JPH05150333A - 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ - Google Patents
磁気記憶部付フイルムを用いるカメラInfo
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- JPH05150333A JPH05150333A JP21039291A JP21039291A JPH05150333A JP H05150333 A JPH05150333 A JP H05150333A JP 21039291 A JP21039291 A JP 21039291A JP 21039291 A JP21039291 A JP 21039291A JP H05150333 A JPH05150333 A JP H05150333A
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- magnetic
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大電流消費回路系において急峻な電流変化が
生じたとしても、良好な磁気再生を行うことが可能とな
る。 【構成】 カメラの大電流消費回路系における急峻な電
流変化を検出する検出手段16と、該検出手段により急
峻な電流変化が検出されている間は、磁気再生手段13
内において、磁気ヘッドHの信号出力を受け付けなくす
る信号入力制限手段51とを設け、例えばフィルム給送
モ−タやストロボ装置の昇圧回路等の大電流消費回路系
における急峻な電流変化が生じた場合、これが磁気ヘッ
ドの信号出力にノイズとして乗ってしまう為、この急峻
な電流変化が生じている間は、磁気ヘッドの信号出力を
受け付けなくするようにしている。
生じたとしても、良好な磁気再生を行うことが可能とな
る。 【構成】 カメラの大電流消費回路系における急峻な電
流変化を検出する検出手段16と、該検出手段により急
峻な電流変化が検出されている間は、磁気再生手段13
内において、磁気ヘッドHの信号出力を受け付けなくす
る信号入力制限手段51とを設け、例えばフィルム給送
モ−タやストロボ装置の昇圧回路等の大電流消費回路系
における急峻な電流変化が生じた場合、これが磁気ヘッ
ドの信号出力にノイズとして乗ってしまう為、この急峻
な電流変化が生じている間は、磁気ヘッドの信号出力を
受け付けなくするようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムに備わった磁
気記憶部より情報の再生を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘ
ッドからの信号を増幅すると共に二値化信号に変換する
磁気再生手段とを備えた磁気記憶部付フィルムを用いる
カメラの改良に関するものである。
気記憶部より情報の再生を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘ
ッドからの信号を増幅すると共に二値化信号に変換する
磁気再生手段とを備えた磁気記憶部付フィルムを用いる
カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記憶部を有するフィルムを使
用し、この磁気記憶部に年月日の日付やシャッタ秒時,
絞り値等の情報を磁気ヘッドにより書込んだり、必要に
応じてこれを読出したり、又予め記録されているフィル
ム感度やフィルム規定駒数等の情報を読出したりするこ
とを可能としたカメラが米国特許第4864332号等
にて提案されている。
用し、この磁気記憶部に年月日の日付やシャッタ秒時,
絞り値等の情報を磁気ヘッドにより書込んだり、必要に
応じてこれを読出したり、又予め記録されているフィル
ム感度やフィルム規定駒数等の情報を読出したりするこ
とを可能としたカメラが米国特許第4864332号等
にて提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本来カ
メラのフィルム給送系においては、磁気再生を考慮して
いないため、磁気ノイズの発生が大きいモ−タの使用や
実装レイアウトとなっていた。
メラのフィルム給送系においては、磁気再生を考慮して
いないため、磁気ノイズの発生が大きいモ−タの使用や
実装レイアウトとなっていた。
【0004】また、カメラは持ち運び易いように小型で
あり、1つの電池で全体を動かすシステムであることか
ら、フィルムの給送負荷の大きいモ−タ駆動時には電源
