JP3439154B2 - チョッパ折装置 - Google Patents

チョッパ折装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機の折装置に
おいて、折帳をチョッパを用いて折るチョッパ折装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機において、次々に搬送され
てくる折帳に折り目をつけるための装置として、チョッ
パ折装置が用いられている。図8は、チョッパ折装置の
概観を表した図である。図に示すとおり、チョッパ折装
置は、主にストッパ2、チョッパ、及び折り込みローラ
6で構成されている。チョッパは、チョッパブレード
3、チョッパアーム4、及びチョッパ駆動機構で構成さ
れている。図8では、チョッパ駆動機構のうち揺動軸2
0のみが表現されている。
【0003】折帳1は、搬送ベルト5などの搬送手段に
より図8のBに示す矢印の方向からチョッパ折装置に送
られてくる。搬送されてきた折帳1が、ストッパ2の位
置に来た時にチョッパブレード3が降り、折帳1はそれ
に伴い下方へ押し込まれる。その様子を図8のAに示し
ている。下方へ押し込まれた折帳1は、折り込みローラ
6の2本のローラ間に送り込まれ、折り込みローラ6に
よって、搬送されてきた方向と直角方向に折り目を付け
られて、次の工程へ排出される。
【0004】チョッパ折装置では、以上の動作で、次々
に送られてくる折帳1を搬送方向に対して直角に折ると
いう処理を連続して行っている。この処理の結果得られ
る折帳1の状態について、図9に示す。図中Aが正しく
折られている状態であり、B及びCは不良の状態を表して
いる。Bは、折る際に直角度が正しく保たれなかった場
合であり、Cは、折り目の方向は正しいが折帳1の中央
で折られていない場合である。
【0005】この様な不良の発生は、主に、搬送されて
くる折帳1に対してチョッパブレード3が降りるタイミ
ング、言い換えれば折帳1がどの位置に来た時に折られ
始めるかというタイミング(以下、折りタイミングと呼
ぶ)に起因していることが、経験的にわかっている。
【0006】図10に、その折りタイミングと処理後の
製品の状態についての一般的な関係を示す。図中A、B、
Cは、折りタイミングの異なる3つの状態を表し、a、
b、cはそれぞれ、A、B、Cの各状態における状態図、断
面図、製品の状態を表している。図中Aは、チョッパブ
レード3が降りるタイミングが早すぎて折帳1がストッ
パ2に当たっていない状態で折られる場合で、この場合
は図中cに示すような折りずれが発生しやすい。また、C
は、逆にチョッパブレード3の降りるタイミングが遅す
ぎる場合であり、折帳1がストッパ2に押し付けられた
状態で折られるため、この場合も折りずれや破れなどの
不良が発生しやすい。Bが適正な状態であり、折帳1が
ストッパ2に接触した瞬間に折られ始める場合で、この
場合は、精度のよい製品に仕上がる。
【0007】したがって、チョッパ折装置の運転におい
ては、前記の適正な折りタイミング、すなわち折帳1が
ストッパ2に当たるとほぼ同時にチョッパブレード3が
折帳1に接触し始めるタイミング、を保つことが不良の
発生を防ぐことになる。
【0008】従来は、装置の操作者が目視により折りタ
イミングの監視を行い、折りタイミングのずれが認めら
れた場合は、チョッパブレード3の降りるタイミングや
搬送ベルト5の速度などを変更して、前記の適正な折り
タイミングを保つよう調整していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、適正な
折りタイミングは微妙なタイミングであり、また折りタ
イミングは、折帳1の材質、印刷されているインキの種
類や量、折帳1が搬送されてくる状態、温度や湿度など
の多岐にわたる条件で変わってくるため、前記で説明し
た適正な折りタイミングを保つための調整作業は、大変
難しく、高度の熟練を必要とするものであった。したが
って、装置の運転に常に熟練者が必要であるという問題
があった。
【0010】また、目視で監視しているため、折りタイ
ミングのずれが認められた時には、すでにかなりのずれ
が生じている場合が多く、さらに前記で説明したとお
り、ずれを修正する調整作業が難しいため、実際にずれ
が発生してから適正な折りタイミングに戻すまでにかな
りの時間を要していた。したがって、不良品の発生の増
