JPH09189949A - フィルム給送装置 - Google Patents

フィルム給送装置

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JPH09189949A
JPH09189949A JP243296A JP243296A JPH09189949A JP H09189949 A JPH09189949 A JP H09189949A JP 243296 A JP243296 A JP 243296A JP 243296 A JP243296 A JP 243296A JP H09189949 A JPH09189949 A JP H09189949A
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film
winding
cartridge
spool
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JP243296A
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English (en)
Inventor
Yasuo Asakura
康夫 朝倉
立男 ▲高▼梨
Tatsuo Takanashi
Yoji Watanabe
洋二 渡辺
Shinya Takahashi
真也 高橋
Junichi Ito
順一 伊藤
Yasuo Tanbara
康夫 丹原
Takeshi Ishino
武 石野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルムに磁気情報を書込む際にフィルム走行
にムラが生じずに書込むために、空送り時に少なくとも
フィルムの巻取りに続いて巻戻しを行うこと。 【解決手段】フィルムカートリッジ10から撮影可能駒
数情報表示をバーコードセンサ15で読取る。モータM
B7及びモータ駆動回路5の駆動力により、フィルム1
2を巻上げスプール11に巻上げ、フィルムカートリッ
ジ10の装填時に、モータMA6及びモータ駆動回路3
の駆動力で、フィルムリーダ部をフィルム巻上げ速度よ
りも低い速度で送出して巻上げスプール11に巻付け
る。また、フィルム12の巻上げ中には、磁気ヘッド1
8でフィルム12の磁気トラックに磁気記録する。そし
て、読取った撮影可能駒数が所定値よりも少ないと、フ
ィルムリーダ部を巻上げスプール11に巻付けた後、一
旦最初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻上げた後、
巻戻し方向に駆動し、最初の撮影駒位置出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフィルム給送装置
に関し、より詳細にはフィルムの磁気記録部への情報書
込みを行う磁気ヘッドを備えた磁気記録部付きフィルム
を用いるカメラのフィルム給送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラのフィルム給送装置は、例
えば特開平2−67534号公報に開示されているよう
に、フィルムスプールを回転させてフィルムをそのパト
ローネから送り出して、巻取りスプールにそのフィルム
を巻付けるようにするために、フィルム巻戻し用ギヤ列
の減速比は、フィルム巻取り用ギヤ列の減速比よりも大
きく設定されている。また、特開平4−128732号
公報には、ローラによってフィルムの移動量を検出し、
フィルムに磁気情報を書込むための技術が開示されてい
る。そして、これらの技術を組合わせて、磁気情報を正
確にフィルムの磁気情報記憶部に書込もうとする技術が
開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術を組み合わせて使用して、フィルムに磁気情報を
書込むと、特にフィルム装填から撮影開始駒、初期撮影
駒にかけてフィルムの走行(走行量、走行速度)にムラ
が生じてしまい、正常な書込みが行われないものであっ
た。特に、撮影可能駒数の少ないカートリッジをカメラ
に装填した際には、こうした現象が(顕著に見られ
る。)多く発生するであろうと考えられる。
【0004】何故ならば、撮影駒数が少ないフィルム
は、カートリッジ内でフィルムカーリングを抑えるた
め、撮影駒数の多いフィルムを巻いているスプールより
それを太くすることが考えられる。したがって、このス
プールが細い場合よりもスプールが太い場合の方がフィ
ルムの送り出し速度が速くなり、巻取り軸にフィルムが
しっかりと巻付きにくくなると考えられる。それ故、巻
取り軸に巻付いているフィルムがその巻取り回動中にフ
ィルム同士が相対的に移動するため、上述したムラが発
生するものと考えられる。
【0005】図6は、上述した特開平2−67534号
