JPH09190305A - 画像処理装置及びその制御方法。 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法。

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JPH09190305A
JPH09190305A JP8003878A JP387896A JPH09190305A JP H09190305 A JPH09190305 A JP H09190305A JP 8003878 A JP8003878 A JP 8003878A JP 387896 A JP387896 A JP 387896A JP H09190305 A JPH09190305 A JP H09190305A
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data
control
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image processing
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JP8003878A
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Yasushi Mochizuki
泰志 望月
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホストコンピュータ等の外部機器より送られて
くる制御コマンドに即応可能な画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】データ識別用バッファ202は、入力部2
01において受信したデータを一時的に保持するバッフ
ァである。データ識別部204は、データ識別用バッフ
ァ202より受信データを取得し、その受信データが描
画データであるか制御コマンドであるかを判定し、描画
データを受信バッファ203へ、制御コマンドを制御コ
マンド解析部206に供給する。これにより、制御コマ
ンド解析部206は、データを受信した後、直ちに制御
コマンドを解析することができ、結果として、外部機器
より送られてくる制御コマンドに即応することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
その制御方法に係り、特に外部機器よりデータを受け取
って画像を形成する画像処理装置及びその制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ等の外部機器
からの制御コマンドによって装置の状態を制御可能な画
像処理装置においては、外部機器より受信したデータを
受信バッファに転送し、受信バッファに保持されたデー
タを順次取り出して解析を行っていた。
【0003】図7は、従来の画像処理装置におけるデー
タの流れを示す図である。ホストコンピュータ710よ
り供給されたデータは、入力インターフェース701に
おいて受信され、受信バッファ702に格納される。受
信バッファ702に格納された受信データは、データ解
析部703において順次解析される。そして、受信デー
タが印刷処理の中止等を指示するような制御コマンドで
ある場合は装置制御部704に供給され、一方、受信デ
ータが描画データである場合は展開部705に供給され
る。
【0004】装置制御部704は、制御コマンドに基づ
いて装置を制御する。展開部705は、描画データに基
づいてビットマップメモリ706上に画像を描画し、ビ
ットマップメモリ706は、描画して形成された画像デ
ータを出力部707に供給し、画像を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、全受信データ、すなわち制御コマンド
と描画データの双方を一旦受信バッファに格納し、格納
した順序にしたがってデータを解析し、処理するため、
ホストコンピュータが送信した制御コマンドに即応して
装置を制御することができないという問題がある。例え
ば、ホストコンピュータが大量の描画データを送信した
後に、その印刷処理を中止する旨の制御コマンド等を送
信した場合、従来の画像処理装置は、その大量の描画デ
ータの全てを解析・処理した後にその制御コマンドを認
識することになり、徒に不要な出力を行うことになる。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、ホストコンピュータ等の外部機器より送られ
てくる制御コマンドに即応可能な画像処理装置及びその
制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像処理装置は、以下の特徴を備え
る。すなわち、外部機器よりデータを受け取って画像を
形成する画像処理装置であって、前記外部機器よりデー
タを受信する受信手段と、前記受信手段より直接的に受
信データを取得して制御コマンドを抽出する抽出手段
と、抽出した制御コマンドを解析・実行する制御手段
と、前記受信データを受信バッファに格納する格納手段
と、前記受信バッファに格納された前記受信データを解
析して画像を形成する画像形成手段とを備える。
【0008】さらに、本発明に係る上記画像処理装置
は、以下の特徴を備えることが好ましい。すなわち、前
記格納手段は、前記抽出手段により制御コマンドを抽出
された残りの受信データを前記受信バッファに格納する
ことが好ましい。
【0009】また、前記制御コマンドには、画像の形成
の中止を指示する中止コマンドが含まれることが好まし
い。
【0010】また、前記受信バッファに格納された前記
受信データの種別を順次識別し、描画データを前記画像
形成手段に供給しながら前記制御コマンドを抽出する第
