JPH0580404A - カメラの磁気再生装置 - Google Patents
カメラの磁気再生装置Info
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- JPH0580404A JPH0580404A JP21038991A JP21038991A JPH0580404A JP H0580404 A JPH0580404 A JP H0580404A JP 21038991 A JP21038991 A JP 21038991A JP 21038991 A JP21038991 A JP 21038991A JP H0580404 A JPH0580404 A JP H0580404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- magnetic
- feeding speed
- film feeding
- magnetic head
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルム給送速度の変動が生じても、常に良
好な磁気再生を行うことが可能となる。 【構成】 磁気ヘッドＨの再生コイルの巻数を切換える
為の巻数切換手段１６と、カメラに備わった給送速度検
出手段により検出されるフィルム給送速度に応じて、前
記巻数切換手段の切換え制御を行う制御手段８とを設
け、フィルム給送速度が速い場合は、再生コイルの巻数
が少なくなる側に切換え、磁気ヘッド単体の持つ共振周
波数を高くし、フィルム給送速度が遅い場合は、再生コ
イルの巻数が多くなる側に切換え、読出される磁気信号
の振幅が十分な大きさとなるようにしている。
好な磁気再生を行うことが可能となる。 【構成】 磁気ヘッドＨの再生コイルの巻数を切換える
為の巻数切換手段１６と、カメラに備わった給送速度検
出手段により検出されるフィルム給送速度に応じて、前
記巻数切換手段の切換え制御を行う制御手段８とを設
け、フィルム給送速度が速い場合は、再生コイルの巻数
が少なくなる側に切換え、磁気ヘッド単体の持つ共振周
波数を高くし、フィルム給送速度が遅い場合は、再生コ
イルの巻数が多くなる側に切換え、読出される磁気信号
の振幅が十分な大きさとなるようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムに備わった磁
気記憶部より情報の再生を行う磁気ヘッドを備えたカメ
ラの磁気再生装置の改良に関するものである。
気記憶部より情報の再生を行う磁気ヘッドを備えたカメ
ラの磁気再生装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、磁気記憶部を有するフィルムを使
用し、この磁気記憶部に年月日の日付やシャッタ秒時，
絞り値等の情報を磁気ヘッドにより書込んだり、必要に
応じてこれを読出したり、又予め記録されているフィル
ム感度やフィルム規定駒数等の情報を読出したりするこ
とを可能としたカメラが米国特許第４８６４３３２号等
にて提案されている。
用し、この磁気記憶部に年月日の日付やシャッタ秒時，
絞り値等の情報を磁気ヘッドにより書込んだり、必要に
応じてこれを読出したり、又予め記録されているフィル
ム感度やフィルム規定駒数等の情報を読出したりするこ
とを可能としたカメラが米国特許第４８６４３３２号等
にて提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気記
憶部が備わったフィルムの給送速度は、電源電池、フィ
ルムの枚数による負荷変動、温度等によって数倍の変化
が予想される。また、フィルムの磁気記憶部にはエンコ
−ダ等を使って概略一定の密度で磁気ヘッドより情報が
書込まれているので、再生時の磁気情報の周波数はフィ
ルム給送速度に応じて同様に変化し、出力振幅も同様に
変化することになる。
憶部が備わったフィルムの給送速度は、電源電池、フィ
ルムの枚数による負荷変動、温度等によって数倍の変化
が予想される。また、フィルムの磁気記憶部にはエンコ
−ダ等を使って概略一定の密度で磁気ヘッドより情報が
書込まれているので、再生時の磁気情報の周波数はフィ
ルム給送速度に応じて同様に変化し、出力振幅も同様に
変化することになる。
【０００４】即ち、電源電池が低く、フィルム給送速度
が遅いと、再生信号の振幅が小さくなって再生エラ−を
生じてしまうので、磁気ヘッドのコイル巻数を多くしな
ければならない。ところが、磁気ヘッドのコイル巻数を
