JPH0580405A - 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ - Google Patents
磁気記憶部付フイルムを用いるカメラInfo
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- JPH0580405A JPH0580405A JP21039091A JP21039091A JPH0580405A JP H0580405 A JPH0580405 A JP H0580405A JP 21039091 A JP21039091 A JP 21039091A JP 21039091 A JP21039091 A JP 21039091A JP H0580405 A JPH0580405 A JP H0580405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- gear
- spool
- camera
- film feeding
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 再生信号の抜けの防止及び外来ノイズによる
読取りミスの発生を少なくすることが可能となる。 【構成】 モ−ド設定手段85により設定された撮影モ
−ドに応じて、A/D変換回路108bにおける、アナ
ログ信号をディジタル信号に変換するための変換レベル
を変更するレベル変更手段101を設け、速いフィルム
給送速度の撮影モ−ドが設定されたか、遅いフィルム給
送速度の撮影モ−ドが設定されたかに応じて、アナログ
信号をディジタル信号に変換するための変換レベルを変
更するようにしている。
読取りミスの発生を少なくすることが可能となる。 【構成】 モ−ド設定手段85により設定された撮影モ
−ドに応じて、A/D変換回路108bにおける、アナ
ログ信号をディジタル信号に変換するための変換レベル
を変更するレベル変更手段101を設け、速いフィルム
給送速度の撮影モ−ドが設定されたか、遅いフィルム給
送速度の撮影モ−ドが設定されたかに応じて、アナログ
信号をディジタル信号に変換するための変換レベルを変
更するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の撮影モ−ドを選
択してフィルム給送速度を可変することのできる磁気記
憶部付フィルムを用いるカメラの改良に関するものであ
る。
択してフィルム給送速度を可変することのできる磁気記
憶部付フィルムを用いるカメラの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記憶部を有するフィルムを使
用し、この磁気記憶部にシャッタ秒時,絞り値,年月
日,タイトル等の撮影情報を磁気ヘッドにより書込み、
かつ必要に応じてこの撮影情報を読出すようにしたカメ
ラが米国特許第4977419号等にて提案されてい
る。
用し、この磁気記憶部にシャッタ秒時,絞り値,年月
日,タイトル等の撮影情報を磁気ヘッドにより書込み、
かつ必要に応じてこの撮影情報を読出すようにしたカメ
ラが米国特許第4977419号等にて提案されてい
る。
【0003】また、フィルム給送ギヤ列、或は、フィル
ム給送用モ−タへの供給電圧を切換えて、フィルム給送
速度(カメラの撮影モ−ド)を変更するカメラは知られ
ている。
ム給送用モ−タへの供給電圧を切換えて、フィルム給送
速度(カメラの撮影モ−ド)を変更するカメラは知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フィルムの給送に伴い
磁気ヘッドで情報を読出す際、磁気ヘッドで検出される
信号の大きさはフィルムの給送スピ−ドに比例する。従
って、前記従来例(撮影モ−ドを切換えてフィルム給送
速度を変更するカメラ)では、撮影モ−ドが切換えられ
ることにより前記信号の大きさは変化する。
磁気ヘッドで情報を読出す際、磁気ヘッドで検出される
信号の大きさはフィルムの給送スピ−ドに比例する。従
って、前記従来例(撮影モ−ドを切換えてフィルム給送
速度を変更するカメラ)では、撮影モ−ドが切換えられ
ることにより前記信号の大きさは変化する。
【0005】磁気再生回路内に配置されるA/D(アナ
ログ−ディジタル)変換器のディジタル変換レベルは、
外来ノイズの影響を受けない様になるべく磁気ヘッド4
の非駆動時、つまり定常状態時におけるレベルよりも高
く設定したいのであるが、この様に高く且つ一定に設定
すると、フィルム給送速度が遅い場合、この状態時に再
生された信号レベルは低く、よってディジタル変換レベ
ルに達しない信号が発生し、情報の読取りミスとなって
しまうことがあった。
ログ−ディジタル)変換器のディジタル変換レベルは、
外来ノイズの影響を受けない様になるべく磁気ヘッド4
の非駆動時、つまり定常状態時におけるレベルよりも高
く設定したいのであるが、この様に高く且つ一定に設定
すると、フィルム給送速度が遅い場合、この状態時に再
生された信号レベルは低く、よってディジタル変換レベ
ルに達しない信号が発生し、情報の読取りミスとなって
しまうことがあった。
【0006】また、ディジタル変換レベルを定常状態時
におけるレベルよりも低く且つ一定に設定すると、フィ
ルムの給送速度とは関係なく外来ノイズの影響を受けや
すく、ノイズをディジタル変換してしまい、実際の信号
(書込み信号)とは異なった再生信号となってしまう恐
れがある。
におけるレベルよりも低く且つ一定に設定すると、フィ
ルムの給送速度とは関係なく外来ノイズの影響を受けや
すく、ノイズをディジタル変換してしまい、実際の信号
(書込み信号)とは異なった再生信号となってしまう恐
れがある。
【0007】本発明の目的は上記の点に鑑み、再生信号
の抜けの防止及び外来ノイズによる読取りミスの発生を
少なくすることのできる磁気記憶部付フィルムを用いる
カメラを提供することである。
の抜けの防止及び外来ノイズによる読取りミスの発生を
少なくすることのできる磁気記憶部付フィルムを用いる
カメラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、モ−ド設定手
段により設定された撮影モ−ドに応じて、A/D変換回
路における、アナログ信号をディジタル信号に変換する
ための変換レベルを変更するレベル変更手段を設けてい
る。
段により設定された撮影モ−ドに応じて、A/D変換回
路における、アナログ信号をディジタル信号に変換する
ための変換レベルを変更するレベル変更手段を設けてい
る。
【0009】
【作用】レベル変更手段は、設定された撮影モ−ドに応
じて、つまり速いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定
されたか、遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定さ
れたかに応じて、アナログ信号をディジタル信号に変換
するための変換レベルを変更するようにしている。
じて、つまり速いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定
されたか、遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定さ
れたかに応じて、アナログ信号をディジタル信号に変換
するための変換レベルを変更するようにしている。
【0010】
【実施例】図1乃至図5は本発明の第1の実施例におけ
る機械的構成を示す図であり、図1はカメラの主要部分
を示す斜視図である。
る機械的構成を示す図であり、図1はカメラの主要部分
を示す斜視図である。
【0011】図1において、1はフィルムカ−トリッ
ジ、2は磁気記憶部(磁気トラック)Tを備えたフィル
ム、3はフィルム2のパ−フォレ−ション(P1,P2
等)を検出して、フィルムの定尺送りを行うためのフォ
トセンサ、4はフィルム2の磁気トラックTに摺接し、
情報の書込み或は読出しを行う磁気ヘッド、5はフィル
ム2を挟んで前記磁気ヘッド4と対向する位置にあり、
フィルム2を磁気ヘッド4に押付ける働きを持つパッド
である。
ジ、2は磁気記憶部(磁気トラック)Tを備えたフィル
ム、3はフィルム2のパ−フォレ−ション(P1,P2
等)を検出して、フィルムの定尺送りを行うためのフォ
トセンサ、4はフィルム2の磁気トラックTに摺接し、
情報の書込み或は読出しを行う磁気ヘッド、5はフィル
ム2を挟んで前記磁気ヘッド4と対向する位置にあり、
フィルム2を磁気ヘッド4に押付ける働きを持つパッド
である。
【0012】Gはフィルム給送用モ−タ1の出力をフォ
−ク70に伝達するフィルム給送機構であり、その詳細
は図2等を用いて後述する。57はフィルム巻取りスプ
−ルである。
−ク70に伝達するフィルム給送機構であり、その詳細
は図2等を用いて後述する。57はフィルム巻取りスプ
−ルである。
【0013】ここで、本実施例で用いているフィルムカ
−トリッジ1は米国特許第4834306号等で提案さ
れている以下の様な構成より成るものである。
−トリッジ1は米国特許第4834306号等で提案さ
れている以下の様な構成より成るものである。
【0014】つまり、フィルム通過スリットと一端を供
給スプ−ルに固着され該供給スプ−ルに巻かれたフィル
ム2と、供給スプ−ルに同軸上に配置されフィルム最外
周の半径方向の拡がりを規制部にて規制し、フィルム2
の最外周がフィルムカ−トリッジの内壁に実質的に接触
するのを防ぐ押え部材(不図示)と、前記押え部材の一
部を変形させ、押え部材の半径方向の規制からフィルム
最外周部を連続的に解除する解除部(不図示)と、規制
から解除されたフィルム2の部分をフィルム通過スリッ