2の抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記制
御コマンドを前記制御手段に解析・実行せしめる第1の
モードと、前記第2の抽出手段により抽出された前記制
御コマンドを前記制御手段に解析・実行せしめる第2の
モードとを選択するモード選択手段とをさらに備え、選
択したモードに基づいて前記制御コマンドを解析・実行
するが好ましい。
【0011】また、前記制御コマンドは、第1の種類の
制御コマンドと第2の種類の制御コマンドとを含み、前
記抽出手段は、前記第1の種類の制御コマンドを抽出し
て前記制御手段に供給し、前記受信バッファに格納され
た前記受信データの種別を順次識別し、描画データを前
記画像形成手段に供給しながら前記第2の種類の制御コ
マンドを抽出して前記制御手段に供給する第2の抽出手
段をさらに備えることが好ましい。
【0012】また、本発明に係る画像処理装置の制御方
法は、外部機器よりデータを受け取って画像を形成する
画像処理装置の制御方法であって、前記外部機器よりデ
ータを受信する受信工程と、前記受信工程において受信
した受信データを直接的に取得して制御コマンドを抽出
する抽出工程と、抽出した制御コマンドを解析・実行す
る制御工程と、前記受信データを受信バッファに格納す
る格納工程と、前記受信バッファに格納された前記受信
データを解析して画像を形成する画像形成工程とを備え
ることを特徴とする。
【0013】また、本発明に係るコンピュータ可読メモ
リは、外部機器よりデータを受け取って画像を形成する
画像処理装置の制御プログラムを格納したコンピュータ
可読メモリであって、前記外部機器よりデータを受信す
る受信工程のコードと、前記受信工程において受信した
受信データを直接的に取得して制御コマンドを抽出する
抽出工程のコードと、抽出した制御コマンドを解析・実
行する制御工程のコードと、前記受信データを受信バッ
ファに格納する格納工程のコードと、前記受信バッファ
に格納された前記受信データを解析して画像を形成する
画像形成工程のコードとを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好適な実施の形態を例示して説明する。
【0015】<第1の実施の形態>図1は、本実施の形
態に係る画像処理装置の物理的な構成例を示すブロック
図である。同図において、105は、ホストコンピュー
タより描画データ及び制御コマンドを含むデータを受信
するインターフェースである。107は、描画データに
含まれる文字情報に対応する文字パターンを発生するた
めのフォント情報(例えば、スケーラブルフォント)を
格納したフォント用メモリである。108は、例えば、
記録紙のサイズの設定等の各種設定を行う他、装置の状
態を表示する操作パネルである。
【0016】106は、制御プログラム106aを格納
したプログラム用メモリである。101は、制御プログ
ラム106aを読み込み、受信データの解析、画像デー
タの生成等を行ない、画像データをプリンタエンジン1
03に供給して画像を形成せしめるCPUである。
【0017】102は、受信データを一時的に保持し、
受信データが描画データであるか、制御コマンドである
かを識別するためのデータ識別用バッファ領域、描画デ
ータを保持する受信バッファ領域、受信データの解析領
域、解析・展開した画像データを描画するビットマップ
メモリ領域、その他のワーク領域等を含むRAMであ
る。
【0018】104は、装置の電源、記録紙のサイズ、
印刷モード等を制御する装置制御ポートである。なお、
この装置制御ポート104に接続された機械的な制御部
に関しては図示していない。
【0019】図2は、画像処理装置100の論理的な構
成例を示すブロック図である。本実施の形態において
は、この論理的な構成は、制御プログラム106aによ
って実現される。
【0020】201は、インターフェース105に対応
し、ホストコンピュータ110よりデータを受信し、そ
れをデータ識別用バッファ202に供給する入力部であ
る。202は、RAM102上に確保されるデータ識別
領域と、それを制御するプログラム・モジュール(制御
プログラム106aに含まれる)に対応するデータ識別
用バッファである。204は、データ識別用バッファ2
02に保持された受信データが描画データであるか制御
コマンドであるかを識別し、識別結果に基づいて、描画
データを受信バッファ203に転送し、制御コマンドを
制御コマンド解析部206に転送するプログラム・モジ
ュール(制御プログラム106aに含まれる)に対応す
るデータ識別部である。
【0021】203は、描画データを一時的に保持する
受信バッファであり、RAM102上に確保される受信
バッファ領域に対応する。205は、受信バッファ20
3に保持された描画データを解析するプログラム・モジ
ュール(制御プログラム106aに含まれる)に対応す
る描画データ解析部である。207は、描画データ解析
部205によって解析された結果に基づいて画像を展開
するプログラム・モジュール(制御プログラム106a
に含まれる)に対応する展開部である。209は、RA
M102上に確保されたビットマップメモリ領域に対応
するビットマップメモリである。210は、プリンタエ
ンジン103に対応し、ビットマップメモリ209に展
開して生成した画像データに基づいて画像を形成する出
力部である。
【0022】206は、制御コマンドを解析するプログ
ラム・モジュール(制御プログラム106aに含まれ
る)に対応する制御コマンド解析部である。208は、
装置制御ポート104及び装置の制御機構に対応し、制
御コマンドに基づいて装置を制御する装置制御部であ
る。
【0023】図3は、データ識別部204(データ識別
ルーチン)の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、このフローチャートに対応するプログラム・モジ