加や生産性の低下をまねくという問題があった。
【0011】かかる問題を解決するため、従来、図11
にその構成を示す特開平3-272971に記載の装置が考えら
れている。この装置は、チョッパの揺動軸の回転角を検
出する回転角度検出手段10'と、搬送されてくる折帳
の端縁を検出するセンサ9'を設け、センサ9'で折帳が
検出された時点の回転角度検出手段10'で検出される
角度が、予め設定した値になるように、差動機構24'
を用いて、チョッパブレードの降りるタイミングあるい
は搬送ベルトの搬送タイミングを自動的に変更するもの
である。
【0012】しかしながら、この装置において折りタイ
ミング調整のための基準としている、前記予め設定する
値は、運転の条件によって変更する必要があり、その値
を決定するには、やはり熟練を要し容易ではない。
【0013】そこで、本発明は、かかる課題を鑑みて、
高度な熟練を必要とせずに、効率よく良質な折帳の処理
を行うために、折りタイミングの調整を容易にかつ迅速
に行うことのできる装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、チョッパ折装置が、ストッパの直前に
設けられた折帳の先端センサと、チョッパブレードの移
動タイミングを検出するブレードタイミングセンサと、
それらの信号を波形で表示する表示装置を有することを
特徴としている。従って、本発明によれば、チョッパ折
装置における折りタイミングの調整を容易にかつ迅速に
行うことができる。
【0015】更に、上記の発明において、その一つの態
様として、折帳がストッパに当たる直前における折帳の
後端を検出する後端センサを設けてもよい。また、上記
の発明において、別の態様は、上記チョッパ折装置が、
電動のストッパ移動装置とチョッパブレードの位相位置
を調整する電動装置を有することを特徴としている。
【0016】更に、上記の発明において、その一つの態
様は、上記チョッパ折装置が、前記先端センサと前記ブ
レードタイミングセンサの信号からその時点の折りタイ
ミングを判定し、その結果から調整のための信号を出力
する制御装置と、前記判定のための基準を入力する入力
装置を有することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照
番号又は、参照記号を付して説明する。
【0018】ここに、図1は本発明の実施例にかかるチ
ョッパ折装置の平面図及び制御系統図で、図2は本発明
の第一の実施例にかかるチョッパ折装置の側面図で、図
3は図2のA―A視図である。また、図4は各センサ信号
の状態と製品品質の関係を表した図であり、図5は各セ
ンサ信号の状態と折帳及びストッパの位置関係を表した
図である。
【0019】本発明を適用したチョッパ折装置は、図1
乃至図3に示されているとおり、従来の装置と同様、ス
トッパ2、チョッパブレード3、チョッパアーム4、チ
ョッパ駆動機構14、及び折り込みローラ6を有してい
る。動作についても従来装置と同様で、本装置に折帳1
が搬送ベルト5で送られてきた後、折帳1がストッパ2
に当たるとほぼ同時にチョッパブレード3が降り、折帳
1は折り込みローラ6のローラ間に押し込まれて、折り
目がつけられて排出される。
【0020】従来の技術で説明したとおり、チョッパ折
装置においては、チョッパブレード3がいつ折帳1に接
触し始めるかという折りタイミングが処理後の製品に大
きな影響を及ぼすので、折帳1が折られる前後の、折帳
1の位置とチョッパブレード3の移動タイミングの関係
をデジタルデータとして把握するため、本装置には以下
の3種類のセンサを設けている。
【0021】前記3種類のセンサは、折帳1の先端がス
トッパ2に当たる直前の位置に来たことを検知する先端
センサ9(図1の9aと9b)と、チョッパブレード3の
移動タイミングを検出するチョッパ駆動機構14中に設
けられたブレードタイミングセンサ10と、梁18に固
設された走行部紙ガイド13に設けられた折帳1の後端
位置を検知する後端センサ11(図1の11aと11b)
である。
【0022】さらに、前記3種類のセンサ(9、10、
11)の信号を取り込む制御装置(A)27と、それら
信号を波形で表示する表示装置28を設ける。これによ
り、折帳1の位置とチョッパブレード3の移動タイミン
グの関係を、常に視覚的にモニタリングすることがで
き、正確にかつ直接的に折りタイミングを把握すること