トに導く誘導部(不図示)とを備え、前記フォ−ク70
と係合する図示せぬ供給スプ−ルのフィルム押出し方向
の回転によって生じるフィルム2の巻き緩みによる最外
周の拡がりによりフィルム2の外周と押え部材間をすべ
りのない状態とし、フィルム2の押出し方向の駆動力を
与え、フィルムカ−トリッジ1からのフィルム2の押出
しを可能にしたものである。
給スプ−ルに固着され該供給スプ−ルに巻かれたフィル
ム2と、供給スプ−ルに同軸上に配置されフィルム最外
周の半径方向の拡がりを規制部にて規制し、フィルム2
の最外周がフィルムカ−トリッジの内壁に実質的に接触
するのを防ぐ押え部材(不図示)と、前記押え部材の一
部を変形させ、押え部材の半径方向の規制からフィルム
最外周部を連続的に解除する解除部(不図示)と、規制
から解除されたフィルム2の部分をフィルム通過スリッ
トに導く誘導部(不図示)とを備え、前記フォ−ク70
と係合する図示せぬ供給スプ−ルのフィルム押出し方向
の回転によって生じるフィルム2の巻き緩みによる最外
周の拡がりによりフィルム2の外周と押え部材間をすべ
りのない状態とし、フィルム2の押出し方向の駆動力を
与え、フィルムカ−トリッジ1からのフィルム2の押出
しを可能にしたものである。
【0015】前記フィルム2は後述のフィルム給送機構
によりフィルムカ−トリッジ1内から押出され、その後
公知の手段によりカメラのフィルム巻取りスプ−ル57
に巻取られ、給送されていく。
によりフィルムカ−トリッジ1内から押出され、その後
公知の手段によりカメラのフィルム巻取りスプ−ル57
に巻取られ、給送されていく。
【0016】図2乃至図5は前記フィルム給送機構Gの
具体的な構成例を示す図である。
具体的な構成例を示す図である。
【0017】これらの図において、51はフィルム給送
用モ−タであり、フィルム巻上げ時には正転(図3矢印
B方向)し、フィルム巻戻し時には逆転(図4矢印C方
向)する。52は前記モ−タ51の回転軸に固着される
ピニオンギヤである。53は第1の太陽ギヤで、前記ピ
ニオンギヤ52と噛み合っている。54は第1の遊星ギ
ヤで、前記第1の太陽ギヤ53と噛み合っている。55
は前記第1の太陽ギヤ53と第1の遊星ギヤ54を連結
し、第1の遊星ギヤ54との間に摩擦力を発生させなが
ら該第1の遊星ギヤ54を回転可能に保持し、第1の太
陽ギヤ53が回転することにより第1の遊星ギヤ54を
該第1太陽ギヤ53を回転中心としてそのまわりを公転
するようにした第1の連結レバ−である。前記第1の太
陽ギヤ53と第1の遊星ギヤ54と第1の連結レバ−5
5により、公知の遊星ギヤ機構を構成している。56は
前記フィルム給送用モ−タ51が正転時のみ第1の遊星
ギヤ4と噛み合う第1のスプ−ル太陽ギヤである。57
は前記第1のスプ−ル太陽ギヤ56に噛み合う第2スプ
−ル太陽ギヤである。
用モ−タであり、フィルム巻上げ時には正転(図3矢印
B方向)し、フィルム巻戻し時には逆転(図4矢印C方
向)する。52は前記モ−タ51の回転軸に固着される
ピニオンギヤである。53は第1の太陽ギヤで、前記ピ
ニオンギヤ52と噛み合っている。54は第1の遊星ギ
ヤで、前記第1の太陽ギヤ53と噛み合っている。55
は前記第1の太陽ギヤ53と第1の遊星ギヤ54を連結
し、第1の遊星ギヤ54との間に摩擦力を発生させなが
ら該第1の遊星ギヤ54を回転可能に保持し、第1の太
陽ギヤ53が回転することにより第1の遊星ギヤ54を
該第1太陽ギヤ53を回転中心としてそのまわりを公転
するようにした第1の連結レバ−である。前記第1の太
陽ギヤ53と第1の遊星ギヤ54と第1の連結レバ−5
5により、公知の遊星ギヤ機構を構成している。56は
前記フィルム給送用モ−タ51が正転時のみ第1の遊星
ギヤ4と噛み合う第1のスプ−ル太陽ギヤである。57
は前記第1のスプ−ル太陽ギヤ56に噛み合う第2スプ
−ル太陽ギヤである。
【0018】58は前記第1の太陽ギヤ53と常に噛み
合う第1のアイドラギヤ、59は大歯車部59aと小歯
車部59bを持ち、大歯車部59aが前記第1のアイド
ラギヤ58と噛み合う第1の二段ギヤ、60は前記第1
の二段ギヤ59の小歯車部59bと噛み合う第2のアイ
ドラギヤ、61は前記第2のアイドラギヤ60と噛み合
う第3のアイドラギヤ、62は前記第3のアイドラギヤ
61と噛み合う第2の太陽ギヤ、63は前記第2の太陽
ギヤ62と噛み合う第2の遊星ギヤである。64は第3
の遊星ギヤで、前記第2の遊星ギヤ13と同様、第2の
太陽ギヤと噛み合っている。65は前記第2の太陽ギヤ
62と第2の遊星ギヤ63及び第3の遊星ギヤ64を腕
部65a,65bでそれぞれ連結し、各遊星ギヤを摩擦
力を発生させながら回転可能に保持し、第2の太陽ギヤ
62の回転により第2の遊星ギヤ63及び第3の遊星ギ
ヤ64が該第2の太陽ギヤ62を回転中心としてそのま
わりを公転するようにした第2の連結レバ−である。前
記第2の太陽ギヤ62と第2,3の遊星ギヤ63,64
と第2の連結レバ−65により、公知の遊星ギヤ機構を
構成している。
合う第1のアイドラギヤ、59は大歯車部59aと小歯
車部59bを持ち、大歯車部59aが前記第1のアイド
ラギヤ58と噛み合う第1の二段ギヤ、60は前記第1
の二段ギヤ59の小歯車部59bと噛み合う第2のアイ
ドラギヤ、61は前記第2のアイドラギヤ60と噛み合
う第3のアイドラギヤ、62は前記第3のアイドラギヤ
61と噛み合う第2の太陽ギヤ、63は前記第2の太陽
ギヤ62と噛み合う第2の遊星ギヤである。64は第3
の遊星ギヤで、前記第2の遊星ギヤ13と同様、第2の
太陽ギヤと噛み合っている。65は前記第2の太陽ギヤ
62と第2の遊星ギヤ63及び第3の遊星ギヤ64を腕
部65a,65bでそれぞれ連結し、各遊星ギヤを摩擦
力を発生させながら回転可能に保持し、第2の太陽ギヤ
62の回転により第2の遊星ギヤ63及び第3の遊星ギ
ヤ64が該第2の太陽ギヤ62を回転中心としてそのま
わりを公転するようにした第2の連結レバ−である。前
記第2の太陽ギヤ62と第2,3の遊星ギヤ63,64
と第2の連結レバ−65により、公知の遊星ギヤ機構を
構成している。
【0019】66は第4のアイドラギヤで、フィルム給
送用モ−タ51の正転時は第2の連結レバ−65の第2
の太陽ギヤ62を中心とした左方向の回転により第2の
遊星ギヤ63と噛み合い、第3の遊星ギヤ64とは噛み
合わず、モ−タ51の逆転時は第2の連結レバ−65の
右方向の回転により第3の遊星ギヤと噛み合い、第2の
遊星ギヤ63とは噛み合わないギヤである。67は大歯
車部67aと小歯車部67bを持ち、大歯車部67aが
第4のアイドラ66と噛み合う第2の二段ギヤ、68は
大歯車部68aと小歯車部68bとを持ち、大歯車部6
8aが前記第2の二段ギヤ67の小歯車部67bと噛み
合う第3の二段ギヤ、69は前記第3の二段ギヤ68の
小歯車部68bと噛み合うフォ−クギヤ、70は前記フ
ォ−クギヤ69と一体的に回転するフォ−クで、これに
よりフィルムカ−トリッジ1内の不図示の供給スプ−ル
を回転させ、フィルム2の上記カ−トリッジ1内よりの
押出し及び巻込みを行う。
送用モ−タ51の正転時は第2の連結レバ−65の第2
の太陽ギヤ62を中心とした左方向の回転により第2の
遊星ギヤ63と噛み合い、第3の遊星ギヤ64とは噛み
合わず、モ−タ51の逆転時は第2の連結レバ−65の
右方向の回転により第3の遊星ギヤと噛み合い、第2の
遊星ギヤ63とは噛み合わないギヤである。67は大歯
車部67aと小歯車部67bを持ち、大歯車部67aが
第4のアイドラ66と噛み合う第2の二段ギヤ、68は
大歯車部68aと小歯車部68bとを持ち、大歯車部6
8aが前記第2の二段ギヤ67の小歯車部67bと噛み
合う第3の二段ギヤ、69は前記第3の二段ギヤ68の
小歯車部68bと噛み合うフォ−クギヤ、70は前記フ
ォ−クギヤ69と一体的に回転するフォ−クで、これに
よりフィルムカ−トリッジ1内の不図示の供給スプ−ル
を回転させ、フィルム2の上記カ−トリッジ1内よりの
押出し及び巻込みを行う。
【0020】71は不図示のカメラ本体に設けられたス
トッパで、第1の連結レバ−55の左回転方向の位置規
制をするものである。
トッパで、第1の連結レバ−55の左回転方向の位置規
制をするものである。
【0021】72は第2のスプ−ル遊星ギヤで、前記第
2のスプ−ル太陽ギヤ57と噛み合っている。73は前
記第2のスプ−ル太陽ギヤ57と第2のスプ−ル遊星ギ
ヤ72を連結し、第2のスプ−ル遊星ギヤ72との間に
摩擦力を発生させながら該第2のスプ−ル遊星ギヤ72
を回転可能に保持し、第2のスプ−ル太陽ギヤ57が回
転することにより第2のスプ−ル遊星ギヤ72を該第2
のスプ−ル太陽ギヤ57を回転中心として、そのまわり
を公転するようにした第3の連結レバ−である。前記第
2のスプ−ル太陽ギヤ57と第2のスプ−ル遊星ギヤ7
2と第3の連結レバ−73により公知の遊星ギヤ機構を
構成している。
2のスプ−ル太陽ギヤ57と噛み合っている。73は前
記第2のスプ−ル太陽ギヤ57と第2のスプ−ル遊星ギ
ヤ72を連結し、第2のスプ−ル遊星ギヤ72との間に
摩擦力を発生させながら該第2のスプ−ル遊星ギヤ72
を回転可能に保持し、第2のスプ−ル太陽ギヤ57が回
転することにより第2のスプ−ル遊星ギヤ72を該第2
のスプ−ル太陽ギヤ57を回転中心として、そのまわり
を公転するようにした第3の連結レバ−である。前記第
2のスプ−ル太陽ギヤ57と第2のスプ−ル遊星ギヤ7
2と第3の連結レバ−73により公知の遊星ギヤ機構を
構成している。
【0022】74は第3の連結レバ−73に植立された
ピン、75は前記第2のスプ−ル遊星ギヤ72の公転位
置により第2スプ−ル遊星ギヤ72と噛み合い可能な位
置に設置されたスプ−ルアイドラ、76はスプ−ルアイ
