JPH09193731A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH09193731A
JPH09193731A JP8009970A JP997096A JPH09193731A JP H09193731 A JPH09193731 A JP H09193731A JP 8009970 A JP8009970 A JP 8009970A JP 997096 A JP997096 A JP 997096A JP H09193731 A JPH09193731 A JP H09193731A
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bag
airbag device
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真 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋体のコンパクト化を図る。 【解決手段】 従来から使用されている扁平な円筒形状
であるインフレータに替えて、細長い円柱形状とされた
インフレータ26が用いられている。しかも、略箱体形
状とされたエアバッグケース18の幅方向中間部に、当
該インフレータ26が縦置きされている。従って、エア
バッグケース18におけるインフレータ26の両サイド
に、比較的大きな第1収容スペース108及び第2収容
スペース110を形成することができ、これにより当該
スペースに一次折り及び二次折りされた袋体24をコン
パクトに収容させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員保護補助装置
として用いられるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、所謂4本スポークタイプのス
テアリングホイールと、所謂3本スポークタイプのステ
アリングホイールとがある。乗員保護補助装置としての
エアバッグ装置を搭載する場合、4本スポークタイプの
ステアリングホイールに搭載することが多いが、3本ス
ポークタイプのステアリングホイールにもエアバッグ装
置を搭載したいという要請がある。この点に鑑み、3本
スポークタイプのステアリングホイールにエアバッグ装
置を取り付けることを可能とした構成の一例が実開平4
−137953号公報に開示されており、以下に説明す
る。
【0003】図15に示されるように、このエアバッグ
装置150では、平面視で略台形状に形成されたベース
プレート152と、このベースプレート152に取付け
られ車両急減速時にガスを噴出するインフレータ154
と、ベースプレート152の乗員側に折り畳み状態で配
置される袋体156と、ベースプレート152に取付け
られ平面視で略台形状に形成されたエアバッグパッド1
58と、によって構成されている。
【0004】図16に示されるように、上述したエアバ
ッグ装置150の組付状態では、ベースプレート152
における一対の傾斜側壁152A、152Bとエアバッ
グパッド158における一対の傾斜側部158A、15
8Bとの間に、所定の空間部160、162が形成され
る。そして、これらの空間部160、162に本来的に
は平面視で矩形状に折り畳まれた袋体156の一対の折
曲部156A、156Bがそれぞれ挿入されるようにな
っている。
【0005】すなわち、図17に示されるように、3本
スポークタイプのステアリングホイール164では、ス
テアリングホイール164の意匠上の観点から、車両幅
方向に沿って延出するスポーク164A、164Bと車
両前後方向に沿って延出するスポーク164Cとの各接
続ラインを滑らかにしたいという要請がある。また、袋
体156の生産性の観点から、袋体156の折り畳み方
自体は変更したくないという要請もある。そして、上記
構成では、これらの点を考慮して、前述した如くベース
プレート152及びエアバッグパッド158の形状を変
更することで空間部160、162を設け、これらの空
間部160、162に袋体156の折曲部156A、1
56Bをそれぞれ挿入する構成を採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による場合、インフレータ154が扁平な略円柱形状
とされており、ベースプレート152の袋体取付座面と
なる頂壁152Cの大部分のスペースをインフレータ1
54が占めることから、袋体156のコンパクト化を図
ることができないという問題がある。つまり、インフレ
ータ154の乗員側となる部分(ガス噴出孔166が形
成されているアッパケース168側の部分)は袋体15
6の図示しない開口内へ挿入する必要があることから、
インフレータ154のアッパケース168を覆う形で袋
体156をベースプレート152に取り付ける必要があ
る。ところが、前述した如くインフレータ154が扁平
な略円柱形状を成しているため、これを覆うように袋体