多くすると、リアクタンスとキャパシタンスが増え、磁
気ヘッド自身の共振周波数が低い値になる為に、今度は
電池電圧が高く、フィルム給送速度が速くなることから
再生周波数が高くなると、前記共振周波数と近付いてし
まい、位相の変化が発生し、再生信号の波形が崩れてし
まって正確な情報の再生が出来なくなるという矛盾が生
じる。
が遅いと、再生信号の振幅が小さくなって再生エラ−を
生じてしまうので、磁気ヘッドのコイル巻数を多くしな
ければならない。ところが、磁気ヘッドのコイル巻数を
多くすると、リアクタンスとキャパシタンスが増え、磁
気ヘッド自身の共振周波数が低い値になる為に、今度は
電池電圧が高く、フィルム給送速度が速くなることから
再生周波数が高くなると、前記共振周波数と近付いてし
まい、位相の変化が発生し、再生信号の波形が崩れてし
まって正確な情報の再生が出来なくなるという矛盾が生
じる。
【０００５】共振周波数が低くなるのは、撮影フィルム
上に磁気層を設ける為に磁気の濃度を低くしなければな
らず（透明度を損なわない様にする為）、信号を得る為
に磁気ヘッドのコイル巻数を多くしなければならないか
らである。
上に磁気層を設ける為に磁気の濃度を低くしなければな
らず（透明度を損なわない様にする為）、信号を得る為
に磁気ヘッドのコイル巻数を多くしなければならないか
らである。
【０００６】本発明の目的は上記の点に鑑み、フィルム
給送速度の変動が生じても、常に良好な磁気再生を行う
ことのできるカメラの磁気再生装置を提供することであ
る。
給送速度の変動が生じても、常に良好な磁気再生を行う
ことのできるカメラの磁気再生装置を提供することであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ヘッドの
再生コイルの巻数を切換える為の巻数切換手段と、カメ
ラに備わった給送速度検出手段により検出されるフィル
ム給送速度に応じて、前記巻数切換手段の切換え制御を
行う制御手段とを設けている。
再生コイルの巻数を切換える為の巻数切換手段と、カメ
ラに備わった給送速度検出手段により検出されるフィル
ム給送速度に応じて、前記巻数切換手段の切換え制御を
行う制御手段とを設けている。
【０００８】
【作用】フィルム給送速度が速い場合は、再生コイルの
巻数が少なくなる側に切換え、磁気ヘッド単体の持つ共
振周波数を高くし、フィルム給送速度が遅い場合は、再
生コイルの巻数が多くなる側に切換え、読出される磁気
信号の振幅が十分な大きさとなるようにしている。
巻数が少なくなる側に切換え、磁気ヘッド単体の持つ共
振周波数を高くし、フィルム給送速度が遅い場合は、再
生コイルの巻数が多くなる側に切換え、読出される磁気
信号の振幅が十分な大きさとなるようにしている。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例装置が組込まれ
るカメラの主要部分の内部構成を示す斜視図である。
るカメラの主要部分の内部構成を示す斜視図である。
【００１０】該図において、１は後述のフィルムＦのパ
−フォレ−ションＰ１，Ｐ２を検知して該フィルムＦの
１駒割出しの為の信号や情報の書込み終了タイミングの
信号を発生するフォトリフレクタ、２はスプ−ル内に配
置されたフィルム給送モ−タ、３は減速及び巻上げ・巻
戻しの切換えを行うギヤ列、４は巻戻しフォ−ク、Ｃは
フィルムカ−トリッジ、Ｆはベ−ス側に磁気記憶部Ｔが
備わった前出のフィルム、Ｐ１，Ｐ２は１つの撮影画面
に対応して配置される前出のパ−フォレ−ション、Ｈは
フィルムＦ上の磁気記憶部Ｔに情報の書込み、或はここ
より情報の読出しを行う磁気ヘッドである。５はフィル
ムＦを磁気ヘッドＨに押付けるパッドで、中央部にフィ
ルムＦと磁気ヘッドＨのヘッドギャップの密着性を高め
る為の凹部を持つ。
−フォレ−ションＰ１，Ｐ２を検知して該フィルムＦの
１駒割出しの為の信号や情報の書込み終了タイミングの
信号を発生するフォトリフレクタ、２はスプ−ル内に配
置されたフィルム給送モ−タ、３は減速及び巻上げ・巻
戻しの切換えを行うギヤ列、４は巻戻しフォ−ク、Ｃは
フィルムカ−トリッジ、Ｆはベ−ス側に磁気記憶部Ｔが
備わった前出のフィルム、Ｐ１，Ｐ２は１つの撮影画面
に対応して配置される前出のパ−フォレ−ション、Ｈは
フィルムＦ上の磁気記憶部Ｔに情報の書込み、或はここ
より情報の読出しを行う磁気ヘッドである。５はフィル
ムＦを磁気ヘッドＨに押付けるパッドで、中央部にフィ
ルムＦと磁気ヘッドＨのヘッドギャップの密着性を高め