公報に開示されている第一実施例と同様の装置で実験さ
れたデータであり、この現象を捉えたことを示す図とな
っている。図6の上に示されているグラフがフィルム巻
取り用モータに流れた電流であり、同図の下に示されて
いるグラフがフィルムの走行を示すパルスである。
【0006】このフィルム走行を示すグラフ中には、そ
のパルス幅が一様でない部分が多々存在している。これ
はフィルム走行そのものが一様に走行していないことを
表している。このデータは、上記第一の実施例の場合で
あったが、同じ特開平2−67534号公報の第二実施
例に第一実施例のようなフィルム給送方式を用いた場
合、すなわち、巻取り軸、巻戻し軸のそれぞれにモータ
を備え、フィルムを巻取り軸に巻取る際は、巻取り軸上
でのフィルム速度が巻戻し軸上でのそれより速くなるよ
うにする。この場合でも、上記データのような巻取りム
ラが発生し得ることは予想される。
【0007】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、フィルムに磁気情報を書込む際にフィルムの走行に
ムラが生じることなく、正常な書込みを行うことのでき
るフィルム給送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、磁
気記録を行う磁気ヘッドを備え、磁気トラック付きフィ
ルムを巻回内包し、該フィルムの撮影可能駒数情報表示
を備えたフィルムカートリッジを用いるカメラのフィル
ム給送装置であって、上記フィルムカートリッジから撮
影可能駒数情報表示を読取る情報読取り手段と、上記フ
ィルムの装填、巻上げ、及び巻戻しを行う2つの駆動手
段と、巻上げスプールを含み、上記一方の駆動手段の駆
動力によって上記フィルムを巻上げる巻上げ手段と、上
記フィルム巻上げ中にフィルムの磁気トラックに磁気記
録を行う磁気記録手段と、上記カートリッジの装填時
に、上記他方の駆動手段の駆動力によってカートリッジ
からフィルムリーダ部を、上記巻上げ手段によるフィル
ム巻上げ速度よりも低い速度で送出して該リーダ部を上
記巻上げスプールに巻付けるフィルム送出手段と、上記
読取られた撮影可能駒数が所定値よりも少ないとき、フ
ィルムリーダ部が巻上げスプールに巻付いた後、一旦最
初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻上げてから巻戻
し方向に駆動して最初の撮影駒位置出しを行うフィルム
空送り手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】またこの発明は、磁気記録を行う磁気ヘッ
ドを備え、磁気トラック付きフィルムを巻回内包し、該
フィルムの撮影可能駒数情報表示を備えたフィルムカー
トリッジを用いるカメラのフィルム給送装置であって、
上記フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示を
読取る情報読取り手段と、上記フィルムの装填、巻上
げ、及び巻戻しを行う2つの駆動手段と、巻上げスプー
ルを含み、上記一方の駆動手段の駆動力によって上記フ
ィルムを巻上げる巻上げ手段と、上記フィルム巻上げ中
にフィルムの磁気トラックに磁気記録を行う磁気記録手
段と、上記カートリッジの装填時に、上記読取られた撮
影可能駒数が所定値よりも少ないとき、上記他方の駆動
手段の駆動力によってカートリッジからフィルムリーダ
部を、上記巻上げ手段によるフィルム巻上げ速度よりも
低い速度で送出して該リーダ部を上記巻上げスプールに
巻付けるフィルム送出手段と、上記フィルムリーダ部が
巻上げスプールに巻付いた後、一旦最初の撮影駒位置を
越える所定駒数まで巻上げてから巻戻し方向に駆動して
最初の撮影駒位置出しを行うフィルム空送り手段とを具
備したことを特徴とする。
【0010】更にこの発明は、磁気記録を行う磁気ヘッ
ドを備え、磁気トラック付きフィルムを巻回内包し、該
フィルムの撮影可能駒数情報表示を備えたフィルムカー
トリッジを用いるカメラのフィルム給送装置であって、
上記フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示を
読取る情報読取り手段と、上記フィルムの装填、巻上
げ、及び巻戻しを行う2つの駆動手段と、巻上げスプー
ルを含み、上記一方の駆動手段の駆動力によって上記フ
ィルムを所定速度で巻上げる巻上げ手段と、上記フィル
ム巻上げ中にフィルムの磁気トラックに磁気記録を行う
磁気記録手段と、上記カートリッジの装填時に、上記他
方の駆動手段の駆動力によってカートリッジからフィル
ムリーダ部を、上記巻上げ手段によるフィルム巻上げ速
度よりも低い速度で送出して該リーダ部を上記巻上げス
プールに巻付けるフィルム送出手段と、上記読取られた