156を配設しようとすると袋体156が前後及び左右
に大型化せざるを得なくなる。従って、袋体156のコ
ンパクト化を図ることができないという問題が生じる。
【0007】なお、付言すれば、特に3本スポークタイ
プのステアリングホイール164にエアバッグ装置15
0を装着する場合に、この問題は顕著となる。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、袋体のコンパ
クト化を図ることができるエアバッグ装置を得ることが
目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ステアリングホイールに支持されるベース部材に取
付けられると共に衝突時にガスを噴出して折り畳み状態
で収容された袋体を膨張させるインフレータを備えたエ
アバッグ装置であって、インフレータの形状を乗員側か
ら見て細長い略矩形状とし、かつ、当該インフレータの
長手方向がステアリングホイールの中立状態における車
両幅方向に対して略直交するように当該インフレータを
配置した、ことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、さらに、一端部が前記インフレータに固
定されると共に他端部が前記袋体の一部を構成する乗員
側基布に固定され、当該袋体の膨張形状を規制する規制
手段を備えた、ことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の本発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記インフレータから噴
出されて前記袋体内へ流入されるガスの流れを整流する
整流手段を、当該インフレータの周囲に設けた、ことを
特徴としている。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項3に記載
の発明において、前記整流手段の乗員側の面を略平面と
し、かつ、当該面を前記袋体を覆うパッドの乗員側の面
に対して略平行に配置した、ことを特徴としている。
【0013】請求項5記載の本発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の発明において、前記袋体の収
容スペースの大きさに応じて、当該袋体の折り畳み回数
を変更した、ことを特徴としている。
【0014】請求項6記載の本発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の発明において、前記袋体の収
容スペースが大きいところでは当該袋体の折り畳み回数
を増やし、前記袋体の収容スペースが小さいところでは
当該袋体の折り畳み回数を減らした、ことを特徴として
いる。
【0015】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
発明において、前記ステアリングホイールは3本スポー
クタイプのステアリングホイールであり、前記大きい方
の収容スペースを反乗員側の後部に設定した、ことを特
徴としている。
【0016】請求項1記載の本発明によれば、インフレ
ータの形状を乗員側から見て細長い略矩形状とし、か
つ、当該インフレータの長手方向がステアリングホイー
ルの中立状態における車両幅方向に対して略直交するよ
うに当該インフレータが配置されているため、インフレ
ータの両サイドに充分な収容スペースが確保される。こ
のため、袋体の折り畳み方の自由度を高めることができ
る。
【0017】請求項2記載の本発明によれば、請求項1
記載の発明において、袋体の膨張形状を規制する規制手
段の一端部がインフレータに固定されると共に、規制手
段の他端部が乗員側基布に固定されているため、規制手
段の一端部を反乗員側基布に固定する必要がなくなる。
【0018】請求項3記載の本発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、整流手段をインフ
レータの周囲に設けたので、インフレータから噴出され
るガスが袋体内へ効率良く拡散されながら流入される。
【0019】請求項4記載の本発明によれば、請求項3
記載の発明において、整流手段の乗員側の面を略平面と
しかつ当該面を袋体を覆うパッドの乗員側の面に対して
略平行に配置したので、別言すれば整流手段の乗員側の
面に凹凸が無いので、乗員の手がパッドの表面に接触し
た場合の違和感が解消される。
【0020】請求項5記載の本発明によれば、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の発明において、袋体の
収容スペースの大きさに応じて袋体の折り畳み回数が変
更されるため、収容スペース内での袋体の粗密がなくな
り均一化することが可能となる。このため、乗員の手が
パッドの表面に接触した場合の違和感が解消される。
【0021】請求項6記載の本発明によれば、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の発明において、袋体の
