JP2875913B2 - 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ - Google Patents

磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ

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JP2875913B2
JP2875913B2 JP3203658A JP20365891A JP2875913B2 JP 2875913 B2 JP2875913 B2 JP 2875913B2 JP 3203658 A JP3203658 A JP 3203658A JP 20365891 A JP20365891 A JP 20365891A JP 2875913 B2 JP2875913 B2 JP 2875913B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドにて読出さ
れたアナログ信号を増幅するアナログ増幅部、該アナロ
グ増幅部からのアナログ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換部を有する磁気再生手段を備えた磁気記憶
部付フィルムを用いるカメラの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録部を有するフィルムを使
用し、この磁気記録部にシャッタ秒時,絞り値,年月
日,タイトル等の撮影情報を磁気ヘッドにより書込み、
かつ必要に応じてこの撮影情報を読出すようにしたカメ
ラが米国特許第4864332号等にて提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ムの給送中に磁気記録情報の再生を行おうとすると、フ
ィルム状態の変化(例えば、撮影が進む事によるフィル
ム駒の違いでスプ−ル径や巻付き状態が変わってフィル
ム引出し負荷などが変化する)や、カメラ状態の変化
(例えば電池交換など)により、フィルム給送速度の変
化が非常に大きいため、磁気ヘッドにより読出される
(再生)信号の振幅もそれに応じて変化する。
【0004】したがって、上記(再生)信号の振幅によ
っては、制御用ディジタル信号に変換される際、即ちA
/D(アナログ−ディジタル)変換回路が信号を出力す
る際、変換ミスを犯し該A/D変換回路に入力された信
号とは異なるものとなり、結果的に磁気デ−タの読取り
エラ−となってしまう。
【0005】本発明の目的は上記の点に鑑み、フィルム
給送速度の変化に影響されることなく、安定した磁気再
生を行うことのできる磁気記憶部付フィルムを用いるカ
メラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、検知手段によ
り得られるフィルム給送速度に応じて、磁気再生手段内
のアナログ増幅部における増幅度を変更する増幅度変更
手段を設けている。
【0007】
【作用】フィルム給送速度に応じてアナログ増幅部にお
ける増幅度を変更し、アナログ信号増幅部よりA/D変
換部へ出力される信号の振幅が規定範囲内となるように
している。
【0008】
【実施例】図1〜図4は本発明の第1の実施例を示すも
のである。
【0009】図1は本実施例におけるカメラの概略内部
構成図、図2はそのカメラの全体回路のブロック図であ
り、これらの図において、1はベ−ス側に磁気層が塗布
されたフィルムFのパ−フォレ−ションPを検知して該
フィルムFの一定距離給送を行う為のパルス信号を発生
する給送用フォトリクレクタ、2はスプ−ル内に配置さ
れるフィルム給送用モ−タ、3は減速及び巻上げ,巻戻
しの切換えを行うギヤ列、4はフィルム巻戻し用のフォ
−ク、Cはフィルムカ−トリッジ、Tは露光状況やフレ
−ムナンバ等のデ−タが磁気情報として記録される記録
トラック(磁気記憶部)、HはフィルムFの記録トラッ
クTへの情報書込み或は情報読出しを行う磁気ヘッド、
5はフィルムFを磁気ヘッドHに押しつける為の圧着パ
ッドである。
【0010】11は全システム駆動用の電池、12はカ
メラ全体の駆動制御を行うマイクロコンピュ−タ等から
成る制御回路、13は撮影動作を開始させるレリ−ズス
イッチ、14はフィルム給送用モ−タ2を駆動してフィ
ルムFの巻上げ及び巻戻しを行う給送回路、15は給送