を通して微弱な磁気信号の再生回路にどうしてもノイズ
が乗ってしまい、磁気再生エラ−を生じていた。また、
限られたスペ−ス内にあり、モ−タの磁界の影響も大き
く、再生回路に影響を与えている。
あり、1つの電池で全体を動かすシステムであることか
ら、フィルムの給送負荷の大きいモ−タ駆動時には電源
を通して微弱な磁気信号の再生回路にどうしてもノイズ
が乗ってしまい、磁気再生エラ−を生じていた。また、
限られたスペ−ス内にあり、モ−タの磁界の影響も大き
く、再生回路に影響を与えている。
【0005】また、カメラのフィルム給送速度は一定で
ない為、米国特許第4876697号に提案されている
ようなセルフクロック方式による記録が必須であるが、
この方式によるものにおいてはパルスの発生するタイミ
ングが再生に大きく影響する為に、上記問題は顕著であ
った。
ない為、米国特許第4876697号に提案されている
ようなセルフクロック方式による記録が必須であるが、
この方式によるものにおいてはパルスの発生するタイミ
ングが再生に大きく影響する為に、上記問題は顕著であ
った。
【0006】本発明の目的は上記の点に鑑み、大電流消
費回路系において急峻な電流変化が生じたとしても、良
好な磁気再生を行うことのできる磁気記憶部付フィルム
を用いるカメラを提供することである。
費回路系において急峻な電流変化が生じたとしても、良
好な磁気再生を行うことのできる磁気記憶部付フィルム
を用いるカメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、カメラの大電
流消費回路系における急峻な電流変化を検出する検出手
段と、該検出手段により急峻な電流変化が検出されてい
る間は、磁気再生手段内において、磁気ヘッドの信号出
力を受け付けなくする信号入力制限手段とを設けてい
る。
流消費回路系における急峻な電流変化を検出する検出手
段と、該検出手段により急峻な電流変化が検出されてい
る間は、磁気再生手段内において、磁気ヘッドの信号出
力を受け付けなくする信号入力制限手段とを設けてい
る。
【0008】
【作用】例えばフィルム給送モ−タやストロボ装置の昇
圧回路等の大電流消費回路系における急峻な電流変化が
生じた場合、これが磁気ヘッドの信号出力にノイズとし
て乗ってしまう為、この急峻な電流変化が生じている間
は、磁気ヘッドの信号出力を受け付けなくするようにし
ている。
圧回路等の大電流消費回路系における急峻な電流変化が
生じた場合、これが磁気ヘッドの信号出力にノイズとし
て乗ってしまう為、この急峻な電流変化が生じている間
は、磁気ヘッドの信号出力を受け付けなくするようにし
ている。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例であるところの
カメラの主要部分の内部構成を示す斜視図である。
カメラの主要部分の内部構成を示す斜視図である。
【0010】該図において、1は後述のフィルムFのパ
−フォレ−ションP1,P2を検知して該フィルムFの
1駒割出しの為の信号や情報の書込み終了タイミングの
信号を発生するフォトリフレクタ、2はスプ−ル内に配
置されたフィルム給送モ−タ、3は減速及び巻上げ・巻
戻しの切換えを行うギヤ列、4は巻戻しフォ−ク、Cは
フィルムカ−トリッジ、Fはベ−ス側に磁気記憶部Tが
備わった前出のフィルム、P1,P2は1つの撮影画面
に対応して配置される前出のパ−フォレ−ション、Hは
フィルムF上の磁気記憶部Tに情報の書込み、或はここ
より情報の読出しを行う磁気ヘッドである。5はフィル
ムFを磁気ヘッドHに押付けるパッドで、中央部にフィ
ルムFと磁気ヘッドHのヘッドギャップの密着性を高め
る為の凹部を持つ。
−フォレ−ションP1,P2を検知して該フィルムFの
1駒割出しの為の信号や情報の書込み終了タイミングの
信号を発生するフォトリフレクタ、2はスプ−ル内に配
置されたフィルム給送モ−タ、3は減速及び巻上げ・巻
戻しの切換えを行うギヤ列、4は巻戻しフォ−ク、Cは
フィルムカ−トリッジ、Fはベ−ス側に磁気記憶部Tが
備わった前出のフィルム、P1,P2は1つの撮影画面
に対応して配置される前出のパ−フォレ−ション、Hは
フィルムF上の磁気記憶部Tに情報の書込み、或はここ
より情報の読出しを行う磁気ヘッドである。5はフィル
ムFを磁気ヘッドHに押付けるパッドで、中央部にフィ
ルムFと磁気ヘッドHのヘッドギャップの密着性を高め
る為の凹部を持つ。
【0011】図2は上記カメラの主要部分の回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【0012】該図において、7はカメラの電源電池、8