ドラ75と噛み合うスプ−ルギヤ、77は前記スプ−ル
ギヤ76に固着され、一体的に動くフィルム巻取りスプ
−ルである。
ピン、75は前記第2のスプ−ル遊星ギヤ72の公転位
置により第2スプ−ル遊星ギヤ72と噛み合い可能な位
置に設置されたスプ−ルアイドラ、76はスプ−ルアイ
ドラ75と噛み合うスプ−ルギヤ、77は前記スプ−ル
ギヤ76に固着され、一体的に動くフィルム巻取りスプ
−ルである。
【0023】78は小歯車部78aと大歯車部78bを
有する第1のスプ−ル遊星ギヤで、前記第2のスプ−ル
太陽ギヤ57とは小歯車部78aにて噛み合っており、
又該第1スプ−ル遊星ギヤ78が第1スプ−ル太陽ギヤ
56のまわりを右回転方向に公転すると、スプ−ルギヤ
78とその大歯車部78bが噛み合うようになってい
る。79は前記第1のスプ−ル太陽ギヤ56と第1のス
プ−ル遊星ギヤ78を連結し、第1のスプ−ル遊星ギヤ
78との間に摩擦力を発生させながら該第1スプ−ル遊
星ギヤ78を回転可能に保持し、第1スプ−ル太陽ギヤ
56が回転することにより第1スプ−ル遊星ギヤ78を
該第1のスプ−ル太陽ギヤ56を回転中心としてそのま
わりを公転するようにした第4の連結レバ−である。前
記第1スプ−ル太陽ギヤ56と第1スプ−ル遊星ギヤ7
8と第4の連結レバ−79により公知の遊星ギヤ機構を
構成している。80は第4の連結レバ−79上に植立さ
れたピンである。
有する第1のスプ−ル遊星ギヤで、前記第2のスプ−ル
太陽ギヤ57とは小歯車部78aにて噛み合っており、
又該第1スプ−ル遊星ギヤ78が第1スプ−ル太陽ギヤ
56のまわりを右回転方向に公転すると、スプ−ルギヤ
78とその大歯車部78bが噛み合うようになってい
る。79は前記第1のスプ−ル太陽ギヤ56と第1のス
プ−ル遊星ギヤ78を連結し、第1のスプ−ル遊星ギヤ
78との間に摩擦力を発生させながら該第1スプ−ル遊
星ギヤ78を回転可能に保持し、第1スプ−ル太陽ギヤ
56が回転することにより第1スプ−ル遊星ギヤ78を
該第1のスプ−ル太陽ギヤ56を回転中心としてそのま
わりを公転するようにした第4の連結レバ−である。前
記第1スプ−ル太陽ギヤ56と第1スプ−ル遊星ギヤ7
8と第4の連結レバ−79により公知の遊星ギヤ機構を
構成している。80は第4の連結レバ−79上に植立さ
れたピンである。
【0024】81は撮影モ−ド切換レバ−で、不図示の
本体に設けられた突起82,83にその長穴81a,8
1bが摺動可能に取付けられ且つ手動操作可能となって
いる。84は可撓性材質から成るクリック板で、一端8
4aが不図示の本体に取付けられ、他端側の折り曲げ部
84aがV字溝81c,81dと係合可能であり、折り
曲げ部84aがV字溝81c,81dそれぞれと係合す
ることで、不用意に撮影モ−ド切換レバ−81が動かぬ
ように位置決めすることになる。85はモ−ド切換検出
スイッチで、接片85aは撮影モ−ド切換レバ−81の
位置(図5の位置)によりその突出部81iによって変
形させられ、接片85aと85bとが接触して非導通状
態から導通状態に切り換えられる。
本体に設けられた突起82,83にその長穴81a,8
1bが摺動可能に取付けられ且つ手動操作可能となって
いる。84は可撓性材質から成るクリック板で、一端8
4aが不図示の本体に取付けられ、他端側の折り曲げ部
84aがV字溝81c,81dと係合可能であり、折り
曲げ部84aがV字溝81c,81dそれぞれと係合す
ることで、不用意に撮影モ−ド切換レバ−81が動かぬ
ように位置決めすることになる。85はモ−ド切換検出
スイッチで、接片85aは撮影モ−ド切換レバ−81の
位置(図5の位置)によりその突出部81iによって変
形させられ、接片85aと85bとが接触して非導通状
態から導通状態に切り換えられる。
【0025】上記構成において、図3はフィルム巻上げ
低速モ−ドが選択されている場合を示す図であり、この
際第1のスプ−ル遊星ギヤ78の右回転方向の公転はピ
ン80が撮影モ−ド切換レバ−81の81e面に当接す
ることで阻止され、第1のスプ−ル遊星ギヤ78の大歯
車部78bはスプ−ルギヤ76とは噛み合わない。一
方、第2のスプ−ル遊星ギヤ72の左回転方向の公転は
ピン74が撮影モ−ド切換レバ−81に当接しないので
阻止されず、第2のスプ−ル遊星ギヤ72はスプ−ルア
イドラ75を介してスプ−ルギヤ76と噛み合い可能と
なっている。
低速モ−ドが選択されている場合を示す図であり、この
際第1のスプ−ル遊星ギヤ78の右回転方向の公転はピ
ン80が撮影モ−ド切換レバ−81の81e面に当接す
ることで阻止され、第1のスプ−ル遊星ギヤ78の大歯
車部78bはスプ−ルギヤ76とは噛み合わない。一
方、第2のスプ−ル遊星ギヤ72の左回転方向の公転は
ピン74が撮影モ−ド切換レバ−81に当接しないので
阻止されず、第2のスプ−ル遊星ギヤ72はスプ−ルア
イドラ75を介してスプ−ルギヤ76と噛み合い可能と
なっている。
【0026】以上の状態において、フィルムカ−トリッ
ジ1が不図示のカ−トリッジ室に装填された後、図3に
示す様にフィルム給送用モ−タ51(ピニオンギヤ5
2)が矢印B方向に回転させられると(正転させられる
と)、第1の太陽ギヤ53は時計方向に回転し、これに
伴って第1の連結レバ−55の作用により第1の遊星ギ
ヤ54は上記第1の太陽ギヤ53を回転中心とし時計方
向に公転し、やがて第1のスプ−ル太陽ギヤ56と噛み
合い、これを回転させ、更に第2スプ−ル太陽ギヤ57
を反時計方向に回転させる。よって第2のスプ−ル遊星
ギヤ72は反時計方向に公転し、スプ−ルアイドラ75
と噛み合い、前記フィルム給送用モ−タ51の駆動力が
スプ−ルギヤ76に伝わり、フィルム巻取りスプ−ル7
7は時計方向に回転するようになる。
ジ1が不図示のカ−トリッジ室に装填された後、図3に
示す様にフィルム給送用モ−タ51(ピニオンギヤ5
2)が矢印B方向に回転させられると(正転させられる
と)、第1の太陽ギヤ53は時計方向に回転し、これに
伴って第1の連結レバ−55の作用により第1の遊星ギ
ヤ54は上記第1の太陽ギヤ53を回転中心とし時計方
向に公転し、やがて第1のスプ−ル太陽ギヤ56と噛み
合い、これを回転させ、更に第2スプ−ル太陽ギヤ57
を反時計方向に回転させる。よって第2のスプ−ル遊星
ギヤ72は反時計方向に公転し、スプ−ルアイドラ75
と噛み合い、前記フィルム給送用モ−タ51の駆動力が
スプ−ルギヤ76に伝わり、フィルム巻取りスプ−ル7
7は時計方向に回転するようになる。
【0027】また、上記第1の太陽ギヤ53に噛み合う
もう一つの歯車であるアイドラギヤ58を介してその駆
動力は第1の二段ギヤ59、第2のアイドラギヤ60、
第3のアイドラギヤ61を介して第2の太陽ギヤ62へ
と伝えられる。よって、該第2の太陽ギヤは反時計方向
に回転するため、第2の連結レバ−65の作用により第
2の遊星ギヤ63、第3の遊星ギヤ64は該第2太陽ギ
ヤを回転中心として反時計方向に公転し、やがて第2の
遊星ギヤ63が第4のアイドラギヤ66と噛み合うよう
になる。これにより、前記フィルム給送用モ−タ51の
B方向の駆動力は第4のアイドラギヤ66に反時計方向
の駆動力として伝わり、さらに第2の二段ギヤ67、第
3の二段ギヤ68を介してフォ−クギヤ69に伝わり、
フォ−ク70は時計方向に回転するようになる。
もう一つの歯車であるアイドラギヤ58を介してその駆
動力は第1の二段ギヤ59、第2のアイドラギヤ60、
第3のアイドラギヤ61を介して第2の太陽ギヤ62へ
と伝えられる。よって、該第2の太陽ギヤは反時計方向
に回転するため、第2の連結レバ−65の作用により第
2の遊星ギヤ63、第3の遊星ギヤ64は該第2太陽ギ
ヤを回転中心として反時計方向に公転し、やがて第2の
遊星ギヤ63が第4のアイドラギヤ66と噛み合うよう
になる。これにより、前記フィルム給送用モ−タ51の
B方向の駆動力は第4のアイドラギヤ66に反時計方向
の駆動力として伝わり、さらに第2の二段ギヤ67、第
3の二段ギヤ68を介してフォ−クギヤ69に伝わり、
フォ−ク70は時計方向に回転するようになる。
【0028】ここで、ギヤ列のギヤ比は次のように構成
してある。
してある。
【0029】フィルム巻取りスプ−ル77の周速度を
「V1」,フォ−ク70によりフィルムカ−トリッジ1
から押出されるフィルム2の速度を「V2」とすると、
「V1>V2」の関係にある。
「V1」,フォ−ク70によりフィルムカ−トリッジ1
から押出されるフィルム2の速度を「V2」とすると、
「V1>V2」の関係にある。
【0030】上記フォ−ク70の時計方向の回転によ
り、フィルムカ−トリッジ1からフィルム2が押出され
ていくと、フィルム先端は公知の手段(フィルム巻取り
スプ−ル77に設けられた爪によりフィルム2のパ−フ
ォレ−ションPを引っ掛ける、或はカメラ本体側に設け
られた、フィルム2をフィルム巻取りスプ−ル77に押
し付ける手段等)により、最終的にフィルム2の先端部
は前記フィルム巻取りスプ−ル77に巻き付けられる。
その後はフィルム給送用モ−タ51によるフィルム巻取
りスプ−ル77の回転のみでフィルム2の巻上げが行わ
れるが、それは以下に示す理由による。
り、フィルムカ−トリッジ1からフィルム2が押出され
ていくと、フィルム先端は公知の手段(フィルム巻取り
スプ−ル77に設けられた爪によりフィルム2のパ−フ
ォレ−ションPを引っ掛ける、或はカメラ本体側に設け
られた、フィルム2をフィルム巻取りスプ−ル77に押
し付ける手段等)により、最終的にフィルム2の先端部
は前記フィルム巻取りスプ−ル77に巻き付けられる。
その後はフィルム給送用モ−タ51によるフィルム巻取
りスプ−ル77の回転のみでフィルム2の巻上げが行わ
れるが、それは以下に示す理由による。