る為の凹部を持つ。
【００１１】図２は上記カメラの主要部分の回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【００１２】該図において、７はカメラの電源電池、８
はカメラの各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等
の制御回路、９は写真撮影を開始させるためのレリ−ズ
スイッチ、１０はフィルムＦの巻上げ及び巻戻しを行う
ために前記フィルム給送モ−タ２を駆動するフィルム給
送回路、１１は前記フォトリフレクタ１よりのパ−フォ
レ−ション信号を制御回路８の対応信号に変換するパル
ス検知回路、１２はフィルムＦの磁気記憶部Ｔへ各種情
報を記録するために前記磁気ヘッドＨを駆動する磁気記
録回路、１３は前記磁気ヘッドＨによりフィルムＦの磁
気記憶部Ｔから読出されるアナログ信号の増幅をすると
共にこのアナログ信号をディジタル信号に変換して制御
回路８の対応信号にする磁気再生回路、１４は周知の測
光、測距及びシャッタ制御を行うＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回
路、１５はフィルムＦの撮影駒数を表示すると共に異常
警告を行う液晶表示器、１６は磁気ヘッドのコイル巻数
を切換えるコイル巻数切換器であり、制御回路８により
制御される。
はカメラの各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等
の制御回路、９は写真撮影を開始させるためのレリ−ズ
スイッチ、１０はフィルムＦの巻上げ及び巻戻しを行う
ために前記フィルム給送モ−タ２を駆動するフィルム給
送回路、１１は前記フォトリフレクタ１よりのパ−フォ
レ−ション信号を制御回路８の対応信号に変換するパル
ス検知回路、１２はフィルムＦの磁気記憶部Ｔへ各種情
報を記録するために前記磁気ヘッドＨを駆動する磁気記
録回路、１３は前記磁気ヘッドＨによりフィルムＦの磁
気記憶部Ｔから読出されるアナログ信号の増幅をすると
共にこのアナログ信号をディジタル信号に変換して制御
回路８の対応信号にする磁気再生回路、１４は周知の測
光、測距及びシャッタ制御を行うＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回
路、１５はフィルムＦの撮影駒数を表示すると共に異常
警告を行う液晶表示器、１６は磁気ヘッドのコイル巻数
を切換えるコイル巻数切換器であり、制御回路８により
制御される。
【００１３】図３は上記磁気ヘッドＨ、コイル巻数切換
器１６及び磁気再生回路１３の一部を示す図であり、こ
れらに対応する従来の構成を図４に示している。
器１６及び磁気再生回路１３の一部を示す図であり、こ
れらに対応する従来の構成を図４に示している。
【００１４】先ず、図４により従来の構成を説明する。
【００１５】図４において、ＡＭＰは磁気再生回路内に
配置される差動増幅器、ＣＯＲＥは磁気ヘッド内のコア
部であり、ギャップＧを形成している。Ｌ１，Ｌ２はそ
れぞれコイルであり、ギャップＧの磁束の変化を検出す
るものである。Ｌ１とＬ２の２つのコイルが備わってい
るのは、図中左右方向の外部磁界が発生した時に、コイ
ルＬ１とＬ２でキャンセルするようにしている為であ
る。
配置される差動増幅器、ＣＯＲＥは磁気ヘッド内のコア
部であり、ギャップＧを形成している。Ｌ１，Ｌ２はそ
れぞれコイルであり、ギャップＧの磁束の変化を検出す
るものである。Ｌ１とＬ２の２つのコイルが備わってい
るのは、図中左右方向の外部磁界が発生した時に、コイ
ルＬ１とＬ２でキャンセルするようにしている為であ
る。
【００１６】上記の様な従来構成に対し、本実施例にお
いては、図３に示す様に、コイルＬ１’，Ｌ２’それぞ
れに中間タップが設けられ、制御回路８からの切換信号
Ｘによってコイル巻数切換器１６を構成するスイッチＳ
１，Ｓ２を制御し、磁気ヘッドＨ内のコイル巻数を切換
えるようにしている。即ち、コイル巻数を多くしたい場
合は、スイッチＳ１，Ｓ２を図３に示すような状態に
し、コイル巻数を少なくしたい場合は、図３とは反対側
の状態にスイッチＳ１，Ｓ２を切換える。
いては、図３に示す様に、コイルＬ１’，Ｌ２’それぞ
れに中間タップが設けられ、制御回路８からの切換信号
Ｘによってコイル巻数切換器１６を構成するスイッチＳ
１，Ｓ２を制御し、磁気ヘッドＨ内のコイル巻数を切換
えるようにしている。即ち、コイル巻数を多くしたい場