はカメラの各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等
の制御回路、9は写真撮影を開始させるためのレリ−ズ
スイッチ、10はフィルムFの巻上げ及び巻戻しを行う
ために前記フィルム給送モ−タ2を駆動するフィルム給
送回路、11は前記フォトリフレクタ1よりのパ−フォ
レ−ション信号を制御回路8の対応信号に変換するパル
ス検知回路、12はフィルムFの磁気記憶部Tへ各種情
報を記録するために前記磁気ヘッドHを駆動する磁気記
録回路、13は前記磁気ヘッドHによりフィルムFの磁
気記憶部Tから読出されるアナログ信号の増幅すると共
にこのアナログ信号をディジタル信号(二値化信号)に
変換して制御回路8の対応信号にする磁気再生回路、1
4は周知の測光、測距及びシャッタ制御を行うAE・A
F・SH回路、15はフィルムFの撮影駒数を表示する
と共に異常警告を行う液晶表示器、16はフィルム給送
モ−タ2に発生するノイズを検出するノイズ検出回路で
ある。
はカメラの各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等
の制御回路、9は写真撮影を開始させるためのレリ−ズ
スイッチ、10はフィルムFの巻上げ及び巻戻しを行う
ために前記フィルム給送モ−タ2を駆動するフィルム給
送回路、11は前記フォトリフレクタ1よりのパ−フォ
レ−ション信号を制御回路8の対応信号に変換するパル
ス検知回路、12はフィルムFの磁気記憶部Tへ各種情
報を記録するために前記磁気ヘッドHを駆動する磁気記
録回路、13は前記磁気ヘッドHによりフィルムFの磁
気記憶部Tから読出されるアナログ信号の増幅すると共
にこのアナログ信号をディジタル信号(二値化信号)に
変換して制御回路8の対応信号にする磁気再生回路、1
4は周知の測光、測距及びシャッタ制御を行うAE・A
F・SH回路、15はフィルムFの撮影駒数を表示する
と共に異常警告を行う液晶表示器、16はフィルム給送
モ−タ2に発生するノイズを検出するノイズ検出回路で
ある。
【0013】図3は上記ノイズ検出回路16の具体的な
構成例を示す図であり、61はフィルム給送モ−タ2へ
の電流の経路より発生する磁束の急峻な変化、即ち電流
の変化を検出するコイルであり、該コイル61に発生し
た電圧は増幅器62によって増幅される。
構成例を示す図であり、61はフィルム給送モ−タ2へ
の電流の経路より発生する磁束の急峻な変化、即ち電流
の変化を検出するコイルであり、該コイル61に発生し
た電圧は増幅器62によって増幅される。
【0014】つまり、この回路では、急峻な電流変化を
検出した時点において信号を出力し、後述する様に、こ
の際にノイズが発生してこれが磁気再生回路13に悪影
響を受ける事を防止するようにしている。
検出した時点において信号を出力し、後述する様に、こ
の際にノイズが発生してこれが磁気再生回路13に悪影
響を受ける事を防止するようにしている。
【0015】図4は上記構成のノイズ検出回路16から
信号を受ける、上記磁気再生回路13の構成を示す図で
あり、51はアナログスイッチで、磁気ヘッドHにて読
出された信号を増幅する増幅器AMPの出力をキャパシ
タ52に伝達したり、或は、切断したりする働きを持つ
もので、ノイズ検出回路16からの信号でON,OFF
される。
信号を受ける、上記磁気再生回路13の構成を示す図で
あり、51はアナログスイッチで、磁気ヘッドHにて読
出された信号を増幅する増幅器AMPの出力をキャパシ
タ52に伝達したり、或は、切断したりする働きを持つ
もので、ノイズ検出回路16からの信号でON,OFF
される。
【0016】以上の構成において、増幅器AMPの出力
に急峻な電流変化によるノイズが乗った場合、ノイズ検
出回路16から信号が出力されるのでアナログスイッチ
51はOFFされ、二値化回路53にこの時の出力が伝
達されるのが断たれる。よって、二値化回路53から誤
ったパルス信号が出力されて再生エラ−を生じるといっ
たことがなくなる。
に急峻な電流変化によるノイズが乗った場合、ノイズ検
出回路16から信号が出力されるのでアナログスイッチ
51はOFFされ、二値化回路53にこの時の出力が伝
達されるのが断たれる。よって、二値化回路53から誤
ったパルス信号が出力されて再生エラ−を生じるといっ
たことがなくなる。
【0017】図5は上記の様な回路構成を持つカメラの
動作を示すフロ−チャ−トであり、以下これにしたがっ