撮影可能駒数が所定値よりも少ないとき、フィルムリー
ダ部が巻上げスプールに巻付いた後、一旦最初の撮影駒
位置を越える所定駒数まで巻上げてから巻戻しを行い、
その後再び巻上げて最初の撮影駒位置出しを行うフィル
ム空送り手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】この発明は、磁気記録を行う磁気ヘッドを
備え、磁気トラック付きフィルムを巻回内包し、該フィ
ルムの撮影可能駒数情報表示を備えたフィルムカートリ
ッジを用いるカメラのフィルム給送装置に於いて、上記
フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示が情報
読取り手段で読取られる。また、上記フィルムの装填、
巻上げ、及び巻戻しは2つの駆動手段により行われ、こ
のうちの一方の駆動手段の駆動力によって上記フィルム
が、巻上げスプールを含んだ巻上げ手段で巻上げられ
る。一方、上記カートリッジの装填時に、上記他方の駆
動手段の駆動力によって、カートリッジからフィルムリ
ーダ部を上記巻上げ手段によるフィルム巻上げ速度より
も低い速度でフィルム送出手段が送出して、該リーダ部
が上記巻上げスプールに巻付けられる。更に、上記フィ
ルム巻上げ中に、磁気記録手段でフィルムの磁気トラッ
クに磁気記録が行われる。そして、上記読取られた撮影
可能駒数が所定値よりも少ないとき、フィルム空送り手
段によって、フィルムリーダ部が巻上げスプールに巻付
いた後、一旦最初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻
上げてから巻戻し方向に駆動されて最初の撮影駒位置出
しが行われる。
【0012】またこの発明は、磁気記録を行う磁気ヘッ
ドを備え、磁気トラック付きフィルムを巻回内包し、該
フィルムの撮影可能駒数情報表示を備えたフィルムカー
トリッジを用いるカメラのフィルム給送装置であって、
上記フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示が
情報読取り手段で読取られる。上記フィルムの装填、巻
上げ、及び巻戻しは2つの駆動手段で行われ、一方の駆
動手段の駆動力によって、巻上げスプールを含む巻上げ
手段により上記フィルムが巻上げられる。一方、上記カ
ートリッジの装填時に、上記読取られた撮影可能駒数が
所定値よりも少ないとき、上記他方の駆動手段の駆動力
によってカートリッジからフィルムリーダ部を、上記巻
上げ手段によるフィルム巻上げ速度よりも低い速度でフ
ィルム送出手段が送出して、該リーダ部が上記巻上げス
プールに巻付けられる。また、上記フィルム巻上げ中
に、磁気記録手段によりフィルムの磁気トラックに磁気
記録が行われる。そして、上記フィルムリーダ部が巻上
げスプールに巻付いた後、フィルム空送り手段が一旦最
初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻上げてから巻戻
し方向に駆動されて、最初の撮影駒位置出しが行われ
る。
【0013】更にこの発明は、磁気記録を行う磁気ヘッ
ドを備え、磁気トラック付きフィルムを巻回内包し、該
フィルムの撮影可能駒数情報表示を備えたフィルムカー
トリッジを用いるカメラのフィルム給送装置であって、
上記フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示が
情報読取り手段で読取られる。上記フィルムの装填、巻
上げ、及び巻戻しは2つの駆動手段で行われ、一方の駆
動手段の駆動力によって上記フィルムが、巻上げスプー
ルを含んだ巻上げ手段により所定速度で巻上げられる。
一方、上記カートリッジの装填時に、上記他方の駆動手
段の駆動力によってカートリッジからフィルムリーダ部
を、上記巻上げ手段によるフィルム巻上げ速度よりも低
い速度でフィルム送出手段で送出されて、該リーダ部が
上記巻上げスプールに巻付けられる。また、上記フィル
ム巻上げ中には、磁気記録手段でフィルムの磁気トラッ
クに磁気記録が行われる。そして、上記読取られた撮影
可能駒数が所定値よりも少ないとき、フィルムリーダ部
が巻上げスプールに巻付いた後、フィルム空送り手段が
一旦最初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻上げてか
ら巻戻しを行い、その後再び巻上げて最初の撮影駒位置
出しが行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。初めに、この発明の一実施の形
態の機械的構成について説明する。この発明のフィルム
を給送するための機械的構成は、上述した特開平2−6
7534号公報の第二実施例に開示された技術を用い
る。すなわち、フィルム給送装置は、フィルム巻取り軸
(巻取りスプール)と巻戻し軸それぞれを駆動する2つ