合は、スイッチＳ１，Ｓ２を図３に示すような状態に
し、コイル巻数を少なくしたい場合は、図３とは反対側
の状態にスイッチＳ１，Ｓ２を切換える。
【００１７】図５は前記制御回路８の動作を示すフロ−
チャ−トであり、以下これにしたがって説明する。 ［ステップ１］ 不図示のフィルム在否スイッチの状態
よりフィルムカ−トリッジＣが装填されたか否かの判別
を行い、装填されたことを判別することによりステップ
２へ進む。 ［ステップ２］ フィルム給送回路１０を介してフィル
ム給送モ−タ２を正転させ、フィルムＦの巻上げを開始
する。 ［ステップ３］ フィルムＦの給送速度を例えば図６に
示す方法により検出する。
チャ−トであり、以下これにしたがって説明する。 ［ステップ１］ 不図示のフィルム在否スイッチの状態
よりフィルムカ−トリッジＣが装填されたか否かの判別
を行い、装填されたことを判別することによりステップ
２へ進む。 ［ステップ２］ フィルム給送回路１０を介してフィル
ム給送モ−タ２を正転させ、フィルムＦの巻上げを開始
する。 ［ステップ３］ フィルムＦの給送速度を例えば図６に
示す方法により検出する。
【００１８】即ち、図６のステップ８０１において、フ
ィルム給送モ−タ２に供給する電源７の電圧を取り込
み、次のステップ８０１においては、周辺温度の情報を
取り込み、そして次のステップ８０３において、上記電
圧及び温度の各情報より概略のフィルム給送速度に変換
する。例えば、電源電圧が高く、周辺温度が高ければフ
ィルム給送速度は速く、逆に電源電圧が低く、周辺温度
が低ければフィルム給送速度は遅くなる。
ィルム給送モ−タ２に供給する電源７の電圧を取り込
み、次のステップ８０１においては、周辺温度の情報を
取り込み、そして次のステップ８０３において、上記電
圧及び温度の各情報より概略のフィルム給送速度に変換
する。例えば、電源電圧が高く、周辺温度が高ければフ
ィルム給送速度は速く、逆に電源電圧が低く、周辺温度
が低ければフィルム給送速度は遅くなる。
【００１９】図７は他のフィルム給送速度の求め方につ
いて説明するための図で、９１はロ−ラであり、フィル
ムＦに圧接しており、フィルムＦの移動によって回転軸
９２を中心に回転し、これに連動して回転する不図示の
パルス板とこれに接触する不図示の接片とによりパルス
列が出力され、制御回路８がこのパルス列よりフィルム
給送速度を検出するものである。 ［ステップ４］ ステップ３で得られたフィルム給送速
度が所定の値より速いか否かを判別し、速ければステッ
プ５へ進み、速くなければステップ６へ進む。 ［ステップ５］ 磁気ヘッドＨの再生コイルを巻数の少
ない方にコイル巻数切換器１６を介して切換える。即
ち、図３とは反対側の状態にスイッチＳ１，Ｓ２を切換
える。これによって磁気ヘッドＨを切換える。これによ
って共振周波数が高い周波数に移動できる為、高い周波
数の磁気信号の再生でも位相による波形の歪が無くなる
と共に、コイル巻数が減っても周波数が高いので信号振
幅も十分に取れる。 ［ステップ６］ 磁気ヘッドＨの再生コイルを巻数の多
い方にコイル巻数切換器１６を介して切換える。即ち、
図３の状態にスイッチＳ１，Ｓ２を切換える。これによ
って周波数の低い磁気信号でも十分な振幅が取れる。ま
た、磁気ヘッド自身の共振周波数も下がるが、十分な領
域で動作可能となる。 ［ステップ７］ 磁気ヘッドＨ及び磁気再生回路１３を
駆動して、巻上げられているフィルムＦの磁気記憶部Ｔ
に予め記憶されているフィルム情報や規定駒数等の情報
再生を開始する。 ［ステップ８］ 再生された信号よりフィルム情報や規
定駒数等を読出してカメラに設定する。 ［ステップ９］ パルス検知回路１１を介してフォトリ
フレクタ１からのパ−フォレ−ション信号を検知し、撮
影駒数が第１駒目に達したか否かを判別し、達していな
ければステップ８へ戻り、達することによりステップ１
０へ進む。 ［ステップ１０］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２の駆動を停止し、フィルムＦの巻上げ
を止める。 ［ステップ１１］ 磁気ヘッドＨ及び磁気再生回路１３
による情報の読出しを停止する。 ［ステップ１２］ レリ−ズスイッチ９がＯＮされたか
否かを判別し、ＯＮされたことを判別することによりス
テップ１３へ進む。 ［ステップ１３］ ＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回路１４により被