【0031】「V1>V2」の関係により、フィルム巻
取りスプ−ル77にフィルム2が巻き付くと、該フィル
ム巻取りスプ−ル77はフィルム2を介してフォ−クギ
ヤ69、第3の二段ギヤ68、第2の二段ギヤ67、第
4のアイドラギヤ66の順で伝わり、第2の遊星ギヤ6
3の時計方向の回転速度よりも第4のアイドラギヤ66
の反時計方向の転速度の方が速くなるが、この際第4の
アイドラギヤ66が第2の遊星ギヤ63を跳ね飛ばし、
第2の遊星ギヤ63と第4のアイドラギヤ66との噛み
合いが一瞬解かれ、その速度差は吸収されるように構成
されているからである。
取りスプ−ル77にフィルム2が巻き付くと、該フィル
ム巻取りスプ−ル77はフィルム2を介してフォ−クギ
ヤ69、第3の二段ギヤ68、第2の二段ギヤ67、第
4のアイドラギヤ66の順で伝わり、第2の遊星ギヤ6
3の時計方向の回転速度よりも第4のアイドラギヤ66
の反時計方向の転速度の方が速くなるが、この際第4の
アイドラギヤ66が第2の遊星ギヤ63を跳ね飛ばし、
第2の遊星ギヤ63と第4のアイドラギヤ66との噛み
合いが一瞬解かれ、その速度差は吸収されるように構成
されているからである。
【0032】次に、フィルム巻戻し時の動作について説
明する。
明する。
【0033】この動作を図4で説明すると、フィルム給
送用モ−タ51を矢印C方向に回転させると、第1の連
結レバ−55と第1の遊星ギヤ54は第1の太陽ギヤ5
3を回転中心として反時計方向に、前記第1の連結レバ
−55の端部55aがストッパ71に当接するまで公転
する。よって、第1の遊星ギヤ54と第1のスプ−ル太
陽ギヤ56との噛み合いが解かれる。
送用モ−タ51を矢印C方向に回転させると、第1の連
結レバ−55と第1の遊星ギヤ54は第1の太陽ギヤ5
3を回転中心として反時計方向に、前記第1の連結レバ
−55の端部55aがストッパ71に当接するまで公転
する。よって、第1の遊星ギヤ54と第1のスプ−ル太
陽ギヤ56との噛み合いが解かれる。
【0034】また、この際第2の太陽ギヤ62は時計方
向に回転し、これにより第2の遊星ギヤ63、第3の遊
星ギヤ64は第2連結レバ−65の作用により該第2の
太陽ギヤ62を回転中心として時計方向に公転し、第4
のアイドラギヤ66と第2の遊星ギヤ63の噛み合いは
解かれ、代りに第4のアイドラギヤ66と第3の遊星ギ
ヤ64が噛み合う。したがってフォ−クギヤ69は反時
計方向に回転し、フォ−ク70によりフィルムカ−トリ
ッジ1内の不図示の供給スプ−ルが逆回転し、フィルム
2が該カ−トリッジ1内に巻込まれていく。
向に回転し、これにより第2の遊星ギヤ63、第3の遊
星ギヤ64は第2連結レバ−65の作用により該第2の
太陽ギヤ62を回転中心として時計方向に公転し、第4
のアイドラギヤ66と第2の遊星ギヤ63の噛み合いは
解かれ、代りに第4のアイドラギヤ66と第3の遊星ギ
ヤ64が噛み合う。したがってフォ−クギヤ69は反時
計方向に回転し、フォ−ク70によりフィルムカ−トリ
ッジ1内の不図示の供給スプ−ルが逆回転し、フィルム
2が該カ−トリッジ1内に巻込まれていく。
【0035】次に、カメラの撮影モ−ドを切り換えてフ
ィルム2の給送速度を速くする場合について説明する。
ィルム2の給送速度を速くする場合について説明する。
【0036】図3の状態から撮影モ−ド切換レバ−81
を矢印D方向に手動にて移動させると、図5に示すよう
にV字溝81dがクリック板84の折り曲げ部84aと
係合し、不用意に動かぬように固定される。そして、そ
の移動の際、斜面81gがピン74を押し、スプ−ルア
イドラ75と第2のスプ−ル太陽ギヤ72との噛み合い
を解き、81h部によりピン74の矢印E方向の移動を
阻止し、それ以後再びスプ−ルアイドラ75と第2のス
プ−ル遊星ギヤ72が噛み合うことを阻止する。一方、
ピン80の端面81eでの当接が解除され、第1のスプ
−ル遊星ギヤ78は第1のスプ−ル太陽ギヤ56のまわ
りを時計方向に公転し、スプ−ルギヤ76と噛み合い可
能な状態になる。
を矢印D方向に手動にて移動させると、図5に示すよう
にV字溝81dがクリック板84の折り曲げ部84aと
係合し、不用意に動かぬように固定される。そして、そ
の移動の際、斜面81gがピン74を押し、スプ−ルア
イドラ75と第2のスプ−ル太陽ギヤ72との噛み合い
を解き、81h部によりピン74の矢印E方向の移動を
阻止し、それ以後再びスプ−ルアイドラ75と第2のス
プ−ル遊星ギヤ72が噛み合うことを阻止する。一方、
ピン80の端面81eでの当接が解除され、第1のスプ
−ル遊星ギヤ78は第1のスプ−ル太陽ギヤ56のまわ
りを時計方向に公転し、スプ−ルギヤ76と噛み合い可
能な状態になる。
【0037】第1のスプ−ル遊星ギヤ78は大歯車部7
8bと小歯車部78aより構成されているので、図5に
示す状態のギヤ結合は図3に示すギヤ結合よりもスプ−
ルギヤ76を速く回転させるようになっている。
8bと小歯車部78aより構成されているので、図5に
示す状態のギヤ結合は図3に示すギヤ結合よりもスプ−
ルギヤ76を速く回転させるようになっている。
【0038】また、図5に示す状態は、撮影モ−ド切換
レバ−81の突出部81iにより撮影モ−ド切換検出ス
イッチ85の接片85aが変形させられ、接片85aと
接片85bは導通状態、すなわち上記スイッチ85はO
N状態になっている。
レバ−81の突出部81iにより撮影モ−ド切換検出ス
イッチ85の接片85aが変形させられ、接片85aと
接片85bは導通状態、すなわち上記スイッチ85はO
N状態になっている。
【0039】また、撮影モ−ド切換レバ−81を矢印D
とは逆方向に移動させると、斜面81fがピン80を押
し、スプ−ルギヤ76と第1のスプ−ル遊星ギヤ78と
の噛み合いを解き且つ81h部によるピン74の矢印E
方向の移動規制を解き、図3に示す状態になる。
とは逆方向に移動させると、斜面81fがピン80を押
し、スプ−ルギヤ76と第1のスプ−ル遊星ギヤ78と
の噛み合いを解き且つ81h部によるピン74の矢印E
方向の移動規制を解き、図3に示す状態になる。
【0040】図6は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの回路ブロック図である。
ラの回路ブロック図である。
【0041】図6において、101はマイクロコンピュ
−タ等により構成されカメラの各種動作を制御する制御
回路、102は撮影レンズのピント合せや露光制御用シ
ャッタの動作を制御するAF・AE制御回路、103は
フィルム給送用モ−タ51を駆動するフィルム給送モ−
タドライバ回路、104は磁気ヘッド4を駆動して情報
の書込み動作を行わせる磁気記録回路、105はレリ−
ズスイッチで、このスイッチがONされることによりカ
メラのレリ−ズがなされる。106はフィルムカ−トリ
ッジ1がカメラに装填されることによりONするカ−ト
リッジ装填スイッチ、107は背蓋が閉じられることに
よりONする背蓋スイッチであり、これらスイッチ10
6,107が共にONすることにより制御回路101は
フィルム給送モ−タドライバ回路103を駆動し、フィ
ルム2の第1駒目の頭出しを開始する。
−タ等により構成されカメラの各種動作を制御する制御
回路、102は撮影レンズのピント合せや露光制御用シ
ャッタの動作を制御するAF・AE制御回路、103は
フィルム給送用モ−タ51を駆動するフィルム給送モ−
タドライバ回路、104は磁気ヘッド4を駆動して情報
の書込み動作を行わせる磁気記録回路、105はレリ−
ズスイッチで、このスイッチがONされることによりカ
メラのレリ−ズがなされる。106はフィルムカ−トリ
ッジ1がカメラに装填されることによりONするカ−ト
リッジ装填スイッチ、107は背蓋が閉じられることに
よりONする背蓋スイッチであり、これらスイッチ10
6,107が共にONすることにより制御回路101は
フィルム給送モ−タドライバ回路103を駆動し、フィ
ルム2の第1駒目の頭出しを開始する。
【0042】108はフィルム2の磁気トラックTに書
かれている磁気情報を前記磁気ヘッド4を介して検出
し、アナログ信号として増幅した後にディジタル変換し
て制御回路101用の情報にする磁気再生回路であり、
磁気ヘッド4からの出力を検出し、そのアナログ信号を
増幅する信号増幅器108a、ここで増幅されたアナロ
グ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器108
bを有している。
かれている磁気情報を前記磁気ヘッド4を介して検出
し、アナログ信号として増幅した後にディジタル変換し
て制御回路101用の情報にする磁気再生回路であり、
磁気ヘッド4からの出力を検出し、そのアナログ信号を
増幅する信号増幅器108a、ここで増幅されたアナロ
グ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器108
bを有している。
【0043】109はフォトセンサ3を駆動してフィル
ム2のパ−フォレ−ションを検出し、これをパルスによ
るパ−フォレ−ション信号として制御回路101へ出力
するフォトセンサ駆動回路である。
ム2のパ−フォレ−ションを検出し、これをパルスによ
るパ−フォレ−ション信号として制御回路101へ出力
するフォトセンサ駆動回路である。
【0044】図7は図6のA/D変換器108bの具体
的な構成例を示す回路図である。
的な構成例を示す回路図である。
【0045】この図において、31,32は信号増幅器
108aで増幅されたアナログ信号の正の信号及び負の
信号(定常状態時のレベルを「0」として)をそれぞれ
ディジタル化するためのコンパレ−タ、33はコンパレ
−タ31,32によってディジタル化された正の信号及
