JPH0580409A - 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ - Google Patents

磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ

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JPH0580409A
JPH0580409A JP21302891A JP21302891A JPH0580409A JP H0580409 A JPH0580409 A JP H0580409A JP 21302891 A JP21302891 A JP 21302891A JP 21302891 A JP21302891 A JP 21302891A JP H0580409 A JPH0580409 A JP H0580409A
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JP
Japan
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film
gear
spool
planetary gear
film feeding
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Application number
JP21302891A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Ueda
敏治 上田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム1駒中の所定範囲内に高密度の記録
を行うことが可能となる。 【構成】 撮影モ−ド選択手段85により設定された撮
影モ−ドを検出する検出手段と、該検出手段からの情報
よりフィルム給送速度を予測し、磁気ヘッドの書込み周
波数を設定する周波数設定手段101,101−1とを
設け、磁気情報の書込みを行う際のフィルム給送速度を
設定された撮影モ−ドより予測し、これに適した気ヘッ
ドの書込み周波数を設定するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム給送中に、該
フィルムに備わった磁気記憶部へ情報の書込みを所定の
書込み周波数により行う磁気ヘッドと、異なるフィルム
給送速度による撮影モ−ドを選択する為の撮影モ−ド選
択手段とを備えた磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気的に情報記録を行う機器は、
磁気記録媒体を定速送りしたり、エンコ−ダによって磁
気記録媒体の給送速度を検出することにより、適正な密
度で記録を行うことを可能としていた。
【0003】一方カメラにおいても、米国特許第486
4332号等に記載されているように、磁気ヘッドを用
いてフィルムに備わった磁気記憶部へシャッタ秒時や絞
り値等の撮影情報の記録を可能とするものが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案等のカメラにおいては、フィルム1駒当たりに情報の
記録できる長さは有限であり、1駒当たりの情報がこの
長さを超えないようにしなければならないが、機能とし
てフィルム給送速度を切り換える撮影モ−ド(例えば低
速給送/高速給送モ−ド等)をもつカメラにおいては、
設定された撮影モ−ドによってフィルム給送速度が異な
るので、定速送りという点で大きな不都合が生じ、上記
の事を実現することが困難であった。
【0005】本発明の目的は、上記の点に鑑み、フィル
ム1駒中の所定範囲内に高密度の記録を行うことのでき
る磁気記憶部付フィルムを用いるカメラを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮影モ−ド選
択手段により設定された撮影モ−ドを検出する検出手段
と、該検出手段からの情報よりフィルム給送速度を予測
し、磁気ヘッドの書込み周波数を設定する周波数設定手
段とを設けている。
【0007】
【作用】磁気情報の書込みを行う際のフィルム給送速度
を設定された撮影モ−ドより予測し、これに適した磁気
ヘッドの書込み周波数を設定、つまりフィルム給送速度
が速いと予想される場合は書込み周波数を高くし、フィ
ルム給送速度が遅いと予想される場合は書込み周波数を
低くして、常に所定範囲内の密度で記録するようにして