の駆動源としてのモータを有している。巻取り軸とモー
タとはワンウエイクラッチを介して連結され、巻取り軸
がフィルムを巻取る方向にモータを回転させた時にはそ
の駆動力は巻取り軸に伝達され、巻取り軸が巻戻し方向
に回転させられた時には、このモータと巻取り軸との連
結が断たれる。
【0015】もう1つのモータは巻戻し軸としてのフォ
ーク部材と連結されており、このモータの一方向の回転
がフィルムの送り出しをして、他方向の回転がフィルム
の巻戻しを行う。そして、巻取り軸のフィルム巻取り速
度は、巻戻し軸のフィルム送り出し速度より速くなるよ
うに設定してある。
【0016】このように構成された機構で、フィルムの
空送り、普通の撮影時の巻上げ及び巻戻しについて概略
的に説明する。上記巻取り軸のモータを巻取り軸がフィ
ルムを巻取るように回転させ、上記巻戻し軸のモータを
フォーク部材がフィルムを送り出すように回転させる
と、フィルムがカートリッジより巻取り軸側へ送り出さ
れ、フィルムが巻取り軸に巻取られる。この際、巻取り
軸のフィルム巻取り速度は、フィルム送り出しの速度よ
り速く設定されているので、巻取り軸へのフィルム巻取
りは確実になされる。
【0017】フィルム巻戻しの時には、上記巻戻しのた
めのモータを送り出しの時とは反対の方向に回転させ
て、フィルムを巻戻し軸へ巻取ればよい。この際、巻取
り軸は上記ワンウエイクラッチのために、巻取り用のモ
ータとは連結が断れるので、フィルムは自由に巻戻し軸
に巻取られる。
【0018】図1は、この発明の一実施形態を示すもの
で、フイルム給送装置が適用されたカメラの全体の回路
構成を示すブロック図である。但し、説明の簡略化のた
め、図1に於いてフィルム給送用、バーコード読込用、
磁気記録用の回路及び機構のみ示すものとする。
【0019】図1に於いて、このカメラの回路の中枢は
CPU1であり、このCPU1の周辺には種々のカメラ
動作を遂行する回路及び機構が配されている。CPU1
の入力ポートI1には、後述するフィルムカートリッジ
10を図示されないカメラ本体収容室に装填して蓋を閉
めた時にオンするスイッチ(SW)2が接続されてい
る。CPU1は、このスイッチ2がオンしたならば、フ
ィルム12の送り出し動作を開始する。
【0020】上記CPU1には、出力ポートO1、O
2、O3を介して、それぞれモータ駆動回路3、このモ
ータ駆動回路3の電圧を設定する電圧設定回路4及びモ
ータ駆動回路5が接続されている。2つのモータMA6
及びMB7は、モータ駆動回路3及び5により駆動され
るもので、その駆動力はそれぞれ伝達機構8及び9を介
してフィルムカートリッジ10及び巻取りスプール11
に伝達される。
【0021】上記フィルムカートリッジ10は、図示さ
れない磁気トラックを有したフィルム12を巻回内包す
る。また、このフィルムカートリッジ10の一方の面上
には、そのスプール軸(図示せず)の回転に連動する、
バーコード13が印刷された円板14が設けられてい
る。そして、この円板14上に設置されたバーコードセ
ンサ15により上記バーコード13が読取られ、このバ
ーコードの情報がバーコード検出回路16を介してCP
U1の入力ポートI2に供給される。
【0022】上記CPU1は、また、出力ポートO4か
ら磁気ヘッド駆動回路17を介して、磁気ヘッド18を
駆動する。この磁気ヘッド18は、フィルムカートリッ
ジ10と巻取りスプール11間に巻付けられたフィルム
12の近傍の所定位置に配置される。そして、磁気ヘッ
ド18と巻取りスプール11の間の所定位置に、従動ロ
ーラ19が配置されている。
【0023】この従動ローラ19は、接触するフィルム
12の動きを給送エンコーダ20に供給する。そして、
給送エンコーダ20からは、給送状態検出回路21を介
してCPU1の入力ポートI3に情報が供給される。
【0024】上記モータ駆動回路3は、接続された電圧
設定回路4により、モータMA6に印加する電圧(結果
的には駆動電流)を調整することができるようになって
いる。CPU1は出力ポートO2を介して電圧設定回路
4に制御信号を送り、電圧設定回路4がその信号を受け
て、モータMA6の印加電圧を高電圧(電源電圧)か若
しくは低電圧(電源電圧の約70%)に設定する。これ
により、フィルム12の送り出し速度は2種類に設定す
ることができる。
【0025】上記フィルムカートリッジ10内のスプー
ル(不図示)に巻かれているフィルム12は、そのスプ
ールを回転させればフィルムカートリッジ10の外に送
出される。この動作は、CPU1が出力ポートO1を介
してモータ駆動回路3に制御信号を出力し、この制御信
号を受けてモータ駆動回路3がモータMA6に駆動電流
を供給する。そして、モータMA6の駆動力は伝達機構
8を介してフィルムカートリッジ10内のスプールをフ