ュールは、制御プログラム106aに含まれる。
【0024】この処理は、データ識別用バッファ202
に受信データが転送された場合に起動される。先ず、ス
テップS301では、データ識別用バッファ202より
受信データを取得し、ステップS302において、取得
した受信データが制御コマンドであるか否かを判定す
る。判定の結果、取得した受信データが制御コマンドで
ある場合には、ステップS303において、その受信デ
ータ(制御コマンド)を制御コマンド解析部206に転
送し、取得した受信データが描画データである場合に
は、ステップS305において、その受信データ(描画
データ)を受信バッファ203に転送する。
【0025】受信データの転送(ステップS302また
はS305)が終了したら、データ識別用バッファ20
2に未処理の受信データが存在するか否かを判定し、そ
の結果、未処理の受信データが存在する場合にはステッ
プS301に戻り、一連の処理を繰り返す。
【0026】以上のように、本実施の形態は、データ識
別部204において、受信データより順次制御コマンド
を抽出し、制御コマンドを抽出した場合に直ちにそれを
制御コマンド解析部206において解析するため、全受
信データを受信バッファに一旦格納し、それを順次解析
する従来の画像処理装置に比べ、制御コマンドの認識が
速い。
【0027】その結果、例えば、画像の出力処理をホス
トコンピュータからの指示により中止したい場合や装置
の電源を遮断する場合等に、本実施の形態に係る画像処
理装置は、それらの指示等に対して高速に応答すること
が可能である。
【0028】本実施の形態は、ホストコンピュータより
大量の描画データを画像処理装置に送信した後に、その
描画データに関しての処理の終了を待つことなく画像処
理装置を高速に制御したい場合に特に効果的である。
【0029】<第2の実施の形態>本実施の形態は、上
記第1の実施の形態に係る機能と、従来の如き受信デー
タを直接受信バッファに格納した後に順次それを解析す
る機能とを選択可能にした一例を提供するものである。
【0030】図4は、本実施の形態に係る画像処理装置
100の論理的な構成例を示すブロック図である。な
お、第1の実施の形態と実質的に同様の機能を有するブ
ロックに関しては、同一の符号を付している。
【0031】401は、入力部201aにおいて受信し
たデータをデータ識別用バッファ202に供給する第1
のモード(第1の実施の形態に相当)と、受信バッファ
203に直接供給する第2のモードとを切り替える解析
手順切替部である。この解析手順切替部401は、例え
ば、操作パネル108により与えられる指示に基づいて
モードを切替える形態であっても良いし、例えば、ホス
トコンピュータ110から与えられた制御コマンドに基
づいてモードを切替える形態であっても良いし、他の形
態であって良い。なお、図4においては、第1のモード
を”モード1”、第2のモードを”モード2”と記して
データの流れを模式的に表現している。
【0032】第1のモードにおいては、入力部201a
において受信されたデータは、データ識別用バッファ2
02に供給され、第1の実施の形態のデータ識別部20
4に相当するデータ識別部(A)204aにおいて、そ
の受信データが制御コマンドであるか、描画データであ
るかが識別される。そして、データ識別部(A)204
aは、その受信データが制御コマンドであったら制御コ
マンド解析部206に転送し、描画コマンドであったら
受信バッファ203に転送する。データ識別部(B)2
04bは、受信バッファ203に保持された描画データ
をそのまま描画データ解析部205に転送する。
【0033】第2のモードにおいては、入力部201a
において受信されたデータは、受信バッファ203に直
接供給され、データ識別部(B)204bにおいて、そ
の受信データが制御コマンドであるか、描画データであ
るかを識別される。そして、データ識別部(B)204
bは、その受信データが制御コマンドであったら制御コ
マンド解析部206に供給し、その受信データが描画コ
マンドであったら、描画データ解析部205に供給す
る。
【0034】第2のモードにおいては、受信バッファ2
03に保持された受信データを順次識別し、解析するた
め、例えば、印刷の指示(例えば、1頁分の描画データ
等)を受信した後に、制御コマンド(例えば、電源の遮
断等)を受信した場合には、その印刷の指示に係る処理
の後に、その制御コマンドに係る処理が実行されること
になる。
【0035】なお、データ識別部(B)204bによる
描画データ解析部205ヘの画像データの供給は、描画
データ解析部205における処理能力に応じてなされる
ことは言うまでもない。
【0036】図5は、データ識別部204bの動作例を
示すフローチャートである。なお、このフローチャート
に対応するプログラム・モジュールは、制御プログラム
106aに含まれる。
【0037】この処理は、受信バッファ203に受信デ
ータが存在する場合に実行される。先ず、ステップS5
01では、解析手順切替部401を参照し、制御コマン
ドを取り扱うモードが第1のモードであるか、第2のモ
ードであるかを判定する。そして、第1のモードである
場合には、ステップS502に進み、第2のモードであ
る場合にはステップS504に進む。
【0038】ステップS502では、受信バッファ20
3内の受信データを描画データ解析部205に転送し、
ステップS503では、受信バッファ203にさらに受
信データが存在するか否かを判定し、受信データが存在
する場合には、ステップS502の処理を再度実行す
る。
【0039】ステップS504では、受信バッファ20
3より受信データを取得し、ステップS505におい
て、その取得した受信データが制御コマンドであるか否
かを判定する。判定の結果、その取得した受信データが
制御コマンドである場合には、ステップS506におい