いる。
【0008】
【実施例】図1乃至図5は本発明の第1の実施例におけ
る機械的構成を示す図であり、図1はカメラの主要部分
を示す斜視図である。
【0009】図1において、1はフィルムカ−トリッ
ジ、2は磁気記憶部(磁気トラック)Tを備えたフィル
ム、3はフィルム2のパ−フォレ−ション(P1,P2
等)を検出して、フィルムの定尺送りを行うためのフォ
トセンサ、4はフィルム2の磁気トラックTに摺接し、
情報の書込み或は読出しを行う磁気ヘッド、5はフィル
ム2を挟んで前記磁気ヘッド4と対向する位置にあり、
フィルム2を磁気ヘッド4に押付ける働きを持つパッド
である。
【0010】Gはフィルム給送用モ−タ51の出力をフ
ォ−ク70に伝達するフィルム給送機構であり、その詳
細は図2等を用いて後述する。57はフィルム巻取りス
プ−ルである。
【0011】ここで、本実施例で用いているフィルムカ
−トリッジ1は米国特許第4834306号等で提案さ
れている以下の様な構成より成るものである。
【0012】つまり、フィルム通過スリットと一端を供
給スプ−ルに固着され該供給スプ−ルに巻かれたフィル
ム2と、供給スプ−ルに同軸上に配置されフィルム最外
周の半径方向の拡がりを規制部にて規制し、フィルム2
の最外周がフィルムカ−トリッジの内壁に実質的に接触
するのを防ぐ押え部材(不図示)と、前記押え部材の一
部を変形させ、押え部材の半径方向の規制からフィルム
最外周部を連続的に解除する解除部(不図示)と、規制
から解除されたフィルム2の部分をフィルム通過スリッ
トに導く誘導部(不図示)とを備え、前記フォ−ク70
と係合する図示せぬ供給スプ−ルのフィルム押出し方向
の回転によって生じるフィルム2の巻き緩みによる最外
周の拡がりによりフィルム2の外周と押え部材間をすべ
りのない状態とし、フィルム2の押出し方向の駆動力を
与え、フィルムカ−トリッジ1からのフィルム2の押出
しを可能にしたものである。
【0013】前記フィルム2は後述のフィルム給送機構
によりフィルムカ−トリッジ1内から押出され、その後
公知の手段によりカメラのフィルム巻取りスプ−ル77
に巻取られ、給送されていく。
【0014】図2乃至図5は前記フィルム給送機構Gの
具体的な構成例を示す図である。
【0015】これらの図において、51はフィルム給送
用モ−タであり、フィルム巻上げ時には正転(図3矢印
B方向)し、フィルム巻戻し時には逆転(図4矢印C方
向)する。52は前記モ−タ51の回転軸に固着される
ピニオンギヤである。53は第1の太陽ギヤで、前記ピ
ニオンギヤ52と噛み合っている。54は第1の遊星ギ
ヤで、前記第1の太陽ギヤ53と噛み合っている。55
は前記第1の太陽ギヤ53と第1の遊星ギヤ54を連結
し、第1の遊星ギヤ54との間に摩擦力を発生させなが
ら該第1の遊星ギヤ54を回転可能に保持し、第1の太
陽ギヤ53が回転することにより第1の遊星ギヤ54を
該第1太陽ギヤ53を回転中心としてそのまわりを公転
するようにした第1の連結レバ−である。前記第1の太
陽ギヤ53と第1の遊星ギヤ54と第1の連結レバ−5
5により、公知の遊星ギヤ機構を構成している。56は
前記フィルム給送用モ−タ51が正転時のみ第1の遊星
ギヤ54と噛み合う第1のスプ−ル太陽ギヤである。5
7は前記第1のスプ−ル太陽ギヤ56に噛み合う第2ス
プ−ル太陽ギヤである。
【0016】58は前記第1の太陽ギヤ53と常に噛み
合う第1のアイドラギヤ、59は大歯車部59aと小歯
車部59bを持ち、大歯車部59aが前記第1のアイド
ラギヤ58と噛み合う第1の二段ギヤ、60は前記第1
の二段ギヤ59の小歯車部59bと噛み合う第2のアイ
ドラギヤ、61は前記第2のアイドラギヤ60と噛み合
う第3のアイドラギヤ、62は前記第3のアイドラギヤ
61と噛み合う第2の太陽ギヤ、63は前記第2の太陽
ギヤ62と噛み合う第2の遊星ギヤである。64は第3
の遊星ギヤで、前記第2の遊星ギヤ63と同様、第2の
太陽ギヤと噛み合っている。65は前記第2の太陽ギヤ
62と第2の遊星ギヤ63及び第3の遊星ギヤ64を腕
部65a,65bでそれぞれ連結し、各遊星ギヤを摩擦
力を発生させながら回転可能に保持し、第2の太陽ギヤ
62の回転により第2の遊星ギヤ63及び第3の遊星ギ
ヤ64が該第2の太陽ギヤ62を回転中心としてそのま
わりを公転するようにした第2の連結レバ−である。前
記第2の太陽ギヤ62と第2,3の遊星ギヤ63,64
と第2の連結レバ−65により、公知の遊星ギヤ機構を
構成している。