収容スペースが大きいところでは当該袋体の折り畳み回
数を増やし、袋体の収容スペースが小さいところでは当
該袋体の折り畳み回数を減らしたので、収容スペース内
での袋体の粗密がなくなり均一化される。このため、乗
員の手がパッドの表面に接触した場合の違和感が解消さ
れる。
【0022】請求項7記載の本発明によれば、請求項6
に記載の発明において、3本スポークタイプのステアリ
ングホイールに対して、袋体における折り畳み回数を増
やした部分の収容スペースを反乗員側の後部に設定した
ので、乗員にこの部分が見えることはない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を用いて、本発
明の一実施形態を説明する。
【0024】図2には乗員側から見た場合におけるエア
バッグ装置10を備えたステアリングホイール12が示
されており、又図3〜図5にはエアバッグ装置10を備
えたステアリングホイール12の縦断面構造或いは横断
面構造が示されている。さらに、図1には、エアバッグ
装置10の分解斜視図が示されている。以下、これらの
図を適宜参照しながら、エアバッグ装置10を備えたス
テアリングホイール12の全体構成について説明する。
【0025】ステアリングホイール12は、ステアリン
グシャフト14(図3参照)が固定されるハブ12A
と、このハブ12Aに対して平行に配置されたリム12
Bと、ハブ12Aとリム12Bとを繋ぐ3本のスポーク
12C、12D、12Eと、によって構成されている。
なお、ステアリングホイール12の中立状態(図2図示
状態)において、車両幅方向に沿って延出されたスポー
ク12C、12Dの上部には、ホーンボタン16がそれ
ぞれ配設されている。
【0026】一方、図1に示されるように、エアバッグ
装置10は、略箱体形状とされたベース部材としてのエ
アバッグケース18と、このエアバッグケース18の開
口側(乗員側)を閉塞するエアバッグパッド20と、こ
のエアバッグパッド20をエアバッグケース18に固定
するリング22と、エアバッグパッド20とエアバッグ
ケース18との間に収容される袋体24と、この袋体2
4内に収容されるインフレータ26と、このインフレー
タ26を覆う整流手段としてのディフューザ28と、に
よって構成されている。以下、具体的な構成について概
ねこの順に説明する。
【0027】エアバッグケース18は、乗員側から見て
略台形状に形成された底壁30と、この底壁30の後縁
から立ち上げられた後壁32と、底壁30の前縁から立
ち上げられた前壁34と、底壁30の両側縁から立ち上
げられ後壁32と前壁34とを繋ぐ一対の側壁36と、
を備えている。これらの後壁32、前壁34、及び側壁
36の上端部には、外方へ屈曲するフランジ32A、3
4A、36Aがそれぞれ一体に形成されている。また、
後壁32の上部中央には、狭幅かつ略U字形の第1固定
溝38が形成されている。前壁34の上部中央には、第
1固定溝38に対向して幅広かつ略U字形の第2固定溝
40が形成されている。また、底壁30は、底壁前部3
0Aの位置が底壁後部30Bの位置よりも低くかつ傾斜
段部30Cを介して両者が接続される略階段形状を成し
ている。さらに、各側壁36は、車両前後方向に沿って
配置された側壁前部36Bと、車両前後方向に対して所
定の傾斜角度で内側へ屈曲された側壁後部36Cと、を
含んで構成されている。このうち、側壁前部36Bの外
側面には、中間部にウエルドナット42が溶着された断
面略ハット形状のブラケット44が溶接により取り付け
られている。
【0028】上述したエアバッグケース18は、ステア
リングホイール12に設けられたアングル状のブラケッ
ト46から取付ボルト48がウエルドナット42に螺合
されることにより、ステアリングホイール12に固定さ
れるようになっている(図4参照)。
【0029】エアバッグパッド20は、乗員側から見て
略三角形状に形成された頂部50と、この頂部50の周
縁部から下方へ垂下された側部52と、によって構成さ
れている。頂部50の乗員側の面には、略逆A字形の薄
肉部54が形成されている。また、側部52の内方側の
所定部位にはスリット状の係止溝56が形成されてお
り、これらの係止溝56内へ前述したエアバッグケース
18の各フランジ32A、34A、36Aが挿入される
ことによりエアバッグパッド20がエアバッグケース1
8に係止されている(図3〜図5参照)。
【0030】リング22は、組付前の状態では帯状とな
っている。エアバッグパッド20がエアバッグケース1
8に係止された後に、エアバッグパッド20の側部52
の脚部52Aの外周にリング22を所定の締付力で巻き
付け、この状態でリング22の両端部が溶接又は接着等
の固着手段によって固定されるようになっている(図3
〜図5参照)。
【0031】インフレータ26は円柱形状を成してお
り、従って乗員側から見た場合には細長い矩形状を成し
ている(図2参照)。インフレータ26の一方の端部に