ィルム送出方向、すなわち、フィルムカートリッジ10
から巻取りスプール11側に向かう方向に回転させる。
【0026】上記バーコード13は、フィルム12やフ
ィルムカートリッジ10の特性に関する情報をコード化
したものである。このバーコード13を判別することに
より、フィルム感度情報や撮影駒数情報、ネガ/ポジ情
報等を入手可能である。また、その初期位置によっては
フィルムの露光状態、つまり、カメラに装填されている
フィルムはすでに露光されているか否かを検出すること
もできる。
【0027】このバーコード情報を読込むためには、円
板14、つまりは、上述したスプールをフィルム12の
送出方向とは逆方向に回転させながら、バーコードセン
サ15で検出する。バーコードセンサ15は、円板14
上に投光し、その反射光を受けるフォトリフレクタ(図
示せず)でバーコードの有無によって生じる反射光量の
変化を検出する。
【0028】上記バーコード検出回路16は、バーコー
ドセンサ15のアナログ出力をデジタルパルス化してC
PU1の入力ポートI2へ供給する。CPU1は、この
デジタルパルスを解読して上述した情報を判別する。
【0029】上記フィルム12の給送状態は、フィルム
12に従動する従動ローラ19と、この従動ローラ19
に連動する給送エンコーダ20、及び該給送エンコーダ
20からのアナログ出力をデジタルパルス化してCPU
1の入力ポートI3に供給する給送状態検出回路21で
検出される。尚、給送エンコーダ20は、複数のスリッ
トを有する円板とフォトインタラプタで構成されてい
る。CPU1は、給送状態検出回路21からのデジタル
パルスをカウントすることで、フィルム12の給送量を
検出する。
【0030】上記巻取りスプール11は、フィルムカー
トリッジ10から送出されたフィルム12を巻取るため
のものである。CPU1は、出力ポートO3を介してモ
ータ駆動回路5に制御信号を送ると、モータ駆動回路5
はその制御信号を受けてモータMB7に駆動電流を供給
する。そして、モータMB7の駆動力は、伝達機構9等
を介して巻取りスプール11を巻取方向に回転させる。
【0031】ところで、フィルムカートリッジ10から
送出されるフィルム速度V1と、巻取りスプール11の
周速度V2は、V1<V2の関係を満たすようになって
いる。したがって、フィルム12は、巻取りスプール1
1に確実に巻付けることができる。しかも、より確実性
を高めるために、オートロード(フィルム12を送出し
て、1駒目まで巻上げるまで)の間は、電圧設定回路4
に対してモータMA6を低速駆動するように制御し、こ
れによって速度比V2/V1を更に大きくしている。
【0032】尚、上記フィルム12には、その長手方向
に延在する図示されない磁気記録部を有しており、撮影
情報等が記録できるようになっている。CPU1は、入
力ポートI3に入力されるフィルム給送パルスに同期し
て、出力ポートO4を介して磁気ヘッド駆動回路17に
磁気記録信号を供給する。すると、磁気ヘッド駆動回路
17がその信号を受けて磁気ヘッド18を駆動すると、
フィルム12の磁気記録部に対して撮影情報が記録され
る。
【0033】次に、図2及び図3のフローチャートを参
照して、図1のように構成されたカメラのフィルム給送
動作を説明する。CPU1は、収容室蓋スイッチ2がオ
ンしたことを検知したら、図2のオートロードのルーチ
ンを実行する。
【0034】先ず、モータMA6を逆転駆動すること
で、フィルムカートリッジ10内のスプールを非送出方
向に回転させ、上述した方法でもってバーコード情報を
読込む(ステップS1)。そして、バーコードの初期位
置が未露光状態を示す位置にあったか否かを判断する
(ステップS2)。ここで、未露光でなければ警告した
(ステップS3)後に図示されないメインルーチンに戻
る。一方、上記ステップS2にて、未露光であれば、電
圧設定回路4に対してモータMA6を低電圧駆動するよ
うに指示する(ステップS4)。その後、モータ駆動回
路3に対してモータMA6の正転を指示する(ステップ
S5)。
【0035】これにより、フィルムカートリッジ10内
のスプールがフィルム送出方向に回転し、フィルム12
がフィルムカートリッジ10から送出される。そして、
フィルム12の先端が従動ローラ19に達すると、フィ
ルム給送パルスがCPU1の入力ポートI3に入力し始
める。
【0036】フィルム給送パルスが給送状態検出回路2
1で検出される(ステップS6)と、次にモータMB7
を正転させるようにモータ駆動回路5に指示する。これ
により、モータMB7が正転される(ステップS7)。
次いで、フィルム12の先端が巻取りスプール11に到
達すると、フィルム12の速度に比べて巻取りスプール
11の周速度の方が速いので、フィルム12は巻取りス
プール11で巻取られるようになる。