写体輝度情報を得てシャッタ開閉の条件を決定する。 ［ステップ１４］ ここではＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回路１４
により被写体距離情報を得て鏡筒を駆動し、被写体にピ
ントを合せる。 ［ステップ１５］ ＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回路１４を駆動
し、上記ステップ１３において得られたシャッタ開閉条
件に基づいてシャッタの開閉制御、つまり露光制御を行
う。 ［ステップ１６］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２を正転させ、撮影駒の巻上げを開始す
る。 ［ステップ１７］ 磁気ヘッドＨ及び磁気記録回路１３
を駆動し、フィルム給送中の撮影駒へ撮影年月日やシャ
ッタ秒時、絞り値等の書込みを行う。 ［ステップ１８］ パルス検知回路１１を介してフォト
リフレクタ１より１駒分のパ−フォレ−ション信号が入
力したか否かを判別し、入力したことを判別することに
よりステップ１９へ進む。 ［ステップ１９］ 液晶表示器１５にて表示される駒数
表示をカウントアップする。 ［ステップ２０］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２の駆動を停止し、フィルムＦの巻上げ
を止める。 ［ステップ２１］ ここでは不図示のフィルム最終駒を
検知する手段に取り込んだ規定駒数情報と現在の駒数を
比較し、フィルムが終了している（残り駒がない）場合
はステップ２２へ進み、終了していない場合はステップ
１２へ戻る。 ［ステップ２２］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２を逆転し、フィルムＦの巻戻しを行
う。 ［ステップ２３］ 不図示のフィルム在否スイッチの状
態よりフィルムカ−トリッジＣがカメラより抜き取られ
たか否かの判別を行い、抜き取られたことを判別するこ
とによりステップ１へ戻る。
いて説明するための図で、９１はロ−ラであり、フィル
ムＦに圧接しており、フィルムＦの移動によって回転軸
９２を中心に回転し、これに連動して回転する不図示の
パルス板とこれに接触する不図示の接片とによりパルス
列が出力され、制御回路８がこのパルス列よりフィルム
給送速度を検出するものである。 ［ステップ４］ ステップ３で得られたフィルム給送速
度が所定の値より速いか否かを判別し、速ければステッ
プ５へ進み、速くなければステップ６へ進む。 ［ステップ５］ 磁気ヘッドＨの再生コイルを巻数の少
ない方にコイル巻数切換器１６を介して切換える。即
ち、図３とは反対側の状態にスイッチＳ１，Ｓ２を切換
える。これによって磁気ヘッドＨを切換える。これによ
って共振周波数が高い周波数に移動できる為、高い周波
数の磁気信号の再生でも位相による波形の歪が無くなる
と共に、コイル巻数が減っても周波数が高いので信号振
幅も十分に取れる。 ［ステップ６］ 磁気ヘッドＨの再生コイルを巻数の多
い方にコイル巻数切換器１６を介して切換える。即ち、
図３の状態にスイッチＳ１，Ｓ２を切換える。これによ
って周波数の低い磁気信号でも十分な振幅が取れる。ま
た、磁気ヘッド自身の共振周波数も下がるが、十分な領
域で動作可能となる。 ［ステップ７］ 磁気ヘッドＨ及び磁気再生回路１３を
駆動して、巻上げられているフィルムＦの磁気記憶部Ｔ
に予め記憶されているフィルム情報や規定駒数等の情報
再生を開始する。 ［ステップ８］ 再生された信号よりフィルム情報や規
定駒数等を読出してカメラに設定する。 ［ステップ９］ パルス検知回路１１を介してフォトリ
フレクタ１からのパ−フォレ−ション信号を検知し、撮
影駒数が第１駒目に達したか否かを判別し、達していな
ければステップ８へ戻り、達することによりステップ１
０へ進む。 ［ステップ１０］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２の駆動を停止し、フィルムＦの巻上げ
を止める。 ［ステップ１１］ 磁気ヘッドＨ及び磁気再生回路１３
による情報の読出しを停止する。 ［ステップ１２］ レリ−ズスイッチ９がＯＮされたか
否かを判別し、ＯＮされたことを判別することによりス
テップ１３へ進む。 ［ステップ１３］ ＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回路１４により被