て説明する。 [ステップ1] 不図示のフィルム在否スイッチの状態
よりフィルムカ−トリッジCが装填されたか否かの判別
を行い、装填されたことを判別することによりステップ
2へ進む。 [ステップ2] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2を正転させ、フィルムFの巻上げを開始
する。 [ステップ3] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13を
駆動して、巻上げられているフィルムFの磁気記憶部T
に予め記憶されているフィルム情報や規定駒数等の情報
再生を開始する。 [ステップ4] 再生された信号よりフィルム情報や規
定駒数等を読出してカメラに設定する。 [ステップ5] パルス検知回路11を介してフォトリ
フレクタ1からのパ−フォレ−ション信号を検知し、撮
影駒数が第1駒目に達したか否かを判別し、達していな
ければステップ4へ戻り、達することによりステップ6
へ進む。 [ステップ6] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げを
止める。 [ステップ7] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13に
よる情報の読出しを停止する。 [ステップ8] レリ−ズスイッチ9がONされたか否
かを判別し、ONされたことを判別することによりステ
ップ9へ進む。 [ステップ9] AE・AF・SH回路14により被写
体輝度情報を得てシャッタ開閉の条件を決定する。 [ステップ10] ここではAE・AF・SH回路14
により被写体距離情報を得て鏡筒を駆動し、被写体にピ
ントを合せる。 [ステップ11] AE・AF・SH回路14を駆動
し、上記ステップ13において得られたシャッタ開閉条
件に基づいてシャッタの開閉制御、つまり露光制御を行
う。 [ステップ12] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を正転させ、撮影駒の巻上げを開始す
る。 [ステップ13] 磁気ヘッドH及び磁気記録回路13
を駆動し、フィルム給送中の撮影駒へ撮影年月日やシャ
ッタ秒時、絞り値等の書込みを行う。 [ステップ14] パルス検知回路11を介してフォト
リフレクタ1より1駒分のパ−フォレ−ション信号が入
力したか否かを判別し、入力したことを判別することに
よりステップ15へ進む。 [ステップ15] 液晶表示器15にて表示される駒数
表示をカウントアップする。 [ステップ16] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げ
を止める。 [ステップ17] ここでは不図示のフィルム最終駒を
検知する手段に取り込んだ規定駒数情報と現在の駒数を
比較し、フィルムが終了している(残り駒がない)場合
はステップ18へ進み、終了していない場合はステップ
8へ戻る。 [ステップ18] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を逆転し、フィルムFの巻戻しを行
う。 [ステップ19] 不図示のフィルム在否スイッチの状
態よりフィルムカ−トリッジCがカメラより抜き取られ
たか否かの判別を行い、抜き取られたことを判別するこ
とによりステップ1へ戻る。
動作を示すフロ−チャ−トであり、以下これにしたがっ
て説明する。 [ステップ1] 不図示のフィルム在否スイッチの状態
よりフィルムカ−トリッジCが装填されたか否かの判別
を行い、装填されたことを判別することによりステップ
2へ進む。 [ステップ2] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2を正転させ、フィルムFの巻上げを開始
する。 [ステップ3] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13を
駆動して、巻上げられているフィルムFの磁気記憶部T
に予め記憶されているフィルム情報や規定駒数等の情報
再生を開始する。 [ステップ4] 再生された信号よりフィルム情報や規
定駒数等を読出してカメラに設定する。 [ステップ5] パルス検知回路11を介してフォトリ
フレクタ1からのパ−フォレ−ション信号を検知し、撮
影駒数が第1駒目に達したか否かを判別し、達していな
ければステップ4へ戻り、達することによりステップ6
へ進む。 [ステップ6] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げを
