きくなると先端垂れ量が小さくなることがわかっ
た。
【0061】このため、それぞれの板厚に対応して図8
および図9の関係図を予め作成しておくことが望まし
く、さらに、金属薄板の材質が変わった場合にも同様
に、図8および図9に相当する関係図を作成しておく。
そして、これらのウエブ12の先端垂れ量データを、予
め記憶装置76に記憶させておき、種々の製品情報68
に基づいて選択すれば、異なる種類の製品を歩留りよ
く、しかも効率的に製造することができるという効果が
得られる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明では、自由端であ
るウエブ先端の垂れによる変位と、このウエブ先端の垂
れによる変位を測定する際におけるカッタ位置とに基づ
いて前記ウエブのカール量を演算することにより、前記
カール量をオンラインで効率的に計測することが可能に
なる。しかも、サンプリングの必要がなく、原材料を有
効に使用し得るととともに、条件設定時にラインの低速
運転をする必要がなく、生産性の向上が可能になる。
【0063】また、ウエブの厚み等の製品情報とウエブ
先端の垂れによる変位等に基づいて前記ウエブのカール
量を算出し、その演算結果に基づいてカール修正装置の
設定条件を変更する。これにより、カール修正装置を正
確かつ容易に条件設定することができ、不良品の発生を
可及的に阻止し、歩留りの向上が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るウエブ切断装置
の概略構成説明図である。
【図2】前記ウエブ切断装置を構成するデカール装置の
側面説明図である。
【図3】前記デカール装置の正面説明図である。
【図4】前記ウエブ切断装置の概略平面図である。
【図5】前記ウエブ切断装置を構成する走間カッタの側
面構成図である。
【図6】前記ウエブ切断装置の制御ブロック図である。
【図7】本発明に係るカール測定方法の説明図である。
【図8】前記カール測定方法において、跳ね上がり量と
先端垂れ量の関係図である。
【図9】前記カール測定方法において、前記先端垂れ量
とウエブ変位量測定器の出力の関係図である。
【図10】巻き戻し速度が20m/minの際の出力タ
イミングチャートである。
【図11】巻き戻し速度が90m/minの際の出力タ
イミングチャートである。
【図12】ウエブの巻戻し開始と終端とにおけるウエブ
変位量測定器の出力説明図である。
【図13】図12において、ライン途上でカール修正装
置を修正した際のウエブ変位量測定器の出力説明図であ
る。
【図14】本発明の第2の実施形態に係るウエブ切断装
置の平面構成図である。
【図15】前記第2の実施形態に係るウエブ切断装置の
制御ブロック図である。
【図16】前記第2の実施形態に係るウエブ切断装置に
おける出力信号のタイミングチャートである。
【図17】跳ね上がり量が(0)の金属薄板において、
ウエブ厚さと先端垂れ量の関係図である。
【符号の説明】
10、100…ウエブ切断装置 12…ウエブ 14…巻軸 16…巻戻し装置 18…シート材 18a…先端 20…走間カッタ 22、102…カ
ール測定装置 24…積層装置 26…コンベア 28…デカール装置 36a〜36d、108a、108b…モータ 38a〜38d…制御装置 44…スリッタ装
置 46…下刃 48…上刃 52…カット完了検出器 54…カッタ距離
測定器 56、56a〜56h、106a〜106d…ウエブ変
位量測定器 64、70…演算装置 66…垂れ量デー
タ 76…記憶装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送張力が作用しない状態で長手方向に移
    送されるウエブのカール測定方法であって、 自由端であるウエブ先端の垂れによる変位を検出する工
    程と、 前記ウエブ先端の垂れによる変位を検出する際における
    ウエブ切断用カッタの位置を検出する工程と、 検出された前記ウエブ先端の垂れによる変位と前記ウエ
    ブ切断用カッタの位置とに基づいて前記ウエブのカール
    量を演算する工程と、 を有することを特徴とするウエブのカール測定方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカール測定方法において、
    前記ウエブの厚さを含む製品情報と検出された前記ウエ
    ブ先端の垂れによる変位と前記ウエブ切断用カッタの位
    置とに基づいて前記ウエブのカール量を演算することを
    特徴とするウエブのカール測定方法。
  3. 【請求項3】搬送張力が作用しない状態で長手方向に移
    送されるウエブのカール測定装置であって、 ウエブ切断用カッタにより前記ウエブが切断されたこと
    を検出するためのカット完了検出機構と、 前記ウエブ切断用カッタの位置を検出するためのカッタ
    距離測定機構と、 自由端であるウエブ先端の垂れによる変位を該ウエブ表
    面までの距離として検出するためのウエブ変位量測定機
    構と、 を備えることを特徴とするウエブのカール測定装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のカール測定装置において、
    前記カット完了検出機構の検出信号と、前記カッタ距離
    測定機構の検出信号と、前記ウエブ変位量測定機構の検