用フォトリフレクタ1が検出したパ−フォレ−ションP
の信号を制御回路12用の信号に変換するパルス検出回
路、16はパルス検出回路15により検出された信号か
らフィルム給送速度を割出して制御回路12へその情報
を送信する給送速度検知回路、17は磁気ヘッドHによ
ってフィルムFの記録トラックTへ撮影情報を記録する
ための信号を送信する磁気情報書込回路、18は磁気ヘ
ッドHにより読出されるアナログ信号を増幅し、ディジ
タル変換して制御回路12用の信号にする磁気再生回
路、18−1は磁気再生回路18におけるアナログ信号
増幅部、18−2は磁気再生回路18におけるA/D変
換部、19は周知の測光,測距及び撮影動作を行うAE
・AF・SH回路、20はフィルムFのフレ−ムナンバ
を記憶及び表示するフィルムカウンタである。
【0011】図3は図2の磁気再生回路17内のアナロ
グ信号増幅部18−1の詳細を示す回路図である。
【0012】21は磁気ヘッドHからの入力を信号化す
る計測用アンプ、22は計測用アンプ21の出力のオフ
セットを行うオペアンプ(例えばAD624)である。
【0013】23,24は計測用アンプ21の利得を切
換えるアナログスイッチであり、アナログスイッチ23
がON、アナログスイッチ24がOFFになることで計
測用アンプ21の利得が高い状態(例えば、利得=20
0)にセットされ、アナログスイッチ23がOFF、ア
ナログスイッチ24がONになることで計測用アンプ2
1の利得が低い状態(例えば、利得=100)にセット
される。
【0014】25は計測用アンプ21の出力のノイズを
カットする為の抵抗及びコンデンサにより構成されたフ
ィルタ、26〜31はバイアス抵抗である。
【0015】図4は図2の制御回路12の動作を示すフ
ロ−チャ−トであり、以下これにしたがって説明する。 「ステップ101」 フィルムカ−トリッジCが装填さ
れたか否かを不図示のフィルム在否スイッチにより検知
し、装填されたことを検知することによりステップ10
2へ進む。 「ステップ102」 アナログスイッチ23をON、ア
ナログスイッチ24をOFFにして増幅回路18−1
(計測用アンプ21)の利得を高い状態(利得=20
0)にセットする。 「ステップ103」 フィルム給送用モ−タ2を起動
し、フィルムFの巻上げを開始する。 「ステップ104」 磁気ヘッドH及び磁気再生回路1
8によって記録トラックTに書込まれている磁気情報
(フィルム感度、フィルム規定駒数等)を読込む。この
磁気情報によって撮影時の各制御を行う。 「ステップ105」 パ−フォレ−ションPの移動を、
給送用フォトリフレクタ1及びパルス検知回路15によ
ってパルス信号として検出し、該パルス信号の速度、即
ちフィルム給送速度を給送速度検知回路16によって割
出し記憶する。 「ステップ106」 パ−フォレ−ションPのパルス信
号の検知回数で撮影開始フレ−ム(例えば第1駒目)が
アパ−チャ位置に来たか否かを判別し、来ていなければ
撮影開始フレ−ムに達するまでステップ104→ステッ
プ105→ステップ106を繰返し、撮影開始フレ−ム
がアパ−チャ位置に来たことを判別することによりステ
ップ107へ進む。 「ステップ107」 フィルムFの巻上げを停止し、フ
ィルムカウンタ20に第1駒目を意味する“1”を記憶
及びこれを表示する。 「ステップ108」 上記ステップ105において給送
速度検知回路16に記憶したフィルム給送速度V1を取
り込む。 「ステップ109」 上記ステップ108において取り
込んだフィルム給送速度V1と予め設定された利得切替
え用比較速度V0との比較を行い、V1≦V0ならばス
テップ110−1へ、V1>V0ならばステップ110
−2へ、それぞれ進む。 「ステップ110−1」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも遅かったの
で、アナログスイッチ23をON、アナログスイッチ2
4をOFFにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
高い状態(利得=200)にセットする。尚、この場合
は既にステップ102においてこの状態がセットされて
いるので直ちにステップ111へと進むことになる。 「ステップ110−2」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも速かったの