が可能となる。さらに、その時点での適正な折りタイミ
ングからのずれを数値で把握できる。
【0023】図4に本装置を用いた場合の実験結果を示
す。この実験値は、前記各センサ信号の状態と製品品質
の関係を表している。図中A、B、Cは、異なる3つの状
態を表し、a、b、cはそれぞれ、A、B、Cの各状態におけ
る各センサ信号の波形、処理後の製品の直角度のばらつ
き、平行度のばらつきを示している。なお、直角度とは
図9のDにおけるTの寸法のことであり、平行度とは図9
のDにおけるHの寸法のことである。
【0024】図中、状態Aは折帳1がストッパ2に当た
る前、すなわち先端センサ9が感知することなくチョッ
パブレード3による折り込み処理が終了していることを
示す。状態Bは折帳1がストッパ2に程よく当たった時
にチョッパブレード3による折り込み処理がなされてい
る場合である。
【0025】次に、状態Cは折帳1がストッパ2に強く
当たりすぎている状態を示している。図中aに示すとお
り、先端センサ9a又は9bの波形が2つあること、また
後端センサ11a又は11bの波形の終了部に小さな山が
あることは、折帳1がストッパ2に当たって跳ね返った
ことを示す。図のb及びcに見られるとおり、状態Bの状
態のときに製品のばらつきが小さく精度が良いことがわ
かる。
【0026】また、図5は、図4におけるA、B、Cの状
態をわかりやすくするために、各センサ信号の位置を時
間経過が一致するように移動させたものであり、また各
状態における折帳1とストッパ2の位置関係を表してい
る。図中A、B、Cは図4と同様の状態を表し、a、b、cは
各センサの波形を示している。また、dは折帳1とスト
ッパ2の位置関係を表した状態図である。
【0027】以上説明した様に、実験結果から各信号の
波形とタイミングが図4におけるBの状態になっている
ことが、適正な折りタイミングになっていることである
と考えられる。したがって、本装置においては、表示装
置28を見ながら前記Bの状態を保つよう運転を行うこ
とが適正な折りタイミングを保持することとなる。な
お、このBの状態に保つという運転の基準は、折りタイ
ミングをほぼ直接的に見ているので、どんな運転条件の
場合でも変える必要はないと考えられる。すなわち、運
転の調整の判断に高度な熟練は必要としない。
【0028】上記、図4のBの状態を保つための運転の
調整は、表示装置28を見ながら、図2におけるハンド
ル17又は位相調整ハンドル25を回転させて行う。ハ
ンドル17は、ストッパ2の位置を変えるものであり、
位相調整ハンドル25は、チョッパブレード3の降りる
タイミングを調整するものである。
【0029】ハンドル17は、図示していないフレーム
に固設した支持軸15に固設したブラケット16に、回
転方向自由、軸方向固定で設置されており、先端のねじ
部がストッパ支持軸26の軸端に加工されている雌ねじ
に螺合している。また、ストッパ支持軸26も支持軸1
5に固設したブラケット16に軸方向移動自由、回転方
向固定で設置され、かつストッパ2に固設されている。
この機構により、ハンドル17を回転させることで、ス
トッパ2の位置を変更できる。
【0030】位相調整ハンドル25は、チョッパ駆動機
構14の中に設けられた位相調整機構24による位相調
整を行うものである。駆動源Bからの動力は、位相調整
機構24、クランク23、リンク22、揺動アーム2
1、及び揺動軸20を経由して、チョッパブレード3を
固設しているチョッパアーム4に伝達されており、位相
調整ハンドル25で位相を変えることにより、チョッパ
ブレード3の降りるタイミングを変更できる。位相調整
機構24は、例えばハーモニックドライブや遊星歯車等
で行うことができるが、図2はハーモニックドライブの
場合の概略を表示したものである。
【0031】以上説明した様に、本実施例の装置では、
どんな運転条件の場合でもその適正な運転のための基準
となる折りタイミングをほぼ直接的に検出し、それを信
号の波形及び数値として常に把握できるので、適正な折
りタイミングを保つための正確な調整を、容易にかつ早
く行うことが可能である。
【0032】なお、本装置では、センサとして折帳1の
後端位置を検知する後端センサ11を設けたが、後端セ
ンサ11を設けずに、センサとして先端センサ9とブレ
ードタイミングセンサ10のみを設置した装置としても
よい。
【0033】次に本発明にかかる第二の実施例につい