止める。 [ステップ7] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13に
よる情報の読出しを停止する。 [ステップ8] レリ−ズスイッチ9がONされたか否
かを判別し、ONされたことを判別することによりステ
ップ9へ進む。 [ステップ9] AE・AF・SH回路14により被写
体輝度情報を得てシャッタ開閉の条件を決定する。 [ステップ10] ここではAE・AF・SH回路14
により被写体距離情報を得て鏡筒を駆動し、被写体にピ
ントを合せる。 [ステップ11] AE・AF・SH回路14を駆動
し、上記ステップ13において得られたシャッタ開閉条
件に基づいてシャッタの開閉制御、つまり露光制御を行
う。 [ステップ12] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を正転させ、撮影駒の巻上げを開始す
る。 [ステップ13] 磁気ヘッドH及び磁気記録回路13
を駆動し、フィルム給送中の撮影駒へ撮影年月日やシャ
ッタ秒時、絞り値等の書込みを行う。 [ステップ14] パルス検知回路11を介してフォト
リフレクタ1より1駒分のパ−フォレ−ション信号が入
力したか否かを判別し、入力したことを判別することに
よりステップ15へ進む。 [ステップ15] 液晶表示器15にて表示される駒数
表示をカウントアップする。 [ステップ16] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げ
を止める。 [ステップ17] ここでは不図示のフィルム最終駒を
検知する手段に取り込んだ規定駒数情報と現在の駒数を
比較し、フィルムが終了している(残り駒がない)場合
はステップ18へ進み、終了していない場合はステップ
8へ戻る。 [ステップ18] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を逆転し、フィルムFの巻戻しを行
う。 [ステップ19] 不図示のフィルム在否スイッチの状
態よりフィルムカ−トリッジCがカメラより抜き取られ
たか否かの判別を行い、抜き取られたことを判別するこ
とによりステップ1へ戻る。
【0018】図6は本発明の第2の実施例におけるノイ
ズ検出回路16を示す図である。
ズ検出回路16を示す図である。
【0019】この実施例では、フィルム給送モ−タ2へ
の電流を抵抗73によって電圧として検出し、それを微
分回路72及び二値化回路71を介してノイズ発生タイ
ミングに応じた信号を出力し、第1の実施例に示したア
ナログスイッチ51のON,OFF制御をしようとする
ものである。
の電流を抵抗73によって電圧として検出し、それを微
分回路72及び二値化回路71を介してノイズ発生タイ
ミングに応じた信号を出力し、第1の実施例に示したア
ナログスイッチ51のON,OFF制御をしようとする
ものである。
【0020】図7は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。
ある。
【0021】上述した図4では磁気ヘッドHからのアナ
ログ信号に対してノイズ除去対策を行っていたが、この
実施例では、コンパレ−タ82,83によって二値化さ
れた正側のパルス、負側のパルスに対するディジタル信
号にアンドゲ−ト84,85によってノイズ検出回路1
6の出力で(インバ−タ87を介して)マスクをかけて
いる、つまりノイズ除去を行っている。
ログ信号に対してノイズ除去対策を行っていたが、この
実施例では、コンパレ−タ82,83によって二値化さ
れた正側のパルス、負側のパルスに対するディジタル信
号にアンドゲ−ト84,85によってノイズ検出回路1
6の出力で(インバ−タ87を介して)マスクをかけて
いる、つまりノイズ除去を行っている。
【0022】ここで、フィルムFの磁気記憶部Tへの記
録がディジタル記録であり、磁気ヘッドHによって再生
される信号は微分波形であって、立上りエッジ、立下り
エッジで各々正側,負側、或は、負側,正側のインパル
スが再生される為、図7のような構成となり、フリップ
フロップ86によってセット、リセットされて再生信号
が成形されることになる。
録がディジタル記録であり、磁気ヘッドHによって再生
される信号は微分波形であって、立上りエッジ、立下り
エッジで各々正側,負側、或は、負側,正側のインパル
スが再生される為、図7のような構成となり、フリップ
フロップ86によってセット、リセットされて再生信号
が成形されることになる。
【0023】図8は本発明の第4の実施例を示すもので