で、アナログスイッチ23をOFF、アナログスイッチ
24をONにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
低い状態(利得=100)にセットする。 「ステップ111」 レリ−ズスイッチ13のON・O
FF状態を検知し、ONされることによりステップ11
2へ進む。 「ステップ112」 AE・AF・SH回路19で周知
の測光・測距を行うと共にシャッタ制御を行い、磁気情
報等の条件を加味した撮影動作を行う。 「ステップ113」 ステップ103と同様のフィルム
巻上げを開始する。 「ステップ114」 磁気ヘッドH及び書込み回路17
によるフィルムFの記録トラックTへの撮影情報(例え
ばシャッタ速度,絞り値,撮影日付等)の書込みを行
う。また、必要に応じて磁気ヘッドH及び磁気再生回路
18による記録トラックT上の磁気記録情報の読出を行
う。 「ステップ115」 ステップ105と同様、パ−フォ
レ−ションPの移動により発生するパルス信号を検出
し、この際のフィルム給送速度の割出し及び記憶を行
う。 「ステップ116」 パ−フォレ−ションPのパルス信
号の検知回数で1フレ−ム分の巻上げ終了が終了したか
否かを判別し、1フレ−ム分の巻上げが終了するまでス
テップ114→ステップ115→ステップ116を繰返
し、1フレ−ム分の巻上げが終了した時点でステップ1
17へ進む。 「ステップ117」 フィルム巻上げを停止し、フィル
ムカウンタ20の内容及び表示をカウントアップする。 「ステップ118」 ステップ104において磁気情報
として読出したフィルム規定駒数、つまり最大撮影駒数
とフィルムカウンタ20のカウント数を比較し、カウン
ト数が最大撮影駒数以下ならばステップ119へ、カウ
ント数が最大撮影駒数を越えていればステップ122へ
進む。 「ステップ119」 ステップ115において給送速度
検知回路16に記憶したフィルム給送速度のデ−タを取
り込む。 「ステップ120」 上記ステップ109と同様に、上
記のステップ119で取り込んだフィルム給送速度V1
と予め設定された利得切替え用の比較速度V0を比較
し、V1≦V0ならばステップ121−1へ、V1>V
0ならばステップ121−2へ、それぞれ進む。 「ステップ121−1」 ここでは上記ステップ110
−1と同様の理由により、アナログスイッチ23をO
N、アナログスイッチ24をOFFにしてアナログ信号
増幅部18−1の利得を高い状態に(利得=200)セ
ットする。 「ステップ121−2」 ここでは上記ステップ110
−2と同様の理由により、アナログスイッチ23をOF
F、アナログスイッチ24をONにしてアナログ信号増
幅部18−1の利得を低い状態に(利得=100)セッ
トする。
【0016】上記ステップ121−1、もしくは、ステ
ップ121−2の動作終了後はステップ111へ戻る。
【0017】上記ステップ118においてフィルムカウ
ント20のカウント数が最大撮影駒数を越えていれば、
前述したようにステップ122へ進む。 「ステップ122」 フィルムFの巻戻しを行い、この
巻戻し動作完了によりステップ123へ進む。 「ステップ123」 不図示のフィルム在否スイッチの
検知を行い、フィルムカ−トリッジCがカメラより取外
されたことを判別することによりフィルムカウンタ20
をリセットし、一連の動作を終了する。
【0018】図5及び図6は本発明の第2の実施例を示
すものであり、この実施例では、フィルム給送速度をよ
り正確に検知することのできる手段として、フィルムの
走行に伴って回転するパルス板を利用するものである。
【0019】図5は本実施例カメラの概略内部構成図
で、第1の実施例と同様の部分は同一符合を付すと共
に、その部分の説明は省略する。なお、この実施例カメ
ラにおける全体回路構成は第1の実施例における図2と
同様であるのでここでは省略する。
【0020】図5において、51はフィルムFの走行に
伴って回転力を受ける回動可能なロ−ラで、1フレ−ム
分のフィルム給送により一回転するようになっている。
52は前記ロ−ラ51にフィルムFは挟んで対向する位
置に回動自在に取付けられた押付けロ−ラ、53は前記
ロ−ラ51と一体的に回転するように固着され、等間隔
の明暗をもつパルス板、54は、フィルムFの給送に伴
い回転する前記パルス板53の明暗を検知してフィルム
Fの一定距離給送を行うためのパルス信号を発生すると