び負の信号をディジタル信号化するRSフリップフロッ
プ、34〜37はコンパレ−タ31,32の信号反転レ
ベルを切換えるためのアナログスイッチ、38〜43は
コンパレ−タ31,32の信号反転レベル設定用の抵抗
であり、これらの抵抗値をR38,R39,R40,R
41,R42,R43とする。
108aで増幅されたアナログ信号の正の信号及び負の
信号(定常状態時のレベルを「0」として)をそれぞれ
ディジタル化するためのコンパレ−タ、33はコンパレ
−タ31,32によってディジタル化された正の信号及
び負の信号をディジタル信号化するRSフリップフロッ
プ、34〜37はコンパレ−タ31,32の信号反転レ
ベルを切換えるためのアナログスイッチ、38〜43は
コンパレ−タ31,32の信号反転レベル設定用の抵抗
であり、これらの抵抗値をR38,R39,R40,R
41,R42,R43とする。
【0046】前記アナログスイッチ34〜37は次のよ
うに作動する。即ち制御回路101から切換え信号AS
1が入力された場合は、アナログスイッチ34,35が
ONし、切換え信号AS2が入力された場合は、アナロ
グスイッチ36,37がONする。
うに作動する。即ち制御回路101から切換え信号AS
1が入力された場合は、アナログスイッチ34,35が
ONし、切換え信号AS2が入力された場合は、アナロ
グスイッチ36,37がONする。
【0047】ここで、端子a,bに加わる電圧をVa,
Vbとすると、アナログスイッチ36,37がON状態
にある時は信号反転レベルVref31 ,Vref32 は Vref31 =(R39+R40)/(R38+R39+R40)×Va Vref32 =R43/(R41+R42+R43)×Vb であり、アナログスイッチ34,35がON状態にある
時は信号反転レベルVref31 ,Vref32 は Vref31 =R40/(R38+R39+R40)×Va Vref32 =(R42+R43)/(R41+R42+R43)×Vb である。
Vbとすると、アナログスイッチ36,37がON状態
にある時は信号反転レベルVref31 ,Vref32 は Vref31 =(R39+R40)/(R38+R39+R40)×Va Vref32 =R43/(R41+R42+R43)×Vb であり、アナログスイッチ34,35がON状態にある
時は信号反転レベルVref31 ,Vref32 は Vref31 =R40/(R38+R39+R40)×Va Vref32 =(R42+R43)/(R41+R42+R43)×Vb である。
【0048】前に述べたように従来においては、外来ノ
イズの影響を受けないように磁気再生回路108内のA
/D変換器108bのディジタル変換レベルを定常状態
時のレベルとの差がなるべく大きくなるような一定値に
設定しようとすると、フィルム給送速度が遅い場合はデ
ィジタル変換レベルに達しない再生信号が発生し、情報
の読取りミスを生じてしまうと云う問題点があり、ま
た、逆にディジタル変換レベルを定常状態のレベルとの
差が小さくなるような一定値に設定すると、フィルムの
給送速度とは関係なく外来ノイズの影響を受けやすく、
ノイズまでもディジタル変換してしまうと云う問題点が
あった。
イズの影響を受けないように磁気再生回路108内のA
/D変換器108bのディジタル変換レベルを定常状態
時のレベルとの差がなるべく大きくなるような一定値に
設定しようとすると、フィルム給送速度が遅い場合はデ
ィジタル変換レベルに達しない再生信号が発生し、情報
の読取りミスを生じてしまうと云う問題点があり、ま
た、逆にディジタル変換レベルを定常状態のレベルとの
差が小さくなるような一定値に設定すると、フィルムの
給送速度とは関係なく外来ノイズの影響を受けやすく、
ノイズまでもディジタル変換してしまうと云う問題点が
あった。
【0049】そこで、この実施例では、フィルム2の給
送速度を切り換えるように構成したカメラにおいて、そ
の切換え操作に連動してディジタル変換レベルを変える
ようにしてある。
送速度を切り換えるように構成したカメラにおいて、そ
の切換え操作に連動してディジタル変換レベルを変える
ようにしてある。
【0050】前述の撮影モ−ド切換検出スイッチ85が
OFFの場合、即ち図3に示す様なフィルム給送速度が
遅い撮影モ−ド時には、切換え信号AS1をハイレベル
にし、ディジタル変換レベルを Vref31-a =R40/(R38+R39+R40)×Va Vref32-a =(R42+R43)/(R41+R42+R43)×Vb とし(この場合、アナログスイッチ34,35がON状
態となっている)、前記撮影モ−ド切換検出スイッチ8
5がONの場合、即ち図5に示す様にフィルム給送速度
が速い撮影モ−ド時には、切換え信号AS2をハイレベ
ルにし、ディジタル変換レベルを Vref31-b =(R39+R40)/(R38+R39+R40)×Va Vref32-b =R43/(R41+R42+R43)×Vb とするようにしてある(この場合、アナログスイッチ3
6,37がON状態となっている)。
OFFの場合、即ち図3に示す様なフィルム給送速度が
遅い撮影モ−ド時には、切換え信号AS1をハイレベル
にし、ディジタル変換レベルを Vref31-a =R40/(R38+R39+R40)×Va Vref32-a =(R42+R43)/(R41+R42+R43)×Vb とし(この場合、アナログスイッチ34,35がON状
態となっている)、前記撮影モ−ド切換検出スイッチ8
5がONの場合、即ち図5に示す様にフィルム給送速度
が速い撮影モ−ド時には、切換え信号AS2をハイレベ
ルにし、ディジタル変換レベルを Vref31-b =(R39+R40)/(R38+R39+R40)×Va Vref32-b =R43/(R41+R42+R43)×Vb とするようにしてある(この場合、アナログスイッチ3
6,37がON状態となっている)。
【0051】図8はフィルム給送速度が遅い撮影モ−ド
時の、図9はフィルム給送速度が速い撮影モ−ド時の、
磁気ヘッド4の検出信号(図8(a)、図9(a))、
その入力に対する信号増幅器108aの出力信号(図8
(b)、図9(b))、A/D変換器108bの出力信
号(図8(c)、図9(c))である。
時の、図9はフィルム給送速度が速い撮影モ−ド時の、
磁気ヘッド4の検出信号(図8(a)、図9(a))、
その入力に対する信号増幅器108aの出力信号(図8
(b)、図9(b))、A/D変換器108bの出力信
号(図8(c)、図9(c))である。
【0052】次に、前記制御回路101の動作を図10
のフロ−チャ−トにしたがって説明する。
のフロ−チャ−トにしたがって説明する。
【0053】カメラの電源スイッチが投入されることに
より、ステップ100からの動作を開始する。 「ステップ100」 カ−トリッジ装填スイッチ106
と背蓋スイッチ107が共にONしているか否かを判別
し、共にONしていることを判別することによりカメラ
にフィルムカ−トリッジ1が装填されたとしてステップ
101へ進む。 「ステップ101」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103を駆動してフィルム給送用モ−タ51によりフィ
ルム2の第1駒目をアパ−チャ位置に頭出し、所謂フィ
ルム空送り動作を開始する。 「ステップ102」 撮影モ−ド切換検出スイッチ85
がONしているか否かを検出し、フィルム給送ギヤ列が
給送スピ−ドが速い撮影モ−ドになっているか、遅いス
ピ−ドの撮影モ−ドになっているかを判別する。その結
果、上記スイッチ85がONしている場合は速い給送ス
ピ−ドの撮影モ−ドになっているとしてステップ103
へ進み、上記スイッチ85がOFFの場合は遅い給送ス
ピ−ドの撮影モ−ドになっているとしてステップ104
へ進む。 「ステップ103」 切換え信号AS2をハイレベルに
してアナログスイッチ36,37をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図9(b)に示すようなVref31-b ,V
ref32-b に設定する。そしてステップ105へ進む。 「ステップ104」 切換え信号AS1をハイレベルに
してアナログスイッチ34,35をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図8(b)に示すようなVref31-a ,V
ref32-a に設定する。そしてステップ105へ進む。 「ステップ105」 磁気再生回路108を駆動し、磁
気ヘッド4によりフィルム2の磁気トラックTに予め書
込まれているフィルム感度やフィルム駒数,フィルムの
種類(ネガ或はポジ)等のフィルム情報を読出し、上記
ステップ103、或は、ステップ104で設定されたデ
ジタル変換レベルに従ってアナログ信号をディジタル信
号に変換した後に記憶する。 「ステップ106」 第1駒目の頭出しが完了したこと
を公知の手段(例えばエンコ−ダによるフィルム送り量
の検出やモ−タ通電時間,フォトセンサ3によるパ−フ
ォレ−ションの個数の検出等)により検知することによ
り、ステップ104に進む。 「ステップ107」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103の駆動を停止し、フィルム給送用モ−タ51を停
止させる。 「ステップ108」 レリ−ズスイッチ105の状態を
判別し、ONであればレリ−ズがなされたとしてステッ
プ109へ進む。 「ステップ109」 AF・AE制御回路102を駆動
して撮影レンズのピント合せやシャッタの開閉による露
光動作等の撮影動作を行う。 「ステップ110」 ステップ102と同様、撮影モ−
ド切換検出スイッチ85がONしているか否かを検出