は、ボルト58が突出されている。また、インフレータ
26の他方の端部には、インフレータ26よりも小径と
されかつ段付の円柱形状とされた突起部60(図3参
照)が突出されている。なお、この突起部60内には電
気着火式の点火装置が配設されており、この点火装置か
ら引き出されたコード62の端部には雌型コネクタ64
が取り付けられている。この雌型コネクタ64には雄型
コネクタ66(図3参照)が接続され、雄型コネクタ6
6から引き出されたコード68はハブ12Aに形成され
た透孔70から導出されて図示しないコントロールユニ
ットに接続されている。さらに、インフレータ26の一
方の端部周面には、複数のガス噴出孔72が形成されて
いる。
【0032】なお、上述したインフレータ26として
は、高圧ガス封入タイプでもガス発生剤封入タイプでも
よい。前者の場合には、隔壁によって隔成された室内に
高圧ガスが封入されており、車両急減速時になると点火
装置が作動して当該隔壁が破断され、これによりガス噴
出孔72からガスが噴出される。一方、後者の場合に
は、内部にガス発生剤が封入されており、車両急減速時
になると点火装置が作動してガス発生剤が燃焼し、これ
によりガス噴出孔72からガスが噴出される。
【0033】上述したインフレータ26は、ボルト58
がエアバッグケース18の第1固定溝38内へ挿入され
かつ突起部60が第2固定溝40内へ挿入係止された状
態で、ボルト58にナット74が螺合されることによ
り、エアバッグケース18に固定されるようになってい
る。なお、この固定状態では、インフレータ26の段付
の突起部60がエアバッグケース18の前壁34に係止
されることにより抜止めとして機能する。また、インフ
レータ26がエアバッグケース18に固定された状態で
は、インフレータ26の長手方向がステアリングホイー
ル12の中立状態(図2図示状態)における車両幅方向
に対して直交するように配置されている。
【0034】ディフューザ28は、フラットな面である
頂壁部28Aと、この頂壁部28Aの両側縁を略円弧面
で繋ぐ側壁部28Bと、一方の端部を閉塞する底壁部2
8Cと、によって構成されており、全体としては略円筒
形状を成している。ディフューザ28の底壁部28Cの
中央には、インフレータ26のボルト58を貫通させる
ためのボルト挿通孔76が形成されている。また、ディ
フューザ28の頂壁部28Aには、所定の間隔で複数の
整流口78が形成されている。さらに、ディフューザ2
8の側壁部28Bの他方の端部付近には、軸線側(内方
側)へ突出しかつ弾性変形可能な押え片80が一体に形
成されている。なお、本実施形態では、押え片80は、
側壁部28Bの周方向に等間隔で三箇所設けられている
(図4参照)。上述したインフレータ26は、ディフュ
ーザ28の他方の端部(開放側の端部)から挿入されて
ボルト58がボルト挿通孔76から突出された状態で組
付状態となるが、この際に前述した複数の押え片80に
よってインフレータ26が弾性的に支持されるようにな
っている。
【0035】袋体24は、図6に示されるように、乗員
側(エアバッグパッド20側)に配置される第1基布8
2と、反乗員側(ステアリングホイール12のハブ12
A側)に配置される第2基布84と、によって構成され
ている。これらの二枚の第1基布82及び第2基布84
は、周縁部にて縫合されることにより一体化されるよう
になっている。なお、図6においては、第1基布82に
ついては表面側から見て図示しており、第2基布84に
ついては裏面側から見て図示している。
【0036】第1基布82の裏面側の中央には、膨張時
の袋体24の形状が略扁平な球状になるように袋体24
の膨張形状を規制するための規制手段としてのストラッ
プ86が取り付けられている。ストラップ86は、比較
的幅広の帯状の布材によって構成されている。このスト
ラップ86の両端部86Aは第1基布82に縫合糸88
で縫合されることにより、第1基布82に固定されてい
る。また、ストラップ86の中間部は第1基布82から
離間する方向へ垂下されて円筒部86Bが形成されてい
る。この円筒部86Bの内径寸法はディフューザ28の
外径寸法よりも若干大きく設定されており、又円筒部8
6Bの上端両側の部分にて縫合糸90で縫合されてい
る。このため、一対の縫合糸90の間の部分には、ガス
流入用の隙間92が形成されている。
【0037】一方、第2基布84の裏面側には、当て布
96が縫合されている。この当て布96の一方の端部に
はインフレータ26のボルト58を挿通させるための小
径孔98が形成されており、又他方の端部にはインフレ
ータ26の他方の端部を挿通させるための大径孔100
が形成されている。さらに、大径孔100の所定位置に
は、半径方向外側へ延出されるスリット102が形成さ
れている。なお、小径孔98、大径孔100、及びスリ
ット102は、第2基布84自体にも同一形状で形成さ
れている。従って、組付に際しては、第1基布82と第
2基布84とをこれらの裏面同士を重合させて周囲を縫