写体輝度情報を得てシャッタ開閉の条件を決定する。 ［ステップ１４］ ここではＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回路１４
により被写体距離情報を得て鏡筒を駆動し、被写体にピ
ントを合せる。 ［ステップ１５］ ＡＥ・ＡＦ・ＳＨ回路１４を駆動
し、上記ステップ１３において得られたシャッタ開閉条
件に基づいてシャッタの開閉制御、つまり露光制御を行
う。 ［ステップ１６］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２を正転させ、撮影駒の巻上げを開始す
る。 ［ステップ１７］ 磁気ヘッドＨ及び磁気記録回路１３
を駆動し、フィルム給送中の撮影駒へ撮影年月日やシャ
ッタ秒時、絞り値等の書込みを行う。 ［ステップ１８］ パルス検知回路１１を介してフォト
リフレクタ１より１駒分のパ−フォレ−ション信号が入
力したか否かを判別し、入力したことを判別することに
よりステップ１９へ進む。 ［ステップ１９］ 液晶表示器１５にて表示される駒数
表示をカウントアップする。 ［ステップ２０］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２の駆動を停止し、フィルムＦの巻上げ
を止める。 ［ステップ２１］ ここでは不図示のフィルム最終駒を
検知する手段に取り込んだ規定駒数情報と現在の駒数を
比較し、フィルムが終了している（残り駒がない）場合
はステップ２２へ進み、終了していない場合はステップ
１２へ戻る。 ［ステップ２２］ フィルム給送回路１０を介してフィ
ルム給送モ−タ２を逆転し、フィルムＦの巻戻しを行
う。 ［ステップ２３］ 不図示のフィルム在否スイッチの状
態よりフィルムカ−トリッジＣがカメラより抜き取られ
たか否かの判別を行い、抜き取られたことを判別するこ
とによりステップ１へ戻る。
【００２０】図８は本発明の第２の実施例における要部
構成を示すもので、上記第１の実施例の図３のコイル巻
数切換器１６の他の構成例について示すものである。
構成を示すもので、上記第１の実施例の図３のコイル巻
数切換器１６の他の構成例について示すものである。
【００２１】この実施例におけるコイル巻数切換器１６
はスイッチＳ３により構成され、このスイッチＳ３を制
御回路８よりの切換信号Ｘにて切換え制御することによ
り、コイルＬ１’，Ｌ２’の中間タップがショ−トする
かオ−プンとなるかの状態とり、よって、コイル巻数が
少なくなったり、多くなったりし、第１の実施例と同様
の効果を得ることが可能となる。
はスイッチＳ３により構成され、このスイッチＳ３を制
御回路８よりの切換信号Ｘにて切換え制御することによ
り、コイルＬ１’，Ｌ２’の中間タップがショ−トする
かオ−プンとなるかの状態とり、よって、コイル巻数が
少なくなったり、多くなったりし、第１の実施例と同様
の効果を得ることが可能となる。
【００２２】以上の各実施例によれば、フィルム給送速
度を検出し、これに応じて磁気ヘッド内のコイル巻数を
切換える様にしているため、電源電圧、温度等によって
フィルム給送速度が大きく変動したとしても、良好な磁
気再生を行うことが可能となる。
度を検出し、これに応じて磁気ヘッド内のコイル巻数を
切換える様にしているため、電源電圧、温度等によって
フィルム給送速度が大きく変動したとしても、良好な磁
気再生を行うことが可能となる。
【００２３】（変形例）本実施例では、磁気ヘッドＨ内
のコイル巻数を２段階に分けた例を示しているが、これ
に限定されるものではなく、３段階以上分け、同様の方
法によって適宜切換える様にするようにしても良い。
のコイル巻数を２段階に分けた例を示しているが、これ
に限定されるものではなく、３段階以上分け、同様の方
法によって適宜切換える様にするようにしても良い。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気ヘッドの再生コイルの巻数を切換える為の巻数切換
手段と、カメラに備わった給送速度検出手段により検出
されるフィルム給送速度に応じて、前記巻数切換手段の
切換え制御を行う制御手段とを設け、フィルム給送速度
が速い場合は、再生コイルの巻数が少なくなる側に切換
え、磁気ヘッド単体の持つ共振周波数を高くし、フィル
ム給送速度が遅い場合は、再生コイルの巻数が多くなる
側に切換え、読出される磁気信号の振幅が十分な大きさ
となるようにしている。よって、フィルム給送速度の変
動が生じても、常に良好な磁気再生を行うことが可能と
なる。