し、フィルム給送ギヤ列が給送スピ−ドが速い撮影モ−
ドになっているか、遅いスピ−ドの撮影モ−ドになって
いるかを判別する。その結果、上記スイッチ85がON
している場合は速い給送スピ−ドの撮影モ−ドになって
いるとしてステップ111へ進み、上記スイッチ85が
OFFの場合は遅い給送スピ−ドの撮影モ−ドになって
いるとしてステップ112へ進む。 「ステップ111」 切換え信号AS2をハイレベルに
してアナログスイッチ36,37をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図9(b)に示すようなVref31-b ,V
ref32-b に設定する。そしてステップ113へ進む。 「ステップ112」 切換え信号AS1をハイレベルに
してアナログスイッチ34,35をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図8(b)に示すようなVref31-a ,V
ref32-a に設定する。そしてステップ1113へ進む。 「ステップ113」 ステップ105で読出したフィル
ム駒数や公知の手段により予め設定された撮影可能なフ
ィルム駒数と現在何駒の撮影を行ったかを比較し、フィ
ルム残り駒があるかどうかの判別を行う。残り駒がある
場合にはステップ114へ進み、残り駒がない場合には
ステップ118へ進む。 「ステップ114」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103を駆動し、次駒の一駒巻上げを開始する。 「ステップ115」 フィルムの次駒の巻上げに際し、
磁気記録回路104を駆動し、磁気ヘッド4によりフィ
ルム2の磁気トラックTに撮影情報、例えばシャッタ速
度,絞り値,撮影した日付等の情報を書込んだり、磁気
再生回路108を駆動し、フィルム2に書込まれている
情報を磁気ヘッド4により読出す。 「ステップ116」 フォトセンサ3及びフォトセンサ
駆動回路109が次駒のパ−フォレ−ションを検知した
ことを判別すると、フィルム2の次駒の巻上げが完了し
たとしてステップ117へ進む。 「ステップ117」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103の駆動を停止し、フィルム2の巻上げを停止す
る。
より、ステップ100からの動作を開始する。 「ステップ100」 カ−トリッジ装填スイッチ106
と背蓋スイッチ107が共にONしているか否かを判別
し、共にONしていることを判別することによりカメラ
にフィルムカ−トリッジ1が装填されたとしてステップ
101へ進む。 「ステップ101」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103を駆動してフィルム給送用モ−タ51によりフィ
ルム2の第1駒目をアパ−チャ位置に頭出し、所謂フィ
ルム空送り動作を開始する。 「ステップ102」 撮影モ−ド切換検出スイッチ85
がONしているか否かを検出し、フィルム給送ギヤ列が
給送スピ−ドが速い撮影モ−ドになっているか、遅いス
ピ−ドの撮影モ−ドになっているかを判別する。その結
果、上記スイッチ85がONしている場合は速い給送ス
ピ−ドの撮影モ−ドになっているとしてステップ103
へ進み、上記スイッチ85がOFFの場合は遅い給送ス
ピ−ドの撮影モ−ドになっているとしてステップ104
へ進む。 「ステップ103」 切換え信号AS2をハイレベルに
してアナログスイッチ36,37をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図9(b)に示すようなVref31-b ,V
ref32-b に設定する。そしてステップ105へ進む。 「ステップ104」 切換え信号AS1をハイレベルに
してアナログスイッチ34,35をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図8(b)に示すようなVref31-a ,V
ref32-a に設定する。そしてステップ105へ進む。 「ステップ105」 磁気再生回路108を駆動し、磁
気ヘッド4によりフィルム2の磁気トラックTに予め書
込まれているフィルム感度やフィルム駒数,フィルムの
種類(ネガ或はポジ)等のフィルム情報を読出し、上記
ステップ103、或は、ステップ104で設定されたデ
ジタル変換レベルに従ってアナログ信号をディジタル信
号に変換した後に記憶する。 「ステップ106」 第1駒目の頭出しが完了したこと
を公知の手段(例えばエンコ−ダによるフィルム送り量
の検出やモ−タ通電時間,フォトセンサ3によるパ−フ
ォレ−ションの個数の検出等)により検知することによ
り、ステップ104に進む。 「ステップ107」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103の駆動を停止し、フィルム給送用モ−タ51を停
止させる。 「ステップ108」 レリ−ズスイッチ105の状態を
判別し、ONであればレリ−ズがなされたとしてステッ
プ109へ進む。 「ステップ109」 AF・AE制御回路102を駆動
して撮影レンズのピント合せやシャッタの開閉による露
光動作等の撮影動作を行う。 「ステップ110」 ステップ102と同様、撮影モ−
ド切換検出スイッチ85がONしているか否かを検出
し、フィルム給送ギヤ列が給送スピ−ドが速い撮影モ−
ドになっているか、遅いスピ−ドの撮影モ−ドになって
いるかを判別する。その結果、上記スイッチ85がON
している場合は速い給送スピ−ドの撮影モ−ドになって
いるとしてステップ111へ進み、上記スイッチ85が
OFFの場合は遅い給送スピ−ドの撮影モ−ドになって
いるとしてステップ112へ進む。 「ステップ111」 切換え信号AS2をハイレベルに
してアナログスイッチ36,37をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図9(b)に示すようなVref31-b ,V
ref32-b に設定する。そしてステップ113へ進む。 「ステップ112」 切換え信号AS1をハイレベルに
してアナログスイッチ34,35をONにし、ディジタ
ル変換レベルを図8(b)に示すようなVref31-a ,V
ref32-a に設定する。そしてステップ1113へ進む。 「ステップ113」 ステップ105で読出したフィル
ム駒数や公知の手段により予め設定された撮影可能なフ
ィルム駒数と現在何駒の撮影を行ったかを比較し、フィ
ルム残り駒があるかどうかの判別を行う。残り駒がある
場合にはステップ114へ進み、残り駒がない場合には
ステップ118へ進む。 「ステップ114」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103を駆動し、次駒の一駒巻上げを開始する。 「ステップ115」 フィルムの次駒の巻上げに際し、
磁気記録回路104を駆動し、磁気ヘッド4によりフィ
ルム2の磁気トラックTに撮影情報、例えばシャッタ速
度,絞り値,撮影した日付等の情報を書込んだり、磁気
再生回路108を駆動し、フィルム2に書込まれている
情報を磁気ヘッド4により読出す。 「ステップ116」 フォトセンサ3及びフォトセンサ
駆動回路109が次駒のパ−フォレ−ションを検知した
ことを判別すると、フィルム2の次駒の巻上げが完了し
たとしてステップ117へ進む。 「ステップ117」 フィルム給送モ−タドライバ回路
103の駆動を停止し、フィルム2の巻上げを停止す
る。
【0054】上記ステップ113でフィルム残り駒がな
いことを判別した場合は、前述した様にステップ118
へ進み、フィルム給送モ−タドライバ回路103を介し
てフィルム給送用モ−タ51をフィルム巻戻し方向に駆
動し、フィルムカ−トリッジ1へのフィルム巻戻しを開
始する。 「ステップ119」 フィルム2のカ−トリッジ1内へ
の巻戻しが完了したか否かを公知の手段により判別し、
完了するとステップ120へ進む。 「ステップ120」 カメラの一連の動作を終了する。
いことを判別した場合は、前述した様にステップ118
へ進み、フィルム給送モ−タドライバ回路103を介し
てフィルム給送用モ−タ51をフィルム巻戻し方向に駆
動し、フィルムカ−トリッジ1へのフィルム巻戻しを開
始する。 「ステップ119」 フィルム2のカ−トリッジ1内へ
の巻戻しが完了したか否かを公知の手段により判別し、
完了するとステップ120へ進む。 「ステップ120」 カメラの一連の動作を終了する。
【0055】図11,図12は本発明の第2の実施例を
示すものである。
示すものである。
【0056】この第2の実施例では、外部電源を取付け
可能なカメラを想定しており、外部電源がカメラに取付
けられると該外部電源によりフィルム駆動用モ−タ51
が駆動され、フィルムの給送速度を高速側に切換えられ
るものである。
可能なカメラを想定しており、外部電源がカメラに取付
けられると該外部電源によりフィルム駆動用モ−タ51
が駆動され、フィルムの給送速度を高速側に切換えられ
るものである。
【0057】図11は本発明の第2の実施例におけるカ
メラの回路ブロック図であり、第1の実施例と同じ機能
を持つ部分は同一符合を付してある。
メラの回路ブロック図であり、第1の実施例と同じ機能
を持つ部分は同一符合を付してある。
【0058】図11において、112はカメラの内部電
源で、通常はこの電源によりカメラ全体が駆動される。
113はカメラに取付け可能な外部電源ユニットで、こ
の電源電圧をVb、前記内部電源112の電源電圧をV
aとすると、Vb>Vaの関係にある。114は電源切
換スイッチで、外部電源ユニット113が取付けられて