あり、上記図7の一部を変更した構成となっている。
あり、上記図7の一部を変更した構成となっている。
【0024】この実施例では、確実にノイズによる再生
信号内のエラ−をマスクする為に、ノイズ検出回路16
の信号に対して再生信号に遅れをディレイ(遅延)回路
91,92によって持たせて、さらに検出したノイズに
ディレイ回路93で送られた時間の幅をフリップフロッ
プ94によって強制的に持たせて、確実に再生信号の中
に発生するノイズをキャンセルするものである。
信号内のエラ−をマスクする為に、ノイズ検出回路16
の信号に対して再生信号に遅れをディレイ(遅延)回路
91,92によって持たせて、さらに検出したノイズに
ディレイ回路93で送られた時間の幅をフリップフロッ
プ94によって強制的に持たせて、確実に再生信号の中
に発生するノイズをキャンセルするものである。
【0025】以上の各実施例によれば、フィルム給送モ
−タ2の急峻な電流変化を検出するノイズ検出回路16
を備え、磁気再生回路13の再生信号に、上記急峻な電
流変化の間マスクをかけるようにしている為、従来の磁
気ノイズに対して考慮されていないカメラ構成において
も、設計変更することなく、上記フィルム給送モ−タ2
のブラシノイズや電流の切換え等によるインパルス状の
ノイズが生じたとしても良好な磁気再生を行うことが可
能となる。
−タ2の急峻な電流変化を検出するノイズ検出回路16
を備え、磁気再生回路13の再生信号に、上記急峻な電
流変化の間マスクをかけるようにしている為、従来の磁
気ノイズに対して考慮されていないカメラ構成において
も、設計変更することなく、上記フィルム給送モ−タ2
のブラシノイズや電流の切換え等によるインパルス状の
ノイズが生じたとしても良好な磁気再生を行うことが可
能となる。
【0026】また、図8に示す様に、磁気再生回路6内
のマスク制御にディレイ回路を備えることにより、さら
に確実にノイズのキャンセルが可能となる。
のマスク制御にディレイ回路を備えることにより、さら
に確実にノイズのキャンセルが可能となる。
【0027】(変形例)以上の各実施例では、フィルム
給送モ−タ2に発生するノイズ対策について説明してき
たが、これに限定されるものではなく、ストロボ装置の
昇圧回路におけるブロッキング発振時の急峻な電流変化
(ブロッキング発振の高周波成分による磁界や電流ル−
プの変化による)に対しても、同様に実施可能である。
給送モ−タ2に発生するノイズ対策について説明してき
たが、これに限定されるものではなく、ストロボ装置の
昇圧回路におけるブロッキング発振時の急峻な電流変化
(ブロッキング発振の高周波成分による磁界や電流ル−
プの変化による)に対しても、同様に実施可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラの大電流消費回路系における急峻な電流変化を検
出する検出手段と、該検出手段により急峻な電流変化が
検出されている間は、磁気再生手段内において、磁気ヘ
ッドの信号出力を受け付けなくする信号入力制限手段と
を設け、例えばフィルム給送モ−タやストロボ装置の昇
圧回路等の大電流消費回路系における急峻な電流変化が
生じた場合、これが磁気ヘッドの信号出力にノイズとし
て乗ってしまう為、この急峻な電流変化が生じている間
は、磁気ヘッドの信号出力を受け付けなくするようにし
ている。したがって、大電流消費回路系において急峻な
電流変化が生じたとしても、良好な磁気再生を行うこと
が可能となる。
カメラの大電流消費回路系における急峻な電流変化を検
出する検出手段と、該検出手段により急峻な電流変化が
検出されている間は、磁気再生手段内において、磁気ヘ
ッドの信号出力を受け付けなくする信号入力制限手段と
を設け、例えばフィルム給送モ−タやストロボ装置の昇
圧回路等の大電流消費回路系における急峻な電流変化が
生じた場合、これが磁気ヘッドの信号出力にノイズとし
て乗ってしまう為、この急峻な電流変化が生じている間
は、磁気ヘッドの信号出力を受け付けなくするようにし
ている。したがって、大電流消費回路系において急峻な
電流変化が生じたとしても、良好な磁気再生を行うこと
が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの主要部
分の内部構成を示す斜視図である。
分の内部構成を示す斜視図である。
【図2】図1のカメラの主要部分の電気ブロック図であ
る。
る。
【図3】図1のノイズ検出回路の構成例を示す回路図で
ある。
ある。
【図4】図1の磁気再生回路の構成例を示す回路図であ
る。
る。