合した後、第1基布82を第2基布84の大径孔100
を利用して表裏反転させる。次いで、大径孔100側か
らスリット102を利用して大径孔100を拡径させな
がら、ディフューザ28及びインフレータ26を円筒部
86内へ挿入する。なお、第2基布84における大径孔
100の近傍には、袋体24に乗員が当接した際に袋体
24の内圧を低下させるための一対のベントホール10
4を備えた当て布106が縫合されている。
【0038】次に、図7を用いて、上述した袋体24の
折り畳み方について説明する。なお、この図において
は、第1基布82と第2基布84とが重合された状態で
の外形線で折り畳み方を示している。
【0039】まず、図7(A)に示される如く、袋体2
4は、二点鎖線で示される折れ線Pの位置にて折り返さ
れる(一次折り)。これにより、袋体24の外形は、図
7(B)の実線図示の如くとなる。次いで、図7(B)
に二点鎖線で示される折れ線Qの位置にて折り込まれ
る。また、同時に、袋体24は、折れ線Rの位置でも折
り込まれる(以上、二次折り)。これにより、袋体24
の外形は、図7(C)及び図7(D)に示される如く略
波状となる。なお、これらの図には、袋体24の二次折
り後の初期状態が示されており、この状態から図7
(E)に示される如く袋体24の波状の両側部24Aが
幅寄せされる。その後、図7(F)に示される如く、両
側部24Aが90度回転されて最終的な折り畳み状態と
なる。
【0040】図4と図5との対比から判るように、折り
畳み終了後の袋体24は、エアバッグケース18におけ
る浅底の第1収容スペース108(底壁前部30Aの上
方スペースであり、乗員側から見て矩形状のスペース)
では、両側部24Aの折り畳み回数が少なく、深底の第
2収容スペース110(底壁後部30Bの上方スペース
であり、乗員側から見て略三角形状のスペース)では、
両側部24Aの折り畳み回数が多くなっている。そし
て、これらの両側部24A間に、前述した円柱形のイン
フレータ26が挟み込まれた状態で配設されている。
【0041】なお、この第2収容スペース110は、前
述した如く、雌型コネクタ64及び雄型コネクタ66の
配設スペースとして利用される他、ステアリングホイー
ル12の振動を低減するためのウェイト(図示省略)等
の収容スペースとしても利用される。
【0042】次に、本実施形態の作用並びに効果を説明
する。本実施形態では、従来から使用されている扁平な
略円筒形状であるインフレータに替えて、細長い円柱形
状とされたインフレータ26が用いられる。そして、こ
のインフレータ26が略箱体形状とされたエアバッグケ
ース18の幅方向中間部に縦置きされる。つまり、イン
フレータ26は、その長手方向がステアリングホイール
12の中立状態における車両幅方向に対して直交するよ
うに配置される。この結果、エアバッグケース18にお
けるインフレータ26の両サイドに、比較的大きな第1
収容スペース108及び第2収容スペース110が形成
される。この点が、従来技術との大きな相違であると共
に、運転席用のエアバッグ装置10に細長い円柱形状の
インフレータ26を用いた場合の効用である。
【0043】さらに、本実施形態では、3本スポークタ
イプのステアリングホイール12であることを考慮し、
エアバッグケース18の底壁30を階段形状とすること
で、第1収容スペース108を浅底スペースとし、第2
収容スペース110を深底スペースとして、容量を変え
ている。これにより、袋体24の折り畳み方として、前
述したような折り畳み方(特には、二次折り)を採用す
ることが可能となる。
【0044】なお、付言すると、車両急減速時になる
と、インフレータ26が作動してガス噴出孔72からガ
スが噴出される。このガスはディフューザ28によって
整流された後に、袋体24内へ流入してこれを膨張させ
る。これにより、エアバッグパッド20の頂部50が薄
肉部54から破断して展開し、袋体24が乗員側へ膨出
される。
【0045】以上が本実施形態を大きく捉えた場合の作
用であり、この作用から本実施形態によれば、インフレ
ータ26の両サイドに充分な収容スペースである第1収
容スペース108及び第2収容スペース110を確保す
ることができ、これにより袋体24の折り畳みの自由度
を高めることができる。この結果、本実施形態によれ
ば、袋体24のコンパクト化を図ることが可能となる。
【0046】これを受けて、本実施形態では、袋体24
の折り畳み方を工夫することで(特には、二次折り)、
即ち第1収容スペース108及び第2収容スペース11
0の大きさに応じて袋体24の折り畳み回数を変更した
ので(より具体的には、浅底の第1収容スペース108
では袋体24の折り畳み回数を減らし、深底の第2収容
スペース110では袋体24の折り畳み回数を増やした
ので)、第1収容スペース108及び第2収容スペース
110内での当該スペースに対する袋体24の粗密を無
くして均一化することができる。このため、乗員の手が
エアバッグパッド20の表面に接触した場合の違和感が