て、図1及び図6を用いて説明する。図6は、第二の実
施例にかかるチョッパ折装置の側面図である。第二の実
施例は、前記第一の実施例の装置において、ハンドルに
より手動で行っていたストッパ移動装置33及び位相調
整機構24の調整を、遠隔操作あるいは自動制御で行お
うとするものである。
【0034】ストッパ移動装置33には、図6に示すと
おり、図2におけるハンドル17に代えてモータ(A)
29を設け、さらにストッパ2の移動位置を検出するた
めのロータリエンコーダ(A)30を設置している。ス
トッパ2の移動位置の検出は、直接ポテンションメータ
などを設けて検知してもよい。
【0035】また、同様に位相調整機構24による位相
調整のために、図2における位相調整ハンドル25に代
えてモータ(B)31を設け、さらにチョッパブレード
3の位相位置を検出するためのロータリエンコーダ
(B)32を設置している。これらモータ及びロータリ
エンコーダにより、ストッパ2の位置及びチョッパブレ
ード3の位相のそれぞれを、遠隔操作又は自動で調整で
きるようになる。
【0036】また、第一の実施例における先端センサ
9、ブレードタイミングセンサ10、及び後端センサ1
1からの信号を受けて、先端センサ9及び後端センサ1
1の、信号波形及びブレードタイミングセンサ10の信
号との時間差を演算し、波形の判定と前記時間差の目標
値との差異の算出を行う制御装置(B)34を設ける。
前記制御装置(B)34は、前記処理の結果に基づい
て、適正な状態に修正するための信号(適正な折りタイ
ミングにするための信号)を、前記モータ(A)29及
びモータ(B)31へ出力する。さらに、上記制御装置
(B)34に前記の波形判定のための基準及び時間差の
目標値を入力するための入力装置35を設けている。こ
れらを設置することにより、ストッパ2の位置及びチョ
ッパブレード3の位相の調整を自動制御できるようにな
る。
【0037】以上説明した、第二の実施例にかかる装置
においては、適正な折りタイミングを保持するためのス
トッパ2の位置及びチョッパブレード3の位相の調整を
遠隔操作で行うことができ、現地における手動操作の手
間を省けるとともに、自動制御も可能であることから、
操作者による個人差をなくすことができる。なお、上記
で説明した装置において、前記自動制御は行わずに、遠
隔操作のみを採用した装置としてもよい。
【0038】以上、本発明の実施例について説明した
が、そのどの装置においても、折帳1の先端センサ9及
び後端センサ11は、図7に示すように、折帳1の搬送
方向に複数個設け(例えば図中11bと11c)、折帳1
の動きを更に詳しく検出するようにしてもよい。また、
搬送方向と直角方向に複数個設け(例えば図中9a乃至
9d)、折帳1が傾いて搬送されてくるなどの搬送不良
を検出できるようにしてもよい。
【0039】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0040】
【発明の効果】以上添付図にしたがって説明したよう
に、本発明では以下のような効果を有する。
【0041】第一に、チョッパ折装置が、ストッパの直
前に設けられた折帳の先端センサと、チョッパブレード
の移動タイミングを検出するブレードタイミングセンサ
と、それらの信号を波形で表示する表示装置を有するこ
とにより、チョッパ折装置における折りタイミングの調
整を容易にかつ迅速に行うことができ、高度な熟練を必
要とせずに、効率よく良質な折帳の処理を行えるという
効果がある。
【0042】第二に、前記チョッパ折装置において、更
に、折帳がストッパに当たる直前における折帳の後端を
検出する後端センサを設けることにより、より正確な折
りタイミングの調整ができる。
【0043】第三に、前記チョッパ折装置が、電動のス
トッパ移動装置とチョッパブレードの位相位置を調整す
る電動装置を有することにより、折りタイミングの調整
を遠隔操作で行えるという効果がある。
【0044】第四に、前記チョッパ折装置が、更に、前
記先端センサと前記ブレードタイミングセンサの信号か
らその時点の折りタイミングを判定し、その結果から調
整のための信号を出力する制御装置と、前記判定のため
の基準を入力する入力装置を有することにより、装置を
自動制御でき、省力化及び操作者による個人差の低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるチョッパ折装置の平面