【0037】そして、フィルム給送パルスのカウントで
もってフィルム12の1駒目が撮影位置に到達したと判
断したならば(ステップS8)、モータMA6及びモー
タMB7を停止させて(ステップS9、S10)、その
後リターンする。
【0038】図3は、1駒巻上げの動作を説明するルー
チンである。このルーチンは撮影後に行われる。この1
駒巻上げのルーチンでは、先ず、巻取りスプール11を
回転させるためにモータMB7を正転させる(ステップ
S11)。次に、電圧設定回路4に対して、モータMA
6に高電圧印加するように指示して(ステップS1
2)、モータMA6を正転させる(ステップS13)。
【0039】そして、1駒分の給送が終ったならば(ス
テップS14)、モータMA6及びモータMB7を停止
させて(ステップS15、S16)、その後リターンす
る。尚、上述した実施の形態のオートロードルーチンに
於いて、モータMA6の正転速度は最初から低速に設定
しているが、モータMB7の正転開始に連動して低速に
切換えるようにすれば、オートロードの時間を短縮する
ことができる。
【0040】また、撮影駒数の少ないフィルムカートリ
ッジの方が、上述した不具合が顕著に現れることを考慮
して、図4に示されるように動作することもできる。す
なわち、ステップS21で読込んだバーコード情報の中
の撮影駒数情報に基いて、モータの電圧設定を切換える
ようにしても良い。この場合、ステップS24にて、装
填されたフィルムカートリッジの撮影駒数を判断し、撮
影駒数が多い場合は高電圧設定、つまりモータMA6を
高速駆動する(ステップS25)。一方、撮影駒数が少
ない場合は低電圧設定、つまりモータMA6を低速駆動
する(ステップS26)。これにより、撮影駒数の少な
くないフィルムカートリッジの送出及び巻取り動作の時
間を短縮することができる。
【0041】尚、図4のフローチャートのステップS2
2、S23及びステップS27〜S32は、それぞれ図
2のフローチャートのステップS2、S3及びステップ
S5〜S10の各動作と同じであるので、説明は省略す
る。
【0042】次に、この発明の他の実施の形態につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。この実
施の形態に於ける構成は上述した実施の形態と同じであ
り、動作のみ異なる。図5のフローチャートは、図4を
更に変形したものである。
【0043】すなわち、バーコード情報を読込んだ(ス
テップS41)後、バーコードの初期位置が未露光状態
を示す位置にあったか否かを判断する(ステップS4
2)。ここで、未露光でなければ警告した(ステップS
43)後に図示されないメインルーチンに戻る。
【0044】一方、上記ステップS2にて未露光であれ
ば、装填されたフィルムカートリッジの撮影駒数を判断
する(ステップS44)。ここで、撮影駒数が多い場合
は高電圧設定(ステップS45)し、撮影駒数が少ない
場合は低電圧設定(ステップS46)する。その後、モ
ータ駆動回路3に対してモータMA6の正転を指示する
(ステップS47)。
【0045】次いで、フィルム給送パルスが給送状態検
出回路21で検出される(ステップS48)と、モータ
MB7を正転させるようにモータ駆動回路5に指示し
て、モータMB7が正転される(ステップS49)。
【0046】そして、フィルム12の空送りを所定量n
駒分送り出す。このn駒分は例えば、撮影開始の為の1
駒目を設定するため量であっても良いし、それ以上の量
でも良い。ここで、その量を空送りし終ったと判断した
ならば(ステップS50)、モータMA6及びモータM
B7を一度停止し(ステップS)51、続いて逆転を行
う(ステップS52)。このモータの逆転により、フィ
ルム12はフィルムカートリッジ10内に巻戻される。
【0047】例えば、所定量m駒分の量で、ここでn>
mの関係に於ける量をフィルムカートリッジ10内に巻
戻す。この関係を保つことによって、巻取りスプールに
巻回されたフィルム12が、これから巻離れることがな
いようにする。
【0048】そして、このm駒分の量が巻戻されたと判
断されたならば(ステップS53)、モータMA6、M
B7を停止し(ステップS54)、再びモータMA6、
MB7を正転させて(ステップS55)、フィルムを再
度巻取りスプール11に巻取らせる。その後、フィルム
12が撮影駒1駒目であると判断した(ステップS5
6)時点で、モータMA6、MB7を停止させる(ステ
ップS57)。
【0049】また、上記ステップS52でモータMB7
の逆転駆動を行わなくとも良いのは勿論である。このよ
うに、巻上げ、巻戻し、巻上げの動作によって、フィル
ム12は巻取りスプール11にしっかりと巻回されるこ
とになる。
【0050】尚、この発明の上記実施態様によれば、以
下の如き構成を得ることができる。 (1) 磁気ヘッドを備え、磁気記憶部付きフィルムを