磁気ヘッドの再生コイルの巻数を切換える為の巻数切換
手段と、カメラに備わった給送速度検出手段により検出
されるフィルム給送速度に応じて、前記巻数切換手段の
切換え制御を行う制御手段とを設け、フィルム給送速度
が速い場合は、再生コイルの巻数が少なくなる側に切換
え、磁気ヘッド単体の持つ共振周波数を高くし、フィル
ム給送速度が遅い場合は、再生コイルの巻数が多くなる
側に切換え、読出される磁気信号の振幅が十分な大きさ
となるようにしている。よって、フィルム給送速度の変
動が生じても、常に良好な磁気再生を行うことが可能と
なる。
【図１】本発明の第１の実施例装置が組込まれるカメラ
の主要部分の内部構成を示す斜視図である。
の主要部分の内部構成を示す斜視図である。
【図２】図１のカメラの主要部分の電気ブロック図であ
る。
る。
【図３】図１の磁気ヘッド、コイル巻数変換器及び磁気
再生回路の一部の構成を示す回路図である。
再生回路の一部の構成を示す回路図である。
【図４】従来の磁気ヘッド及び磁気再生回路の一部の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【図５】本発明の第１の実施例装置が組込まれるカメラ
の動作を示すフロ−チャ−トである。
の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図６】図５のステップ３における詳細な動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
ロ−チャ−トである。
【図７】図６にて説明したフィルム給送速度検出方式と
は異なる他の検出方式について説明するための斜視図で
ある。
は異なる他の検出方式について説明するための斜視図で
ある。
【図８】本発明の第２の実施例におけるの磁気ヘッド、
コイル巻数変換器及び磁気再生回路の一部の構成を示す
回路図である。
コイル巻数変換器及び磁気再生回路の一部の構成を示す
回路図である。
１ フォトリフレクタ ２ フィルム給送モ−タ ８ 制御回路 １０ フィルム給送回路 １２ 磁気記録回路 １３ 磁気再生回路 １６ コイル巻数切換器 Ｆ 磁気記憶部付のフィルム Ｈ 磁気ヘッド Ｌ１’，Ｌ２’ コイル Ｓ１〜Ｓ３ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 フィルムに備わった磁気記憶部より情報
の再生を行う磁気ヘッドを備えたカメラの磁気再生装置
において、前記磁気ヘッドの再生コイルの巻数を切換え
る為の巻数切換手段と、カメラに備わった給送速度検出
手段により検出されるフィルム給送速度に応じて、前記
巻数切換手段の切換え制御を行う制御手段とを設けたこ
とを特徴とするカメラの磁気再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21038991A JPH0580404A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | カメラの磁気再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21038991A JPH0580404A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | カメラの磁気再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580404A true JPH0580404A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=16588527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21038991A Pending JPH0580404A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | カメラの磁気再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0580404A (ja) |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP21038991A patent/JPH0580404A/ja active Pending
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