【0017】66は第4のアイドラギヤで、フィルム給
送用モ−タ51の正転時は第2の連結レバ−65の第2
の太陽ギヤ62を中心とした左方向の回転により第2の
遊星ギヤ63と噛み合い、第3の遊星ギヤ64とは噛み
合わず、モ−タ51の逆転時は第2の連結レバ−65の
右方向の回転により第3の遊星ギヤと噛み合い、第2の
遊星ギヤ63とは噛み合わないギヤである。67は大歯
車部67aと小歯車部67bを持ち、大歯車部67aが
第4のアイドラ66と噛み合う第2の二段ギヤ、68は
大歯車部68aと小歯車部68bとを持ち、大歯車部6
8aが前記第2の二段ギヤ67の小歯車部67bと噛み
合う第3の二段ギヤ、69は前記第3の二段ギヤ68の
小歯車部68bと噛み合うフォ−クギヤ、70は前記フ
ォ−クギヤ69と一体的に回転するフォ−クで、これに
よりフィルムカ−トリッジ1内の不図示の供給スプ−ル
を回転させ、フィルム2の上記カ−トリッジ1内よりの
押出し及び巻込みを行う。
【0018】71は不図示のカメラ本体に設けられたス
トッパで、第1の連結レバ−55の左回転方向の位置規
制をするものである。
【0019】72は第2のスプ−ル遊星ギヤで、前記第
2のスプ−ル太陽ギヤ57と噛み合っている。73は前
記第2のスプ−ル太陽ギヤ57と第2のスプ−ル遊星ギ
ヤ72を連結し、第2のスプ−ル遊星ギヤ72との間に
摩擦力を発生させながら該第2のスプ−ル遊星ギヤ72
を回転可能に保持し、第2のスプ−ル太陽ギヤ57が回
転することにより第2のスプ−ル遊星ギヤ72を該第2
のスプ−ル太陽ギヤ57を回転中心として、そのまわり
を公転するようにした第3の連結レバ−である。前記第
2のスプ−ル太陽ギヤ57と第2のスプ−ル遊星ギヤ7
2と第3の連結レバ−73により公知の遊星ギヤ機構を
構成している。
【0020】74は第3の連結レバ−73に植立された
ピン、75は前記第2のスプ−ル遊星ギヤ72の公転位
置により第2スプ−ル遊星ギヤ72と噛み合い可能な位
置に設置されたスプ−ルアイドラ、76はスプ−ルアイ
ドラ75と噛み合うスプ−ルギヤ、77は前記スプ−ル
ギヤ76に固着され、一体的に動くフィルム巻取りスプ
−ルである。
【0021】78は小歯車部78aと大歯車部78bを
有する第1のスプ−ル遊星ギヤで、前記第2のスプ−ル
太陽ギヤ57とは小歯車部78aにて噛み合っており、
又該第1スプ−ル遊星ギヤ78が第1スプ−ル太陽ギヤ
56のまわりを右回転方向に公転すると、スプ−ルギヤ
78とその大歯車部78bが噛み合うようになってい
る。79は前記第1のスプ−ル太陽ギヤ56と第1のス
プ−ル遊星ギヤ78を連結し、第1のスプ−ル遊星ギヤ
78との間に摩擦力を発生させながら該第1スプ−ル遊
星ギヤ78を回転可能に保持し、第1スプ−ル太陽ギヤ
56が回転することにより第1スプ−ル遊星ギヤ78を
該第1のスプ−ル太陽ギヤ56を回転中心としてそのま
わりを公転するようにした第4の連結レバ−である。前
記第1スプ−ル太陽ギヤ56と第1スプ−ル遊星ギヤ7
8と第4の連結レバ−79により公知の遊星ギヤ機構を
構成している。80は第4の連結レバ−79上に植立さ
れたピンである。
【0022】81は撮影モ−ド切換レバ−で、不図示の
本体に設けられた突起82,83にその長穴81a,8
1bが摺動可能に取付けられ且つ手動操作可能となって
いる。84は可撓性材質から成るクリック板で、一端8
4bが不図示の本体に取付けられ、他端側の折り曲げ部
84aがV字溝81c,81dと係合可能であり、折り
曲げ部84aがV字溝81c,81dそれぞれと係合す
ることで、不用意に撮影モ−ド切換レバ−81が動かぬ
ように位置決めすることになる。85はモ−ド切換検出
スイッチで、接片85aは撮影モ−ド切換レバ−81の
位置(図4もしくは図5の位置)によりその突出部81
iによって変形させられ、接片85aと85bとが接触
して非導通状態から導通状態に切り換えられる。
【0023】上記構成において、図3はフィルム巻上げ
低速モ−ドが選択されている場合を示す図であり、この
際第1のスプ−ル遊星ギヤ78の右回転方向の公転はピ
ン80が撮影モ−ド切換レバ−81の81e面に当接す
ることで阻止され、第1のスプ−ル遊星ギヤ78の大歯
車部78bはスプ−ルギヤ76とは噛み合わない。一
方、第2のスプ−ル遊星ギヤ72の左回転方向の公転は
ピン74が撮影モ−ド切換レバ−81に当接しないので
阻止されず、第2のスプ−ル遊星ギヤ72はスプ−ルア
イドラ75を介してスプ−ルギヤ76と噛み合い可能と
なっている。
【0024】以上の状態において、フィルムカ−トリッ