巻回して内包し、撮影可能駒数情報を有するフィルムカ
ートリッジを用い、該フィルムをそのカートリッジから
送り出し、巻取りスプールに巻取りながら該フィルムの
磁気記憶部に情報書込み可能であって、上記カートリッ
ジを装填したときは自動的にフィルム空送りを行うカメ
ラに於いて、上記カートリッジのフィルムの撮影可能駒
数を読取る撮影駒数読取り手段と、一対の駆動手段と、
上記一対の駆動手段の一方の駆動力を受けて、上記フィ
ルムを巻取る巻取り手段と、上記一対の駆動手段の他方
の駆動力を受けて、上記フィルムを上記カートリッジよ
り送り出し、更に上記巻取り手段側に上記フィルムを送
るために上記巻取り手段がフィルムを巻取る速度よりも
その速度を遅くした送り出し手段とを具備し、上記カー
トリッジをカメラに装填してから上記撮影駒数読取り手
段によって上記カートリッジ内のフィルムの撮影可能駒
数が所定駒数より少ないと判断した場合は、上記空送り
量よりも多い所定空送り量を余分に空送りした後に、再
度カートリッジ内に上記余分に空送りした量を巻戻すよ
うにしたことを特徴とするフィルム給送装置。
【0051】(2) 磁気ヘッドを備え、磁気記憶部付
きフィルムを巻回して内包し、撮影可能駒数情報を有す
るフィルムカートリッジを用い、該フィルムをそのカー
トリッジから送り出し、巻取りスプールに巻取りながら
該フィルムの磁気記憶部に情報書込み可能であって、上
記カートリッジを装填したときは自動的にフィルム空送
りを行うカメラに於いて、上記カートリッジのフィルム
の撮影可能駒数を読取る撮影駒数読取り手段と、一対の
駆動手段と、上記一対の駆動手段の一方の駆動力を受け
て、上記フィルムを巻取る巻取り手段と、上記一対の駆
動手段の他方の駆動力を受けて、上記フィルムを上記カ
ートリッジより送り出し、更に上記巻取り手段側に上記
フィルムを送るために上記巻取り手段がフィルムを巻取
る速度よりもその速度を遅くした送り出し手段とを具備
し、上記カートリッジをカメラに装填してから上記撮影
駒数読取り手段によって上記カートリッジ内のフィルム
の撮影可能駒数が所定駒数より少ないと判断した場合
は、上記空送り量よりも多い所定空送り量を余分に空送
りした後に、再度カートリッジ内に上記余分に空送りし
た量を巻戻し、更に上記フィルムを巻上げて撮影一駒目
に設定するようにしたことを特徴とするフィルム給送装
置。
【0052】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
空送り時にフィルムの巻取りに続いて巻戻しを、或いは
更にそれに引続いて巻取りを行い、巻取り軸にしっかり
とフィルムを巻上げ、更には巻回されたフィルム同士が
密着するので、フィルムに磁気情報を書込む際にフィル
ムの走行にムラが生じることなく、正常な書込みを行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すもので、フイルム
給送装置が適用されたカメラの全体の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の構成のカメラのフィルム給送動作を説明
するもので、オートロードの動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】図1の構成のカメラのフィルム給送動作を説明
するもので、1駒巻上げの動作を説明するフローチャー
トである。
【図4】この発明の一実施形態の変形例で、オートロー
ドの動作を説明するフローチャートである。
【図5】この発明の他の実施の形態を示すもので、オー
トロードの動作を説明するフローチャートである。
【図6】従来のフィルム給送装置の特性を示したもの
で、フィルム巻取り用モータに流れた電流と、フィルム
の走行を示すパルスを示したグラフである。
【符号の説明】
1…CPU、2…スイッチ(SW)、3、5…モータ駆
動回路、4…電圧設定回路、6…モータMA6、7…モ
ータMB、8、9…伝達機構、10…フィルムカートリ
ッジ、11…巻取りスプール、12…フィルム、13…
バーコード、14…円板、15…バーコードセンサ、1
6…バーコード検出回路、17…磁気ヘッド駆動回路、
18…磁気ヘッド、19…従動ローラ、20…給送エン
コーダ、21…給送状態検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 真也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 順一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 丹原 康夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石野 武 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録を行う磁気ヘッドを備え、磁気