図及び制御系統図である。
【図2】本発明の第一の実施例にかかるチョッパ折装置
の側面図である。
【図3】図2のA―A視図である。
【図4】各センサ信号の状態と製品品質の関係を表した
図である。
【図5】各センサ信号の状態と折帳及びストッパの位置
関係を表した図である。
【図6】本発明の第二の実施例にかかるチョッパ折装置
の側面図である。
【図7】本発明の実施例にかかるチョッパ折装置の平面
図で、センサの配置位置を例示した図である。
【図8】従来のチョッパ折装置の概観を表した図であ
る。
【図9】チョッパ折装置で処理された折帳の状態を説明
するための図である。
【図10】折りタイミングと処理後の製品の状態につい
て説明するための図である。
【図11】特開平3-272971に記載された装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 折帳 2 ストッパ 3 チョッパブレード 4 チョッパアーム 5 搬送ベルト 6 折り込みローラ 9 先端センサ 9' センサ 10 ブレードタイミングセンサ 10' 回転角度検出手段 11 後端センサ 12 ストッパ部紙ガイド 13 走行部紙ガイド 14 チョッパ駆動機構 15 支持軸 16 ブラケット 17 ハンドル 18 梁 20 揺動軸 21 揺動アーム 22 リンク 23 クランク 24 位相調整機構 24' 差動機構 25 位相調整ハンドル 26 ストッパ支持軸 27 制御装置(A) 28 表示装置 29 モータ(A) 30 ロータリエンコーダ(A) 31 モータ(B) 32 ロータリエンコーダ(B) 33 ストッパ移動装置 34 制御装置(B) 35 入力装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 45/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送されてくる折帳をストッパで止め、チ
    ョッパブレードにより折り込むチョッパ折装置におい
    て、 該ストッパの直前に設けられ、該折帳の先端を検出する
    先端センサと、 該チョッパブレードの駆動機構の中に設けられ、該チョ
    ッパブレードの移動タイミングを検出するブレードタイ
    ミングセンサと、 該先端センサと該ブレードタイミングセンサの信号を受
    けて、該信号の波形を表示するための信号を出力する制
    御装置と、 該制御装置の出力信号を受けて、該先端センサの信号の
    波形と該ブレードタイミングセンサの信号の波形の時間
    的な位置関係を表示する表示装置を有することを特徴と
    するチョッパ折装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のチョッパ折装置におい
    て、更に、 前記折帳が前記ストッパに当たる直前の前記折帳の後端
    を検出する後端センサを有することを特徴とするチョッ
    パ折装置。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは請求項2に記載のチョッ
    パ折装置において、 前記ストッパの位置を移動させる電動のストッパ移動装
    置と、 前記ストッパの位置を検出する位置検出器と、 前記チョッパブレードの位相位置を調整する位相調整機
    構を動かす電動装置と、 前記チョッパブレードの位相位置を検出する位相検出器
    を有することを特徴とするチョッパ折装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のチョッパ折装置におい
    て、更に、 前記先端センサと前記ブレードタイミングセンサの信号
    を受けて、前記先端センサの信号の波形判定と、前記先
    端センサの信号と前記ブレードタイミングセンサの信号
    の時間差と該時間差の目標値との差異の算出を行い、そ
    の結果に基づいて前記ストッパ移動装置と前記位相調整
    機構の電動装置へ信号を出力する制御装置と、 該波形判定のための基準と該時間差の目標値を入力する
    ための入力装置を有することを特徴とするチョッパ折装
    置。
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