て、その受信データ(制御コマンド)を制御コマンド解
析部206に転送し、その取得した受信データが描画デ
ータである場合には、ステップS507において、その
受信データ(描画データ)を描画データ解析部205に
転送する。受信データの転送(ステップS506または
S507)が終了したら、受信バッファ203に未処理
の受信データが存在するか否かを判定し、その結果、未
処理の受信データが存在する場合にはステップS504
に戻り、ステップS504〜S506(またはステップ
S507)の処理を繰り返す。
【0040】以上のように、受信データを受信バッファ
203に格納する前に、制御コマンドを抽出する第1の
モードと、受信データを一旦受信バッファに格納してか
ら順次データを識別・解析する第2のモードとを備える
ことにより、制御コマンドに即応して画像処理装置を制
御したい場合には第1のモードを、画像処理装置にデー
タを供給した順序で画像処理装置を制御したい場合には
第2のモードを選択することが可能になり、ユーザイン
ターフェースが向上する。
【0041】<第3の実施の形態>上記の例は、モード
を予め設定しておくものであるが、このモードの指定を
ホストコンピュータからの制御コマンドに含めても良
い。すなわち、第1のモードに即して取り扱うべき第1
の制御コマンド群と、第2のモードに即して取り扱うべ
き第2の制御コマンド群とを定義し、画像処理装置にお
いて、この制御コマンドを識別することにより、その取
り扱いを切替えても良い。
【0042】図6は、本実施の形態に係る画像処理装置
100の論理的な構成例を示すブロック図である。な
お、上記の実施の形態と実質的に同様の機能を有するブ
ロックに関しては、同一の符号を付している。
【0043】入力部201bは、受信データをデータ識
別用バッファ202及び受信バッファ203の双方に供
給する。データ識別部(A)204cは、データ識別用
バッファ202より受信データを取得し、その受信デー
タより第1の制御コマンド群に属する制御コマンドを抽
出して制御コマンド解析部206に供給する。また、デ
ータ識別部(B)204dは、受信バッファ203の受
信データを順次識別し、第2の制御コマンド群に属する
制御コマンドを制御コマンド解析部206に供給する。
【0044】以上の構成により、制御コマンド解析部2
06は、第1の制御コマンド群に関しては、データ識別
用バッファ202及びデータ識別部(A)204dを介
して直接的に(高速に)取得し、第2の制御コマンド群
に関しては、受信バッファ203に保持された受信デー
タの順序に即して取得する。その結果、各制御コマンド
群に応じた制御を実行することができる。
【0045】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装
置など)に適用してもよい。
【0046】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0047】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0048】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0049】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0050】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に拠れば、
ホストコンピュータ等の外部機器より送られてくる制御
コマンドに即応して装置の状態を制御することができる
という効果がある。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像処理装置の物理的な構成
例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る画像処理装置の論理的
な構成例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態に係るデータ識別部の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態に係る画像処理装置の論理的
な構成例を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態に係るデータ識別部の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図6】第3の実施の形態に係る画像処理装置の論理的
な構成例を示すブロック図である。
【図7】従来の画像処理装置におけるデータの流れを示
す図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器よりデータを受け取って画像を
    形成する画像処理装置であって、 前記外部機器よりデータを受信する受信手段と、 前記受信手段より直接的に受信データを取得して制御コ
    マンドを抽出する抽出手段と、 抽出した制御コマンドを解析・実行する制御手段と、 前記受信データを受信バッファに格納する格納手段と、 前記受信バッファに格納された前記受信データを解析し
    て画像を形成する画像形成手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記格納手段は、前記抽出手段により制
    御コマンドを抽出された残りの受信データを前記受信バ
    ッファに格納することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御コマンドには、画像の形成の中
    止を指示する中止コマンドが含まれることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記受信バッファに格納された前記受信