    出信号と、前記ウエブの厚さを含む製品情報とに基づい
    て前記ウエブのカール量を演算する演算機構を備えるこ
    とを特徴とするウエブのカール測定装置。
  5. 【請求項5】搬送張力が作用しない状態で長手方向に移
    送されるウエブのカール測定装置であって、 自由端であるウエブ先端を検出するためのウエブ先端検
    出機構と、 ウエブ切断用カッタの位置を検出するためのカッタ距離
    測定機構と、 前記ウエブ先端の垂れによる変位を該ウエブ表面までの
    距離として検出するためのウエブ変位量測定機構と、 を備えることを特徴とするウエブのカール測定装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のカール測定装置において、
    前記ウエブ先端検出機構の検出信号と、前記カッタ距離
    測定機構の検出信号と、前記ウエブ変位量測定機構の検
    出信号と、前記ウエブの厚さを含む製品情報とに基づい
    て前記ウエブのカール量を演算する演算機構を備えるこ
    とを特徴とするウエブのカール測定装置。
  7. 【請求項7】請求項3または5記載のカール測定装置に
    おいて、前記ウエブ変位量測定機構は、前記ウエブの幅
    方向に沿って複数個配置されることを特徴とするウエブ
    のカール測定装置。
  8. 【請求項8】請求項3または5記載のカール測定装置に
    おいて、前記ウエブ変位量測定機構は、前記ウエブの幅
    方向に沿って移動可能な駆動手段を備えることを特徴と
    するウエブのカール測定装置。
  9. 【請求項9】搬送張力が作用しない状態で長手方向に移
    送されるウエブのカール修正方法であって、 自由端であるウエブ先端の垂れによる変位を検出する工
    程と、 前記ウエブ先端の垂れによる変位を検出する際における
    ウエブ切断用カッタの位置を検出する工程と、 前記ウエブの厚さを含む製品情報と検出された前記ウエ
    ブ先端の垂れによる変位と前記ウエブ切断用カッタの位
    置とに基づいて前記ウエブのカール量を演算する工程
    と、 前記演算結果に基づいてカール修正装置の設定条件を変
    更する工程と、 を有することを特徴とするウエブのカール修正方法。
  10. 【請求項10】長手方向に移送されるウエブのカール修
    正方法であって、 前記ウエブのカール量と該ウエブの厚さを含む製品情報
    とカール修正装置の設定条件とを記憶する工程と、 前記記憶内容と次なるウエブの製品情報とに基づいて前
    記カール修正装置の設定条件を演算する工程と、 前記演算結果に基づいて該カール修正装置の設定条件を
    変更する工程と、 を有することを特徴とするウエブのカール修正方法。
  11. 【請求項11】長手方向に移送されるウエブのカール修
    正装置であって、 前記ウエブのカール量と該ウエブの厚さを含む製品情報
    とカール修正装置の設定条件とを記憶する記憶機構と、 前記記憶内容と次なるウエブの製品情報とに基づいて前
    記カール修正装置の設定条件を演算する演算機構と、 を備えることを特徴とするウエブのカール修正装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載のカール修正装置におい
    て、前記演算機構による演算結果に基づいて前記設定条
    件を変更する駆動機構と、 前記駆動機構を制御する制御機構と、 を備えることを特徴とするウエブのカール修正装置。
  13. 【請求項13】ウエブが巻回されている巻軸と、 前記巻軸から送り出される前記ウエブを所定の長さ毎に
    切断してシートを形成するための走間カッタと、 前記走間カッタの出口側に配置され、自由端である前記
    シート先端の垂れによる変位から前記ウエブのカール量
    を検出するためのカール測定装置と、 前記シートを集積位置に搬送する搬送機構と、 を備えることを特徴とするウエブ切断装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載のウエブ切断装置におい
    て、前記巻軸と前記走間カッタの間に配置され、該巻軸
    から送り出される前記ウエブの巻癖を修正するためのカ
    ール修正装置を備えることを特徴とするウエブ切断装
    置。
  15. 【請求項15】請求項14記載のウエブ切断装置におい
    て、前記カール修正装置は、前記ウエブの厚さを含む製
    品情報と該ウエブのカール量と該カール修正装置の設定
    条件とを記憶する記憶機構と、 前記記憶内容と次なるウエブの製品情報とに基づいて前
    記カール修正装置の設定条件を演算する演算機構と、 前記演算機構による演算結果に基づいて前記設定条件を
    変更する駆動機構と、 前記駆動機構を制御する制御機構と、 を備えることを特徴とするウエブ切断装置。
  16. 【請求項16】請求項13または14記載のウエブ切断
    装置において、前記巻軸と前記走間カッタの間に配置さ
    れ、該巻軸から送り出される前記ウエブを複数条に裁断
    するスリッタを備えることを特徴とするウエブ切断装
    置。
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