共に、フィルム給送速度検知デ−タとするためのフォト
インタラプタである。
【0021】図6は本発明の第2の実施例における動作
を示すものであり、以下これにしたがって説明する。 「ステップ201」 フィルムカ−トリッジCが装填さ
れたか否かを不図示のフィルム在否スイッチにより検知
し、装填されたことを検知することによりステップ20
2へ進む。 「ステップ202」 アナログスイッチ23をON、ア
ナログスイッチ24をOFFにして増幅回路18−1
(計測用アンプ21)の利得を高い状態(利得=20
0)にセットする。 「ステップ203」 フィルム給送用モ−タ2を起動
し、フィルムFの巻上げを開始する。 「ステップ204」 磁気ヘッドH及び磁気再生回路1
8によって記録トラックTに書込まれている磁気情報
(フィルム感度、フィルム規定駒数等)を読込む。この
磁気情報によって撮影時の各制御を行う。 「ステップ205」 フィルムFの給送の伴って回転す
るパルス板53の明暗をフォトリフレクタ54及びパル
ス検知回路15によってパルス信号として検出し、該パ
ルス信号の速度、即ちフィルム給送速度を給送速度検知
回路16によって割出し記憶する。 「ステップ206」 上記ステップ205により得られ
るパルス信号の検知回数で撮影開始フレ−ム(例えば第
1駒目)がアパ−チャ位置に来たか否かを判別し、来て
いなければ撮影開始フレ−ムに達するまでステップ20
4→ステップ205→ステップ206を繰返し、撮影開
始フレ−ムがアパ−チャ位置に来たことを判別すること
によりステップ207へ進む。 「ステップ207」 フィルムFの巻上げを停止し、フ
ィルムカウンタ20に第1駒目を意味する“1”を記憶
及びこれを表示する。 「ステップ208」 上記ステップ205において給送
速度検知回路16に記憶したフィルム給送速度V1を取
り込む。 「ステップ209」 上記ステップ208において取り
込んだフィルム給送速度V1と予め設定された利得切替
え用比較速度V0との比較を行い、V1≦V0ならばス
テップ210−1へ、V1>V0ならばステップ210
−2へ、それぞれ進む。 「ステップ210−1」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも遅かったの
で、アナログスイッチ23をON、アナログスイッチ2
4をOFFにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
高い状態(利得=200)にセットする。尚、この場合
は既にステップ202においてこの状態がセットされて
いるので直ちにステップ211へと進むことになる。 「ステップ210−2」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも速かったの
で、アナログスイッチ23をOFF、アナログスイッチ
24をONにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
低い状態(利得=100)にセットする。 「ステップ211」 レリ−ズスイッチ13のON・O
FF状態を検知し、ONされることによりステップ21
2へ進む。 「ステップ212」 AE・AF・SH回路19で周知
の測光・測距を行うと共にシャッタ制御を行い、磁気情
報等の条件を加味した撮影動作を行う。 「ステップ213」 ステップ203と同様のフィルム
巻上げを開始する。 「ステップ214」 磁気ヘッドH及び書込み回路17
によるフィルムFの記録トラックTへの撮影情報(例え
ばシャッタ速度,絞り値,撮影日付等)の書込みを行
う。また、必要に応じて磁気ヘッドH及び磁気再生回路
18による記録トラックT上の磁気記録情報の読出を行
う。 「ステップ215」 ステップ205と同様、フィルム
Fの移動により発生するパルス信号を検出し、この際の
フィルム給送速度の割出し及び記憶を行う。 「ステップ216」 上記ステップ215により得られ
るパルス信号の検知回数で1フレ−ム分の巻上げ終了が
終了したか否かを判別し、1フレ−ム分の巻上げが終了
するまでステップ214→ステップ215→ステップ2
16を繰返し、2フレ−ム分の巻上げが終了した時点で
ステップ217へ進む。 「ステップ217」 フィルム巻上げを停止し、フィル
ムカウンタ20の内容及び表示をカウントアップする。 「ステップ218」 ステップ204において読出した
フィルム規定駒数、つまり最大撮影駒数とフィルムカウ