    データの種別を順次識別し、描画データを前記画像形成
    手段に供給しながら前記制御コマンドを抽出する第2の
    抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記制御コマンドを前記
    制御手段に解析・実行せしめる第1のモードと、前記第
    2の抽出手段により抽出された前記制御コマンドを前記
    制御手段に解析・実行せしめる第2のモードとを選択す
    るモード選択手段と、 をさらに備え、選択したモードに基づいて前記制御コマ
    ンドを解析・実行することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御コマンドには、画像の形成の中
    止を指示する中止コマンドが含まれることを特徴とする
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御コマンドは、第1の種類の制御
    コマンドと第2の種類の制御コマンドとを含み、前記抽
    出手段は、前記第1の種類の制御コマンドを抽出して前
    記制御手段に供給し、 前記受信バッファに格納された前記受信データの種別を
    順次識別し、描画データを前記画像形成手段に供給しな
    がら前記第2の種類の制御コマンドを抽出して前記制御
    手段に供給する第2の抽出手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 外部機器よりデータを受け取って画像を
    形成する画像処理装置の制御方法であって、 前記外部機器よりデータを受信する受信工程と、 前記受信工程において受信した受信データを直接的に取
    得して制御コマンドを抽出する抽出工程と、 抽出した制御コマンドを解析・実行する制御工程と、 前記受信データを受信バッファに格納する格納工程と、 前記受信バッファに格納された前記受信データを解析し
    て画像を形成する画像形成工程と、 を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記格納工程は、前記抽出工程により制
    御コマンドを抽出された残りの受信データを前記受信バ
    ッファに格納することを特徴とする請求項7に記載の画
    像処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記制御コマンドには、画像の形成の中
    止を指示する中止コマンドが含まれることを特徴とする
    請求項7または請求項8に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記受信バッファに格納された前記受
    信データの種別を順次識別しながら前記制御コマンドを
    抽出する第2の抽出工程と、 前記抽出工程により抽出された前記制御コマンドを前記
    制御工程に解析・実行せしめる第1のモードと、前記第
    2の抽出手段により抽出された前記制御コマンドを前記
    制御工程に解析・実行せしめる第2のモードとを選択す
    るモード選択工程と、 をさらに備え、選択したモードに基づいて前記制御コマ
    ンドを解析・実行することを特徴とする請求項7に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記制御コマンドには、画像の形成の
    中止を指示する中止コマンドが含まれることを特徴とす
    る請求項10に記載の画像処理装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記制御コマンドは、第1の種類の制
    御コマンドと第2の種類の制御コマンドとを含み、前記
    抽出工程は、前記第1の種類の制御コマンドを抽出して
    前記制御工程に供給し、 前記受信バッファに格納された前記受信データより前記
    第2の種類の制御コマンドを抽出して前記制御工程に供
    給する第2の抽出工程をさらに備えることを特徴とする
    請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 外部機器よりデータを受け取って画像
    を形成する画像処理装置の制御プログラムを格納したコ
    ンピュータ可読メモリであって、 前記外部機器よりデータを受信する受信工程のコード
    と、 前記受信工程において受信した受信データを直接的に取
    得して制御コマンドを抽出する抽出工程のコードと、 抽出した制御コマンドを解析・実行する制御工程のコー
    ドと、 前記受信データを受信バッファに格納する格納工程のコ
    ードと、 前記受信バッファに格納された前記受信データを解析し
    て画像を形成する画像形成工程のコードと、 を備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP8003878A 1996-01-12 1996-01-12 画像処理装置及びその制御方法。 Withdrawn JPH09190305A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2374953A (en) * 2001-04-26 2002-10-30 Hewlett Packard Co Executing a print job over a network of printers
JP2008035062A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Murata Mach Ltd 通信装置

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