ジ1が不図示のカ−トリッジ室に装填された後、図3に
示す様にフィルム給送用モ−タ51(ピニオンギヤ5
2)が矢印B方向に回転させられると(正転させられる
と)、第1の太陽ギヤ53は時計方向に回転し、これに
伴って第1の連結レバ−55の作用により第1の遊星ギ
ヤ54は上記第1の太陽ギヤ53を回転中心とし時計方
向に公転し、やがて第1のスプ−ル太陽ギヤ56と噛み
合い、これを回転させ、更に第2スプ−ル太陽ギヤ57
を反時計方向に回転させる。よって第2のスプ−ル遊星
ギヤ72は反時計方向に公転し、スプ−ルアイドラ75
と噛み合い、前記フィルム給送用モ−タ51の駆動力が
スプ−ルギヤ76に伝わり、フィルム巻取りスプ−ル7
7は時計方向に回転するようになる。
【0025】また、上記第1の太陽ギヤ53に噛み合う
もう一つの歯車であるアイドラギヤ58を介してその駆
動力は第1の二段ギヤ59、第2のアイドラギヤ60、
第3のアイドラギヤ61を介して第2の太陽ギヤ62へ
と伝えられる。よって、該第2の太陽ギヤは反時計方向
に回転するため、第2の連結レバ−65の作用により第
2の遊星ギヤ63、第3の遊星ギヤ64は該第2太陽ギ
ヤを回転中心として反時計方向に公転し、やがて第2の
遊星ギヤ63が第4のアイドラギヤ66と噛み合うよう
になる。これにより、前記フィルム給送用モ−タ51の
B方向の駆動力は第4のアイドラギヤ66に反時計方向
の駆動力として伝わり、さらに第2の二段ギヤ67、第
3の二段ギヤ68を介してフォ−クギヤ69に伝わり、
フォ−ク70は時計方向に回転するようになる。
【0026】ここで、ギヤ列のギヤ比は次のように構成
してある。
【0027】フィルム巻取りスプ−ル77の周速度を
「V1」,フォ−ク70によりフィルムカ−トリッジ1
から押出されるフィルム2の速度を「V2」とすると、
「V1>V2」の関係にある。
【0028】上記フォ−ク70の時計方向の回転によ
り、フィルムカ−トリッジ1からフィルム2が押出され
ていくと、フィルム先端は公知の手段(フィルム巻取り
スプ−ル77に設けられた爪によりフィルム2のパ−フ
ォレ−ションPを引っ掛ける、或はカメラ本体側に設け
られた、フィルム2をフィルム巻取りスプ−ル77に押
し付ける手段等)により、最終的にフィルム2の先端部
は前記フィルム巻取りスプ−ル77に巻き付けられる。
その後はフィルム給送用モ−タ51によるフィルム巻取
りスプ−ル77の回転のみでフィルム2の巻上げが行わ
れるが、それは以下に示す理由による。
【0029】「V1>V2」の関係により、フィルム巻
取りスプ−ル77にフィルム2が巻き付くと、該フィル
ム巻取りスプ−ル77はフィルム2を介してフォ−クギ
ヤ69、第3の二段ギヤ68、第2の二段ギヤ67、第
4のアイドラギヤ66の順で伝わり、第2の遊星ギヤ6
3の時計方向の回転速度よりも第4のアイドラギヤ66
の反時計方向の転速度の方が速くなるが、この際第4の
アイドラギヤ66が第2の遊星ギヤ63を跳ね飛ばし、
第2の遊星ギヤ63と第4のアイドラギヤ66との噛み
合いが一瞬解かれ、その速度差は吸収されるように構成
されているからである。
【0030】次に、フィルム巻戻し時の動作について説
明する。
【0031】この動作を図4で説明すると、フィルム給
送用モ−タ51を矢印C方向に回転させると、第1の連
結レバ−55と第1の遊星ギヤ54は第1の太陽ギヤ5
3を回転中心として反時計方向に、前記第1の連結レバ
−55の端部55aがストッパ71に当接するまで公転
する。よって、第1の遊星ギヤ54と第1のスプ−ル太
陽ギヤ56との噛み合いが解かれる。
【0032】また、この際第2の太陽ギヤ62は時計方
向に回転し、これにより第2の遊星ギヤ63、第3の遊
星ギヤ64は第2連結レバ−65の作用により該第2の
太陽ギヤ62を回転中心として時計方向に公転し、第4
のアイドラギヤ66と第2の遊星ギヤ63の噛み合いは
解かれ、代りに第4のアイドラギヤ66と第3の遊星ギ
ヤ64が噛み合う。したがってフォ−クギヤ69は反時
計方向に回転し、フォ−ク70によりフィルムカ−トリ
ッジ1内の不図示の供給スプ−ルが逆回転し、フィルム
2が該カ−トリッジ1内に巻込まれていく。
【0033】次に、カメラの撮影モ−ドを切り換えてフ
ィルム2の給送速度を速くする場合について説明する。
【0034】図3の状態から撮影モ−ド切換レバ−81
を矢印D方向に手動にて移動させると、図5に示すよう
にV字溝81dがクリック板84の折り曲げ部84aと
係合し、不用意に動かぬように固定される。そして、そ