解消される。この結果、乗員によるステアリングホイー
ル12の操作フィーリングを向上させることができる。
特に、この点は、後述する感圧式ホーン(センタホー
ン)タイプのステアリングホイール124を採用した場
合に功を奏す。
【0047】さらに、本実施形態によれば、3本スポー
クタイプのステアリングホイール12に対して、袋体2
4における折り畳み回数を増やした部分を収容する第2
収容スペース110をエアバッグケース18の反乗員側
の後部(図2図示状態では下部)に設定したので、エア
バッグケース18の凸部(即ち、底壁30において一段
下がった底壁後部30B)が乗員からは見えない。この
結果、エアバッグ装置10を備えた3本スポークタイプ
のステアリングホイール12の外観品質を向上させるこ
とができる。
【0048】また、本実施形態によれば、袋体24の膨
張形状を規制するストラップ86の円筒部86B(請求
項2記載の「規制手段の一端部」に相当)をインフレー
タ26に固定し、かつストラップ86の両端部86A
(請求項2記載の「規制手段の他端部」に相当)を乗員
側基布である第1基布82に固定したので、規制手段で
あるストラップ86の他端部を反乗員側基布である第2
基布84に固定する必要がなくなる。この結果、縫製の
容易化を図ることができる。
【0049】さらに、本実施形態によれば、円柱形状の
インフレータ26の周囲に略円筒形状のディフューザ2
8を配設したので、インフレータ26から噴出されるガ
スを袋体24内へ効率良く拡散させながら流入させるこ
とができる。すなわち、本実施形態では、ガス噴出孔7
2がインフレータ26の一方の端部周面にのみ形成され
ているため、ディフューザ28が無い場合にはガス流入
経路が片寄る不利があるが、本実施形態によればガス噴
出孔72から噴出されたガスを等間隔で形成された整流
口78から袋体24内へ流入させるのでガス流入経路が
均等に確保される。この結果、袋体24の膨張速度を速
くすることができる。
【0050】加えて、ディフューザ28の頂壁部28A
をフラットな平面で構成し、エアバッグパッド20の表
面に対して略平行に配置したので、別言すればディフュ
ーザ28の頂壁部28Aに凹凸が無いので、乗員の手が
パッドの表面に接触した場合の違和感を解消することが
できる。従って、乗員によるステアリングホイールの操
作フィーリングを向上させることができる。
【0051】なお、本実施形態では、図7に示されるよ
うな折り畳み方による袋体24を採用したが、これに限
らず、以下に説明する折り畳み方による袋体120を用
いてもよい。
【0052】図8〜図10に示されるように、この袋体
120は、前述した図7(C)に示される二次折り初期
の段階でこれを上下反転させた後、図7(E)に示され
る段階で終了させることにより得られる。この場合、浅
底の第1収容スペース108では袋体120の両側部1
20Aの折り畳み回数が多く(図9参照)、深底の第2
収容スペース110では両側部120Aの折り畳み回数
が少なくなっている(図10参照)。
【0053】上記構成によっても、前述した実施形態と
同様の効果が得られる。すなわち、第1収容スペース1
08及び第2収容スペース110内での当該スペースに
対する袋体120の粗密を無くして均一化することがで
き、乗員の手がエアバッグパッド20の表面に接触した
場合の違和感を解消することができる。この結果、乗員
によるステアリングホイール12の操作フィーリングを
向上させることができる。なお、付言すると、この場合
には、第1収容スペース108側で袋体120の折り畳
み回数が多く、第2収容スペース110側で袋体120
の折り畳み回数が少なくなるため、請求項6記載の発明
からは除外される。
【0054】また、図11及び図12に示されるよう
に、平面視で矩形状に折り畳まれた袋体122の両側部
122Aの後方側を二点鎖線で示される折れ線Sで下方
へ折り曲げることにより得られる袋体122を用いても
よい。この袋体122の折り畳み方自体は従来構造と基
本的には同じであるが、本実施形態ではインフレータ2
6が細長い円柱形状とされているため、全体構成として
は袋体122は幅方向にコンパクト化されている。な
お、付言すると、この場合には、第1収容スペース10
8と第2収容スペース110とで、袋体122の両側部
122Aの折り畳み回数は同じであるため、請求項5及
び請求項6記載の発明からは除外される。
【0055】また、本実施形態では、スポーク12C、
12D側にホーンボタン16が設けられるステアリング
ホイール12にエアバッグ装置10を装着させたが、こ
れに限らず、図13及び図14に示されるような感圧式
ホーン(センタホーン)タイプのステアリングホイール
124にエアバッグ装置10を装着させてもよい。
【0056】図14に示されるように、感圧式スイッチ
126は、中央部に配置された矩形平板状の一対のスイ
ッチ部128と、各スイッチ部128から互いに離間す
る方向へ延出された幅広の樹脂シート130と、この樹
脂シート130の中央部に配索されたリード線132
