JPH09191527A - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JPH09191527A
JPH09191527A JP7344018A JP34401895A JPH09191527A JP H09191527 A JPH09191527 A JP H09191527A JP 7344018 A JP7344018 A JP 7344018A JP 34401895 A JP34401895 A JP 34401895A JP H09191527 A JPH09191527 A JP H09191527A
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JP
Japan
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tape
protector
side wall
convex portion
tip
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JP7344018A
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Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 側壁の先端でのテープの応力集中を極力緩和
する。 【解決手段】 底壁2と一対の側壁3、4とからなる断
面略U字形をなし、内部に線状体が収容された状態で外
周にテープTが巻き付けらることにより、線状体Wを保
護するプロテクタ11において、高さが高い方の側壁3
の外面に、テープTの張り付け位置を外側に変更する凸
部12を設け、側壁3の先端でのテープTの曲がり角度
βが鈍角になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線、ワイヤーハ
ーネス、光ファイバ等を保護するプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプロテクタの一例を図3
(a)に示す(実開平2‐17919号公報参照)。こ
のプロテクタ1は、ワイヤーハーネスWを保護するため
のもので、底壁2と、高さの異なる一対の側壁3、4と
を備え、内部をワイヤーハーネスWの収容部5とした断
面略U字状をなしている。
【0003】このプロテクタ1は、収容部5にワイヤー
ハーネスWを収容した状態で、外周にテープTが巻き付
けらることにより、ワイヤーハーネスWに取付けられ
て、ワイヤーハーネスを保護する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このプロテ
クタ1では、図3(b)、(c)に示すように側壁3、
4の先端3a、4aがエッジEになっているので、特に
先端3a、4aの外側のエッジEにおいてテープTに加
わる応力が集中し、巻き付け時にテープTが破損しやす
いという問題があった。また、テープTが破損すること
なく巻き付けられた場合でも、その後のワイヤーハーネ
スの製造工程や運搬工程等において、側壁3、4の先端
3a、4aに接するテープTが他の部材等と擦れて破損
しやすいという問題があった。
【0005】そこで、図4(b)、(c)に示すよう
に、側壁3、4の先端3a、4aをエッジ状ではなく、
断面半円状に形成することにより、テープを破損しにく
くすることもできるが、その場合でも、側壁3、4の厚
さによって曲率が制限されるため、十分な丸みを与える
ことができず、図4(a)に示すように、高い方の側壁
3の先端3aでのテープTの曲がり角度αが鋭角とな
り、テープTの屈曲部分に応力集中が発生しやすく、依
然、テープ切れが起こりやすかった。
【0006】また、図5(a)、(b)に示すように、
側壁3、4の先端3a、4a部外面に断面半円状の凸部
6を設けることも考えられる。しかし、この場合も、高
い方の側壁3の先端3aでのテープTの曲がり角度αが
鋭角となることには変わりなく、その点から応力集中に
よるテープ切れの可能性があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、側壁の先端
でのテープの応力集中を極力緩和し得るプロテクタを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、底壁
と一対の側壁とからなる断面略U字形をなし、内部に線
状体が収容された状態で外周にテープが巻き付けらるこ
とにより、前記線状体を保護するプロテクタにおいて、
前記側壁の外面に、テープの張り付け位置を外側に変更
する凸部を設けたことを特徴とする。
【0009】このプロテクタにテープを巻き付けると、
凸部にテープが張り付くことによって、側壁の外面側に
張り付くテープの位置が外側に変更される。従って、側
壁の先端でのテープの曲がり角度が増大し、テープの曲
がり部分に対する応力集中が緩和され、テープ切れが防
止される。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のプロテ
クタであって、前記凸部として、側壁の外面に長手方向
に沿うリブを設けたことを特徴とする。
【0011】このプロテクタでは、請求項1の発明の作
用に加え、前記凸部がリブで構成されているので、プロ
テクタ自体の強度も高まる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載のプロテ
クタであって、前記凸部として、側壁の外面のテープ巻
き付け箇所に、テープの巻き付け方向に斜面を有する断
面山形の凸部を形成したことを特徴とする。
【0013】このプロテクタでは、請求項1の発明の作
用に加え、断面山形の凸部にテープを張り付けるので、
テープが凸部の斜面に沿うように張り付き、テープの浮
き上がりが防止される。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のプロテクタであって、前記一対の側壁は高さ
が異なり、高い方の側壁の外面に前記凸部を設けたこと
を特徴とする。
【0015】このプロテクタでは、請求項1〜3のいず
れかに記載の発明の作用に加え、先端に張り付いたテー
プの曲がり角度が鋭角になりやすい、高い方の側壁の外
面に凸部を設けたので、鋭角となり応力集中しやすい部
分のテープの曲がり角度が増大し、応力集中が緩和され
る。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
か記載のプロテクタであって、前記凸部にテープが張り
付くことによって、側壁の先端でのテープの曲がり角度
が鈍角となるように、前記凸部の高さが定められている
ことを特徴とする。
【0017】このプロテクタでは、請求項1〜4のいず
れかに記載の発明の作用に加え、側壁の先端でのテープ