の移動の際、斜面81gがピン74を押し、スプ−ルア
イドラ75と第2のスプ−ル太陽ギヤ72との噛み合い
を解き、81h部によりピン74の矢印E方向の移動を
阻止し、それ以後再びスプ−ルアイドラ75と第2のス
プ−ル遊星ギヤ72が噛み合うことを阻止する。一方、
ピン80の端面81eでの当接が解除され、第1のスプ
−ル遊星ギヤ78は第1のスプ−ル太陽ギヤ56のまわ
りを時計方向に公転し、スプ−ルギヤ76と噛み合い可
能な状態になる。
【0035】第1のスプ−ル遊星ギヤ78は大歯車部7
8bと小歯車部78aより構成されているので、図5に
示す状態のギヤ結合は図3に示すギヤ結合よりもスプ−
ルギヤ76を速く回転させるようになっている。
【0036】また、図5に示す状態は、撮影モ−ド切換
レバ−81の突出部81iにより撮影モ−ド切換検出ス
イッチ85の接片85aが変形させられ、接片85aと
接片85bは導通状態、すなわち上記スイッチ85はO
N状態になっている。
【0037】また、撮影モ−ド切換レバ−81を矢印D
とは逆方向に移動させると、斜面81fがピン80を押
し、スプ−ルギヤ76と第1のスプ−ル遊星ギヤ78と
の噛み合いを解き、且つ81h部によるピン74の矢印
E方向の移動規制を解き、図3に示す状態になる。
【0038】図6は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの回路ブロック図である。
【0039】図6において、101はマイクロコンピュ
−タ等により構成されカメラの各種動作を制御する制御
回路で、撮影モ−ド書込み周波数対応のデ−タテ−ブル
101−1を備えている。102は撮影レンズのピント
合わせや露光制御用のシャッタの動作を制御するAF・
AE制御回路、103はフィルム給送用モ−タ51を駆
動するフィルム給送駆動回路である。104は磁気ヘッ
ド4を駆動して情報の記録を行う磁気記録回路で、前出
のモ−ド切換検出スイッチ85によって設定されている
撮影モ−ドに対応した周波数で記録情報信号を送る書込
み信号制御回路104−1及び書込み信号制御回路10
4−1から送られてくる信号を書込み電流に変換して磁
気ヘッド4に流すデ−タ書込み回路より成る。
【0040】105はレリ−ズスイッチで、このスイッ
チがONされることによりカメラのレリ−ズがなされ
る。106は不図示のフィルムカ−トリッジが装填され
ることによりONするスイッチであり、また、107は
背蓋が閉じられることによりONするスイッチであり、
これらスイッチ106,107が共にONすることによ
り制御回路101はフィルム給送駆動回路103を駆動
し、フィルムの第1駒目の頭出しを開始する。108は
フィルム2に備わった磁気記憶部Tに書かれている磁気
情報を磁気ヘッド4を介してアナログ信号として入力
し、この信号を増幅した後に制御回路101対応のディ
ジタル信号に変換する磁気再生回路、111はフォトセ
ンサ駆動回路であり、フォトセンサ3を駆動して該フォ
トセンサ3によりパ−フォレ−ションの信号を検出し、
制御回路101に送る。
【0041】次に、前記制御回路101の動作を図7の
フロ−チャ−トにしたがって説明する。
【0042】カメラに電源が投入されることにより、ス
テップ100よりの動作を開始する。 「ステップ100」 でフィルムカ−トリッジ装填スイ
ッチ106と背蓋スイッチ107が共にONすることに
より、カメラにカ−トリッジが装填されたとしてステッ
プ101に移行する。 「ステップ101」 フィルム2の第1駒目をアパ−チ
ャ位置にセットする、いわゆるフィルム空送り動作を開
始する。 「ステップ102」 磁気再生回路108を駆動し、磁
気ヘッド4によりフィルム2の磁気記憶部Tにあらかじ
め書込まれたフィルム感度やフィルム撮影可能駒数,フ
ィルム種類(ネガあるいはポジ)等のフィルム情報を読
出し、記憶する。 「ステップ103」 第1駒目の頭出しが完了したこと
を公知の手段(例えばエンコ−タによるフィルム送り量
の検出やモ−タ通電時間、フォトセンサ3によるパ−フ
ォレ−ションの個数の検出等)が検知したか否かを判別
し、検知していなければステップ102→ステップ10
3を繰り返す。そして、検知することによりステップ1
04へ移行する。 「ステップ104」 フィルム給送駆動回路103の駆
動を停止し、フィルム給送用モ−タ51を停止させる。 「ステップ105」 制御回路101の内部にある不図
示の駒数カウンタFcに“1”をセットする。 「ステップ106」 レリ−ズスイッチ105の状態を