いない通常状態では、接片114aと接点114bとが
導通しており、この際フィルム給送モ−タドライバ回路
103には内部電源112が供給され、又外部電源ユニ
ット113がカメラに取付けられるのに連動して、接片
114aと接点114cとが導通するようになり、フィ
ルム給送モ−タドライバ回路103に電源電圧Vbが供
給され、この電圧にてフィルム給送用モ−タ51は駆動
するようになる。115は状態検出スイッチで、外部電
源ユニット113がカメラに取付けられることによりO
Nするスイッチである。
源で、通常はこの電源によりカメラ全体が駆動される。
113はカメラに取付け可能な外部電源ユニットで、こ
の電源電圧をVb、前記内部電源112の電源電圧をV
aとすると、Vb>Vaの関係にある。114は電源切
換スイッチで、外部電源ユニット113が取付けられて
いない通常状態では、接片114aと接点114bとが
導通しており、この際フィルム給送モ−タドライバ回路
103には内部電源112が供給され、又外部電源ユニ
ット113がカメラに取付けられるのに連動して、接片
114aと接点114cとが導通するようになり、フィ
ルム給送モ−タドライバ回路103に電源電圧Vbが供
給され、この電圧にてフィルム給送用モ−タ51は駆動
するようになる。115は状態検出スイッチで、外部電
源ユニット113がカメラに取付けられることによりO
Nするスイッチである。
【0059】以上の様に、Vb>Vaの関係から、外部
電源ユニット113がカメラに取付けられるとフィルム
給送速度は速くなる。
電源ユニット113がカメラに取付けられるとフィルム
給送速度は速くなる。
【0060】図12は上記制御回路101の動作を示す
フロ−チャ−トである。ここでは第1の実施例と異なる
部分のみ説明し、同様の部分は同一のステップ番号を付
してある。
フロ−チャ−トである。ここでは第1の実施例と異なる
部分のみ説明し、同様の部分は同一のステップ番号を付
してある。
【0061】ステップ101においてフィルム空送り動
作を開始した後は、ステップ102−1へ進む。 「ステップ102−1」 状態検出スイッチ115がO
Nしているか否かを検出し、外部電源ユニット113が
取付けられフィルム給送速度が速い撮影モ−ドになって
いるか、外部電源ユニット113が取付けられていない
遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドになっているかを判
別する。その結果、状態検出スイッチ115がONして
いる場合は、速いフィルム給送速度の撮影モ−ドになっ
ているとしてステップ103へ進み、状態検出スイッチ
115がOFFの場合は、遅いフィルム給送速度の撮影
モ−ドになっているとしてステップ104へ進む。
作を開始した後は、ステップ102−1へ進む。 「ステップ102−1」 状態検出スイッチ115がO
Nしているか否かを検出し、外部電源ユニット113が
取付けられフィルム給送速度が速い撮影モ−ドになって
いるか、外部電源ユニット113が取付けられていない
遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドになっているかを判
別する。その結果、状態検出スイッチ115がONして
いる場合は、速いフィルム給送速度の撮影モ−ドになっ
ているとしてステップ103へ進み、状態検出スイッチ
115がOFFの場合は、遅いフィルム給送速度の撮影
モ−ドになっているとしてステップ104へ進む。
【0062】また、ステップ109において撮影動作が
終了すると、ステップ110−1へ進む。 「ステップ110−1」 上記ステップ102−1と同
様に、状態検出スイッチ115がONしているか否かを
検出し、外部電源ユニット113が取付けられフィルム
給送速度が速い撮影モ−ドになっているか、外部電源ユ
ニット113が取付けられていない遅いフィルム給送速
度の撮影モ−ドになっているかを判別する。その結果、
状態検出スイッチ115がONしている場合は、速いフ
ィルム給送速度の撮影モ−ドになっているとしてステッ
プ111へ進み、状態検出スイッチ115がOFFの場
合は、遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドになっている
としてステップ112へ進む。
終了すると、ステップ110−1へ進む。 「ステップ110−1」 上記ステップ102−1と同
様に、状態検出スイッチ115がONしているか否かを
検出し、外部電源ユニット113が取付けられフィルム
給送速度が速い撮影モ−ドになっているか、外部電源ユ
ニット113が取付けられていない遅いフィルム給送速
度の撮影モ−ドになっているかを判別する。その結果、
状態検出スイッチ115がONしている場合は、速いフ
ィルム給送速度の撮影モ−ドになっているとしてステッ
プ111へ進み、状態検出スイッチ115がOFFの場
合は、遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドになっている
としてステップ112へ進む。
【0063】上記以外は第1の実施例と同じである。
【0064】図13乃至図15は本発明の第3の実施例
を示すものである。
を示すものである。
【0065】この第3の実施例では、モ−タドライブ装
置が取付け可能なカメラを想定しており、モ−タドタイ
ブ装置が取付けられると該装置によりフィルムが給送さ
れ、フィルムの給送スピ−ドは速くなるように切換えら
れる公知のものである。
置が取付け可能なカメラを想定しており、モ−タドタイ
ブ装置が取付けられると該装置によりフィルムが給送さ
れ、フィルムの給送スピ−ドは速くなるように切換えら
れる公知のものである。
【0066】図13において、86はカメラ本体、87
はフィルム巻取りスプ−ル77(ここでは不図示)に直
結する結合円盤、88はフォ−ク70(ここでは不図
示)に直結する結合円盤、89はモ−タドライブ装置取
付ビス穴、90は検出ピン穴、91はモ−タドライブ装
置とカメラ本体86との電気的な連結を行う信号接続部
である。
はフィルム巻取りスプ−ル77(ここでは不図示)に直
結する結合円盤、88はフォ−ク70(ここでは不図
示)に直結する結合円盤、89はモ−タドライブ装置取
付ビス穴、90は検出ピン穴、91はモ−タドライブ装
置とカメラ本体86との電気的な連結を行う信号接続部
である。
【0067】92はモ−タドライブ装置で、電池,電気
回路モ−タ,ギヤ列等が内蔵されている。93は上記結
合円盤87と結合し、カメラ本体86のフィルム巻取り
スプ−ル77を駆動する第1モ−タドライブフォ−ク、
94は結合円盤88と結合し、カメラのフォ−ク70を
駆動する第2モ−タドライブフォ−ク、95はモ−タド
ライブ装置取付ビス穴89に結合し、カメラ本体86と
モ−タドライブ装置92との結合を行う取付ビス、96
はモ−タドライブ装置92に植立され、該装置がカメラ
本体86に取付けられると検出ピン穴90に押入れられ
る検出ピンであり、この検出ピン96は検出ピン穴90
に押入れられた際に後述のスイッチ98をONすると同
時に、カメラ内部のギヤ列を切換え、フィルム巻取りス
プ−ル77,フォ−ク70をカメラ内部のギヤ列に対し
てフリ−の状態にする。97はカメラ本体86の信号接
続部91と接続され、モ−タドライブ装置92とカメラ
本体86の電気的な連続を行う信号接続ピン部である。
回路モ−タ,ギヤ列等が内蔵されている。93は上記結
合円盤87と結合し、カメラ本体86のフィルム巻取り
スプ−ル77を駆動する第1モ−タドライブフォ−ク、
94は結合円盤88と結合し、カメラのフォ−ク70を
駆動する第2モ−タドライブフォ−ク、95はモ−タド
ライブ装置取付ビス穴89に結合し、カメラ本体86と
モ−タドライブ装置92との結合を行う取付ビス、96
はモ−タドライブ装置92に植立され、該装置がカメラ
本体86に取付けられると検出ピン穴90に押入れられ
る検出ピンであり、この検出ピン96は検出ピン穴90
に押入れられた際に後述のスイッチ98をONすると同
時に、カメラ内部のギヤ列を切換え、フィルム巻取りス
プ−ル77,フォ−ク70をカメラ内部のギヤ列に対し
てフリ−の状態にする。97はカメラ本体86の信号接
続部91と接続され、モ−タドライブ装置92とカメラ
本体86の電気的な連続を行う信号接続ピン部である。
【0068】図14は図13に示したカメラの回路ブロ
ック図であり、第1及び第2の実施例と同じ部分は同一
符合を付してある。
ック図であり、第1及び第2の実施例と同じ部分は同一
符合を付してある。
【0069】図14において、98は前述の検出ピン9
6によりONされるスイッチで、制御回路101は該ス
イッチ98がONするとフィルム給送モ−タドライバ回
路103の駆動を禁止し、モ−タドライブ装置92内の
不図示のモ−タドライバ回路を駆動するようになる。
6によりONされるスイッチで、制御回路101は該ス
イッチ98がONするとフィルム給送モ−タドライバ回
路103の駆動を禁止し、モ−タドライブ装置92内の
不図示のモ−タドライバ回路を駆動するようになる。
【0070】図15は上記制御回路101の動作を示す
フロ−チャ−トである。ここでは第1及び第2の実施例
と異なる部分のみ説明し、同様の部分は同一のステップ
番号を付してある。
フロ−チャ−トである。ここでは第1及び第2の実施例
と異なる部分のみ説明し、同様の部分は同一のステップ
番号を付してある。
【0071】ステップ101においてフィルム空送り動
作を開始した後は、ステップ102−2へ進む。 「ステップ102−2」 スイッチ98がONしている
かどうかを検出し、モ−タドライブ装置92が取付けら
れフィルム給送速度が速い撮影モ−ドになっているか、
モ−タドライブ装置92が取付けられていない遅いフィ