【図5】図2の制御回路の動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
ある。
【図6】本発明の第2の実施例におけるカメラに設けら
れるフィルム給送回路及びノイズ検出回路の構成を示す
回路図である。
れるフィルム給送回路及びノイズ検出回路の構成を示す
回路図である。
【図7】本発明の第3の実施例におけるカメラの磁気再
生回路の構成例を示す回路図である。
生回路の構成例を示す回路図である。
【図8】本発明の第4の実施例におけるカメラの磁気再
生回路の構成例を示す回路図である。
生回路の構成例を示す回路図である。
2 フィルム給送モ−タ 8 制御回路 10 フィルム給送回路 12 磁気記録回路 13 磁気再生回路 16 ノイズ検出回路 51 アナログスイッチ F 磁気記憶部付のフィルム H 磁気ヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】 フィルムに備わった磁気記憶部より情報
の再生を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドからの信号を
増幅すると共に二値化信号に変換する磁気再生手段とを
備えた磁気記憶部付フィルムを用いるカメラにおいて、
カメラの大電流消費回路系における急峻な電流変化を検
出する検出手段と、該検出手段により急峻な電流変化が
検出されている間は、前記磁気再生手段内において、前
記磁気ヘッドの信号出力を受け付けなくする信号入力制
限手段とを設けたことを特徴とする磁気記憶部付フィル
ムを用いるカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21039291A JPH05150333A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21039291A JPH05150333A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05150333A true JPH05150333A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=16588575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21039291A Pending JPH05150333A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記憶部付フイルムを用いるカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05150333A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0465672A1 (en) * | 1990-01-30 | 1992-01-15 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Photocurable resin composition and process for producing photocurable resin |
JP2011077603A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Kyocera Mita Corp | 情報処理装置および画像形成装置 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP21039291A patent/JPH05150333A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0465672A1 (en) * | 1990-01-30 | 1992-01-15 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Photocurable resin composition and process for producing photocurable resin |
JP2011077603A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Kyocera Mita Corp | 情報処理装置および画像形成装置 |
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