判別し、ONであればレリ−ズがなされたとしてステッ
プ107へ移行する。 「ステップ107」 AF・AE制御回路102を駆動
して、撮影レンズのピント合わせやシャッタ開閉による
露光動作等の撮影動作を行う。 「ステップ108」 モ−ド切換検出スイッチ85の状
態よりフィルム給送速度が速い撮影モ−ド(例えば連写
モ−ド)になっているか、遅い撮影モ−ド(例えば単写
モ−ド)になっているかを判別し、該検出スイッチ85
がONならば速い給送速度の撮影モ−ドとしてステップ
109−1へ、OFFならば遅い給送速度の撮影モ−ド
としてステップ109−2へ移行する。 「ステップ109−1」 制御回路101の内部に設定
されたデ−タテ−ブル101−1から高速給送対応書込
み周波数f1を選択し、該書込み周波数f1を書込み信
号制御回路104−1へ送る。 「ステップ109−2」 制御回路101の内部に設定
されたデ−タテ−ブル101−1から低速給送対応書込
み周波数f2を選択し、該書込み周波数f2を書込み信
号制御回路104−1へ送る。 「ステップ110」 フィルム給送駆動回路103を駆
動し、次駒までの1駒巻き上げを開始する。 「ステップ111」 フィルム2の次駒までの巻上げに
際し、磁気記録回路104を駆動し、制御回路101か
ら送信する撮影情報(例えばシャッタ速度、絞り値、撮
影日付等)を、書込み信号制御回路104−1でステッ
プ109−1もしくはステップ109−2で選択された
書込み周波数の情報信号としてデ−タ書き込み回路10
4−2へ送り、書込み電流として磁気ヘッド4に流し
て、フィルム2の磁気記憶部Tに情報を記録する。或
は、磁気再生回路108を駆動してフィルム2の磁気記
憶部Tに記録されている情報を読出したりする。 「ステップ112」 フォトセンサ3が次駒のパ−フォ
レ−ションを検知するとフィルム2の次駒までの巻上げ
が完了したとしてステップ113へ移行するが、検知さ
れるまではステップ111→ステップ112を繰り返
す。 「ステップ113」 フィルム給送駆動回路103を停
止させ、フィルム給送を停止する。 「ステップ114」 制御回路101の内部にある不図
示の駒数カウンタFcの値を“1”カウントアップす
る。 「ステップ115」 ステップ102で読出したフィル
ム撮影可能駒数とステップ114でカウントした駒数カ
ウンタ値を比較し、撮影可能駒が残っているか否かの判
別を行い、残り駒があればステップ106へ.残り駒が
なければステップ116へ移行する。 「ステップ116」 フィルム給送駆動回路103を駆
動し、フィルム給送用モ−タ51をフィルム巻戻し方向
に駆動し、フィルムカ−トリッジ1へのフィルム2の巻
戻しを開始する。 「ステップ117」 フィルム2の巻戻しが完了したか
否かを公知の手段により判別し、完了するとステップ1
18へ移行する。 「ステップ118」 フィルム給送駆動回路103を停
止させ、フィルム2の巻戻しを停止させる。 「ステップ119」 制御回路101の内部にある不図
示の駒数カウンタFcを“0”にリセットし、カメラの
一連の動作を終了する。
【0043】図8〜図9は本発明の第2の実施例を示す
図である。
【0044】上述の第1の実施例では、モ−ド切換検出
スイッチ85の状態によって、直接制御回路101内の
デ−タテ−ブル101−1に記憶されている対応した書
込み周波数で磁気記録を行う例を説明したが、実用範囲
を拡める為には、撮影モ−ド以外の、給送速度変化要因
を考慮する必要がある。
【0045】例えば、温度が高くなるとフィルムの巻上
げ負荷の減少、ギヤ列の摩擦の減少、電源電池の効率ア
ップ等で巻上げ時間は速くなる傾向にあり、低温では逆
に巻上げ時間は遅くなる傾向にある。また、電源電圧が
高ければフィルム給送用モ−タの回転は速くなり、フィ
ルム巻上げ時時間tは短くなることは周知の通りであ
る。
【0046】上記のような給送速度変化要因に対して全
てに対応する書込み周波数をもつデ−タテ−ブルをつく
ると、大規模なテ−ブルとなり、メモリ容量が多く必要
となる。
【0047】そこで、この第2の実施例では、個々の条
件に対する書込み周波数デ−タをテ−ブルとしてもたせ
るのではなく、給送速度変化要因である各々の情報を基
に演算を行って書込み周波数を決定する様にしている。
【0048】図8はカメラの電気回路のブロック図であ
り、基本的には第1の実施例で説明した図6と同様であ
る為、異なる点のみを説明する。
【0049】201は制御回路101の内部に備えられ
た演算手段で、モ−ド切換検出スイッチ85及び後述す