ンタ20のカウント数を比較し、カウント数が最大撮影
駒数以下ならばステップ219へ、カウント数が最大撮
影駒数を越えていればステップ222へ進む。 「ステップ219」 ステップ215において給送速度
検知回路16に記憶したフィルム給送速度のデ−タを取
り込む。 「ステップ220」 上記ステップ209と同様に、上
記のステップ219で取り込んだフィルム給送速度V1
と予め設定された利得切替え用の比較速度V0を比較
し、V1≦V0ならばステップ221−1へ、V1>V
0ならばステップ221−2へ、それぞれ進む。 「ステップ221−1」 ここでは上記ステップ210
−1と同様の理由により、アナログスイッチ23をO
N、アナログスイッチ24をOFFにしてアナログ信号
増幅部18−1の利得を高い状態に(利得=200)セ
ットする。 「ステップ221−2」 ここでは上記ステップ210
−2と同様の理由により、アナログスイッチ23をOF
F、アナログスイッチ24をONにしてアナログ信号増
幅部18−1の利得を低い状態に(利得=100)セッ
トする。
【0022】上記ステップ221−1、もしくは、ステ
ップ221−2の動作終了後はステップ111へ戻る。
【0023】上記ステップ218においてフィルムカウ
ント20のカウント数が最大撮影駒数を越えていれば、
前述したようにステップ222へ進む。 「ステップ222」 フィルムFの巻戻しを行い、この
巻戻し動作完了によりステップ223へ進む。 「ステップ223」 不図示のフィルム在否スイッチの
検知を行い、フィルムカ−トリッジCがカメラより取外
されたことを判別することによりフィルムカウンタ20
をリセットし、一連の動作を終了する。
【0024】図7及び図8は本発明の第3の実施例を示
すもので、この実施例では、磁気情報の読出し時間によ
るフィルム給送速度の検知を行おうとするものである。
つまり、磁気情報は等間隔(例えば50μm/bit)
で記録されているので、この磁気情報の読出しに要する
時間からフィルム給送速度を割出すことができる。
【0025】図7はこの実施例カメラの全体回路のブロ
ック図で、第1の実施例と同様の部分は同一符合を付す
と共に、その部分の説明は省略する。なお、この実施例
カメラにおける概略内部構成は第1の実施例における図
1と同様であるのでここでは省略する。
【0026】図7において、81は給送速度検知回路
で、図2における給送速度検知回路16とは異なる入力
信号、即ち、磁気再生回路18のA/D変換部18−2
の出力信号を受け、該信号の検知時間からフィルム給送
速度を割出して制御回路12へその情報を送信する。
【0027】図8は図7の制御回路12の動作を示すフ
ロ−チャ−トであり、以下これにしたがって説明する。 「ステップ301」 フィルムカ−トリッジCが装填さ
れたか否かを不図示のフィルム在否スイッチにより検知
し、装填されたことを検知することによりステップ30
2へ進む。 「ステップ302」 アナログスイッチ23をON、ア
ナログスイッチ24をOFFにして増幅回路18−1
(計測用アンプ21)の利得を高い状態(利得=20
0)にセットする。 「ステップ303」 フィルム給送用モ−タ2を起動
し、フィルムFの巻上げを開始する。 「ステップ304」 パ−フォレ−ションPの移動によ
りフォトリフレクタ1及びパルス検知回路15によって
検知されるパルス信号の検知回数のカウントを始める。 「ステップ305」 記録トラックTに記録されている
磁気情報が磁気ヘッドH及び再生回路18によって再生
されるが、この時の磁気情報ディジタル信号の所定ビッ
ト数(例えば40bit)をA/D変換部18−2より
給送速度検知回路81へ入力させる。 「ステップ306」 上記ステップ305において給送
速度検知回路81に取込んだ磁気情報ディジタル信号の
時間間隔からフィルム給送時間を割出し、これをフィル
ム給送速度V1として取り込む。 「ステップ307」 上記ステップ306において取り
込んだフィルム給送速度V1と予め設定された利得切替
え用比較速度V0との比較を行い、V1≦V0ならばス
テップ308−1へ、V1>V0ならばステップ308
−2へ、それぞれ進む。 「ステップ308−1」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも遅かったの
で、アナログスイッチ23をON、アナログスイッチ2
4をOFFにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
高い状態(利得=200)にセットする。 「ステップ308−2」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも速かったの
で、アナログスイッチ23をOFF、アナログスイッチ
24をONにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
低い状態(利得=100)にセットする。 「ステップ309」 磁気ヘッドH及び磁気再生回路1
8によって記録トラックTに書込まれている磁気情報
(フィルム感度、フィルム規定駒数等)を読込む。この
磁気情報によって撮影時の各制御を行う。 「ステップ310」 パ−フォレ−ションPのパルス信
号の検知回数で撮影開始フレ−ム(例えば第1駒目)が
アパ−チャ位置に来たか否かを判別し、来ていなければ
撮影開始フレ−ムに達するまでステップ309→ステッ
プ310を繰返し、撮影開始フレ−ムがアパ−チャ位置
に来たことを判別することによりステップ311へ進
む。 「ステップ311」 フィルムFの巻上げを停止し、フ
ィルムカウンタ20に第1駒目を意味する“1”を記憶
及びこれを表示する。 「ステップ312」 レリ−ズスイッチ13のON・O
FF状態を検知し、ONされることによりステップ31
3へ進む。 「ステップ313」 AE・AF・SH回路19で周知
の測光・測距を行うと共にシャッタ制御を行い、磁気情
報等の条件を加味した撮影動作を行う。 「ステップ314」 フィルム給送用モ−タ2を駆動し
てフィルム巻上げを開始する。 「ステップ315」 上記ステップ304と同様、パ−
フォレ−ションPの移動によりフォトリフレクタ1及び
パルス検知回路15によって検知されるパルス信号の検
知回数のカウントを始める。 「ステップ316」 上記ステップ305と同様、磁気
情報ディジタル信号の所定ビット数(例えば40bi
t)をA/D変換部18−2より給送速度検知回路81
へ入力させる。 「ステップ317」 上記ステップ316において給送
速度検知回路81に取込んだ磁気情報ディジタル信号の
時間間隔からフィルム給送時間を割出し、これをフィル
ム給送速度V1として取り込む。 「ステップ318」 上記ステップ317において取り
込んだフィルム給送速度V1と予め設定された利得切替
え用比較速度V0との比較を行い、V1≦V0ならばス
テップ319−1へ、V1>V0ならばステップ319
−2へ、それぞれ進む。 「ステップ319−1」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも遅かったの
で、アナログスイッチ23をON、アナログスイッチ2
4をOFFにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
高い状態(利得=200)にセットする。 「ステップ319−2」 ここではフィルム巻上げ時の
フィルム給送速度が所定の比較速度よりも速かったの
で、アナログスイッチ23をOFF、アナログスイッチ
24をONにしてアナログ信号増幅部18−1の利得を
低い状態(利得=100)にセットする。 「ステップ320」 磁気ヘッドH及び書込み回路17
によるフィルムFの記録トラックTへの撮影情報(例え
ばシャッタ速度,絞り値,撮影日付等)の書込みを行
う。また、必要に応じて磁気ヘッドH及び磁気再生回路
18による記録トラックT上の磁気記録情報の読出を行
う。 「ステップ321」 パ−フォレ−ションPのパルス信
号の検知回数で1フレ−ム分の巻上げ終了が終了したか
否かを判別し、1フレ−ム分の巻上げが終了するまでス
テップ320→ステップ321を繰返し、1フレ−ム分
の巻上げが終了した時点でステップ322へ進む。 「ステップ322」 フィルム巻上げを停止し、フィル
ムカウンタ20の内容及び表示をカウントアップする。 「ステップ323」 ステップ309において読出した
フィルム規定駒数、つまり最大撮影駒数とフィルムカウ
ンタ20のカウント数を比較し、カウント数が最大撮影
駒数以下ならばステップ312へ、カウント数が最大撮
影駒数を越えていればステップ324へ進む。 「ステップ324」 フィルムFの巻戻しを行い、この
巻戻し動作完了によりステップ325へ進む。 「ステップ325」 不図示のフィルム在否スイッチの