ルム給送速度の撮影モ−ドになっているかを判別する。
この結果、スイッチ98がONしている場合は、速いフ
ィルム給送速度の撮影モ−ドになっているとしてステッ
プ103へ進み、スイッチ98がOFFの場合は、遅い
フィルム給送速度の撮影モ−ドになっているとしてステ
ップ104へ進む。
作を開始した後は、ステップ102−2へ進む。 「ステップ102−2」 スイッチ98がONしている
かどうかを検出し、モ−タドライブ装置92が取付けら
れフィルム給送速度が速い撮影モ−ドになっているか、
モ−タドライブ装置92が取付けられていない遅いフィ
ルム給送速度の撮影モ−ドになっているかを判別する。
この結果、スイッチ98がONしている場合は、速いフ
ィルム給送速度の撮影モ−ドになっているとしてステッ
プ103へ進み、スイッチ98がOFFの場合は、遅い
フィルム給送速度の撮影モ−ドになっているとしてステ
ップ104へ進む。
【0072】また、ステップ109において撮影動作が
終了すると、ステップ110−2へ進む。 「ステップ110−2」 ステップ102−2と同様、
スイッチ98がONしているかどうかを検出し、モ−タ
ドライブ装置92が取付けられフィルム給送速度が速い
撮影モ−ドになっているか、モ−タドライブ装置92が
取付けられていない遅いフィルム給送速度の撮影モ−ド
になっているかを判別する。この結果、スイッチ98が
ONしている場合は、速いフィルム給送速度の撮影モ−
ドになっているとしてステップ111へ進み、スイッチ
98がOFFの場合は、遅いフィルム給送速度の撮影モ
−ドになっているとしてステップ112へ進む。
終了すると、ステップ110−2へ進む。 「ステップ110−2」 ステップ102−2と同様、
スイッチ98がONしているかどうかを検出し、モ−タ
ドライブ装置92が取付けられフィルム給送速度が速い
撮影モ−ドになっているか、モ−タドライブ装置92が
取付けられていない遅いフィルム給送速度の撮影モ−ド
になっているかを判別する。この結果、スイッチ98が
ONしている場合は、速いフィルム給送速度の撮影モ−
ドになっているとしてステップ111へ進み、スイッチ
98がOFFの場合は、遅いフィルム給送速度の撮影モ
−ドになっているとしてステップ112へ進む。
【0073】上記以外は第1及び第2の実施例と同じで
ある。
ある。
【0074】以上の各実施例によれば、フィルム給送速
度を高速側に設定する撮影モ−ドに切り換えられた場合
には、この切り換え動作に連動して磁気再生回路内10
8内のA/D変換部108bにおけるディジタル変換レ
ベルを変更するようにしている為、ディジタル変換時の
デ−タ抜けを防止すること、及び外来ノイズによる読取
りミスの発生を少なくすることが可能となる。
度を高速側に設定する撮影モ−ドに切り換えられた場合
には、この切り換え動作に連動して磁気再生回路内10
8内のA/D変換部108bにおけるディジタル変換レ
ベルを変更するようにしている為、ディジタル変換時の
デ−タ抜けを防止すること、及び外来ノイズによる読取
りミスの発生を少なくすることが可能となる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モ−ド設定手段により設定された撮影モ−ドに応じて、
A/D変換回路における、アナログ信号をディジタル信
号に変換するための変換レベルを変更するレベル変更手
段を設け、速いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定さ
れたか、遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定され
たかに応じて、アナログ信号をディジタル信号に変換す
るための変換レベルを変更するようにしている。よっ
て、再生信号の抜けの防止及び外来ノイズによる読取り
ミスの発生を少なくすることが可能となる。
モ−ド設定手段により設定された撮影モ−ドに応じて、
A/D変換回路における、アナログ信号をディジタル信
号に変換するための変換レベルを変更するレベル変更手
段を設け、速いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定さ
れたか、遅いフィルム給送速度の撮影モ−ドが設定され
たかに応じて、アナログ信号をディジタル信号に変換す
るための変換レベルを変更するようにしている。よっ
て、再生信号の抜けの防止及び外来ノイズによる読取り
ミスの発生を少なくすることが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの要部構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】図1のフィルム給送機構のギヤ列を示す斜視図
である。
である。
【図3】図2のフィルム給送機構のフィルム巻上げ時
(低速時)における各ギヤの配列を示す平面図である。
(低速時)における各ギヤの配列を示す平面図である。
【図4】図2のフィルム給送機構のフィルム巻戻し時に
おける各ギヤの配列を示す平面図である。
おける各ギヤの配列を示す平面図である。
【図5】図2のフィルム給送機構のフィルム巻上げ時
(高速時)における各ギヤの配列を示す平面図である。
(高速時)における各ギヤの配列を示す平面図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるカメラの回路ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】図5のA/D変換器の具体的な構成を示す回路
図である。
図である。
【図8】本発明の第1の実施例において低速によるフィ
ルム巻上げ時の各部の信号波形を示す図である。
ルム巻上げ時の各部の信号波形を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例において高速によるフィ
ルム巻上げ時の各部の信号波形を示す図である。
ルム巻上げ時の各部の信号波形を示す図である。
【図10】図6の制御回路の動作を示すフロ−チャ−ト
である。
である。
【図11】本発明の第2の実施例におけるカメラの回路
ブロック図である。
ブロック図である。
【図12】図11の制御回路の動作を示すフロ−チャ−
トである。
トである。
【図13】本発明の第3の実施例におけるカメラ及びモ
−タドライブ装置を示す斜視図である。
−タドライブ装置を示す斜視図である。
【図14】本発明の第3の実施例におけるカメラの回路
ブロック図である。
ブロック図である。
【図15】図13の制御回路の動作を示すフロ−チャ−
トである。
トである。
4 磁気ヘッド 51 フィルム給送用モ−タ 85 撮影モ−ド切換検出スイッチ 92 モ−タドライブ装置 101 制御回路 103 フィルム給送モ−タドライバ回路 104 磁気ヘッド駆動回路 108 磁気再生回路 108a 信号増幅器 108b A/D変換器 113 外部電源ユニット 114 電源切換スイッチ 115 状態検出スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 フィルムに備わった磁気記憶部へ書込ま
れている情報の再生をフィルム給送中に行う磁気ヘッド
と、該磁気ヘッドにて再生されたアナログ信号を増幅す
る増幅回路と、該増幅回路からのアナログ信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換回路と、任意の撮影モ−
ドを設定する為のモ−ド設定手段とを備えた磁気記憶部
付フィルムを用いるカメラにおいて、前記モ−ド設定手
段により設定された撮影モ−ドに応じて、前記A/D変
換回路における、アナログ信号をディジタル信号に変換
するための変換レベルを変更するレベル変更手段を設け
たことを特徴とする磁気記憶部付フィルムを用いるカメ
ラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21039091A JPH0580405A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ |
US08/350,704 US6049677A (en) | 1991-02-14 | 1994-12-07 | Camera having magnetic signal reproducing circuit with adjustable gain amplifier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21039091A JPH0580405A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580405A true JPH0580405A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=16588542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21039091A Pending JPH0580405A (ja) | 1991-02-14 | 1991-07-29 | 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0580405A (ja) |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP21039091A patent/JPH0580405A/ja active Pending
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