と、によって構成されている。なお、樹脂シート130
は、エアバッグ装置10の展開時にスイッチ部128が
リード線132から破断するのを防止するためのもので
ある。上述した感圧式スイッチ126は、樹脂シート1
30の溶着部130Aでエアバッグケース18に固定さ
れるようになっている。
【0057】図13に示されるように、組付状態では、
感圧式スイッチ126のスイッチ部128は、エアバッ
グパッド20と袋体24との間に介在されている。従っ
て、エアバッグパッド20を乗員が押すと、エアバッグ
パッド20と袋体24との間に挟持された状態でディフ
ューザ28の頂壁部28Aに圧接されてホーンを作動さ
せる。この際、ディフューザ28の頂壁部28Aがフラ
ットな面で構成されているため、エアバッグパッド20
を押圧した際に反力がスイッチ部128に確実に作用す
るというメリットがある。また、袋体24の大半はイン
フレータ26の両サイドに配置されているため、ディフ
ューザ28の頂壁部28Aの直上における袋体24は薄
くなっている。このため、ホーン作動のための余分なス
トロークを確保する必要がなくなるという利点もある。
【0058】また、本実施形態では、円柱形状のインフ
レータ26を用いたが、乗員側から見て細長い略矩形状
であればよく、細長い直方体形状のインフレータを用い
てもよい。
【0059】さらに、本実施形態では、所謂3本スポー
クタイプのステアリングホイール12に対して本発明を
適用したが、これに限らず、所謂4本スポークタイプの
ステアリングホイールに対して本発明を適用してもよ
い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係るエアバッグ装置は、インフレータの形状を乗員
側から見て細長い略矩形状とし、かつ、当該インフレー
タの長手方向がステアリングホイールの中立状態におけ
る車両幅方向に対して略直交するように当該インフレー
タを配置したので、袋体の折り畳み方の自由度を高める
ことができ、これにより袋体のコンパクト化を図ること
ができるという優れた効果を有する。
【0061】請求項2記載の本発明に係るエアバッグ装
置は、請求項1に記載の発明において、さらに、一端部
がインフレータに固定されると共に他端部が袋体の一部
を構成する乗員側基布に固定され、当該袋体の膨張形状
を規制する規制手段を備えたので、規制手段の一端部を
反乗員側基布に固定する必要がなくなり、これにより縫
製の容易化を図ることができるという優れた効果を有す
る。
【0062】請求項3記載の本発明に係るエアバッグ装
置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、イ
ンフレータから噴出されて袋体内へ流入されるガスの流
れを整流する整流手段を、当該インフレータの周囲に設
けたので、インフレータから噴出されるガスの袋体内へ
の流入効率を向上させることができ、これにより袋体の
膨張速度を速くすることができるという優れた効果を有
する。
【0063】請求項4記載の本発明に係るエアバッグ装
置は、請求項3に記載の発明において、整流手段の乗員
側の面を略平面とし、かつ、当該面を袋体を覆うパッド
の乗員側の面に対して略平行に配置したので、乗員の手
がパッドの表面に接触した場合の違和感を解消すること
ができ、これにより乗員によるステアリングホイールの
操作フィーリングを向上させることができるという優れ
た効果を有する。
【0064】請求項5記載の本発明に係るエアバッグ装
置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明に
おいて、袋体の収容スペースの大きさに応じて、当該袋
体の折り畳み回数を変更したので、乗員の手がパッドの
表面に接触した場合の違和感を解消することができ、こ
れにより乗員によるステアリングホイールの操作フィー
リングを向上させることができるという優れた効果を有
する。
【0065】請求項6記載の本発明に係るエアバッグ装
置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明に
おいて、袋体の収容スペースが大きいところでは当該袋
体の折り畳み回数を増やし、袋体の収容スペースが小さ
いところでは当該袋体の折り畳み回数を減らしたので、
乗員の手がパッドの表面に接触した場合の違和感を解消
することができ、これにより乗員によるステアリングホ
イールの操作フィーリングを向上させることができると
いう優れた効果を有する。
【0066】請求項7記載の本発明に係るエアバッグ装
置は、請求項6に記載の発明において、3本スポークタ
イプのステアリングホイールに対して、大きい方の収容
スペースを反乗員側の後部に設定したので、乗員にこの
部分が見えることがなく、これによりエアバッグ装置を
備えた3本スポークタイプのステアリングホイールの外
観品質を向上させることができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るエアバッグ装置の分解斜視図