    トラック付きフィルムを巻回内包し、該フィルムの撮影
    可能駒数情報表示を備えたフィルムカートリッジを用い
    るカメラのフィルム給送装置であって、 上記フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示を
    読取る情報読取り手段と、 上記フィルムの装填、巻上げ、及び巻戻しを行う2つの
    駆動手段と、 巻上げスプールを含み、上記一方の駆動手段の駆動力に
    よって上記フィルムを巻上げる巻上げ手段と、 上記フィルム巻上げ中にフィルムの磁気トラックに磁気
    記録を行う磁気記録手段と、 上記カートリッジの装填時に、上記他方の駆動手段の駆
    動力によってカートリッジからフィルムリーダ部を、上
    記巻上げ手段によるフィルム巻上げ速度よりも低い速度
    で送出して該リーダ部を上記巻上げスプールに巻付ける
    フィルム送出手段と、 上記読取られた撮影可能駒数が所定値よりも少ないと
    き、フィルムリーダ部が巻上げスプールに巻付いた後、
    一旦最初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻上げてか
    ら巻戻し方向に駆動して最初の撮影駒位置出しを行うフ
    ィルム空送り手段とを具備したことを特徴とするフィル
    ム給送装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録を行う磁気ヘッドを備え、磁気
    トラック付きフィルムを巻回内包し、該フィルムの撮影
    可能駒数情報表示を備えたフィルムカートリッジを用い
    るカメラのフィルム給送装置であって、 上記フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示を
    読取る情報読取り手段と、 上記フィルムの装填、巻上げ、及び巻戻しを行う2つの
    駆動手段と、 巻上げスプールを含み、上記一方の駆動手段の駆動力に
    よって上記フィルムを巻上げる巻上げ手段と、 上記フィルム巻上げ中にフィルムの磁気トラックに磁気
    記録を行う磁気記録手段と、 上記カートリッジの装填時に、上記読取られた撮影可能
    駒数が所定値よりも少ないとき、上記他方の駆動手段の
    駆動力によってカートリッジからフィルムリーダ部を、
    上記巻上げ手段によるフィルム巻上げ速度よりも低い速
    度で送出して該リーダ部を上記巻上げスプールに巻付け
    るフィルム送出手段と、 上記フィルムリーダ部が巻上げスプールに巻付いた後、
    一旦最初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻上げてか
    ら巻戻し方向に駆動して最初の撮影駒位置出しを行うフ
    ィルム空送り手段とを具備したことを特徴とするフィル
    ム給送装置。
  3. 【請求項3】 磁気記録を行う磁気ヘッドを備え、磁気
    トラック付きフィルムを巻回内包し、該フィルムの撮影
    可能駒数情報表示を備えたフィルムカートリッジを用い
    るカメラのフィルム給送装置であって、 上記フィルムカートリッジから撮影可能駒数情報表示を
    読取る情報読取り手段と、 上記フィルムの装填、巻上げ、及び巻戻しを行う2つの
    駆動手段と、 巻上げスプールを含み、上記一方の駆動手段の駆動力に
    よって上記フィルムを所定速度で巻上げる巻上げ手段
    と、 上記フィルム巻上げ中にフィルムの磁気トラックに磁気
    記録を行う磁気記録手段と、 上記カートリッジの装填時に、上記他方の駆動手段の駆
    動力によってカートリッジからフィルムリーダ部を、上
    記巻上げ手段によるフィルム巻上げ速度よりも低い速度
    で送出して該リーダ部を上記巻上げスプールに巻付ける
    フィルム送出手段と、 上記読取られた撮影可能駒数が所定値よりも少ないと
    き、フィルムリーダ部が巻上げスプールに巻付いた後、
    一旦最初の撮影駒位置を越える所定駒数まで巻上げてか
    ら巻戻しを行い、その後再び巻上げて最初の撮影駒位置
    出しを行うフィルム空送り手段とを具備したことを特徴
    とするフィルム給送装置。
JP243296A 1996-01-10 1996-01-10 フィルム給送装置 Withdrawn JPH09189949A (ja)

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Effective date: 20030401