の曲がり角度が鈍角となるので、応力集中が減少し、テ
ープ切れが防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(実施
形態)を図面に基づいて説明する。
【0019】図1は第1実施形態のプロテクタ11を示
す。このプロテクタ11も、断面略U字形をなし、底壁
2と、高さの違う一対の側壁3、4とを有し、内部がワ
イヤーハーネス(線状体)の収容部5となっている。
【0020】このプロテクタ11は、背の高い方の側壁
3の外面の高さ方向の中央位置に、プロテクタ11の長
手方向に沿った連続するリブ(凸部)12を有してい
る。リブ12は、所定高さ側壁3から突出しており、先
端12aの角が丸く形成されている。
【0021】図1(b)に示すように、このプロテクタ
11にテープTを巻き付けると、リブ12の先端12a
にテープTが張り付くことによって、側壁3の外面側に
張り付くテープTの位置が外側に変更される。そして、
それにより、側壁3の先端3aでのテープTの曲がり角
度βが鈍角になり、テープTの曲がり部分に発生する応
力集中が緩和され、テープTの切れが防止される。ま
た、このプロテクタ11では、テープTの曲がり角度を
変更する凸部として、長手方向に連続するリブ12を設
けたので、プロテクタ11自体の強度が高まる。
【0022】図2は本発明の第2実施形態のプロテクタ
21を示す。
【0023】このプロテクタ21では、背の高い方の側
壁3の外面に、側壁3の高さ方向の中央位置に頂点を有
する断面山形の凸部22を設けている。2つの斜面22
a、22aは、テープTの巻き付け方向(プロテクタ2
1の長手方向と直交する方向)を向いており、斜面22
a、22aは、頂点から側壁3の高さ方向両端まで直線
的に延びている。また、凸部22は、テープTを巻き付
ける箇所のみに、間隔をおいて2個設けられている。
【0024】図2(b)に示すように、このプロテクタ
21にテープTを巻き付けた場合、山形凸部22にテー
プTが張り付くことによって、側壁3の外面側に張り付
くテープTの位置が外側に変更される。従って、それに
より、側壁3の先端3aでのテープTの曲がり角度βが
鈍角になり、テープTの曲がり部分に発生する応力集中
が緩和されて、テープTの切れが防止される。特に、こ
の場合は、断面山形の凸部22の斜面22aにテープT
が張り付くことにより、テープTの浮き上がりが防止さ
れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、側壁外面の凸部にテープを巻き付けることによ
り、側壁の外面側に張り付くテープの位置を外側に変更
することができる。従って、それにより側壁の先端での
テープの曲がり角度を増大させることができ、テープの
曲がり部分における応力集中を緩和して、テープ切れを
防止することができる。
【0026】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、凸部がリブで構成されているので、プロ
テクタ自体の強度を高めることができる。
【0027】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、凸部を断面山形に形成したので、その凸
部にテープを張り付けることにより、テープを凸部の斜
面に沿うように張り付けることができ、テープの浮き上
がりを防止することができる。
【0028】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
発明の効果に加え、テープの曲がり角度が鋭角になりや
すい方の側壁の外面に凸部を設けたので、側壁の先端で
のテープの曲がり角度を増大させることができ、応力集
中の緩和が図れる。
【0029】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
発明の効果に加え、側壁の先端でのテープの曲がり角度
を鈍角にすることができるので、その部分での応力集中
を大幅に緩和することができ、テープ切れを一層確実に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のプロテクタを示し、
(a)は一部切欠全体斜視図、(b)はテープを巻き付
けた状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態のプロテクタを示し、
(a)は全体斜視図、(b)はテープを巻き付けた状態
を示す断面図である。
【図3】従来のプロテクタを示し、(a)は使用状態の
全体外観を示す斜視図、(b)は断面図、(c)は図
(b)のA部拡大図である。
【図4】従来のプロテクタの他の例を示し、(a)は断
面図、(b)は図(a)のA部の一例を示す拡大図、
(c)は図(a)のA部の他の例を示す拡大図である。
【図5】従来のプロテクタの更に他の例を示し、(a)
は断面図、(b)は図(a)のA部の拡大図である。
【符号の説明】
W ワイヤーハーネス(線状体) 2 底壁 3 側壁 4 側壁 11 プロテクタ 12 リブ(凸部) 21 プロテクタ 22 断面山形の凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と一対の側壁とからなる断面略U字
    形をなし、内部に線状体が収容された状態で外周にテー
    プが巻き付けらることにより、前記線状体を保護するプ
    ロテクタにおいて、 前記側壁の外面に、テープの張り付け位置を外側に変更
    する凸部を設けたことを特徴とするプロテクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロテクタであって、 前記凸部として、側壁の外面に長手方向に沿うリブを設
    けたことを特徴とするプロテクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプロテクタであって、 前記凸部として、側壁の外面のテープ巻き付け箇所に、
    テープの巻き付け方向に斜面を有する断面山形の凸部を
    形成したことを特徴とするプロテクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のプロテ
    クタであって、 前記一対の側壁は高さが異なり、高い方の側壁の外面に
    前記凸部を設けたことを特徴とするプロテクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか記載のプロテク
    タであって、 前記凸部にテープが張り付くことによって、側壁の先端
    でのテープの曲がり角度が鈍角となるように、前記凸部
    の高さが定められていることを特徴とするプロテクタ。
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