である。
【図2】図1に示されるエアバッグ装置を備えた3本ス
ポークタイプのステアリングホイールを乗員側から見て
示す正面図である。
【図3】図2に示されるエアバッグ装置付きのステアリ
ングホイールを図2の3−3線に沿って切断した状態を
示す縦断面図である。
【図4】同ステアリングホイールを図2の4−4線に沿
って切断した状態を示す横断面図である。
【図5】同ステアリングホイールを図2の5−5線に沿
って切断した状態を示す横断面図である。
【図6】図1に示される袋体を構成する第1基布及び第
2基布を分離した状態で示す斜視図である。
【図7】図1に示される袋体の折り畳み方を説明するた
めの説明図である。
【図8】別の折り畳み方による袋体を示す斜視図であ
る。
【図9】図8に示される袋体を備えたエアバッグ装置を
示す図4に対応する横断面図である。
【図10】図8に示される袋体を備えたエアバッグ装置
を示す図5に対応する横断面図である。
【図11】さらに、別の折り畳み方による袋体を折曲げ
前の状態で示す斜視図である。
【図12】図11に示される袋体の最終的な形状を示す
斜視図である。
【図13】スポーク側に配設されるホーンボタンに替え
て感圧式スイッチを用いた実施形態を示す図4に対応す
る横断面図である。
【図14】図13に示される感圧式スイッチを示す斜視
図である。
【図15】従来構造に係るエアバッグ装置を示す図1に
対応する分解斜視図である。
【図16】図15に示されるエアバッグ装置の水平断面
図である。
【図17】図15に示されるエアバッグ装置を備えた3
本スポークタイプのステアリングホイールを示す図2に
対応する正面図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置 12 ステアリングホイール 18 エアバッグケース(ベース部材) 20 エアバッグパッド 24 袋体 26 インフレータ 28 ディフューザ(整流手段) 82 第1基布(乗員側基布) 86 ストラップ(規制手段) 108 第1収容スペース 110 第2収容スペース 120 袋体 122 袋体 124 ステアリングホイール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールに支持されるベー
    ス部材に取付けられると共に衝突時にガスを噴出して折
    り畳み状態で収容された袋体を膨張させるインフレータ
    を備えたエアバッグ装置であって、 インフレータの形状を乗員側から見て細長い略矩形状と
    し、かつ、当該インフレータの長手方向がステアリング
    ホイールの中立状態における車両幅方向に対して略直交
    するように当該インフレータを配置した、 ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 さらに、一端部が前記インフレータに固
    定されると共に他端部が前記袋体の一部を構成する乗員
    側基布に固定され、当該袋体の膨張形状を規制する規制
    手段を備えた、 ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記インフレータから噴出されて前記袋
    体内へ流入されるガスの流れを整流する整流手段を、当
    該インフレータの周囲に設けた、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアバ
    ッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記整流手段の乗員側の面を略平面と
    し、かつ、当該面を前記袋体を覆うパッドの乗員側の面
    に対して略平行に配置した、 ことを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 前記袋体の収容スペースの大きさに応じ
    て、当該袋体の折り畳み回数を変更した、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載のエアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 前記袋体の収容スペースが大きいところ
    では当該袋体の折り畳み回数を増やし、前記袋体の収容
    スペースが小さいところでは当該袋体の折り畳み回数を
    減らした、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載のエアバッグ装置。
  7. 【請求項7】 前記ステアリングホイールは3本スポー
    クタイプのステアリングホイールであり、 前記大きい方の収容スペースを反乗員側の後部に設定し
    た、 ことを特徴とする請求項6に記載のエアバッグ装置。
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