検知を行い、フィルムカ−トリッジCがカメラより取外
されたことを判別することによりフィルムカウンタ20
をリセットし、一連の動作を終了する。
【0028】上の各実施例によれば、フィルムFのパ−
フォレ−ション検知により得られるパルス信号より、或
は、フィルム給送に伴って回転するパルス板53とフォ
トリフレクタ54とにより得られる明暗信号より、或
は、磁気再生情報の読出し時間より、フィルム給送速度
を検知し、この時のフィルム給送速度に応じて磁気再生
回路中のアナログ信号増幅部18−1の増幅度を変更、
つまりフィルム巻上げ時のフィルム給送速度が所定の比
較速度よりも遅い場合はアナログ信号増幅部18−1の
利得を例えば「200」にセットし、フィルム巻上げ時
のフィルム給送速度が所定の比較速度よりも速い場合は
アナログ信号増幅部18−1の利得を例えば「100」
にセットするようにしているため、フィルム給送速度が
変化してもアナログ信号増幅部18−1の出力信号の振
幅は一定となり、フィルム給送速度が変化に影響される
ことなく、安定した磁気再生を行うことが可能となる。
【0029】(変形例)本実施例によれば、フィルム給
送速度に応じて増幅度を二段階に切換える例を示した
が、勿論、三段階以上であってよい。また、フィルム給
送手段としては、上記の各実施例の他、モ−タの回転数
より求める方法等種々の方法が考えられる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検知手段により得られるフィルム給送速度に応じて、磁
気再生手段内のアナログ増幅部における増幅度を変更す
る増幅度変更手段を設け、フィルム給送速度に応じてア
ナログ増幅部における増幅度を変更し、アナログ信号増
幅部よりA/D変換部へ出力される信号の振幅が規定範
囲内となるようにしている。よって、フィルム給送速度
の変化に影響されることなく、安定した磁気再生を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの概略内
部構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるカメラの回路ブ
ロック図である。
【図3】図2のアナロ信号増幅部の詳細な構成を示す回
路図である。
【図4】図2の制御回路の動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図5】本発明の第2の実施例におけるカメラの概略内
部構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるカメラの動作を
示すフロ−チャ−トである。
【図7】本発明の第3の実施例におけるカメラの回路ブ
ロック図である。
【図8】本発明の第3の実施例におけるカメラの動作を
示すフロ−チャ−トである。
【符合の説明】
1 給送用フォトインタラプタ 2 フィルム給送用モ−タ F フィルム T 記録トラック(磁気記憶部) 12 制御回路 15 パルス検出回路 16 給送速度検知回路 18 磁気再生回路 18−1 アナログ信号増幅部 18−2 A/D変換部 53 パルス板 54 フォトインタラプタ 81 給送速度検知回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの給送を行うフィルム給送手段
    と、該フィルム給送手段によるフィルム給送中に、フィ
    ルムに備わった磁気記憶部に記録されている情報の読出
    しを行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドにて読出されたア
    ナログ信号を増幅するアナログ増幅部、該アナログ増幅
    部からのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/
    D変換部を有する磁気再生手段と、フィルムの給送速度
    を検知する検知手段とを備えた磁気記憶部付フィルムを
    用いるカメラにおいて、前記検知手段により得られるフ
    ィルム給送速度に応じて、前記磁気再生手段内のアナロ
    グ増幅部における増幅度を変更する増幅度変更手段を設
    けたことを特徴とする磁気記憶部付フィルムを用いるカ
    メラ。
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