る温度検知回路202,電圧検出回路204の情報から
書込み周波数を導き出すものである。
【0050】202は環境温度を検知する温度検知回
路、203は給送モ−タ駆動用電源であり、ここでは単
独の電源として図示してあるが、通常は不図示の全シス
テム駆動用の電源と共通化するのが一般的である。20
4は電源203の電圧を検出し、A/D変換を行ってそ
の情報を制御回路101へ伝達する電圧検出回路であ
る。
【0051】次に、前記制御回路101の動作を図9の
フロ−チャ−トにしたがって説明する。
【0052】カメラに電源が投入されることにより、ス
テップ200からの動作を開始する。 「ステップ200」 フィルムカ−トリッジ装填スイッ
チ106と背蓋スイッチ107が共にONすることによ
り、カメラにカ−トリッジが装填されたとしてステップ
201に移行する。 「ステップ201」 フィルム給送駆動回路103を駆
動し、フィルム給送用モ−タ51によりフィルムの第1
駒目をアパ−チャ位置にセットする、いわゆるフィルム
空送り動作を開始する。 「ステップ202」 磁気再生回路108を駆動し、磁
気ヘッド4によりフィルム2の磁気記憶部Tにあらかじ
め書き込まれたフィルム感度やフィルム撮影可能駒数,
フィルム種類(ネガあるいはポジ)等のフィルム情報を
読出し記憶する。 「ステップ203」 第1駒目の頭出しが完了したこと
を公知の手段(例えばエンコ−ダによるフィルム送り量
の検出やモ−タ通電時間、フォトセンサ3によるパ−フ
ォレ−ションの個数の検出等)が検知したか否かを判別
し、検知していなければステップ202→ステップ20
3を繰り返す。そして、検知することによりステップ2
04へ移行する。 「ステップ204」 フィルム給送駆動回路103の駆
動を停止し、フィルム給送用モ−タ51を停止させる。 「ステップ205」 制御回路101の内部にある不図
示の駒数カウンタFcに“1”をセットする。 「ステップ206」 レリ−ズスイッチ105の状態を
判別し、ONであればレリ−ズがなされたとしてステッ
プ207へ移行する。 「ステップ207」 AF・AE制御回路102を駆動
して撮影レンズのピント合わせやシャッタ開閉による露
光動作等の撮影動作を行う。 「ステップ208」 カメラのおかれている環境温度を
知るために温度検知回路202を動作させ、得られる温
度情報を入力する。 「ステップ209」 電源電圧の状態を知るために電圧
検出回路204を動作させ、得られる電源電圧情報を入
力する。 「ステップ210」 モ−ド切換検出スイッチ85の状
態よりフィルム給送速度が速い撮影モ−ドになっている
か遅い撮影モ−ドになっているかを判別して撮影モ−ド
情報を入力する。 「ステップ211」 ステップ208〜ステップ210
で入力された情報を基に演算手段201にて演算を行
い、磁気情報書込み周波数fを決定する。演算式の一例
を以下に示す。
【0053】基準となる書込み周波数、例えば撮影モ−
ドmが低速モ−ド(仮に“0”、そして高速モ−ドが
“1”)で電源電圧V0 ,環境温度t0 を基準条件とし
た場合の書込み周波数f0 ,情報取込み時の電源電圧,
環境温度をそれぞれV1 ,t1、電源電圧,環境温度の
一定変化量に対する書込み周波数補正量をそれぞれf
1,f2 、高速モ−ド時の書込み周波数補正量をf3 と
した場合の書込み周波数fは f={f0 +(V1−V0 )×f1 +(t1 −t0 )×f2 +m×f3 } で表される。 「ステップ212」 ステップ211で設定した書込み
周波数fの情報を書込み信号制御回路104−1へ送
る。 「ステップ213」 フィルム給送駆動回路103を駆
動し、次駒までの1駒巻き上げを開始する。 「ステップ214」 フィルム2の次駒までの巻上げに
際し、磁気記録回路104を駆動し、制御回路101か
ら送信する撮影情報(例えばシャッタ速度,絞り値,撮
影日付等)を、書込み信号制御回路104−1でステッ
プ212で設定された周波数の情報信号としてデ−タ書
込み回路104−2へ送り、書込み電流として磁気ヘッ
ド4に流してフィルム2の磁気記憶部Tに情報を記録し
たり、磁気再生回路108を駆動してフィルム2の磁気
記憶部Tに記録されている情報を読出したりする。 「ステップ215」 フォトセンサ3が次駒のパ−フォ
レ−ションを検知するとフィルム2の次駒までの巻上げ
が完了したとしてステップ216へ移行するが、検知さ
れるまでステップ214→ステップ215を繰り返す。 「ステップ216」 フィルム給送駆動回路103を停
止させ、フィルム給送を停止する。 「ステップ217」 制御回路101の内部にある不図
示の駒数カウンタFcの値を“1”カウントアップす
る。 「ステップ218」 ステップ202で読出したフィル
ム撮影可能駒数とステップ217でカウントした駒数カ
ウンタ値を比較し、撮影可能駒が残っているか否かの判
別を行い、残り駒があればステップ206へ.残り駒が
なければステップ219へ移行する。 「ステップ219」 フィルム給送駆動回路103を駆
動し、フィルム給送用モ−タ51をフィルム巻戻し方向
に駆動し、フィルムカ−トリッジ1へのフィルム巻戻し
を開始する。 「ステップ220」 フィルム2の巻戻しが完了したか
否かを公知の手段により判別し、完了するとステップ2
21へ移行する。 「ステップ221」 フィルム給送駆動回路103を停
止させ、フィルム2の巻戻しを停止させる。 「ステップ222」 制御回路101の内部にある不図
示の駒数カウンタFcを“0”にリセットし、カメラの
一連の動作を終了する。
【0054】以上の各実施例によれば、設定される撮影
モ−ド(低速給送モ−ド或は高速給送モ−ド)よりその
時のフィルム給送速度を予測し、これに応じた磁気情報
の書込み周波数を設定するようにしているため、撮影モ
−ドに影響されない、所定範囲内への高密度の記録が可
能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影モ−ド選択手段により設定された撮影モ−ドを検出
する検出手段と、該検出手段からの情報よりフィルム給
送速度を予測し、磁気ヘッドの書込み周波数を設定する
周波数設定手段とを設け、磁気情報の書込みを行う際の
フィルム給送速度を設定された撮影モ−ドより予測し、
これに適した気ヘッドの書込み周波数を設定、つまりフ
ィルム給送速度が速いと予想される場合は書込み周波数
を高くし、フィルム給送速度が遅いと予想される場合は
書込み周波数を低くして、常に所定範囲内の密度で記録
するようにしている。よって、フィルム1駒中の所定範
囲内に高密度の記録を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの要部構
成を示す斜視図である。
【図2】図1のフィルム給送機構のギヤ列を示す斜視図
である。
【図3】図2のフィルム給送機構のフィルム巻上げ時
(低速時)における各ギヤの配列を示す平面図である。
【図4】図2のフィルム給送機構のフィルム巻戻し時に
おける各ギヤの配列を示す平面図である。
【図5】図2のフィルム給送機構のフィルム巻上げ時
(高速時)における各ギヤの配列を示す平面図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるカメラの回路ブ
ロック図である。
【図7】図6の制御回路の動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図8】本発明の第2の実施例におけるカメラの回路ブ
ロック図である。
【図9】図8の制御回路の動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【符合の説明】
4 磁気ヘッド 51 フィルム給送用モ−タ 85 撮影モ−ド切換検出スイッチ 101 制御回路 101−1 デ−タテ−ブル 103 フィルム給送駆動回路 104 磁気記録回路 202 温度検出回路 204 電圧検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム給送中に、該フィルムに備わっ
    た磁気記憶部へ情報の書込みを所定の書込み周波数によ
    り行う磁気ヘッドと、異なるフィルム給送速度による撮
    影モ−ドを選択する為の撮影モ−ド選択手段とを備えた
    磁気記憶部付フィルムを用いるカメラにおいて、前記撮
    影モ−ド選択手段により設定された撮影モ−ドを検出す
    る検出手段と、該検出手段からの情報よりフィルム給送
    速度を予測し、前記磁気ヘッドの書込み周波数を設定す
    る周波数設定手段とを設けたことを特徴とする磁気記憶
    部付フィルムを用いるカメラ。
JP21302891A 1991-07-31 1991-07-31 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ Pending JPH0580409A (ja)

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